カテゴリ:Rock Climbing( 18 )

南佐久郡南牧村 湯川の岩場でクライミング     Rock Climbing at Yukawa Rock in Minamimaki

Tuesday, October 6, 2015
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長野県の南牧村にある湯川の岩場は、小川山同様、日本にフリークライミングの思想が入ってきた1980年代に開拓された古い岩場だ。小川山などに比べ地味なエリアであるが、ほとんどがクラックルート(5.10クラスが多い)なので、中級者までのクラッカーのトレーニングには最適のゲレンデだ。

クライマーの友人に誘われて、友人のクライマー仲間たちと瑞牆山 十一面岩 奥壁 “Joyful moment” ルートを登ることになった。・・はいいが、ゲレンデならともかく、マルチルートなんて登れるのか?ということで、湯川の岩場で、にわかレッスンをしてもらうことにした。ちなみに私が最後に湯川の岩場を訪れたのは10年前だ。というか、クライミング自体10年以上のブランクがある。 008.gif







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<マイカーの場合>上信越自動車道または国道254号線で長野県佐久市に入り、国道141号を野辺山方面に向かう。海尻郵便局を過ぎて1kmほど走り右折(灯明の湯の看板あり)。灯明の湯をすぎ、砂利工場を過ぎ、右に登る道を分けると道はダートになる。ここからおよそ1キロほど、河原に降りる道が分岐する場所で右上を見ると岩場がある。駐車はこの付近に5台くらい駐車可能だ。ここより手前にも2台くらい置けるスペースがある。

林道は荒れているので車種によっては、林道の途中にパーキングして10分ほど歩くことになるだろう。歩き出して、林道が荒れる原因がすぐにわかった。山際の斜面からいくつもの沢が滝状になって林道側に流れ込んでいるのだ。湯川には過去に何度か岩登りや、冬にアイスクライミングで来たことがあったが、林道がこんなに滝だらけだとはまったく気づかなかった。 005.gif 057.gif








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取り付きから急な踏み跡をたどるとすぐに岩場に到着した。

広場になっている岩場の基部には見事なクラックが2本ある。 “コークスクリュー 5.9” (写真左)とこの岩場の3大クラックのひとつ “サイコキネシス 10d” である。







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岩場は広場から右(東)へ50mくらい続いている。岩場の紅葉がはじまっていた。 072.gif




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まずは、岩場をずっと右へ行った所にある “デゲンナー 5.8” でウォーミングアップ。

パートナーのH氏は、あの吉田和正氏にクラックマスターといわれているクラックのスペシャリストだ。

トップロープ(TR)で1度やってから、Sueもリードで登る。中間部のハンドジャムが決めずらく苦戦するが何とかリードする。 042.gif







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岩場の中間地点(サイコキネシスと、デゲンナーのある岩場の間)にある “バンパイア 10c” もとても綺麗なルートで、この岩場の看板ルートだ。 072.gif

この日は平日にも関わらず遠く九州から登りに来ているクライマー達がいた。彼らの登りを見ながら、私も10年前にこのルートをオンサイトしたことを思い出した。今となっては、自分のことながら、信じられない。 “本当にこんなルートをオンサイトしたのか? 私!” 005.gif 039.gif








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過去を懐かしんでも始まらない。練習、練習!ということで、“うたかたの日々 5.9 ” をフォローで登らせてもらった。

中間部のテラスを境に下部と上部に分かれているので、2Pと考えてテラスでピッチをきった方が良いだろう。

下部はフィンガーサイズのコーナー(写真左)上部はハンドサイズの浅いコーナー(写真右)。下部はなんとかこなしたが、上部はジャミングが上手く決まらないうえに、スタンス無く、フットジャムも難しくて・・落ちた! 007.gif

“本当に5.9か?” と、登れない人間はグレーディングを疑ってみたくなるものだ。 041.gif

最後は広場に戻り “コークスクリュー” と “サイコキネシス” をTRでトライするも、 “うたかたの日々” での消耗が激しく、“サイコキネシス” にいたっては、離陸も出来なかった。 007.gif

10年ぶりの湯川での久しぶりのクラック・クライミングでヨレヨレになったSueだった。 026.gif 042.gif







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この日の宿は、前回の小川山に引き続き、野辺山の滝沢牧場だ。八ヶ岳をバックに控え何とも美しいロケーションだ。 072.gif 043.gif

翌日は、これまた10年ぶりの瑞牆山でのマルチクライミングだ。どうなることやら・・・   025.gif 




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by dream8sue | 2015-10-06 01:33 | Rock Climbing | Trackback | Comments(2)

奥秩父 小川山でヘリコプターによる山岳救助をみる     Rock Climbing in Ogawayama

September,22-23, 2015
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長年、登山やハイキングなどをしていると、ヘリコプターによる山岳遭難や事故現場のレスキュー活動に出くわすことがある。

今年(2015年)のシルバーウィークに行った、小川山の妹岩で起きた事故もそのひとつである。

アメリカでヘリコプターの操縦をしていた私としては、レスキュー作業でのパイロットの操縦スキルには大変興味がある。 013.gif

昔、クライミング仲間がヨーロッパアルプスで怪我をしてヘリコプターでレスキューされたことがある。傾斜のある斜面すれすれにホバリングして、イケメンのレスキュー隊員がヘリから飛ぶおり、仲間を背負ってヘリに乗り込んでいった。 005.gif 043.gif

ヘリコプターのローターブレード(回転翼)が斜面から2mくらいしか離れていなかった。パイロットの操縦もそれはそれは見事であった。

日本の山岳レスキューは、斜面すれすれまでヘリの高度を下げることはしない。リスクが大きすぎて日本人パイロットにはさせられないのだろう。上空でホバリングしてワイヤーを下げてレスキュー隊員や要救助者を吊り上げる方法が主流だ。

まあ、それにしても山岳地帯は気流が不安定なので、的確にピンポイントにワイヤーを下げるためのホバリングには神経をはらう。パイロットとしての経験の乏しい私が言うのもおこがましいが、ヘリコプターの操縦で一番難しいテクニックがホバリングだと私は思う。




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小川山は、長野県川上村にあるフリークライミングのメッカである。クライミングを行なわなくなって久しい私は、夏に避暑のつもりで行ったのを切っ掛けに、再度ここを訪れることになった。

小川山へのアクセスについては、前回の “川上村 小川山で避暑クライミング      Ogawayama in Kawakami,Nagano” を参考にしてほしい。

