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群馬の駅からハイク vol.4 : 東吾妻町 不動の滝から岩塔の岩櫃山     Mount Iwabitsu in Higashiagatsuma

Friday, October 31, 2014
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尾瀬シーズンも終り、今回は久しぶりの “群馬の駅から登るハイキング” 第4弾として、JR吾妻線沿線にある岩櫃山に行くことにした。 070.gif



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岩櫃山(いわびつやま)は、東吾妻町にある標高802mの岩山である。標高は高くはないが、奇岩、怪石からなる切り立った山容で、南面は約200メートルの絶壁になっている。(写真は夏に撮影したもの)

“群馬の駅から登るハイキング” vol.1~3 はこちらから↓
群馬の駅からハイク vol.1: 渋川市小野子 小粒でも登りがいたっぷりの小野子三山
群馬の駅からハイク vol.2: みなかみ町 上牧から登る上州三峰山 
群馬の駅からハイク vol.3: 安中市松井田町  碓井峠のアプトの道を歩く 



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ハイキングの始点駅はJR吾妻線の群馬原町駅である。 
高崎、前橋方面からJR上越線に乗り込むと渋川駅で万座・鹿沢口方面に行く吾妻線に替わる。
渋川駅から30分くらいで群馬原町駅に着く。 
下山は一駅先の郷原駅になる。

今回のルートは、岩櫃山の岩稜歩きの他に、一本松登山口に向かう途中にある、観音山不動の滝を楽しむことが出来るという1度で2つ美味しいトレイルだ。 060.gif
群馬原町駅から国道145号線にそって西に5分くらい行くと “岩櫃山登山道入口” の立派な標識がある。そこから国道の高架をくぐり沢に沿って上流に進む。 070.gif




f0308721_22214747.jpg20分ほど舗装道路を歩けば観音山入口の標識が現れるので、ここを右に行く。
なお、ここまでの車道は細い道のわりに交通量が多いので車には気をつけよう。 034.gif



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分岐からすぐに赤色が印象的な橋(観音橋)を渡れば、不動滝は近い。不動滝の駐車場周辺には冬桜?の木が植えられていて、今が正に満開だ。 056.gif



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冬桜の他にも、トレイル脇にはツリフネソウ、ゲンノショウコ、ヒメジョオンなどの里の草地や道端で見られる花々が私を楽しませてくれる。 056.gif
ハキダメギク(写真左)はこんな可愛い花なのに可哀想なネーミングだ。私ならもっと夢のある名前をつけてあがるのに・・ 002.gif 037.gif キバナアキギリ(写真右)は花は終わりガクだけが残っている。 056.gif



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そんな草花を観察しながら歩くこと群馬原町駅から約30分で不動の滝に到着。 071.gif 不動堂の横を通り対岸に渡る橋を渡れば滝壺まで行ける。 3段30mの滝だが近くからは最下段の滝しか見えない。 岩壁から落ちる滝が、浅く広い滝つぼを作り周囲の景色に溶け込んでいる。 072.gif



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滝の落口に行くトレイルが右岸の東屋の前から付いている。トレイルは “第3石門” と書かれた狭い洞窟の中に入っていく。クサリとハシゴが掛けられ暗黒の世界に私を誘う。 017.gif



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ちょっとドキドキ、いや、かなりドキドキ。。 025.gif 008.gif いくつになっても暗闇は怖いね。 037.gif



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ハシゴの先は真っ暗な洞窟の部屋になっていて、左手に洞窟を抜ける光の窓がある。 005.gif



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そして、その光の窓を抜けると、そこにはかすかに色づいた木立の間から観音山が見えていた。 072.gif 観音山周辺には他にも洞窟が何個かあるので探検してみるのも良いだろう(その場合は懐中電気必携) 070.gif



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洞窟を抜けるとすぐに滝の落口に行く踏み後がある。滝の落口は足場が悪く、柵などは設置されていないのであまり身を乗り出すと危険である。そこは自己責任でね。 034.gif



f0308721_23051295.jpgさて、滝周辺で遊んだ後は岩櫃山の一本松登山口まで、再び車道を北西にむかって歩く。

約0.5kmで広い交差点に出るので左(西)に曲がる。 070.gif




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さらに約0.5kmも行けば第2駐車場を経由して、1本の松ノ木が立つ一本松登山口の駐車場に着く。この道程にもこんな花のようなキノコを発見。秋の里道歩きは楽しいね。 060.gif



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f0308721_23062478.jpg群馬原町駅から一本松登山口までは約3km、滝めぐり、洞窟探検も含めて約1時間ってとこだ。 059.gif
一本松登山口の駐車場にも冬桜?が咲いていた。
コスモスや菊も咲いていて日本の里の秋って感じ! 056.gif 060.gif

一本松登山口には、お手洗いや休憩所も設置させている。 063.gif
ここから “沢通りルート”(東吾妻町の観光情報による名称)で岩櫃山頂を目指す。 070.gif




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登山口から100mで岩櫃城本丸跡への分岐を左に分ける。そして、はじめのうちは針葉樹林帯の緩やかな登り坂を行く。約400mで再び本丸跡に行くトレイルを左に見る。



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沢通しに西に進めば、あたりは広葉樹林の森へと植生が変わる。そして中国水墨画にあるような高く突き出た岩が両岸に立ちはだかってくる。静寂と神秘な趣を感じるところだ。 072.gif



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登山口から約1kmで櫃の口(天狗の蹴上げ岩)と言われる岩塔に突き当たる。ここが6合目で、ここからどんどん岩場へ登り上げて行く。



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ちなみに、ここは岩櫃城跡へ行く “尾根通り” や郷原駅からの登山ルートである “赤岩通り” “十二様通り” へ連結する分岐でもあるので、しっかり自分の行きたいトレイルと現在地を確認しておこう。



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櫃の口から少し登り、2つの岩壁に挟まれた岩の隙間のようなトレイルを行く。 005.gif



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だんだん急斜面になって、岩場まじりの尾根路をこなすと、突然見晴らしの良い小岩頭に出る。 071.gif



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小岩頭辺りが9合目。岩櫃山の山頂は狭いので休憩はこの岩頭周辺の方が良いだろう。 063.gif ここから見える岩櫃山直下の岩壁は切り立っていて、2本のクサリが掛かっている。遠目からは “え~!あんなブッ立ちの岩壁登れるの~?” ってビビってしまう程の急傾斜に見える。 005.gif 008.gif



