カテゴリ:日光 国立公園( 12 )

日光 ミスティー・ハイキング in 半月山     Mount Hangetsu in Nikkō National Park

Tuesday, June 13, 2017
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日光の梅雨時ハイキングの2日目は半月山と湖畔歩きとなった。 前日に太郎山でゴージャスなシャクナゲを見ることができ気分は上々。 続く2日目も中禅寺湖を眺めながらの稜線散歩と決め込んでいたのだが・・そこは日本のレイニーシーズンである、朝から霧が立ち込め湖畔周辺の山は全く見えない。 かといって雨降りでもなく、諦めきれないので露払いの雨具を着こんで歩くことにする。 ハイキングは天候優先と思い込んでいた私は、思わぬミスティーなコンディション下でのハイキングに不安と期待が入り混じる。




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<マイカーの場合>
前橋市からのアクセスは先日の太郎山山行を参照。 → “日光 太郎山のシャクナゲ群落を行く     Mount Tarō in Nikkō National Park”
金精峠方面から国道120号線を南下して、二荒山神社の先の信号 “立木観音入口” を右折し県道250号線に入る。 中禅寺湖の東岸に沿って0.5kmほど走れば左に立木第一パーキング(無料:5~6台可能)がある。 パーキングの前はボート乗り場の桟橋がある。

 


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パーキングの裏手の道を北へ行き、茶ノ木平への遊歩道に入る。 

道路の土手に咲くウツギの白い花が満開だった。




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遊歩道は良くメンテナンスされていて、立派な道標も設置されている。




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途中、中宮祠へのトレイルを左に分けながら、自然林の中をしばらく登れば茶ノ木平に着く。




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このあたりは広いササ原で、自然観察のための植物案内板なども設置されていて勉強になる。




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茶ノ木平を過ぎるとシロヤシオなどのツツジの木が増えてくる。 春にはアカヤシオも咲き、お花見目的のハイカーで賑わうらしい。



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茶ノ木平から1.2kmほどの所にある展望台からは中禅寺湖が見える・・らしいのだが、残念ながら霧は一向にはれない。 

それどころか、標高を上げれば上げるほど foggy というか misty になっていく。
 (ノω=;)ぅぅ…




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さらに西へ進み、一度、車道(県道250号線)を横切り狸山へのトレイルを登る。




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終わりかけのシロヤシオに代わって、トレイル脇にはサラサドウダンが満開だった。 

ツツジに比べると地味だけど、ベル形の花はとても可愛いね。

やがて鉄塔が建つ狸山に着く。




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その後、雨に濡れたズミの花など見ながら0.4kmほど降ると、突然、県道に隣接する中禅寺湖展望台(パーキング)に出る。 



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中禅寺湖展望台から半月山までは、やや急な登りとなり、トレイルに張られた真新しいロープが霧よりも白く浮き出ていた。




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中禅寺湖展望台から約40分、狸山から約1時間で半月山に到着。
山頂は木立の中でピークと呼ぶにはお粗末な稜線の一部のような所。
ランチ休憩しながら、計画を再検討。
天気が良ければ社山まで行くつもりであったが、諦めて半月峠から下山することにする。




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半月山から0.2kmの所にも半月山展望台があり、男体山や中禅寺湖にイタリア半島の様に突き出た八丁出島が見えるはずなのだが・・霧で真っ白。 O(*≧д≦)oクヤチーッ!!  

半月山から0.5kmの下降で半月峠である。 

半月峠周辺では、コメツガやカラマツの若葉が雫をまとい宝石のように輝いていた。 

展望が無いのは残念だが、見慣れた植物のこんな表情が見られるのはミスティー・ハイキングならでわだ。 イイネ━(〃゚∀゚〃)━♪




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半月峠からは、右(北)へ折れ、湖畔の狸窪(むじなくぼ)へ下る。




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山腹に作られたスイッチバックのトレイルを降る。 樹林の中は一層ミスティーだね。




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ミスティー! 




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半月峠から40分ほどで湖畔周回歩道(中禅寺湖周回線歩道)の一画、狸窪に着く。 湖畔周回歩道に出たら右(東)へ進む。




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湖畔の水際へ寄り道。 ここに来て青空が見え始めた。




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トレイル脇に咲くクリンソウの群落が目をひく。 ピンクの花に混じって白い花もあった。




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人目をひく鮮やかなクリンソウとは対照的に地味過ぎるツクバネソウを発見。 世の中、自己PRの上手い者ばかりがもてはやされる傾向には納得がいかない! 地味だけど味のある者にスポットライトが当たってほしいものだ。 (^^)ヾ(^ )ナデナデ




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湖畔周回歩道で立木第一パーキングへ戻る間には、旧イタリア&英国大使館の別荘地を通りぬける。 天気も良くなってきて、道草、寄り道が止まらない。 O(*゚∀゚*)oワクワク!  




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観光気分を味わいながら、ようやく歌ヶ浜パーキング(トイレもある大きなパーキング)に到着。 初めて見るヒナソウという可愛らしい花が植え込みにたくさん咲いていた。 立木第一パーキングまではここから20分くらいだ。 




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歌ヶ浜パーキングから立木観音前の商店街を通りぬけて第一パーキングへ戻った。 すでに湖畔には陽が当たっているが男体山は霧の中に姿を隠したままだった。 

半日ハイキングではあったが、朝が早かったので6時間40分、10kmと十分なハイキングとなった。 濃霧の中のハイキングだったので、風景よりも草花ばかりが目についてしまったが、晴れの日のハイキングとは一味違う自然に触れることができた。 たまにはミスティー・ハイキングも良いね。 

本ルートのマップ
私のこのトレイルへの評価: 3★ 初級者向け
距離:約10km/ 時間:約6.5時間(立木第一パーキング 6:00‐茶ノ木平 7:00‐狸山 8:15‐中禅寺湖展望台 8:40‐半月山 9:20/9:50‐半月峠 10:00‐狸窪 10:45‐歌ヶ浜パーキング‐立木第一パーキング 12:30)
標高差: 約500m

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by dream8sue | 2017-06-13 20:29 | 日光 国立公園 | Trackback | Comments(0)

日光 太郎山のシャクナゲ群落を行く     Mount Tarō in Nikkō National Park

Monday, June 12, 2017
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日光の男体山の北に位置する太郎山は、展望も素晴らしく、高山植物も豊富で、岩稜歩きも楽しめる変化に富んだ山である。 ここ数年、日光の山を登る機会が続いたが、男体山や女峰山から見る悠然とした太郎山の存在が気になっていた。 そして、その太郎山に登るべく今年も梅雨の晴れ間を狙って日光国公園立を訪れた。 (Top写真は志津峠から男体山へ登る登山道二合目あたりから見た太郎山)




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<マイカーの場合>
前橋市からだと、関越自動車道沼田インターから国道120で金精峠を越えて行くのと、みどり市から国道122号線で日光市のいろは坂を経由しても大差はない。が、どうせ行くなら初夏の山岳ドライブを楽しみながら走れる金精峠越えをお進めする。 日光市に入ったら光徳牧場をターゲットして走ればよい。 金精峠から日光市方面へ8kmくらい走り左折し2kmほどでアストリアホテルに隣接した大きなパーキングに着く。




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今回のトレイルは、光徳牧場から入り山王帽子山を経て小太郎山、太郎山へと至り、下山は、新薙から志津峠のある裏男体山林道へ下り光徳牧場に戻るループトレイルである。
光徳牧場周辺はキャンプ場もあり路が錯綜しているので、牧場の売店の前を通って山王峠への分岐を左に入ると良い。




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牧場周辺のハイキングトレイルは自然林なので気持ちが良い。 




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ふと足元を見ると、ツマトリソウらしき花が1輪だけ咲いていた。 ツマトリソウは通常花びらは7枚らしいが、この花は8枚あるね。 




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牧場から1時間ほど、奥鬼怒林道(山王林道)の左側に作られたトレイルを登る。 何度か林道をクロスしながらササの刈り込まれた路をたどれば山王峠の太郎山登山口に出る。 マイカーをここに停めて太郎山を往復するハイカーも多い。




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山王峠の登山口からはコメツガやシラビソの樹林帯の急な登りとなる。




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1時間ほど展望の無い樹林帯を登れば、視界が開けてきて山王帽子山(2077m)に着く。
北側は木立で展望は無いが、南側に男体山の全容が見える。




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山王帽子山からは、東に進みコメツガとササ原のトレイルを一気に150mほど下降する。 




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最低鞍部には1本のダケカンバが生えている。 その白い幹と新緑のコントラストが美しく、しばし見とれてしまう。




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鞍部から再び樹林帯を登っていくと、突然シャクナゲの群落が現れる。 
ここまでの道のりではあまり花が無かったので、このシャクナゲの出迎えには歓声が上がる。 (☆。☆)




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シャクナゲのトンネルを抜けると南側がロープでバリケードされたスポットに出る。 ここが廃道(立入禁止)となったハガタテ薙ルートとの合流点かな? 




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シャクナゲ群落からさらに樹林帯を登り上げると、今度はサクラの群生地となる。 陽当たりの良いトレイルにはヒメイチゲやミツバオウレン、スミレやバイケイソウなどの植物が現れだす。 




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特にサクラ(ミネザクラ?)の群生は見事で、期待していなかったサクラに、まさかのお花見気分全開である。 そういえば、日光白根山にもタカネザクラ(ミネザクラ)がたくさん咲いていたけど、これも同じ品種かしら? → “日光 火山湖に彩られる日光白根山    Mount Nikkō-Shirane in Nikkō National Park”




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展望も良くなり、男体山のすそ野の南西方向には中禅寺湖も見える。




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シャクナゲやサクラで道草を食いながらも山王帽子山から2時間弱で小太郎山(太郎山の西峰)に着く。 




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小太郎山からは俄然男体山が近く見える。 残念ながらこの日は雲が多く、男体山のトップは霧に隠れていた。




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早めのランチ休憩を小太郎山で済ませ、いよいよ太郎山への岩稜歩きを開始する。 




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“剣ヶ峰” と書かれた岩場を慎重に降る。 岩場を避ける巻き路が北側にあるので、岩場の苦手なハイカーは巻き路を行ったほうが無難だろう。




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南側が切れ落ちているので絶対にスリップは許されない。 




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スリリングな岩稜歩きの後は、緩やかな尾根を降る。 ササの生い茂るトレイルには、今まで見たことが無いほどのヒメイチゲがササの中から顔を出していた。 




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そして最後の太郎山への登りは岩場である。




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その岩場にもイワカガミなどの高山植物がたくさん咲いている。 白いアブラナ科のイワハタザオ(写真左)は、昨年の男体山でも見たな~。 → “日光 志津峠から登る男体山はイワカガミの花園     Mount Nantai in Nikkō National Park”
イエローのスミレもいっぱい咲いている。 キバナノコマノツメかな・・・?




