群馬の駅からハイキングvol.12:東吾妻町 天狗山の名で知られる芦鞍山     Mount Ashikura in Higashiagatsuma, Gunma

Tuesday, January 16, 2018
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心理学上では、寒さと心の寂しさや孤独感は関係性があるらしいが、今年の冬は一段と寒いと感じるのは私が孤独だからかな?  
寒い、寒い、寒い~! でも、この日は寒気が少し緩んで暖かかった。 174.png
運動不足と、孤独感の解消のために、思い切って部屋から飛び出した。
こんな小春日のおだやかな日は~♪ ぶらりと駅からハイキングをしよう。 169.png

以前から群馬の駅からハイキングの候補としてリストアップしていた芦鞍山は、
群馬県東吾妻町にある鋭鋒で、低山ながらそこそこ展望も良い。  177.png  



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車社会の群馬県において、駅から行けるハイキングエリアは限定される。
そんな沿線の中で、今回はJR吾妻線の岩島駅(無人駅でSuicaなどのICカードは利用不可)が起点となる。
吾妻線沿線には手頃なトレイルが多く、過去には、小野子山岩櫃山嵩山(たけやま) 、王城山(下記リンク参照)などのトレイルを歩いている。
 

マイカー利用の場合は、登山口近くにある “道の駅あがつま峡:天狗の湯” (下記リンク参照)をターゲットすると良い。


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岩島駅で下車したのは私だけ、う~ん・・孤独だ! 134.png
そんな私が駅の改札を出ると、芦鞍山が “早く登っておいで” と言うかのように(気のせい?)そびえていた。 

芦倉山も、周囲の山々もセピア色した冬の趣である。



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国道145号線を横断して県道(375号)を行く。
吾妻川を渡ったら右折し2kmほど西へ歩けば、左側に登山口の上郷諏訪神社がある。

途中、八ッ場ダム工事で付け替えられた吾妻線の八ッ場トンネル入り口が見える。
そうである、吾妻線はまさに芦鞍山の下を横断しているのだ。

また、散歩中のおばちゃんとすれ違い言葉を交わす。 
何気ない会話に心がほっこり温かくなる・・そういえばこの1週間は誰とも言葉を交わしていなかったな~ 110.png
おばちゃんの話では、芦鞍山は地元の人には天狗山という名で親しまれているようだ。



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東吾妻町には諏訪神社が他にいくつかあるので、上郷諏訪神社として覚えておこう。
県道の入口に上郷農園の白い看板があるので良い目印となる。

境内には天然記念物に指定されている推定樹齢300年(樹高18m)のケヤキの巨木がある。



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神社の右手に2つのトレイルがあるが、どちらから行っても同じ路に出る。
左の電気柵を越えて行く方が近道である。
電気柵のスプリングワイヤーを外して柵をくぐる。 149.png

ちなみに、右のトレイルも途中で電気柵があり、鉄塔を経由する回り道ルートである。



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神社の先は意外と広い路で、あたりはマツの木が多く、たくさんのマツボックリが落ちていた。
ひと登りすると、右側が開けた広場になっている。
ヤマサクラの木がある “西どや” という場所のようだが・・どやろうか?  ヾ(o≧∀≦o)ノ゙キャー! オヤジ! オヤジ!  136.png



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西どやから少し登ると、また植林帯となり、尾根の末端に “コウモリ穴” の新しい手作り標識がある。
“コウモリ穴” って、普通に考えれば、コウモリの生息する穴・・ってことだろうか?

当初は植林地の中に続いている巻き路で行く予定だったが、この穴が気になり尾根ルートへ進む。



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尾根に取り付き、すぐに現れる岩塊を左から巻くが、すぐに尾根は岩場となり直登は難しくなる。
左の斜面を登って芦鞍山の北西尾根に登り上げる・・のが正解ルートのようだ。 165.png

しかし、どうにもコウモリ穴が気になる私は、意図的に尾根から外れて岩場の基部をたどって右へ進んだ。



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薄暗いスギ林の中を獣路のような薄いトレースを追っていく。
左側は、いかにもコウモリが棲んでいそうな岩場が続く。
さすがにコウモリは見なかったが、キーキーと甲高い鳥の声がして、ちょっと不気味だ。 140.png
やがて、ハングした岩場で行き詰まる。 153.png



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かまわず、ハングした岩場の右端からリッジに登り上げてみた。
リッジの先は、足場の悪い崖であるが、弱点を探って何とか尾根に上がれそうだ。



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右側は切れ落ちた沢で、大量の水の流れは無さそうだが、薄っすらと氷が張っている。 150.png



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岩場と崖の間に活路を見いだし、沢の右岸(下流を向いて右側)よりの岩場に生える立木をホールドにして何とか尾根に這い上がる。 144.png
やれやれ、コウモリ穴に騙されて、思わぬ悪場クライミングとなってしまった。 
良い子は決して真似をしないようにね。 105.png

にしても、コウモリ穴って本当にあるのかな?
私設の標識のようだが、設置した人に聞いてみたいものだ。 118.png



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岩場を登り上げて芦鞍山の北西尾根に合流すると、赤テープなどの目印が出てくる。
足元にドングリの実がたくさん落ちている斜面を、息をきらせながら淡々と登る。
急勾配で、踏まれていないのでとても滑り易い。 



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一汗かいて芦鞍山の西尾根に合流する。
そして、最後の登り、この藪尾根のてっぺんが芦鞍山のピークである。



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芦鞍山(895m)の狭い山頂には似つかわしくない大きな祠が、コンクリートのしっかりしたファンデーションの上に設置させている。
片隅に小さな祠があるくらいなら風情があるってもんだが、このピークに、この祠は大きすぎやしませんか!? 115.png
ってなことは、よそ者の勝手な感想だが・・  102.png



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山頂からまず目に着くのは、登ってきた登山口(北側)の町並みと対岸にそびえる吾嬬山や薬師岳などの山々である。 177.png



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北西方向には雪山が見える。



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ズームしてみれば、草津方面から白砂山などの県境の山々のようだ。 177.png



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そして、東側の木立の間には榛名山。 
西側はマツの木が邪魔してクリアではないが、雪化粧した浅間山も見える。 177.png



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山頂の東側につけられた顕著な踏み跡は、東峰への踏み跡のようだ。
空身で東峰を往復するが、岩場混じりのヤセ尾根なので要注意だ。

東峰には小さな石祠が置かれてあった。
そうそう、このくらいなら許せるな~。 106.png  
でも、東峰自体は、北側の景色しか見えないピークだし、わざわざ来なくていいかも。 120.png



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さて、芦鞍山へ戻って、下山にかかろう。
山頂から西尾根を登ってきた北西尾根分岐まで降り、そこから左(直進)の南西尾根を降りる。

おや、色が白くなっているがウチワタケかな?
他のキノコが姿を消してしまう冬でも、サルノコシカケ科のキノコはよく見かけるね。



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南西尾根は、右側がヒノキなどの植林と左側の自然林とを分けている尾根である。
読図では、このまま両者の植生ラインを下降した方がショートカットなのだが・・



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丁寧に巻き路(一般路)の標識 “尾根登り→” が付けられていたので、巻き路ルートをたどってみることにする。



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標識に従って自然林の明るい山腹をトラバースすれば、ケヤキ?の大木が何本も生えている。
そして、再び現れた “尾根登り←” の標識に従ってヒノキ林を降る。



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ヒノキ林の先で、落ち葉で埋め尽くされた凹状の窪地に出るので、トレイルと思われる形跡を追って降って行く。



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すぐに涸れ沢が現れるので、そこをトラバースすれば道幅のあるトレイルとなる。
この巻き路は、植林帯と自然林を繰り返しながら山腹を巻いている。



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やがて、涸れ沢に架かる錆びた鉄パイプの橋がある。
その上流には氷瀑が見えるが、もしかして、往路の岩場から見えていた氷瀑かな?



