カテゴリ:長野県エリア( 5 )

上田市 独鈷山へ希望峰と竜王山を越えて     Mount Tokosan in Ueda, Nagano

Friday, November 24, 2017
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信州の妙義山とも言われる独鈷山(とっこさん/どっこさん)には、多くの岩峰が点在している。

私は、2014年に長野県青木村にある子檀嶺岳(こまゆみだけ)を登った際に、風格のある独鈷山を見て、いつか登ってみたいと思っていた。
そして今回その機会を得た。

一般ルートは、その険悪な山容とは裏腹に比較的容易にその頂へ達することができるらしい。
が、今回、私達が歩いた帰望尾根は、監ノ岩、上尾ノ岩、帰望峰、竜王山といった岩塔、岩峰があり、その通過にはロープを要するバリエーションルートである。

加えて、この日は一時的に雪(多量の風花?)が降る不安定な天気で、プチ冬山気分を味わった。


最近、Web上のブログを読んでバリエーションルートに入って遭難する人が増えているそうです。
希望尾根は一般ルートではありません。
入山に際しては読図や登攀技術など未整備のトレイル歩きの経験が必要であることを留意してください。




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<マイカーの場合>
今回は独鈷山の北側の “西前山登山口” が起点となる。
上信越自動車道の東部湯の丸ICで下りて、県道81号線~82号線で西へ走り別所温泉のある塩田平方面に向かう。
別所温泉より4kmほど手前にある信号“新町”で左折して塩野神社の鳥居を目指す。
塩野神社のある集落に入ると、ゴツゴツした岩峰を連ねる独鈷山が姿を現す(写真)
鳥居の前には独鈷山登山口の案内板がある。
案内板から山に向かって直進し、虚空蔵堂または、その先にある防獣ゲート前に数台パーキング可能である。


<公共交通の場合>
上田電鉄の塩田町駅(または別所温泉駅)から “信州の鎌倉シャトルバス” で登山口にある中禅寺で下車。




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虚空蔵堂先にある防獣ゲートを開けて入山。
すぐに一般路と分かれて、左側の小沢を渡ってフィックスロープが張られた急斜面を登る。
尾根上に出てからも急勾配が続き、ふくらはぎが痛くなる。 144.png



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ほどなくして、前方に顕著なピークが現れる。
これから向かう帰望峰(左)と、谷を挟んで竜ノ峰雨首(右)のピークである。 150.png



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周囲はマツの木が点在する明るい自然林で、足元にはユニークな形のホコリダケがいた。 101.png



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登山口から30分程の登高で “監ノ岩” に着く。 展望はそこそこ良い。 177.png



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監ノ岩から右側(西側)のフィックスロープの張られた急坂を降って、左の岩場を登り返せば “上尾ノ岩” である。(巻き路もある) 
展望は良くない。



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上尾ノ岩からは10mラペルで南側へ下降。

情報では、上尾ノ岩にはツメレンゲという多年生の多肉植物が自生しているらしいのだが、時期が遅いせいか?確認できなかった。 残念!見たかったな~・・

初めてツメレンゲを見たのは山梨県の岩殿山(下記リンク参照)であったが、岩の表面から爪のような植物が飛び出ている様に衝撃を受けた。




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さて、監ノ岩、上尾ノ岩と岩塔を2つこなし、エンジンがかかってきた。



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急登にも身体が慣れてきて、狭いルンゼに垂れ下がるフィックスロープが見えたので登ってみる。
スタンスが無くてちょっとムズイ!  140.png
ここはあえて登らなくても右側の尾根から巻いて登れるのだけれどね。 



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やがて左側が切れ落ちた帰望峰の肩に着く。
帰望峰ピークには、肩の右側(西側)からフィックスロープが張られた草付きフェイスを登ればよい。
バリエーションという割には、一般ルート並みに標識やフィックスロープが多いルートだ。



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登山口から2時間弱で希望峰に到着。 166.png
展望は良く、眼下に上田市の街並みが広がっている。  177.png



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対岸には雨首の北尾根?の側壁が衝立のようだ。  150.png
岩場好きハイカーなら、この光景は1度見たら瞼から離れないだろう。

次回はぜひ雨首を登ってみたいな~  o(*゚∀゚*)oワクワク! 
藪岩に興味のある方がいたら一緒に行きませんか~


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帰望峰からの下降は南西側の絶壁を降る。
ピークから少し降り、15mほどのフィックスロープ伝いに中段まで降りられる。



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しかし、最後はやはりラペルとなり、マツの枝を避けながらの懸垂下降15mで鞍部に降り立つ。



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帰望峰と竜王山は近く、こちらもまたまたフィックスロープが張られた急斜面を登ればよい。
竜王山まではもはや一般ルートだな! 130.png



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帰望峰から30分足らずで、石祠がたくさん置かれた竜王山に到着。 166.png



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竜王山からは、一旦下ってアカマツの林を抜けていく。
紅いマツの幹が美しい。