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岩場を登り上げて振り返れば、小太郎山から降ってきた尾根が見える。 南斜面と北斜面で植生が違うのが見てとれる。




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トレイルは、進路を東からやや北へ向かって行く。 右手に火口岩石の顕著なピナクルを見ながら登れば、多数の立ち枯れした樹木の間から “お花畑” と称されるササ原が見えてくる。




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続く花芽の少ないシャクナゲの群落を過ぎれば、新薙ルートが右に分かれる。 新薙ルート分岐から太郎ピークまではすぐである。




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広い山頂を有する太郎山(2368m)は、男体山、女峰山とともに日光三山を形成する。 古くから山岳信仰の対象であり現在でも山頂には2つの祠ある。  山頂からの展望はすこぶる良く、西側には日光白根山や燧ヶ岳なども見える。 




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南側には男体山から続く・・




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大真名子山、小真名子山、帝釈山と女峰山の山並みが東側に展開している。 




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目の前には小太郎山北面に生えるダケカンバの白い幹が、まるで雷のライトニングのように枝を広げている。  なんか凄い光景だね~  !(゜o゜)!




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さて、山頂での眺望を楽しんだ後は下山にかかろう。 まずは、新薙分岐まで戻り、左(南側)に降りお花畑へ向かう。




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お花畑は、太郎山の旧噴火口で、周囲には奇岩が林立し奇観を呈している。




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ここは、かつては湿地であったが現在はササ原となってしまったので、花畑という名前とは裏腹に実際には花は少ない。




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お花畑の真ん中を突っ切り、火口の縁を乗り越えれば、日光三険のひとつに数えられている “新薙” である。 薙とはガレ場を意味する。 その名の通り崩れた斜面を2回ほどトラバースする。 
ちなみに、三険の他2つは志津峠から登る大真名子山の “千鳥返し” と、帝釈山と女峰山に間の “馬の背渡り” である。 → “日光 志津峠から女峰山へ避難小屋泊縦走(前編)    Mount Nyohō in Nikkō National Park”




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しかし、驚いたことに、そんな悪場に群生していたのが可憐な花を咲かせるツガザクラの大群落であった。 花だけみるとアカモノによく似ているね。 ちなみにアオノツガザクラというのを火打岳で見た記憶があるが、あちらは極めて地味な花だったな~ → “燕温泉から登る妙高山と火打山(後編)   Mount Hiuchi in Myōkō Togakushi renzan National Park”




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ガレ場の先も目がくらみそうな急下降なので、フィックスロープなどを頼りに慎重に降る。 滑りやすい斜面なので濡れている場合は要注意だ。 




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眼前に男体山、大真名子山、小真名子山を見ながらひたすら降る。 一気に標高を下げて行く。 ここに来て霧が上がり男体山のシェイプがくっきりと見えるようになった。




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西の中禅寺湖をズームしてみれば、太陽の光を受けて一際青く輝やいている。 Beautiful!!!!




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やがて樹林帯には大きな倒木が横たわり、2本のフィックスロープが下がっている。 ターザンのようにロープにぶら下がって、この悪場をこなす。 ここを過ぎれば歩き易くなる。




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悪場を終えやれやれだ~。 
と、思ったら辺り一面シャクナゲの群落ではないか!  ォ━━ヾ(o・∀・o)ノ゙━━オ!!  
これって、頑張って悪場をこなしたご褒美かしら?
蕾の株も多く、まだまだこれからの時期も見られるだろう。




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しかも、シャクナゲ群落は広範囲で、私たちの行く手に現れる。
シャクナゲの見事さに、何度も立ち止まりなかなか先へ進まない。 ヾ(o≧∀≦o)ノ゙♪♪♪
足元にはまだ蕾のイワカガミや、満開のミツバオウレンが咲き乱れている。
ミツバオウレンの花って、宝石をちりばめたような花弁が実に美しいよね。




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やがてシャクナゲ群生地が終わり、大きなダケカンバやナラ、ツガなどの森となる。  この標高くらいまでは新緑が淡くて素敵だ。




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太郎山から約2時間の激下りでようやく林道にでる。 分岐に生える1本のシロヤシオが “お疲れ様” と我々の労をねぎらってくれた。




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林道を志津峠(裏男体林道)の分岐まで歩く。 鹿の食害は関東一帯で見られるが、ここでも鹿の食害から樹木を守るネットが張られている。 これって、久しく山から離れていた私には意外とショッキングな光景である。 昔はこんな光景は見たことが無かったのに・・・。




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トレイル脇に咲く白花(シロバナヘビイチゴ?)のカーペットにまたまた足が止まる。




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林道を20分ほど歩くと、裏男体林道に合流する。 ここからさらに50分ほどで梵字飯場跡(一般車両はここまで)である。




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右手には太郎山が顔を出している。 歩いてきた稜線や下降路を確認しながら今日の山行を振り返る。




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裏男体林道から奥鬼怒林道(山王林道)に合流し、右折して光徳牧場のパーキングへと向かう。




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道端にはムラサキサギゴケ、ズダヤクシュ、タチツボスミレ、ツボスミレ(写真上)、クリンソウなどたくさんの花が咲いているので、花好きハイカーは最後まで楽しく歩ける。




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梵字飯場跡から歩くこと約1時間、光徳牧場に到着。 牧場周辺にはズミの花が満開であった。  

太郎山は、男体山や女峰山に比べてハイカーも少なく静かなハイキングが楽しめる。 思っていた以上にシャクナゲや高山植物が多く咲く山だった。 梅雨の時期にしてはまずまずの展望が得られ、日光まで来た甲斐があった。

本ルートのマップ
私のこのトレイルへの評価: 4★ 中級者向け
距離:約16km/ 時間:約10時間(光徳牧場P 7:45 ‐山王峠登山口9:00‐山王帽子山10:00 ‐小太郎山11:40/12:00‐太郎山12:40/12:50‐お花畑‐新薙‐シャクナゲ群生地‐林道分岐‐裏男体林道分岐15:30‐梵字飯場跡16:30‐光徳牧場P 17:30)
標高差: 約950m 

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by dream8sue | 2017-06-12 22:59 | 日光 国立公園 | Trackback | Comments(0)

日光 志津峠から登る男体山はイワカガミの花園     Mount Nantai in Nikkō National Park

Sunday, June 19, 2016
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2日間で日光表連山の5座(大真名子山~小真名子山~帝釈山~女峰山~男体山)を登る縦走の2日目後半。
前日に志津峠から女峰山まで時計廻りで歩き、女峰山の唐沢避難小屋に泊まった。本日は馬立を経由し志津峠に戻った。ここで同行メンバーの1名と分かれ、残るメンバーで志津峠から男体山を登り表参道の二荒山神社側へ下山する計画である。

大真名子山から女峰山、そして志津峠までのループトレイルの様子はこちらから
 → “日光 志津峠から女峰山へ避難小屋泊縦走(前編)   Mount Nyohō in Nikkō National Park
 → “日光 志津峠から女峰山へ避難小屋泊縦走(後編)   Mount Nyohō in Nikkō National Park




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志津峠(志津乗越)から男体山に登るのは、2014年に引き続き2度目である。志津峠の様子は2014年の時と大きく変わっていた。 以前あったパーキングスペースは大きな石や木材で塞がれていて、パーキングは完全に出来ないように施されている。ハイカーは裏男体林道の途中の飯場跡に車を停めて、志津峠まで約5km(約1時間30分)の林道歩きとなるので志津峠からの登山をお考えのハイカーは留意してください。
志津峠から林道を南に行くと、すぐに右側に “男体山” と書かれた道標がある。 この道標は見落とし易いので気をつけてね。 034.gif




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ササの生い茂る入口から東に少し行くと “志津小屋” がある。 小屋の近くに水場もあるが、溜まり水のような水でとても使う気にならない。 020.gif




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小屋の裏手から一合目が始まり、山路を少し登ると、二合目の標識がある。標識の先はガレた尾根となり、バックには太郎山の雄姿がそびえる。 043.gif 072.gif




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再びシラビソの樹林帯に入り、三合目からはしばらく展望の無い路が続く。




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四合目あたりの樹林の中には、イワカガミの群落があり、しばし足を止めて植物観察を楽しむ。 056.gif 2014年7月に登った時より一月ほど早い訪問であるが、今回の方が花は多く見られた。 043.gif




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五合目、六合目と深く浸食されたトレイルで、木の根がむき出しになっている。




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七合目を過ぎると左側が大きく崩れた尾根が現れる。 崩壊地の先には、前日に登った大真名子山が見える。女峰山は残念ながら雲の中だ。 どうやら天気が崩れてきているようだ。 025.gif




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そして、この崩壊地周辺もイワカガミの群生がすごい! 005.gif 056.gif

イワカガミは比較的どこの山でも見られる花だが、ここまで大きな群落は久しぶりに見た気がする。




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八合目あたりまで登ると、少しずつ展望が開けてくる。




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むき出しになった木の根の生命力に圧倒される。 005.gif




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その脇には、イワハタザオが群生していた。 056.gif イワカガミの大群落といい、初めて見るイワハタザオの花にも出会えて、梅雨のこの時期に出かけてきた甲斐があった。 045.gif




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八合目を過ぎ、フィックスロープのセットされた急坂を登りきれば、赤茶けた地面に、立ち枯れした白い樹木が現れる。 042.gif




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シャクナゲの群生地を行けば、九合目はもうすぐだ。 042.gif




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九合目を過ぎ、勾配の緩いトレイルを0.5kmほど南西にいけば、男体山の山頂部が見えてくる。




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稜線から右下に見えるガレ沢をズームアップ。




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男体山の山頂は東西に長く、大きな刀のオブジェが立つピークから西には二荒山神社の奥の院がある。
その奥の院の先には、空より青い中禅寺湖が見える・・はずなのだが・・残念ながら雲に覆われて見えない。  002.gif
美しい中禅寺湖は2014年のレポートで確認してください。→“日光 志津峠から登る男体山   Nantaisan in Nikkō National Park” 




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雲に覆われて何も見えない山頂は風も強く寒いくらいだ。強風を避けて休憩した後は、表参道で二荒山神社へ下山する。 赤茶色の火山岩の斜面をひと下りすると、樹林帯へ入る。




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男体山は百名山?らしく、日曜日ということもあり、志津峠からのトレイルとは比較にならない数のハイカーが登ってくる。樹林帯のトレイルは始めこそ整備された路であるが、だんだんと大石の隙間をぬって下っていくようになる。




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八合目の龍尾神社を過ぎると石ころだらけの路となり、足の置き場を探しながらひたすら降る。  042.gif




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七合目あたりで木立の間から中禅寺湖が見えてくる。が・・展望はイマイチだ。 007.gif




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トタン屋根の七合目避難小屋に着く。この先で湿った暗い針葉樹の森を越えて六合目へ。




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六合目を過ぎ、だいぶ標高が下がってきたように思う。が・・五合目と書かれたこの避難小屋に着いた時は、 “え~・・まだ五合目なのか~” と正直がっかりした。 002.gif