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手すりが壊れた橋を恐る恐る渡る。 149.png

20年前のガイド本には “鉄パイプの細いがしっかりした橋” と書かれているが、
歳月がたった今では、次に大雪か土砂崩れでもあれば崩壊してしまいそうな何とも心もとない橋と表現したい。



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そして、橋の先には大きな倒木が横たわっている。
錆びた橋といい、倒木といい、廃道マニア(私?)が喜びそうなデンジャラス感が漂っている。 105.png



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やがて植林地に入り、マツの倒木の根元に十二様の小さな祠を見て、コウモリ穴の標識のある尾根分岐に合流する。
その後は、西どや、上郷諏訪神社と戻り、県道を横断して道の駅に隣接する天狗の湯に寄り道する。



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道の駅あがつま峡(天狗の湯)から見た天狗山。 
そうだね、ここでは芦鞍山ではなく天狗山と呼びたいね。 124.png



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天狗の湯からは、県道ではなく吾妻川の右岸の道を歩き、吾妻線の高架下を通り集落を抜ける。
大沢集落の集会所のある三叉路に突き当たったら左に曲がり吾妻川を渡り国道145号線へ出る。

国道は交通量が多いが、歩道が設けてあるので安全に歩ける。
岩島駅へは国道を15分くらい歩けば着く。

橋の上から見た、氷の張った吾妻渓谷と付け替えられた吾妻線の高架橋。 177.png



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左岸から支流が吾妻川へ流れ込んでいる。
吾妻渓谷は、寒気の強い年には、これらの支流が凍り付いて氷瀑ができる。

私が初めてアイスクライミングをしたのがこの吾妻渓谷であった。
思い出の多い吾妻渓谷も2020年にはダの底に沈む予定だ。 145.png

上毛かるたで “耶馬渓しのぶ吾妻峡” と詠われている吾妻渓谷であるが、
今年の秋こそは、吾妻渓谷の見納め紅葉ハイキングをしたいと思う。
吾妻渓谷に思い出のある方、哀愁に浸りながら一緒に歩きませんか?


本ルートのマップ は下記のヤマレコのリンクをクリックしてね (^_-)-☆ 

私のこのトレイルへの評価: 3★  中級~上級者向け
距離:約8.5km/ 所要時間:温泉休憩込で約7時間(岩島駅 10:03‐諏訪神社 11:00‐西どや‐コウモリ穴分岐‐芦鞍山 12:30/13:00‐東峰‐芦鞍山‐鉄パイプ橋‐コウモリ穴分岐‐西どや 14:00‐諏訪神社‐天狗の湯 14:30/16:00‐岩島駅16:45)
標高差: 約450m

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# by dream8sue | 2018-01-16 17:15 | 群馬の駅からハイク | Trackback | Comments(0)

箱根 金太郎の里から登る金時山     Mount Kintoki in Fuji-Hakone-Izu National Park

Thursday, January 4, 2018
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金時山は箱根山の外輪山の1座で、富士箱根伊豆国立公園の箱根地区の最北に位置している。
そして、金時山の北の登山口である足柄峠は、金太郎伝説で有名な神奈川県南足柄市と静岡県小山町にまたがる峠である。
私は、2015年の元旦に金時山の北東にある矢倉岳を登った際に南足柄市を訪れているが、今回はその続きとも言える山行である。



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<公共交通の場合>
私は前日に湯河原幕岩でクライミングをした都合で、小田原に前泊し、小田原駅から伊豆箱根鉄道大雄山線で大雄山駅まで行った。
大雄山駅から箱根登山バス(地蔵堂行き)で終点の “地蔵堂” 下車。

関東からは、新宿で小田急小田原線に乗り新松田駅で下車し、そこから地蔵堂行きバスに乗る方法もある。
どちらの駅からもバスの本数が少ないので、事前にバス時刻などを確認しておこう。

また、箱根方面へは新宿駅or東京駅から高速バスが出ているので、
乙女峠や金時登山口などの国道138号線にある各登山口から高速バスを使うのも良いだろう。
私も帰路は、静岡県側の乙女峠バス停へ下り、小田急箱根高速バスを利用した。


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大雄山駅からバスに揺られること約25分、う~ん、3年ぶりの地蔵堂だ!  101.png
金太郎伝説によれば。源頼光(平安時代の武将)の四天王の一人、坂本金時(金太郎)は、この地蔵堂で生まれたとか・・

ここから夕陽の滝までは1度訪れているので、迷うことなく金太郎の里へ向かう。
地蔵堂を正面に見て、左の道を行けば、金太郎生家跡地などのある集落を通って夕日の滝に行ける。

集落の中には、今年もイノシシの皮が干してある。
しかも2015年の時は1枚だったのが、今年は3匹分の皮が干してあった! 150.png



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夕日の滝は、酒匂川の支流内川にかかる落差23mの滝で、金太郎の産湯に使われたとか・・
金太郎伝説は別にしても、垂直に落ちる一筋の流れは実に美しい。



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今年は冷え込みが強いみたいで、滝壺周辺にできたツララが寒々しくもあるが、風情もある。



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夕日の滝の入口(夕日の滝キャンプ場パーキング)からは、3年前に登った矢倉岳(下記リンク参照)が見える。




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トレイルは、夕日の滝の入口から西側の針葉樹林帯へ入って行く。
徐々に南へ戻るように蛇行して、夕日の滝の上流の流れに沿ってまた西へ向かう。

辺りにはヒノキの香りが漂い、なんとも良い気分だ。 110.png
以前、参加した上野村の森林セラピー(下記リング参照)で、ヒノキには神経をリラックスさせる効果があると聞いたことがある。




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ヒノキ林の中を20分ほど歩けば休憩舎が現れ、その少し先でトレイルが左右に分かれる。
左は沢を渡り内川支流の左俣に沿って、金時山の北に位置する丸鉢山へダイレクトに登るトレイルである。
右は一旦足柄峠に出てから丸鉢山へ至るトレイルである。
どちらから行っても時間に大きな差はない。



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私は足柄峠経由で丸鉢山へ行き、そこから金時山へ目指すことにした。
分岐からしばらく支流の右俣に沿って進み、途中から右の尾根に登る。



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徐々に傾斜を増す尾根を30分ほど登れば、車がパーキングしている足柄峠に飛び出す。
足柄峠までは足柄街道と呼ばれる県道が走っているので、車なら足柄峠から1.5kmほど南にある車止めゲートまで入ることができる。
マイカーでここまで乗り入れて金時山を目指すハイカーも多い。



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ゲートからは、未舗装であるが道幅の広いトレイルを南へ向かって歩く。



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林道歩きは面白くないので、林道と並行につけられた左の山林の中の小道に入ってみる。
落葉を踏みしめ、明るい自然林を歩く方が気分は良い。 169.png



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しかし、小道も長くは続かず、すぐに林道に合流し、やがて南に金時山が高くそびえる丸鉢山(猪鼻砦跡)に着く。



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山というより、金時山の北側の取付きと言ったほうがしっくりくる丸鉢山であるが、ここは今回のトレイルで一番の富士山の展望台だった。
やはり箱根から見る富士山は大きいな~! 102.png
金時山の山頂は混雑していることが予想されたので、ここで富士山を見ながらのランチ休憩とする。 180.png



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丸鉢山からは、金時山の北尾根に取り付く。
金時山は山頂付近が急峻でイノシシの鼻のように見えることから、かつては猪鼻嶽(いのはなだけ)などと呼ばれていたらしい。
古い荷上げケーブル?が残る新柴分岐で鳥居をくぐると、いよいよ急登が始まる。



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トレイルのほとんどが、石段と手すりの付いたしっかりしたハシゴ階段である。
過去に滑落事故があったらしく、そのせいなのか、よくあるアルミ製の貧弱なハシゴではなく重厚なスチール製の階段である。



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山頂直下のトレイルからは、右手に富士山の絶景と、矢倉岳がもうあんなに低くなっている。



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階段を息を整えながらゆっくりと登りつめる。
そして、金時山(1212m)の山頂にある2軒の茶屋の間から展望広場に飛び出す。 166.png
西に富士山、南に箱根山の大展望が開ける。  177.png
案の定、山頂はハイカーで賑わっているので、長居は無用である。  135.png



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下山は、右に富士山、左に箱根山を見ながら、なだらかな長尾山を経て乙女峠へと下る南西尾根を行く。
右奥に見えているのは、富士山の南隣に位置する愛護山塊。 私には未知の領域だ。



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山頂からしばらくは、急なザレた尾根をフィックスロープなどを頼りに降る。 140.png



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やがて長尾山へ向かう穏やかな尾根となり、途中に箱根山の展望が開ける場所がある。 177.png
神山と台ヶ岳、噴煙が立ち上っているのが大涌谷で、仙石原の右奥に芦ノ湖が輝いている。



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自然林とササの生えた路を小さなアップダウンを繰り返しながら進む。



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時々振り返ってみれば、木立の間に金時山が見え、山頂に建つ茶屋も分かる。



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そして、山らしくない長尾山を過ぎると、正面に乙女峠の南西に位置する丸岳を見ながらの下降となる。



