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尾瀬 白樺林が美しいヨシッポリ田代 Ozegahara in Oze National Park

Thuesday, July 8, 2014
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尾瀬3日目は下山日だ。第二長蔵小屋からヨシッポリ田代経由で尾瀬ヶ原‐鳩待峠と戻ることにした。尾瀬の写真などでよく見かける霧の中にたたずむ白樺林はこのルートで見ることができる。

2日目の残雪のナデッ窪ルートからの燧ヶ岳は“霧の燧ヶ岳と尾瀬沼に咲く花たち”をみてほしい。



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二晩お世話になった第二長蔵小屋の前の大木の下にはこんな可愛いベニバナイチヤクソウが隠れるように咲いている。 056.gif 第二長蔵小屋のスタッフのS氏がこっそり教えてくれた。ここで大公開しちゃいます!003.gif



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S氏とハグをして別れ、035.gif 一昨日歩いた赤田代方面(北)に行く。木道の真ん中にヒオウギアヤメが鎮座している。“いずれがアヤメかカキツバタ”と言われるほど両者は似ているが、アヤメは全体的に薄い紫色でカキツバタは濃い紫色だ。そしてカキツバタの花弁には1本の白い筋が入っている。この白い筋の有無が両者を見分けるポイントだ。 034.gif これも第二長蔵小屋の方に教わった。 003.gif


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夏の尾瀬ではアザミもよく見かける。尾瀬にはジョウシュウオニアザミ、ノアザミとオゼヌマアザミとがあるらしいが、これは・・・ノアザミ?039.gif




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このトレイルでは、ハクサンチドリが見られる。そうそう、ハクサンチドリといえばこの鮮やかな紫色だよね。でも・・
第二長蔵小屋の前には白いハクサンチドリが咲いていた。花色は株によって濃淡があるので白もありなのかも知れないが稀だよね。 005.gif



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見晴十字路から15分ほどでヨシッポリ田代方面に行く分岐があるので左に進む。分岐周辺もワタスゲがスゲー!041.gif



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分岐を左(西)に進み尾瀬ヶ原橋を渡り30分ほどで東電小屋に着く。東電小屋から先は広い広いヨシッポリ田代の湿原が続く。朝露が草を濡らし、白いワタスゲと混ざって雪のようだ。 072.gif 005.gif



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朝霧が幻想的な風景をかもし出している。 043.gif



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ここの売りはやはり美しい白樺の幹だね。045.gif


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赤田代の分岐から40~50分でヨッピの吊橋に着く。ここでヨッピ川が只見川に合流する。ヨッピの吊橋から左手に行く分岐があるが、これを行くと竜宮十字路(竜宮小屋)に至る。


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ヤマドリゼンマイとワタスゲ、そして白樺のコラボレージョン!尾瀬に来て良かった! 043.gif 070.gif


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ヨッピの吊橋から少し行くと、深さの異なるいくつもの池塘が現れる。浮島の水面近くを赤く染めているのがモウセンゴケ(ナガバノモウセンゴケ)だ。これは足りない栄養素を昆虫などから補給する食虫植物だ。日本では北海道と尾瀬にしか見られないユニークな植物だ。 034.gif 全長4~5cmの小さなからだでトンボなどの大きな昆虫も食べちゃうのだから、恐るべし肉食系! 005.gif


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池塘群を過ぎるとニッコウキスゲの群落となるところを過ぎる。まだ三分咲きといったところであろうか。056.gif 花の開花時期は7月上旬から8月上旬とされているが、1週間で大きく変わる。本当に満開の時季を狙うなら、山小屋などに問い合わせて最適期に入山すり事をお勧めする。 034.gif


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ヨッピの吊橋から牛首分岐までは約2.3kmで、その中間くらいに小さな橋があり大堀川を渡り拠水林に入って行く。この橋の周辺には例のお化け水芭蕉が群生している。そしてこんな植物も見られる・・まだつぼみ状態なのではっきりは分からないけどオニシモツケかな? 039.gif



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右側に泉水田代という小さな湿原があるはずなのだが、ヨッピ川に沿って拠水林が発達しているため判然としない。拠水林に近い池塘にはフトイという水草がたくさん生えている。細い水草だけどフトイってか!041.gif


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見晴十字路から2時間弱、ヨッピの吊橋から1時間弱で牛首の分岐に着く。牛首分岐からは往路と同じく山ノ鼻から鳩待峠に戻る。牛首分岐を過ぎると平日にも関わらず多くのハイカーが行き交っている。さすが全国区の尾瀬だ。 004.gif
昨日の悪天とは打って変わって良いお天気になってきた。至仏山へ登るハイカーも多い。至仏山だけなら日帰り登山が可能なので、次回は是非登ってみたい。



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山ノ鼻から鳩待峠へは、1日目の“尾瀬ヶ原のワタスゲと三条ノ滝”を参考にしてほしい。美しいブナ林の中を歩くトレイルだ。ただ、入山時は下りでルンルンだが、帰りは登り坂になるので少し時間がかかる。遅い時間の下山になるなら、事前に鳩待峠のマイクロバスの時間などチェックしておこう。034.gif