小川山の廻り目平キャンプ場のパーキングからは、いつものように屋根岩の眺めが素晴らしい。 072.gif 058.gif




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さて、初日は前回登れなかった人気ルートの “トムと一緒 5.10a” がある八幡沢左岸スラブに向かう。 070.gif

金峰山へのトレイルである林道を進み、ゲートを越えるとすぐ右手に八幡沢が出合う。出合いには “ビクター” というボルダーがある。沢の右岸についた踏み跡を行き大小の堰堤を巻きながら越えると、 “トムと一緒” がある河原に着く。

だが、連休とあってここは満員御礼で順番待ちが長そうだ。 025.gif 015.gif

長い順番待ちまでして登りたいと思うほどのクライミング熱はもう無い。 代替案として、近くにあるマルチルートの “春のもどり雪:4P、5.7” というルートに向かう。 070.gif

“トムと一緒” から八幡沢を少し上流に行き、左岸のガレ状のルンゼをつめる。 042.gif 樹林帯に入り右に進むとすぐにスラブ帯が現れる。その末端が、 “春のもどり雪” の取り付きである。




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“春のもどり雪” の1Pは、5.7の傾斜の緩いスラブを直上する。トップロープ(TR)用の支点は、右のルンゼの垂壁にあるが、マルチピッチなので真っ直ぐ伸ばして立ち木でビレーポイントとする。




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2P目は、スラブを左上し、立ち木に至る。




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先行パーティーが、ルートをを登り終え、早くもラッペリングで降りてきた。 071.gif





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3P目は、緩やかな凹角沿いに右上し、その後スラブを立ち木を目指して登る。が、プロテクションが取れないため、易しいピッチではあるがランナウトする。上部でキャメロットを2本セットする。




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4P目、緩いスラブを左上し、5mほどの垂壁で行き止ったら右へトラバースし、大木の生えたテラスに上る。ここが終了点だ。




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ルート終了点からは、八幡沢が遥かに見え高度感がある。眼前には金峰山川西股沢を挟んでマラ岩方面の岩塔群が見える。




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ラッペリングは、4P終了点の大木から2P目の立ち木まで(40m弱)降りる。そこから取り付きまで(45m)1回のラッペルで降りられる。しかし、この時は、 “春のもどり雪” の1P目の左側にある “ロリーターJUNKO 12a” にトライしているクライマーがいたので、ロープの流れを考えて、 “春のもどり雪” の1P目のTR用の支点を経由し、3回のラッペルで降りた。 042.gif




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我々がラッペリングで降り始めて程なくして、どこからかチョッパー(ヘリコプターのこと)の音がして、南東の空に機体が現れた。




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ヘリコプターは、何度か偵察旋回し、レスキュー現場と思われるマラ岩の上空でホバリングをはじめた。




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レスキュー隊員をワイヤーで下ろし、岩場から離れたところで待機ホバリングする。救助体制が整ったところで、再度ワイヤーをたらして、レスキュー隊員と要救助者をピックアップして東の空に飛んでいった。お見事です! 038.gif




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我々もマルチルートを終え、帰り際に左岸スラブの “トムと一緒” をワントライし、クライマーで賑わう廻り目平キャンプ場を後にした。

この夜のねぐらは、廻り目平キャンプ場ではなく、野辺山にある滝沢牧場(廻り目平から車で30~40分ほどのところ)である。

山の中にある廻り目平キャンプ場とは雰囲気が異なる観光牧場の中にあるキャンプ場だ。ファミリー・キャンパー向けのキャンプ場なのでクライマーは私たちだけだった。 068.gif 069.gif 024.gif

廻り目平キャンプ場よりも値段も安く、ゴミの回収サービスなども良い。観光牧場だけにピクニックテーブルなども多く、売店やカフェなども充実している。

我々は2日間とも小川山だったが、瑞牆山や湯川の岩場、男山や御座山へのハイキングなどの拠点には良いかもしれない。 049.gif




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2日目は、金峰山荘周辺からよく見える父岩と、兄岩に行くことにした。 070.gif




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金峰山荘の前から金峰山川西股沢へ降りて川下に行く。ケルンの積まれた場所あたりから川を徒渉する。川が増水している時期は徒渉ポイントの見極めが難しい。 039.gif 008.gif




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父岩で、小川山の入門ルートのひとつである、 “小川山ストーリー 5.9” を登る。

その後、兄岩に移動して “ピクニクラ 10b” をトップロープでトライした。が、ハング上のフェースの立ち込みが難しくて私は登れなかった。

写真は “ピクニクラ” を絶妙なバランスで登って行くY氏。




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金峰山荘の前からみた兄岩と、ピクニクラのルート(黒線)。

右下にある “タジヤンⅣ 5.10a” も小川山らしいスラブの好ルートだ。スラブは近年流行のクライミングジムでは登ることはできない。外壁ならではの岩の形態だね。 045.gif

それにしても、昔に比べてルートを登るクライマーが減り、目につくのはマットを担いだボルダラーばかりだ。フリークライミングのメッカ小川山も時代と共に移り変わっていることを10年ぶりに訪れて実感した。 039.gif

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by dream8sue | 2015-09-23 17:28 | Rock Climbing | Comments(0)

奥秩父 小川山で避暑クライミング     Rock Climbing in Ogawayama in Chichibu-Tama-Kai NP

August 23-24, 2015
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ハイカーにとって、小川山は瑞垣山や金峰山ほどは知られていない。が、クライマーの間ではフリークライミングのメッカとしてすこぶる有名な場所である。

正確には、小川山の山頂そのものはクライミングエリアが集中する廻り目平(キャンプ場)からは遥かに離れた主脈上にあるので、小川山の麓がクライミングエリアとして有名ということだ。

私が初めて小川山を訪れたのは、日本にフリークライミングの波が起きた1980年代だった。

そして、最も足しげく通ったのは2000年から2004年の間かな?その後はアメリカ移住もあり、ぱったりとクライミングは止めてしまった。今回は10年ぶりの小川山訪問だ。

