桐生市 栗生山は赤城山の展望台     Mount Kuryū in Kiryū, Gunma

Friday, April 22, 2016
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栗生山は赤城山の東に位置し、短時間で登れる(栗生神社から1時間強)低山の割には展望が良く、春にはアカヤシオが山頂周辺を彩る。そんな栗生山へ同行者の提案でバリエーションルートである南西尾根から登ることになった。




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<マイカーの場合(前橋方面から)>
国道50号線を東へ走り、 “西久保町” の5差路で県道73号線に入り北へ走る。 “大間々町6丁目” で国道122号線に合流したら日光方面に向かって北上する。わたらせ渓谷鉄道の水沼駅を過ぎ、“水沼”の信号を左折して県道257号線に入り上田沢方面に走る。途中 “間々下橋バス停” の先の橋(栗生神社の道標あり)を左折し、村落の狭い道を2.3kmほど北に走れば桐生神社の鳥居前のパーキングに着く。




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栗生神社のパーキングからは、アクセスの車道を戻る。ゴミの集荷場のある三叉路に出たら右へ進む。そこからは村道をくねくねと南方向に歩き、沢を渡ってさらに南下する。




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取付きまで舗装道路歩きであるが、路肩には里の春を満喫できる草花が咲いている。ニリンソウに思わず駆け寄り、カキドオシの美しさに改めて気づく。定番のタチツボスミレやエイザンスミレも盛りである。 056.gif




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Wow! Wonderful! 久しぶりに田園風景を見たような気がする。これぞ正しい日本の故郷風景って感じ。 041.gif 田園風景を過ぎると道が西へカーブする。




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バリエーションルートの核心は取付き探しと行っても過言ではない。
取付きが分からず、または誤ったポイントから登って、敗退や余計な労力を費やすことが間々ある。
なかなか現れない取付きにやきもきしながら、歩くこと45分。 070.gif
ついに目印となる標識を発見。
標識には “林業再生緊急網整備事業 わたらせ森林組合” と書かれている。 034.gif




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林道に入り、すぐに表れる尾根の末端から忠実に尾根を詰めて行くとほどなく石祠のある小ピークに着く。 ここからいよいよバリエーションが始まる。始めは植林の針葉樹林帯を行き、やがて雑木林となる。




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雑木林に入ると、西側の見晴らしが良い小さなアンテナが立つ場所に着く。

西側の山腹にはヤマザクラが咲き、淡い新緑と織りなす景色が何とも素敵である。

日本の春を感じるな~ 060.gif




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ツツジが咲く雑木林を抜けると、しばらく植林帯となる。尾根の右側には鹿避けのネットが続いている。




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植林帯の急坂を登り切ると、東側の谷越しに栗生山方面の山並みが見えてくる。




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バリエーションルートではあるが、明るい尾根筋で藪漕ぎもなくとても歩き易い。




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ヤマツツジやミツバツツジの咲く中を、緩やかな登りが続く。ふと足元も見れば、ドングリの発芽が見られてますます楽しくなる。 043.gif




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やがて798mピークに近づくにつれ露岩が現れだす。




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そして、南北に長い798mピークは何処がピークなのかよくわからない。が、一際アカヤシオが咲き乱れる尾根に着く。休憩するには最適な場所だ。 063.gif




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西側の藪越しに赤城山が見えて、ちょっと感動的だ。 005.gif




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798mピークから先は、ヤセ尾根にマツの木が生えて低山とは思えない中高山の雰囲気をかもし出している。




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798mピーク北側の鞍部である高楢峠までは露岩の多い尾根を行く。




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取付きから2時間弱で高楢峠に着く。
高楢峠には古道があったようだ。
小さな石祠が昔を忍ばせる。
峠周辺は新緑とアカヤシオのトンネルだ。 072.gif
秋もきっと見事な紅葉が期待できる場所だ。 045.gif




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高楢峠からは、岩稜の急登となる。左側から巻き気味に登り、適当な場所からリッジに登り上げる。




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岩場と露岩のリッジが続く。マツの木に大きなキノコが・・ 037.gif




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標高もだいぶ高くなってきた。 042.gif




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見晴しの良い岩場の上に出る。 072.gif




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その先も岩稜が続く。




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3mくらいの岩場もあり楽しい。 060.gif




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この辺りがこのバリエーションルートの一番ハイライトだろう。




