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群馬の駅からハイク vol.2 : みなかみ町 上牧から登る上州三峰山   Mount Mitsumine in Minakami,Gunma

Thursday, May29, 2014
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群馬の駅から登るハイキング第2弾として、今回はみなかみ町にあるJR上越線の上牧駅から上州三峰山を登り後閑駅に降りるトレイルだ。
三峰山自体は低い山であるが、向かいに谷川岳の名峰を見ることができる、いわば谷川岳のお膝元的な山だ。

上牧駅を背にして、右へ少し行くとすぐに “上牧” の交差点なので、その信号を右に曲がり上越線の踏切を越え集落の中を走る県道265を東に行く。
やがて谷川岳が眼前に見えてくる。 “谷川岳八景” と言うのがあるらしいが、このポイントはその一つとなっている。確かに谷川連邦の山並みが美しい。 072.gif 045.gif


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“駅からハイキング” の宿命で、駅から登山口までのアプローチである里道、林道歩きがある。今回は最終集落の “大沼集落” まで4km、そこからダートの林道3.5km程でようやく山道トレイルに至る。 042.gif
大沼集落にいく途中の集落ではすでに田植えが終わっていた。あちこちでカエルの声が聞こえる。 060.gif


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この集落には灌漑用の水路が民家の脇を流れている。 072.gif
農作業をしていたおばちゃんとしばし立ち話をする。 018.gif  “昔は大根とかこの水路で洗っていたけど、今は除草剤などの農薬を使っているから飲用には使えないよ”とのこと。見た目は凄く綺麗な水なのに・・時代とはいえ何だか悲しいものがあるね。 002.gif

さらにおばちゃんに“大峰山(国道を挟んで反対側にある山)の方が観光化してて楽に登れるだろうに・・三峰山に行くなんて大した冒険家だね”と誉められたのか?038.gif 呆れられたのか? 044.gif 
どうやら、このトレイルは地元の人も余り知らないトレイルのようだ。 039.gif


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水路のある集落から坂道を登り、ようやく大沼集落に着く。東方面にテーブル台地の三峰山が見える。登山口までは山の中腹にある林道をぐるっと南に巻いて取り付く。


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舗装道路の脇には沢山の野花が咲いている。 056.gif 雑草のような花でもスポットライトを受けて舞台に立っている女優のような優雅さがある。 072.gif 春っていいね! 058.gif


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大沼集落を過ぎて道が緩やかに下り坂になる。林道の入り口が分からずウロウロしていたら、自動車で通りかかった地元のおじ様が“ここではないか”と、親切にも車に乗せてくれてUターンまでして林道入口まで案内してくれた。 040.gif
この林道は大沼集落から結構離れていて、おまけに鋭角なので見落とし易いので注意してね。 034.gif
別れ際におじ様に“熊とヒルが多いから気をつけてな”と言われた。え~! 005.gif 熊も怖いけど、ヒルはもっといやぁん~! 002.gif


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林道はダートではあるが車が走れる広さがあり、ヒルが付くほどの藪に入ることもないので大丈夫だろう。


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この林道いいです!日当たりの良い場所にはタニウツギの花があちこちに咲いていて・・ 056.gif 058.gif


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日陰の場所にはシダ系の植物がしっとりしたたたずまいで生えている。 072.gif


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途中で左に鉄塔のファンデーションを見る。


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時折、樹木の間から谷川岳の雄姿が見える。双耳峰のピークが分かるだろうか? 072.gif


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林道入口から約3.5kmほどでこの鉄塔の全景が見える。この左下のヤブの中にトレイル標識があるが、夏などはこの標識が藪に隠されて見えないかも知れない。ここに至りまでにも左に入る路がいくつかあるがトレイルではないので、この(全形)鉄塔が見えたら左に曲がること。 034.gif


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左に曲がってさらに1kmほど、広い林道歩きが続く。 071.gif


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やがて、左側に“三峰山頂”の標識が見えたら、ここからいよいよ山路トレイルの始まりだ。


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トレイルは全体的に不明瞭であるが、尾根伝いに北東に向かえば大丈夫だ。


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辺りはアカマツが混ざる雑木林で、時々ヤマツツジが咲いていたりする。 056.gif


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展望のないトレイルではあるが、足元の緑の葉が宝石のように綺麗だったりして新鮮な感動がある。 072.gif


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いくつも小さなコブを越えていくので、今までの長いアプローチの疲れもあり結構こたえる。 042.gif


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“いったい何処が本ピークなんだ?!” と、苦しい登りを繰り返していくと、ひと際大きなアカマツの木があり、三峰山頂と書かれた標識のあるピークに着く。 066.gif


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山頂はこじんまりした樹林に囲まれた台座状で西面には谷川岳が望める。 072.gif
駅から10km、大沼集落から6kmと長い。 025.gif 一般的には後閑駅方面からの河内神社経由がポピュラーのようだ。河内神社まで車道がついているので車利用なら半分の5kmで山頂まで来れる。 001.gif


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山頂でゆっくり休んだら下山にかかろう。 063.gif 下山路はテーブル台地三峰山を北から南に向かって大峰沼または河内神社を経由し、そこから後閑駅方面を目指し西に折れる。
案の定、こちらのトレイルの方が大沼集落からのトレイルよりもしっかり踏まれている。 049.gif