目的はハイキング?クライミング?いや~避暑キャンピングかな? 003.gif




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アクセス:前橋、高崎方面からは長野県佐久市を経由し141号を南下。
海ノ口を過ぎ、カーブの多い急坂を登り切り、レストラン141の先のT字路を川上村方面に左折。
高原レタスの産地で有名な川上村に入り、役場方面を目指す。
道なりに走りスーパー・ナナーズより8キロほどの地点(看板に “廻り目平キャンプ場” とある)を右折する。
川端下の集落を経て廻り目平キャンプ場へ。入口はゲート式で駐車券を取り、帰りの際に敷地内に建っている金峰山荘で清算する。前橋から約3時間くらいだろう。

金峰山荘は宿泊も可能なのでキャンプの苦手な人は山荘に泊まることもできる。
宿泊、キャンプ、パーキング料金などは廻り目平キャンプ場のHPで確認してね。





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キャンプ場には広いパーキング(約100台可能)があり、南側には金峰山川西股沢が流れている。

そして対岸には、父岩、母岩、兄岩、弟岩などと命名された岩場が見える。懐かしい光景だな~・・ 045.gif

キャンプ場周辺には、その他にも北に屋根岩、金峰山川の上流にはガマスラブやマラ岩など多くの岩場がある。

また、廻り目平周辺には、2時間くらいで歩ける周遊トレイルもあるので、クライミングをしないハイカーや家族づれキャンパーでも十分楽しめる。金峰山川での渓流釣りも楽しいかも。

何より夏でも涼しいので、都会の熱帯夜から解放されてリラックスするには最適だ。 014.gif 060.gif




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キャンプ場に至までの車道や、パーキング、キャンプ場周辺にはマルバダケブキの群落がいたるところに見られる。今回改めて気づいたが、昔からこんなに咲いていたのかしら? 056.gif




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岩場へのアプローチ路にはこんな可愛らしいミヤマモジズリというラン科の花も見られる。 056.gif

モジズリとはネジバナの別名らしいが、このミヤマモジズリはネジバナほどらせん状には花を咲かせない。私はこの花を見るのは初めてだ。 051.gif 058.gif




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こちらもお初にお目にかかります、ハナイカリ(写真左)。船の碇の形をしたイカリソウに比べ花が小さい。色も薄黄緑と遠目には目立たないが、そのユニークな形は実に興味深い。

キャンプ場に近い場所にタカネママコナ(写真右)と思われる半寄生の1年草が咲いていた。環境省指定の危急種のようだ。




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お花だけでは無く、森にはたくさんのキノコもみられ、小川山は早くもキノコの森になっていた。

中にはこんなエイリアンのようなキノコも生えていた。キモイ! 005.gif 021.gif




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23日の午後にキャンプ場入りしたので、2時間くらいの短時間で遊べる岩場を探し、金峰山川西股沢の支流のひとつ八幡沢の左岸スラブに向かう。 070.gif

河原の近くにある “トムといっしょ 10a” というルートで偶然、昔のクライマー仲間である新井健二君に会う。彼は2005年に 甲斐駒ケ岳赤石沢Aフランケスーパー赤蜘蛛ルート を一緒に登ったパートナーだ。 051.gif

現在彼は、日本プロガイド協会所属の山岳ガイドで、この時も生徒に岩登りのレクチャーをしていた。当然と言えば当然であるが、岩を登る動きは華麗で、10aもまともに登れない私とは大違いだ。10年の時の流れを実感するな~ 026.gif

写真は “トムといっしょ” の核心部をトップロープ(TR)でトライするSue。 中間テラスより上のハング越えが難しい。左のカンテ状に左足で立ち、右に重心移動してレッジに立ちこみ、上のガバを取るまでが核心のムーブ。 042.gif




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24日は、クラック・クライミングの入門ルート、親指岩の “小川山レイバック 5.9” に向かう。 070.gif




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1980年代に初めて小川山に来た時も、この親指岩の “小川山レイバック” でフリークライミングの洗礼を受けた。

その時は、レイバックって言うからには、レイバックで登るのだろうと、必死にレイバック登りをしたが、今回は終始フットジャムとジャミングでこなす。もちろんTRで・・ 041.gif

写真はクラック・クライミングのスペシャリストH氏の華麗なリード。 058.gif




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“小川山レイバック” 1Pのビレーポイントから南側の眺め。 072.gif




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北側には、数多くの名ルートがある屋根岩が望める。左からⅤ峰、Ⅳ峰、エビの尻尾、Ⅲ峰、Ⅱ峰だ。そしてⅡ峰の南フェースには、小川山で一番美しいクラックと称される “蜘蛛の糸 11b” が見えている。




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“小川山レイバック” 2P目は、テラスからフェイスを左上し少し登れば親指岩のトップに着く。

青空をバックに、見事な足さばきで上部岩壁を左上して行くSizu嬢。 058.gif




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親指岩ピークからは、お殿様岩方面の岩場が眼前に見える。

ピークからの下降は、 “小川山レイバック” とは反対側( “クレイジージャム 10c” のライン)を降りれば1度のラッペルですむ。

“クレイジージャム” も人気ルートなので、トライ中のクライマーがいる場合はラッペルのタイミングに気をつけてね。 034.gif




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さて、午後は親指岩から北西に位置する仏岩へ向かう。この間もアプローチ路にはたくさんのキノコが見られる。 005.gif

サンゴ礁のようなキノコ、真っ赤な平茸、まるで木の切り株のような模様のキノコ、肉厚で美味しそうなキノコなど様々だ。植物観察ならぬキノコ観察も楽しい。 011.gif 060.gif




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仏岩へは、親指岩から “イムジン河 .11c/d” で有名なお殿様岩を経て、最高ルーフの岩場をさらに登った尾根上にある。

写真は小川山スーパークラシックの三ツ星ルート、 “イムジン河” のあるお殿様岩だ。一生触ることは無い私とは無縁の壁だ。 041.gif




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仏岩にはきれいなクラックが2本並んでいる。左が “ノーリターン 10c” で右のクラックが “バナナクラック 11d” の三ツ星ルートだ。

“バナナクラック” は論外なので、左の “ノーリターン” にTRでトライするSue。あえ無く撃沈しました。 007.gif 041.gif

下部のフレークは、リードで登るとプロテクションがとりにくく、突っ込んだら戻れないというのが、ルート名の由来らしい。怖ッ! 008.gif




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“ノーリターン” の下部のフレークをこなし、上部のオフセットフィンガーも見事にクリアするNao嬢。 004.gif




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仏岩のトップから下を覗き込んでみた。目がくらみそうな高さだ。 008.gif