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9合目の岩頭からクサリを頼りに一旦鞍部に下降する。 071.gif



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ナイフリッジを進めば山頂直下の岩壁に達する。近くで見る岩壁にはホールド、スタンスが結構ある。



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山頂岩壁は20mほどなので慎重に登ろう。034.gif



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岩櫃山頂は360度の展望で、眼前には上州の山々が広がっている。北面の紅葉が見事だ。 072.gif



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Amazing! The mountain was lovely colorings in the leaves. 072.gif



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9合目の岩頭の背景には東吾妻町や中之条町の市街地が見える。 おや?クサリ場に誰かいるよ。Sueだ! 029.gif



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山頂からは “密岩通り” と呼ばれる岩稜ルートに進む。ここからが岩場ルートのハイライトだ。 070.gif



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色鮮やかに紅葉した尾根路を少し行くと、南側が断崖絶壁になった岩場をトラバースする。高所恐怖症の方には怖いよ~!008.gif



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ヤセ尾根に登ったと思ったら、今度はクサリを使って反対側に下降する。



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そして石門をくぐり・・ 005.gif



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クサリ場を降りた先の岩陰には “鷹の巣遺跡” と呼ばれる弥生時代の墓がある。弥生時代には再葬の風習があり、いったん埋葬した遺体を掘り上げて骨を土器に入れて再び別のところへ葬ったそうだ。このような墓を「再葬墓」と呼び、鷹の巣遺跡から出土した土器の中からは人骨がみつかっている。その土器は東京国立博物館と明治大学考古博物館に保管されているらしい。 045.gif



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鷹の巣遺跡から反対方向に少し降ると、細い岩のナイフリッジ “天狗の架け橋” がある。



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天狗の架け橋は、細い部分で体操の平均台ぐらいの幅だ。 005.gif 天狗の架け橋の手前に迂回路の看板があるので、怖いと思ったら迷わず迂回路を歩こう。 034.gif
天狗の架け橋から鞍部に降り、さらに500mくらい降れば密岩登山口に着く。密岩登山口から郷原駅までは舗装道路を古谷T字路を経由し2km弱だ。




f0308721_214726.jpg標高も低く小ぶりの山であるが、展望と岩場歩きが楽しめるピリカラの山だ。 045.gif

特に新緑と紅葉の頃がお勧めだ。 049.gif 058.gif


私のこのトレイルへの評価:5★ 中級者向け

行程距離:約7km(JR群馬原町駅‐観音山入口‐不動の滝‐第3石門‐一本松登山口‐櫃の口‐岩櫃山頂‐天狗の架け橋‐密岩通り登山口‐JR郷原駅)

高低差:約400m 行動時間:約4時間(休憩込み)

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by dream8sue | 2014-10-31 01:18 | 群馬の駅からハイク | Trackback | Comments(0)

尾瀬 燃える秋 燧裏林道と沼山峠から尾瀬沼      Hiuchiurarindo & Numayamatōge in Oze NP 

Sunday, October 19, 2014
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尾瀬外環一周ルートの2日目。前日は鳩待峠から尾瀬ヶ原を経由し渋沢温泉小屋で一泊した。念願の渋沢大滝は予想通りの美しい滝だった。 043.gif 072.gif
本日は燧裏林道から福島側の御池登山口に出て、そこからシャトル移動で沼山峠登山口に入り、大江湿原、尾瀬沼経由で大清水に戻る。 070.gif

渋沢大滝を見たい方はこちらから→“尾瀬 秋晴れのヨシッポリ田代と渋沢大滝  Shibusawa falls in Oze National Park”



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渋沢温泉小屋から燧裏林道分岐までは小屋の裏を流れる渋沢を渡り渋沢右岸の高みへハシゴを登る。高みからは朝日に照らされた紅葉がまるで燃える山のように輝いていた。 072.gif Sooooo beautiful!!!! 072.gif



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すぐに渋沢大滝への分岐を右に分ける。小沢伝いの急なトレイルをぐんぐん登る。おそらく今回のルートの中で一番の急登だろう。 042.gif 071.gif



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トレイルは雑木林とネマガリダケ(大型の笹)を切り開いた路で、落ち葉の絨毯が半端ではない! 072.gif 10月中旬だというのに、尾瀬は晩秋の面持ちで静かに朝を迎える。



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昨夜はダウンジャケットが欲しくなるほど冷えた。足元の落ち葉にも霜が降りていた。 005.gif



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やがて傾斜が緩やかになりだすと、辺りは小沢の染み出しでぬかるんでくる。水分が多いせいか、笹も他の植物も青々としている。切り株の周りにゴゼンタチバナが群生していた。まるでゴゼンタチバナの塔のようだ。 005.gif 072.gif



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渋沢小屋を出てから約1時間30分、ようやく燧裏林道の分岐に合流する。 042.gif
燧裏林道は燧ヶ岳北面の山腹を通り、御池登山口から尾瀬ヶ原へ続いているトレイルだ。
燧裏林道の分岐付近には小さな天神田代という湿原があるらしいのだが、雑木の藪のような感じでよく分からなかった。 039.gif



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でも、水源が近いためミズゴケなども生植している。朝日がミズゴケをスポットライトのように照らしていた。 072.gif



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燧裏林道はブナの巨樹が生育する森の中に木道が敷かれている。が、この時季は木道の上に霜が降りるので大変滑りやすい。気を抜くとアイススケーターのように木道の上を滑ることになるので注意が必要だ。034.gif



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この燧裏林道は、渋沢温泉への分岐から御池までの約3kmの間に、天神田代から始まり、西田代、横田代(ノメリ田代)、上田代、姫田代、御池田代と大小の湿原が次々に点在している楽しいトレイルだ。出戸深沢を過ぎるとすぐに西田代が現われる。



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連続して横田代(ノメリ田代)に入る。階段状につらなる池塘が、まるで段々畑のようで面白い。 072.gif



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冷え込みで草紅葉も真っ白! 005.gif 072.gif

 

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霜の縁取りをつけたこの植物は何だろう? 039.gif 056.gif



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入深沢を超えて小さな樹林帯を過ぎると燧裏林道最大の上田代が現れる。草紅葉の大湿原の先に見えるのは大杉岳だ。 072.gif

 

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上田代から緩やかに降った先には、名前のように可愛らしい姫田代がある。 072.gif



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そして、田代坂と呼ばれる坂を降りきれば、高石沢が流れこむ御池田代に着く。 ここまで来れば御池登山口は近い。 070.gif