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第二長蔵小屋での高山植物勉強会?のお陰で、入山時には気に留めなかった草花が目に留まるではないか!ブナの木の根元に線香花火のような可憐な花が咲いている。ミヤマカラマツだ。056.gif 072.gif



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そして、鳩待峠に近いトレイル脇では、背丈が1m以上あるかと思うヤグルマソウが目を引く。この花は薄暗い森の中で、その大きな白い花の美しさを際立たせる花だよね。056.gif


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今回、私は尾瀬入門にも関わらす、3日間で湿原、森林、小沼、高山といった変化に富む尾瀬の要素を一通り味わうことができた。高山植物も名前を知っている植物に出会うと、まるで旧友にでも会ったような気分になるから不思議なものだ。003.gif これからもっと勉強して旧友を増やしていこう。 045.gif

私のこのトレイルへの評価:5★ 初級者向け
全行程距離:約10km, 行動時間:約4時間(休憩込み)


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by dream8sue | 2014-07-31 19:02 | 尾瀬 国立公園 | Trackback | Comments(2)

尾瀬 霧の燧ヶ岳と尾瀬沼に咲く花たち  Mt. Hiuchigatake and Ozenuma in Oze National Park

Monday, July 7, 2014
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尾瀬2日目は、第二長蔵小屋‐沼尻‐ナデッ窪‐燧ヶ岳‐長英新道‐沼尻‐見晴(第二長蔵小屋)のルートで、尾瀬ヶ原の第二長蔵小屋を拠点に燧ヶ岳に登ってきた。前もって明記しておくが、悪天候で山頂からの展望は無く、トレイルのコンディションもかなり悪い。 008.gif しかし、露に濡れた沢山の草花が今が盛りとばかりに咲き誇っていた。 056.gif 2日目の内容は概ね植物図鑑と化している。041.gif

鳩待峠へのアクセスは、1日目の“尾瀬ヶ原のワタスゲと三条ノ滝”を参考にしてほしい。 034.gif

また、見晴十字路から直接燧ケ岳に上れる見晴新道は、2013年の台風で崩壊し登山禁止となっている。 (2014年において復旧の見込みは無い)なので群馬側から燧ケ岳に登るルートは尾瀬沼から入るナデッ窪か長英新道ということになる。加えて、ナデッ窪ルートは急峻で初夏まで残雪が残っていることが多く、上級者コースとなっている。 013.gif


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第二長蔵小屋がある見晴十字路は、6軒の山小屋が建ち並ぶ、尾瀬ヶ原と尾瀬沼をつなぐ交通の要である。まず、見晴十字路から燧ケ岳の裾のを巻く形で尾瀬沼の沼尻までの5kmの森林帯を行く。この日は朝から小雨が降ったり止んだりの天気で、濡れた木道がとても滑り易い。 057.gif Be careful! 034.gif


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トレイルは沼尻川に沿って作られているので、沼尻川に注ぎ込むいくつもの支流(イオドマリ沢、ダンゴヤ沢など)を横ぎっている。尾瀬沼(標高約1,660m)の水はこの沼尻川となり、高低差260m の尾瀬ヶ原(約1,400m)に向かって流れていく。


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ダンゴヤ沢の出合いに、森林内の湿った所に咲くというヒロハナコンロンソウという花が咲いていた。 056.gif おっと、いきなり難しい名前の花が出てきた。ハイキング2年生の私が1夜にして何故こんな上級クラスの植物名を知っているかって?003.gif 実は第二長蔵小屋には知り合いのS氏が常勤しており、夕食後に植物に詳しい小屋のスタッフも交えて、にわか高山植物講義を受けたのだ。ラッキー!!V(^^)V


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トレイルは緩やかに登り白砂乗越を過ぎて、緩やかに下り白砂湿原にでる。この湿原が実にいい。樹林帯に囲まれた小さな湿原ではあるが、梅雨時のお天気効果もあってか?しっとりとした美しさが際立っていた。 072.gif


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水芭蕉もまだお化けにはなっていない。。041.gif。。なんたって、水芭蕉のキャッチフレーズは“湿原に舞い降りた白い妖精”だからね~ 032.gif
他に、この時期の湿原には欠かせない、トキソウやヒメシャクナゲも見られる。 056.gif 056.gif


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クリア・クリスタル!!マンモスレイクのCrystal Lakeクリスタル湖を思い出させる透明感だ。


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あった、あった、湿原の端っこに、イワカガミ。
私が数十年前に一番最初に覚えた高山植物がこのイワカガミだ。
ワタスゲは今日は元気がないね。私と一緒で雨が嫌いなのかな?041.gif


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白砂湿原を過ぎ、明るい樹林帯を通過すれば沼尻休憩所は近い。樹林帯の中には例のお化け水芭蕉が群生している。


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尾瀬沼湖畔の沼尻(ぬしり)に到着だ。私はずっと“ぬまじり”と読んでいた。日本語(漢字)は本当に難しい! 021.gif 5kmの山路を休まず歩いたので休憩所で一息入れていこう。 063.gif この先はいよいよ燧ヶ岳への登りが始まるからね。 009.gif