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急斜面を降りきった所が乙女峠で、廃屋となった乙女茶屋があり、西側に富士山を見る展望台がある。
乙女峠からは、神奈川県側の “乙女口” と、静岡県側の “乙女峠バス停” への2つのルートが左右に分かれている。
私は右(静岡県側)の乙女峠バス停へ下山した。



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乙女峠から針葉樹林の中を1kmほど降れば林道に降り立つ。
林道を左に曲がり5分も行けば、ふじみ茶屋の前の “乙女峠バス停” に着く。



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渋滞で15分遅れて来た小田急箱根高速バスに乗り、新宿駅まで約2時間半の帰路である。
ハイキングで疲れた身体は、バスに乗るやいなや、うとうと浅い眠りについた。 152.png

地蔵堂から足柄峠を経由して金時山までの登りは、そこそこの標高差(約800m)がある。
特に丸鉢山からの金時山北尾根の勾配はきつい。
しかし、山頂から乙女峠までは約2km(バス停まで3km)と短く、標高差も400mほどなので、下山は比較的楽である。

箱根エリアは、観光地として発達したため、都心からの交通の便が良いことも嬉しいね。 165.png 110.png


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私のこのトレイルへの評価: 4★ 初級者向け
距離:約9km / 所要時間:休憩込で約4.5時間(地蔵堂9:30‐夕日の滝‐足柄峠ケート 11:10‐丸鉢山 11:30/11:50‐金時山12:30/12:40‐乙女峠‐乙女峠バス停 14:00)
標高差: 約800m

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# by dream8sue | 2018-01-04 12:59 | 富士箱根伊豆 国立公園 | Trackback | Comments(4)

湯河原町 湯河原幕岩でクライミング     Makuiwa in Yugawara, Ashigarashimo District, Kanagawa

Wednesday, January 3, 2018
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伊豆の湯河原幕岩は、冬に訪れたい暖かな岩場として関東近郊のクライマーに人気が高い。
しかし、意外と冷たい風が吹くことも多いので防寒対策を怠ってはいけない。  116.png

湯河原幕岩には多くのエリアがあるが、立入禁止のエリアもあるので気をつけたい。
幕岩を訪れるのは数十年ぶりという私であるが、昔は登られていたエリアが、現在は登攀禁止になっていたりして、時の流れを感じるな~。 105.png



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<公共交通の場合>
JR東海道線湯河原駅より幕山公園行きのバスで約15分(260円/片道)
幕岩公園行きのバスは本数が少ないので時間確認が必要。
また、湯河原駅より鍛冶屋行きバス(本数も多い)で “森下公園前” バス停で下車、幕山公園まで徒歩約25分。
梅祭りの期間中は幕山公園まで臨時直通バスもあるのでチェックする価値あり。

<マイカーの場合>
車では、真鶴道路から国道135号に出てすぐの吉浜交差点を右折。
道なりに進み東海道線と新幹線のガードをくぐった先の交差点を幕山公園方面へ。



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幕山公園には4000本のウメの木が植えられていて2月~3月は梅祭りで賑わう。
梅はまだ咲いていないが、スイセンやツバキの花が咲いていて気持ちがホッコリする。  178.png
また、足元の枯れ草の中をよく見ればスミレが咲いていたりして、やはり暖かいエリアだと感じる。 110.png



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たくさんあるエリアの中で、特に人気が高いのは幕山の東側に位置する茅ヶ崎ロックである。
その茅ヶ崎ロックは、さらに桃源郷、希望峰と言った岩峰や岩塔のセクションに分かれている。
週末ともなると人気の高いセクションには人だかりができ、人気ルートは常に順番待ちとなる。 140.png



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そのひとつが、桃源郷である。 
その中の、 “ダイアモンドヘッド 5.11c” (左)と “ダイアモンドヒップ 5.11a” (右)は★★の人気ルートだ。

同行者はダイアモンドヒップをオンサイトしたが、そんな高グレードには触ることもできない私・・でも大丈夫!
ダイアモンドヒップの右壁には “シルクロード 5.7” とか “いんちきするな 5.8” などのイージーなルートもある。
幕岩には短いルートが多く、傾斜もないので気軽に取り付けることも人気の理由だろう。



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せっかくだから、いくつかのセクションをハシゴしてみた。
こちらは、桃源郷の上部に位置するアリババの岩場である。



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岩場の名前になっている “アリババ 5.10b” に果敢にトライする同行者。 166.png



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アリババの岩場の右横に位置するシンデレラフェイス。
“シンデレラ 5.7” は長いフェイスを登る★★ルートで、楽しい。 169.png 



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そして、シンデレラフェイスからさらに右上段へフィックスロープを使って登り上げた所が、ガリバーの岩場。



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とりあえず1本登っておこう。
左端の “あかずきんちゃん 5.9” を登る。

陽射しがあればポカポカであるが、陽が陰ると急に冷え込む。
湯河原駅行きの最終バス16:10に乗るために15:30には撤収したが、冷えてくるので調度よい感じだ。
東面なので、午前中の早い時間から登り、午後は早めに切り上げる方が良いかもしれない。 165.png


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# by dream8sue | 2018-01-03 22:00 | Rock Climbing | Trackback | Comments(0)

群馬の駅からハイク vol.11 : 太田市 茶臼山を越えて八王子丘陵を西から東へ歩く     Mount Chausu in Ōta, Gunma

Saturday, December 30, 2017
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世の中は師走で何かと忙しいようだが、家族のいない私には年末も正月も関係ない。 
いつも通りの日常があるだけだ。 114.png

そんな中、低山ながら展望の良さに定評のある茶臼山と、その東に伸びる八王子丘陵を歩いてきた。
八王子丘陵は、群馬県桐生市、みどり市、太田市にまたがる300mに満たない小さなピークが連続する丘陵地帯で、
市街地にも近く、お散歩ルートがたくさん入り組んでいる。

籾山峠を境に茶臼山エリアと唐沢山エリアの2つに分かれているが、健脚ハイカーなら両者を繋げて歩くことも十分可能である。

そして、久しぶりの 群馬の駅からハイキング ができるルートでもある。
今回の起点駅は東武鉄道桐生線の阿左美駅(あざみえき)で、下山後は治良門橋駅(じろえんばしえき)まで歩く。



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普段は乗る機会の無い東武鉄道で伊勢崎、太田と乗り継いで阿左美駅に降り立ったのは朝の8時であった。

それほど遠くに来た訳ではないのに、車窓から見える丘陵の穏やかな山容は、いつも行く西上州の険しい山とは違っていた。
そのことが、どこか遠くに来てしまったような不思議なアウェイ感を私にもたらす。

まずは、茶臼山の西に位置する荒神山へ登る。
阿左美駅の敷地から地下路を降り右へ進み、笠懸東小学校の東へ回り込めば荒神山登山口がある。



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穏やかで静かな雑木林の中を、よく踏まれたトレイルに導かれながら登っていく。
左に “カタクリ群生地” の案内板を見る頃には、ほぼ丘陵の尾根に登り上げている。



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阿左美駅からゆっくり歩いて40分くらいで荒神山のピークに着く。
ピークには、ピクニックテーブルなどが置かれていて快適に休憩できる。 181.png

ちなみに、荒神山は群馬県みどり市に属し、荒神山から東へ続く尾根は太田市(南側)と桐生市(北側)を分ける郡界尾根となる。 



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荒神山から東へ進み雑木林をぬけると、突然現れるソーラー発電装置のフェンス沿いを歩くことになる。
ソーラー発電って昔からあるけど、最近の電力自由化に伴って、また見直されているようだね。 174.png



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再び雑木林に入りアップダウンを繰り返す。



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雑木林の林床は、おおむね笹に覆われているが、そんな中でもこの赤い実と青い実だけは目に留まる。
赤い実はヤブコウジ(十両ともいう)、青い実はジャノヒゲ(リュウノヒゲともいう)で、どちらもこの時期によく見かけるが、私はまだ花を見たことがない。



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やがて、242mピーク(寺ノ入山)を過ぎ、右側(南側)へ三本松コースのトレイルを分ける。



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かまわず尾根コースを直進して行けば、やがてベンチが置かれた十字路(姥沢ノ頭)に着く。
茶臼山へは、ここから左(北)へ、往復30分ほどである。

ちなみに南側(薮塚側)へ下るトレイルが、東毛青少年自然の家方面へ行く立石コースである。



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北へ少し降った鞍部で一木口からの路を合わせ、登り返せば茶臼山である。



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茶臼山(294m)のピークはパラボラアンテナの電波塔などに占領されているが、広い山頂を一周すればなかなかの展望が得られるだろう。



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特に北側にそびえる赤城山の眺望が素晴らしい。 177.png
残念ながら、この日の赤城山は冬型の気圧配置の影響で雲にすっぽり覆われていた。
おまけに上州名物の赤城おろしの強風が吹きまくっていて寒い!  ヒィィ((ll゚゚Д゚゚ll))ィィ!!! 