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トレイルはすべての湿原を後にして、ダケカンバの美しい樹林帯に入る。 072.gif 右に燧ヶ岳へのトレイルを分けて、整備された木道を東に進めば御池登山口の駐車場に着く。 071.gif



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渋沢温泉小屋から約3時間30分で御池登山口に到着。 066.gif
ここからシャトルに乗り沼山峠に向かう。
シャトルバスはぼ30分間隔で発車しており、御池~沼山峠間 520円。 065.gif



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シャトルバスは約20分で沼山峠に到着。
沼山峠登山口は右(南)の針葉樹林の尾根につけられている。
ちなみに左(北)には七入(桧枝岐村/ひのえまたむら)へ通じる旧道トレイルがある。
シーズン中はバスが運行しているので実際にはほとんど歩く人はいないだろうが、昔の会津街道をしのぶルートとして面白しろそうだ。 045.gif



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さて、登山口から沼山峠までは針葉樹林の中に敷かれた木道を登る。ほどなく視界が開け沼山峠の標識がある。かつて山火事で焼けたことがあることから、別名焼山峠(やけやまとうげ)とも呼ぶらしい。峠から100mほど降れば右に展望台がある。展望台からは大江湿原から尾瀬沼が一望に見下ろせる。 001.gif



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展望台からは下り一方で、どんどん降って大江湿原までは20分くらいだろう。広大な大江湿原(大江川湿原ともいう)は、春にはミズバショウ、夏にはニッコウキスゲの群生地で有名だ。秋に訪れたときにはミヤマアキノキリンソウやトリカブトが満開だった。 056.gif 湿原を北から南に向かって行くと、途中に小淵沢田代に向かう分岐が左に路を分ける。

秋の大江湿原を見たい方はこちらから→“尾瀬 尾瀬沼から小淵沢田代を経てニゴリ沢を降る   Ozenuma in Oze National Park”



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尾瀬沼に向かってさらに南に進めば浅湖湿原方面から来る尾瀬沼周遊トレイルと合流する。 070.gif



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大江湿原のシンボル“3本カラマツ”も見事に紅葉していた。 072.gif 072.gif 072.gif



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大江湿原の中央には大江川が流れ尾瀬沼に注ぎ込んでいる。



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尾瀬沼周遊トレイルと合流し、尾瀬沼に沿って南に行けば尾瀬沼ビジターセンターに着く。長蔵小屋や尾瀬沼ヒュッテなどの宿泊施設もある。 063.gif
ビジターセンターから南に少し行ったところがマッポリ湿原で、この辺りが福島と群馬の県境。東北と関東の境目になるが、地面に線は引かれていない。 041.gif



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尾瀬沼と燧ケ岳、いいね! 049.gif 072.gif



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ビジターセンターから尾瀬沼の東側を20分も歩けば、大清水からのトレイルが合流する三平下に着く。ここで尾瀬沼とはお別れだ。 029.gif



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三平下からオオシラビソなどの針葉樹林帯の中の急登を20分くらい登れば三平峠に着く。ここから南に笹藪に囲まれた木道を緩やかに降っていく。やがて片品川の谷が見渡せる展望台を過ぎると、辺りはブナやミズナラの広葉樹林に姿を変えていく。十二曲りのスイッチバック辺りで傾斜もきつくなり、標高が下がるほどに紅葉が色鮮やかになっていく。 072.gif 070.gif



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岩清水の水場を過ぎると、やがてトレイルは沢の左岸に沿って一ノ瀬の休憩所に至る。 063.gif 一ノ瀬の休憩所周辺から大清水までの林道はまさに燃える秋だった。 005.gif 072.gif



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夏に尾瀬沼を訪れた際には、一ノ瀬休憩所~大清水間は低公害車両試験運行が行われていたので、この間を歩くことなく15分で低公害車で送迎してもらった。 040.gif
しかし、今回はゆっくりこの車道を紅葉を愛でながら歩く。これもまた良しだ。 049.gif 070.gif



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夏の大清水~尾瀬沼を見たい方はこちらから→“尾瀬 イワショウブ咲く過ぎ行く夏の尾瀬沼   Ozenuma in Oze National Park”




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三平下から約2時間、沼山峠登山口から約3時間で、群馬県側の尾瀬の玄関である大清水に到着。 066.gif バス停周辺には休憩所や売店、山小屋などもありバスの待ち時間も楽しく時間つぶしが出来る。 063.gif なお、大清水からJR沼田駅に行くバスは 15:50 が最終だ。 034.gif



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私の尾瀬フリークは7月のワタスゲ咲く尾瀬ヶ原から始まった。
今回の山行が今年の尾瀬の締めくくりとして私の中では理想的なものであった。
来年は今年見れなかったミズバショウの大群落を見るために雪解け早々に尾瀬に入ってみたい。
私の尾瀬マスターへの道は続く・・・ 070.gif



私のこのトレイルへの評価:5★ 初級者~中級者向け
行程距離:約16km(渋沢温泉小屋‐燧裏林道‐御池=(シャトル移動)=沼山峠‐大江湿原‐尾瀬ビジターセンター‐三平峠‐一ノ瀬‐大清水)
行動時間:約7時間(シャトルバス移動、休憩込み)


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by dream8sue | 2014-10-19 09:37 | 尾瀬 国立公園 | Trackback | Comments(0)

尾瀬 秋晴れのヨシッポリ田代と渋沢大滝  Shibusawa falls in Oze National Park

Saturday, October 18, 2014
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今年6回目の尾瀬ハイク、ってどんだけ尾瀬好きなん!? 003.gif。 尾瀬国立公園内のほとんどの山小屋は10月中旬にはクローズする。なのでおそらくこれが今シーズン最後の尾瀬再訪だろう。尾瀬ヶ原から始まり、尾瀬沼、アヤメ平、至仏山、笠ヶ岳、燧ヶ岳と定番メニューは歩いた。と言うことで、今シーズン最後のルートは、鳩待峠から尾瀬ヶ原を経由し尾瀬の奥座敷とも言える渋沢温泉小屋に泊まり、燧裏林道から福島側の御池登山口に出て、そこからシャトル移動で沼山峠登山口に入り、大江湿原、尾瀬沼経由で大清水に戻るという、いわば尾瀬外環一周ルートだ。 070.gif



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鳩待峠から山ノ鼻までの約3kmは木道伝いの緩やかな下り坂だ。ワタスゲが咲いていた頃(7月)とはガラリと雰囲気が変わっていた。