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冒頭にも書いたが、ナデッ窪ルートはこの時期は雪渓が残っていて、一般的には長英新道からのピストンで燧ヶ岳を登る。分岐の標識にも、“残雪期のナデッ窪ルートは危険なので、登山はご遠慮ください”と書かれている。
が、ナデッ窪ルートは急峻であるが最短でもある。雪渓の処理に慣れているハイカーなら可能である。そこは自己責任と言うことで自分で判断してほしい。


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沼尻湿原を北に向かい、始めは深い森林帯に入る。暗い樹林帯にも関わらずいきなり沢山の花が出迎えてくれた。 056.gif この黄色い花は確か北海道の雨竜沼湿原にも生えていたオオバミゾホオズキだね。他にも3枚の大きな葉が特徴的なエンレイソウ。すでに花が終わって実?になっている? 056.gif


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ナデッ窪ルートは沼尻から燧ヶ岳山頂まで約3kmであるが、このルートは自然に出来た深い谷をトレイルとして利用されてきたものだ。だから雨の日は、トレイルに水が流れるリアル沢登り状態だ。057.gif 下流は写真のような大きな岩がごろごろしていて歩きずらい。 042.gif


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視界はないが、岩の間にこんな可憐な花が咲いていたりして、決して苦しいだけの登りではない。葉っぱが三つ葉だから、ミツバオウレンかな? 056.gif


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そして、ここが問題の上流の雪渓域だ。50mほど雪渓が残っていて、薄い箇所もある。中央が薄いので、端の残雪が厚いところを足場を確認しながら慎重に登ろう。万が一の踏み抜きでバランスを崩さないようにブッシュを掴みながら行こう。 034.gif


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そして、雪渓が終わったあたりから傾斜もおち、今まさに残雪の下から生まれ出たと言わんばかりのゼンマイと、放射状に大きな葉を広げたキヌガサソウの群落が現れる。 005.gif 056.gif


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残雪帯の樹木は芽吹いたばかりの新芽だ。7月の下界から春にタイムスリップしたみたい。 045.gif


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そんな小さな感動を味わっていると、突然、長英新道との分岐に飛び出した。
ここから山頂までは0.3kmと近い。


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その山頂までのトレイルが、サンカヨウの群落の中を行く素敵な路だ。このサンカヨウ、写真ではわかりずらいが花びらが透明で何とも美しい。 072.gif



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葉の上に溜まった雨粒が宝石のようだ。
足元にはたくさんの草に埋もれて一輪の白い花が・・一見チングルマに似ているが葉の形からしてシロバナノヘビイチゴの花のようだ。


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燧ケ岳山頂近くの岩場の隙間に張り付くように咲いているミヤマキンバイ?(ミヤマキンポウゲやミヤマダイコンソウ、キジムシロといった類似花との判別が、私のような尾瀬入門者には難しい)
強い風と霧が吹き付ける中、この花が頑張って咲いている姿がいじらしいと感じるのは私だけ?だって、すごく寒いのよ! 002.gif


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案の定、燧ヶ岳の俎嵓(まないたぐら、2,346m)はガスの中で真っ白だ。002.gif
晴れていれば尾瀬沼が見下ろせるはずなのに・・残念! 007.gif

燧ヶ岳に燧ヶ岳というピークは無い。 034.gif
柴安嵓(しばやすぐら、2,356m)、俎嵓、ミノブチ岳、赤ナグレ岳、御池岳の5つのピークの総称が燧ヶ岳だ。
こんな天気なので最高峰の柴安嵓(俎嵓から西に20分)には寄らずに下山した。 044.gif

下山路は遠回りになるが長英新道で尾瀬沼湖畔にある浅湖湿原(あざみしつげん)に出て、湖畔を西に歩き沼尻から往路で見晴(第二長蔵小屋)に戻ることにした。が、この長英新道が・・・ 025.gif


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長英新道は、ナデッ窪ルートの分岐からミノブチ岳に行き、大きく東に曲がって急な尾根をガンガン下るトレイルだ。
ミノブチ岳周辺では、コメツガの新芽と白い枯木とのコンビネーションがユニークだった。 072.gif


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ハイマツの赤い花が鮮やかだ。 056.gif ハイマツの隣に並んで、高山に多いハクサンシャクナゲが咲き始めていた。 056.gif


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長英新道は5.4kmと長いトレイルだ。ミノブチ岳から下は展望のない樹林帯の中だ。上部にはまだ残雪がある。005.gif


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ナナカマドの木の下にこんな綺麗な花が咲いていた。葉は水芭蕉みたいな厚い葉をもつツバメオモトという花だ。056.gif


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下部に行くにしたがい、針葉樹が多くなる。針葉樹の基部にはこのユキザサ(ヒロハユキザサ)の大群落が続く。1kmくらいずっと、トレイル脇に続いているので見事だ。 005.gif 072.gif


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薄暗い樹林帯にぽっと灯りがついたかのような、オオカメノキ。056.gif 花だけ見ると一見ツルアジサイのようにも見えるが、葉が亀の甲羅に似てるのでオオカメノキ(大亀の木)と言うらしい。・・・・と、上部2kmくらいは花も多くて楽しいのだが・・・ 025.gif


