秋の飯縄山は黄金の惑星    Mount Iizuna in Myōkō Togakushi renzan National Park

Wednesday, October 15, 2014
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抗癌剤の副作用が気になるも、紅葉が見ごろのこの時期を逃すてはないと1泊2日の信州ハイキングを決行。 場所は険しい岩場の連なる戸隠山と、戸隠山から南東へ直線距離で10km余りの場所にある、美しい双耳峰の飯縄山(飯綱山ともいう)である。
メインは戸隠山なので、正直、飯縄山にはあまり期待していなかった。 ところが、訪れた時季が良かったのか、紅葉、黄葉のけんらんたる色彩に染まった黄金の惑星がそこにはあった。 072.gif 070.gif




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<公共交通の場合>
JR高碕駅から長野新幹線の始発に乗り長野駅で下車。 長野駅西口(善光寺口)川中島営業所前⑦番乗り場から戸隠キャンプ場行のバスが出ている。 南登山道(一ノ鳥居コース)は飯綱山登山口で下車。長野駅から約45分。 059.gif
バスを降りてから、一ノ鳥居登山口まで北に向かって別荘地を20分ほど歩く。 071.gif

<マイカーの場合>
上信越自動車道長野インターか信濃町インターが利用しやすい。 特に信濃町インターは渋滞も少ない。 国道18号を長野市街地方向に進み、「柏原小入り口」交差点を右折、県道36号線で黒姫山山麓を通って戸隠キャンプ場、奥社入り口、飯綱山登山口へと南下する。




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南登山道は一ノ鳥居園地にトイレと駐車場があるのでマイカー利用の場合はここに車を止めることができる。




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大鳥居をくぐり少し行くと林道が交差している。 そこに木製の鳥居があり、ここからが登山道の始まりだ。 070.gif




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トレイルに入ったとたんに、足元には落ち葉の絨毯が出迎えてくれる。 005.gif 072.gif




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“え、何この黄金ワールド!” 登山口からは想像できないくらい、雑木林の中は黄金色に輝く美しい木の葉でいっぱいだった。 005.gif072.gif




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足元の落ち葉と黒い実を付けた植物 (チゴユリかな?) が絵のように美しくて、しばし時間を忘れる。 043.gif 072.gif




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程なくして、一ノ鳥居跡地に着く。




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神や仏、はたまた最近流行のスピリチュアリティなどには一切関心の無い私であるが、一ノ鳥居跡地周辺は白樺の倒木さえも、何か神秘的なものを感じる趣きがある。 072.gif




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松ノ木の切り株が無造作に置かれていた。




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After I returned from the United States, I saw such beautiful leaves for the first time. It is about 10 years that I missed appreciating autumn leaves.




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左右、前後、上も下も黄金色の世界。登行の苦しさがまったく気にならないほどの自然美に感動しまくりだ。 072.gif




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南登山道は、ほぼ一直線に北に伸び、一定の傾斜(比較的緩やかな登り)で標高を上げて行く。




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トレイルには登山口から合計13の石仏が置かれ、標高なども書き添えられていてハイカーの目印になっている。




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心拍数を上げないように、ゆっくり、ゆっくり秋のトレイルを味わいながら進む。 心なしか紅葉の色も深く優美になっていくようだ。072.gif




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トレイルが急登になってきたらまもなくで休憩場所に適した “駒つなぎ場” といわれる広場に着く。 ここの広場で小休止しよう。 ここから道は尾根を離れ右方向にトラバースぎみに進み、スイッチバックの急登がはじまる。




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トレイル脇でこんな可愛らしい実を見つけた。 ツリバナかな? まるで妖精のイヤリングみたい。 037.gif




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スイッチバックに入ると傾斜が急になり、042.gif 途中には水場がある。 063.gif




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さらに進むと、“天狗の硯石” と書かれた標識があり、右に硯石と思われる四角形の石がある。