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ゆっくり歩いて約1時間、山小屋やビクターセンターなどがある山ノ鼻に近づいたとき、何やら足元でちょろちょろ動く動物が・・オコジョだ! 005.gif
初めて見るオコジョなる小動物に感激。もっと大きな動物をイメージしていたが、ネズミみたいに小さくて、動きもとても速く写真にはおさめられなかった。残念! 002.gif

これはビジターセンターで配布しているパンスレットの写真。
説明によれば、オコジョは小柄な体格ながら、意外と凶暴な肉食獣であり、自分よりも大きなウサギなども単独で捕食するとのこと。 005.gif
可愛い顔して肉食系!う~ん、親近感をおぼえるな~、いいぞいいぞ、頑張れ肉食系。天敵(抗癌剤の点滴にかけてます)なんかに負けるな!003.gif



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山ノ鼻からは上田代の湿原を牛首分岐まで行く。今年は夏(7月)、秋(9月)と尾瀬ヶ原を歩いているが、どの季節とも違う顔を見せてくれる。

秋(9月)の尾瀬ヶ原と至仏山登山を見たい方はこちらから→“尾瀬 秋色の尾瀬ヶ原から至仏山  Shibutsusan in Oze National Park”



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後ろに至仏山、前に燧ヶ岳を見ながら木道を1時間弱も歩くと、牛首分岐に着く。たくさんのハイカーが休憩している。 063.gif
大きな荷物を担いでいくボッカマンも尾瀬の景色の一部になっている。以前、ボッカマンに聞いたことがあるが、70kgくらいで軽いほうだと言っていた。山小屋も今日が最後の営業似日のところが多いが、彼らの仕事もそろそろ終りなのかな?



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牛首分岐からは左(北東)に折れ、中田代~ヨシッポリ田代に向かう。左に景鶴山を見ながらたくさんの池塘を過ぎていく。池塘に浮かぶ水草の紅葉が9月に来た時に比べ一段と色濃くなっている。 072.gif



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木道の左、泉水田代の池塘に一羽のカモが飛来していた。私のすぐ近くまで来てダイブして反転した。まるで私に自分の演技を見せ付ける体操選手のようだ。 071.gif 003.gif



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左側には白樺林と9月に登った至仏山がそびえている。 072.gif



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中田代~ヨシッポリ田代にかけては、尾瀬の中でも白樺の美しさが有名だ。 072.gif



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トレイルは一旦、拠水林(湿原中を流れる川に沿って発達した林)の中に入り、下ノ大堀を渡る。その先の夏にはニッコウキスゲの群落地となる大湿原を過ぎると、また大小の池塘群が現れる。この辺りの池塘は小さな浮島をもち、バックに燧ヶ岳を控え、絵になる池塘No.1ではなかろうか?また、ここはモウセンゴケの群生地でもある。 072.gif 056.gif



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カメラマンがしきりにシャッターをきっていた。  049.gif



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牛首分岐から1時間弱でヨッピ吊橋に出る。右に竜宮方面に路が分岐している。ヨシッポリ田代へは吊橋を渡り北東へ進む。 070.gif



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吊橋の先にはヨシッポリ田代が景鶴山、ヨサク岳そして見事な白樺林を従えて広がっている。 072.gif



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田代の名前になったヨシッ堀を渡り、広い湿原の先にあるのが東電小屋だ。ヨッピ吊橋から東電小屋までは約20分。一段高みにある東電小屋は至仏山の好展望で有名な小屋だ。 049.gif



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葉を落とし白い幹をむき出しにした白樺の森。いつもの事ながら自然は偉大な芸術家だと感じるのは私だけ? 072.gif 072.gif 072.gif

夏のヨシッポリ田代を見たい方はこちらから→“尾瀬 白樺林が美しいヨシッポリ田代 Ozegahara in Oze National Park”




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東電小屋の前をぬけて、樹林の中を降ると小さな湿原に出る。その先に1本の白樺がシンボルのように立っている尾瀬ヶ原橋がある。



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橋の上から川下に目をやる。静かな流れが只見川となり、最終的には阿賀野川となり日本海に流れていく。



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尾瀬ヶ原橋を渡った先にあるのが赤田代の湿原だ。眼前には先週登った燧ヶ岳が大きく聳えている。すそ野に広がる広葉樹の森がまるで雲の海のように見える。 005.gif 072.gif

御池(福島側)からの燧ヶ岳登山を見たい方はこちらから→“尾瀬  やっと登れた燧ケ岳   Mount Hiuchigatake in Oze National Park”
尾瀬沼(群馬側)からの燧ヶ岳登山を見たい方はこちらから→“尾瀬 霧の燧ヶ岳と尾瀬沼に咲く花たち  Mt. Hiuchigatake and Ozenuma in Oze National Park”




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ほどなく見晴十字路と温泉小屋をつなぐ木道と合流する。左に曲がり沢を渡ると前方に温泉小屋と元湯山荘が見えてくる。
赤田代という地名が示すとおり、敷地内からは鉄分を含んだ赤っぽい20度の冷泉が沸いているそうだ。機会があったらぜひ泊まってみたい宿だ。 045.gif



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温泉小屋の手前に今にも倒れそうな古木がある。たくさんのコブ付きだ。 037.gif



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東電小屋から1時間弱、鳩待峠登山口から約4時間で段吉新道(右)の分岐に着く。左は三条の滝へ行くトレイルだ。が、何やらお知らせが貼ってある。"三条の滝展望台は10月15日より雪害防止対策のため利用できなくなります" すでに展望台へ降りるハシゴなどが撤去されているようだ。三条の滝を目当てに来たハイカーはとても残念な結果となってしまった。

三条の滝を見たい方はこちらから→“尾瀬 尾瀬ヶ原のワタスゲと三条ノ滝    Ozegahara and Sanjo falls in Oze National Park”



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分岐を右に曲がり段吉新道に入る。段吉新道はほぼ水平に燧ヶ岳の山腹を巻き、小さな沢を2つ、大ゾリ沢を越えて裏燧林道の分岐に連結してる。 070.gif



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段吉新道に入って1時間弱で三条の滝に行く三差路に着く。右に行けば裏燧林道を通り御池登山口まで行ける。渋沢温泉小屋に行くには三条の滝トレイルに入り、すぐにまた右に折れる分岐がある。



