北アルプス、針ノ木岳の縦走1日目は針ノ木雪渓から針ノ木峠まで登って、峠にテント泊。
5時間かけて登り着いた針ノ木峠で大休憩。
針ノ木峠のテント場はロケーション抜群なので、翌日の針ノ木岳から種池までの縦走に備えてゆっくりするのも良い。
余力があれば、空身で蓮華岳を往復するのも良いだろう。
蓮華岳へは、針ノ木小屋からいきなりハイマツ帯の急登で始まる。
針ノ木峠周辺に咲く イワギキョウ
高度を上げると、翌日歩く予定の針ノ木岳と赤沢岳がドカンと鎮座している。
オオヒョウタンボク とか アザミ などの高山植物が咲くスイッチバックのトレイルを登る。
空身って楽だね~ (^^♪
急登を20分ほどこなせば、あとは坦々とした岩屑の尾根歩きとなる。
進行方向には、アメリカのコロラドあたりにありそうなロックが現れる。
ハイマツの根元には背の低い小さな植物が群生している。 これは・・コメバツガザクラ の蕾かな?
ロックの上から振り返ってみれば、白いガレ地に生える ダケカンバ がパッチワークのようだ。
足もとには、花期の終盤を迎えた コマクサ がザレ地に咲いている。
コマクサの園に舞い降りた赤い妖精? 魔女?
こんな高山の砂礫地に咲く花はコマクサだけではない。 ダテ科の オヤマソバ も定番。
霧が出てきたのでライチョウも出てきた。 この方たちは、ライチョウの生息実態を調べている長野県環境部の調査員。
霧に包まれる稜線。 高山の自然美に魅せられる瞬間は何も晴れた時だけではない。
刻々と変化する自然の中で、その時、その中に身を置いているからこそ感じられるものがある。
蓮華岳の山頂付近には、トウヤクリンドウ や イワベンケイ、 タカネシオガマ、 タカネツメクサ などの高山植物が見られる。
やがて、祠の置かれたピークがあり、その少し東側に三角点のある蓮華岳(2799m)がある。
ピークの東側には大町の街並みが広がっている。
蓮華岳山頂から直角に南へ下るトレイルが北葛岳を経由して七倉岳や船窪岳への山並みである。
霧のベールの中から槍ヶ岳の穂先が飛び出した。
下山は同ルートを戻る。 針ノ木峠から蓮華岳までは、およそ3時間もあれば往復できるだろう。
北側の針ノ木岳から爺ヶ岳までの稜線も姿を現した。
明日はあそこを歩くのか~! う~ん、長いな~!
to be continued ・・・本ルートのマップ は下記のヤマレコのリンクをクリックしてね (^_-)-☆ 私のこのルートへの評価: 5★ 中級者向け
距離:約11km/ 所要時間:テント場での2.5時間休憩込みで約11時間
(扇沢バスターミナル 6:10‐大沢小屋 7:30‐針ノ木雪渓‐針ノ木峠(針ノ木小屋)11:20/13:50‐蓮華岳15:30/15:50‐針ノ木峠(針ノ木小屋)17:00)
標高差: 約1400m
下のバーナーをクリックしていただけたら嬉しいです。 ヽ(゚∀゚)メ(゚∀゚)メ(゚∀゚)ノ
↓ Thanks for reading my article. Please click the banner below, so that your access can be counted. にほんブログ村