ちなみに高さは25mなので、トップロープは50mロープでいっぱいだ。私たちは60mロープを使用した。




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仏岩のトップから見た景色。Wonderful! 072.gif




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小川山は、近年ではインドアクライミングの影響もありボルダーがとても人気である。

森のあちらこちらにボルダー(大石)が点在し、マットを敷き詰めて何度もトライするボルダラーの姿が多く見られる。時の流れを感じるな~  003.gif

久しぶりに腕がパンプした。数日後、腕はもちろんだが、胸筋も意外と凝っていることに気づく。クライミングって全身運動だね~ 066.gif



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by dream8sue | 2015-08-24 01:21 | Rock Climbing | Trackback | Comments(0)

南牧村 碧岩西稜で藪岩クライミング     Rock Climbing on Midoriiwa West Ridge in Nanmoku,Gunma

Sunday, June 28 2015
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群馬県の西には低山ながら多くの岩峰がある。5月にハイキングした西上州の碧岩(南稜)もその一つだ。梅雨の晴れ間をついてこの碧岩のバリエーションルート、西稜を登ってきた。 071.gif




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写真は、碧岩の東にある大岩(1,133m)側から撮った碧岩だ。写真の左のラインが一般ルート(と言っても上級者向け)の南稜だ。右のラインは北稜または北東稜になる。残念ながら西稜はこの写真ではピークの裏側なので見えない。 046.gif 002.gif




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アクセスと、アプローチに関しては、5月の “南牧村 碧岩・大岩は天使のランディングスポット Midoriiwa & Ōiwa in Nanmoku,Gunma” を参照してほしい。

アプローチの三段の滝(南牧村3大名瀑の一つ)へは、居合沢に沿ってトレイルが作られている。

梅雨時の居合沢は5月の時よりも増水していてトレイル・コンディションは悪い。徒渉では靴を濡らさないように徒渉ポイントを探した。 009.gif 025.gif

三段の滝をはじめ、沢の中の小滝は、迫力ある流れが見られ白い水しぶきが一段と美しかった。 049.gif 072.gif 057.gif




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ひと月前に登山口に咲いていたヘビイチゴの白い花は、今は赤い実をつけていた。一ヶ月の間に、沢に咲いている植物も入れ替わっている。 056.gif

ギンレイカという美しい名前の花(写真左)。新田次郎の小説(銀嶺の人)のほうでは無いよ。花を銀の鈴に見立てて銀鈴花だよ。 037.gif

キオンによく似た黄色い花はサワギクのようだ。ウワバミソウだけが春と変わらない様子で、そのみずみずしい緑の葉を広げていた。 056.gif
 



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三段の滝の高巻きは相変わらず悪い。いや、連日の雨で濡れている分、5月よりも悪く感じられる。 008.gif




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三段の滝を落口まで登りきると、左手に派生している尾根がある。これが西稜の末端だ。ここから取り付いても良いだろうが、通常は沢を少し登った右岸(川下に向かって右)のルンゼをつめる。




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右岸のルンゼの取り付きには小さなケルンがあるが、崩れかけているケルンはよほど気をつけていないと見落としてしまう。ルンゼといっても顕著ではなく、尾根が少し窪んだ感じで分かりずらい。 039.gif

そこで赤布を2つ新たに付けておいたので、登られるクライマーは目印にしてね。 034.gif 登山口からこの取り付きまで約1時間くらいだろう。 059.gif

このルンゼは、登ってみると確かにルンゼ状で梅雨時の今は、落葉の下に水の流れるグズグズの悪いルンゼだ。 008.gif




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ルンゼを50mほど登ると、左に小さいリッジがあり、そのさらに左奥に岩の要塞のような壁が見えてくる。 005.gif




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この要塞の左側壁に西稜のコルが見える。ここでアンザイレンして、15mほどの下部岩壁(脆そうな草付きフェースから顕著な凹角)を登り西稜のリッジに出る。 071.gif




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2ピッチ目は、リッジに沿って20mほど登る。 071.gif




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周辺の壁にはコメツツジの木がたくさん生えている。まだ白い小さな花をつけている木もある。 056.gif




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3ピッチ目は、右に回りこみブッシュの凹角を登る。 071.gif 042.gif

30mほど登ると傾斜の落ちたリッジにつく。振り返って下を見れば西稜の末端壁が見える。




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そして、目の高さには碧岩の西に位置するタカノス岩が見えてくる。 072.gif




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北側には立岩が、すっかり緑の衣をまとい岩肌を隠している。 072.gif




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すぐ近くの眼下に見える岩場は何だろう?チョキ、オモツ、雨乞岩あたりかな? 039.gif

3ピッチを登りきった辺りから傾斜が緩くなるのでコンテでも良いかとも思ったが、所々で岩登りが出てくるので、もう2ピッチほど確保システムで登った。その後、コンテで500mほど登る。正直な話し、30分くらいブッシュの尾根歩きなのでロープが藪に引っかかったりして面倒なので一旦アンザイレンを解いても良いと思った。 042.gif 008.gif




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クライミングしながらも、こんな綺麗な花が目に入ってきた。
ほとんど土など無い岩壁に根を張りひっそりと咲いていた。
一見スミレかと思ったが、良く見ると蘭の花のようだ・・ 056.gif

後で調べたら、何と山野草愛好家に人気のウチョウランの原種ではないか! 005.gif
盗掘により絶滅危惧種になっているウチョウランは文字通りの高嶺の花。
そんな希少な花と知っていたなら、こんなピンボケ写真ではなく、もっとちゃんと写真におさめておいたのに! 017.gif





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梅雨の晴れ間ということだが、風はあるが夏のように暑い。 042.gif 058.gif

藪尾根歩きにうんざりしてきた頃、左手に碧岩の北西壁が見えてきた。 005.gif 004.gif 左のスカイラインが北稜だが結構な傾斜だ。機会があったら登って見たいな~ 072.gif




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さて、ここからいよいよ松本伊代・・上部岩壁が始まる!。

1,2ピッチは易しいブッシュ交じりのリッジを登る。




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3ピッチ目はクラックがはしる垂壁から左上して松の木のあるテラスへ。

Sueの腰にぶら下がっているのは、トライカムという、三角形のナッツ(ナチュラルギアの一種)。カムには対応できない凍りついたクラックや泥などで汚れたクラックにも効果があるとして愛用者は意外に多いらしい。

私はカム(SLCD=spring-loaded camming device)世代?なのでナッツやロックスのセットはあまり得意ではない。もちろんヨセミテのBig Wallではそれなりに使っていたけど、トライカムをセットした経験は一度も無い。プロテクション類の適切なセットには習熟が必要だね。もう無理!