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次に現れたこの分岐を右(小沢平方面)に行けば、渋沢温泉小屋に通じる原生林の中のトレイルとなる。左はうさぎ田代を経て三条の滝に行くトレイルだ。 070.gif



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分岐からすぐの所にあるうさぎ田代に寄り道してみた。
ここはとても小さな湿原でホットする雰囲気をもっていた。
夏には細い木道しかなかったのに、いつの間にか立派な木道に作り替えてあった。
小さな湿原には前の細いトレイルの方が似合っていた気がするが・・ 039.gif



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分岐に戻り渋沢温泉小屋に向かう。原生林の中はブナやミズナラ、トチノキの他にもツタウルシ、カエデと言った広葉樹林帯で、それはそれは美しい紅葉の森だった。 072.gif 072.gif 072.gif



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黄金色の世界を歩くのは実に楽しい。 070.gif 060.gif 落ち葉の絨毯も一層ふかふかになり、森に抱かれていることを実感できる。 043.gif



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やがてトレイルが急な下り坂となって、左下に只見川が迫ってくれば渋沢温泉小屋は近い。



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坂を降りきった所で小沢平登山口への分岐を左に分ける。分岐を真っ直ぐ行けばすぐに渓谷と尾根に挟まれた台地に2階建ての渋沢温泉小屋が建っている。
登山口から約6時間で到着だ。しかし、秋の夕暮れはつるべ落としなので、小屋にチェックインしたら、余分な荷物を置いてすぐに渋沢大滝に向かおう。

ちなみに、分岐を小沢平方面に曲がり、さらに只見川に沿って上流に行った所に“鎧嵓(よろいぐら)”という玄武岩の柱状節理があるので、時間があれば立ち寄ると良いだろう。小屋から往復1.5~2時間くらいだ。



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渋沢大滝へは、小屋の下を流れる渋沢を徒渉し、対岸の尾根に付いたハシゴを登る。このトレイルは裏燧林道にある天神田代に行く路だ。 070.gif



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西日が木々を一段と鮮やかに照らしだす。今秋は、今までアメリカにいて見れなかった10年分の日本の紅葉を見た気がする。Autumn in Japan is really awesome. 072.gif 072.gif



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天神田代に行く尾根路を登りだして程なく、滝へのトレイルが右に付いている。



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滝へのトレイルは右岸(川下に向かって右)山腹を上流に向かって行く。途中、渋沢に流れ込む小さな沢をいくつか渡る。



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踏み後は余りしっかりしたものではないし、複雑に支尾根を越えていくので見失わないように気をつける必要がある。途中に青々したシダの群落を横ぎる。ここだけ季節がタイムスリップしたようだ。 005.gif



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紅く染まったツタや黄色い衣を着た樹木の間から沢音が聞こえてくる。滝は近いぞ! 070.gif



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トレイルが沢に導かれて間もなく、前方にどうどうと落ちる渋沢大滝が現れる。 落差50mの滝で、三条の滝にはその大きさでは及ばないが、滝下まで近づくことが出来るので肌でその迫力を感じることができる。 005.gif 049.gif



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右岸の側壁にも壁をはうように落ちる滝がある。また、滝周辺の紅葉が滝の美しさをチアアップしているようだ。 049.gif 072.gif



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2つの滝を何とか1枚の絵におさめてみた。私は豪快な三条の滝よりも、周囲の景色と溶け込んで風情をかもし出している渋沢大滝のほうが好きかな。。 045.gif 049.gif
なお、渋沢大滝は渋沢温泉小屋から往復1時間(慣れていないと2時間)であるが、ルートファインディングがやや難しいので、暗くなってからの歩行や、初心者同士のハイクは避けた方が良い。 034.gif



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3000m級の山でもないのに、10月中旬で小屋がクローズするって早くない?って思ったが、1晩泊まって実感した。寒い!空気が冷たい!ダウンジャケットを持っていかなかったことを後悔した。尾瀬のシーズンって本当に短いね。
翌日はいよいよ裏燧林道で~す! 060.gif


私のこのトレイルへの評価:5★ 中級者向け
行程距離:約16km(鳩待峠‐山ノ鼻‐牛首分岐‐ヨシッポリ田代‐赤田代‐段吉新道‐渋沢温泉小屋‐渋沢大滝往復)
行動時間:約7時間(休憩込み)

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by dream8sue | 2014-10-18 10:58 | 尾瀬 国立公園 | Trackback | Comments(0)

戸隠表山は登山のおもちゃ箱    Mount Togakushi in Myōkō Togakushi renzan National Park

Thursday, October 16, 2014
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1泊2日の信州ハイキングの2日目は以前から確認ハイキング?したいと思っていた戸隠山だ。何故、確認ハイキングかというと、昔、残雪期の4月に確かに蟻ノ塔渡を登っているのだが、アプローチや蟻ノ塔渡に至るまでの岩稜ルートの記憶がほとんど無いからだ。それに秋の戸隠の美しさには定評があり、一度歩いてみたかった。 045.gif




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前日、飯縄山を登り中社に宿をとった私は、朝食前に近くの “小鳥ヶ池” を散歩した。 070.gif
戸隠神社周辺には小鳥ヶ池の他にも “みどりが池” や “鏡池” などの湖池がある。
新緑や紅葉の頃に湖面に映る木立の美しさはピカイチなので是非ハイキングの途中で立ち寄りたいスポットだ。 049.gif

戸隠山へのアクセスは前日の飯縄山ハイキングを参照してください。→ “上信越 秋の飯縄山は黄金の惑星  Mount Iizuna in Jōshin'etsu-kōgen National Park”





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通常、戸隠山へのアプローチは戸隠神社の奥社参道入口からであるが、私は鏡池経由で行くことにした。
宿を1時間早くチェックアウトして鏡池まで歩く。
時間の無い人は鏡池までは舗装道路なのでタクシー利用も可能だ。
鏡池の堤防にはすでにたくさんのカメラマンが陣取っていた。 005.gif




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It did not shine yet on the surface of the lake of Kagamiike. Photographers were waiting patiently for hitting sun on the surface of the lake. I took the photo quickly since I did not have time for waiting sunshine.

