カテゴリ:千葉県エリア( 2 )

君津市 春雷の中の高宕山     Mount Takago in Kimitsu, Chiba

Sunday, February 8, 2015
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前日に観光地として有名な養老渓谷で久しぶりに滝を見ながら渓谷歩きを楽しんだ私は、木更津市に宿泊し、翌日は高宕山に登った。 070.gif
降水確率50%の微妙なお天気で、朝は高曇りで時折薄日が差していたのだが・・・ 058.gif 057.gif




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<公共交通の場合>
高宕山は、木更津駅から南東に位置する。
いくつかある登山口の中から、今回私が選んだ八良塚(はちろうづか)登山口は、駅からバスで1時間ほど揺られた宿原バス停よりアプローチする。
鴨川日東バスの乗車口は、JR木更津駅の “西口” なので気をつけてね(以前は東口だったようだが現在は変更されている)木更津鴨川線(亀田病院行き)は本数も1日5本しかないので事前に時刻表をチェックしておこう。 034.gif
今回のルートはループトレイルなので、マイカー利用のほうが断然便利である。アクセスは国道410号線沿いなのでわかり易い。 045.gif




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宿原バス停で下車すると、すぐ目の前に大きな鳥居が見える。鳥居をくぐり少し行くと右側に三島神社に登る階段がある。車道を歩くより近道なので境内を横切っていこう。 071.gif




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神社の境内から西に出ると、すぐに三差路になる。
右かな?左かな? 039.gif と考えていると、ちゃんとコーナーに道標がある。
迷わず左に行く。 070.gif
針葉樹に囲まれた緩やかな登り坂を5分も歩けば怒田沢(ぬたざわ)集落に出る。




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怒田沢集落の、のどかな田園風景の中を南へ10分も歩けば、集落の中の三差路に出合う。
道標に導かれ右に曲がり怒田沢林道に入る。




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林道をしばらく西に向かって行くと、手彫りのトンネルが現れる。房総のハイキングに訪れるようになって気づいたのだが、房総は手彫りのトンネルが多い。
この山域の地質は凝灰質砂岩やレキ岩が多いらしいが、地質のことは分からないけど、きっと柔らかい地質なんだろうね。 039.gif




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そして、車止めの置かれた2つ目のトンネルの前が、八良塚登山口である。マイカーならここまで入れるので、バス停からの約2km、片道約40分、往復1時間半くらいの時間短縮になる。トンネルの前の路肩に4~5台の駐車が可能である。




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登山口から、始めに急な階段状のトレイルを登ると、トンネルの上を越えて尾根に出る。このあたりの林相はスギ、ヒノキなどの人工林と、シイ、カシ類などの広葉樹の雑木林である。 072.gif




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トレイルはきれいに整備されているが、部分的に狭いところも多い。




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登山口から20分弱で八良塚コースと、高宕監視所コースとの分岐に着く。八良塚方向(写真の右トレイル)に曲がると、トレイルは徐々に傾斜を増していく。




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“崖地注意” や “足元注意” の標識が目につくようになると、トレイルには岩場っぽいところが出てくるようになる。




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このトレイルは、全体的に自然石を削って作った階段が多く、その苦労には頭が下がる。 005.gif 040.gif




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八良塚分岐から約1時間、小ピークに到着。このあたりが “金つるし” と呼ばれるところで、ベンチも置かれている展望台だ。一休みしながら展望を楽しみたいところである。が・・とうとう雨が降り出してしまった!002.gif




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八良塚までずっと登りかと思いきや、とてもアップダウンの多いトレイルだ。高宕山に至るまでに、ジェットコースターのように、いくつものアップダウンを繰り返す。 042.gif




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視界が悪くなる中をトボトボと行くと、雨に濡れたツバキの花が咲いていた。濡れて一段と美しさを増しているように見える。056.gif これって “水も滴るいい女” ってやつ? あれ、私のことじゃん! 041.gif




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しばらく雑木林の尾根を行くと、やがて針葉樹林帯に入って行く。 070.gif