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五合目を過ぎると、岩場に変わりえぐれた粘土質のトレイルとなる。 これがまた凄く滑る! 008.gif ストック2本でなんとか滑らないようにバランスをとりながら降る。 すると、ようやく車道にでた。 042.gif ここが四合目の鳥居で、三合目の下山道入口までは東に大きく迂回しながら車道を歩く。




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三合目から再び自然林の森の中を降り、ようやく一合目の鳥居に着く。 042.gif




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一合目から二荒山神社までは石段を降ればすぐだ。 

石段の脇に咲く私の好きな花、ミヤマカラマツが2日間の縦走のフィナーレを飾ってくれた。 056.gif 024.gif





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2日目の男体山はイマイチの天気であったが、花の盛りの時季で予想外のイワカガミの群落が見られてラッキーだった。 056.gif
ピークハントにはあまり興味のない私であるが、今回の2日間で日光表連山5座(大真名子山~小真名子山~帝釈山~女峰山~男体山)を越える縦走は、夏山シーズンに向けてのよいトレーニング山行であった。 066.gif

私のこのトレイルへの評価: 4★ 初級~中級者向け
行程距離: 約6.5km(志津峠‐男体山‐二荒山神社)
標高差: 登り約700m、下り約1200m
実動時間: 約5.5時間 (志津峠から男体山登り約3時間、男体山から二荒山神社下り約2時間、休憩込み)


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by dream8sue | 2016-06-19 10:26 | 日光 国立公園 | Trackback | Comments(4)

日光 志津峠から女峰山へ避難小屋泊縦走(後編)    Mount Nyohō in Nikkō National Park

Sunday, June 19, 2016
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日光国立公園内にある大真名子山~小真名子山~帝釈山から女峰山へ、そして、あわよくば男体山までの日光表連山の5座を縦走する山行の2日目である。

前日の大真名子山から女峰山なでの縦走はこちらから → “日光 志津峠から女峰山へ避難小屋泊縦走(前編)   Mount Nyohō in Nikkō National Park




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唐沢避難小屋は女峰山の南南東約0.5kmの樹林帯に建つ小屋である。
田母沢を挟み二荒山神社(東照宮方面)へ伸びる黒岩尾根と、その南にある羽黒尾根(田母沢右岸尾根)が成す馬蹄形の最北に位置している。 【注意:右岸とは川下に向かって右のこと】
つまり、この小屋から黒岩尾根ルートと、馬立を経由して羽黒尾根で日光市へ、または馬立から志津峠へ降るルートの分岐点でもある。 034.gif
私達は、朝5時に唐沢小屋を出発し、志津峠を目指した。   070.gif




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小屋から南西方向にトラロープの張られた急なトレイルを降る。 右側は女峰山から落ちる崩壊地が広がる(トップ写真)。 急な樹林帯を10~15分の下降で水場に着く。 “女峰山の冷泉” と言われ、水量も多く、とても美味しい水だ。  057.gif




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水場のすぐ下のガレ場をトラバースし、対岸の樹林帯に入る。




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石だらけのガレ場だと思っていたら、どこから湧いてくるのか? 意外と水量のあるガレ沢であった。  057.gif




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ガレ沢を越えてしまえば、後はダケカンバやコメツガの生えるラブリーな樹林帯を降るだけだ。  060.gif




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若いコメツガの樹木が美しい。  072.gif




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左側には田母沢上流のガレを見る。 対岸の新緑がすごく綺麗だ。 072.gif  同行者いわく、日本画の巨匠、横山大観だか東山魁夷だかの絵のようだと言っていた。 私にはさっぱりわからないが、ここの新緑が美しいことは確かだ。 037.gif




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沢には砂防堰堤が築かれている。 火口壁はいまも崩壊を続けているから土砂災害防止には必要なのかな?




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唐沢小屋から約1時間、あたりがササ原となり荒沢との合流点に着く。

ここが “馬立” で、南東方向に羽黒尾根のトレイルが続いている。




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荒沢(水は流れていない)を横切り、急な尾根をひと登りで富士見峠から続く志津林道に飛び出る。 071.gif




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道幅の広い林道を3.5kmほど歩けば志津峠に着く。右側には前日に登った大真名子山がそびえている。




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約1時間強、ササ原とダケカンバの明るい林道を歩くと、車止めのゲートに行き着く。
ここから志津峠までは15分ほどだ。
唐沢小屋から約3時間の楽しい下山であった。

志津峠到着時間は朝の8時。
ここで男体山への継続縦走を思案していると、同行メンバーの1人から、自分が縦走から離脱して、マイカーを男体山の表参道入口まで廻してくれるという、ありがたいオファーがあった。
余分な荷物も志津峠にデポし、同行者が車で回収してくれた。
お陰様で軽い荷物で男体山を北から南側へ縦走することができた。  040.gif

志津峠から登る男体山はこちらから→ “日光 志津峠から登る男体山はイワカガミの花園   Mount Nantai in Nikkō National Park





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今回の志津峠から女峰山を登るループトレイルは、裏男体林道の1時間半の林道歩きという誤算があったものの、登り甲斐のある4座のピークハントと、稜線からの素晴らしい景色が見られ満足度が高い。 049.gif
久しぶりの避難小屋泊は、低山ばかり歩いている私には、結構つらいものがあった。  008.gif
しかし、大きな山(標高が高く、行程が長い)へ登るウォーミングアップになった。 
昨年は癌の化学療法理療や副作用で高山にはほとんど登れなかったので、今夏は少しでも高い所のトレイルを歩けたらいいな~  043.gif  045.gif

私のこのトレイルへの評価: 5★ 中級者向け
行程距離: 約16.5km(飯場跡‐志津峠‐大真名子‐小真名子‐帝釈山‐女峰山‐唐沢小屋(泊)‐馬立‐志津峠)
標高差: 約980m(累積高低差1400m)
実動時間: 約14時間 (飯場跡~志津峠 約2時間、志津峠~女峰山 約8時間、女峰山~唐沢小屋 約1時間、唐沢小屋~志津峠 約3時間 休憩込み/ 水汲み往復40分は含まれていない/私たちは志津峠から男体山へ継続縦走したが、志津峠から飯場跡まで戻る場合はさらに1.5時間ほどかかるだろう)


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by dream8sue | 2016-06-19 05:35 | 日光 国立公園 | Trackback | Comments(2)

日光 志津峠から女峰山へ避難小屋泊縦走(前編)    Mount Nyohō in Nikkō National Park

Saturday, June 18, 2016
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2014年に男体山を登った時以来、男体山の北にそびえる女峰山や太郎山の雄姿が印象に残っていた。夏山のトレーニングもかねて中高山を登っておきたいということで、今回は女峰山の南に位置する大真名子山~小真名子山~帝釈山を縦走して女峰山まで歩くことにする。宿泊は女峰山の胸元あたりにある唐沢避難小屋に泊まり、翌日は馬立を経由し志津峠に戻る。そして、あわよくば志津峠から男体山も登り表参道の二荒山神社側へ下山するという、2日間で日光表連山の5座を登るゴージャスな計画だ。 043.gif




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<マイカーの場合(前橋方面から)>
群馬県みどり市から渡良瀬渓谷沿いの国道122号線で日光市足尾町経由で国道120号に合流し、左折して いろは坂を上る。中禅寺湖畔を走り戦場ヶ原の三本松を過ぎた “光徳入口” で右に曲がる道があるので右折する。この道は光徳牧場に至るので、牧場の手前で右折し、次の三叉路を左折すれば、それが裏男体林道である。
2016年6月現在、志津峠周辺での車両駐車は不可能です。 裏男体林道の途中の梵字飯場跡に停めて志津峠まで約5km(約1時間30分)の林道歩きとなるので志津峠からの登山をお考えのハイカーは留意してください。




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飯場跡から約1時間30分かけて志津乗越(志津峠)まで林道を歩く。 070.gif
途中で太郎山への登山口を左に分ける。
志津乗越に以前あったパーキングスペースは大きな石や木材で塞がれている。 002.gif
男体山を右に仰ぎ見て、左側のササの生い茂る樹林帯が大真名子山から女峰山へのトレイルヘッド(登山口)である。




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トレイルヘッドから10分程で巨岩が現れる。

そこには何やらたくさんの銅像やら石碑が祀られている。

石碑群を過ぎると、根が張り出したシラビソの森の急登が続く。 042.gif




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やがて傾斜が緩やかになり、シャクナゲなどの低木が見られるようになる。赤い可愛い花をつけるこの木は何だろう? ツツジ科のようだが・・ 039.gif




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針葉樹の森から広葉樹林に変われば標高もだいぶ高くなり、尾根上に岩場が現れる。 すると、いきなり眼前に男体山が見えてくる。 005.gif 072.gif




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岩場を右に巻いて行くと、 “千鳥返し” と書かれたクサリ場に行き着く。 ここは日光三険と称される難所の一つらしいが、妙義山など西上州の岩峰を登りまくっている同行メンバーにとっては朝飯前である。  It is a piece of cake for them.  004.gif 071.gif




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志津峠から約2時間の登行で大真名子山(2,375m)に到着。 042.gif
山頂からの展望は良く、これから向かう女峰山が眼前に見える。 072.gif
それにしても、テントこそ無いが、寝具やコンロなどを背負っての山行は久しぶりなので、重荷がつらい。 008.gif

重荷を背負っての縦走は、昨年の尾瀬沼~鬼怒沼湿原の縦走以来である。→ “尾瀬 秋の尾瀬沼から鬼怒沼へテント泊縦走(前編) Ozenuma to Kinunuma in Oze National Park




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大真名子山から小真名子山へ、始めは緩やかな尾根路が続く。立ち枯れの白い樹木が印象的な平地を通過する。 005.gif




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続くシャクナゲ帯を過ぎると、右側が赤茶けた色の崩壊地が現れる。 005.gif




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崩壊地を過ぎると、尾根路から再び樹林帯に入り、勾配も急になりタカノ巣と呼ばれる小真名子山との鞍部へ一気に降る。




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大真名子山からタカノ巣鞍部まで約50分(高低差約260m)の下降。

そして、タカノ巣から今度は小真名子山への登り返し(高低差約200m)。

こちらもシラビソの樹林帯を登ること50分で小真名子山へ到着。 042.gif 066.gif




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正式には、大真名子山 “おおまなこさん” 小真名子山 “こまなこさん” と濁らない読み方で良いようだが、一般的には “こまなごやま” と濁るようだ。 
小真名子山(2,323m)ピークは、西側は樹木に囲まれていて見晴らしはあまりよくないが、東側の一部が開けている。




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小真名子山のピークから、富士見峠(帝釈山との鞍部)方向に少し行った場所に電波反射板があり、展望スポットとなっている。 
西側には、近くに太郎山が鎮座し、遠くには日光白根山や、先日登った皇海山まで見渡せる。




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そして東側には、これから向かう帝釈山と女峰山が目の前に広がり、その高くて長い尾根に圧倒される。 005.gif 008.gif