鏡池の湖面にはまだ陽が当たっていない。カメラマン達は湖面に陽が当たるのを辛抱強く待っている。 058.gif ハイカーの私は時間がないので、立ち去りがたい思いを振り切って先を急いだ。




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鏡池から戸隠山登山口までは森林植物園を横切り、戸隠神社奥社に続く参道の途中にある髄神門に出る。
鏡池に流れ込む水源に沿って北に向かう。すぐに天命稲荷の境内に出るので、そこを右(北東)に進めばおのずと森林植物園に入って行く。070.gif




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森林植物園は71万㎡という広大な自然公園で、野鳥の森と言われるほど数多くの野鳥が棲息している。朝の凛とした空気の中を歩いていくと、私の足音に一斉に野鳥が飛び立ち、辺りを旋回してまた近くの木立に戻ってくる。もうそれだけで野鳥とお友達気分になれ何か徳をした気分だ。 060.gif 035.gif ルンルン気分で歩く遊歩道には、こんな倒木による破壊もある。 これも大自然だからこそのありさまである。005.gif




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鏡池から20分強で戸隠神社参道の赤門と呼ばれる隋神門に着く。ここから杉並木を戸隠神社奥社まで入る。天を貫くような杉の巨木(樹齢約400年というクマスギ)が山岳信仰の歴史を感じさせる。 005.gif




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杉並木が切れて石段を登りきったところに、戸隠神社奥社が迫る岩壁に守られるように建っている。 頭上に見えている、いくつもの鋭角な岩峰をもつ岩場が戸隠表山の縦走路だ。




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奥社拝殿の少し手前の社務所脇に表山一般ルートの登山口がある。登山ポストも記入用紙も設置されているので必ず入山届を提出して行こう。 034.gif
戸隠山は北ア、中ア、八ヶ岳、南アに比べて圧倒的に墜落死が多い。 025.gif “あなたの生命はあなた自身が守ってください” という案内板の文言が印象に残る。




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トレイルは社務所背後の急な尾根に続いている。




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いきなり物凄い急登だ。 042.gif けれど広葉樹の見事な紅葉と相まって気分は上々だ。 072.gif 060.gif




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急登をこなし、平らな狭い尾根に出る。そのまま尾根を進むといよいよ鎖場の始まりだ。 017.gif




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短い鎖場をこなすと、すぐに巨大な岩壁に突き当たる。そこが “五十間長屋” と呼ばれる場所だ。 009.gif




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五十間長屋には石仏が置かれ、修験者がなにやら呪文を?あげていた。 013.gif
私も含め、戸隠ハイカーは信仰に関わりなく、また山岳信仰の歴史に興味が無くて登る人が大部分だろう。だが、戸隠は信仰で開かれた山であることは事実であり、遺跡が所々で顔を覗かせている。 034.gif




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五十間長屋の岩壁を左に回り込むように進むと、下部がえぐれた “百間長屋” の岩場に出る。岩場の張り出しの下をくぐるようになおも左上する。 071.gif




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修験者修行の場所と言われる10mの垂壁 “西窟” の下を通過すると、トレイルは右に回り込むようになり、クーロワール状の岩壁に突き当たる。
はじめに直登してから右にトラバースし、クーロワールを更に右上する。これが意外と怖い! 008.gif
“え~!ここで間違いないよね~?” と言う私の問いに、後続の赤い帽子の単独者が “間違いないです。ここしかルートは無いです” と自信満々に答える。 004.gif




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何とか “天狗の露路” といわれるコルに登った私の後を赤い帽子の単独者がフォローしてくる。自信満々に言った割には私以上にビビっている様子。 037.gif この傾斜だから無理もない。久しぶりの岩登りは怖いよね~。008.gif




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その後も泥まじりの岩場30m、10mの鎖場など、両側の切れたリッジ通しに進む。




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リッジ上からは左の不動沢を挟んで本院岳(2,030m)をはじめ西岳のアルペン的風貌が望まれる。こんな風景を見せられてはテンションも上りまくる。胸キュンキュンだね。016.gif 060.gif




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小さな岩場をいくつか越すと “胸突き岩” の難所となる。斜度70度、15mの鎖場だ。上部は3mほど右へトラバースする。




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赤い帽子の単独者もしっかりフォローしてくる。




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胸突き岩を登り切ると、いよいよ目指す稜線、八方睨が眼前に現れる。だか、安心するのはまだ早い、最後の難関、“蟻ノ塔渡” から “剣の刃渡” の超ナイフエッジが待っている。
しかし、必要以上に心配することはない。右下のバンド(エスケープルート)から巻く事も可能で、先行パーティーはこのエスケープルートから蟻ノ塔渡を越えようとしている。




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さて、私の番だ!当然ナイフエッジを平均台歩きのように直進する。 不動沢側(西側)は200m以上も切れ落ちている。 025.gif 蟻ノ塔渡20mはトントンと渡れた。が、最後の5mの剣の刃渡は、下り気味で50cmも無いかと思えるくらい狭い! “怖ッ!、無理無理!008.gif” と言うことで最後は四足歩行でした。 003.gif




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蟻ノ塔渡から左に目をやれば、西岳から落ちているダイレクト尾根、P1尾根辺りの岩稜が見てとれる。“なんじゃこの複雑な地形は!” 005.gif
冬季登攀というと剣岳や穂高岳の岩場を連想するが、戸隠山は中級山岳ならではの難しい要素が詰まった山だ。夏はブッシュや草付が多くぱっとしないが、冬になるとその姿が一変する。ブッシュがすさまじいばかりのキノコ雪になり、草付きはいやらしいベルグラをまとい氷化する。そして雪もつけない黒々とした岩壁が立ちはだかる。
その昔、冬季登攀をしていた頃の私が抱いた戸隠山へのイメージは、そんな地味だが厄介な存在の山だった。そして私が冬の戸隠に足を踏み入れることは無かった。残雪期の蟻ノ塔渡で終っている。 002.gif




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なんて・・蟻ノ塔渡を歩きながら過去の苦い思い出がよぎる。 021.gif 振り返れば前日に登った飯縄山が赤城山(群馬県)のように広いすそ野を広げて横たわっていた。 072.gif




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ルート核心部の蟻ノ塔渡、剣の刃渡をこなせば、八方睨までは一投足である。 最後のチムニー状の岩場を登れば平らな八方睨山頂に着く。 070.gif




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ふと下を見れば、赤い帽子の単独者は何を血迷ったのか、エスケープルートでも無く、リッジを歩くでもなく、リッジの東側壁をトラバースしているではないか!見ているこっちの方がハラハラしちゃう。 “おーい、落ちるなよ!” 025.gif




