群馬の駅からハイク vol.4 : 東吾妻町 不動の滝から岩塔の岩櫃山  Iwabitsuyama in Higashiagatsuma

Friday, October 31, 2014
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尾瀬シーズンも終り、今回は久しぶりの “群馬の駅から登るハイキング” 第4弾として、JR吾妻線沿線にある岩櫃山に行くことにする。 070.gif
岩櫃山(いわびつやま)は、東吾妻町にある標高802mの岩山である。標高は高くはないが、奇岩、怪石からなる切り立った山容で、南面は約200メートルの絶壁になっている。

“群馬の駅から登るハイキング” vol.1~3 はこちらから↓
群馬の駅からハイク vol.1: 渋川市小野子 小粒でも登りがいたっぷりの小野子三山
群馬の駅からハイク vol.2: みなかみ町 上牧から登る上州三峰山 
群馬の駅からハイク vol.3: 安中市松井田町  碓井峠のアプトの道を歩く 
 


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ハイキングの始点駅はJR吾妻線の群馬原町駅である。高崎、前橋方面からJR上越線に乗り込むと渋川駅で万座・鹿沢口方面に行く吾妻線に替わる。渋川駅から30分くらいで群馬原町駅に着く。下山は一駅先の郷原駅になる。

今回のルートは、岩櫃山の岩稜歩きの他に、一本松登山口に向かう途中にある、観音山不動の滝を楽しむことが出来るという1度で2つ美味しいトレイルだ。 060.gif
群馬原町駅から国道145号線にそって西に5分くらい行くと“岩櫃山登山道入口”の立派な標識がある。そこから国道の高架をくぐり沢に沿って上流に進む。 070.gif




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20分ほど舗装道路を歩けば観音山入口の標識が現れるので、ここを右に行く。
なお、ここまでの車道は細い道のわりに交通量が多いので車には気をつけよう。 034.gif




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分岐からすぐに赤色が印象的な橋(観音橋)を渡れば、不動滝は近い。不動滝の駐車場周辺には冬桜?の木が植えられていて、今が正に満開だ。 056.gif



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冬桜の他にも、トレイル脇にはツリフネソウ、ゲンノショウコ、ヒメジョオンなどの里の草地や道端で見られる花々が私を楽しませてくれる。 056.gif
ハキダメギク(写真左)はこんな可愛い花なのに可哀想なネーミングだ。私ならもっと夢のある名前をつけてあがるのに・・ 002.gif 037.gif キバナアキギリ(写真右)は花は終わりガクだけが残っている。 056.gif




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そんな草花を観察しながら歩くこと群馬原町駅から約30分で不動の滝に到着。 071.gif 不動堂の横を通り対岸に渡る橋を渡れば滝つぼまで行ける。3段30mの滝だが近くからは最下段の滝しか見えない。岩壁から落ちる滝が、浅く広い滝つぼを作り周囲の景色に溶け込んでいる。 072.gif




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滝の落口に行くトレイルが右岸の東屋の前から付いている。トレイルは第3石門と書かれた狭い洞窟の中に入っていく。クサリとハシゴが掛けられ暗黒の世界に私を誘う。 017.gif




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ちょっとドキドキ、いや、かなりドキドキ。。 025.gif 008.gif いくつになっても暗闇は怖いね。 037.gif




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ハシゴの先は真っ暗な洞窟の部屋になっていて、左手に洞窟を抜ける光の窓がある。 005.gif




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そして、その光の窓を抜けると、そこにはかすかに色づいた木立の間から観音山が見えていた。 072.gif 観音山周辺には他にも洞窟が何個かあるので探検してみるのも良いだろう(その場合は懐中電気必携) 070.gif




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洞窟を抜けるとすぐに滝の落口に行く踏み後がある。滝の落口は足場が悪く、柵などは設置されていないのであまり身を乗り出すと危険である。そこは自己責任でね。 034.gif




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さて、滝周辺で遊んだ後は岩櫃山の一本松登山口まで、再び車道を北西にむかって歩く。

約0.5kmで広い交差点に出るので左(西)に曲がる。 070.gif




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さらに約0.5kmも行けば第2駐車場を経由して、1本の松ノ木が立つ一本松登山口の駐車場に着く。この道程にもこんな花のようなキノコを発見。秋の里道歩きは楽しいね。 060.gif




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群馬原町駅から一本松登山口までは約3km、滝めぐり、洞窟探検も含めて約1時間ってとこだ。 059.gif
一本松登山口の駐車場にも冬桜?が咲いていた。コスモスや菊も咲いていて日本の里の秋って感じ! 056.gif 060.gif