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全体的に標識は整備されていて分かり易い。 049.gif それにしても“熊出没注意”の文字をよく見かける。群馬の山にはどんだけ熊がいるんじゃい!? 005.gif
私はセコイア国立公園で実際に野生の熊と遭遇しているが、日本(人)の方が熊に対してすごく警戒している気がする。日本の熊のほうが凶暴で人をよく襲うのかしら? 025.gif
アメリカでももちろん警告はしているけれど、ハイカーが鈴を鳴らしながら歩くなんて余り見ないな~! 046.gif


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三峰山頂から約3km、河内神社と三峰沼への分岐に着く。 071.gif 河内神社経由で下山するか、三峰沼経由にするか迷ったが、湖、池、渓流と水辺の好きな私としては三峰沼は外せない! 049.gif
深い森林の中を西に500mほど下ると、鬱蒼とした森に囲まれた三峰沼が現われる。 072.gif


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農業用の溜池であるが、龍でも出てきそうな神秘的な雰囲気がある。 005.gif 072.gif


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中州に枯れ木が守り神のように君臨している。


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でた! 龍!! 005.gif じゃなかった・・大きな鯉?  でも、泳ぐと言うより、ゆっくりゆっくり浮いてるだけのように見える。辺りの幽玄とした雰囲気とマッチして、なんだかゾクっとした。 008.gif 本当に何かの化身かもしれない。。 039.gif 013.gif


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沼から師集落までは約3km、後閑駅まで3.5kmくらいだ。または、分岐まで戻り河内神社経由で降ることも一案だが、駅まで5kmと少し長くなる。


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沼から良く踏まれた急な尾根道を駆け下る。尾根路はダートの林道となり杉の林を通り抜ける。途中で“善上、後閑駅”と書かれた手書きの標識に従って右に行く。すると梅の木が植えられた畑にでる。


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ほんのり色づいた青梅を見ながら畑路を横切り、田植えの終わった田んぼの脇を通り集落へと向かう。


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関越自動車道の陸橋を渡りさらに集落の間を通り西へ行けば後閑駅のある県道に合流する、
後閑駅から高崎方面に行く電車は1時間に1本くらいなので事前に電車の時間を調べておこう。034.gif

写真は後閑駅のホームから見た三峰山の全景である。全行程17kmと結構歩き甲斐あった。しかし山路よりも車道、林道歩きが非常に長い。

私のこのトレイルへの評価:4★
全行程約17km、7時間(休憩込み)

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by dream8sue | 2014-05-29 16:43 | 群馬の駅からハイク | Trackback | Comments(0)

みどり市  ピンク色の袈裟丸山     Mount Kesamaru in Midori, Gunma

Sunday, May 25, 2014
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群馬県内の春山はツツジの花で有名なところが多い。栃木県日光市との県境にある袈裟丸山もその一つだ。


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前橋方面からは国道50号で桐生方面に向かい国道122号に乗り換え足尾、日光方面に行く。沢入(“そおり”と読む。漢字は難しすぎ!)で林道西山小中線に入る。約3kmで道は二俣となり右に進めば寝釈迦のある塔ノ沢登山口に行く。直進すれば弓ノ手コースがある折場登山口である。
電車利用の場合はJR桐生駅からわたらせ渓谷鉄道で沢入駅で下車し、駅からタクシーになるが沢入駅にはタクシーはない。足尾駅まで行けばあるので事前に確認して手配したほうが良いだろう。 034.gif

登山口には広い駐車場と綺麗なトイレもある。登山届け入れの脇から塔ノ沢沿いに付いた広い林道がトレイルだ。


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林道は“寝釈迦入口”と書かれた今にも崩れ落ちそうなこの橋から山道に入って行く。 002.gif 003.gif


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塔ノ沢コースはかなり上流まで沢に沿った渓流コースで植物も沢山見られる気持ちの良いトレイルだ。 072.gif


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登山口から寝釈迦までは見通しの良い雑木林の中を行く。 072.gif 071.gif


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足元には可憐なニリンソウなどの草花が咲き誇り、自然と楽しい気分になる。 056.gif 070.gif


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大きな岩塊の前を通り過ぎて、沢を渡り、急な傾斜を登れば寝釈迦まではもうすぐだ。


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登山口から約2km、約1時間で“寝釈迦相輪塔”の案内板のあるこコルに着く。


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案内板から左の階段を登れば、自然石に刻まれた体長約4mの寝釈迦像が新緑に囲まれて静かに寝っている。
添い寝をしたり、頬にキスをしたりして彼の眠りを妨げないようにしようね。 010.gif041.gif


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トレイルは寝釈迦を過ぎても、緩やかに流れる沢を何度も渡りながら上流へと向かう。 071.gif


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トレイル脇にはコバケイソウなどの水を好む植物がたくさん生えている。 056.gif


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モミジの木も多いので、秋もきっと美しい渓流美が見られることだろう。 072.gif


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名前は知らないけど、可愛い植物がいっぱいで“Wonderful!”の連発です! 060.gif
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沢の水量が徐々に落ちてきた頃、沢から離れ広葉樹林から針葉樹林の混ざった森に入って行く。


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下草が笹原になり、奥に進むにつれ木製の階段が設けられたトレイルになる。


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薄暗い林の中でも、よく見るとミツバツツジが咲いていて、しっとりとした美しい雰囲気がある。 072.gif


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寝釈迦から約1.5km、林の中に小さな避難小屋が現れる。一息入れるには調度良い所だ。 063.gif


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避難小屋から裏手の路を10分も登れば、地蔵の周りにたくさんの石が積まれた“賽ノ河原”に着く。 066.gif ここで折場登山口からのトレイルと合流する。