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戸隠神社奥社の登山口から2時間(宿を出てから4時間)で八方睨山頂に到着。 066.gif ここは360度の展望が楽しめる。 072.gif
戸隠連峰は南から西岳、表山、裏山という3エリアに大別される。表山はこの八方睨から北の一不動、五地蔵山までを言う。 034.gif




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そして、この八方睨から西に延びる稜線が本院岳、西岳の熟達者向けのトレイルだ。西岳の後方には白馬連峰が見える。 072.gif




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北には裏山と呼ばれるエリアの、そして戸隠連峰の盟主、高妻山(2,353m)から乙妻山(2,318m) がどっしりとした山容で鎮座している。他の2000mの山々に比べ位置的に目に付きづらく、私はこの高妻山の存在はまったく知らなかった。 046.gif
高妻山は裏山という地元の呼称には気の毒なほど立派な山だ。戸隠連峰の最高峰とは言っても、ひと際高く聳えるその姿は、まるで単独峰のようである。 072.gif 049.gif




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八方睨山頂でゆっくりランチを楽しんだら、尾根伝いに北に向かう表山の縦走路に取りかかろう。ここから先は岩場や鎖場は無いが、東面は稜線から一気に切れ落ちた大懸崖をなしているので気を抜かずに行こう。034.gif
歩き出してすぐに、先ほど歩いた蟻ノ塔渡を横から見ることが出来る。




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八方睨から10分程度で戸隠山(1,904m)のピークに着く。右後ろには夏に登った黒姫山の美しい山並みが見える。左の富士山形のピークが小黒姫山だ。 072.gif




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東面の彩り鮮やかな樹林帯の中に、参道の杉並木が真っ直ぐ東に伸びているのが分かるだろうか。 034.gif




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縦走路の東面には威圧的な岩峰が現れ、滑り台のように大きく切れ落ちたスラブが紅葉の森まで続いている。 005.gif




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表山全体と言ってよいほど、写真右端のオオバイワカガミが群生している。こんなにイワカガミが多いとは思わなかった。開花時期のこのトレイルも見事だろうなぁ~。 056.gif 043.gif




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八方睨からいくつもの小ピークを登降すること1時間半、そろそろ一休みしたいなぁと思った所に “九頭龍山(1,883m)” が現れる。




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九頭龍山周辺から見える高妻山はますます気品高く、大きく迫ってくる。カッコいい~! 004.gif 016.gif




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九頭龍山から約1時間の降りで一不動のコルに着く。ここにはブロック造りのしっかりした避難小屋がある。15人くらい収容可能でいざという時や、表山から裏山へ縦走する場合などに便利だ。水場は下山路である大洞沢へ10分も降れば一杯清水という水場がある。




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下山路は一不動のコルから右に折れ、東側の大洞沢の源頭へ向かって進む。 一不動周辺からみた五地蔵山東面の紅葉が疲れた身体に元気をくれる。Amazing! 066.gif 072.gif 072.gif




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大洞沢に沿って付いたトレイルは、路というより沢そのものである。水量が多い時期などは靴を濡らすことになるだろう。降りだして20分くらいで不動滝の上に出る。 057.gif




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不動滝は見るには美しい滝だが、さすがにこの滝を真っ直ぐ降りることはできない。 072.gif




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滝の落口から3mくらいのスタンスの乏しい垂直の岩を鎖を頼りに降りて、さらに右の岩壁(右岸)を大きくトラバースする。スリップに注意して慎重に通過しよう。 034.gif




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不動滝の下にも15mくらいの鎖の付いた滝がある。 034.gif




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沢沿いにどんどん降ると、眼下に戸隠牧場が見えてくる。あそこがフィナーレだ!




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トレイルは大洞沢を左岸に渡り返し、沢から離れ緩やかになる。紅く染まった広葉樹林帯を少し行けはおのずと戸隠牧場に入って行く。 070.gif




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戸隠牧場は広々として周囲の眺めもよく、とても気持ちの良いところだ。牧場の背景には表山の屏風を連ねたような懸崖が聳え、前面には飯縄山や黒姫山の山すそが広がっている。一気に緊張感が解け、牛が草を食むのを見ながらのんびりと牧場の中を行く。牧場入口から10分も行けば戸隠キャンプ場のバス停に着く。 066.gif




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紅葉を映す美しい湖池から始まり、歴史を感じさせる参道、エキサイティングな岩登り、展望のよい縦走路、最後はまさかの沢下り。まるで登山のおもちゃ箱の中で遊んだ1日だった。 060.gif 043.gif
いつか私の体力が戻ったら、今度は高妻山か、西岳の縦走をしてみたいな。冬季登攀は出来なかったけど、気になる存在の山、戸隠を今度はハイキングで歩いてみたい。

私のこのトレイルへの評価:5★ 上級者向け
行程距離:約10km(中社‐鏡池‐隋神門‐戸隠神社奥社‐八方睨‐戸隠山‐九頭龍山‐一不動‐戸隠牧場‐戸隠キャンプ場バス停)
高低差:約700m 行動時間:約9時間(休憩込み)

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by dream8sue | 2014-10-16 07:45 | 妙高戸隠連山国立公園 | Trackback | Comments(2)

秋の飯縄山は黄金の惑星    Mount Iizuna in Myōkō Togakushi renzan National Park

Wednesday, October 15, 2014
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抗癌剤の副作用が気になるも、紅葉が見ごろのこの時期を逃すてはないと1泊2日の信州ハイキングを決行。 場所は険しい岩場の連なる戸隠山と、戸隠山から南東へ直線距離で10km余りの場所にある、美しい双耳峰の飯縄山(飯綱山ともいう)である。
メインは戸隠山なので、正直、飯縄山にはあまり期待していなかった。 ところが、訪れた時季が良かったのか、紅葉、黄葉のけんらんたる色彩に染まった黄金の惑星がそこにはあった。 072.gif 070.gif




f0308721_19572957.jpg<公共交通の場合>
JR高碕駅から長野新幹線の始発に乗り長野駅で下車。 長野駅西口(善光寺口)川中島営業所前⑦番乗り場から戸隠キャンプ場行のバスが出ている。 南登山道(一ノ鳥居コース)は飯綱山登山口で下車。長野駅から約45分。 059.gif
バスを降りてから、一ノ鳥居登山口まで北に向かって別荘地を20分ほど歩く。 071.gif

<マイカーの場合>
上信越自動車道長野インターか信濃町インターが利用しやすい。 特に信濃町インターは渋滞も少ない。 国道18号を長野市街地方向に進み、「柏原小入り口」交差点を右折、県道36号線で黒姫山山麓を通って戸隠キャンプ場、奥社入り口、飯綱山登山口へと南下する。




