高崎市 榛名山黒岩でクライミング     Rock Climbing at Kuroiwa in Mount Haruna, Gunma

Sunday, June 11, 2017
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群馬県の榛名山は上毛三山のひとつとして多くのハイカーに親しまれている山であるが、その南面には昔からクライマーがクライミングの練習に通う黒岩という岩場がある。 群馬で育ったクライマーなら知らないクライマーはいないはず。 もう2度と来ることは無いと思っていた黒岩に、気まぐれにハイカーの岩トレを目的に訪れることになった。

黒岩独特の細かくて固い岩の感触、懐かしさの中に漂う一抹の哀感は何なのだろう。 谷川岳や穂高の壁を登りたくて毎週のように仲間とトレーニングに通った遠い記憶。 そんな仲間たちも、ある者は家庭を持ちいつしか山から去っていった。 また、たぎる想いに突き動かされ高みを目指し、そして山で散った岳友たちもたくさんいる。 

1990年代のフリークライミングの勢威とクライミングジムの普及に伴い群馬のクライマーたちは高グレードの岩場を求めて二子山や有笠山へと通うようになり、いつしか黒岩は忘れ去られた。 2000年代になると金と時間のある中高年登山者がガイド登山をするようになる。 かつて命を懸けて山と向き合っていた岳人たちの汗と涙が染みついた岩は、今はガイドや登山道具店の講習会などの金儲けの場と変わっている。  




f0308721_20334087.jpg黒岩は、榛名山の南側から榛名湖畔に上る県道28号線で湖畔から4kmほど手前の山腹にある。 
28号線を登って行くとヘアピンカーブの先に木立の間から黒岩の岩壁が見えるだろう。 
カーブの手前左側に10台ほどパーキング可能な路肩がある。 
週末は結構な数のマイカーなので、早めに行くことをお勧めする。




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感傷に浸っている暇があるなら練習しろ~ぃ! ということで、まずはピラミッドフェース(練習岩)で岩に慣れよう。 




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ランチの後は西稜、ヤンキー稜、西18番ルンゼ(ともに入門ルートでⅣ級程度のグレード)などに取り付く。 (写真は西稜の上部)




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ヤンキー稜の取付き。 壁の途中に蛇がいてびっくり!(゚д゚)!




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各ルートの終了点からはラペルで下降。 (写真はヤンキー稜のテラスからのラペル)

黒岩は私をセンチメンタルにさせる。 しかし、私の哀愁などお構いなしに、登るクライマーの年代や目的がどう変わろうと、黒岩は今日も変わらずにクライマーにその黒い岩肌を開いている。 谷川岳が私をクライマーとして強くしてくれた父なる岩場だとすれば、黒岩は、どんな時も(今はハイカーだけど・・)優しく私を迎えてくれる母なる岩場だ。  ちなみに、私が黒岩を訪れたのは、この日が11年ぶり、通算239回目であった。

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by dream8sue | 2017-06-11 20:31 | Rock Climbing | Trackback | Comments(4)
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Commented by pochi23 at 2017-06-13 22:16 x
こんにちは。
私にとっても黒岩はなんか親しみのある岩場です(元埼玉県民ですが)。なんか好きですね、岩場から前橋高崎あたりの街を眺めてのんびりと、日当たりの良いテラスで。
Commented by dream8sue at 2017-06-13 22:39
Hi pochi23,
岩場からの眺めは悪くないですね。
カチカチ系なので、好き嫌いが分かれる岩場かもね。
Commented by y at 2017-06-14 20:12 x
黒岩はビギナーからエキスパートまで楽しめる貴重な岩場ですね〜
みんなで大切にしていきましょう!

Commented by dream8sue at 2017-06-15 15:25
y さん
近くにホームゲレンデと呼べる岩場があるのは良いですね。
時代を越えていつまでもクライマーに愛され続けることを祈っています。
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