電波塔の南側に回って風除けしながら休憩。 風さえ無ければポカポカ陽気だ。 180.png 174.png
風の音に混じって電車や車の走る音が聞こえてくる。
ここには命の危険を感じる要素は一切ない。 ここは日常の延長だ。



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茶臼山から郡境尾根に戻って、ひと登りすれば古井戸跡(今は水は出ていないただの小さな穴)の分岐に着く。
古井戸跡から奥に入った場所が金山城(下記リンク参照)の北の砦跡らしい。 (地図では八王子山となっている)




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八王子山を過ぎると、郡境尾根はやや南へ角度を変える。
不整合コースの分岐を右に見送り、庚申塔の立つ鞍部(姥沢峠)に来たら右へ行く。
直進の上り坂は、水道山へのトレイルである。

ちなみに、ここは北側(桐生側)の宝珠院口や姥沢口(廃道に近い)への分岐点でもある。



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姥沢峠の先で薮塚方面へ降る尾根コースの分岐を右に分け、少し行くと視界の開けた275mピーク(根元山)がある。
秩父、西上州の山々、浅間山から榛名山が一望できる。 177.png 177.png
いつもは西上州から東を見ることが多いので、逆に東から西毛地区を見るのは何だか新鮮。 ワ━(〃゚∀゚〃)━オッ♪



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そして、さらに南へ進み、右に石尊コースを分け、急な斜面をひと下りすれば籾山峠である。
フェンスで閉鎖された舗装道路(旧道)の一段下には県道が走り籾山峠の道路標識がある。

ここでハイキングの前半部分が終わったことになる。
目の前には菅塩峠から唐沢山へ連なる八王子丘陵の尾根が見えている。



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問題は、県道で分断されたこの先のトレイルの取付き探しである。
下手に地図が読めると、強引に県道に降りて藪を漕いで尾根の末端から取り付きたくなるが、ここは急がば廻れである。

フェンス脇から旧道を右へ進めば、自ずと県道(籾山峠の道路標識から100mほど南)に出る。
そして、県道を挟んだ反対側に八王子丘陵へのトレイルが続いている。

さあ、ここからハイキング第2部の始まりだ。  GO!!GO!!ヾ(>∇<*)o!!



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ひと登りで赤い小屋が現れる。 振り返れば歩いてきた八王子山のシルエット。



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そして登り上げた尾根(245m)からは、東側にゴルフ場を見下ろすように天王山が木立の間から見える。



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さらにアップダウンしながら進むと、八王子山公園墓地へ下る分岐を右に分ける。
太田市のハイキングマップにはこの辺りを高尾山と記してある。
八王子に高尾山とは、ますます奥多摩のそれと紛らわしい名前だ。 102.png



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その後も、加茂沢峠なる鞍部へ降り、登り返して日向山と書かれた手作り山名板のあるピークに登る。



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また降って、また登り返す。
それにしても同じような風景が続き、いささか単調で飽きてきた。 141.png



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そして、また降った鞍部が菅塩峠である。 
右(南)に菅塩沼方面へのトレイルが分かれている。

ここからさらに東へ伸びる尾根に取り付くが、意外と複雑な地形になっているんだな~と思う。
また、高低差は小さいが、何度も繰り返されるアップダウンが、ジワジワと体力を吸い取っていく。 148.png



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似たような景色の中、若干ではあるが常緑樹が増えてきたように思う。



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菅塩峠から10分程の登りで、判然としない236mピーク(高壺山)に着く。
その先で、北金井キャンプ場や太田市北部運動公園へ行く分岐を右に見送り、唐沢山を目指す。



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太田市北部運動公園への分岐から、ひと登りで、立派な休憩舎の建つ唐沢山に到着。
“ふぅ~結構長かったな・・” でも、実はここからが大変であった。 140.png



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ハイキングコースは、少し戻って太田市北部運動公園への分岐から、唐沢山の南側を大きく迂回しているのだが、
地図読みでは、そのまま東の尾根を降りたほうが絶対的に近い。

ということで、踏み跡の消えた尾根から、やや左の沢筋へ強引に下降すれば、
たいした藪漕ぎも無く、現在(2017年12月)工事中の林道に降り立った。



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さて、こういった林道で寸断されたトレイルは、意外とジョイント部分を探すのが厄介だったりする。
大体は道標があるので大丈夫だが、前記した通り、意外と複雑に入り組んだ地形と、新たに作られたハイキングトレイルとの位置関係を把握するのに苦戦する。 131.png



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一旦、林道に出たら南東方向へ進み、水の流れている沢を二俣の所で渡り、左の沢沿いのトレイルに入る。
沢の分岐に “太田北部運動公園まで3.5km” の道標がある。



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沢筋から尾根を越えて、また隣の沢筋のトレイルへと、地形を縫うように進む。



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退屈な風景の中、ふと見ると、ツル植物が巻き付いた木の樹皮がとても綺麗な模様であることに気づく。 177.png



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やがて、ハイキングトレイルにありがちな、このタイプの階段状の急なアップダウンとなる。



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最後の急な下降をこなすと、ヤブランと思われる植物がたくさん生えている明るい雑木林となる。 178.png



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雑木林の中には、東の吉沢町方向へ流れる沢があり、その沢を渡り、シダ植物の生えるスギ林の中を通って集落へ出る。



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集落に出た所が、八王子丘陵ハイキングコース入口(唐沢山登山口)である。
太田市北部運動公園へ誘導する道標があるが、それらは無視して治良門橋駅へ向かう。

治良門橋駅へは、集落の中を流れる下水路に沿って、ひたすら南西へ歩くのが最短ルート(約4km)である。
時々、下水路の悪臭が鼻をつくが、それも県道39号(東国文化歴史街道)に合流するまでの辛抱だ。
道端に立つ地蔵や道祖神が昔の街道の面影を残す。 102.png



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おや、早くもホトケノザが咲いているではないか! 178.png



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県道は交通量が多いが、歩道が付いているので安全に歩ける。
北関東自動車道の高架下をくぐり、東武鉄道の踏切を渡って右へ曲がれば治良門橋駅である。

八王子丘陵は、危険個所は無く、道標も整備されているので、子供から老人まで、犬や猫も楽しめるだろう。
しかし、とにかく たくさんのトレイルがあるので分岐が多い。
その分岐に惑わされてしまうので、事前にしっかりとプランをたてて自分の歩くルートと、他のトレイルの位置関係を把握しておきたい。
他のトレイル情報として、太田市が発行しているハイキングマップ(下記リンク参照)なども役にたつだろう。


個人的には、淡々とただ歩くだけのこのタイプのトレイルは苦手だ。
私のハイキングはエクササイズのために歩くのではなく、そこに非日常を求めて歩いているから。
やっぱり西上州の方が好きかな~


本ルートのマップ は下記のヤマレコのリンクをクリックしてね (^_-)-☆ 

私のこのトレイルへの評価: 3★ 初級~中級者向け
距離:約14km / 所要時間:休憩込で約8時間(阿左美駅 8:00‐荒神山 8:40/8:50‐茶臼山10:00/10:20‐籾山峠 11:30‐菅塩峠13:00‐唐沢山 13:30‐治良門橋駅 15:50)
標高差: 約230m (アップダウンが多く累計標高差は倍以上ある)

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# by dream8sue | 2017-12-30 02:08 | 群馬の駅からハイク | Trackback | Comments(2)

奥武蔵の岩場訪問 阿寺の岩場     Rock Climbing at Adera in Hannō, Saitama

Sunday, December 24, 2017
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前日に埼玉県飯能市東吾野の平戸の岩場を訪ねた私たちは、同じ東吾野にある阿寺の岩場にも寄ってみた。
平戸の岩場と同様、地元の大野文雄氏によって開拓、管理されているプライベートロックである。
よって、一般公開(2013年公開)されてはいるものの、使用に際しては細かな利用規定があるので、よく確認して使わせていただこう。



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<マイカーの場合>
埼玉県飯能市から国道299号で秩父方面へ向かう。
西武池袋線の東吾野駅近くの信号 “医療介護センター” を過ぎ、200m先の自動販売機のある三叉路を右折する。
すぐに左カーブして川に沿って上流へ3kmほど走れば、大きく右カーブする所に簡易トイレと“阿寺の岩場”の標識がある。
標識の前に10台くらい駐車可能なパーキングスペースがある。(500円/1日)