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下部の3kmがもう大変!泥んこ路なんてもんじゃない。008.gif
まるで田んぼだ。誰か田植えでもしてるんですか?!って感じよ。
なるべくぬかるみを避けて歩こうと、右に行ったり、左に行ったり、木渡りしたり、ジャンプしたりと無駄な抵抗しながら泥んこと格闘の3kmだった。 042.gif
時間もかかるし、体力の消耗も激しい。梅雨時に長英新道を歩いてはいけません! 021.gif


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山頂から降ること約2.5時間で何とか湖畔の木道に出た。分岐を右(西)に行けばすぐに浅湖湿原だ。 071.gif


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浅湖湿原は尾瀬沼の北東に位置する。霧が流れている。湿原って天気が悪くても絵になる(風情がある)から不思議だね。 072.gif


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尾瀬ヶ原では終わりかけていたコバイケイソウの花が、ここではこれから咲くようだ。複総状の花が見事だね。 072.gif 056.gif でも、このコバケイソウ、新芽の頃は山菜のオオバギボウシ(ウルイ)と間違える中毒事故が多いので気をつけよう!食べちゃだめだよ。。 034.gif 020.gif


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そうそう、この花を忘れてた。日があたっている時だけ開花し、曇天、雨天時は、つぼみ状態になって閉じてしまうタテヤマリンドウ。初夏の尾瀬湿原には欠かせない、小さいけど存在感のある花だ。 045.gif


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存在感という点では湖畔に咲くレンゲツツジも一押しだ。 049.gif 056.gif


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浅湖湿原から沼尻までの約3kmは尾瀬沼の畔を行く楽しい木道歩きだ。 070.gif 沼尻からは往路の白砂乗越を越え見晴(第二長蔵小屋)に戻る。 042.gif

燧ヶ岳の展望が見れなくて残念だったが、今までに見たこともない美しい花に沢山会えて、充実のハイキングだった。それに天気が悪くても味わい深い所だということを知り、ますます尾瀬の魅力に取り付かれた私だった。 012.gif
翌日は美しい白樺林が見られるヨシッポリ田代を歩いてから尾瀬を下山した。→ 尾瀬 白樺林が美しいヨシッポリ田代 Ozegahara in Oze National Park Ozegahara in Oze National Park

私のこのトレイルへの評価:4★ 中級者~上級向け(残雪期のナデッ窪ルート)
全行程距離:約22km、高低差:約950m、行動時間:約10時間(休憩込み)

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by dream8sue | 2014-07-29 04:57 | 尾瀬 国立公園 | Trackback | Comments(0)

尾瀬 尾瀬ヶ原のワタスゲと三条ノ滝    Ozegahara and Sanjo falls in Oze National Park

Sunday, July 6, 2014
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6月下旬に行った、北海道の尾瀬と呼ばれる雨竜沼から南暑寒岳を登り、湿原の素晴らしさにすっかり魅了されてしまった私は、本家本元の尾瀬国立公園に行くことを決めた。 071.gif
7月上旬、水芭蕉には遅く、ニッコウキスゲには少し早い時期である。しかし、今年は10年に1度のワタスゲの当たり年との事で、前記の2つの花の開花時期を繋ぐかたちでワタスゲが尾瀬ヶ原一帯をうめ尽くしていた。 056.gif056.gif056.gif

尾瀬国立公園には昔、何度か訪れたことがあるが、いずれも団体ツアーのアシスタントとしての入山であったので、自然を愛でる余裕が無かった。それに昔の私はクライミング志向が強く、燧ヶ岳や至仏山があるとはいえ、尾瀬は登山対象外のエリアだった。要するにさほど魅力的な山とは感じていなかったのだ。しかし、今回改めて尾瀬をゆっくり歩き、尾瀬の素晴らしさに気づき、すっかりとりこになってしまった。。016.gif 041.gif







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尾瀬は他の山とは多少趣が異なる。湿原、森林、小沼、高山といった風景的魅力はもとより、何と言っても900種に及ぶ植物が大きな見所になっている。植物観察ありきで歩くことが尾瀬の魅力を最大限に知ることに繋がるといっても過言ではないだろう。
しかし、ハイキング2年生の私としては、植物の名前とかまったく知らなくて、それらを調べるのに時間を費やしてしまった。尾瀬より後に行った日光男体山霧降隠れ三滝の記録が先行し日付が前後するが、第二長蔵小屋を拠点に行った3日間の尾瀬の記録を3回に分けて掲載したい。

1日目 鳩待峠‐尾瀬ヶ原‐見晴‐三条の滝‐見晴(第二長蔵小屋)

2日目 第二長蔵小屋‐沼尻‐ナデッ窪‐燧ヶ岳‐長英新道‐沼尻‐見晴(第二長蔵小屋)

3日目 第二長蔵小屋‐ヨシッポリ田代‐尾瀬ヶ原‐鳩待峠

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前橋、高崎からのアクセス:JR上越線の沼田駅(又は新幹線の上毛高原駅)から大清水行きのバスに乗り、鳩待峠バス連絡所(戸倉バス停)で下車。鳩待峠行きのマイクロバスに乗り換える。沼田駅から鳩待峠まで約2時間、バス代3,180円(沼田駅‐戸倉 2,250円/戸倉‐鳩待峠 930円) 065.gif