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雨のせいもあるが、苔むした倒木や鬱蒼とした樹林帯は、何だかアニメの “もののけ姫” の世界に紛れ込んだような気にさせる。 005.gif




f0308721_1555070.jpg針葉樹林帯を登りきると、そこは八良塚(342m)である。
高宕山よりも標高は高いのだが、山頂周辺が樹木に囲まれているので、展望の良い高宕山のほうが人気があるようだ。




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展望台としては山頂から少し南に下った所に、ベンチの置かれた見晴らしがある。




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残念ながらこの日はガスでイマイチの展望であった。 002.gif




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八良塚から階段状のトレイルを一気に降ると、奥畑集落から高宕山へ続く関東ふれあいの道に合流する。 この分岐を右に曲がり、高宕山を目指す。 ここから高宕山までは約2kmだ。 070.gif




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ふれあいの道分岐から10分ほど尾根伝いに西に行けば、今度は三郡山へ続く郡界尾根の分岐を左に分ける。
三郡山へは、ここから2時間半もかかるらしい。ひえ~!005.gif




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驚いた木が、幹から泡をふいていた。それを見た私も驚いた。 005.gif 木の精霊の仕業かな?雨の森には不思議な現象がいっぱい。。 060.gif




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崖縁に細いトレイルが続く。視界も悪く、雨で滑るので慎重に、慎重に! 008.gif 034.gif




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崖縁に手すりが付いた岩場が現れる。この時、ピリピリ、ドッカン!って雷がなってビックリ!しかし、雨のわりには外気温も高く寒くはない。房総は一足早く春雨かな?そしてこの雷は春雷ってやつかな? 039.gif



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雨で水溜りの出来たトレイルを降ると交差点?に着く。山頂へ行くトレイル(左)と高宕観音を経由して石射太郎(いしいたろう)へ行くトレイル(直進)、高宕大滝に下る(右)分岐だ。 まずは山頂を目指して左に行く。岩場についたハシゴを登り、最後の狭い岩の間の階段を上れば高宕山の山頂だ。




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山頂付近には、こんなお天気にも関わらず団体ツアーハイク?と思われるハイカーが15人くらいいた。 005.gif
高宕山(330m)の山頂には何故かお釜?が置いてあった。 展望もなく雨も降っているので長居は無用だ。 071.gif 057.gif




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交差点までいったん戻り、ループトレイルからは外れるが、石射太郎(人の名前ではなくピークの名前だよ)へのトレイルを100mほど行った所に、高宕観音があるので立ち寄っていこう。
交差点から西に行くと、突然、トレイルの左手に岩をくりぬいたトンネルが現れ、何じゃこれ?と恐る恐るトンネルをくぐり階段を降りていくと、巨岩の下に食い込むように建てられたお堂がある。高宕観音である。しかも、岩を削ってお堂の背後をぐるりと一周できる回廊まで作られている。 005.gif




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高宕観音で雨宿りをかねて一休みしたら下山にかかろう。まずは高宕大滝までの1kmの下りだ。 070.gif
低山ながらヤセ尾根と岩場が多く実に面白い。雨に追われて速足で通り過ぎてしまうが、好天時にもっとゆっくり歩きたいトレイルだ。 060.gif




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高宕観音から30分ほどで怒田沢林道に出る。トレイルは林道の脇を流れる川に架かる橋の上に出る。 071.gif 橋を挟んで上流に幅広の低い滝と、下流に大滝がある。
トレイルから左岸についた踏み跡を降りれば大滝の滝つぼまで降りられる。
この踏み跡は急傾斜で滑りやすいので、くれぐれも自己責任で行動してほしい。
高宕大滝の落差は約13mと、さほど大きくはないが、雨のこの日は、白いスカートをめいっぱい広げて迫力があった。 005.gif
雨の日のハイキングがくれた思わぬプレゼントだ。 056.gif 024.gif




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橋から0.2kmほど川下に歩くと三差路に当たる。右に行けば、ループの起点となる八良塚登山口へ向かう。落ち葉に側溝をふさがれた林道は洪水状態で、もはや流水を避けては歩けない。 025.gif




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キャー!こんな所にも滝が出現! 005.gif 057.gif トンネルの先に八良塚登山口があり、そこからは往路の怒田沢集落、三島神社を通り、宿原バス停にもどる。 バスの時間が14:43の次が17:03と、2時間以上もあいてしまうので、何とか間に合わせようと最後は走った。14時35分に到着!何とか間に合った! 042.gif 070.gif