アカマツ林の途中から右側へ下る踏み跡があるが、どうやら希望峰と竜王山を登って下山するハイカーが多いようだ。



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案の定、アカマツ林から先には、それまでしつこいくらいにあった標識やフィックスロープはもちろん、目印のテープさえも全く無くなる。
確かに、竜王山から独鈷山までの間は樹林帯で展望も無く、かなりの急登なので面白みがないのだろう。



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落葉で滑る斜面をひたすら登ると、最後に40度くらいはあろうかと思われる急傾斜になる。
ブッシュに捕まりながらの四つ足歩行で、ほとんど木登り! 143.png

しかも、雲行きが怪しくなり、あれよあれよという間に多量の風花が舞う天気になってしまった・・We were unlucky to the weather. 148.png
そんなメンタルな事情も加味して、ここが本日の核心と言ってもいいかも。



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里山ハイキングなんだから、これ以上は積もらないで~  145.png  



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何とか急斜面の激登りを終え、緩やかになった尾根の先に張られたロープを越えれば、
東側からアプローチする平井寺コースに合流する。 
ふぅ~(;^ω^)やれやれ~



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一般ルートに合流して最後の岩場を越えれば山頂まで5分だ。   GO!!GO!!ヾ(>∇<*)o!!



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登山口から約4時間、竜王山から1時間30分ほどでうっすら雪の積もった独鈷山(1266m)に到着。 166.png
視界もなく展望は諦めていたら・・



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ランチ休憩を始めたとたんに陽が差してポカポカに、そして視界も良くなり・・We were lucky!  124.png

北西には上田市街地と夫神岳や子檀嶺岳、そのバックに根子岳や四阿山、さらに右へ烏帽子岳、湯ノ丸山などの浅間連峰まで見えるようになった。



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帰望尾根を挟んで北東へ伸びる尾根上のピークがコブのように連なっている。



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さて、下山は西前山コースを虚空蔵堂まで戻る。
ピークから少し下って宮沢コース(独鈷山の南側登山口)との分岐を左に分けて、右(北)へ進む。

すぐに岩稜帯となり、右側(東側)には、先ほど息をきらせて登った稜線直下の急傾斜の尾根が見える。
う~ん、やはり40度くらいはありそうな勾配だな~ 105.png



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岩稜帯の基部を巻いて西側のミズナラ林に入って行く。



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すっかり葉を落としたミズナラ林を行くと、左(西側)に雨首方面へ伸びる尾根を分ける。
おや、こんな所に打ち出の小づち・・ではなく大づちが・・?  146.png



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ミズナラ林の中を帰望峰や竜王山を見上げながら降って行くと、やがてヒノキの森になり緩やかな地形となる。
えぐれた涸れ沢に沿って行けば、やがて滝の沢の流れを左下に見るようになる。



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山頂から1時間ほども降れば(登りの場合は90分)石灯篭の置かれた不動の滝に着く。
すべての植物が枯れていく季節にあっても、水のある場所ではまだ苔や常緑の植物が青々していて嬉しくなる。

不動の滝から登山口にある防獣ゲートまでは一投足である。



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登山口にある虚空蔵堂から青木村の子檀嶺岳(下記リンク参照)が良く見える。
抗癌剤治療中に登った子檀嶺岳は、同行者について行くのがとても大変だったな~ あれからもう3年か~ (ノω=;)シミジミ・・・


本ルートのマップ は下記のヤマレコのリンクをクリックしてね (^_-)-☆ 

私のこのトレイルへの評価: 4★ 中級~上級者向け
距離:約5km/ 所要時間:休憩込で約6時間(虚空蔵堂 8:00‐藍ノ岩 8:30‐帰望峰 9:45/10:00‐竜王山 10:30‐独鈷山11:50/12:50‐虚空蔵堂 14:00)
標高差: 約700m

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by dream8sue | 2017-11-24 11:22 | 長野県エリア | Trackback | Comments(2)

川上村 大深山遺跡から赤顔山を越えて男山と天狗山を歩く     Mount Otoko & Tengu in Kawakami, Nagano

Tuesday, October 31, 2017
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男山と天狗山は、高原レタスの生産地で有名な長野県川上村と南相木村の郡境尾根上にある岩山で、両者は痩せた吊り尾根でつながっている。
野辺山の国道141号から見る男山は天を刺すような鋭鋒で、天狗山のほうは周囲を岩壁で固めた岩の要塞のような山である。

この2座は、西側の男山へは千曲川畔の御所平から、東側の天狗山へは県道2号沿いにある馬越峠からアプローチするのが一般的である。
しかし、今回は川上村の大深山(おおみやま)遺跡から赤顔山(あかづらやま)を経由して男山へ登り、
天狗山へ縦走した後に天狗山基部から、閉鎖されたゴルフ場の脇を通って大深山遺跡へ戻った。