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折場登山口側に100m戻れば“つつじ平”という展望やぐらのある広場があるので寄っていこう。やぐらの周りはツツジの木がたくさん生えている。花の時季には少し早かったみたいで辺りの樹木は若い新芽が多く、実に淡い色合いだ。 072.gif


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賽ノ河原からは緩やかな尾根伝いに袈裟丸山の前にある小丸山を目指す。 071.gif


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途中、第2、第3の賽ノ河原とも言うような石積みの場所を通り過ごす。


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程なくして、ピンクの可憐な花をつけたアカヤシオ(ヤシオツツジ)の木々が増えてくる。 056.gif


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この時季(5月中旬)はアカヤシオで山全体がピンクの衣をまとうことで有名だ。。。って知らなかったけどね。。041.gif。。でも、来て正解!3日前に行った小野子三山のヤマツツジも良かったけど、こっちのピンクのツツジも大粒の桜の花みたいでいいね。 049.gif 072.gif


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賽ノ河原から約2km、1時間で小丸山(1,676m)に到着。小丸山は展望の良い小ピークで一休みしながら北面に位置する日光の山々を眺めることができる。 072.gif
小丸山から前袈裟丸山へは一旦、西の鞍部に急降下する。


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鞍部には白樺林に囲まれた黄色のカマボコ型の避難小屋がある。


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鞍部からの登りは、始めは美しい白樺を見ながら快適なトレイルを行く。 072.gif 071.gif


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日当たりの良いトレイルの脇に、赤いつぼみのシャクナゲがポツリと咲いていた。 056.gif


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白樺やシャクナゲに気を良くして歩いていくと、最後の急登が待っていた! 008.gif
フィックスされたロープを頼りに針葉樹の木の根を四足で20分も登ると笹の緩い尾根に変わる。 042.gif


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背の高い笹の尾根を少し行けば前袈裟丸山はすぐそこだ。 058.gif


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小丸山から約1時間で一等三角点のある前袈裟丸山に到着。066.gif 通常ここが“袈裟丸山”と言われているが、標高は奥袈裟丸山の方が高い。奥袈裟丸山にはシャクナゲの群落のある原生林から八反張ノコルを越えて30分くらいだが、火山礫の崩壊が激しいので慎重に行動して欲しい。 034.gif

長いトレイルであるが、渓流美、アカヤシオ、白樺林と変化があるので飽きがこない。 045.gif
特に春は新緑と草花の芽吹きも加わりゴージャスなハイキングになることは間違いない。 034.gif

私のこのトレイルへの評価:5★
全行程16km、10時間(休憩込み)

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by dream8sue | 2014-05-25 16:06 | 群馬県エリア | Trackback | Comments(0)

群馬の駅からハイク vol.1 : 渋川市小野子 小粒でも登りがいたっぷりの小野子三山

Thursday, May 22, 2014
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車社会、群馬県に住んでいながら車を持っていない私は、奥多摩の高水三山のような駅から登れて駅で終わるハイキングが群馬県内でもできないものかと思った。 そして渋川市の小野子山三山(小野子山‐中ノ岳‐十二ヶ岳)が可能なことを知った。 いざ、ぶらり単独ハイキング! 070.gif 




f0308721_17412370.jpgハイキングの始点駅はハイキングの始点駅はJR吾妻線の小野上駅である。 
高崎、前橋方面から渋川に向かう車窓からは榛名山の秀峰が間近に見える。 
渋川を過ぎると車内は空いてくる。渋川から20分くらいで可愛い小野上駅に着く。
下山は一駅先の小野上温泉駅になる。
駅名の通り駅の直ぐ前に温泉センターがあるのでハイキング後は温泉に浸かって疲れを癒して帰るとよいだろう。 049.gif




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小野上駅からは駅前の国道353に沿って、吾妻川を見ながら渋川方面に15分ほど戻る。 この時季は川岸に生えたアカシアの花が満開で甘い香りを漂わせている。 056.gif




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川の真ん中で、まるで取り残されたかのようにじっと動かない黒い鳥がとても気になった。 039.gif




f0308721_17434881.jpgJAのこんにゃく倉庫と電話ボックスが見えたらこの標識に従って左折して、林道390に入る。




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駅から登山口までは5kmもあり、しかもずっと舗装道路歩きである。 どんだけ退屈なのかと思いきや、この林道が実に素晴らしい! 049.gif




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小さな集落を通り過ぎると、道端には春の草花が咲き誇り・・ 056.gif




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時々、道祖神なんかが居たりして・・




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カエルの合唱に引き寄せられて脇道に逸れてみると、水が張られた田んぼがあったり・・ 060.gif




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天然水でフキの栽培をしていたり・・




f0308721_17461471.jpg小野上駅から歩くこと1時間強、大きな登山道の案内版が現れる。
ようやく登山口か・・と思いきや、ここから登山口まではまだ1.6kmもある。 042.gif
でも、またまた春の草花が咲き誇こる。 056.gif




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これってモミジの葉だよね~? ピンクの花がついてるよ。 モミジも花が咲くのか~知らなかった! 005.gif




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さくらんぼ?の実が落ちていたり・・
近くの竹林の中にはドクダミの群生の中から美味しそうな竹の子が生えていたり・・
こっちにはヨモギの葉が沢山あるし、こっちには山百合が群生してるし・・
シュロの木に花が咲いてる。あ、サンショウの木が生えてるよ・・
あ~・・誰か私を止めて! 単独ハイキングだと寄り道三昧でこのままだと永遠に登山口に着けない気がする。 041.gif