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ようやく岩登りらしいピッチになってくる。 060.gif 072.gif




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4ピッチ目の岩場には残地ハーケンが2本あった。テラスから左の高度感のあるすっきりしたリッジ(Ⅲ級+)に登ってから、やや右上する。 071.gif 072.gif




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リッジをよじ登れば、そこはトンガリ岩のある広いテラスだ。 060.gif




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振り返ればタカノス岩がもうあんな下に見える。

西上州の山々をバックに高度感のあるリッジを登るのは実に気持ちが良い。 060.gif 049.gif

実質的な登攀はこのピッチで終わりであるが、山頂までさらに2ピッチほどアンザイレンのまま伸ばす。




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取り付きからほとんど休まず約3時間30分ほどのクライミングだった。 042.gif 066.gif

5月に来たときは、碧岩山頂にはアブラツツジのイヤリングのような可愛い花が満開であったが、今は花はなく葉が大きく成長していた。




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ピークからは一般道の南稜を降るが、碧岩の基部までは怪しいフィックスロープを頼りにクライミングダウンする危険なトレイルなので油断はならない。 034.gif

私たちはこの後、碧岩の東に位置する大岩のピークハントをしてから、ハイキングトレイルを降った。この間のトレイル状況は、5月のレポートを読んでね。 034.gif 040.gif





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久しぶりにザックを背負ったクライミング(いわゆる本チャン)で肩がこった。 003.gif
それに低山の宿命で藪岩の藪こぎクライミングと、暑さで思った以上に疲れた。 002.gif
もう西上州は秋までお休みだ。藪が濃くなる前にぎりぎり滑り込みで何とか登れた藪岩クライミングだった。 049.gif

私のこのルートへの評価: 3★

行程距離: 約7km(碧岩登山口‐三段の滝‐西稜‐碧岩‐大岩‐三段の滝‐碧岩登山口)

標高差: 約650m

実動時間: 約8時間 (休憩込み)/ 西稜クライミング:3時間30分

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by dream8sue | 2015-06-28 20:53 | Rock Climbing | Trackback | Comments(6)

日高市 日和田山でクライミング     Rock Climbing at Hiwada Rock in Hidaka, Saitama

Tuesday, May 19, 2015
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There are Otokoiwa and Onnaiwa in the middle of Mt.Hiwada. These are being used as a training field of rock climbing despite a small rock. Especially, these are often used for beginners and workshops. 
This is the first time I have visited here. I have known it since I was a rock climber, but I had never chance to come here.
It is become overcrowded such as many top ropes on weekend. But the training field was not crowded at that day because we visited there on weekday after rainy day.


日和田山の中腹に古くから岩登りのゲレンデとして利用されている、女岩と男岩という岩場がある。小さな岩場であるが、初心者の入門、講習会の場としてよく利用されている。

現役の時から名前だけは知っていたが、まさかクライミングをやめて久しい今頃になって訪れることになるとは思わなかった。 039.gif

休日にはスダレのようにロープが垂れ、過密状態になるらしいが、訪れた日は雨上がりの平日ということで我々だけの貸切状態だった。 057.gif




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Access: Heading to the north from the Koma station of the Seibu Ikebukuro Line. Go to the left from the station, and cross the railroad. Go straight on the intersection of the traffic signal "台".  And join the Route15 at the next three-way junction. Turn to the right and cross the Komagawa river. There is the intersection of "Komahongo 高麗本郷" after crossing the river. Turn left and walk for 300m, to arrive the trailhead of mountain Hiwada .
In the case of car use, heading to Chichibu direction from Hanno along the R299 . Turn right just before to the Koma station. It is preferable to use a paid parking in Kinchakuda巾着田, which is near trailhead because parking space is only a few units in front of the trailhead.
The trails are maintained by Hidaka city, so you can easy to walk. There is also a big restroom at the trailhead.


アクセス:西武池袋線、高麗駅から北へ行く。駅の広場を左に行き、踏切を渡り “台” の交差点を直進する。 次の三差路“鹿台橋”で県道15号(川越日高線)に合流し、高麗川にかかる鹿台橋を渡ると “高麗本郷” の交差点なので、そこを左に曲がって300mほで行けば日和田山の登山口に着く。

マイカー利用の場合は、飯能から299号を秩父方面へ向かい、高麗駅手前から右に曲がる。パーキングは登山口の前に2,3台のスペースしかないので、巾着田の有料駐車場を利用するとよい。

ここは、日高市環境保全条例に基づき “ふるさとの森” として整備されているので、トレイルコンディションも良く歩きやすい。登山口にはりっぱなトイレもある。 049.gif




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There is a big Torii made with stone which is gate of Shrine when you go up the trail about 10 minutes. (This is the first Torii) After passing the Torii, the trail split in Otokozaka and Onnazaka. Go to the left into Otokozaka. After walking a few minute, you reach a small creek in which has water tub. Cross the creek and go up mountainside to northwest direction
Wild hydrangeas were blooming around here and there in the forest. As the day after the rain, those were more beautiful.


保安林の中を10分も登れば石作りの大鳥居(一の鳥居)があり、その先で男坂と女坂に分かれるので、左の男坂に進む。 070.gif

滝不動尊から流れる沢には大きな水飲み場が設置されている。沢を横切り小尾根を “見晴らしの丘”(北西) 方面に登って行く。

山林の中にはコアジサイがあちらこちらに咲き、雨上がりのこの日は一段と美しくを増していた。 056.gif




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There is a signpost to go the second Torii in the middle of the trail. Going to the left against the signpost. As soon as you go to the left, there is a warning plate which Hidaka city does not have responsibility if you got accident in that rocky place.(Right photo). Going down by following a small trail.


尾根の途中にニの鳥居への道標があるが、ここは鳥居方面とは反対の左に進む。すぐに日高市の警告板(写真右)があるので、ここを踏み跡に従って降りていく。




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Big rock comes into view in the conifer forest. And you will arrive at the top of Onnaiwa in which located east side of Otokoiwa.
On the left side of Onnaiwa, there is a trail for going down to the bottom of the rock. Also, you can go down to the bottom by rappelling from the top of Onnaiwa


ほどなく針葉樹林帯の中に、岩場が見えてくる。そして手前(東側)にある女岩の上テラスに着く。

左側に、岩の基部に下りる踏み跡があるが、テラスから懸垂下降で基部まで降りることもできる。 071.gif




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The Rocks are chart. Inclination is about 70-100 degrees. The grade is 5.9 mainly.

