群馬の駅からハイク vol.1 : 渋川市小野子 小粒でも登りがいたっぷりの小野子三山

Thursday, May 22, 2014
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車社会、群馬県に住んでいながら車を持っていない私は、奥多摩の高水三山のような駅から登れて駅で終わるハイキングが群馬県内でもできないものかと思った。 そして渋川市の小野子山三山(小野子山‐中ノ岳‐十二ヶ岳)が可能なことを知った。 いざ、ぶらり単独ハイキング! 070.gif 




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ハイキングの始点駅はハイキングの始点駅はJR吾妻線の小野上駅である。 
高崎、前橋方面から渋川に向かう車窓からは榛名山の秀峰が間近に見える。 
渋川を過ぎると車内は空いてくる。渋川から20分くらいで可愛い小野上駅に着く。
下山は一駅先の小野上温泉駅になる。
駅名の通り駅の直ぐ前に温泉センターがあるのでハイキング後は温泉に浸かって疲れを癒して帰るとよいだろう。 049.gif




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小野上駅からは駅前の国道353に沿って、吾妻川を見ながら渋川方面に15分ほど戻る。 この時季は川岸に生えたアカシアの花が満開で甘い香りを漂わせている。 056.gif




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川の真ん中で、まるで取り残されたかのようにじっと動かない黒い鳥がとても気になった。 039.gif




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JAのこんにゃく倉庫と電話ボックスが見えたらこの標識に従って左折して、林道390に入る。




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駅から登山口までは5kmもあり、しかもずっと舗装道路歩きである。 どんだけ退屈なのかと思いきや、この林道が実に素晴らしい! 049.gif




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小さな集落を通り過ぎると、道端には春の草花が咲き誇り・・ 056.gif




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時々、道祖神なんかが居たりして・・




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カエルの合唱に引き寄せられて脇道に逸れてみると、水が張られた田んぼがあったり・・ 060.gif




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天然水でフキの栽培をしていたり・・




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小野上駅から歩くこと1時間強、大きな登山道の案内版が現れる。
ようやく登山口か・・と思いきや、ここから登山口まではまだ1.6kmもある。 042.gif
でも、またまた春の草花が咲き誇こる。 056.gif




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これってモミジの葉だよね~? ピンクの花がついてるよ。 モミジも花が咲くのか~知らなかった! 005.gif




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さくらんぼ?の実が落ちていたり・・
近くの竹林の中にはドクダミの群生の中から美味しそうな竹の子が生えていたり・・
こっちにはヨモギの葉が沢山あるし、こっちには山百合が群生してるし・・
シュロの木に花が咲いてる。あ、サンショウの木が生えてるよ・・
あ~・・誰か私を止めて! 単独ハイキングだと寄り道三昧でこのままだと永遠に登山口に着けない気がする。 041.gif




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なんだかんだで、登山口まであと0.7km地点。土砂崩れ防止のコンクリートも現在はこんな風に水抜き施工なんだね。 やっぱ日本人は芸が細かい!アメリカ帰りの私には軽くカルチャーショックだよ。 045.gif




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そして、ようやく小野子山の登山口に到着!
舗装された駐車場に綺麗なあずま屋、簡易トイレもある。
ここまで2時間以上かかってしまった。 042.gif
なんだか結構な充実感もある。
もう帰る? いえいえ、ここまで来たなら小野子山登りましょうよ! 003.gif




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駐車場から林道を少し行った所に、 “熊に注意” と書かれた派手な看板があり、そこから尾根に登る立派な階段がある。 長い階段の先にはNHKの中継塔がある。 おそらくこの階段は“皆さんのNHK受信料で作られています” 041.gif 私の家にはTVが無いので受信料は払っていませんが・・何か?




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NHKの中継塔を過ぎたらば、さあ、ここからが楽しいトレイルだ。 新緑の広葉樹が実に美しい。 072.gif




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程なくして樹林帯の間から小野子山方面が見えてくる。




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低山ではあるが結構きつい登りで、私の心臓がキュンキュン、ふくらはぎがパンパンになってきた。 “もうダメかも・・” と思っていたら、突然目の前に真っ赤な絨毯が現れた。 ヤマツツジの花びらがトレイル一面に落ちている。 “Wow! Wonderful” 頑張っている私へハイキングの神様からのプレゼントだと信じ、直ぐに元気になった。 003.gif




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程なく傾斜が緩くなり、大きな葉を広げた植物(ヤブレガサかな?)に木漏れ日が当たってこれまたス・テ・キ! 072.gif 043.gif




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そして、その先には標高931mの雨乞山がある。 登山口から1.3km、30~40分くらいだが、急登なので一気に汗をかいた。 042.gif




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そして、この雨乞山から小野子山までの間が、とにかく凄いツツジの園でびっくり仰天だよ。 005.gif




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日当たりの良い尾根路なので、日光を好むツツジが群生している。 056.gif




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トレイルは緩やかに徐々に標高を上げていく。




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20mごとにヤマツツジの木が現れる。 056.gif




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トレイル脇だけではなく、山腹の中にも沢山のヤマツツジがあり、正に今が満開を迎えている。 人工的に作られたツツジ園とは違って、ハイカー目線のツツジロードだ。 056.gif 060.gif




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トレイルの途中にある見通しの良いポイントからは、手前に先ほど登ってきて雨乞山や、遠くに渋川市の町並みが見える。 072.gif




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ヤマツツジより開花が少し早いミツバツツジの葉が美しい。 072.gif




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徐々にまた傾斜がきつくなってくる。 振り向けばヤマツツジのアーチの向こうに雨乞山のピークが見えている。 “Amazing” の連発です!