マイカー利用の場合は関越自動車道を沼田インターで降り、国道120号線で片品村に向かう。片品村の鎌田の信号で左折し国道401号線に入る。戸倉バス停を右に見てから県道63に左折する。山路をどんどん上り途中で県道260に右折し少し行けば鳩町峠である。ただし、5月から10月の間は津奈木~鳩待峠口間はマイカー規制でマイカーでの乗り入れが制限させる。事前に規制内容の確認が必要だ。駐車所料金も場所によって1000円~2500円/1日 005.gif 065.gif
事前に群馬県HPや尾瀬保護財団HPなで交通規制状況を調べておこう。




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鳩待峠登山口(標高1,600m)から山ノ鼻(1,400m)までは、約200mの標高差のある3.3kmの下り坂である。川上川に沿って、美しいブナ林の中を行くトレイルだ。 072.gif
始めは傾斜がきつめであるが、支流のヨセ沢の橋を渡るあたりから段々と平坦になる。トレイルには木道が敷かれてあるが、木道は濡れるととても滑りやすいので足元には十分注意が必要だ。 034.gif







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木道の周りに大きな葉の植物が群生している。この葉は何でしょう? 039.gif 実はこれ成長した水芭蕉だ。 005.gif 白い葉に包まれた可愛らしいイメージの水芭蕉とはだいぶ違う。このお化け?水芭蕉は大きいもので葉が1mにもなる。 003.gif







f0308721_17581496.jpg途中にこんな可愛い熊除けベルが設置されている。見ためは中之条の麻耶の滝でみた消火器のような半鐘よりは洒落ているが、はたして効果あるのかな? 039.gif 003.gif







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川上川に架かる橋を渡れば、山ノ鼻はもうすぐそこだ。 071.gif







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鳩待峠登山口から1時間弱で山ノ鼻に到着。ここにはビジターセンターがあるので立ち寄って情報を得ていこう。尾瀬ロッジや山ノ鼻小屋、至仏山荘などの宿泊施設やキャンプ場もあるので尾瀬ヶ原散策や至仏山登山の拠点に利用できる。 045.gif







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山ノ鼻で一休みしたら、いよいよ湿原横断に入る。 070.gif 尾瀬ヶ原の湿原は、山ノ鼻から牛首、竜宮十字路を経て見晴十字路までの間を上田代、中田代、下田代と3つのエリアに分けられる。そして全エリアを通して東に燧ケ岳、西に至仏山を見ながら歩くことが出来る何とも素晴らしいロケーションである。 049.gif


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白い絨毯のようにワタスゲが湿原を埋め尽くしている。 072.gif







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山ノ鼻から竜宮十字路までの約4kmの間にはたくさんの池塘が点在する。特に牛首周辺は北のヨッピ川と南に流れる上ノ大堀川が合流する所なので水流が豊かなのだ。 057.gif 072.gif







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池塘の中には、二又に割れた葉が特徴的なヒツジグサや、ミツガシワなどが生えている。なかなか見る機会がない水草観察も楽しい。 056.gif







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夏の訪れを思わせる積雲が池塘に映っている。 058.gif 072.gif







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池塘の周りには、ピンクの釣り鐘状の花をつけたウラジロヨウラクが目をひく。一見、サラサドウダンツツジの小型版?にも見える。039.gif ウラジロヨウラクは別名、ツリガネツツジとも言うらしい。な~んだ、やっぱりツツジじゃん! 041.gif







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牛首の橋を渡る少し手前にある大きな池塘には燧ヶ岳が映っている。 “逆さ燧” だ。 005.gif072.gif







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池塘の中には浮島を有したものもある。それにしても “拠水林” の緑が実に美しい。 072.gif 湿原中にも関わらず高木が生育しているのは川に沿って土砂がたまり、その土砂に含まれる栄養分によって林が成立するからだ、そうだ。。なるほど、そもそも池塘に栄養分が少ないってこと自体知らなかった! 005.gif 045.gif







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山ノ鼻から2.2kmで牛首分岐に到着する。 066.gif ここを左に行けばヨッピ吊橋を経由してヨシッポリ田代に至る。私の目的地である三条の滝に行くなら、こちらのルートの方が若干近いかもしれない。が、尾瀬入門者としては、まずは尾瀬ヶ原を真っ直ぐ横断して見晴十字路経由で行くことにしよう。 045.gif


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牛首分岐から竜宮十字路までの間は、アヤメ?カキツバタ? 039.gif の群落地を通る。→アヤメとカキツバタの見分けかたは3日目のブログでお教えします。これで貴方も尾瀬マスター!041.gif
手をつないでるし! 044.gif 木道は縦列歩行だよ!034.gif まあ、こんな素敵なお花畑を歩けるのだから幸せ気分だよね。大目にみよう! 041.gif







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燧ヶ岳にだんだんと近づいていく。 071.gif






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竜宮十字路の少し手前に円形の観察路がある。ここは春には水芭蕉が一面を覆う場所だ。今はたくさんのアヤメ?が涼しげに咲いている。 056.gif 至仏山をバックにしたこの風景は尾瀬のポスターなどでよく見かける風景だ。 045.gif 072.gif 手前に見えている緑の小山が牛首(1,443m)だ。