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このトレイルは、雨で展望が無くても楽しめる内容なので、お天気の良い日は充実感満点だろう。 058.gif
自然石を刻んだ階段やトンネルはとても興味深い。 049.gif

私のこのトレイルへの評価: 4★ 中級者向け
行程距離: 約12km(宿原バス停‐八良塚登山口‐金つるし‐八良塚‐高宕山‐高宕観音‐大滝 - 八良塚登山口‐宿原バス停)
標高差: 約300m (アップダウンが多く累計標高差は約780m)
実動時間: 約5時間 (休憩込み)

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by dream8sue | 2015-02-08 21:48 | 千葉県エリア | Trackback | Comments(2)

大多喜町/市原市 セピア色した養老渓谷     Yoro Valley in Ōtaki, Chiba

Saturday, February 7, 2015
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今回は久しぶりの滝が見れるトレイルだ。日本は小さな国土でありながら起伏が激しいので実に滝が多い。ハイキングトレイルを歩いていると、偶発的に美しい滝に出会うこともしばしばある。しかし、今回はピークに登る事が目的ではなく、滝を見ながら渓流歩きをすることが目的のハイキングだ。そして、私がやって来たのは冬でも温暖な房総の養老渓谷である。
房総半島を横断する養老川は全長75kmもある。その中の見所である、上流部の粟又の滝から渓流美で有名な養老渓谷までの約10kmを歩いた。粟又の滝は川の名前から養老の滝とも呼ばれている。が、お父さんがいつも仕事帰りに立ち寄る養老乃瀧じゃないからね。 041.gif
観光地なので、ハイキングトレイルというより、人工色の強いプロムナードといった感じだ。カリフォルニアで歩いた West Fork のトレイルを思い出させる。どっちが良いかって?それは貴方が決めてください。 003.gif “ピカイチ渓流美ならここ! West Fork - San Gabriel River in Azusa” 





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<公共交通の場合>
電車の乗継方法は何通りもあるので限定はしないが、私は新宿または秋葉原から “特急新宿さざなみ” で五井駅まで乗り、小湊鉄道に乗換え養老渓谷駅で下車した。前橋から約5時間(東京まで新幹線を使えば4時間くらいだろう)かかる。日帰りではもったいないの、木更津あたりに泊まって、翌日も君津市の高宕山ハイキングを継続した。
ちなみに小湊鉄道は田園風景の中を走るローカル線である。2両編成の小さな電車は、どこか群馬県桐生市と栃木県日光市を走る “わたらせ渓谷鉄道” に似ている。途中の停車駅から地元のお弁当屋が車内に乗り込んできて販売するなど、実に味わいがある。切符は往復で購入したほうが往路、帰路と別々に購入するより安い(往復1800円)065.gif

養老渓谷駅から粟又の滝行きバスが電車の時間に合わせて運行している。といっても午前中3本、午後2本だけ(土日祭日)なので、あらかじめ時刻表を確認しておこう。 034.gif




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バスは県道を南東に15分くらい走り終点の粟又の滝バス停に着く。写真は、粟又の滝バス停の少し手前にある展望台からの粟又の滝である。落差約30メートル、幅約30メートル、延長約100メートルの千葉県随一の名瀑として観光名所になっている。




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バス停から階段を下りれば大きな滝つぼをも粟又の滝が静かに横たわっている。新緑と紅葉の頃の滝とのコントラストの美しさは有名である。 滝壺のグリーンが美しい。 072.gif




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右岸(川下に向かって右側)のプロムナードを登れば滝の上流にも行ける。川床の中央に突起した岩が水流を2分している。




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流れは地面を穏やかになめるように流れている。滝つぼ付近から下流に向かって約2kmの “粟又の滝自然遊歩道” が整備されている。 049.gif




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では、さっそく渓流伝いにプロムナードを歩こう! 070.gif 060.gif




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Oh~Boy! いきなり土砂崩れの修復工事のため、全面通行止! 002.gif
管理社会、日本国だからね~ 017.gif
これ以降は自己責任で行動してね。 034.gif
修復工事は、ほほ終っていて問題なく歩けた。
でも、路肩には多くの倒木などが残置されている。
まあ、春の観光シーズンまでは完全修復されるのではないだろうか。 039.gif