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あった、あった、ミツバツツジ。 056.gif




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小野子山のピークに近づくにつれ(標高1000m以上)ツツジの花はまだつぼみ状態だ。




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やがて、下草が背の低い笹に替わり、すっきりした森林美になる。 ツツジロードも良いが、これはこれでしっとりした新緑が美しい! 072.gif




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最後の急登を登れば小野子山(1,208m)のピークに到着! 登山口から約3km、駅から8kmで何と5時間もかかった。 066.gif 042.gif
自動車で登山口まで入り、小野子山ピストンなら登り3時間なので、小野子山まででも登ってほしい。 小鳥のさえずりの中を1km以上続くツツジのトレイルを歩くのは実に気持ちがいいよ。 良かったら下記の動画も見てね。 049.gif




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さてさて、小野子山で休憩したら、先を急ごう。 まだまだ先は長い。 小野子山から中ノ岳には、 “えーこんなに降ってしまうの!” ってくらい一気に下降し、林道と出会う地点まで降ったらまた登る返す。 小野子山から約1.1kmで中ノ岳(1,154m)のピークに着く。 山頂は余り展望は良くない。 小野子山からの三山は北面に位置し、風の通り道となるため風がとても強い。 曇った日などは休憩中に体温を奪われないように気をつけてね。 034.gif




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中ノ岳からはまたまた大きく降り、高山と小野上に通じる分岐に至る。 小野上側の道は小野上温泉から直接十二ヶ岳に登る十二ヶ岳登山道である。 分岐からしばらく行くと、十二ヶ岳の基部でピークに直登する男道と緩やかな女道とに分かれる。 好きなほうからどうぞ。




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私? もちろん直登でしょう! 山も男も直球勝負ですよ! だから敗退も多いのか? 041.gif  男道のフィックスロープの張られた急斜面を登る。 042.gif



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敗退無しで何とか十二ヶ岳のピークに到着! 十二ヶ岳からの展望は素晴らしい。 072.gif  頑張ってここまで縦走した甲斐があった。 正面には榛名山の各ピークスがはっきりと見え、遠くに浅間山や上越の山々。 振り向けば日光の山々も見える。




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そして、下山路は2ルートある。 
中ノ岳の鞍部まで戻って十二ヶ岳登山道で小野上温泉駅まで(4.8km)のルートと、十二ヶ岳西側の登山口へ降り砕石場のある林道を小野上温泉駅まで行くルート(6.0km)。 どちらも長い! 042.gif
私はそのまま西に行くコースを選んだが、このコースいいです! 049.gif
始めは急な樹林帯を降り小さなピークを越えて行くと塩川温泉とかかれた分岐に至る。
ここで左の尾根に入り南西に進む。




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辺りは深い広葉樹の森で、所々大きな岩があったりして日本庭園を思わせる美しさだ。 やがて、すくっと伸びた見通しの良い林になる。 所々に咲いた赤いツツジがアクセントになっている。




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傾斜も緩やかになり歩き易いトレイルとなる。 標高も下がり、いよいよ山を降りてきた感がある。




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そして、短いヒノキの林を抜けて林道に出る。 ダートの林道を500mほど下ると小野子山登山口同様、立派なあずま屋のある十ニヶ岳登山口駐車場に着く。 電車利用の場合はこの駐車場からさらに4kmの林道(舗装道路)歩きがある。 途中で採石場の脇を通り作間神社に至る。 この間が疲れた身体には結構くる。 私は歩きながら寝てました。 041.gif
神社からは境内にある公衆トイレの前から道路を挟んで竹林の中を下る階段へ進む。 この階段を降りるのが国道に出る近道だ。 でも、この階段は見落とし易いので注意してね。 国道に出れば温泉センターが見えてくる。 JR吾妻線の踏み切りを渡って左に少し行けば小野上温泉駅に着く。




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同じ三山縦走でも、奥多摩の高水三山の3倍くらい疲れる三山縦走だった。 でも、乙女心?をそそる素朴な林道の風情とツツジの園のようなトレイル、美しい新緑に包まれて歩き甲斐のある三山縦走が楽しめた。

私のこのトレイルへの評価:5★(春秋限定)
全行程16km、高低差933m、10時間(休憩込み)




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by dream8sue | 2014-05-22 05:13 | 群馬の駅からハイク | Trackback | Comments(0)
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