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“あれを登るのか~・・大丈夫か?” 025.gif と、心が折れそうになる気持ちを足元の草花が癒してくれる。 056.gif 043.gif




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展望スポットから富士見峠までは、石がゴロゴロしたガレ場の下り坂となる。




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ここにも、ツガザクラが群生していた。 ツガザクラは低山では見ることが無いので、久しぶりの高山植物にプチ感激! 043.gif 056.gif




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長いガレ場に足を取られながらも、黄色いマークを頼りに降る。 042.gif

そして、小真名子山から約1時間で富士見峠に到着。

天候や体調の都合でエスケープする場合は、ここから南に行けば志津峠に戻れる。 034.gif




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さて、志津峠からすでに5時間、林道のゲート(飯場跡)から7時間が経過している。 正午を過ぎて、ザックの重さが一段と身体にのしかかってくる。 展望のない樹林帯の中を、だらだら同じような尾根路が続く。 015.gif
富士見峠から帝釈山への登りが、本コースで一番つらいセクションであった。 高所の影響と寝不足も手伝って、異常なほどの睡魔に襲われる。 私だけ、休憩時間のわずかな時間でさえも仮眠をとる始末であった。 014.gif 042.gif




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富士見峠から約2時間、ようやく樹林帯から低木帯になりあたりが明るくなってきた。




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ほどなく帝釈山(2,455m) の開放的なピークに到着した。 066.gif




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帝釈山からの展望は素晴らしいの一言に尽きる。振り返ってみれば越えてきた小真名子山、大真名子山と、男体山が並んで見えるではないか! 005.gif 043.gif




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西側に広がる太郎山から日光方面の山々。 072.gif




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そして、本日のハイライト、帝釈山から女峰山までの稜線散歩の始まり。 今までの疲れも吹っ飛ぶね。 060.gif




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小さなアップダウンを繰り返しながら、ターゲット(女峰山)との距離を縮めていく。 左手(北側)には、野門沢の谷筋が眼下に広がり、女峰山の北側の2318m峰から北西に派生している尾根がかっこいい! 一般トレイルは無いようだが、藪岩魂の血が騒ぐ。 041.gif




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右手(南側)には、ここでも赤茶けた崩壊地があり、その麓に広がる広大な樹海が見事である。 005.gif 072.gif




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地図には記載されていない、 “専女山” なる稜線上のコブがあり、その先はクサリがセットされた岩場なので慎重に降ろう。




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歩いてきた帝釈山を振り返る。この帝釈山と女峰山とをつなぐヤセ尾根は、 “馬の背渡り” と呼ばれる日光三険の一つである。 今回の山行で、日光三険の2つをこなしてしまった。ちなみに、最後の一つは太郎山にある “新薙” という山肌のガレ場らしい。 太郎山もいつか登ってみたいな~ 039.gif 誰か一緒に行きませんか? 029.gif




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足元には、ミヤマダイコンソウと思われる黄色い花に混じって、こんな花も見られる。 何だろう? ホソバイワベンケイかな? 039.gif




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写真では距離感が伝わらないが、確実にターゲットが近づいている。




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あまりにも美しいダケカンバの若葉に感動しながら、岩稜から稜線上に生える樹林帯を行く。 070.gif




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樹林帯から背の低いハイマツが群生する岩稜に出る。ダケカンバの若葉も綺麗だが、ハイマツの新芽も負けていない。 043.gif 072.gif




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そして、女峰山への最後の登り・・頑張れ!もう少しだ! 042.gif




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帝釈山から約1時間の稜線散歩で女峰山(2,483m)に到着。 066.gif まさにトンガリ山の山頂らしく360度の展望だ。 072.gif




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おまけに、天体ショーよろしく雲が男体山の方角から生き物のように迫ってくる。 005.gif




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そして、長かった縦走路を振り返り感無量。志津峠から8時間、林道ゲートから10時間かかった。 059.gif 042.gif
女峰山から大真名子山方向に降る方がはるかに楽なのに、何で大真名子山から女峰山方向に登るかな~ 008.gif




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山頂から北東に見える稜線は、赤薙山から霧降高原へ続く縦走路である。




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そして、その稜線と女峰山の南東に伸びる黒岩尾根(写真手前の尾根)の間には、多くの滝をもつ雲竜渓谷がある。
雲竜渓谷は冬場のアイスクライミングのエリアとしても有名で、私も現役クライマーの頃は雲竜瀑を登っている。雲竜瀑だけではなく、あたり一面が氷柱、氷壁のアイスワールドで、1日では登り尽せないアイスフォールを前に、渓谷に何日も泊まって登りまくりたいと思ったほどである。霧降高原からのルートからならその懐かしの雲竜渓谷が見られるのにな~ 039.gif




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さて、山頂で展望を楽しんだら、本日のねぐらである唐沢避難小屋へ降ろう。 山頂の南にある祠の前を通り、短い樹林帯から急なガラ場に出る。足場の悪いルンゼをトラバースし黒岩尾根の基部に広がり樹林帯に入る。




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樹林帯は、シラビソとコバイケイソウの生えるしっとりした森だ。 女峰山から約1時間の下りで唐沢避難小屋に着く。 042.gif




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唐沢避難小屋は、30人くらい(20人くらいまでなら快適)が泊まることができる大きさである。

ただしトイレは無い。

この日は私達を含めて8人ほどが一夜を共にした。 063.gif 014.gif





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尚、大切な水の確保は、馬立方向へ15分くらい降ったところに水量豊富な沢がある。

結構な急斜面なので疲れた身体にはきつい登り返しとなる。 042.gif

この水場の案内は後編に詳しく記載してあるので、併せて確認してほしい。 040.gif


翌日は、唐沢避難小屋から馬立を経由し、志津峠まで3時間の下山である。
→ “日光 志津峠から女峰山へ避難小屋泊縦走(後編)   Mount Nyohō in Nikkō National Park


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by dream8sue | 2016-06-18 04:47 | 日光 国立公園 | Trackback | Comments(0)

日光 二度と歩きたくない庚申山から皇海山縦走     Sukaisan in Nikkō National Park

Sunday, May 29, 2016
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古き良き時代の正攻法、庚申山から縦走する皇海山の2日目。週末ということで庚申山荘はフルハウス。午前3時くらいから身支度をする音で私達も目覚める。天気も上々、さあ、長い一日の始まりだ。
前日の庚申山荘入りと、お山巡りのショート・ハイクはこちらから → “日光 庚申山 奇岩がいっぱいのお山巡 Kōshinzan in Nikkō National Park




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4時過ぎに庚申山荘を出発。 “一ノ門” と呼ばれる奇岩までは前日歩いたお山巡りと同じルートだ。

庚申山荘から裏手の山路に入り湿った滝状のハング帯の下を行く。

まるで大きな口を開けている怪物みたいだ。 気をつけて!可愛い娘は飲み込まれちゃうよ。 037.gif

さらに、 “初ノ門” 、一ノ門と登り、お山巡りコースへの分岐を右に見て “大胎内” という穴空き岩壁の前を通過する。




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その先のルンゼの中につけられたトレイルを登り尾根に出る。




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コメツガなどの針葉樹林帯になり、シロヤシオが咲くササ原を行く。




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急登の途中で右側の岩壁への踏み跡を20m程行けばコウシンソウが見られる。 先が長いルートではあるけれど、寄り道してコウシンソウと戯れること約15分。 056.gif




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コウシンソウ自生地から樹林帯をひと登りすれば庚申山に着く。 066.gif

その寄り道時間も含めて、庚申山荘から庚申山まで約1時間30分かかった。 059.gif




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庚申山ピークから少し西に行ったところにシャクナゲが咲くビューポイントがある。今日のターゲットである皇海山が、その美しいシルエットと共に姿を現わす。美しい・・でも遠いな~ 025.gif
これから向かうルートも一望できる。庚申山から皇海山までには、険悪な鋸山も含めて12座のピークがある。当然であるが、悪天候や体調が良くない時はここから引き返した方が賢明だ。 034.gif




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ビューポイントから降り御岳山(第2峰)という小ピークを越えると、ダケカンバなどが生えた自然林になる。




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しばらくはアップダウンの少ない穏やかなトレイルを行く。




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実際には第3峰から第5峰までのピークを越えるのだが、この辺りはシロヤシオの群落地で、昨日に引き続きシロヤシオ観賞に忙しくて、これらの小ピークには気づかなかった。 003.gif




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シロヤシオのシャワー! 005.gif 043.gif




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庚申山から1時間強、樹林に囲まれた薬師岳(第6峰)に着く。

このピークを過ぎるとヤセ尾根になってくる。




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薬師岳から降ったコルには(写真では分かりづらいが)サクラソウ?の様な花がたくさん咲いていた。 056.gif




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オオカメノキ?の花も風景に溶け込むように咲いている。 056.gif




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続く第7峰である白山からは、いよいよ岩稜帯になる。

シャクナゲの咲く野猿谷を通過して登り切れば第8峰の蔵王岳だ。

ピークからは、これから向かう皇海山の北稜が一望できる。 072.gif




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続く熊野岳(第9峰)、剣の峰(第10峰)への斜面はすさまじい懸崖になっている。その登行路である岩場にはフィックスロープが懸かっている。そこを(赤印の先)登っている登山者が見える。 005.gif




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本ルートの核心部と言ってもいいだろう。 まずはクサリで岩場の基部に降りる。 071.gif




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ほぼ垂壁であるが、かかりの良いスタンスがあるのでしっかり足を使って降りよう。 034.gif




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岩場の基部からササの生えたトレイルをトラバースして、先ほど登山者が登っていたフィックスロープのあるフェイスを登る。急勾配でスタンスも細かいのでちょっと緊張するが、中級以上のハイカーなら慎重に登れば大丈夫だろう。




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尾根に這い上がり、両サイドが切れ落ちた稜線を行くと・・




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鋸山へのヤセ尾根が眼前に現れる。




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鋸山へは、いったん “蟻地獄の剣” と呼ばれる鞍部へ、怖~い垂直のハシゴとクサリで下りる。 008.gif




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ハシゴでコルに降りたら、岩場を登り返し、連続して現れる岩場を今度はクサリを使って降りる。 042.gif




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両サイド絶壁の鞍部はまさにキレットで、北側はV字谷となり松木川へ落ちている。そんな険悪な場所にも白い美しい花が咲いている。絶壁で近づけないがズームして写真におさめる。後で拡大して見てみたら、高山植物の代表種ハクサンイチゲのようだ。 056.gif




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蟻地獄の剣から這い上がり、木立の間を廻り込んで行けば、鋸山はもうすぐだ。




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庚申山から約2時間20分で第11峰の鋸山に到着。 066.gif シャクナゲの咲く山頂からは360度の展望が楽しめる。皇海山の山頂は樹林帯で展望が良くない。 100名山コレクター以外のハイカーが皇海山と鋸岳のどちらか一方を登る選択なら私は迷わず鋸岳をお勧めする。 049.gif