<公共交通の場合>
西武池袋線の東吾野駅下車。
東吾野駅から同上のルートを緩やかな登りで3kmくらい、1時間弱ほどの歩きとなる。



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標識から砂利道の林道を5分ほど歩けば左手に阿寺の岩場が見えてくる。
左の脇道を降れば岩場の基部に着く。
また、パーキング下の簡易トイレから沢を渡って、樹林帯を登っても行ける。



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よく整備された岩場は、ピクニックテーブルもあり、まさにゲレンデという雰囲気造りがされている。
掲示板には、岩場の利用規定や使用料の支払い方法なども書いてあるので、初めての人は必ず目を通しておこう。

阿寺の岩場は、高さ30m、幅50mくらいで、5.7~5.9の易しいグレードのルートが多いので、入門者や初級者の練習に最適である。
また、脆い岩も多く、 “ヘルメット着用義務” がルールとなっている。



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左端にある “どんこちゃんスラブ” には、
“登ってみんしゃい右 5.8” と “登ってみんしゃい左 5.7” の2本のルートがある。
傾斜はゆるいが、鏡のようにみがかれたスラブは大変滑り易い。  144.png



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壁のほぼ中央にある “大野カンテ 5.6” は高さもあり入門にはお手頃のルートだ。
大野カンテを境にして、左面の様子。



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右面は、 “フェイスメーカー 10b/c” などのある垂壁と、
“エビフライエフェクト 5.9” などのハングしたフェイスからなる。



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右面の垂壁と、ハング帯を分ける “北山カンテ 5.9” は、私的にはこのエリアでの一番のお勧めルートだ。 165.png



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岩場の右端に沢が流れているので、水場には困らない。が、その反面、
地面が濡れていたり、下部の岩からも染み出しがあるのでロープが濡れないように気を使わなくてはならない。



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また、メインの岩場の他にも、簡易トイレの対岸にも小さな岩場がある。

2日続けて阿寺の岩場で遊んだが、とりわけ日曜日の混雑には閉口した。 140.png
奥武蔵には、その混雑ぶりで悪名高き日和田山の女岩&男岩があるが、
早くも、阿寺の岩場も同類の激混み岩場となるのだろうか。

また、初級者が多いせいか、見ていてハラハラするような危険なロープワークも見られた。 153.png
しっかりしたリーダー、経験者の同行が求められる。 


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# by dream8sue | 2017-12-24 23:59 | Rock Climbing | Trackback | Comments(0)

奥武蔵の岩場訪問 平戸の岩場     Rock Climbing at Hirato in Hannō, Saitama 

Saturday, December 23, 2017
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山々が雪に覆われるこの時季は、低山ハイキングも場所の選定に頭を悩ます。 131.png
温暖な伊豆や房総を中心に歩きたいが、遠方なのでそうそう頻繁には出かけられない。
少しでも運動不足を補うために、クライミングエリアに出向いてみた。

今回は奥武蔵(飯能市東吾野)にある平戸の岩場である。
地元の大野文雄氏が管理するプライベートロックなので、事前の申請が必要。
利用規定の詳細は下記リンク参照のこと。




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<マイカーの場合>
埼玉県飯能市から国道299号で秩父方面へ向かう。
西武池袋線の東吾野駅近くの信号 “医療介護センター” を左折する。
線路を横断し、平戸集落を南に走り、最初の三叉路(コーナーに床屋あり)を右折する。
小学校を左手に見たら、道は山道となるので0.3kmほど走る。
未舗装の林道が左から合流しているヘアピンカーブに2台くらいパーキング可能。

岩場は、ヘアピンカーブの谷側の林道を降ればすぐである。
この林道を下りきった所が東吾野駅なので、駅から歩いても5分くらいで着く。
走ってきた道のガードレールの下に隠れるように存在する小さな岩場で、陽の当らない樹林の中なので寒い。 143.png



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岩質はチャートで、高さ10m、幅20mくらいに5.7~5.9くらいまで約10本のルートがある。
右面の様子。



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岩が脆いのですべてトップロープとなっている。 左面の様子。



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中央の5.7 のルートを触ってみたが、やはり汚い。 131.png
新人のロープワークや救助訓練などの講習会向けだね。
アイゼントレーニングも可能ということなので、アルパインを目指すクライマーが気がねなく練習ができるのは嬉しいだろう。

また、同じく大野氏が管理する阿寺の岩場(下記リンク参照)が近くにあるので、併せて訪れることも可能だ。

 


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# by dream8sue | 2017-12-23 18:33 | Rock Climbing | Trackback | Comments(0)

富津市 鋸山南壁でクライミング     Rock Climbing at Nokogiri-South face in Futtsu, Chiba

Friday, December 15, 2017
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寒いのが苦手な私は、冬になると極端に運動量が減る。
何とか温かな場所でハイキングやクライミングができないものかと頭を悩ませる時期である。
定番の伊豆のクライミングとも思ったのだが、今回は南房総のローカルクライマーご用達の岩場、鋸山南壁に行ってきた。



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ここは有料道路(1000円/ 16:30でゲートが閉まる)からしかアクセスできない私有地で、
黙認ということで使わせてもらっているらしいので、極めてプライベートなゲレンデである。

よって、アクセスの詳細は控えることにする。
間違っても、料金所のおじさんに “岩場はどこですか?” なんて尋ねないでね。
O(*≧д≦)oナイショヨ!!  

写真は、有料道路(車のみ通行可で、バイクも歩行者も不可)の途中から見た南壁。



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有料道路の路肩パーキングエリアから5分で岩場に到着。
石切り場跡の広~い敷地からは、広~い太平洋が見える。



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オーシャンビューが素敵!   ヾ(o≧∀≦o)ノ゙♪♪♪
海無し県民は海を見ただけでテンションが高くなる。 102.png



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南壁は、石切り場跡の岩場で、岩質は砂岩なので、クライミングはすべてトップロープで行う。
浮島ロックガーデン、林間フェイス、スミレのフェイスなどのいくつかのセクションに分かれている。



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こちらは、崩壊でクライミング禁止のエリア。



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フラワーロックガーデンは高さがあり、看板ルートの “フラワーライン 12b” は35mもあるクラック。
ォォォオオ(・д・oノ)ノ!! 

当然、こんな大物には触ることなく、下から口を開けて見上げただけ。 105.png



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新参者は、まずこちらのスミレのフェイスから。
フェイスの右側から回り込んで、フィックスロープのかかる易しい岩場を登ればトップロープをセットできる。

右端の “大房岬 5.6” は人口の穴が掘ってあるので、インドアクライミング感覚で登れる。
中央フレークを使う、 “ハルナ 5.7”  などで砂岩の様子をうかがう。



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スミレのフェイスと左の林間フェイスを分けるカンテは、 “ギャングエイジ 10a” で中間部の処理が難しい。



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カンテのすぐ左の湿ったコーナーは、 “宇宙の旅 5.8” だが、上部のダブルクラックに行くまでが難しい。



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そして、林間フェイスの左のコーナーが、 “海辺のパラダイス 5.10b” である。
見栄えもするし、名前もラブリーだが、一番砂っぽくて目に砂が入ったりして不快だった。
中間部に掘ってある穴の位置が微妙で、ムーブが分からなかった。

これが砂岩ではなく、花崗岩だったらな~と思ってしまう。
足元には小さな花が咲き、午後からはスミレのフェイスにも陽があたり、暖かくクライミングができた。 174.png

最後に、この岩場をボランティアで整備してくださっている のこぎりクラブの地元クライマーの方々に感謝いたします。

この岩場の使用に関しては、いくつかの注意事項があるので、興味のある方は下段のコメント欄に連絡ください。
折り返し のこぎりクラブの連絡先をお知らせします。


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# by dream8sue | 2017-12-15 19:09 | Rock Climbing | Trackback | Comments(0)

南房総市 富山の西尾根から伊予ヶ岳を歩く     Mount Tomisan to Iyogatake in Minamibōsō, Chiba

Thursday, December 14, 2017
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寒さが苦手な私は、冬になると温暖な房総半島へ時々ハイキングにやってくる。
今回は、千葉県では数少ない鋭い岩峰の伊予ヶ岳と、里見八犬伝ゆかりの富山という、比較的ハイカーに人気の高い2つの山を歩いた。



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JR内房線の岩井駅が起点となる。

私は、電車の乗り換えでミスをしてしまって岩井駅到着が予定よりも1時間遅れてしまった。 105.png
当初は、岩井駅から市営バスで伊予ヶ岳登山口へ向かい、伊予ヶ岳から富山へ歩く予定であったが、
次のバスまで待ち時間が長いので、逆コースに変更して、駅から富山へ即行で歩き出した。