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立派な飛び石も置かれている。 071.gif




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いくつもの小さな支流が、滝となって流れ込んでいる。




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約2kmの間に、増水時の緊急用として避難口が4箇所設けられている。




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樹齢百数十年の木(名前は分からない)にコケが生えて、いかにもって感じ。 045.gif




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プロムナードの脇からも水流があるので、水辺の草が青々と生えている。 072.gif 056.gif




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そうかと思えば、ツタの巻きついた木が、いかにも房総らしいな~ 045.gif




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川床の岩はとても滑り易い岩質だ。そういえば3週間ほど前に行った南房総の梨沢渓谷の沢登りの時も大変滑り易い岩質に驚いたが、千葉県はどこも同じような地質なのかな? 039.gif
“富津市 冬の南房総 梨沢渓谷で渓流歩き   Climbing a gorge in Nashizawa in Futtsu, Chiba”




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水辺には冬でも青々した樹木が目を引く。 072.gif




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大きく垂れ下がった広葉樹。春には緑の葉をつけ水面も緑に染めることだろう。いいな~ 049.gif




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ふと、足元を見れば、春まで待てない水苔が生き生きとしていて、私もなんだか嬉しくなってしまう。 060.gif 072.gif




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左からまたも支流が流れ込んでいる。“見返りの滝” と書かれた標識があったので寄ってみたが、どうって事の無いナメ滝だった。021.gif




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山腹からしみ出る水がプロムナードを濡らし苔むした感じになっている。 そろそろプロムナードが終る1.7km地点で、今までほぼ真っ直ぐだった路が大きく右に曲がる。




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路肩で見つけた白いキノコ?孔雀が羽を広げているように見えるのは私だけ? 005.gif 037.gif




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粟又の滝から約2km、ここで右の飛び石を渡って避難口4番に進み、養老川から一旦別れる。左のプロムナードはこの先で終っている。




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ゆっくりと静かに流れる養老川の流れが実に美しく、どこまでも川に沿って歩いていきたい気持ちになる。 043.gif




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養老川から避難口を登ると水月寺のある小沢又の集落に出る。水月寺には萱葺の鐘つき堂などもあるので興味のある人は立ち寄ると良いだろう。また、水月寺の手前には “幻の滝” という有料(200円)の滝もあるので時間があれば立ち寄ると良い。
水月寺からそのまま舗装道路を行けば、または幻の滝の入口の先の山腹のトレイルを左にトラバースして竹林をぬければ、小沢又のバス停のある車道(県道178号線)にでる。粟又の滝から約2時間ほどだ。059.gif




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小沢又集落から養老渓谷(共栄橋)までは、4kmほどの里歩きとなる。042.gif 070.gif




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県道なので車に注意しながら車道を歩く。いささか退屈な車道歩きであるが、そんな中でも路肩の土手に目を凝らせば、早咲きのタンポポなどの野花を発見することができる。街道にはアジサイの木が多く見られるので季節にはハイカーの目を楽しませてくれるだろう。 056.gif 056.gif




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面白集落にはたくさんの面白い人が住んでいるのかな?だったら、、面白い! 041.gif




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面白集落から下り坂を降れば、そこは国道465号線との交差点である老川集落である。
ちょうど交差点の角に食堂や直売所、トイレのある観光センターがあるので休んでいこう。063.gif
交差点の信号を左に曲がり、次の信号(老川十字路)を右に曲がり、郵便局の先の階段を登れば老川小学校がある。
小学校の前を進み小さな集落の中を通り過ぎて、Y字路を右に行けば再び県道に出る。


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県道を右に行くと、弘文洞入口のバス停があり、“弘文洞跡まで600m” の標識やら、“中瀬遊歩道” やらの道標が現れる。




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道標に従って左に曲がればすぐに向山トンネルに入る。このトンネルはトンネルの中にトンネルがある? 005.gif




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向山トンネルをぬければ、そこに共栄橋が現れ、養老川を渡り再び左岸のプロムナードを歩く。070.gif