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登山口から約2時間、天狗の硯石を越えた辺りから森林限界になる。トレイルの木々はまばらになり見晴らしも良くなる。 樹海の中の池や、すそ野の紅葉を堪能しながら先に進もう。 072.gif




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標高1,800mを越え、上部に西登山道(中社尾根)からのトレイルが見えだし、最後の急坂を登り詰めると鳥居のある祠にでる。 ここでは青空も見えていたのだが・・ 058.gif




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祠の右についたトレイルを少し登れば飯縄山南峰広場に着く。

広場の右下に赤い屋根の飯縄神社がある。




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南峰広場から北峰までは15分ほどの緩やかな稜線歩きで山頂に着く。いつの間にかガスが垂れ込み視界が悪くなってしまった。 002.gif




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登山口から約3.5時間で三角点のある飯縄山北峰(1,917m)に到着。066.gif 山頂には多数の大石と笹が生茂り、立派過ぎるのではないかと思われるほどの山頂標識が建っていた。 晴れていれば戸隠山や北アルプスの展望があるのだが・・残念・・ 002.gif




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下山は山頂から分岐まで戻り、西登山道(中社尾根)を戸隠中社方面に進む。




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下りだしてすぐに、コンディションの悪いぬかるんだ路となる。けれど、ダケカンバの林が霧に濡れて幻想的でちょっといいな~ 043.gif




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やがてトレイルはミズナラなどの自然林とカラマツ林が混ざる路を尾根通しに進む。  072.gif




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下山開始から約1時間でカラマツ林の中にある萱ノ宮の祠に着く。

ここで伐採作業に伴う通行止めに合う。

迂回路は貯水湖に流れ込む沢を大きく巻き右岸に渡っている。




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はじめは “面倒くさいな~” としぶしぶ沢に下降したのだが、ところが、この迂回路がなかなか良い。沢筋は広葉樹の紅葉が見事で、カラマツ林の尾根路である中社尾根より楽しいかもしれない。072.gif




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渓流美もなかなか良い。 072.gif 070.gif




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渓流に沿って下流に進む。

薄暗い針葉樹の林を通りすぎる。

白い葉の植物がキャンドルのように浮かぶ上って幽玄的だった。045.gif

白いシダも印象的だ。 072.gif




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倒木と紅葉が美しい。




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薄暗い針葉樹林の間に明るい雑木林があり、モミジなどの紅葉がいっそう鮮やかに目に飛び込んでくる。




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針葉樹林帯が終ると、飯縄山、瑪瑙山、中社のスキー場との三差路にでる。

迂回路起点へはここから南西にいくのだが、この日の宿を中社にとってあった私は、中社のスキー場へと真っ直ぐ西に向かった。




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三差路からは、小さな水路と平行して付けられた水平トレイルを行く。この水路はスキー場まで続く長い水路で、水際を歩くこの路は夏でも楽しめるトレイルではないだろうか。 049.gif 071.gif




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そして、最後は一面ススキが覆う戸隠スキー場の南端に到着する。 スキー場の北西に一際高くそびえるシルエットは高妻山かな。 リフト乗場から中社の集落に出て西に向かえば、戸隠神社中社と、旅館、民宿街に至る。

標高に差があるものの、高低差は先週行った尾瀬の燧ヶ岳と大差ない(約800m)はずなのだが、嘘のように楽であった。やはり心臓に負担をかけない様にゆっくり歩いたのが良かったようだ。しかも紅葉の美しさに心踊らされての登行だったので実に楽しかった。 070.gif ハイキングはいかに行く場所と行く時期の選定が大事かということを実感した。 034.gif 045.gif

私のこのトレイルへの評価:5★ 初級者向け
行程距離:約10km(南登山道口‐飯縄山‐西登山道萱ノ宮‐迂回路を経てスキー場)
高低差:約790m 行動時間:約6時間(休憩込み)

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by dream8sue | 2014-10-15 14:34 | 妙高戸隠連山国立公園 | Trackback | Comments(0)
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