本ルートの男山~天狗山の間は一般ハイキングルートとして整備させているが、大深山遺跡から赤顔山経由で稜線に至るまでの間は路など無い完全なバリエーショルートである。
また、天狗山の稜線からゴルフ場までの間も現在は廃道となっているので、歩くなら読図や悪場歩きに慣れたハイカーのみ、自己責任のもとで行ってほしい。




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<マイカーの場合>
上信越道佐久ICから約90分。
佐久ICを降り国道141号を南下し、海ノ口を過ぎカーブの多い急坂を登りきった “市場” の信号を川上村方面に左折。
川上村に入り県道68号線を東に走り、スーパーナナーズの先で橋を渡ると、大深山バス停がある。
バス停の先で左折して県道2号線に入る。
1kmくらいで大深山遺跡の案内標識があるので左折して、林道をさらに1kmほど走れば、広いパーキング(未舗装)がある。



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大深山遺跡は、竪穴式住居跡などの縄文時代中期の集落跡である。
ハイキング前に立ち寄って、遺跡を見学。  



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大深山遺跡から続く林道を西に進むと、ゴルフ場から流れてくる川を渡る。
橋を過ぎると、すぐに赤テープがあるので、そこから林に入る。
林の中をゴルフ場の南フェンスに沿って西へ行く。
林の中には、フェンスを越えて飛んできたゴルフボールがたくさん落ちていた。  102.png



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フェンスの西端まで進み、ゴルフ場内の池の横から赤顔山の尾根に取り付く。
ちなみに、このゴルフ場(カワカミバレーCC)は、現在は閉鎖されている。
ゴルフ場の北側に、どっしりとした天狗山が現れ一気にテンションが上がる。 169.png



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しかも周辺の紅葉も始まっていて、天気も良いとくれば、もう楽しいに決まっている。 177.png 169.png



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しかし、ルートはあくまでバリエーションである。
迷うような支尾根は無いので忠実に尾根をつめれば良いのだが、足場は決して歩き易いとは言えない。 
広葉樹林の明るい岩尾根には、もちろんトレイルは無く、落ち葉に埋もれた石が転がる急斜面を登る。 137.png



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所々に現れる岩塊の基部を左側から巻いて赤顔山の前衛峰(1598m峰)に迫る。



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広葉樹林に混ざってアカマツの木も多く生えている。
Wow! このマツの木はギリシャ神話のメデューサの髪みたい。 150.png



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やがて尾根が細くなり、岩場のクライミングとなる。



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岩場を登り上げたピークが三角点のある1598m峰で、木製のポールが立っている。



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赤顔山へは、1598m峰の北西に位置する岩場の間の急峻なルンゼをつめる。 



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地盤の不安定なルンゼなので、手も足も使って這い上がる。  143.png



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登山口から約2時間、山名の消えた山名柱?の置かれた赤顔山に着く。 166.png



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赤顔山からは、さらに顕著な岩稜となる。
高木から低木、灌木となり、藪がうるさくなる。



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途中の1716m峰を越えたあたりから視界が開けてくる。
西側の木立ちの間からは、八ヶ岳や男山が見えるようになる。 



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東側の木立ちの間からは、天狗山が見え隠れする。



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そして、ようやく男山と天狗山をつなぐ稜線(男山より)に出る。
立入禁止のために張られたトラロープをまたいで一般道にとび出せば、そこには “登山道” の道標がある。



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稜線からは左(西側)へ男山を目指す。
さすがに北面の針葉樹林帯の中は冷えている。 
岩肌に生えた苔からは、たくさんのツララが垂れ下がっていた。
そのツララ群がとても綺麗で、予期せぬ自然のアーツに感激!  150.png 177.png



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稜線は岩稜ではあるが、樹木が生えているので高度感はない。



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稜線を30分ほど歩き、男山の山頂直下の岩場を登れば・・



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特に西側の展望が良い男山に到着!  166.png
登山口から約4時間、ランチタイムを楽しむには最適な場所である。 180.png 169.png



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眼前(西側)には八ヶ岳をはじめ、南アルプス、蓼科山、雪をまとった北アルプスなども見渡せる。 177.png
南側には瑞牆山がゴジラの背のような岩峰群をスカイラインに浮かべている。



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北側には眼下に野辺山ヶ原のカラマツの森が広がっている。 177.png



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ランチの後は天狗山を目指す。
吊り尾根の途中にある1797m峰までは、フィックスロープの掛かる岩場などもある見通しの良い岩稜を行く。



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薄いフレークの岩のバックには天狗山。



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その天狗山のバックには奥秩父の山々が見える。 177.png



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天狗山の山麓には、カラマツ林を伐採して作ったゴルフコースや、五郎山などの対岸の里山が見える。





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1797m峰を越えて、天狗山方向へ進むと、緩やかな下り坂となる。
天狗山との鞍部からは、北側(南相木村)の立原高原へのトレイルが続いている。