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ここからが養老渓谷と呼ばれる観光地である。このあたりの川床は互層になっていることが確認できる。 005.gif 川が浅いこともあるが、水が透明だから川床の様子がよく見える。 072.gif




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プロムナードの脇の岩にびっしりと生えた植物が圧巻だったので思わずパチリ! 072.gif




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共栄橋から弘文洞跡までは1km、20分ほどだ。もうすぐ左岸から流れ込んでくる夕木川との合流点だ。その手前で見えている飛び石で右岸に渡る。 071.gif




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右岸に渡り川下に少し行けば、対岸に夕木川が合流している深い峡谷がある。これが、かつてここに “弘文洞” というトンネルがあった場所だ。養老渓谷のシンボル的存在だ。案内板によれば江戸時代末期に掘られたが、昭和54年に崩落したとのこと。 → 崩壊前の弘文洞(写真:大多喜町公式HPより)

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このあたりは冬とは思えない景観(早春)をかもし出している。 072.gif




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弘文洞跡から川下にかけて、川床の互層が見事である。 072.gif




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私の中では、弘文洞跡よりも、川床の互層のほうが養老渓谷を印象付けるものであった。045.gif




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養老渓谷の核心部とも言える弘文洞跡を過ぎると、飛び石で再び左岸に渡り中瀬キャンプ場に至る。キャンプ場周辺にはBBQ(バーベキュー)のできる茶店などもあり、夏にはさぞかし賑わうことだろう。でも、河原には深瀬もあるので小さな子供連れは子供から目を離さないようにね。 034.gif




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キャンプ場を過ぎると楽しい渓流歩きもフィナーレだ。この先で養老温泉郷に出る。
養老渓谷は地質を観察するポイントが何箇所かあるらしく、正面に “梅ケ瀬層の露頭” が見える。互い違いの地層がハッキリ観察できる。厚い層は砂岩、薄い層は泥岩でできているらしい。海底地すべりの痕跡であるタービダイトというものだそうだ。 027.gif




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私は地質よりも、浅瀬で鳴いている小鳥のほうが気になった。この河原周辺ではカワセミ、ヤマガラ、カワカラスなどが生息している。




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飛び石で右岸に渡り、坂を登れば左手に赤い観音橋が見えてくる。 右手に駐車場があり、ここからプロムナード(中瀬遊歩道)の始まり(終点)である。




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プロムナードの終点から県道に出て、養老温泉郷を北に進む。温泉好きならここでひと風呂浴びたいところであろう。が、ハイキングトレイルはこの先、養老渓谷駅まで2.2kmある。
養老温泉郷の道が坂になりかけたあたりで、左に曲がり閑静な住宅街に入る。住宅街が終ると写真の白鳥橋が現れる。橋のマークは2羽の白鳥が向かい合ってキスしている。でも2匹のヘビがキスしてるようにしか見えない。 003.gif




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舗装された里道を登り道なりに行くと、三叉路に出る。
養老温泉駅へは右に曲がる。




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途中で赤い橋(宝衛橋)を渡る。青い橋(渓谷橋)と、養老川の清流が見下ろせる。ここから駅まではもうすぐだ。 070.gif




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今回のトレイルは、粟又の滝と養老渓谷という2つの観光地の間を、里歩きしながら無理やり繋いだ感じのトレイルだ。
その里歩きの部分も山際の林道というわけではなく、交通量のある県道を歩くものなのでハイキングトレイルとしての趣に欠ける気がする。019.gif
マイカー利用なら両方の観光地をピンポイントで歩き、双方を繋ぐ部分は車で移動してもよいだろう。
渓谷は文句なく美しい。冬のセピア色した養老渓谷も良いが、新緑や紅葉の季節はまた一段と見事だろう。
しかし、この周辺は道幅が狭いこともあり例年大渋滞が起こるようなのでマイカー利用の場合は留意してほしい。 034.gif


私のこのトレイルへの評価: 3★ (春 or 秋なら4★になるだろう)初級者向け
行程距離: 約10km(粟又の滝‐小沢又‐老川‐養老渓谷‐養老渓谷駅)
標高差: 約50m
実動時間: 約5時間 (休憩込み)


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by dream8sue | 2015-02-07 21:02 | 千葉県エリア | Trackback | Comments(4)