岩質はチャートで、傾斜は70~100度くらいだ。 グレードは5.9台が中心のようだ。




f0308721_17461421.jpgThere is a overhang line called "left route" in the west face of Onnaiwa.


女岩の西面には、ハングした “左ルート” がある。

某有名フリークラーマーが、デモで登ったビデオがTouTube で見られるが、同じように登れば私でも登れる気がするのは、私だけ? 041.gif
このビデオで何よりも驚いたことは、某有名フリークライマーがヘルメットを被っていたことだ。甲斐駒Aフランケ スーパー赤蜘蛛ルート全ピッチオンサイトの時(2003年頃)でさえ、ヘルメットの上からニット帽を被って、絶対ヘルメットは被らない、被った姿は見せない的な雰囲気バリバリだったのに・・フリークライマーたる者、メットなんてダサイものは被らないとでも思っていたのかね~。044.gif いや~彼も歳をとって丸くなったのかね~。 041.gif ちなみに、私はこのスーパー赤蜘蛛ルートをエイドで登りましたが、何か? 021.gif 041.gif




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From top of Onnaiwa overlooks Hanno city and mountain range of Okumusashi where I hiked in this winter.
We moved to Otokoiwa after had a pleasant lunch on the terrace of Onnaiwa. The bottom of Otokoiwa was a little bit wet because of after the rain. but we were able to enjoy enough there like a private rock.


女岩のテラスからは飯能市や、この冬に縦走した奥武蔵の山並みが見える。

女岩テラスで楽しいランチをとり、午後からは男岩へ移動した。雨上がりのため下部は濡れていたが、貸切状態で思う存分クライミングを楽しむことができた。 024.gif 049.gif


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by dream8sue | 2015-05-19 02:29 | Rock Climbing | Trackback | Comments(0)

伊豆 城ヶ崎海岸でクライミング     Rock Climbing at Jogasaki in Fuji-Hakone-Izu NP

Tuesday, December 30, 2014
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Came the first winter from I got back to Japan. Since my home town is really cold, I wanted to escape from a cold weather. I miss southern California where people can live comfortably even in winter. So, I decided to spend in Jogasaki in Izu, Shizuoka Prefecture for a few days of the end of this year since my friend invited me. Izu is much warmer than my home town (Gunma Prefecture)
Jogasaki is famous seaside area, which has small capes and coves made of erosion. This area has many sport climbing and trad lines right on the waters edge.

日本に帰国して迎える初めての冬。関東は寒い! 007.gif 何処でも良いから暖かな所に行きたい。その思いはもう“避難”に近いほど切実なものだ。冬でも半袖シャツで過ごせる南カリフォルニアの快適さが懐かしい。 045.gif そこで、友人の誘いもあり年末の数日を静岡県伊東市の城ヶ崎海岸で過ごすことにした。 056.gif
城ヶ崎海岸は溶岩流と海の侵食作用でできた小さな岬と入り江が連続し、断崖絶壁となっている。そして、その岩壁には多くのクライミング・エリアがある。




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For going down to the rock climbing practice site, we walked down to the beach from the top of the cliff following a small trail. At some climbing areas, you have to rappel for go down bottom of cliff. There are lot of trees such as pine on top of the ledge. Those are a good anchor of the top rope.
When I did free climbing last time, the rocky place is called "Stoney Point" in California. But, It has wall for face-climbing mainly. so, I did crack-climbing for the first time in decade.

各クライミング・エリアには、断崖絶壁の岩棚の上から海岸に下りる踏み跡をたどって行く。所によってはラッペルしなければ下りられないエリアもある。岩棚の上にはマツなどの樹木が生えていて、トップロープの良いアンカーになっている。
私が最後にフリークライミングをしたのはカリフォルニアの“Stoney Point”という岩場だった。が、そこは主もフェイス・クライミングだったので、クラック・クライミングをするのは数十年ぶりである。




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We visited Funamushi area, which has a lot of easy lines. In spite of the very small area, a lot of climbers was visiting. We climbed in the beginning the short line of "Onigoroshi 5.7" or "Jun 5.8". Those are same as the name of the liquor, I think that person who did naming the line is lovely drinker of Japanese Sake. hahaha

私たちが行ったのは、易しめのルートが多いフナムシ・エリアである。とても小さなエリアにも関わらず、たくさんのクライマーが訪れていた。 005.gif
“鬼ごろし 5.7”“純 5.8”の短いルートでクラック・クライミングの勘を呼び起こす。それにしてもルートのネーミング主はよほどの酒好きと思われる。 041.gif




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Sue is climbing on a three stars line (good line and very popular to climbers) "Purple shadow 5.8" !

三ツ星の好ルート“パープルシャドウ 5.8”を登るSue! 066.gif 058.gif




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"Flashdance 10a" is a little difficult line. It begins with a thin hand crack, and the crux of this line is the wide crack in the middle section. I could not climb it because my forearms were pumped up. 007.gif The fisherman who is beside of us was catching black sea breams. My arms have muscle pain now, but It was a good time for refreshment.

“フラッシュダンス 10a”はシンハンドから途中のワイド部分をどうこなすかが核心。私はもうよれよれであっけなく撃沈した。 007.gif
隣では磯釣りのフィッシャーマンが見事な黒鯛を釣り上げていた。005.gif 暖かな磯で久しぶりのフリークライミングは良い気分転換になった。 043.gif しかし、抗癌剤点滴による血管痛と、クライミングの筋肉痛で私の前腕は、今大変なことになっている。 041.gif



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by dream8sue | 2014-12-30 14:44 | Rock Climbing | Trackback | Comments(0)

富岡市 妙義山 寒風の筆頭岩クライミング     Rock Climbing at Hitōiwa in Mount Myōgi,Gunma

Saturday, November 15, 2014
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晩秋のハイキングテーマは “気分ワクワク岩塔の山” と言うわけで、最近は岩櫃山岩殿山など岩場を歩くトレイルが続いている。とは言え、まさかクライミングしちゃうとは・・ひょんなことから妙義山の筆頭岩に登ることになった。8年ぶりのマルチ・クライミングだが、マルチと言っても3~4ピッチの短い岩場なので何とかなるだろと、甘い考えでロープやらハーネスを物置から引っ張り出す。

妙義山は妙義湖を挟んで南東に位置する表妙義と北西に位置する裏妙義からなる。表妙義のメイントレイルは東の白雲山から西の金洞山までを繋ぐ縦走路である。“鷹戻し”などの大岩壁帯を通るこのルートは死亡事故も多く上級者向きのトレイルである。 そのメイントレイルから大きく南に離れた位置に金鶏山がある。筆頭岩はその金鶏山の西端にある標高826mの岩塔である。

I did a rock climbing about 1 week ago. It was for the first time in eight years that I miss rock climbing. I thought I can climb there easily even though I miss rock climbing for long time, because it is easy grade and a short rocky place. I picked out a climbing rope and safety belt etc., from the closet.