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なんだかんだで、登山口まであと0.7km地点。土砂崩れ防止のコンクリートも現在はこんな風に水抜き施工なんだね。 やっぱ日本人は芸が細かい!アメリカ帰りの私には軽くカルチャーショックだよ。 045.gif




f0308721_1749783.jpgそして、ようやく小野子山の登山口に到着!
舗装された駐車場に綺麗なあずま屋、簡易トイレもある。
ここまで2時間以上かかってしまった。 042.gif
なんだか結構な充実感もある。
もう帰る? いえいえ、ここまで来たなら小野子山登りましょうよ! 003.gif




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駐車場から林道を少し行った所に、 “熊に注意” と書かれた派手な看板があり、そこから尾根に登る立派な階段がある。 長い階段の先にはNHKの中継塔がある。 おそらくこの階段は“皆さんのNHK受信料で作られています” 041.gif 私の家にはTVが無いので受信料は払っていませんが・・何か?




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NHKの中継塔を過ぎたらば、さあ、ここからが楽しいトレイルだ。 新緑の広葉樹が実に美しい。 072.gif




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程なくして樹林帯の間から小野子山方面が見えてくる。




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低山ではあるが結構きつい登りで、私の心臓がキュンキュン、ふくらはぎがパンパンになってきた。 “もうダメかも・・” と思っていたら、突然目の前に真っ赤な絨毯が現れた。 ヤマツツジの花びらがトレイル一面に落ちている。 “Wow! Wonderful” 頑張っている私へハイキングの神様からのプレゼントだと信じ、直ぐに元気になった。 003.gif




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程なく傾斜が緩くなり、大きな葉を広げた植物(ヤブレガサかな?)に木漏れ日が当たってこれまたス・テ・キ! 072.gif 043.gif




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そして、その先には標高931mの雨乞山がある。 登山口から1.3km、30~40分くらいだが、急登なので一気に汗をかいた。 042.gif




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そして、この雨乞山から小野子山までの間が、とにかく凄いツツジの園でびっくり仰天だよ。 005.gif




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日当たりの良い尾根路なので、日光を好むツツジが群生している。 056.gif




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トレイルは緩やかに徐々に標高を上げていく。




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20mごとにヤマツツジの木が現れる。 056.gif




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トレイル脇だけではなく、山腹の中にも沢山のヤマツツジがあり、正に今が満開を迎えている。 人工的に作られたツツジ園とは違って、ハイカー目線のツツジロードだ。 056.gif 060.gif




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トレイルの途中にある見通しの良いポイントからは、手前に先ほど登ってきて雨乞山や、遠くに渋川市の町並みが見える。 072.gif




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ヤマツツジより開花が少し早いミツバツツジの葉が美しい。 072.gif




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徐々にまた傾斜がきつくなってくる。 振り向けばヤマツツジのアーチの向こうに雨乞山のピークが見えている。 “Amazing” の連発です!




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あった、あった、ミツバツツジ。 056.gif




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小野子山のピークに近づくにつれ(標高1000m以上)ツツジの花はまだつぼみ状態だ。




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やがて、下草が背の低い笹に替わり、すっきりした森林美になる。 ツツジロードも良いが、これはこれでしっとりした新緑が美しい! 072.gif




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最後の急登を登れば小野子山(1,208m)のピークに到着! 登山口から約3km、駅から8kmで何と5時間もかかった。 066.gif 042.gif
自動車で登山口まで入り、小野子山ピストンなら登り3時間なので、小野子山まででも登ってほしい。 小鳥のさえずりの中を1km以上続くツツジのトレイルを歩くのは実に気持ちがいいよ。 良かったら下記の動画も見てね。 049.gif




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さてさて、小野子山で休憩したら、先を急ごう。 まだまだ先は長い。 小野子山から中ノ岳には、 “えーこんなに降ってしまうの!” ってくらい一気に下降し、林道と出会う地点まで降ったらまた登る返す。 小野子山から約1.1kmで中ノ岳(1,154m)のピークに着く。 山頂は余り展望は良くない。 小野子山からの三山は北面に位置し、風の通り道となるため風がとても強い。 曇った日などは休憩中に体温を奪われないように気をつけてね。 034.gif




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中ノ岳からはまたまた大きく降り、高山と小野上に通じる分岐に至る。 小野上側の道は小野上温泉から直接十二ヶ岳に登る十二ヶ岳登山道である。 分岐からしばらく行くと、十二ヶ岳の基部でピークに直登する男道と緩やかな女道とに分かれる。 好きなほうからどうぞ。




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私? もちろん直登でしょう! 山も男も直球勝負ですよ! だから敗退も多いのか? 041.gif  男道のフィックスロープの張られた急斜面を登る。 042.gif



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敗退無しで何とか十二ヶ岳のピークに到着! 十二ヶ岳からの展望は素晴らしい。 072.gif  頑張ってここまで縦走した甲斐があった。 正面には榛名山の各ピークスがはっきりと見え、遠くに浅間山や上越の山々。 振り向けば日光の山々も見える。




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そして、下山路は2ルートある。 
中ノ岳の鞍部まで戻って十二ヶ岳登山道で小野上温泉駅まで(4.8km)のルートと、十二ヶ岳西側の登山口へ降り砕石場のある林道を小野上温泉駅まで行くルート(6.0km)。 どちらも長い! 042.gif
私はそのまま西に行くコースを選んだが、このコースいいです! 049.gif
始めは急な樹林帯を降り小さなピークを越えて行くと塩川温泉とかかれた分岐に至る。
ここで左の尾根に入り南西に進む。