また、南房総市営路線バス富山線トミー(トミー号)は、フリー乗車方式を採用している循環バスであるが、
予約無しでも定期運転の時刻に乗れるバス停と、電話予約しないと乗れないバス停がある(セミデマンド方式)ので、
乗車ルールをあらかじめ知っておく必要がある。




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岩井駅から国道を南に進み、最初の信号を左に曲がり(県道258号線)東へ進む。
前方に双耳峰の富山を見ながらしばらく歩けば、左に県道184号線の分岐を分ける。
さらに東へ進み、富津館山道路の高架下を過ぎて、伏姫籠穴の案内板がある三叉路を左折する。

なお、一般的には、伏姫籠穴方面には曲がらず、この先の福満寺の山門前から富山へ向かうコースの方が危険個所も無くファミリー向けのようだ。 165.png



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左折して間もなく富山小・中学校の立派な校舎に突き当たるので、右へ進み、山間部へ入って行く。

ちなみに、ハイキングとは関係ないけれど、この学校は、保育園・幼稚園、小学校、中学校の一貫教育施設(富山学園)で、
0歳から15歳までの子どもたちが同じ敷地内で保育・教育を受けることができるらしい。
少子化に伴う統廃合の産物なのだろうが、なかなか面白い試みだね。



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山間部の林道に入ると、トレイル脇の畑にはスイセンが満開で、いかにも南房総の雰囲気が漂う。 169.png 178.png



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右側に小川を見ながら舗装道路の林道を10分も歩けば伏姫籠穴の山門に着く。



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山門をくぐり、階段状のトレイルを登れば、伏姫籠穴がある。
・・って、、そもそも伏姫籠穴って何? って話だが・・

江戸時代の戯作者、滝沢馬琴の南総里見八犬伝の中の伏姫と愛犬が暮らしたとされる洞窟らしい。
・・って、架空の物語なのに洞窟があるっておかしくない?  102.png  
まあ、夢があっていいけどね~

それにしても、ただの洞窟に敷石までして、変な球まで置いて、近くに舞台まで作って観光化してしまうところが凄い!



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伏姫籠穴周辺には水の染み出しがあるらしく、緑も豊かである。
季節外れのスミレが咲いていたり、光沢のある葉が特徴的なツワブキも咲いていた。 179.png



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さて、富山へは、伏姫籠穴の山門へ戻り、林道を歩き富山北峰と南峰の中間部に出るのが普通だが、
舗装道路を歩くのが嫌いな私は、伏姫籠穴から藪をかき分けて、富山北峰から西に伸びている尾根に上がることにした。

伏姫籠穴から北側の薮に進み、ひと登りで西尾根には出られる、が、藪だ!  149.png
西尾根は、アップダウンはあるが大したことはない。
しかし、尾根と言っても藪尾根なので展望も良くない。 けっしてお勧めはしない・・ 119.png



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足元には、八犬伝の8個の玉のような美しい青い玉が・・ジャノヒゲ(リュウノヒゲとも)の実だね。



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北峰近くになると、岩尾根になり、所々にフックスロープが張られている。



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最後は木登りして外壁を乗り越え、富山北峰(350m)の展望台に出る。
富山北峰は、整備された公園で、ピクニックテーブルもあるので休憩するなら南峰よりも北峰の方が良い。 180.png



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展望台に登れば、目の前に南峰が望める。



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東京湾から大島、富士山などの眺望が素晴らしい。



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房総の山々?というより丘陵地帯もよく見える。



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さて、せっかくだから南峰にも寄って行こう。
北峰から南へ向かうと、左から舗装された林道が合流する分岐があり、簡易公衆トイレが置かれている。
ここは直進して、初めて見るボタンスギの巨木の前を通り、さらに南に進めば・・



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伏姫籠窟からのトレイルが右側から合流する。



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さらに直進して少し行けば、壊れかけた観音堂がある南峰に着く。
観音堂の左前方の高みには鉄塔と東屋が建っているが、展望は良くない。



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富山周辺ではたくさんの植物がみられる。
南峰では、このマメヅタが石祠や石仏を覆いつくしていた。、



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南峰から公衆トイレのある分岐に戻り、道標に従って伊予ヶ岳方向へ進む。
スギ林の暗い林道を降って行くと、路端にフユイチゴがたくさん実っていた。 111.png



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他にも、ハナミョウガというミョウガに似た植物が赤い実を付けていた。



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スギの木に巻きついて茂っているツル植物の群生が凄い! 150.png
ツル植物が多いのは、やはり温暖な気候と多雨の影響なのだろうか。



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しかも、この様な赤い実を付けていた。
暖地に生えるというフウトウカズラのようだ。
ツルゴショウの別名があるくらい葉や果実がコショウに似ているらしが、コショウの木を見たことが無いので分からない。 104.png 



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林道を降りきると、果樹園の路を抜けて集落に出る。
そこには、次に登る伊予ヶ岳が姿を現す。 でも・・まだだいぶ遠いな~  153.png



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さて、ここからは約3kmの里歩きとなる。
厄介な集落内の分岐には、要所要所に道標があるので、さほど迷うことは無いだろう。



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美味しそうなミカンが実る果樹園を横目に見ながら、吉沢集落を歩く。
やがて、近くに公衆トイレのある沢又集落に入ると、県道と思われる道路を横切る。
伊予ヶ岳の登山口である県道89号線かと喜ぶが・・違っていた。 141.png



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沢又集落から、さらに真門集落、谷(やち)集落と歩くと、眼前に伊予ヶ岳が迫ってくる。



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すろと突然、県道89号線に出る。
ここを左に行けば六地蔵登山口で、伊予ヶ岳に近かったのだが・・
道標の案内につられて、天神郷登山口(こちらの方がメジャーな登山口)へ右折してしまった。 失敗!  143.png


六地蔵登山口から伊予ヶ岳に登って、天神郷へ下れば、天神郷登山口から往復するより距離も時間も半分くらいだったのに・・
帰りのバスの時間を気にし過ぎて冷静な判断ができなかったようだ。 反省! 



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県道89号線を1kmほど東に行き、 “平久里中” 信号の先に天神郷登山口がある。
平群(へぐり)天神社の鳥居と、木造の旧平群村役場庁舎があるので分かりやすい。



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平群天神社の参道には、樹齢1000年とも言われるクスノキの巨木がある。
マイカー利用で伊予ヶ岳登山する場合は、平群天神社の境内に隣接の大きなパーキングがある。
平群天神社の左横を通り、伊予ヶ岳へのトレイルに入る。



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竹林から、シイなどの雑木林、そしてスギ林へと徐々に傾斜も増していく。
そして、西側から六地蔵登山口からのトレイルを合わせて、ひと登りすれば休憩舎のある尾根の一角に出る。



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ここから尾根を西へたどれば、長いフィックスロープのかかる岩場が始まる。
岩場は速ければ5分で、ゆっくり登って10分ほどで伊予ヶ岳南峰(336m)に着く。 166.png



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クサリで囲まれたピークに立てば、先ほど歩いていた富山が逆光の中で黒いシルエットとなっていた。
見事な双耳峰だね。 177.png



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富山の山麓には房総の里風景が広がっている。



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すぐ右隣には北峰が見える。 
南峰から往復10分くらいなので、北峰にも行ってみよう。



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北峰から見た南峰は、岩頭が飛び出た特徴的な山容である。



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もっと長く、のどかな山里風景を楽しみたかったが、帰りのバスの時間があるので、早々に下山にかかる。 
下山は、天神郷登山口まで同ルートで戻る。

なお、天神郷登山口からバスに乗りたい場合は、セミデマンドバスのトミー号に予約電話すれば、ここまでバスが来てくれる。
また、0.5kmほど南にある富山国保病院のバス停ならば、予約しなくてもトミー号に乗車できる。

私は、下山予定の1時間前に(利用便の始発時刻30分前までOK)電話予約して天神郷まで来てもらった。
天神郷から岩井駅までの乗客は私だけで、まるでタクシー状態だった。

トミー号に限らず、過疎化が進む地方ではバス運営が難しくなっているが、若年、高齢の運転弱者には、バスは貴重な足である。 
これからも存続してほしいものだ。
以前は考えたことも無かったことだが、ハイキングを始めて、各地の山間部を訪れるようになって、改めて移動手段の重要性を痛感する。