Hitōiwa is a rock tower as an altitude of 826m at the western end of Kinkeizan located in the Mount Myōgi system. Its Kinkeizan is located away to the south from the main trails of Mount Myōgi.




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前橋、高崎からのアクセス: 国道18号で軽井沢方面に向かい、松井田バイパスの先の五料の信号を左折し県道51号線に入り213号線に当たったら右折し、妙義神社方面に向かう。妙義神社から県道は196号線に変わり、カーブの続く山道を登って行くと、筆頭岩のある金鶏山のすそ野を巻いて中之獄神社へと続いている。中之獄神社より1km程手前に“さくらの里”という桜の名所があるので、車はそこに駐車可能である。
上信越自動車道利用の場合は松井田妙義ICで降りれば県道51号線に合流する。

Access from Maebashi, Gunma : You head to Karuizawa district in R18. Turn left at the signal of Goryo of Matsuida, Annaka city and drive on the local road 51.
Next, turn right where you get intersection with local road 213, and toward the Myogi shrine direction. The local road changes the number to 196 from the Myogi shrine, and you should go up the winding mountain road. The road is continuing to Nakanotake shrine. There is a "Sakura no Sato" that has a parking before about 1km Nakanotake shrine.
If you use the Joshinetsu Highway, you can join the local road 51 where get off at Matsuida Myogi IC




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さくらの里の駐車場から見た筆頭岩。ゴジラの背中のように4つのピークが見える。山頂と2つ目のピークとのコルが“剣の刃渡り”と言われるナイフリッジだ。 005.gif

This photo is Hitōiwa that looked from the parking lot of Sakura no Sato. There are four peaks, such as the back of Godzilla. There is a ridge that is called "Turuge no Hawatari" between the summit and the second peak. "Turuge no Hawatari" means knife edge of the sword. 005.gif 008.gif




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さて、皆が迷う岩場の取り付きだが、さくらの里のゲートを出て車道を東に少し戻る。最初のカーブの先の木の生えた左斜面に10段くらいの階段があるので、そこを登り尾根に出る。古い文献では一本杉からのアプローチが書かれているが、現在は路が繋がっていないので一本杉側に行ってはいけない。 034.gif

To the Hitōiwa, you go a little roadway to the east from out of the gate of Sakura no Sato. There is a stair about 10 steps in left slope in the tree where you turn the first curve of roadway . You can climb to the ridge by the stair.




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尾根から筆頭岩を目指し東に行くと、筆頭岩の基部すれすれに踏み跡が付いている。右側は下の車道に一気に斜面が落ちているのでスリップ、落石を落とさないように気をつけて歩こう。 034.gif

Go to the east toward Hitōiwa from the ridge. There is a small trail just along the base of the Hitōiwa. On the right side, the slope is very steep to the below roadway, you must be careful not to drop any falling rocks.




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階段から500mくらいで尾根が北に角度を変えると、そこに赤テープなどの目印がつけてあり取り付きとわかる。樹木もあり傾斜も緩いので、ここで登攀具だけ身につけて上のテラスまで個々に登る。 071.gif

You reach the Hitōiwa about 500m from the stairs. Since there are markings, such as red tape, you will know that it is there the starting point. You should to wear the climbing equipment there. 




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ここからアンザイレンして登り出す。このピッチは途中にブッシュもあり、易しい3級くらいのフェースだ。 061.gif

We scrambled to the terrace of above rock. We were roped up from here. This range is a easy face and there are bushes for protection.




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次のピッチから少し傾斜が出てくる。逆層気味のスラブだが、ホールドは結構ある。リードはその昔、大日岩で腕を磨いたサーティーン・クライマーのY氏(13歳じゃないよ。 003.gif ) 無駄の無い動きでスイスイとロープを伸ばしていく。
ただ、この日は冬型の気圧配置で風が強く、非常に寒い!風音でお互いのコールもよく聞き取れない。 025.gif

Comes into steep incline slightly from the next section. It is a slab of reverse layer slightly, but there are many good grips in the rock face. The lead climber is Mr. Y, who can climb 5.13 grade. (it is not a 13-year-old. 037.gif ) He was climbing easily with smooth movement. However, this day blew cold wind. It was very cold! Also, we were not able to hear well call each other in the strong wind sound.




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赤いジャケットのSueは終始、フォロワーだが・・おいおい、結構な高度感じゃん!癌患者がこんな所を登って大丈夫なのか! 025.gif

Sue who wear a red jacket is follower. I felt I was quite exposed. I am a patient of cancer. Am I all right that climbing such a dangerous place?




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高度感に感動してる間に、早くも最後のピッチ。リードは剣の刃渡りのナイフリッジをこなし、このルートの核心部になる垂壁?に取り掛かっている。 042.gif

While I have been impressed by the great view, the leader had done the ridge of "Turugi no Hawatari", and already began climbing the most difficult section.




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北に白雲山(1081m)が見えて、高度感に拍車を掛ける。 072.gif

Mountain Hakuunzan is visible to the north direction. It makes me feeling more the great sense of hight .




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そして、リードは核心部を見事に登りきって “ビレー・オフ” のコールがかかる。それにしても、本当に岩の塔と呼ぶにふさわしいピークだね。 072.gif 049.gif 058.gif

And, leader shouted to me "belay off " after climbed of the crux section in the rock face. Anyway, this rock tower is really a sharp form for peak.