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辺りは深い広葉樹の森で、所々大きな岩があったりして日本庭園を思わせる美しさだ。 やがて、すくっと伸びた見通しの良い林になる。 所々に咲いた赤いツツジがアクセントになっている。




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傾斜も緩やかになり歩き易いトレイルとなる。 標高も下がり、いよいよ山を降りてきた感がある。




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そして、短いヒノキの林を抜けて林道に出る。 ダートの林道を500mほど下ると小野子山登山口同様、立派なあずま屋のある十ニヶ岳登山口駐車場に着く。 電車利用の場合はこの駐車場からさらに4kmの林道(舗装道路)歩きがある。 途中で採石場の脇を通り作間神社に至る。 この間が疲れた身体には結構くる。 私は歩きながら寝てました。 041.gif
神社からは境内にある公衆トイレの前から道路を挟んで竹林の中を下る階段へ進む。 この階段を降りるのが国道に出る近道だ。 でも、この階段は見落とし易いので注意してね。 国道に出れば温泉センターが見えてくる。 JR吾妻線の踏み切りを渡って左に少し行けば小野上温泉駅に着く。




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同じ三山縦走でも、奥多摩の高水三山の3倍くらい疲れる三山縦走だった。 でも、乙女心?をそそる素朴な林道の風情とツツジの園のようなトレイル、美しい新緑に包まれて歩き甲斐のある三山縦走が楽しめた。

私のこのトレイルへの評価:5★(春秋限定)
全行程16km、高低差933m、10時間(休憩込み)




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by dream8sue | 2014-05-22 05:13 | 群馬の駅からハイク | Trackback | Comments(0)

上野村 新緑とツツジのコラボが最高の笠丸山     Mount Kasamaru in Ueno, Gunma

Sunday, May 18, 2014
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ドライなカリフォルニアから戻ったばかりの私には、日本の新緑の美しさは大きな感動であった。駆け足で通り過ぎる春を少しでも多く体感したく、今回は群馬県の県花“ツツジ”が咲き誇る山、笠丸山(1,189m/上野村)に行ってきた。 070.gif

上野村と言えば昔、日航機が墜落した御巣鷹山が有名であるが、周辺にも興味を引くハイキングトレイルが沢山あるので是非行ってほしい。何より奥多摩や秩父の山々よりハイカーが少ないので静かなハイキングが楽しめる。 045.gif



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前橋市、高崎市方面からのアクセス:2004年に南牧村と上野村間の“湯の沢トンネル”が開通しているので、国道254号線(または上信越自動車道、下仁田IC下車)から南牧村に入るのが良いだろう。南牧村を走る県道45号線が県道93号線に変わる所で直角に左折して川を横ぎり湯の沢トンネルを越えて上野村に入る。

上野村役場のある旧道に入り、役場から北西に進み、乙母神社のある三差路で住居附川に沿って北に伸びる林道に右折し、住居附集落方面に3.5km程進む。この集落の名前“住居附:すもうづく”って読めないし!林道は車1台ほどが通れる狭い道で土砂崩れ防止のネットに沢山の土砂が溜まっていて、いささか危険な気配を感じる。やがて数件の人家が現れれば登山口は近い。

登山口である新高畑橋の横には写真の案内板がある。前橋市から1時間半くらいで登山口に着けるだろう。


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登山口から新高畑橋を渡り、始めの500mくらいはダートの林道を行く。のっけから新緑の美しい樹木が目をひく。 072.gif


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アリが葉っぱの上でひなたぼっこしてるのが見えますか~! 003.gif


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トレイルは小さな沢に沿って、何度か沢を横ぎりながら徐々に標高を上げて行く。


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気持ちの良い広葉樹の森には、木漏れ日を受けて可憐な花がたくさん咲いている。 056.gif

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こんな大きな葉っぱなのに、花は何とも奥ゆかしくこんなに小さいよ。 056.gif


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登山口から約1時間で小さな尾根の鞍部に到着。赤いツツジの花が出迎えてくれる、ここが地蔵峠だ。峠の隣には林道が通っている。


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名前(地蔵峠)の通り、大木の根元に可愛らしいお地蔵さんがいる。 037.gif


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大木のエネルギーをもらいながら一休みしよう。 063.gif


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さて、この地蔵峠から笠丸山までの間は沢山のツツジの花が咲き実に素晴らしい。 072.gif


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正に新緑とツツジの花のコラボレーションだ。 beautiful! 072.gif


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なにげに、もみじの木もたくさん生えている。そう、ここは秋も山全体が真っ赤になるくらい、紅葉の素晴らしい山なのだ。秋もお勧めです! 049.gif


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何種類ものツツジの花が咲き競っていて、赤い花はヤマツツジ、紫の花はミツバツツジ、他にも珍しい黄色い花のヒカゲツツジなんてのもあるらしいが、残念ながら今回遅かったのか見られなかった。 002.gif


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根の張り出しが階段状になっている。 005.gif


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地蔵峠から3つくらい小さなピークを越えていく。3つ目のピークに三角点と思われる石塔があるが、ここは笠丸山ではないので間違えないように。 034.gif


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笠丸山へは、“鏡石”という大きな岩の横を通り、トラロープが張られた左の尾根を巻いて行く。

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この鏡石、本当に岩の基部が鏡のようにピカピカ光って反射している。 072.gif 005.gif