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鋸山のピーク、そして、ここに至るまでの稜線歩きでは日光連山、燧ヶ岳、赤城山、関東平野が一望できる。皇海山の右肩後方(北東方向)に見えているのは日光白根山のようだ。そういえば昨年の今頃に登った日光白根山ではミネザクラ(タカネザクラ)が綺麗だったな~ 043.gif
→ “日光 火山湖に彩られる日光白根山 Mount Nikkō-Shirane in Nikkō National Park




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北西方向に見える雄大な山容は上州武尊山だ。そのバックには谷川連峰をはじめ上越の山々がまだ白い頂を見せている。




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歩いてきた鋸山への稜線、庚申山方向を振り返る。




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さて、展望を楽しんだら、皇海山の全容を見ながら不動沢のコル(皇海山北稜の鞍部)まで下降する。皇海山はまだまだ遠いな~ 025.gif




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不動沢のコルまでのトレイルは悪い。 急なザレた斜面は足場が悪く神経を使う。落石にも注意しながら慎重に降る。 042.gif




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鋸山から皇海山周辺にはシャクナゲの他にも、イワカガミやミツバオウレンがたくさん咲いている。 056.gif




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鋸山から約40分の急下降を終え、群馬側からのトレイルが合流する不動沢のコルに着く。 042.gif

コルで休憩している大勢のハイカーに面食らう。 005.gif




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不動沢のコルから振り返って仰ぎ見る鋸山の鋭鋒がかっこ良過ぎる! 004.gif 016.gif




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鋸岳の尾根をズームで確認してみれば、小さなピークがいくつも連なり、まさにノコギリの刃だね。 005.gif




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コルからササ原を登り、深山の雰囲気を漂わせるシラビソ、コメツガの森へと入って行く。 フィックスロープの張られた岩場の急登を越えれば、尾根もなだらかになり青銅の剣が立っている。




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木漏れ日が差し込む樹林帯には、ハート型の葉が特徴的な可愛いコミヤマカタバミが至るところに咲いていた。開花した花をよく見るとサクラの花みたい。 056.gif




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不動沢のコルから1時間強、樹林に囲まれて展望の無い皇海山(2,144m)に到着。 066.gif
立派な山名板だけが不釣り合いなほどに大きい。
皇海山は渡良瀬渓谷源流にある秘境の山で、静かな山歩きが楽しめる山域である・・はずなのだが・・
昨今の100名山ブームで山頂は満員御礼だ。
正直登る価値は無いかな~ 015.gif
皇海山は見る山で登る山では無いと確信する。
展望もないし、長い復路がまっているので、ランチを食べたらさっさと下山にかかろう。 063.gif




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鋸山までは往路を戻る。 不動沢のコルから鋸山まで約1時間の登り返し。 鋸山ピークからは六林班峠(袈裟丸山方向)に向かう。




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ササ原の急坂を降り、シャクナゲの咲くヤセ尾根を行く。 070.gif




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鋸山周辺は本当にシャクナゲが見事だ。ここでも、しばしシャクナゲ観賞。 043.gif 056.gif




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西面の谷には、皇海山への最短コースとして群馬県側からアプローチする栗原川林道の登山口がある。 この林道(悪路で有名?)が通行可能となり皇海山へ日帰り登山ができるようになったらしい。 まあ、もう2度と皇海山へ登ることは無いが、アプローチの不動沢には興味があるので、不動沢から鋸山なら登ってもいいかな~  039.gif




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東には、朝から歩いてきた庚申山がもうあんなに遠い。  005.gif




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振り返り鋸岳の南面を見れば、ササ原についたトレイルがはっきりと見える。快適なのも・・この景色が見えるあたりまでだ。 この先から六林班への下りに入ると、ササとの格闘になる。




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背丈以上のササがトレイルを覆い隠し足元が見えない。それに加えて倒木が多く、まるで倒木トラップのように行く手をふさぐ。藪に隠れた倒木をくぐったり、またいだりのオブスタクル越えで体力を奪われる。 008.gif
それに、ササって熊の大好物でしょう? ここって熊のテリトリーではないのか? 最近では、ツキノワグマも人間を襲うらしいから怖いね。 008.gif 必携アイテムに熊鈴だけではなく熊スプレーも用意した方が良いのかな? 039.gif




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そんなササ藪も0.5kmくらいで終わり、開けたササ原となる。藪漕ぎを覚悟していたせいか、意外と短い区間だったので良かった。 026.gif




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鋸岳から降ること、1時間強でササ原の六林班峠に着いた。 042.gif

尾根を南に行けば、袈裟丸山へと続く。

やれやれ・・朝からすでに9時間以上歩きっぱなしで、何だか急に疲れが出てきた。 025.gif

ここからは峠を左(東)へ、庚申山荘まで山腹を巻くように降るだけ・・と、高をくくっていたのだが・・




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トレイルは所々でササ藪に侵食されていて、何度もササにトレイルを分断される。いつまで “ササ” という言葉を発しなければならないのか! お前はサッサ・ナリマサ(佐々成政)の回し者か!って、疲れで頭が混乱してきた。 041.gif




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そして、水量の多い沢、まったくの涸れ沢の違いはあれ、数えるのも嫌になるくらい何度も沢を横切る。 042.gif




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谷の左岸をひたすら歩く。標高がだいぶ下がってきてシロヤシオの群落が現れる。疲れた身体には嬉しい。 043.gif 056.gif




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庚申山荘はまだかまだかと思いながら歩いていると、谷から離れ尾根が広くなってくる。ダケカンバが美しいササ原は樺平(かんばだいら)と呼ばれる高原で、ここから庚申山荘への最後の登りとなる。ここに来ての登り坂はNoooo Thanks! 021.gif 042.gif




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坂道を登りきったところは “天下の見晴し” への分岐である。 どんな景色が見れるのか・・寄ってみたいですか?039.gif では、寄って行くとしましょうか? って、行くわけないじゃん! 033.gif どうぞご自分で行って見てきてください。 041.gif




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山中のあちこちに大きなボルダーが現れるようになれば、庚申山荘はもうすぐそこだ!頑張れ! 038.gif




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庚申山荘が見えてきた!六林班峠から約2時間30分、長い下降路だった。 山荘でお茶でも沸かして飲みたいところであるが、ここから銀山平まで、まだ2時間はかかる。 かじか荘まで急いで降ろう。 071.gif 庚申山荘から銀山平までのトレイルは前日の項を参照してね。 034.gif




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体力以上に、気力が必要な山行を久しぶりにした気がする。 古き良き時代の岳人達はなんと強靭な精神力の持ち主だったことよ。改めて敬意を表します。 040.gif 日本に帰国してこの2年間で、1日の実動時間が最も長い14時間山行だった。もう2度とこのルートは歩きたくない。 007.gif 疲れた~! 042.gif

客観的には、鋸山までの展望が素晴らしく、史跡あり、渓谷や樹海も美しい。新緑や花も楽しめる。秋なら紅葉も間違いなく良いだろう。 049.gif

私のこのトレイルへの評価: 4★ 中級~上級者向け
行程距離: 約19km(庚申山荘‐庚申山‐鋸岳‐皇海山‐鋸岳‐六林班峠‐庚申山荘‐一ノ鳥居‐かじか荘)
標高差: 約1,300m (累計登行高度 約980m、累計下降高度 約1,500m)
実動時間: 約14時間 (庚申山荘-皇海山 約6時間/ 皇海山-六林班峠-庚申山荘 約5時間/ 庚申山荘-かじか荘 約2時間/ 休憩 約1時間込み)

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by dream8sue | 2016-05-29 03:26 | 日光 国立公園 | Trackback | Comments(2)

日光 庚申山 奇岩がいっぱいのお山巡り     Kōshinzan in Nikkō National Park

Saturday, May 28, 2016
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2014年6月に、絶滅危惧種に指定されている特別天然記念物の食虫植物 “コウシンソウ” を見に庚申山(1,892m)に登った。 その時に庚申山の展望スポットから見た皇海山がイケメンだった。その時からいつかは登ってみたいと思っていた。 それも古き良き時代の正攻法、庚申山から縦走する皇海山を。このルートは夜行日帰りも可能であるが、中腹にある庚申山荘に泊まり2日がかりで登るのが一般的だ。 それでも2日目は12時間以上かかるロングルートである。 008.gif

昨年、癌の化学療法を終えたばかりで体力の回復は治療前と同じには戻っていない。 時期尚早の感はあるが、 “人生は自分が思っているより短い” 行くなら今しかない! ということで5月の最終週末に決行。 070.gif 
初日は庚申山荘入りと、再度コウシンソウを見にお山巡りコースを反時計廻りで歩いた。 2014年には時計廻りで歩いているが、同じ景色でも見る方向が違うと新鮮である。 両方のレポートを読んでもらえればお山巡りコースの全容が把握できるだろう。 040.gif
→ “日光 庚申山の岩壁帯に咲くコウシンソウ   Kōshinzan in Nikko National Park




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アクセスは2014年に登った、備前楯山レポートに記載してあるのでそちらを参考にしてほしい。 ↑の写真は、国道122で日光方面に向かう途中にある草木湖。
→ “日光市足尾町 足尾の銅鉱脈だった備前楯山を登る   Bizentateyama in Nikkō, Tochigi




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まずは、国民宿舎かじか荘に庚申山荘利用料(2050円)と、登山計画書を提出する。銀山平から一の鳥居までは庚申川に沿って片道4kmの林道歩き。 庚申川に注ぎ込む支流の滝などを見ながら歩く。 070.gif




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2014年と同じ時季の再訪なので景観はあまり変わらないので、異なった点にフォーケェスして記載する。

今回は前回には咲いていなかった(咲き終わっていた?)フジの花がまるで並木道の様に続いていた。 072.gif

足元には夏を感じさせるイワニガナ?に似た黄色い花などが群生していて、植物観察しながら歩いていたので単調な林道歩きも楽しかった。 056.gif





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一の鳥居近くにある “七滝” の滝壺(正確には七つある滝の一つの滝)まで行く。 思った以上に水量が多く滝壺が深いことに驚いた。 マイナスイオンの先取り! 043.gif




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一の鳥居からは沢沿いの山路に入る。




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ここも前回には散ってしまっていたヤマツツジが満開で、グリーン一色の樹林帯の中に、その鮮やかな色が際立っていた。 056.gif




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ブナの木に混ざって、網目模様のような樹皮の木(イヌシデ?)があったが、模様がくっきり浮き彫りになっていた。

ここまで深く浮き彫りになったのを見るのは初めてだ。

同じ樹木でも1本1本個性?があるんだね。 005.gif





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このトレイルには “鏡岩” “夫婦蛙岩” “仁王門” などの奇岩が現れるので、良い目印になる。

そして、今回のこの間(一の鳥居~庚申山荘まで)の小さな主役はこのクワガタソウだ。

たくさんのクワガタソウがパープルの可愛い花をつけていた。





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一の鳥居から約1時間、トレイルが石段となり参道っぽい雰囲気になって来れば、 “旧猿田彦神社跡” はすぐだ。





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旧猿田彦神社跡を左に行き、まずは庚申山荘に寝袋などの余分な荷物をデポする。

ちなみに、40人収容の山荘には敷布団と掛布団は用意されている。

山荘の周辺(特に裏庭)にはクリンソウがたくさん咲いていた。 056.gif





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今回は同行者達がコウシンソウを見たことが無いので、一休みした後、お山巡りコース(約2時間~3時間)で山荘のバックにそびえる岩壁帯へのハイキングに出かけた。

が、翌日の行程が長いので、ゆっくり山荘で休むのも良いだろう。

庚申山荘から旧猿田彦神社跡に戻り、半時計廻りでお山巡りコースを歩く。





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旧猿田彦神社跡のすぐ先にある宇都宮大学の山荘の脇から樹林帯の急斜面を登る。左側の沢には小さな滝がかかっている。





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樹林帯の急斜面をひと登りでササ原の尾根になる。

ここはシロヤシオの群落だった。

実はシロヤシオをまじまじ見るのは初めてである。

今年はツツジの開花が早いらしく、もう見られないと思っていたので嬉しい誤算である。





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ササ原から左のルンゼ状になった岩壁帯へ降りる。ここはコウシンソウの自生地である。

かじか荘での情報では、今年はまだ咲いていないということだったので半ば諦めながらも目を皿にして探す。






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岩壁にはサクラソウ?ユキワリソウ?のようなパープルの可愛い花が一面に咲いている。

“そうそう、この花に混ざって咲いているんだよな~”

“確か2014年にはこの岩壁のこの辺りにあったはずだけどな~”

“あった!!”