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さて、赤いジャケットのSueのフォローだ。剣の刃渡りと呼ばれるナイフリッジは幅が1mくらい、長さは10mくらいだろうか?狭いだけならまだ良いのだが、今にも落ちそうな浮石が多く神経を使うセクションだ。 008.gif

I was following this crux section. The knife edge has a width about 1m, length is about 10m. It is not only narrow, there are a lot of loose rocks. I needed to pay attention very carefully.




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そして、最後の垂壁にはビビった。ホールドは大きいのがあるのだが、いかんせん8年ぶりのクライミングにして、この傾斜、この高度感! 008.gif
フェイスの上部はスタンスが乏しく、左足を腰より高く上げなくてはならないハイステップムーブの部分があり、柔軟性のとぼしい私には結構きつかった。ギャーギャー言いながら何とか登り終える。 傾斜があるのでグレードも4級くらいあるように感じた。003.gif
尚、ルートには古いクサリが残置されているが、相当古い物なので使わないほうが良いだろう。 034.gif

I challenged at the vertical wall. I was very scared, because that portion was very tilted. Also,I was climbing for the first time in eight years. The upper part of the rock face does not have good footholds, I had to raise my left foot higher than my waist. It was tough for me because my body is not flexible. but, I was able to manage climbing someway. Addition, there are old chains on the rock face, it is better that you do not used them because that things are considerably too old.




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最後は屈曲した岩稜を15mくらい歩き筆頭岩のピークに着く。 066.gif ピークからの眺めは素晴らしい。西に金洞山が岩のお城みたいに鎮座している。眼下にはさくらの里の駐車場や、一本杉の建物も見える。 072.gif
日本近代登山の父と言われたあのウォルター・ウェストンも約100年前にここを登っているらしい。そう聞くと、急にウェストンに親近感を覚えるのは私だけ?003.gif

Finally we got to the peak of the Hitōiwa by walk about 15m on the curved rock.  066.gif  The view from the peak is great!!! Mountan Kondozan is sitting like a castle of the rock to the west. Also, a parking and buildings are visible in the "Sakura no Sato".
Addition, Walter Weston who was an English clergyman and Anglican missionary who helped popularize recreational mountaineering in Japan at the turn of the 20th Century,climbed this rock tower almost 100 years ago.




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北東には安中市や高崎市の市街地が広がっている。 072.gif

You can see the town of Annaka city and Takasaki City to the northeast.




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そして、すご東に金鶏山への稜線がのびている。 時間があるなら金鶏山まで縦走(縦走といっても一般トレイルではない)すれば、さらに充実したものになるだろう。   

And, the mountain ridge to the Kinkeizan in east. If you may climb along this mountain ridge to Kinkeizan, it would be more interesting.

 


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南側には、西上州と奥秩父の山々が連なり、眼下には紅葉した広葉樹と緑の針葉樹のコントラストがまるで油絵のようだ。 072.gif

To the south,there are mountains of west side of Gunma. You can see the contrast of autumn leaves such as green and yellow like a painting.




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展望にしばし見とれるも、寒風が吹くピークでは休憩をする気にはならない。さっさと下降することにする。
下降は、ピークの東側をラッペルする。まず約10m下のテラスに降り、さらに南側に50mのラッペルだ。下降支点も残置スリングが太い立ち木にたくさん巻きつけられている。私たちは50mロープ2本なので2回のラッペルですんだが、短いロープの場合は2回目の下降ポイントが東寄りになるようなので気をつけよう。 034.gif
50mロープとはいえ、支点からは基部は見えない。本当にロープが地面に着いているのか?トップはラッペルしながら下部の状態を見定めなくてはならない。強風に流されるロープをさばきながらトップは紅葉の海へと降りていった。 029.gif

 
We began immediately go down without stay longer to the peak, because of blowing strong cold wind. Descent, to rappel down the east side of the peak. First down to about 10m below the terrace, and we have to more rappel down of 50m on the south side.




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しばらくして、テンションのかかっていたロープが緩んだ。どうやら地面に降り立ったようだ。さて、次は私の番だ。どうなることかと思ったが、昔、身体に染み付いたテクニックは一瞬にして私を過去の感覚へと呼び戻す。下部岩壁は少しオーバーハングしているので、下部10mほど空中懸垂になる。
金鶏山周辺は現在は登山禁止になっているようなので、登山、クライミングに当たっては自己責任で対処してください。

私のこのルートへの評価:3★
行程距離:約1.5km  高低差:約120m 行動時間:約2時間(休憩込み)

I had a little anxiety to rappel. But, I recalled that past of sense in a moment, because I had training many times those techniques to the old days. I had to rappel in the air near bottom as 10m because the bottom rock is a little bit overhanging.
Since the Kinkeizan is prohibited to climb currently, you should address in your responsibility when climbing there.

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by dream8sue | 2014-11-15 11:02 | Rock Climbing | Trackback | Comments(0)

往年のクライマーを育てた岩場でクライミング     Rock Climbing in Stoney Point

Sunday, September 15, 2013
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I participated in rock climbing workshop, which is organized by outdoor shop. It was the first time in decade to do rock climbing to me.
Stoney Point in Chatsworth, many of America’s luminaries cut their teeth here; Royal Robbins, Yvon Chouinard, Bob Kamps, Ron Kauk, John Long, and John Bachar to name but a few.

久しぶりに、というか10年ぶりくらい?に岩登りがしたくなって、アウトドアショップの岩登り講習会に参加した。
Chatsworthにあるこの岩場は、往年の名クライマー達が通った“地元の岩場”って感じの岩場。群馬ならさしずめ榛名の黒岩ってとこだろうか。
Royal Robbins, Yvon Chouinard, Bob Kamps, Ron Kauk, John Long, and John Bachar といったアメリカのロッククライミング史上に大きく貢献したメンバーが足しげく通った岩場なんだと思うと、忘れていた(ほとんど消えてますが・・笑)クライマー魂が少しだけ熱くなった気がした。


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My body became chubby because I had an American life that ate a lot of junk food. That why, I thought that I can not climb even one step. But, surprisingly I could climbed well. I enjoyed rock climbing with top rope. Since I was able to climb in the historic rocks of rock climbing, it was a good memories for me.

ジャンクフード食べまくりの6年間のアメリカ生活で、すっかり重くなった身体なので一歩も上がらないかと思っていたが、トップロープで楽しく登らせてもらい、良い思い出ができた。

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by dream8sue | 2013-09-15 00:36 | Rock Climbing | Comments(0)