一本松登山口には、お手洗いや休憩所も設置させている。 063.gif
ここから “沢通り(東吾妻町の観光情報による名称)” ルートで岩櫃山頂を目指す。 070.gif




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登山口から100mで岩櫃城本丸跡への分岐を左に分ける。そして、はじめのうちは針葉樹林帯の緩やかな登り坂を行く。約400mで再び本丸跡に行くトレイルを左に見る。




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沢通しに西に進めば、あたりは広葉樹林の森へと植生が変わる。そして中国水墨画にあるような高く突き出た岩が両岸に立ちはだかってくる。静寂と神秘な趣を感じるところだ。 072.gif




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登山口から約1kmで櫃の口(天狗の蹴上げ岩)と言われる岩塔に突き当たる。ここが6合目で、ここからどんどん岩場へ登り上げて行く。




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ちなみに、ここは岩櫃城跡へ行く “尾根通り” や郷原駅からの登山ルートである “赤岩通り” “十二様通り” へ連結する分岐でもあるので、しっかり自分の行きたいトレイルと現在地を確認しておこう。




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櫃の口から少し登り、2つの岩壁に挟まれた岩の隙間のようなトレイルを行く。 005.gif




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だんだん急斜面になって、岩場まじりの尾根路をこなすと、突然見晴らしの良い小岩頭に出る。 071.gif




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小岩頭辺りが9合目。岩櫃山の山頂は狭いので休憩はこの岩頭周辺の方が良いだろう。 063.gif ここから見える岩櫃山直下の岩壁は切り立っていて、2本のクサリが掛かっている。遠目からは“え~!あんなブッ立ちの岩壁登れるの~?”ってビビってしまう程の急傾斜に見える。 005.gif 008.gif




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9合目の岩頭からクサリを頼りに一旦鞍部に下降する。 071.gif




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ナイフリッジを進めば山頂直下の岩壁に達する。近くで見る岩壁にはホールド、スタンスが結構ある。

山頂岩壁は20mほどなので慎重に登ろう。034.gif




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岩櫃山頂は360度の展望で、眼前には上州の山々が広がっている。北面の紅葉が見事だ。 072.gif



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Amazing! The mountain was lovely colorings in the leaves. 072.gif




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9合目の岩頭の背景には東吾妻町や中之条町の市街地が見える。 おや?クサリ場に誰かいるよ。Sueだ! 029.gif




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山頂からは “密岩通り” と呼ばれる岩稜ルートに進む。ここからが岩場ルートのハイライトだ。 070.gif




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色鮮やかに紅葉した尾根路を少し行くと、南側が断崖絶壁になった岩場をトラバースする。高所恐怖症の方には怖いよ~!008.gif




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ヤセ尾根に登ったと思ったら、今度はクサリを使って反対側に下降する。




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そして石門をくぐり・・ 005.gif




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クサリ場を降りた先の岩陰には “鷹の巣遺跡” と呼ばれる弥生時代の墓がある。弥生時代には再葬の風習があり、いったん埋葬した遺体を掘り上げて骨を土器に入れて再び別のところへ葬ったそうだ。このような墓を「再葬墓」と呼び、鷹の巣遺跡から出土した土器の中からは人骨がみつかっている。その土器は東京国立博物館と明治大学考古博物館に保管されているらしい。 045.gif




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鷹の巣遺跡から反対方向に少し降ると、細い岩のナイフリッジ “天狗の架け橋” がある。




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天狗の架け橋は、細い部分で体操の平均台ぐらいの幅だ。 005.gif 天狗の架け橋の手前に迂回路の看板があるので、怖いと思ったら迷わず迂回路を歩こう。 034.gif
天狗の架け橋から鞍部に降り、さらに500mくらい降れば密岩登山口に着く。密岩登山口から郷原駅までは舗装道路を古谷T字路を経由し2km弱だ。




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標高も低く小ぶりの山であるが、展望と岩場歩きが楽しめるピリカラの山だ。 045.gif

特に新緑と紅葉の頃がお勧めだ。 049.gif 058.gif


私のこのトレイルへの評価:5★ 中級者向け

行程距離:約7km(JR群馬原町駅‐観音山入口‐不動の滝‐第3石門‐一本松登山口‐櫃の口‐岩櫃山頂‐天狗の架け橋‐密岩通り登山口‐JR郷原駅)

高低差:約400m 行動時間:約4時間(休憩込み)

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by dream8sue | 2014-10-31 01:18 | 群馬の駅からハイク | Trackback | Comments(0)
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