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そして、東に目をやれば、燧ヶ岳が眼前に迫ってきた。手前の植物はヤマドリゼンマイだ。地味な植物ではあるが尾瀬のあちこちに生え、尾瀬の風景にはなくてはならない名脇役だ。 049.gif







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そしてヤマドリゼンマイよりやや背が低い木がヤチヤナギだ。ここ中田代にはヤチヤナギの大群落がある。栄養に乏しい湿原でヤチヤナギのような“木”が育つのは、根に細菌を共生させ、そこから養分を得ているからだそうだ。つまりヒモ男?041.gif







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地味な花といえば、このオゼヌマタイゲキも葉なのか花なのかよく分からないが、背丈が1mくらいある大型の花で、竜宮十字路周辺の中田代から下田代に多く見られる。 056.gif








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ふと、木道の脇に目をやれば、春の開花時は白くて可愛い花をつけるチングルマが放射状の果穂となっていた。あの可愛い花がこんな姿になるまでを早送り画像で見てみたいと思うのは私だけ?041.gif







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やがて、尾瀬ヶ原のほぼ真ん中に位置する竜宮小屋が現れる。山ノ鼻から4.2km、1.5~2時間くらいだろう。 だ・か・ら・・手をつなぐな! 044.gif 041.gif







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竜宮小屋から見晴十字路まではさらに1.6kmほど北東に行く。沼尻川に架かった橋を渡り、美しい白樺林を右に見ながら30分くらい行けば・・ 070.gif







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6軒の山小屋(第二長蔵小屋/尾瀬小屋/桧枝岐小屋/弥四郎小屋/原の小屋/燧小屋)が建ち並ぶ見晴十字路に到着する。063.gif ここは尾瀬ヶ原と尾瀬沼を結ぶ交通の要に当たる場所であり、キャンプ場もある。私は知り合いのS氏が勤める第二長蔵小屋に宿をとった。







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見晴十字路から三条の滝へは、元湯山荘、温泉小屋のある赤田代方面(北)に向かう。先ほど歩いてきたトレイルに比べ、ハイカーの数がだいぶ少なくなった。
温泉小屋の前で立派な角をもった鹿に遭遇した。 005.gif このポーズ、花札の絵の鹿みたい。 041.gif







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温泉小屋の先でトレイルが分かれる。三条ノ滝へは左のトレイルを行く。右は段吉新道から燧裏林道へ続き福島側に至る。


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赤田代から山路を30~40分くらい行くと左下を流れる只見川の音が聞こえてくる。右からは小さな支流が合流し、トレイルもだんだん下り勾配が強くなってくる。







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そして、突然に目の前にアカマツの林が現れる。 005.gif 地響きのような音がする。滝は近いぞ!070.gif


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アカマツ林の先にある木の階段を降れば三条ノ滝の展望テラスがある。尾瀬を流れる水はすべてここに集まる、落差90mの滝だ。005.gif 久しぶりにヨセミテ(アメリカのヨセミテ国立自然公園)クラスの迫力ある滝を見た。 043.gif 滝の基部まで行く路がないのが残念だ。次回はロープと登攀装備もって行っちゃう?003.gif







f0308721_18181740.jpgテラスでゆっくり滝観賞と休憩をしたら、見晴十字路の山小屋に戻ろう。
帰り道は同じ路ではつまらないので少し遠回りして戻ることにした。
急登を御池(福島側登山口)方面にいく分岐まで登り返す。
分岐を左に曲がり、木の根が張り出した急なトレイルを登る。 042.gif







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トレイル脇の水溜りにたくさんのおたまじゃくしが泳いでいた。そういえば、おたまじゃくしを見たのっていつが最後だったろうか・・なんだかノスタルジックな私。。041.gif







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三条ノ滝から30分弱で小さな湿原、うさぎ田代に着く。名前も湿原も小さくてかわいい。なんだかほっとするね。043.gif 003.gif







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うさぎ田代の先で段吉新道に合流し、ハイカのほとんどいないダケガンバの森を通り抜け、赤田代経由で見晴十字路へ戻る。約4km、1時間弱で戻れるだろう。

とても盛りだくさんの尾瀬入門初日だった。こんな素敵な大自然を高度成長期のダム建設や道路計画から守ってくれてありがとう!040.gif 先人の自然を守る運動のお陰で、今こうして私は自然に癒されている。有料トイレの100円くらい、協力しますとも!045.gif 003.gif

私のこのトレイルへの評価:5★ 初級~中級者向け(鳩待峠‐見晴十字路までは初級者向け)
全行程距離:約17km, 行動時間:約7時間(鳩待峠‐見晴十字路まで3.5時間、三条ノ滝往復3.5時間 休憩込み)


              
                                




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by dream8sue | 2014-07-27 18:22 | 尾瀬 国立公園 | Trackback | Comments(0)

日光 霧降川の個性的な四瀑     Kirifuri falls in Nikkō National Park

Sunday, July 13, 2014
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前日に日光の志津峠から男体山を登った私は、日光市内に泊まり、翌日は霧降川にかかる四瀑を見るハイクに行った。前日の疲れもあり、お天気も余り良くなかったのでお手軽ハイキングには調度良いコースだ。 049.gif 070.gif