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ロープ伝いに急な斜面を登りきれば北峰と南峰の間のコルに出る。 066.gif


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そして眼下には目に染みるような緑の森が現れる。 060.gif 072.gif


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北峰へはコルから右に行く。狭いナイフリッジなので、よそ見をしないでしっかり足元をみて歩こう。 034.gif


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この三角点が笠丸山のピークだ。南面には秩父の名峰“両神山”が見えている。 070.gif  次は絶対に両神山を登りたいな~! 045.gif 056.gif


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北峰の先端まで行って、ランチタイムとしよう!緑の海の中に浮く船の穂先にいるような気分になる。こんな素敵な景色を見ながらのランチは格別に美味しいね。Yummy!!! 063.gif 058.gif


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ゆっくりランチを楽しんだら、南峰経由で下山にかかろう。一旦、コルまで戻りその先の尾根を5分も行けば南峰に着く。
両神山の反対側に見えている遠くの双耳峰は二子山かな? 039.gif


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北峰と南峰の稜線にも沢山のツツジの木がある。花はないけど、これもツツジの葉。葉っぱだけでも凄く綺麗。 072.gif


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南峰のピークには木の祠がある。トレイルはこの祠の北側からトラロープがベタベタに張られた急な尾根を降る。


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南峰直下の200mくらいが急で足場も悪い。 042.gif ロープを掴んで降るのに手袋があったほうが楽である。できれば手の平のところがラバー状の滑り止めがあるものなら完璧です! 034.gif


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ロープのフィックスが無くなると同時に傾斜も緩くなる。ナラやブナの広葉樹に混じって松の木なども生えている。注意して見てみると、所々で熊の爪跡と思われる傷が木々に残されている。 008.gif 山が深くハイカーも少ないので、このエリアに入る時は熊避け用の鈴などを付けて歩いた方が良いかも知れない。 045.gif


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樹木の間からこの丸い山が見えたら、もう林道は近い。 071.gif


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最後はヒノキの林を100mくらい下れば終わりだ。 058.gif


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ヒノキ林を抜けた先に、廃屋と2基の石橙がある。ここが南峰コースの登山口だ。


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林道に出て駐車場までは舗装道路を歩き5分くらいだ。林道の隣を流れる住居附川の清流のきれいなこと。 072.gif 林道からでも川の中の魚形がはっきり分かる。マスやイワナが泳いでいる。 027.gif


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川魚観察していると、何処からとなく甘~い香りが漂ってきた。藤の花だ! 056.gif この白い大きな藤の花は強い香りのする種類らしい。凄く良い香りがする。
他にもアヤメの花も満開で、短いコースであるが沢山の春の野花に出会えたハイキングだった。 060.gif

私のこのトレイルへの評価:春と秋限定で5★
全行程6km、3時間(休憩込み)、悪い部分もありますが短いコースなので初級レベル

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by dream8sue | 2014-05-18 21:06 | 群馬県 西上州エリア | Trackback | Comments(0)

奥多摩 新緑の高水三山     Takamizuyama in Chichibu-Tama-Kai National Park

Tuesday,May 6, 2014
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雪の八ヶ岳から帰った翌日、都会のハイカーに人気の高い奥多摩に行ってきた。雪に覆われた北八ヶ岳はまだまだ春には程遠い気配であったが、ここ奥多摩は正に春真っ盛り!
春の草花が咲き誇り、目に染みるような新緑のトレイルを満喫できる。 049.gif


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山の奥にある群馬県のトレイルとは違って、登山口も下山口も駅から駅につないでハイキングできるのが奥多摩の良さの一つである。
今回の高水三山(高水山・岩茸石山・惣岳山)の起点駅はJR軍畑駅。この駅名は“いくさばた”と読むらしいが、日本語は英語より難しいかも。 025.gif
軍畑駅からは、線路沿いに東に少し行ってから線路を渡り、舗装道路を北に向かって行く。


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山の麓までのこの舗装道路歩きが結構長い。でも、道路脇には春の草花があちらこちらで咲き誇り、単調な歩道歩きも苦にならない。 056.gif


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歩道と民家の間には水路が流れている益々楽しい気分にさせてくれる。 070.gif


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この水路が驚くことに、こんなに人家に近いのに実に綺麗な清流で、ヤマメ(渓流魚)を釣るフィッシャーマンがいたりする。本当に日本は水の綺麗な国なんだなと改めて実感させられる。渓流美が大好きな私ははしゃぎすぎて水に落ちた! 012.gif


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軍畑駅から約2km、トレイルはこの石碑から右に行く。この先で高源寺というお寺を右に見て北東に進むと歩道がだんだんと傾斜を増してくる。


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途中、見事な藤の花が咲いていた。ご近所の人が手入れをしている様子で、何とも嬉しいね。 056.gif


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そして、この砂防ダムを過ぎると、トレイルは舗装道路からいよいよ山道へと入って行く。
このダムの石模様が綺麗だと思ったのは私だけ?こんな良い仕事するのも日本人だよなぁ・・と1人感動していた。


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この日はお天気があまり良くなかったが、その反面露に濡れた樹木がとても鮮やかだった。 072.gif


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砂防ダムから高水山までの約2kmはほとんど展望の無い針葉樹林の中を行く。


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ヒノキと杉の混ざる針葉樹林はきれいに下枝が刈られていてとても美しい森である。 072.gif


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広大なアメリカのトレイルでは考えられないことだが、1kmごとにトレイル標識があり、日本のトレイル案内は実に親切だと思う。しかし、反面過保護すぎてハイカーが自分の五感を駆使して歩く楽しみを妨げているのではないかとも思う。