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そして、立原高原への分岐を過ぎると、いよいよ天狗山への登りが始まる。
フィックスロープがセットされた岩場が現れる。
天狗山の岩質はチャート(堆積岩の一種)で、とても脆いので落石などには十分気をつけよう。 140.png



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さらに急な岩場を登る。 150.png 135.png



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岩場の途中から、天狗山の山頂部の南側壁が露わになる。 あそこがピークだ!  158.png



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山頂近くの岩棚で西側を振り返れば、先程まで歩いていた赤顔山から男山への山稜が見渡せる。
う~ん・・けっこう長い山稜だな~  150.png



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さらに男山から天狗山へ続く稜線も一望できる。



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男山をズームで確認。



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男山から約2時間の稜線歩きで天狗山に到着。 166.png
山頂から東へは、県道2号線の馬越峠へのトレイルが続いている。



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山頂からは北側の眺望が良く、昨年の秋に登った御座山(おぐらやま)の悠然とした山容が素晴らしい。 177.png





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さて、天狗山で最後の展望を楽しんだ後は、またまたバリエーションの下降路をたどる。
天狗山の基部からゴルフ場の東山麓に廃道と化しているトレイルがあるようなのだが、私達は、その旧道のさらに東の急斜面を降った。
下降ポイントは、広葉樹木に付けられた天狗山への標識と、トレイルに立てられた道標(写真)のある場所だ。
“え~!こんな急斜面を降るの!” と心の声が聞こえるだろう。 149.png



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当然トレースも無く、落ち葉と泥壁のスティープな実に厄介な斜面に足を滑らせながら降る。 148.png
低山の強みで、立木が生えていることが有難い。
立木につかまってバランスを取りながら降る。
また、ピンクのテープが絶妙な間隔で案内してくれる。
おそらくピンクテープが無ければ誰もこの斜面を降りようとは思わないだろう。



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徐々に傾斜が緩くなったカラマツの森を降って行くと、林道に降り立つ
この林道をたどっても、スタート地点の大深山遺跡には戻れるようだが、私達は右のゴルフ場の脇を降ることにした。



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林道の終点からゴルフ場内の舗装道路に降りた所には、真っ赤に色づいたモミジの木がある。
太陽は赤顔山の山頂に沈もうとしている。
その残光がモミジの木を輝かせる。 177.png



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ゴルフ場を20分くらい降れば、往路で通った南フェンスの西端に着く。
そこから大深山遺跡までは10分とかからない。
結果的に、天狗山からの下降は1時間30分と楽チンだった。 110.png



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天狗山残照!  174.png 177.png
川上村を通る度に気になっていた男山と天狗山を歩けて良かった。
しかもバリエーションルートの登高、下降と充実した内容だった。


本ルートのマップ は下記のヤマレコのリンクをクリックしてね (^_-)-☆ 

私のこのトレイルへの評価: 4★ 上級者向け(男山~天狗山のみなら初~中級者向け)
距離:約8.5km/ 所要時間:休憩込で約8.5時間(大深山遺跡P 8:00‐赤顔山 9:50/10:00‐男山 12:00/12:40‐1797mピーク13:20‐天狗山14:40/15:00‐大深山遺跡P 16:30)
標高差: 約500m
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by dream8sue | 2017-10-31 16:52 | 長野県エリア | Trackback | Comments(0)

生坂村 北アルプス対岸の岩稜 京ヶ倉と大城     Kyogakura and Ōjou in Ikusaka, Nagano

Tuesday, November 22, 2016
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信濃川の支流、犀川は長野県の中央部を貫通して流れる川で、両岸には1000m前後の山が連なっている。 その中の2座、京ヶ倉と大城は “馬の背の道” などの岩稜を持つ山である。 北アルプスに目を奪われてしまい、その存在は目立たないが低山ながら味わいのあるトレイルである。 半世紀ぶりという11月の降雪予報に山行予定日を繰り上げて、晩秋の両山へ訪れた。 TOP写真は上生坂集落から見た両山(右が京ヶ倉、左が大城)




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登山口は、長野県東筑摩郡にある山間部の小さな村、生坂村にある。 時間的には上信越自動車道から長野自動車道へ繋ぎ麻績ICを降りて麻績村から国道19号へ抜けるのが早いようだ。 麻績村から国道403号線、県道55号線とつなぎ国道19号に合流したら南下して生坂村に入る。 私達は北陸新幹線上田駅から車利用だったので、上田駅から国道143号線で青木村を経由し麻績村へぬけた。
生坂村役場前(または、村の特産物などを売っている “かあさん家” )から坂道を上がり生坂小学校の前を通って万平集落へ進む。 集落の南端にある獣避け柵(写真左)の横に草地のパーキング(2~3台可能)がある。 獣避けの柵は開閉できるので、約1km先の こや城跡登山口(写真右)まで車で入ることもできる。 パーキングスペースは登山口の方が広い(約10台可能)。 詳しくはこちらから → 生坂村公式サイト(トレッキング情報)




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登山口から尾根を登り、アカマツの林を行く。 070.gif



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尾根が傾斜を増してくると、片側が浮いている怖いハシゴをフィックスロープにつかまりながら登る個所などもでてくる。 008.gif




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紅葉は終わっているが、足元は落ち葉でいっぱいだ。 サクサクと落ち葉を踏みしめて歩く楽しさは秋のハイキングならではだね。 おや、このカエルの足型のような葉は何かな? 植物に詳しい同行者によれば、ダンコウバイの葉のようだ。 可愛い形だね。 037.gif




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さやに進むと、光沢のある大きな葉の群落が続く。 オオイワカガミかな?