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四瀑の位置関係は下流から、観光地にもなっている “霧降ノ滝”。 つつじヶ丘経由で川床に降り上流に進み “丁字ヶ滝” “玉簾の滝” “マックラ滝” で、上流の三瀑は “霧降隠れ三滝” とも言われている。 045.gif
自動車(バス、タクシー、マイカー)利用で、日光市街(東武日光駅前)から県道169号線で北に3.3km行けば霧降ノ滝駐車場に着く。

私たちのハイキング順路は、霧降ノ滝駐車場‐大山登山口‐丁字ヶ滝分岐‐玉簾ノ滝‐マックラ滝‐丁字ヶ滝分岐‐丁字ヶ滝、そして一旦、霧降ノ滝駐車場に戻り、霧降ノ滝往復とした。 071.gif




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霧降ノ滝駐車場の北に少し入ったところにハイキング案内板が立っている “大山登山口” がある。そこからツツジのトンネルが続くトレイルを通り、緑の美しい樹林帯に入って行く。 072.gif
ツツジの咲く時季はさぞかし綺麗だろうなぁ~ 043.gif




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森の中には地面の土が流れてしまって歩きにくい長い階段?がある。階段の脇を歩きながら霧降川の川床に降りていく。 025.gif




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階段を降りきると、霧降川の右岸(川下に向かって右)伝いに上流へと向かう。 Sueが撮っているのは何でしょう? 039.gif 003.gif




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この花です! 花弁が線香花火みたいなミヤマカラマツソウ。 I like this flower. 056.gif




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途中、丸太橋を渡り左岸に移る。霧降川の流れが実に美しい。 072.gif




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川から少し離れて、下枝がきれいに落とされた針葉樹林帯の中を10分も進めば、丁字ヶ滝の分岐を左に見る。




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針葉樹林帯の中は植物の宝庫だ。装飾花が3枚と4枚のヤマアジサイ 072.gif 056.gif と、何だか色覚検査表のようなグリーンの葉と下草たち。 041.gif




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コアジサイの花茎がパープル色で美しい。




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丁字ヶ滝は対岸に渡らなくてはならないので、後にまわして先に玉簾の滝に寄ることにした。登山口から1時間前後で玉簾の滝に着く。 070.gif すだれのように幾筋にも分かれて流れ落ちる滝の落差は6m程で幅は20mくらいだ。 072.gif 滝の近くまで寄れるが、足場が非常に滑り易いので転ばないように気をつけよう。 034.gif




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トレイルの途中にある見晴台から見た玉簾の滝。周囲の深緑と白い流れのコントラストが綺麗だ。手前の樹木はツツジの木なので、春には紫色のミツバツツジが咲き、いっそう美しいだろう。 072.gif




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玉簾の滝からマックラ滝までは、さらに雑木林の中を歩き15分くらいだろう。




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短い急登をこなし、モミジの木の下を通過すれば “大山” への分岐が右に現れる。




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分岐を直進すれば、舗装された管理道路を横切り霧降川に戻る。マックラ滝は霧降川に注ぎ込む支流にあるので、ここで再度、霧降川を徒渉し支流に向かう。




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支流に入って直ぐ、目の前に落差30m、幅が10mのマックラ滝が迫ってくる。水量は三滝の中で最も多く、滝に少し近づくだけで水しぶきが凄い勢いで身体を濡らす。 005.gif 024.gif 057.gif




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滝の前には、推定樹齢350年、円周が約6mの沢胡桃(さわぐるみ)の巨木がある。 005.gif この木の下に目をやれば、しぶきに濡れた苔や植物がこれまた美しい。 072.gif




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三滝の中で最大のマックラ滝でエキサイトしたら、下流に戻り丁字ヶ滝に寄っていこう。 丁字ヶ滝分岐を曲がり、写真の丸太橋を渡れば丁字ヶ滝には5分で着く。




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巨大な岩盤の上を流れ落ちる丁字ヶ滝は落差10m程で中間に小さい滝を介して下段の滝となっている。落差は少ないが、水量は結構ある上に、滝の目前まで近づけますので中々の迫力だ。 072.gif




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周囲の深い森と美しいウォータープール(釜、滝壷、淵?)が作り出す造形美は三滝の中で一番美しいと私は思う。 072.gif 049.gif




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霧降隠れ三滝のハイクを終え、一旦駐車場に戻り、空身で霧降ノ滝を見に行こう。 070.gif 観光地なので綺麗に整備された石畳の路を約350m、5分ほど行けば展望台に着く。




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霧降ノ滝は古くから華厳ノ滝(ごんのたき)、裏見ノ滝(らみのたき)とともに日光三名瀑の一つに数えられている。上下2段になっていて、上段が45m、下段が40m、落差85mある。 005.gif 072.gif
上段と下段の間に樹木が生茂り、流水が完全に見えない。冬枯れのシーズンなら全容が見えるかな? 039.gif




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下段の水の筋がとても美しく印象的だった。 072.gif 072.gif
また、近くにチロリン村があり天然氷で作るかき氷なども味わえるので時間があれば寄っていくと良い。
短時間でこれだけの個性豊かな滝が見れるコースは少ない。当然5★に値するトレイルだと思うが、唯一つ残念なことはヒルの存在だ。 002.gif 梅雨時でヒルの活動期と言うこともあるかもしれないが、今回私はヒルに噛まれた。ヒル大嫌い! 033.gif 047.gif 020.gif

