尾瀬 白樺林が美しいヨシッポリ田代 Ozegahara in Oze National Park

Thuesday, July 8, 2014
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尾瀬3日目は下山日だ。第二長蔵小屋からヨシッポリ田代経由で尾瀬ヶ原‐鳩待峠と戻ることにした。尾瀬の写真などでよく見かける霧の中にたたずむ白樺林はこのルートで見ることができる。

2日目の残雪のナデッ窪ルートからの燧ヶ岳は“霧の燧ヶ岳と尾瀬沼に咲く花たち”をみてほしい。



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二晩お世話になった第二長蔵小屋の前の大木の下にはこんな可愛いベニバナイチヤクソウが隠れるように咲いている。 056.gif 第二長蔵小屋のスタッフのS氏がこっそり教えてくれた。ここで大公開しちゃいます!003.gif



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S氏とハグをして別れ、035.gif 一昨日歩いた赤田代方面(北)に行く。木道の真ん中にヒオウギアヤメが鎮座している。“いずれがアヤメかカキツバタ”と言われるほど両者は似ているが、アヤメは全体的に薄い紫色でカキツバタは濃い紫色だ。そしてカキツバタの花弁には1本の白い筋が入っている。この白い筋の有無が両者を見分けるポイントだ。 034.gif これも第二長蔵小屋の方に教わった。 003.gif


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夏の尾瀬ではアザミもよく見かける。尾瀬にはジョウシュウオニアザミ、ノアザミとオゼヌマアザミとがあるらしいが、これは・・・ノアザミ?039.gif




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このトレイルでは、ハクサンチドリが見られる。そうそう、ハクサンチドリといえばこの鮮やかな紫色だよね。でも・・
第二長蔵小屋の前には白いハクサンチドリが咲いていた。花色は株によって濃淡があるので白もありなのかも知れないが稀だよね。 005.gif



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見晴十字路から15分ほどでヨシッポリ田代方面に行く分岐があるので左に進む。分岐周辺もワタスゲがスゲー!041.gif



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分岐を左(西)に進み尾瀬ヶ原橋を渡り30分ほどで東電小屋に着く。東電小屋から先は広い広いヨシッポリ田代の湿原が続く。朝露が草を濡らし、白いワタスゲと混ざって雪のようだ。 072.gif 005.gif



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朝霧が幻想的な風景をかもし出している。 043.gif



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ここの売りはやはり美しい白樺の幹だね。045.gif


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赤田代の分岐から40~50分でヨッピの吊橋に着く。ここでヨッピ川が只見川に合流する。ヨッピの吊橋から左手に行く分岐があるが、これを行くと竜宮十字路(竜宮小屋)に至る。


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ヤマドリゼンマイとワタスゲ、そして白樺のコラボレージョン!尾瀬に来て良かった! 043.gif 070.gif


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ヨッピの吊橋から少し行くと、深さの異なるいくつもの池塘が現れる。浮島の水面近くを赤く染めているのがモウセンゴケ(ナガバノモウセンゴケ)だ。これは足りない栄養素を昆虫などから補給する食虫植物だ。日本では北海道と尾瀬にしか見られないユニークな植物だ。 034.gif 全長4~5cmの小さなからだでトンボなどの大きな昆虫も食べちゃうのだから、恐るべし肉食系! 005.gif


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池塘群を過ぎるとニッコウキスゲの群落となるところを過ぎる。まだ三分咲きといったところであろうか。056.gif 花の開花時期は7月上旬から8月上旬とされているが、1週間で大きく変わる。本当に満開の時季を狙うなら、山小屋などに問い合わせて最適期に入山すり事をお勧めする。 034.gif


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ヨッピの吊橋から牛首分岐までは約2.3kmで、その中間くらいに小さな橋があり大堀川を渡り拠水林に入って行く。この橋の周辺には例のお化け水芭蕉が群生している。そしてこんな植物も見られる・・まだつぼみ状態なのではっきりは分からないけどオニシモツケかな? 039.gif



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右側に泉水田代という小さな湿原があるはずなのだが、ヨッピ川に沿って拠水林が発達しているため判然としない。拠水林に近い池塘にはフトイという水草がたくさん生えている。細い水草だけどフトイってか!041.gif


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見晴十字路から2時間弱、ヨッピの吊橋から1時間弱で牛首の分岐に着く。牛首分岐からは往路と同じく山ノ鼻から鳩待峠に戻る。牛首分岐を過ぎると平日にも関わらず多くのハイカーが行き交っている。さすが全国区の尾瀬だ。 004.gif
昨日の悪天とは打って変わって良いお天気になってきた。至仏山へ登るハイカーも多い。至仏山だけなら日帰り登山が可能なので、次回は是非登ってみたい。



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山ノ鼻から鳩待峠へは、1日目の“尾瀬ヶ原のワタスゲと三条ノ滝”を参考にしてほしい。美しいブナ林の中を歩くトレイルだ。ただ、入山時は下りでルンルンだが、帰りは登り坂になるので少し時間がかかる。遅い時間の下山になるなら、事前に鳩待峠のマイクロバスの時間などチェックしておこう。034.gif


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第二長蔵小屋での高山植物勉強会?のお陰で、入山時には気に留めなかった草花が目に留まるではないか!ブナの木の根元に線香花火のような可憐な花が咲いている。ミヤマカラマツだ。056.gif 072.gif



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そして、鳩待峠に近いトレイル脇では、背丈が1m以上あるかと思うヤグルマソウが目を引く。この花は薄暗い森の中で、その大きな白い花の美しさを際立たせる花だよね。056.gif


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今回、私は尾瀬入門にも関わらす、3日間で湿原、森林、小沼、高山といった変化に富む尾瀬の要素を一通り味わうことができた。高山植物も名前を知っている植物に出会うと、まるで旧友にでも会ったような気分になるから不思議なものだ。003.gif これからもっと勉強して旧友を増やしていこう。 045.gif

私のこのトレイルへの評価:5★ 初級者向け
全行程距離:約10km, 行動時間:約4時間(休憩込み)


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by dream8sue | 2014-07-31 19:02 | 尾瀬 国立公園 | Trackback | Comments(2)
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Commented at 2014-09-09 23:18 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by dream8sue at 2014-09-15 13:58
レイミーさん、コメントありがとうございます。

術後すぐ?という訳にはいきませんが、術後3日で退院し、3週間後には妙高山を登り、5週間後には鳳凰三山を登りました。
現在は化学療法中です。これがまた結構きつい治療なのですが、体調の良い時は自然の中を歩くようにしています。

緑の尾瀬も、もうすっかり草紅葉の紅の尾瀬になっています。
残り少ない人生を好きなことを、好きな人たちと、好きな様にすごしたいですね。Health is wealth. 健康は財産ですね。
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