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尾根通しにぐんぐん高度を上げると、 “おおこば見晴台” に着く。 
犀川の眺めが素晴らしい。 
でも高所が苦手な人は、 “おおこば” だけに、お~怖!(おおこわ・・) 041.gif 
Sky conditionが良ければバックに北アルプスが一望できるはずなのだが・・この日はNGで実に残念だ。 002.gif 




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やがて山腹を横切るように左方向に進む。と・・




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砂岩の岩壁が右手に迫るので、基部を左上する。 




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この辺りにはクリーム色のヒカゲツツジが咲いていた。 ツツジは暖かい場所ではよく季節外れの開花を見るね。 赤いサクランボみたいな実は、植物に詳しい同行者によれば、ソヨゴというモチノキ科の常緑小高木らしい。 056.gif 056.gif




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縮物観賞をしながら、左側が切れ落ちた急坂を息を切らせながら登ると、左奥に京ヶ倉が姿を現す。 露出した下部岩壁がすごい! 稜線が近づくにつれ傾斜も強くなりトラロープなどのフィックスが増えてくる。 




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登山口から1時間ほどで稜線に出る。 手作りの道標に従って稜線を左に行く。 ちなみに右に行けば剣刷山であるが、一般的なトレイルではないようだ。 




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稜線をいくと程なくして馬の背と巻き路の分岐が現れる。 迷うことなく馬の背へ行く。 070.gif




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“馬の背の道” は両サイドが切れ落ちていているので慎重に通過する。 




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馬の背のどん詰まりは、この岩壁に行き着く。 アイゼンで歩いたような跡が岩肌に残っているが、ここを直登するには要ロープだろう。 一般ルートはこの岩壁の左を巻く。




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京ヶ倉直下の岩場は左側(西側)が切れ落ちているので要注意だ。 034.gif




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岩場をこなして生坂山脈の最高峰、京ヶ倉(990m)に立つ。 京ヶ倉だけなら登山口から2時間弱である。 山頂標識によれば、このピークは、戦国時代は見張り場でのろし台だったそうだ。 確かにのろしを上げるには最適な場所だろう。 展望も素晴らしい。 072.gif




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歩いてきた南の稜線の先には剣刷山の鋭鋒がそびえている。




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反対の北側にはこれから向かう大城が見える。 台形の山頂部が特徴的だ。




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京ヶ倉のピークでランチ休憩の後、樹林の急坂を降り、大城への縦走路を進む。 こちらにもやせた岩稜がある。 




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東側には樹林帯が広がっている。 




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そして、足元には寒気の到来にも負けずに咲いているママコナ。 翌々日の降雪でどうなってしまっただろう・・ 056.gif 039.gif




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やがて “天狗岩” などの岩塊が現れるので、左(西側)から巻く。 




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すぐに “双子岩” の岩塊と続く。 直進できそうな岩場にも思われる。 樹木に囲まれているので高度感は無い。が、岩山なので無理は禁物だ。 ここも左から巻き路を行く。




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京ヶ倉から30分弱で大城(980m)へ到着。 
山頂は山城の跡で、北側の一段低くなった場所にも “大城二のくるわ” と書かれた城郭跡がある。
あまり人工を加えた様子はなく、自然の城壁だったようだ。 
こういった戦国時代の史跡に触れると “夏草や兵どもが夢の跡” という松尾芭蕉の句を思い出すのは私だけ? 003.gif




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山頂からは東側の展望が得られる。 足元はスパッと切れているので、はしゃぎすぎて落ちないようにね。 037.gif




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東側の岩殿山から続く対岸の山脈がよく見える。 支尾根には蟻の塔渡りのようなナイフリッジも見え興味をそそられる。 013.gif




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下山は京ヶ倉から往路を戻る。 ヤセ尾根の歩行は元より、急な樹林帯のトレイルも落ち葉が滑るのでpay attention だよ。
ちなみに、大城から縦走して眠り峠登山口へぬける場合は車2台でカーシャトルした方が良いだろう。 そうでないと国道を6kmも歩かなくてはならない。  034.gif