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展望の無い針葉樹林ではあるが、その分足元の春の息吹に目が留まる。 072.gif


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やがて針葉樹林の急登が終わり、あたりが広葉樹の明るい雰囲気になってくる。


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程なく立派なコンクリートの階段が現れ、その先には常福院という山寺がある。ハイキングトレイルの途中にこんな立派なお寺があるとは、やはり日本は仏教国なんだなぁ~と再認識する。 045.gif


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そして、この高水山から岩茸石山までの間1.2kmのトレイルが実に素晴らしい! 072.gif 049.gif
正に合言葉は“新緑”でしょ! 072.gif


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常福院から高水山までは10分程度のわずかの登りで行ける。


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高水山三山の最初の山、高水山(759m)に到着! 066.gif
そう、ここって東京都なんだよね~。 005.gif


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ルーツが地上に張り出している大木の脇を通り過ぎて行くと・・


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新緑の森の中に入って行く。


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この世は緑一色なんじゃないかと思えるような美しい新緑にテンション上がりまくっているのは私だけ? 012.gif


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トレイルを挟んで、見事なまでに針葉樹林と広葉樹林が左右に分かれて生えている。これは植林された山の姿なんだな~ 005.gif


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足元にはこんな可憐な花も咲いてるよ。 056.gif スミレって春の野山には無くてはならない花って気がするのは私だけ?


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そして、三山の二つ目の山、岩茸石山“いわたけいしやま”(793m)に到着! 066.gif


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山頂からの眺めは、あいにく曇り空で視界がいまいちであるが、淡い緑と濃い緑のコントラストが何とも美しい。
山頂はゴールデン・ウィーク最後の休日を楽しむ沢山のハイカーで賑わっていた。私達もゆっくりとコーヒーを沸かしランチタイムを楽しんだ。 063.gif


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さあ、ランチの後は三山の最後の山、惣岳山“そうがくさん”を目指そう。って、いきなりの急な下り坂なのでゆっくり足元に気をつけて行こう。


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坂を下りきれば、緩やかな尾根歩きが続く。


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所々で片側が明るく開けた視界のよい所があるので、立ち止まって展望を楽しめる。 


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三山、最後の惣岳山へは山頂直下に短い岩場の急登がある。 山頂を経由したくない人は左に巻き路もあるが、せっかくなら三山を登ってから下山しよう。 045.gif


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惣岳山の山頂は展望の無い薄暗い樹林帯の中で、古びたお堂がある。
多くのハイカーは惣岳山からは、御岳駅に下山するトレイルを行くが、私達はハイカーの少ない沢井駅へ降るトレイルに進んだ。


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惣岳山から沢井駅まで約3kmであるが、山の麓までの約2kmはずっと針葉樹林帯を行く。山つつじの赤色が薄暗い林の中で際立っていた。 072.gif


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見なれたシダ類も緑が新鮮で、芸術作品みたいだ。 005.gif


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惣岳山から麓の入山口に出るまで、他のハイカーとはまったく会わなかった。展望が無いから人気が無いようだか静かな山行が好みの人には良いだろう。 049.gif
麓からは、舗装道路を民家の脇道を通って南に行けば、青梅線の線路に合流する。東(左折)に少し行けば沢井駅に着く。


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完全な里山ハイキングである。アメリカのトレイルのような雄大さは無いけれど、日本は水と緑の国であることを実感できるトレイルである。都心から近いことも大きな利点だろう。
三山縦走といっても、三山は近い距離にあり、徐々に標高を上げて行くトレイルなので身体への負担も思ったほどではなかった。前半の2kmの舗装道路歩きがやや興味を削ぐが、春は小川沿いの草花がハイカーの目を楽しませてくれる。

私のこのトレイルの評価は4★
約10km(6mile)、5時間(山頂での1時間休憩込み)、初級レベル


おまけ:沢井駅の近くには沢井酒造という昔からの酒蔵があり、利き酒などもできるので多くの観光客が訪れている。 酒蔵の裏手には美しい川が流れている。南カリフォルニアには美しい海は沢山あるが、あまり川は見なかった気がする。日本でも住宅地ではここまで美しい川は見られない。素晴らしいの一言です! 072.gif 072.gif 072.gif
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by dream8sue | 2014-05-16 02:50 | 秩父多摩甲斐 国立公園 | Trackback | Comments(0)

北八ヶ岳 残雪の双子山から双子池へ     Futagoike in Northern Yatsugatake

May 4, 2014
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久しぶりの日本の山。八ヶ岳連峰の北八ヶ岳は山梨県との県境に近い長野県の南に位置する。
八ヶ岳連峰は夏沢峠付近を境に南北でガラリと山の形態が異なる。赤岳を代表とする険しい岩稜を持つアルペン的な南八ヶ岳とは対照的に、北八ヶ岳は何処が尾根の背骨なのか分からない2000m級の山々と深い森林が特徴的だ。

北八ヶ岳には風光明媚な湖が多く点在する。そんな中でも北八ヶ岳を代表する湖の一つである双子池に行ってきた。今年の日本は冬に大雪が降ったので5月の北八ヶ岳は例年より雪が多く、予想外の雪山ハイキングとなった。 008.gif
 