本ルートのマップ は下記のヤマレコのリンクをクリックしてね (^_-)-☆ 

私のこのトレイルへの評価: 3★ 初級~中級者向け
距離:約12km/ 所要時間:休憩込で約5.5時間(岩井駅 11:30‐岩井中学校‐伏姫籠窟 12:20‐富山北峰 13:30/13:40‐富山南峰‐天神郷登山口 15:20‐伊予ヶ岳 16:05/16:10‐天神郷 17:00)
累計高低差: 約600m

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# by dream8sue | 2017-12-14 19:36 | 千葉県エリア | Trackback | Comments(2)

鹿沼市 かまど倉と川化山を遠部神社からループで歩く     Mount Kamadokura in Kanuma, Tochigi

Saturday, December 9, 2017
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栃木県鹿沼市にある かまど倉の存在は、古い山岳雑誌の岩塔特集で読んで知っていたが、
あまりにマイナーなイメージだったのでイマイチ出かける意欲を感じなかった。

それでも、高山が雪に覆われるこの時季になると、里山の低山ハイクの対象として、
頭の片隅にあったこの山の存在を思い出す。

山域的には、植林地の退屈な山のイメージが強いが、所々で岩峰が屹立しているので、
藪岩好きなハイカーはマークしておくとよいだろう。

このルートは一般登山道ではありません。   
入山に際しては読図や登攀技術など未整備のトレイル歩きの経験が必要であることを留意してください。




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<マイカーの場合>
栃木県足利市方面から国道293号線で(または東北自動車道、鹿沼ICから)鹿沼市に向かう。
鹿沼市に入ったら、下遠部コミュニティーセンターをターゲットしていくと良いだろう。
東部日光線に沿って走る県道164号線に合流して北上する。
板荷駅の手前約2kmあたりで左折して黒川を渡り、集落に入れば、広い庭のある下遠部コミュニティーセンターに着く。
下遠部コミュニティーセンター周辺に数台パーキング可能。
私達は、たまたま遠部神社の道を尋ねたご近所の方の庭先に停めさせてもらった。
地元の方のご親切に感謝いたします。

起点となる遠部神社は、下遠部コミュニティーセンターから300mほど西へ行き、
イノシシ除けの柵を越えて、苔生した石段を登れば神社の境内である。



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神社の裏から、尾根を目指してイバラの薮に突っ込む。
薮はすぐに終わり、ヒノキ林の急斜面となる。

遠部神社からみて南の尾根に乗り、西へ西へとアップダウンを繰り返す。



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終始、スギやヒノキなどの針葉樹林帯の中を歩く感じで、あまり展望は良くない。
似たような尾根の繰り返しなので、しっかり読図しながら行かないと方向を誤ってしまう。

国土地理院の地図の431mピーク周辺は尾根が放射線状に広くなっていてルート取りが難しい。
かまど倉のピークが西に見えるので西に伸びる尾根に進んでしまったが、この尾根は誤りだった。 105.png
やや南西方向へ伸びる尾根に進み、谷を大きく迂回する感じなので要注意だ。



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道祖神の置かれた398mピークまで来て、ようやくかまど倉の南東尾根に乗ったことになる。
この先に最初の岩塊が現れるが、階段状なので問題なく越えられる。



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そして、いよいよ越えられない大岩壁が現れた。
正面突破できないか探ってみたが、中間部が垂直で岩も脆そうで支点も取れそうにない・・ってことで無理! 135.png



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右側の岩壁基部の落葉の詰まったルンゼを登るのが無難のようだ。



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下部は急傾斜の泥壁で、立木に捕まって登れる。
が、中段から逆層の岩盤となり、一部嫌らしい岩登りとなる。
落ち葉が積もっているので、落ち葉を払い除けてホールドとスタンスを探すことになる。



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ルンゼを登りきると、右側にフィックスロープの掛かる5mくらいの岩場がある。
これを登ってヤセ尾根を越えれば、石祠の置かれた岩頭に着く。



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岩頭からは、かまど倉の南東の景色が開ける。
足元には大芦川が流れ、下流には鹿沼市の街並みが広がっている。 対岸に見える山は二股山かな?



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石祠のある岩頭から ひと登りすればかまど倉のピークである。
樹林に囲まれたかまど倉(557m)のピークは・・地味~  105.png



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ピークは地味だが、北に少し行った岩壁(かまど展望台)からは素晴らしい展望が得られる。
霞の上に頭を出している双耳峰は筑波山のようだ。
へえ~あんなに高い山?(高く見える山)なのか~
正直バカにしていたけど、遠目には美しい山じゃん! いつか登ってみようかな~



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東の遠方に見える山並みは古賀志山のようだ。
そういえば、古賀志山から赤岩山へ縦走したのも昨年の今ごろだったな~(下記リンク参照)




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展望台でランチ休憩した後は、川化山(かわばけやま)へ向かう。
展望台から急斜面を降りると、穏やかな尾根路になり、背の高い笹薮を10mほど漕げば高圧線鉄塔に出る。



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高圧線鉄塔の周辺からは、男体山や大真奈子・子真奈子と女峰山(下記リンク参照)などの日光方面の山々が見える。
白くなっているな~・・・う~寒そう! 122.png




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鉄塔からすぐに北東の尾根に入り、今、まさに伐採されている樹林帯を降り、鞍部から川化山へ登り返す。



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川化山のピークは、川化山の南東尾根に登り上げたら、左(北)へ少し行ったヤセ尾根の先になる。



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樹林に囲まれた川化山(497m)のピークも・・地味~  131.png
まあ、展望は無いが、かまど倉と川化山の2つの岩峰を歩いたということで、下山にかかろう。



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下山は、こちらもトレイルの無い川化山の南東尾根を下る。
自然林になるとすぐに岩場となる。
岩場は、何とかクライムダウンで中段までは降りられるが、南面がきれ落ちている上に、落ち葉が滑るのでスリップには要注意だ。



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中段のマツの木の先で絶壁となる。 ここはクライムダウンは無理!



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20mほどのラペルをするが、岩が脆く落石の危険性があるので、先に降りた人は岩壁から離れて待機した方が良いだろう。



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地図の標高400mを過ぎたあたりから尾根が広くなる。
このあたりからは、右に見える鉄塔を目指して、作業路と思われる尾根筋を降れば林道(一般ハイキング路)に出られる。



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適当に尾根を降った結果、ちょうど橋の架かる沢の所に降り立った。



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沢に沿って林道を東に行けば分岐があり、かまど倉の道標が倒れていた。
かまど倉への一般道は、ここを右に行く。
林道をさらに行くと、お墓の前を通りぬけて下遠部集落に出る。
集落の中を遠部神社のある森を目指して右方向に行けば下遠部コミュニティーセンターに着く。

読図や岩場の下降の練習だと思えば、そこそこ楽しめるだろう。
しかし、終始、植林された針葉樹林帯の中を歩くので、一般ハイキングの対象としてはイマイチかな~


本ルートのマップ は下記のヤマレコのリンクをクリックしてね (^_-)-☆ 

私のこのトレイルへの評価: 3★ 中級~上級者向け
距離:約5.5km/ 所要時間:休憩込で約6時間(遠部神社前 10:00‐かまど倉 12:30/13:00‐川化山 13:50‐410mラペル岩 14:20/15:00‐遠部神社 15:40)
標高差: 約350m

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# by dream8sue | 2017-12-09 22:42 | 栃木県エリア | Trackback | Comments(0)

富岡市 妙義山 妙義富士から相馬岳そして山ガールと白雲山へ縦走     Mount Myōgi in Tomioka, Gunma

Sunday, December 3, 2017
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このところの私は、群馬県の妙義山系で裏妙義の御殿東壁と、表妙義(妙義山は、南側の表妙義と北側の裏妙義に分かれている)の金鶏山と筆頭岩のクライミングが続いた。
もう妙義山系はいいかな~と思いながらも、妙義富士と聞いてやって来てしまった。 102.png

ニードル(針峰)ばかりの妙義山に富士の名前は似合わないだろう。
以前から名前だけは知っていたが、それほど大した岩峰では無いだろうと勝手に思っていた。

今回はその妙義富士に迫り、妙義の富士はやはりカッコいいニードル富士だったことを知った。  114.png


最近、Web上のブログを読んでバリエーションルートに入って遭難する人が増えているそうです。
このルートは一般ルートではありません。
入山に際しては必ず経験者(読図や登攀のできるレベル)やガイドと同行してください。  
また、何が起こっても対応できるように自己責任の概念をしっかりもって登ってくださいね。