急峻で岩稜もあるが、岩場好きなハイカーには楽しいだろう。 眼下の生坂ダムや犀川の流れも美しく、晴れていれば北アルプスをはじめとする素晴らしい展望がある。 もっと近ければ季節を変えてもう一度歩いてみたいトレイルだ。 049.gif

本ルートのマップ: yahoo! map
私のこのトレイルへの評価: 4★ 初級~中級者向け
行程距離: 約6km(京ヶ倉登山口~おおこば見晴台~京ヶ倉~大城~京ヶ倉~おおこば見晴台~京ヶ倉登山口)
標高差: 約400m
実動時間: 約5時間 (京ヶ倉までの登高 約2時間、京ヶ倉から大城ピストン 約1時間、京ヶ倉からの下山 約1.5時間、休憩 約0.5時間)

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by dream8sue | 2016-11-22 03:31 | 長野県エリア | Trackback | Comments(0)

北相木村 御座山は八ヶ岳の展望台     Mount Ogura in Kitaaiki, Nagano

Sunday, November 13, 2016
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御座山(おぐらやま)は長野県の北相木村と南相木村の村界尾根上にある。 メジャーな登山口は南相木村の不動の滝をたどるルートであるが、今回私達が歩いた長者の森コースの登山口は北相木村になる。  八ヶ岳の展望台のような山で、八ヶ岳のすそ野に広がる紅葉の森がまるでグランドキャニオンのようだった。 展望だけなら5★の素晴らしさだ。 その雄大な展望を見るだけでも登る価値のある山だと思う。 




f0308721_17174624.jpg<マイカーの場合>
北相木村の長者の森登山口ということで、今回は群馬県上野村から県道124号線でぶどう峠を越えてアクセスした。 ぶどう峠から2.6kmほど長野県側に降った三叉路に長者の森入口の案内板がある。 県道124号線は冬季には閉鎖される道路なので要確認。 034.gif
長者の森はロッジやりっぱな宿泊施設もある大きなキャンプ場で、テニスコートの隣に30台くらい収容可能なパーキングがある。 → 北相木村 長者の森 公式サイト



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パーキングから相木川を渡り野外ステージなどがあるキャンプ場の中を南に進む。 やがてカラマツ林のトレイルとなる。 




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さすがに11月の信州は寒い。 落ち葉に霜が降り晩秋の面持ちである。




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カラマツの森には大きなシダがいっぱい。




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カラマツの森から雑木林となる。 トレイルは道幅も広くよく整備されている。 070.gif




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パーキングから1時間強で赤い鉄塔が現れるので一休みしていこう。 063.gif




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鉄塔からは、ダケカンバなどの自然林の明るいトレイルをひと登りすれば、御座山から北に派生している尾根上にのる。 また、ここで白岩登山口からのトレイルが合流している。




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合流点を左(南)へ進み、露岩のある尾根を越えて行けば見晴台への登りとなる。




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コケが元気だ。 多くの植物が枯れていく時期に、青々したコケの存在は嬉しい。 ニョキニョキ出ているのは胞子かしら? 可愛いいね。 056.gif




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やがて植生がツガとシャクナゲへと変わる。




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カラマツの落ち葉はとても滑るので、特に下山時にはスリップに注意しよう。 034.gif




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カラマツで覆われた階段状の木の根を登り上げると、そこは展望台(1,750m)だ。 西側の展望が開けている。 It's a brown forest! 005.gif 072.gif




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進行方向(南方面)には前衛峰が大きく見える。




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御座山の中腹はツガの原生林に覆われているが、そんな中にもダケカンバやナナカマドなどの広葉樹が混在している。 葉を落としたダケカンバの白い枝ぶりが美しい。 072.gif




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シャクナゲのトンネルの中を進み高度を上げていくと前衛峰(1,992m)に着く。 ようやく御座山が見えてきた!




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前衛峰からの下りは、ちょっとした岩場なので気をつけてね。 034.gif




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鞍部まで降りると、 “下新井登山口” への道標がある。 こんな登山口があるのか?と思ったら現在は廃道になっているようだ。




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鞍部を過ぎるといよいよ最後の急登が始まる。 ここもシャクナゲの群落がすごい。 花期の時季はいいだろうな~ 043.gif 072.gif




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最後はツガの森をひたすら登る。 大きな根を張るツガの木には、根っこの部分に空洞がある。 小動物のねぐらかしら? 037.gif




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急登が終わると山頂の避難小屋が現れる。 約20人収容可能な綺麗な避難小屋である。 




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御座山のピークへは、避難小屋の西側の岩稜帯を行く。




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西側面は絶壁で足元からスパッと切れ落ちている。




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その絶壁をのぞき込んでみたが、怖くてこれ以上は縁に近づけない。 Sooooo scary! 008.gif




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すそ野には、紅葉の海が広がっている。 005.gif




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御座山(2,112m)のピークからは、西側に八ヶ岳が一望できる。 その左奥には南アルプス、右には蓼科山や北アルプスの山並みが見える。 072.gif




