奥多摩 新緑の高水三山     Takamizuyama in Chichibu-Tama-Kai National Park

Tuesday,May 6, 2014
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雪の八ヶ岳から帰った翌日、都会のハイカーに人気の高い奥多摩に行ってきた。雪に覆われた北八ヶ岳はまだまだ春には程遠い気配であったが、ここ奥多摩は正に春真っ盛り!
春の草花が咲き誇り、目に染みるような新緑のトレイルを満喫できる。 049.gif


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山の奥にある群馬県のトレイルとは違って、登山口も下山口も駅から駅につないでハイキングできるのが奥多摩の良さの一つである。
今回の高水三山(高水山・岩茸石山・惣岳山)の起点駅はJR軍畑駅。この駅名は“いくさばた”と読むらしいが、日本語は英語より難しいかも。 025.gif
軍畑駅からは、線路沿いに東に少し行ってから線路を渡り、舗装道路を北に向かって行く。


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山の麓までのこの舗装道路歩きが結構長い。でも、道路脇には春の草花があちらこちらで咲き誇り、単調な歩道歩きも苦にならない。 056.gif


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歩道と民家の間には水路が流れている益々楽しい気分にさせてくれる。 070.gif


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この水路が驚くことに、こんなに人家に近いのに実に綺麗な清流で、ヤマメ(渓流魚)を釣るフィッシャーマンがいたりする。本当に日本は水の綺麗な国なんだなと改めて実感させられる。渓流美が大好きな私ははしゃぎすぎて水に落ちた! 012.gif


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軍畑駅から約2km、トレイルはこの石碑から右に行く。この先で高源寺というお寺を右に見て北東に進むと歩道がだんだんと傾斜を増してくる。


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途中、見事な藤の花が咲いていた。ご近所の人が手入れをしている様子で、何とも嬉しいね。 056.gif


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そして、この砂防ダムを過ぎると、トレイルは舗装道路からいよいよ山道へと入って行く。
このダムの石模様が綺麗だと思ったのは私だけ?こんな良い仕事するのも日本人だよなぁ・・と1人感動していた。


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この日はお天気があまり良くなかったが、その反面露に濡れた樹木がとても鮮やかだった。 072.gif


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砂防ダムから高水山までの約2kmはほとんど展望の無い針葉樹林の中を行く。


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ヒノキと杉の混ざる針葉樹林はきれいに下枝が刈られていてとても美しい森である。 072.gif


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広大なアメリカのトレイルでは考えられないことだが、1kmごとにトレイル標識があり、日本のトレイル案内は実に親切だと思う。しかし、反面過保護すぎてハイカーが自分の五感を駆使して歩く楽しみを妨げているのではないかとも思う。


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展望の無い針葉樹林ではあるが、その分足元の春の息吹に目が留まる。 072.gif


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やがて針葉樹林の急登が終わり、あたりが広葉樹の明るい雰囲気になってくる。


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程なく立派なコンクリートの階段が現れ、その先には常福院という山寺がある。ハイキングトレイルの途中にこんな立派なお寺があるとは、やはり日本は仏教国なんだなぁ~と再認識する。 045.gif


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そして、この高水山から岩茸石山までの間1.2kmのトレイルが実に素晴らしい! 072.gif 049.gif
正に合言葉は“新緑”でしょ! 072.gif


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常福院から高水山までは10分程度のわずかの登りで行ける。


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高水山三山の最初の山、高水山(759m)に到着! 066.gif
そう、ここって東京都なんだよね~。 005.gif


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ルーツが地上に張り出している大木の脇を通り過ぎて行くと・・


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新緑の森の中に入って行く。


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この世は緑一色なんじゃないかと思えるような美しい新緑にテンション上がりまくっているのは私だけ? 012.gif


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トレイルを挟んで、見事なまでに針葉樹林と広葉樹林が左右に分かれて生えている。これは植林された山の姿なんだな~ 005.gif


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足元にはこんな可憐な花も咲いてるよ。 056.gif スミレって春の野山には無くてはならない花って気がするのは私だけ?


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そして、三山の二つ目の山、岩茸石山“いわたけいしやま”(793m)に到着! 066.gif


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山頂からの眺めは、あいにく曇り空で視界がいまいちであるが、淡い緑と濃い緑のコントラストが何とも美しい。
山頂はゴールデン・ウィーク最後の休日を楽しむ沢山のハイカーで賑わっていた。私達もゆっくりとコーヒーを沸かしランチタイムを楽しんだ。 063.gif


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さあ、ランチの後は三山の最後の山、惣岳山“そうがくさん”を目指そう。って、いきなりの急な下り坂なのでゆっくり足元に気をつけて行こう。


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坂を下りきれば、緩やかな尾根歩きが続く。


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所々で片側が明るく開けた視界のよい所があるので、立ち止まって展望を楽しめる。 


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三山、最後の惣岳山へは山頂直下に短い岩場の急登がある。 山頂を経由したくない人は左に巻き路もあるが、せっかくなら三山を登ってから下山しよう。 045.gif


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惣岳山の山頂は展望の無い薄暗い樹林帯の中で、古びたお堂がある。
多くのハイカーは惣岳山からは、御岳駅に下山するトレイルを行くが、私達はハイカーの少ない沢井駅へ降るトレイルに進んだ。


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惣岳山から沢井駅まで約3kmであるが、山の麓までの約2kmはずっと針葉樹林帯を行く。山つつじの赤色が薄暗い林の中で際立っていた。 072.gif


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見なれたシダ類も緑が新鮮で、芸術作品みたいだ。 005.gif


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惣岳山から麓の入山口に出るまで、他のハイカーとはまったく会わなかった。展望が無いから人気が無いようだか静かな山行が好みの人には良いだろう。 049.gif
麓からは、舗装道路を民家の脇道を通って南に行けば、青梅線の線路に合流する。東(左折)に少し行けば沢井駅に着く。


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完全な里山ハイキングである。アメリカのトレイルのような雄大さは無いけれど、日本は水と緑の国であることを実感できるトレイルである。都心から近いことも大きな利点だろう。
三山縦走といっても、三山は近い距離にあり、徐々に標高を上げて行くトレイルなので身体への負担も思ったほどではなかった。前半の2kmの舗装道路歩きがやや興味を削ぐが、春は小川沿いの草花がハイカーの目を楽しませてくれる。

私のこのトレイルの評価は4★
約10km(6mile)、5時間(山頂での1時間休憩込み)、初級レベル


おまけ:沢井駅の近くには沢井酒造という昔からの酒蔵があり、利き酒などもできるので多くの観光客が訪れている。 酒蔵の裏手には美しい川が流れている。南カリフォルニアには美しい海は沢山あるが、あまり川は見なかった気がする。日本でも住宅地ではここまで美しい川は見られない。素晴らしいの一言です! 072.gif 072.gif 072.gif
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by dream8sue | 2014-05-16 02:50 | 秩父多摩甲斐 国立公園 | Trackback | Comments(0)
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