 
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<マイカーの場合>
国道18号で軽井沢方面に向かい、松井田バイパスの先の “五料” の信号を左折し県道51号線に入る。
上信越自動車道の松井田妙義IC入口を右折して、妙義ナバファームのキノコハウスを囲むように、次ぎの三叉路を右折する。
IC入口から1.3kmほどで写真のキノコハウスが右手に見えてくる。
このハウスの前の路肩に数台パーキング可能。

なお、妙義富士から相馬岳まで登り白雲山へ縦走する場合は、下山口の妙義神社からここまで車道を2.5kmほど歩くことになる。
私達は車2台で、妙義神社に1台を回しカーシャトルした。



 
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キノコハウスの前のスギ林を登る。
下部は尾根が広いが、目印のテープなどが程よく付けられているので、地形を読みながらそれらの目印を追う。



 
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徐々に傾斜がきつくなり、岩塊なども現れるので早々に登攀具を装着して登る。



 
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岩稜の巻きでは、悪いルンゼを登る。 

まあ、こういったバリエーションルートでは、各チームのルート取りに寄るので、あくまで参考程度にね。
あまり詳しく書くと、ルートファインディングの楽しみを損ねてしまうしね・・(^_-)-☆



 
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やがて、北西方向の視界が開け、朝陽を浴びた相馬岳北稜の下部岩壁帯が現れる。



 
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さらに尾根を登っていくと、薮の中に突然妙義富士が姿を現す。
目の前の絶壁は登れないので、左の支尾根を登り妙義富士の肩に出てから、岩稜を登れば容易にピークに立てる。



 
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妙義富士のピークは、やっと2人が座れるくらいの狭いピークで、セルフビレイを取れるアンカーも無いので、くれぐれも落ちないようにね。

“次はあのピークだよ” とSueが指差しているのは・・



 
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妙義富士とP2の間に突起しているこの草付きピークだ! 

妙義富士から、登った支尾根を戻り、妙義富士の基部の巻き路を行けば、この岩峰の取付きだ。
急傾斜であるが、ブッシュが豊富なので、木の根をホールドにして藪岩のピークまで登る。



 
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登りきれば、この大岩壁帯が目の前に現れる。  113.png
手前のピークがP2で、ちょうど光と影になっているカンテを登る。



 
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岩慣れしているクライマーならロープ無でも登れるだろうが、高度感があるので万が一のことを考えてロープ確保して登る。



 
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カンテ登りは、高度感に目がくらむ!  ヒィィ((ll゚゚Д゚゚ll))ィィ!!!  

でも、楽しくて歓声をあげちゃうよ。 ヾ(o≧∀≦o)ノ゙♪♪♪

先ほど座っていた妙義富士のピークって、あんなにトンガリのピークだったんだね~。どうりで狭いわけだ! 150.png  



 
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P2に登ってしまえば核心部は終わり、後は時々現れる岩塊をこなしながらヤセ尾根をひたすら登るだけ。



 
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北側には相馬岳北稜(下記リング参照)の上部岩壁が頭をのぞかせている。 
P12(つづみ岩)やハサミ岩もしっかり確認できる。
そのバックに見えるのは裏妙義の稜線。




 
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しばらくヤセ尾根を行くと、見覚えのある相馬岳北稜の935mの広いピークに合流する。
このピークから相馬岳までは、1度歩いているので精神的には楽であるが、体力的には一番きついセクションだ。
前半は、まだ藪岩のヤセ尾根が続く。



 
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途中のヤセ尾根から、裏妙義の稜線に立つ岩峰がよく見える。
右から丁須の頭、赤岩、烏帽子岩である。 (バックの雪山は浅間山)
この3峰を歩く(正確には岩峰基部を歩く)裏妙義縦走路(下記リンク参照)も、表妙義縦走並みに手ごたえのある岩稜ルートである。

おまけに丁須の頭の前に立ち塞がっている岩の要塞のような壁が、先日、藪岩の困難さを思い知らされた御殿東壁である。




 
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北稜935mピークから約1時間、後半は岩場も無く穏やかな尾根をひたすら落ち葉を踏みしめながらの登高。
ようやく到着した相馬岳(1104m)では、日曜日とあって2人の山ガールを含む数人の登山者と会う。



 
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お約束のズームアップ。
鷹返し、金洞山、西岳、星穴岳の見事な岩峰群である。
星穴岳に空いている小さな穴が見えるかな? 
見える人には見える・・貴方のハートを射抜く “射抜き穴” (下記リンク参照)よ。 ( ◠‿◠ )クスクス




 
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さて、相馬岳での休憩の後は、表妙義縦走路の東半分を歩いて妙義神社へ下山する。
相馬岳から15分も降れば、中間道へのエスケープルート、タルワキ沢コースの分岐を右に分ける。



 
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分岐を直進して、天狗岩の側壁を見ながら岩稜を行けば、大展望の天狗岩のピークに着く。
天狗岩からは、登ってきた妙義富士の稜線、相馬岳北稜、裏妙義の稜線が一望できる。



 
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相馬岳北稜の全容が圧巻である。 177.png



 
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その手前には妙義富士とP2の東壁?がまるで1枚の屏風のようだ。 177.png  146.png



 
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西側には、相馬岳が藪に覆われた東壁を見せている。



 
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さて、天狗岩を過ぎると大のぞきのキレットが始まり、30mのクサリ、10mのクサリ2本と続く。

と、ここで山ガール2人をレスキュー? っていうか・・
単に山ガールと歩きたい同行者(独身の日本男児たち)が、頼まれてもいないのに自分達のハーネスまで貸してヘルプしだした。 113.png



 
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中間道からタルワキ沢コースで相馬岳に登った山ガールたちは、当初は同ルートのピストンの予定だったらしいが、
山頂で会った登山者に “行けますよ” と言われて、安易に縦走ルートに進んでしまったようだ。 140.png



 
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キレットのクサリ場を登り上げれば、そこは大のぞきのピーク。
西には、天狗岩の大岩壁がきれ落ちている。



 
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その山麓に目をやれば、先日歩いたばかりの金鶏山(下記リンク参照)が霞んでいる。




 
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そして、クサリ場はまだまだ続く。



 
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南面がスッパリときれ落ちたカンテに掛かるクサリ場 “背ビレ岩” をビビりながら下り・・ 149.png



 
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見晴らしの3連クサリ “ビビリ岩” では、足を滑らしながらも必死に下っていく山ガール。 105.png
もちろん、日本男児たちがロープで確保しているので大丈夫! 124.png



 
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そして、最後の奥の院の長いクサリ場を降りきり、ロープ確保は終了。



 
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急な岩場を下って、辻という一般路との合流点に降りて、大の字に向かう。

 Wow! 木立の間から大の字の裏側が見える。
何度も歩いているトレイルであるが、 “裏大の字” を見たのは初めてかも。



 
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大の字(正確には大の字の設置されている岩棚)までは10mくらいのクサリ場であるが、
大きなステップが刻まれているので慎重に登れば問題ないだろう。

 大の字では、だいぶ低くなった展望を見ながら、山ガールたちと楽しく親睦を図る。 169.png



 
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大の字までは観光客も登れることになっている?が、
大の字下のザレた斜面(クサリあり)はすこぶる足場が悪いので、山歩きに慣れていない一般観光客にはきついだろう。



 
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大の字から30分も降れば自然林からスギ林に入り、砂防工事の柵の下を通て、妙義神社の境内へと至る。
後は、神社の境内から、旅館や土産屋の並ぶ参道を降ればパーキングに着く。

私達だけなら相馬岳から1時間は早く下山できただろうが、そこは日本男児の心意気で山ガールをアテンドしての下降となった。 162.png

妙義富士は、それほどシィビアな岩登りも無く、見事な岩峰に立つことができる。
藪岩と言いながらも、尾根の薮はそれほどでもなく、ついでに相馬岳からの稜線歩きも楽しめちゃうのだから藪岩ハイカーにはお勧めのルートである。 165.png

なお、表妙義縦走路(下記リング参照)に関しては、今回のルートとは逆廻り(反時計廻り)で歩いているので、
興味のある方はそちらと合わせて読んでもらえれば、ルートの概要が一層よく分かると思う。


本ルートのマップ は下記のヤマレコのリンクをクリックしてね (^_-)-☆

私のこのトレイルへの評価: 4★ 上級者向け
距離:約5km/ 所要時間:休憩込で約8時間(キノコハウス前 6:30‐妙義富士 8:30‐P2 9:00‐相馬岳 10:45/11:00‐大の字13:30/13:50‐妙義神社P 14:30)
標高差: 約700m

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# by dream8sue | 2017-12-03 21:50 | 群馬県 西上州エリア | Trackback | Comments(2)