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群馬からのアクセスは上信越自動車道で佐久市(長野県)にぬけ、国道142から152で白樺湖を目指す。白樺湖からはビーナスライン40で女神湖方面に向かい、蓼科牧場の交差点でふれあい牧場裏手の林道(昔の有料道路)に入る。この林道で双子山の登山口である大河原峠まで行ける・・と思いきや、6km手前の蓼科山七合目登山口で通行止めになっていた。。OH!Boy!  005.gif 070.gif
でも、夕日に染まる白樺がとても綺麗で、日本の高原の美しさが目に染みる光景だ。 072.gif


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この鳥居が蓼科山七合目登山口である。ほとんどのハイカーが蓼科山を目指す。ここから通行止めの車道を歩いて双子池を目指すハイカーは私達だけだ。


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蓼科山七合目登山口のあずま屋にテントを張り夜を明かす。
五月晴れの良いお天気の中、まずは本来の双子池登山口である大河原峠を目指す。 071.gif


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林道からは白樺の森が美しい。遠くには北アルプス連邦が白い峰峰を連ねている。 072.gif


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蓼科山七合目登山口から約1時間半くらいの地点に“兜巾の岩(トキンノイワ)”という見晴らしの良いスポットがあったので寄ってみた。車でアクセスしていたら気づかずに見落としてしまっただろう。

短い岩場を登りきると小さな祠が祭ってある。以前は何とも思わなかったが異文化圏から戻ると、こんな所にも日本は神仏を崇めてきた国なんだということを思い知る。宇宙飛行士が宇宙から地球に戻ると引力の存在を思い知り、何度もボールペンを床に落として確認するという話を聞いたことがあるが、それに似た感覚かもしれない。 045.gif 


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林道の先に雪に覆われた大河原峠が見える。美しい白樺の森を走る林道は、夏の山岳ドライブも快適だろう。


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振り向けば群馬県民にはお馴染みの浅間山がそびえている。


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そして、兜巾の岩から歩くこと約40分、蓼科山と双子山の間に緩やかに広がる大河原峠(2,093m)に到着!大河原ヒュッテの三角屋根が見えている。小屋の東側に見えている山が双子山だ。峠の北側は急傾斜となって鹿曲側(カクマガワ)を落とし、残雪も多いのでアイゼンを着用したほうが無難である。私はアイゼンを持っていかなかったので一歩一歩キックステップで慎重にトラバースしたが、結構緊張した。 042.gif


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大河原峠は峠と高原が渾然一体となってとけ込んだ穏やかな場所だ。一休みするには最適な場所だ。 063.gif


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さあ、ひと休みしたら双子山の登りにかかろう。
トレイルは所々で夏道が現れているが、残雪でぬかるんでいる。 


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この辺りから笹原が現れる。秋にはコケモモやガンコウランが甘酸っぱい実をつける場所でもある。


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大河原峠から約30分で双子山(2,224m)に到着! 066.gif
双子山は3,000mの山々のような際立った高さは無いが、幽玄さの漂う北八ヶ岳の良さを一望できる十分な高さとポジジョンだ。 049.gif


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双子山山頂周辺はホーロク平とも呼ばれる広い草原で、正に笹の海である。


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山頂の南面には遠く南アルプスも見える。 072.gif


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ひとしきり双子山山頂からの展望を楽しんだら、本日の目的地である双子池を目指そう。
山頂の南東末端まで行くと、いきなり針葉樹の森に入る。残雪で判然としないトレイルを追いながら一気に下降する。木々の間を通り向けて行くと途中で松ノ木の森を通過する。不思議の国のアリスが現れそうだ。この雰囲気、アメリカでも味わったがアメリカのアリスの国とはだいぶ雰囲気が違うな。。

アメリカ版、不思議の国のアリス山行はこちらから→不思議の森のアリスになるマリブの森  - Malibu / Castro Crest Trail -


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尾根を下りきると林道に合流する。双子池へは林道に合流したら直ぐに右に曲がり判然としない尾根を南に向かって降りよう。10分くらいで双子池に着くだろう。私達は雪で池への下降路が分からず、しばらく林道を行ってしまった。雪山では夏山以上に読図能力やコンパスなどの基本技術が試される。まあ、今の時代はGPSなどの文明の利器があるから、時代遅れの知識など必要ないと言えば其れまでだが。 039.gif


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双子池は双子池ヒュッテを挟んで、北の池を雌池、南を雄池と呼ぶ。この時季はどちらも雪と氷に覆われていた。キャンプ場は雌池側にある。


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雄池の水は飲用に使える。
双子池周辺には他にも亀甲池や七ツ池、雨池などの魅力的な池があるので、次回は緑の時季にお池めぐり山行をしたいな。 001.gif

この時季に行くなら、しっかりした雪山仕様の登山靴で行ったほうが良い。私は雨の降らない南カリフォルニアで使っていたハイキング靴だったので最後は足がぐしょぐしょに濡れてました。 041.gif。。お天気が良かったので笑い事で済んだか悪天なら凍傷になる可能性があるからね。 034.gif

私のこのコースへの評価:4★
全行程18km(内、林道12km)、所要時間8時間(休憩込み)、林道歩きですが残雪路ということで中級レベル



おまけ:今回は植物の写真を撮れなかったので、代りに愛犬のクロの写真です。彼女も老犬ながら頑張りました! 058.gif
余談ですが、アメリカでは飼い主がリーシュを外して単独で歩く犬が多いですが、日本は必ずリーシュをつけて飼い主の歩調で歩くんですね。ここにもお国柄を感じるな~ 005.gif
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by dream8sue | 2014-05-04 17:23 | 八ヶ岳エリア | Trackback | Comments(0)