群馬の駅からハイク vol.8 : 富岡市 ミツバツツジの咲く破風山で西上州の春を先取り

Sunday, April 5, 2015
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曇り時々小雨降る春の週末、お天気を懸念しながらも西上州の玄関口である富岡市と下仁田町の境にある破風山(450m/はふうさん)に出かけた。 070.gif

破風山という名の山は、群馬県内には高山村とみなかみ町の境にもある。そちらは、標高1,068mの破風山(はふやま)なので混同しないようにね。 034.gif

TOP写真は上信越自動車道、下仁田IC付近から見た破風山とみかさ山。




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ハイキングの起点駅は、2両編成のローカル線、上信電鉄の千平駅である。

私は今回、初めて上信電鉄に乗った。 世界遺産に登録された富岡製糸場のある上州富岡駅では多くの人が降りていった。

この山は、ハイキングマップにはトレイルが載っていない小さな山だ。

千平駅の東に位置する南西神社から尾根伝いに往復するのが一般的のようである。

しかし、今回は西上州に詳しい同行者の発案で、千平駅のすぐ北側の尾根(トレイルは無い)からループ状に歩くことにした。

小さな低山なので、適当に藪をこげば入山、下山できると思うが、岩場も多いので確かな読図力があるハイカーと歩くことをお勧めする。 045.gif

千平駅から大桁山・鍬柄岳の登山口方向(北)に向かい、線路を横切った先で林道に入る。

この時期、線路脇にはパープルの花、ムラサキハナナが一面に咲いていた。





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林道脇に植えられた満開のサクラが目をひく。  堤防の手前で畑の土手を横切り、沢を越えて左手の尾根に取り付く。




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Oh My God!  いきなりジャングルのような山中に踏み入る。 そして、踏み跡も何もない斜面を尾根まで登りつめる。




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登りつめた尾根にはミツバツツジがたくさん咲いていた。まあ、素敵! 043.gif 072.gif




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ヤマツツジのふっくらとした蕾もいい感じ。 056.gif 043.gif




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あら、白いツバキなんて珍しい。 たくさんの花に出迎えられて上機嫌になる。 060.gif

踏み跡はないが、尾根通しに北西に進む。 070.gif




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一年中温暖で季節感に乏しい南カリフォルニアから帰国したばかりの私には、日本の春の躍動感を味わうのは久しぶりだ。 043.gif

“ミツバツツジってもう咲くのか” と嬉しい驚きを感じながら雑木林の尾根を行く。




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芽吹きも始まっている。遠くから見ると白い花を咲かせているように見える。 072.gif




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小ピークとも言えない小さな尾根のコブを4~5ッほど越える。中にはこんな狭いナイフリッジの通過もある。

ナイフリッジを歩きながら、眼下に咲くミツバツツジの方に、つい足元から目をそらしてしまう。

おっと、危ない!Watch the step carefully! 005.gif 009.gif 034.gif




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ヤマザクラとミツバツツジのコラボレーションに歓喜の声を上げる。 005.gif 056.gif




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このあたりは特にミツバツツジの群落が見事だ。 056.gif 072.gif




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踏み跡は無いけれど、ときどき赤テープがある。ここから進路を東に変える。 071.gif

入山からひたすら尾根のコブを越えながら歩くこと1時間弱、だんだんと大きな岩が出てくるようになると、石祠のあるコブに着く。 042.gif

ようやく少し踏み跡が現れるようになる。





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石祠のあるコブから破風山西壁にあたり、右(西側)からこの壁を巻いて行くと落葉の積もった踏み跡から小さな岩場を登れば破風山の山頂である。




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破風山の山頂は意外と広く、大きな御嶽大神の碑や石祠がある。




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山頂の北側の崖っぷちにはヒカゲツツジも咲いていた。 056.gif




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ブローチのような新芽が美しいね~ 072.gif

破風山から西側の踏み跡への下降は急であるが、樹木を頼りに慎重に下れば問題ない。

しかし、ややルートファインディングが難しいかもしれない。

用心にロープなどあれば何処でも下降できるので安心だね。 034.gif




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破風山からは、途中に大岩を右に見ながら雑木林の尾根を東に行く。 070.gif





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尾根はやがて、やせた岩稜帯になる。

みかさ山と呼ばれる岩峰からは、これから進む岩稜が目視できるので方向は見定め易い。

しかし、道標もトレイルもないので、ルート取りは藪尾根歩きに慣れていないハイカーには手ごわいかもしれない。 039.gif

ここは岩峰のせいか展望も良く、西上州の山々や富岡市、下仁田町の町並みが一望できる。 072.gif




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春の低山は山の息吹を感じることができて、とても楽しい。 056.gif




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みかさ山の岩峰は右(西側)から巻く。  振り返って見ると南側は絶壁である。




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やせた岩稜にそって、藪こぎと岩場の登行を繰り返す。




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岩稜帯には二箇所に石祠が置かれている。 一つ目の石祠の左(東側)の藪の中を行く。




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一つ目の石祠の置かれた岩場を通過して、振り返ってみれば、南側はすごい絶壁だ。 005.gif




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二つ目の石祠は、石祠のすぐ下の岩場を登る。

それにしても、この石祠、こんな不安定な針峰の上によく落ちないでのっているものだ。 005.gif




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標高もぐんぐん下っている。振り返れば破風山(写真左)と、みかさ山(右)が霧の中に見えている。




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最後の岩場を下りれば、後は緩やかな雑木林の尾根を南にたどるだけだ。 071.gif




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自然林からやがて植林地帯に入る。尾根を直進せずに右の山腹を降りれば林道に出る。 071.gif




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林道脇の満開の山サクラを見ながら最興寺に向かう。




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林道からは、すぐに最興寺の裏の墓地に出る。ちょうど最興寺のサクラが見ごろであった。 056.gif

最興寺は千平駅と南蛇井駅の中間くらいなので、どちらの駅に行っても20分程度の里歩きで着くだろう。




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私たちは、民家の庭先の花を観賞しながら、線路を越えて起点の千平駅方面に向かった。途中の小川に生えているクレソンを摘んだりしての里歩きも楽しいだろう。 049.gif




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前記した通り、破風山は最興寺近くにある南西神社から尾根伝いに往復するのが一般的のようである。

また、破風山の北側にある大桁やすらぎの森方面から登るトレイルもあるようだ。

千平駅からは鍬柄岳・大桁山へのトレイルが人気であるが、両者を登った後に、やすらぎの森からこの破風山に繋げるルートも面白ろそうだ。 045.gif

私のこのトレイルへの評価: 4★ 上級者向け
行程距離: 約2.5km(千平駅‐破風山‐みかさ山‐最興寺‐千平駅)
標高差: 約200m
実動時間: 約3時間 (休憩込み)





 【おまけ:ほたる山公園】
下仁田駅から鏑川を挟んだ南側にほたる山公園という展望の良い公園がある。ここは御岳山(別名:兄倉/576m)の登山口でもある。

下仁田町を一望できる公園にはシダレザクラやヤエザクラが満開であった。 056.gif

展望台や休憩所も整備されているので、ランチをもってゆっくり楽しむのも良いだろう。 049.gif
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by dream8sue | 2015-04-05 22:16 | 群馬の駅からハイク | Comments(0)
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