私のこのトレイルへの評価:4★ (ヒルの活動期以外は5★)初級者向け
全行程距離:約6km, 行動時間:約5時間(滝観賞、休憩込み)

メンバーの一人が作った楽しいデジブックです。
『 霧降高原と隠れ三滝 』 http://www.digibook.net/d/4b94a15ba15e0024f3429511489a127f/?m

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by dream8sue | 2014-07-13 15:22 | 日光 国立公園 | Trackback | Comments(0)

日光 志津峠から登る男体山     Nantaisan in Nikkō National Park

Saturday, July 12, 2014
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台風一過のゴージャスな天気の中、山屋時代の仲間と久しぶりに山登をする事になり、やって来たのが日光のシンボル “男体山(2,484m)” だ。 001.gif 070.gif
男体山は中禅寺湖側にある二荒山神社登山口(拝観料500円が必要)から登るのが一般的であるが、私たちは男体山の裏側に廻って志津峠登山口からのトレイルで登った。 二荒山神社登山口からのトレイルは急傾斜の尾根を直線的に登るので結構疲れる登行になるのに対して、志津峠登山口の方は比較的楽なようだ。 ただし志津峠登山口周辺は駐車場禁止なのでマイカーでアクセスする場合は駐車スペースを探すのが大変である。 039.gif
2016年6月現在、志津峠周辺の車両駐車は不可能です。 以前あったパーキングスペースは大きな石や木材で塞がれています。 林道の途中の飯場跡に停めて志津峠まで1時間30分~2時間の林道歩きとなりますので志津峠からの登山をお考えのハイカーは留意してください。




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<マイカーの場合(前橋方面から)>
国道50号線から国道122号線で足尾町経由で日光市に入る。国道120号に左折していろは坂を上り、中禅寺湖畔を走り戦場ヶ原の三本松あたりで右に曲がる道があるので右折する。この道は光徳牧場に至るので、牧場の手前で右折し、少し行き直ぐに左折すれば、それが裏男体林道である。

志津峠登山口から南に2分ほど林道を行くと、右側に “男体山” と書かれた標識が笹薮の中に立っている。(見落とし易いので注意) 東に少し行くと “志津小屋”(写真右) がある。 この小屋の西側から 一合目 が始まる。




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シラビソなどの針葉樹林の中をひと登りすると2合目を過ぎ、右側がガレた尾根に出る。振り返れば太郎山の雄姿がそびえている。カッコいい山だね。 004.gif 072.gif




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3合目を過ぎると、深くえぐれた赤土のトレイルが続く。 008.gif




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8合目あたりまでは終始、展望のない森の中を行く。 015.gif




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木の根が露出した急登を登り、所々にフィックスロープが張られた悪場をこなしながら標高を上げて行く。 042.gif




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7合目と8合目の間に、斜面が谷に切れ落ちている場所がある。 005.gif




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ここは樹木も生えていない崩壊斜面なので東側の景色が良く見える。 072.gif




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7合目を過ぎたあたりから、イワカガミの群生が見られる。072.gif 056.gif




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そして、8合目を過ぎたあたりから、シャクナゲの群生に替わる。 056.gif 072.gif




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8合目を過ぎると、ようやく展望が開けてくる。やはり空と景色が見れるのは気持ちが良い。 058.gif 070.gif




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8合目と9合目の間のトレイルには、枯れた木が目立つようになる。 005.gif




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写真ではわかりずらいが、北の方角には“湯の湖”とその先の金精峠が見える。手前の植物は秋には真っ赤な実をつけるナナカマドだ。 072.gif




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9合目を過ぎると、勾配は緩やかになり、白樺やシャクナゲに混じってコバイケイソウなども生えている。 056.gif




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東側の山にかかる雲の動きが速く、まるで生き物が山を飲み込んでいく様にみえる。 072.gif




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山頂付近は赤土で、大きな火山岩がごろごろしている。




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山頂から北にのびる尾根。針葉樹林と広葉樹林の色合いが美しい。遠くに日光白根山をはじめ群馬の山々が見える。 072.gif




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9合目の標識から10分ほどで、大きな日本刀のオブジェが建つ山頂に着く。山頂は東西に長く、西には二荒山神社の奥の院がある。




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奥の院周辺は二荒山神社から登ってきたハイカーで賑わっていた。眼下には空より青い “中禅寺湖” が見下ろせる。 072.gif




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山頂の西の端にある2,397mピーク。ピークの先は断崖で風あたりが強い。
下山は二山神社側に降りる案もあるが、志津峠コースより長く急である。私たちはマイカー利用なので同ルートで志津峠に下山した。


私のこのトレイルへの評価:4★ 中級者向け
全行程距離:約6km, 行動時間:約6.5時間(山頂付近での1時間休憩込み)

翌日私は観光客で賑わう霧降ノ滝と霧降隠れ三滝と呼ばれる三瀑を訪ねるハイキングをした。ことらも素晴らしい滝の連続なので是非訪ねてみてください。

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by dream8sue | 2014-07-12 12:59 | 日光 国立公園 | Trackback | Comments(0)