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ズームで見る八ヶ岳には早くも雪がついている。




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八ヶ岳の手前に2本の角の様に飛び出たピークスは天狗山(左)と男山(右)のようだ。  この2つのピークスもいつか歩いてみたいな~。




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八ヶ岳やアルプスの山波以上に目を引くのが、眼下の岩山と雄大なカラマツの森だ。 072.gif




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まるで戦艦のような眼下の岩山へはトレースがあるようだ。 先端まで行ってみたいな~ そして、遠くに浮かんでいるのは浅間山群かな。 




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東側に目を向ければ西上州の山々が展開している。



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南側には甲武信岳や瑞牆山、さらに両神山まで見える。 まさに360度の大展望で、もうお腹いっぱい。 072.gif 072.gif 072.gif かねてから登ってみたいと思っていた山だけに、登れて大満足。 049.gif  帰路は往路を戻る。

本ルートのマップ: yahoo! map
私のこのトレイルへの評価: 4★ 中級者向け
行程距離: 約10km(長者の森登山口8:20 ~鉄塔9:40 ~白岩コース分岐~前衛峰1992m~御座山12:30 -13:30 ~前衛峰~白岩コース分岐~鉄塔15:10 ~長者の森登山口16:20)
標高差: 約880m
実動時間: 約8時間 (登高約4時間、下降約3時間、休憩約1時間込み)



【おまけ:加和志湖】
124号線を長者の森から2kmくらい西に行ったところにある加和志湖(ダム湖)の紅葉が綺麗だった。 
この時期、長者の森のトイレは閉鎖しているが、このダムサイトのトイレは使用可能だった。 
この湖は、コイ、イワナ、ヤマメ、シナノユキマスなどの釣りが楽しめるらしい。
ダムサイトでは、ムラサキツメグサもまだ頑張って咲いていた。 
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by dream8sue | 2016-11-13 17:13 | 長野県エリア | Trackback | Comments(0)

青木村 子檀嶺岳は信州の小さな展望台     Komayumidake in Aoki, Nagano

Saturday, Norvenber 8, 2014
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長野県の上田市周辺には菅平高原、湯の丸高原、美ヶ原高原などのメジャーなハイキングエリアがある。 さらに、千曲川に沿って1,000m前後の低山がたくさんあり、どれも個性的な魅力のある山々が点在する。 そんな千曲川左岸地域の長野県小県郡青木村にある、この難読山名の子檀嶺岳(こまゆみだけ:1,223m)に登ってきた。この山名は絶対読めないよね~ 039.gif 名前は難解だけど、ハイキングトレイルは比較的簡単で、主なものは三カ所(田沢、村松、当郷)があるが、それぞれ登山口から1時間半~2時間程度で頂上に登れる。 060.gif
TOP写真は、国道143号線沿いの道の駅 “あおき” から見た子檀嶺岳。 上部に岩壁がそそりたつ山容は立派である。 072.gif




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<マイカーの場合>
国道18号線、(上信越自動道利用なら上田菅平IC)より国道144号線~143号線に継続し西に走る。インターから30分程で青木村に入ると右手に子檀嶺岳が見えてくる。 道の駅 “あおき” の少し手前(国宝大法寺三重塔の入口の看板あり)に当郷登山口に入る道があるので右折する。 道は細くなり当郷の管社地区を進み突き当りのT字路にはバス停と休憩所もある。 T字路を左折して少し行くと右側に数台停まることが出来る駐車場がある。 左側は栗の木畑で、駐車場の前にある柿の木がたわわに実をつけていた。
尚、小さな駐車場なので休日などはすぐに一杯になるので注意のこと。駐車場から50m程先にも2~3台駐車できる。

<公共交通の場合>
長野新幹線で上田駅下車。千曲バス青木線で “当郷” 下車となる。が、午前中のバスの本数は少ないので事前に時刻表の確認が必要。 当郷バス停から登山口までは徒歩約40分。




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駐車場のすぐ先に “獣進入防止用ネット” があるので自分で開け閉めして進む。 この獣進入防止用ネットなるも物、最近の日本の山には多いようだ。こんな物にも軽くカルチャーショックを感じるのは私がアメリカ帰りだからという理由だけだろうか?昔は人間と獣の住み分けがもっと判然としていたと思うが・・ 039.gif
トレイルは林道から離れて右の樹林帯に進み、沢を横切ると小さな竹林に入って行く。 070.gif




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竹林をぬけ、しばらく行くと美しいアカマツ林になる。 こんな綺麗なアカマツ林を見たのは初めてかも。 043.gif 072.gif




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アカマツと言えば松茸を連想するが、トレイル脇にきのこ発見!松茸?まさかね~ 003.gif
実はこの一帯は松茸の栽培地で、トレイル脇にはテープが張られて、止山(とめやま)と書いた張り紙が貼ってある。 この止山という言葉は知らなかった。 要するに “権利のある者以外立入り禁止” という意味であるがご当地ワード(方言)かしら? 039.gif