まだだいぶ小さいが確かにコウシンソウだ。





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コウシンソウと戯れた後は、迷路のような岩壁帯へ進んでいこう。 ルンゼ状の斜面を降り、岩壁に渡されたブリッジを渡る。
振り返ればコウシンソウが自生している岩壁の上に奇岩が見える。 “ツリガネ岩” (左) と “カメ岩” (右)と呼ばれているようだ。 お山巡りコースの特徴は、こうした奇岩怪石が創り出す独特の景色にある。





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続くクサリ場や長いハシゴを降りて岩壁の基部を巻いて行けば、このルートの展望スポットに出る。チェーンの張られたヤセ尾根 “馬の背” の先にある絶壁の岩場がそれである。




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岩壁帯に突起した見晴台 “本社の見晴し” と言われる絶壁の上からは、緑の樹海の中に庚申山荘が見えている。 072.gif





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見晴しから岩壁の隙間に落ちていくような階段を降る。ここが “鬼の耳こすり” 壁だ。




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さらに鉄ハシゴを降って、迷路のようなトレイルを行く。 ガンガン奇岩怪石地帯に突入する。 070.gif 003.gif




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象の顔にも見えるアーチ型の浮橋のような奇岩を左に見て、ハングした岩の下を通過する。




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ここでもシロヤシオが満開だ。昔、ここは修行場だったようだが昔の修行者たちもこの花をみて癒されていたのかな? 056.gif 039.gif




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そして、特徴的な形の “めがね岩” がシロヤシオに彩られている。 岩場に掛けられた鉄ハシゴを降り、めがね岩の右目?左目?をくぐって行けば・・




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出た、巨神兵! 005.gif 037.gif




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まだまだ奇岩怪石が続く。 2年前なのにこの様な場所を通過した記憶が全くない。やはり右回りと左回りでは見える景色が少し違うのかもしれない。 039.gif





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そして、一際大きな壁が現れる。圧巻だ。 005.gif さすがにこの壁は越えられないので左から巻く。




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廻り込むと壊れた木の祠があるハングの下を行く。




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胎内くぐりのような穴をくぐると、その先にはルーフ状の “庚申の岩戸” という岩屋?洞窟がある。




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赤い鉄ハシゴを登り洞窟まで登る。洞窟の左に張られたクサリで岩棚をトラバースする。




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岩壁帯に咲く花はコウシンソウとシロヤシオだけではないよ。 056.gif 何種類もの野花が見られるが、私が気になったのは・・つべこべ言うのはオダマキ!(おだまり!) 037.gif じゃぁなくて~ ヤマオダマキ(写真左)と・・右の花は?ラン科の花のようだが初めて見る花だ。アオチドリかな? 039.gif




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最後の岩場を左側から巻き、ブリッジを渡って庚申山への登山路に合流する。ここからは翌日の皇海山への登行路であるが、朝が早いのでゆっくり楽しみながら降るとしよう。 071.gif
降りだしてすぐにチョックストーンのかかった “一ノ門” をくぐる。このチョックストーンの下にある石が “カエルの番人” という石らしい。 言われてみれば、ここを通過する人間を監視している様にも見えるね。 “カエル様、おねげぇです、通してくださいませ~” 041.gif




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続いて “初ノ門” という岩場のハシゴを降る。 ミツバツツジが岩場を彩っていた。




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急な岩場を降っていくと、湿ったルンゼをもつ大岩壁が現れるので、岩壁の下をくぐるように通過する。 何段にもハングした岩壁からは水滴が滴り落ちていて、その険相な雰囲気が、とてもインパクトのある光景を創り出している。 005.gif




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振り返り、黒々した滝?を見上げる。 005.gif 後は樹林帯を庚申山荘までひと下りだ。





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このルートは冒険ランドみたいで何度歩いても楽しい。
単調な林道歩きもフジの花のお陰で退屈しなかった。
フジの花に始まり、クワガタソウ、ヤマツツジ、クリンソウ、シロヤシオ、コウシンソウと前回よりもお花が多くて楽しい。 056.gif 056.gif
ちなみに、今年のコウシンソウは6月中旬くらいが見ごろだろう。

さて、明日は足尾山塊の秘峰、皇海山へ登るぞ! 070.gif

私のこのトレイルへの評価: 5★ 中級者向け
行程距離: 約8km(かじか荘‐一ノ鳥居‐旧猿田彦神社跡‐庚申山荘‐旧猿田彦神社跡‐お山巡りコース‐庚申山荘)
標高差: 約870m
実動時間: 約5時間 (七滝見物時間込み、庚申山荘での休憩は除く)

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by dream8sue | 2016-05-28 22:56 | 日光 国立公園 | Trackback | Comments(2)

日光 火山湖に彩られる日光白根山    Mount Nikkō-Shirane in Nikkō National Park

Sunday, June 7, 2015
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6月の上旬、下界ではそろそろ夏の気配が漂う時期であるが、日光国立公園のなかにある日光白根山は、まだ残雪と春の息吹の中だった。

日光白根山へのトレイルはいくつかあるが、私たちが歩いたルートは、日光白根山の北側にある菅沼登山口から入山し、弥陀ヶ池と五色沼の池めぐりをしながら山頂に向かう。下山は “日光白根山ロープウェイ” を利用する楽ちんコースだ。 060.gif





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アクセス: 群馬県側から菅沼登山口までは、マイカーでのアクセスが一般的だ。沼田駅から、尾瀬方面行きのバスに乗り、鎌田営業所(バス停)からタクシーを使うことも可能である。アクセスルートは国道120号をひたすら金精峠方面に走れば、左手に丸沼、菅沼が見えてくる。沼田駅から52km、1時間30分~2時間くらいだろう。 059.gif

本コースは入下山が異なる登山口のため、2台の車で行き、あらかじめ1台を下山口にデポしなければならない。私たちは菅沼登山口より10kmほど手前にある日光白根山ロープウェイのパーキングに車を止め、ロープウェイ往復で登る別パーティーのメンバーにカーシャトルしてもらった。

登山口の菅沼周辺は、キャンプ場などもあり夏には家族づれなどで賑わうところだ。菅沼登山口には、登山者用の有料駐車場がある。




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菅沼登山口からゲートを越えて、真っ直ぐ伸びる広い路を南に向かって進む。 070.gif

つまり、トレイルは北斜面にあるため6月はまで残雪がある。

案内板のある原には霜が降り、トレイルにも霜柱が立っていた。寒い! でも、綺麗~ 043.gif 072.gif

思わぬ季節のタイムラグに感動してテンションも上かる。 060.gif 061.gif




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原を右に行くと、樹林帯の登りがはじまる。ここからは展望のない樹林帯を歩く。




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麓からしばらくはダケカンバの美しい林が続く。

こんな大岩にたくさんの棒が立てかけられていた。いつからこんな習慣?ができたのか?アメリカ帰りの私には、こんな些細なことも軽いカルチャーショックならぬ、ハイキングショックだ。昔はなかったぞ。 039.gif 003.gif




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いよいよ残雪が現れ、長くきつい登りとなる。

所々、日当たりのよい場所ではカニコロッケ?じゃなくて、カニコウモリが大きく葉を広げていた。




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登山口から約2時間、残雪の急登に嫌気がさすころ、ようやく展望が開けてくる。




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展望が開けた後には、山上湖の弥陀ヶ池に着き、奥にはドーム形の日光白根山が鎮座している。




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弥陀ヶ池は静かでとても落ち着く場所で、ついつい休憩が長くなってしまう。

日光白根山のすそ野の芽吹きと湖畔の反射が実に美しい。 072.gif 072.gif 072.gif




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湖畔の右の(座禅山)山腹にはミネサクラの開花が見られる。




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弥陀ヶ池周辺はシラネアオイの群生で知られているが、近年では鹿に食べられてしまって見る事が難しくなっているようだ。




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日光白根山の姿を水に映す弥陀ヶ池脇の木道を進み、山麓を左に巻いて五色沼に向かう。 070.gif




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弥陀ヶ池から五色沼への1km弱のトレイルにもミネザクラの群落があり、今まさに開花の時を迎えていた。 056.gif




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ミネザクラはタカネザクラという品種で、涼しい場所を好み山に生えることが多い。

下界で見る桜より花期も遅く5月以降に咲きだす。 056.gif 056.gif 056.gif




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ミネザクラの丘から五色沼へは10分ほど樹林帯の急な坂道を降る。

降りきればそこにはエメラルドグリーンの五色沼が輝いている。 072.gif




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新緑が湖面に映し出されて、本当に綺麗だ。 072.gif




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何時間でもそこにたたずんでいたい。一晩ツエルトをかぶって星空を見ながら眠りたい。

自然の美しさの前に自分もその自然の一部に溶け込みたい、そんな気持ちになるのは私だけ?  003.gif




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背後には日光白根山が五色沼を見守るようにそびえている。 072.gif




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時間があれば湖畔をもっと歩いてみたいところだが、五色沼湖畔を200mほど歩き、南の沢沿いのトレイルから避難小屋に向かう。 070.gif




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沢沿いのトレイルには残雪が多く、夏道が消えているので多少のルートファインディングが必要だ。

ガスっている日などはルートを見失わないように気をつけよう。 034.gif




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キャー!雪解けの地面から、つ、つ、角が出てる。地底に恐竜でも埋まっているのか! 005.gif 037.gif




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残雪が終ると、辺りが明るくなりミネザクラの咲く避難小屋に着く。