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岩場を過ぎると、また穏やかな雑木林の尾根が続く。




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穏やかなピークをいくつか越えると、“八九二” と刻まれた石標のあるピークに着く。
地図と照らし合わせると、この “八九二” は標高のようだ。 039.gif
この周辺も新緑が美しい。
このルートを登るなら、藪が濃くならないこの時季か秋が良いだろう。 049.gif




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そして、ここまで北に向かって歩いてきたが、892mピークからは東に角度を変えて進む。 やがて、右側に深い谷を見ながらの岩稜歩きとなる。




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この辺りがまた見事なツツジとサクラの園で、足場が悪いのを気にしつつも写真撮影が忙しい。 041.gif




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登るにつけ展望も開ける。西側の眺望。 072.gif 072.gif




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東側の眺望。 072.gif 072.gif




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やがて、栗生山直下の南尾根の鞍部に着く。

ここは栗生神社へ行くトレイルとの分岐である。

ここから南尾根を北に数分行けば山頂である。

(道標には山頂まで200mとある)




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高楢峠から約1時間40分で栗生山に到着。栗生山のピークは東西に長く、木々に覆われあまり展望は良くない。が、アカヤシオの群落となっている。 また、左方向(西側)に少し降ったとことに眺望のよい展望岩があるのでぜひ行くことをお勧めする。 070.gif




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展望岩からは、すそ野を広げた赤城山が一枚の絵の様に眼前に展開している。 005.gif 普段、前橋市近郊から見ている赤城山とは違う赤城山の姿が見れて新鮮だ。赤城山を見ながらのコーヒータイムはとても贅沢な時間だ。 063.gif そして、この日は気流が不安定で、休憩中にも赤城山にガスがわき上がって、思わぬ天体ショーを見るようだった。 043.gif




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下山は、南尾根鞍部まで戻り、栗生神社コースに進む。植林のスギ林の急坂で石混じるのスイッチバックのトレイルは湿っていて滑り易いので気を付けよう。私は思いっきり転んで尾てい骨直撃の尻もちをついた。 007.gif




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痛くて泣きべその私を癒してくれたのが、暗いスギ林でひっそりと可憐に咲いている花たちだった。 056.gif 056.gif 東国イワシの頭・・じゃなくて、トウゴクサバノオ(写真左)や名前が難しくてマチガイソウ(間違いそう)なワチガイソウ(写真右)に元気をもらう。 041.gif




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やがて簡易舗装された林道に降って行くと、右の沢筋に大きなカツラの木がある。カツラの木といえば、秋に参加した森林セラピーでのレクチャーを思い出す。ハート形したカツラの葉はキャラメルのような甘い香りを放つらしい。
→ “上野村 中之沢渓谷で森林セラピー初体験 Forest Therapy at Nakanosawa valley in Ueno, Gunma




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そして、水場に着くと左側に栗生神社の境内に続く近道がある。境内には県指定天然記念物で樹齢1200年の大スギがある。大スギの前の170段の石段を降ればパーキングに着く。




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バリエーションルートと言っても、藪漕ぎなど皆無の明るい尾根歩きだった。
ルートも明瞭でしっかり地図が読めるハイカーなら問題はない。
栗生神社からの往復では物足りないハイカーにぜひ歩いて欲しいトレイルだ。 049.gif


私のこのトレイルへの評価: 4★ 中級者向け
行程距離: 約6.5km(栗生神社パーキング‐南西尾根取付‐798mピーク‐高楢峠‐892mピーク‐栗生神社ルート分岐‐栗生山‐栗生神社ルート分岐‐栗生神社 – 栗生神社パーキング)
標高差: 約500m
実動時間: 約6時間 (休憩込み)


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by dream8sue | 2016-04-22 23:15 | 群馬県エリア | Comments(2)
Commented by canlubang at 2017-04-20 08:45
初めまして。
来週栗生山 の予定で、
検索してヒットしました。

同じexcit です。

宜しく。(=^..^=)ミャー


Commented by dream8sue at 2017-04-20 17:40
canlubang さん

コメントありがとうございます。
栗生山へ行かれるのですね。
アカヤシオがたくさん咲いているといいですね。
こちらこそ、宜しくお願いします。 o(*゚∀゚*)o

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