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アカマツ林を抜けると、広葉樹と松の木が混ざる雑木林になる。 足元の低木の秋色も心を弾ませてくれる。 060.gif




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こんな黄葉が散りばめられたトレイルも素敵!日本の秋ってすごいね~ 072.gif




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この白い透明の葉をあちこちの山で見かけるが何だろう? 039.gif 同行者いわくコシアブラではないかと言う。 “え!コシアブラって山菜だよね?” どうやらコシアブラで間違いないようだ。コシアブラは秋の落葉前に、葉の葉緑素が抜けて半透明のような白色になるらしい。 045.gif




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トレイルは、紅葉の森の中を西に東に蛇行しながら徐々に傾斜を増していく。




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水平に岩が重なった “畳岩” を左手に見ながら行くと、ひときわ大きく奇形な松の木が現れる。
この松の木の近くには何か暗号のような字が書かれた奇妙な石もある。 039.gif




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さらに標高を上げると、赤く燃えるような紅葉の下を行く。 このあたりが紅葉限界?で、この標高より高くなるにつけ、枯葉が目立つようになる。




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その枯葉の絨毯だ。 下は秋真っ盛りなのに、ここからは晩秋みたいな風情だ。 072.gif




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やがてトレイルがスイッチバックになり始めたコーナーに “強清水” の案内標識がある。 20m先には美味しい清水が湧いている。 トレイルからは一見、こんな涸れ沢のようなところ?と思えるが、結構水量があるので立ち寄ってみると良い。063.gif




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スイッチバックの登り坂をこなすと広い林道に出る。 ここは右(北)に進む。 071.gif




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林道は針葉樹から広葉樹に変わり、枯葉の絨毯もふかふかだ。 晩秋の風情もなかなか良いね。 072.gif




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やがて左側にベンチが見えてきたら、そこが子檀嶺神社の鳥居の下だ。
登山口から約1時間くらいだろう。 059.gif
林道から離れ、鳥居をくぐれば、いよいよ山頂までの急登が始まる。 070.gif




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トレイルは大きく方向を変えて南に向かう。 周囲はすっかり枯れ枝になっている。




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トレイルの下の方に何やら白いお皿が・・きのこの名前は分からない。 分かる人がいたら教えてください。m(_ _)m




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急登を終えるとヤセ尾根の稜線に出る。少し行くとコイワカガミの群生地がある。 開花時はいいだろうな~ 056.gif




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さらに稜線沿いにヤセ尾根を行けは子檀嶺岳(こまゆみだけ:1,223m)の山頂に到着だ。 066.gif 東西に長い広場といった感じの山頂には、信仰の山らしく石祠と3つの木の祠が並んでいる。




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眼下(南側)には紅葉がパッチワークのような尾根の先に青木村の町並みが見える。 072.gif




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そして町並みの先には、多くの伝説を秘めた夫神岳がピラミダルな山容を見せている。 072.gif




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その左には、いつかは登ってみたいゴツゴツした独鈷山。バックの台地は美ヶ原かな?




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振り返って北側に目をやれば、遠く北アルプスの白い頂が連なっているのが見える。 072.gif




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山頂の西側のトレイルを行けば、すぐ先で田沢登山口、村松登山口へと分かれていく。 063.gif 山頂でゆっくりランチを楽しんだら、帰路は往路を戻る。 063.gif




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コースタイムで往復3時間のルートなので、朝ゆっくり出ても十分明るいうちに下山できるトレイルだ。
標高が低いのでやはり春と秋がお勧めだ。 049.gif
また、近くには島崎藤村が逗留し、「千曲川のスケッチ」の一節を着想したと言われる田沢温泉などもあるのでハイキングの疲れを癒して帰るのも良いだろう。


私のこのトレイルへの評価:4★(秋限定) 初級者向け
行程距離:約4.5km(当郷登山口‐子檀嶺岳‐当郷登山口)
高低差:約550m 行動時間:約4時間(山頂での1時間休憩込み)





【おまけ】修那羅石仏群   
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青木村のはずれにある安宮神社にはたくさんの石仏があり、宗教に関係なくアーツを見る感覚で楽しめる。

国道143号線の道の駅 “あおき” の前を通過してさらに西へ行く、国道がヘアピンカーブになるところから長野県道12号丸子信州新線に入り、坂を登りきったところが修那羅峠(しょならとうげ)である。 右側に大きな駐車場がある。 県道を挟んで反対側の舗装道路を20分ほど登れば安宮神社がある。

この神社のまわりにおよそ800体の石造物が立ち並んでいて、その内230体ほどが石神仏像だそうだ。どれもユニークな像ばかりで時間を忘れて観賞してしまう。人工物なのに自然と溶けあった美しさは、独特の世界を作り出していた。072.gif

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by dream8sue | 2014-11-08 14:36 | 長野県エリア | Trackback | Comments(0)