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ここでサクラ見物をしながらひと休みして行こう。 063.gif

ミネザクラとダケカンバの二重奏のような場所だ。

まるで春にタイムスリップしたかのような、なんて幸福な場所なのだろう。 043.gif




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ミネザクラの下には、菜の花によく似たヤマガラシの花も蕾をつけていた。 072.gif

この花は、菜の花同様、若芽はおひたしにして食べることができるが、本種は自然保護区に生えていることが多いので採取できる機会は少ないようだ。

う~ん、確かに美味しそう。 041.gif




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避難小屋からは、左(東)に前白根山(2,373m)へのトレイルを分け、明るい平野から日光白根山の南東斜面を登る。


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平野から尾根に取り付く辺りは、ダケカンバ?の林が広がり、根本にはたくさんのバイケイソウと思われる大葉の植物が群生していた。




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やがて陽にさらされた砂礫の急斜面がはじまる。 070.gif




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低木のミネザクラを見ながら急斜面を登ると、眼下に避難小屋の東側の山波が見えてくる。

外山、前白根山、五色山などの外輪山と、ふもとに生えるダケカンバの林が美しい。




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足元の黄色い小さな花に励まされながら、山頂までのきついスイッチバックのトレイルを登る。 042.gif

振り返ると、南東の尾根の向こうに中禅寺湖が驚くほど大きく見える。残念ながら男体山はガスの中だった! 002.gif




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東方向には先ほど通ってきた五色沼が青く眼下に広がる。 072.gif




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山頂部の広い火口原に出れば、もう山頂は近い。

山頂部は凹凸が激しく、ピークへは一旦下り、ハイカーで賑わう岩だらけのトレイルを登り返す。 042.gif




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登山口から、避難小屋での大休憩も含めて5時間30分、やっと日光白根山(2,578m)山頂に着いた! 066.gif 山頂は360度の展望だ。072.gif




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北方向には燧ヶ岳をはじめ尾瀬周辺の山々が一望できる。




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ズームで燧ヶ岳を見れば、柴安嵓(しばやすぐら)と俎嵓(まないたぐら)の双耳峰が見てとれる。

それに、山頂への最短ルートであるナデッ窪ルートの残雪がはっきりとわかる。

そういえば、昨年の7月にナデッ窪ルートを登ったが、上部ルンゼには依然として雪が残っていたな~。 039.gif




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北西の遠方には上越の山々が白い山肌を見せている。




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東方向には五色沼を挟み、金精山方面への稜線が続いている。




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Wow! ザックからこんな可愛いワンちゃんが寝ぬそうな顔をだしている。 005.gif 043.gif

おにいさ~ん、これは反則ですよ~。

こんな可愛い子が一緒なら、私はもうメロメロですよ~。またこの子に会いたいワン! 016.gif




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名残惜しいワンちゃんと、名残惜しい景色に別れを告げて下山にかかろう。

山頂部の火口原に戻り、小さな奥白根神社がある南峰を通り、南へ続くトレイルに進む。

西方向には存在感のある上州武尊山が、その雄大な尾根の翼を広げている。 072.gif

余談だが、1ヵ月後に、私はこの上州武尊山で死にそうなくらい辛いめにあった! 008.gif




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富士山の砂走りを思わせる、砂礫の斜面を駆け下る。




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砂礫帯が終ると、立ち枯れの白い樹木が印象的な尾根の一角に至る。




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ここから、トレイルは北西に向かって白根山の山腹を大きく巻いて行く。

眼下には、ゴールとなる日光白根山ロープウェイの山頂駅が、大自然の森の中に不自然な人工都市のごとくぽっかりと浮かんでいる。




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山頂駅を目指し、大きなボルダーの基部を巻き、雪で根元が曲がったダケカンバの森を抜ける。




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途中、広い沢をトラバースする辺りは “地獄ナギ” と言われる場所で、山側には切り立った岩壁が見える。

周辺はたくさんの高山植物が生茂り、名前とは裏腹のラブリーなトレイルの一部である。 072.gif




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自然林から、やがて針葉樹林の森に変わると、雪がたくさん残る傾斜のきついトレイルとなるので、足を滑らせないように慎重に降る。 008.gif

山頂から約1時間ほど下った辺りで、 “七色平” への分岐に着く。

下山路からは外れるが、0.2kmほどなので寄ってみることにした。 071.gif




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樹林帯の中の残雪のトレイルを北に行くと、樹林が開けた平地に避難小屋は現れる。




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避難小屋のすぐ横が七色平だ。

ここは鹿の食圧で被害を受けた高層湿原植物の自然回復のために電気柵が設置されている。

本当かどうか、さわってみようかな? 039.gif

ちょっとシビレてみたい気分だけど・・やっぱ止めよう。 037.gif

以前、決死の思いで電気柵をさわったが、痛くもかゆくもなかったことがある。おバカな私。→ “隠れ家のようなユニークな滝  Black Star Canyon Falls in Santa Ana Mountains




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七色平の分岐に戻り、山頂駅へのトレイルを進む。

まだまだ残雪の多いトレイルを行くと、右の岩の上に小さな石仏が現れる。

石仏を過ぎると雪が消えて歩きやすくなる。 070.gif




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緩やかな樹林帯を行くと、右手に “不動岩” という岩壁がある。

その前を通り過ぎた先で自然散策路の路と合流し、急に路巾が広くなる。




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あとは、自然散策路を15分も歩けばシラネアオイが植栽されている日光白根山ロープウェイ山頂駅に着く。駅の東側の山腹には驚くほど多くのシラネアオイが栽培されている。とっても綺麗だけど山でひっそり咲くイメージとは程遠い。山頂駅の前の植物庭園には白いシラネアオイもあった。 056.gif




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駅前からみる白根山は、何だか妙高山に似ている。

確か妙高山も見る角度によってはピークが3つに見えたよね?




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駅前には足湯もあるので、ハイキングで疲れた足を癒してから山を下りてもいいね。

ロープウェイの下りの最終は16:30なので時間に余裕をもって下山したい。

日光白根山ロープウェイは、標高差600mを15分の乗車で、私たちを麓まで運んでくれる。

降下中に右手には、菅沼(すげぬま)と丸沼(まるぬま)が見える。

ちなみに、菅沼は清水沼、弁天沼、北岐沼のくびれた3湖の総称だ。全国有数の透明度を誇り、北岐沼が最も深く約63mで、藍色の美しい水をたたえている。




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今回のルートは、北側の菅沼から入山し、白根山の基部を東側から巻いて、南側にある避難小屋へ行き、そこから南東斜面の尾根を登り山頂にいたる。下山は山頂から南西に向かい、北西に位置するケーブルカー乗り場まで降りるという、ほぼ4分の3周コースだ。しっかり概念を頭にいれて歩かないと自分の向かっている方向が分からなくなる。 039.gif

訪れる価値のある美しい2つの火山湖を巡り、山頂からの360度の展望を楽しめる文句のないルートだ。
下山も比較的ゆるやかな下り坂でケーブルカー乗り場まで降りれるので膝の弱いハイカーには有難い。
シラネアオイで有名な山だが、6月に見るミネザクラは思わぬ感動を私にくれた。 049.gif
日本の国立公園も、なかなか良いなと感じたトレイルだ。
久しぶりに、また行きたいと思える山に出会えてハッピーな1日だった。

私のこのトレイルへの評価: 5★ 中級者向け
行程距離: 約10km(菅沼登山口‐弥陀ヶ池‐五色沼‐避難小屋‐日光白根山‐七色平‐ロープウェイ山頂駅)
標高差: 約850m
実動時間: 約7.5時間 (休憩込み、ロープウェイ待ち時間、乗車時間は入っていない)

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by dream8sue | 2015-06-07 15:45 | 日光 国立公園 | Trackback | Comments(0)

日光 火山ガス噴気孔を見ながら登る茶臼岳     Chausudake in Nikkō National Park

Sunday, August 31, 2014
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日光国立公園に属す茶臼岳(1,915m)は那須火山帯の南端に位置し、活火山の山を登ることが出来る数少ない山だ。森と湖と渓谷好きな私にしては珍しい山である。日本の夏は天気が悪く、たまたま広域天気予報でこの地域が良かったので、北アルプスの縦走を諦めてここに来た。070.gif 058.gif 057.gif




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前橋、高碕からのアクセス:群馬からだと那須は遠い。電車で片道3時間20分かかる。JR高碕駅の始発に乗れば両毛線、東北本線と乗り継ぎ9時に黒磯駅に着く。駅前より路線バス(東野バス)で那須ロープウェイ山麓駅行きにて60分。バス代往復2,600円 (新幹線利用の場合は大宮から東北新幹線に乗り換え那須塩原駅下車、駅前より路線バスで那須ロープウェイ山麓駅行きにて70分)

マイカー利用の場合は、国道50号線、または北関東自動車道から東北自動車道に乗り那須ICで栃木県道17号線/那須街道(旧ボルケーノハイウェイ)に乗る。那須ロープウェイ山麓駅、または“峠の茶屋”(那須岳登山口)までは30分くらいだろう。

茶臼岳の火山活動は、周辺にたくさんの温泉を噴出させている。街道にはたくさんの温泉宿がひしめき合う那須温泉郷がある。 




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那須ロープウェイ山麓駅からは駐車場の脇の標識に沿って“峠の茶屋”まで行く。実質的なトレイルの始まりはこの峠の茶屋の先にある“那須岳登山口”である。那須岳登山口とあるが、茶臼岳は那須岳の別称であり、またその主峰でもある。034.gif




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峰の茶屋跡まで最初は林の中のトレイルを歩く。山麓は広葉樹を中心とした植生であり、夏は緑が豊かで秋は多種多様な紅葉が見られる。 072.gif




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やがて、大きな樹木が無くなり大小岩石と砂礫の道を登って行く。 071.gif




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トレイルの斜面は緩やかで案内板やマーキングなども付けられているので、初心者や子供連れでも比較的容易に登ることが出来る。




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右手には朝日岳方面から切れ込んだ沢が流れていて、砂防ダムが施されている。




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高山植物の案内板も整備されていて、この花は雑草として刈られてしまうイタドリの近縁種でウラジロタデと言うらしい。イタドリそっくりだが草丈がイタドリより低く引き締まって見える。とにかくこの花しかないってくらい山全体に分布している。 056.gif




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登山口から約40~50分で峰の茶屋跡に到着。北に見えている山は剣ガ峰(1,799m)で、さらにその先に朝日岳(1,896m)から三本槍岳(1,917m)と続き、こちらも人気縦走路である。標高が最も高いのは三本槍岳で主峰茶臼岳の山頂より2m高い。 034.gif 045.gif




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峰の茶屋跡からは南方向に折り返し、茶臼岳山頂に向かって一気に登るトレイルと牛ヶ首を経由してロープウェイ山頂駅方面に行くトレイルがある。071.gif
私は右(反時計回り)の牛ヶ首経由で山頂を目指し、見えている直登ルートを下降して峰の茶屋跡に戻るループトレイルを選択した。




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牛ヶ首までは茶臼岳の西面についた緩やかな巻き路を行く。 070.gif




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茶臼岳は現在も蒸気と火山ガスを盛んに噴出している。トレイルを歩いていても“ゴォー”というジェット機のような音がするが、これは噴気孔からガスが噴出している音だ。 005.gif




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トレイルのすぐ脇のガレたルンゼからも水蒸気が出ている。かすかに硫黄の臭い(硫化水素)がする。 005.gif




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茶臼岳は荒涼とした火山であるが、茶臼岳の西面は那珂川の源流部で、大川などの比較的大規模な河川があり、その一部平坦地には沼原湿原などもあって数々の湿原植物が繁茂している。056.gif 072.gif 当初はこの沼原湿原に行きたかったのだが、時間が無くて茶臼岳周辺ハイクとピークハントのみとなった。 002.gif 021.gif




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牛ヶ首に至る少し手前に“無間地獄”とか“姥ヶ坂”などと名付けられた火山ガス噴気孔がある。005.gif




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峰の茶屋跡から約30分、牛ヶ首に着く。ここから茶臼岳の南面を巻きロープウェイ山頂駅方面を目指す。途中に観光地の“殺生石”方面に行くトレイルを右に分ける。
この殺生石は、有毒な火山ガスを出して近づく生き物を死に至らしめる場所として有名で、周辺は公園化しており、駐車場も整備されている。ただし、殺生石の周りは危険につき立ち入り禁止である。栃木県道17号線/那須街道上にあるので、時間があればハイキングの後に立ち寄ってみるのもよいだろう。 049.gif




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牛ヶ首からロープウェイ山頂駅方面に向かうトレイルは傾斜は無いが、大きな石がゴロゴロした路だ。071.gif




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植物は前記したウラジロタデばかりが目立つが、このガンコウランというツツジ科の常緑小低木もたくさん密集している。よく見ると先端に直径1cmほどの黒い球形の果実をつけている。この実は食べられる実で、ビタミンやミネラルなどの栄養素が豊富らしい。集めてジャムなどにしたら美味しいかもしれない。056.gif 011.gif




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牛ヶ首から20分程度で、ロープウェイ山頂駅からくるトレイルに合流する。ここからは物凄い数のハイカー?観光客?が登ってくる。005.gif




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トレイルは傾斜が増し、滑り易い砂地の上に石も多くて、とても歩きにくい。まずは山頂とロープウェイ山頂駅のちょうど中間点にある文字通りの “大岩” を目指そう。 042.gif




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大岩の上からトレイルを振り返れば、眼下にロープウェイ山頂駅の屋根が見える。072.gif




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大岩からは傾斜が緩くなるが、茶臼山はこんもりと盛り上がった溶岩ドームなので最後までダラダラとした上りが続く。見えている鳥居をくぐったところが山頂だ。042.gif




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ロープウェイ山頂駅から約1時間弱で山頂に到着。066.gif
つまりロープウェイを使えば1時間で登れてしまう山なのだ。人気の理由はこのお手軽さだね。045.gif




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山頂からは晴れていれば、日光白根山や尾瀬の至仏山、燧ヶ岳、会津駒ケ岳や越後の山々まで見える。072.gif




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近くの山では、北側にある鬼面山のガレた沢の風景が、まるでアルプスの高山のように見えてカッコいい!072.gif




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この日は霧の発生が激しく、まるで火山の水蒸気爆発のように見える。005.gif




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山頂からは北側についたトレイルで峰ノ茶屋跡まで戻ろう。誰が積んだのか、トレイル脇にはこんな大きなケルンがある。 005.gif 私もこの天辺に石を置こうと思ったが、万が一ドミノ崩しみたく壊してしまったら・・やめました。039.gif 037.gif




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北側についたトレイルは、途中で大きく左(西側)に曲がり、急な坂を降る。




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大きな岩壁の基部を廻り込めば峰の茶屋跡が眼下に見えてくる。茶臼岳山頂から30分くらいで着く。そして峰ノ茶屋跡からは往路で登山口に戻る。下りなので40分くらいで峠の茶屋に着くだろう。071.gif

私のこのトレイルへの評価:4★ 初級者向け
程距離:約7km(峠の茶屋‐峰ノ茶屋跡‐牛ヶ首‐ロープウェイ山頂駅分岐‐茶臼岳‐峰ノ茶屋跡‐峠の茶屋)
高低差:約450m 行動時間:約4時間(休憩込み)

ここは観光地化した山なので、登山マップやコース案内などは、那須町や那須観光協会のサイトで容易に入手できる。→那須町 那須登山トレッキングマップ  那須町観光教会トレッキングマップ


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by dream8sue | 2014-08-31 17:59 | 日光 国立公園 | Trackback | Comments(0)

日光 霧降川の個性的な四瀑     Kirifuri falls in Nikkō National Park

Sunday, July 13, 2014
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前日に日光の志津峠から男体山を登った私は、日光市内に泊まり、翌日は霧降川にかかる四瀑を見るハイクに行った。前日の疲れもあり、お天気も余り良くなかったのでお手軽ハイキングには調度良いコースだ。 049.gif 070.gif




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四瀑の位置関係は下流から、観光地にもなっている “霧降ノ滝”。 つつじヶ丘経由で川床に降り上流に進み “丁字ヶ滝” “玉簾の滝” “マックラ滝” で、上流の三瀑は “霧降隠れ三滝” とも言われている。 045.gif
自動車(バス、タクシー、マイカー)利用で、日光市街(東武日光駅前)から県道169号線で北に3.3km行けば霧降ノ滝駐車場に着く。

私たちのハイキング順路は、霧降ノ滝駐車場‐大山登山口‐丁字ヶ滝分岐‐玉簾ノ滝‐マックラ滝‐丁字ヶ滝分岐‐丁字ヶ滝、そして一旦、霧降ノ滝駐車場に戻り、霧降ノ滝往復とした。 071.gif




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霧降ノ滝駐車場の北に少し入ったところにハイキング案内板が立っている “大山登山口” がある。そこからツツジのトンネルが続くトレイルを通り、緑の美しい樹林帯に入って行く。 072.gif
ツツジの咲く時季はさぞかし綺麗だろうなぁ~ 043.gif




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森の中には地面の土が流れてしまって歩きにくい長い階段?がある。階段の脇を歩きながら霧降川の川床に降りていく。 025.gif




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階段を降りきると、霧降川の右岸(川下に向かって右)伝いに上流へと向かう。 Sueが撮っているのは何でしょう? 039.gif 003.gif




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この花です! 花弁が線香花火みたいなミヤマカラマツソウ。 I like this flower. 056.gif




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途中、丸太橋を渡り左岸に移る。霧降川の流れが実に美しい。 072.gif




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川から少し離れて、下枝がきれいに落とされた針葉樹林帯の中を10分も進めば、丁字ヶ滝の分岐を左に見る。




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針葉樹林帯の中は植物の宝庫だ。装飾花が3枚と4枚のヤマアジサイ 072.gif 056.gif と、何だか色覚検査表のようなグリーンの葉と下草たち。 041.gif




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コアジサイの花茎がパープル色で美しい。




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丁字ヶ滝は対岸に渡らなくてはならないので、後にまわして先に玉簾の滝に寄ることにした。登山口から1時間前後で玉簾の滝に着く。 070.gif すだれのように幾筋にも分かれて流れ落ちる滝の落差は6m程で幅は20mくらいだ。 072.gif 滝の近くまで寄れるが、足場が非常に滑り易いので転ばないように気をつけよう。 034.gif




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トレイルの途中にある見晴台から見た玉簾の滝。周囲の深緑と白い流れのコントラストが綺麗だ。手前の樹木はツツジの木なので、春には紫色のミツバツツジが咲き、いっそう美しいだろう。 072.gif




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玉簾の滝からマックラ滝までは、さらに雑木林の中を歩き15分くらいだろう。




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短い急登をこなし、モミジの木の下を通過すれば “大山” への分岐が右に現れる。




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分岐を直進すれば、舗装された管理道路を横切り霧降川に戻る。マックラ滝は霧降川に注ぎ込む支流にあるので、ここで再度、霧降川を徒渉し支流に向かう。




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支流に入って直ぐ、目の前に落差30m、幅が10mのマックラ滝が迫ってくる。水量は三滝の中で最も多く、滝に少し近づくだけで水しぶきが凄い勢いで身体を濡らす。 005.gif 024.gif 057.gif




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滝の前には、推定樹齢350年、円周が約6mの沢胡桃(さわぐるみ)の巨木がある。 005.gif この木の下に目をやれば、しぶきに濡れた苔や植物がこれまた美しい。 072.gif




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三滝の中で最大のマックラ滝でエキサイトしたら、下流に戻り丁字ヶ滝に寄っていこう。 丁字ヶ滝分岐を曲がり、写真の丸太橋を渡れば丁字ヶ滝には5分で着く。




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巨大な岩盤の上を流れ落ちる丁字ヶ滝は落差10m程で中間に小さい滝を介して下段の滝となっている。落差は少ないが、水量は結構ある上に、滝の目前まで近づけますので中々の迫力だ。 072.gif




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周囲の深い森と美しいウォータープール(釜、滝壷、淵?)が作り出す造形美は三滝の中で一番美しいと私は思う。 072.gif 049.gif




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霧降隠れ三滝のハイクを終え、一旦駐車場に戻り、空身で霧降ノ滝を見に行こう。 070.gif 観光地なので綺麗に整備された石畳の路を約350m、5分ほど行けば展望台に着く。




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霧降ノ滝は古くから華厳ノ滝(ごんのたき)、裏見ノ滝(らみのたき)とともに日光三名瀑の一つに数えられている。上下2段になっていて、上段が45m、下段が40m、落差85mある。 005.gif 072.gif
上段と下段の間に樹木が生茂り、流水が完全に見えない。冬枯れのシーズンなら全容が見えるかな? 039.gif




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下段の水の筋がとても美しく印象的だった。 072.gif 072.gif
また、近くにチロリン村があり天然氷で作るかき氷なども味わえるので時間があれば寄っていくと良い。
短時間でこれだけの個性豊かな滝が見れるコースは少ない。当然5★に値するトレイルだと思うが、唯一つ残念なことはヒルの存在だ。 002.gif 梅雨時でヒルの活動期と言うこともあるかもしれないが、今回私はヒルに噛まれた。ヒル大嫌い! 033.gif 047.gif 020.gif

私のこのトレイルへの評価:4★ (ヒルの活動期以外は5★)初級者向け
全行程距離:約6km, 行動時間:約5時間(滝観賞、休憩込み)

メンバーの一人が作った楽しいデジブックです。
『 霧降高原と隠れ三滝 』 http://www.digibook.net/d/4b94a15ba15e0024f3429511489a127f/?m

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by dream8sue | 2014-07-13 15:22 | 日光 国立公園 | Trackback | Comments(0)