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南登山道は一ノ鳥居園地にトイレと駐車場があるのでマイカー利用の場合はここに車を止めることができる。




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大鳥居をくぐり少し行くと林道が交差している。 そこに木製の鳥居があり、ここからが登山道の始まりだ。 070.gif




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トレイルに入ったとたんに、足元には落ち葉の絨毯が出迎えてくれる。 005.gif 072.gif




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“え、何この黄金ワールド!” 登山口からは想像できないくらい、雑木林の中は黄金色に輝く美しい木の葉でいっぱいだった。 005.gif072.gif




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足元の落ち葉と黒い実を付けた植物 (チゴユリかな?) が絵のように美しくて、しばし時間を忘れる。 043.gif 072.gif




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程なくして、一ノ鳥居跡地に着く。




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神や仏、はたまた最近流行のスピリチュアリティなどには一切関心の無い私であるが、一ノ鳥居跡地周辺は白樺の倒木さえも、何か神秘的なものを感じる趣きがある。 072.gif




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松ノ木の切り株が無造作に置かれていた。




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After I returned from the United States, I saw such beautiful leaves for the first time. It is about 10 years that I missed appreciating autumn leaves.




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左右、前後、上も下も黄金色の世界。登行の苦しさがまったく気にならないほどの自然美に感動しまくりだ。 072.gif




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南登山道は、ほぼ一直線に北に伸び、一定の傾斜(比較的緩やかな登り)で標高を上げて行く。




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トレイルには登山口から合計13の石仏が置かれ、標高なども書き添えられていてハイカーの目印になっている。




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心拍数を上げないように、ゆっくり、ゆっくり秋のトレイルを味わいながら進む。 心なしか紅葉の色も深く優美になっていくようだ。072.gif




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トレイルが急登になってきたらまもなくで休憩場所に適した “駒つなぎ場” といわれる広場に着く。 ここの広場で小休止しよう。 ここから道は尾根を離れ右方向にトラバースぎみに進み、スイッチバックの急登がはじまる。




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トレイル脇でこんな可愛らしい実を見つけた。 ツリバナかな? まるで妖精のイヤリングみたい。 037.gif




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スイッチバックに入ると傾斜が急になり、042.gif 途中には水場がある。 063.gif




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さらに進むと、“天狗の硯石” と書かれた標識があり、右に硯石と思われる四角形の石がある。




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登山口から約2時間、天狗の硯石を越えた辺りから森林限界になる。トレイルの木々はまばらになり見晴らしも良くなる。 樹海の中の池や、すそ野の紅葉を堪能しながら先に進もう。 072.gif




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標高1,800mを越え、上部に西登山道(中社尾根)からのトレイルが見えだし、最後の急坂を登り詰めると鳥居のある祠にでる。 ここでは青空も見えていたのだが・・ 058.gif




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祠の右についたトレイルを少し登れば飯縄山南峰広場に着く。

広場の右下に赤い屋根の飯縄神社がある。




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南峰広場から北峰までは15分ほどの緩やかな稜線歩きで山頂に着く。いつの間にかガスが垂れ込み視界が悪くなってしまった。 002.gif




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登山口から約3.5時間で三角点のある飯縄山北峰(1,917m)に到着。066.gif 山頂には多数の大石と笹が生茂り、立派過ぎるのではないかと思われるほどの山頂標識が建っていた。 晴れていれば戸隠山や北アルプスの展望があるのだが・・残念・・ 002.gif




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下山は山頂から分岐まで戻り、西登山道(中社尾根)を戸隠中社方面に進む。




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下りだしてすぐに、コンディションの悪いぬかるんだ路となる。けれど、ダケカンバの林が霧に濡れて幻想的でちょっといいな~ 043.gif




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やがてトレイルはミズナラなどの自然林とカラマツ林が混ざる路を尾根通しに進む。  072.gif




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f0308721_2013236.jpg下山開始から約1時間でカラマツ林の中にある萱ノ宮の祠に着く。

ここで伐採作業に伴う通行止めに合う。

迂回路は貯水湖に流れ込む沢を大きく巻き右岸に渡っている。




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はじめは “面倒くさいな~” としぶしぶ沢に下降したのだが、ところが、この迂回路がなかなか良い。沢筋は広葉樹の紅葉が見事で、カラマツ林の尾根路である中社尾根より楽しいかもしれない。072.gif




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渓流美もなかなか良い。 072.gif 070.gif




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f0308721_20151072.jpg渓流に沿って下流に進む。

薄暗い針葉樹の林を通りすぎる。

白い葉の植物がキャンドルのように浮かぶ上って幽玄的だった。045.gif

白いシダも印象的だ。 072.gif




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倒木と紅葉が美しい。




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薄暗い針葉樹林の間に明るい雑木林があり、モミジなどの紅葉がいっそう鮮やかに目に飛び込んでくる。




f0308721_20193049.jpg針葉樹林帯が終ると、飯縄山、瑪瑙山、中社のスキー場との三差路にでる。

迂回路起点へはここから南西にいくのだが、この日の宿を中社にとってあった私は、中社のスキー場へと真っ直ぐ西に向かった。




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三差路からは、小さな水路と平行して付けられた水平トレイルを行く。この水路はスキー場まで続く長い水路で、水際を歩くこの路は夏でも楽しめるトレイルではないだろうか。 049.gif 071.gif




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そして、最後は一面ススキが覆う戸隠スキー場の南端に到着する。 スキー場の北西に一際高くそびえるシルエットは高妻山かな。 リフト乗場から中社の集落に出て西に向かえば、戸隠神社中社と、旅館、民宿街に至る。

標高に差があるものの、高低差は先週行った尾瀬の燧ヶ岳と大差ない(約800m)はずなのだが、嘘のように楽であった。やはり心臓に負担をかけない様にゆっくり歩いたのが良かったようだ。しかも紅葉の美しさに心踊らされての登行だったので実に楽しかった。 070.gif ハイキングはいかに行く場所と行く時期の選定が大事かということを実感した。 034.gif 045.gif

私のこのトレイルへの評価:5★ 初級者向け
行程距離:約10km(南登山道口‐飯縄山‐西登山道萱ノ宮‐迂回路を経てスキー場)
高低差:約790m 行動時間:約6時間(休憩込み)

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by dream8sue | 2014-10-15 14:34 | 妙高戸隠連山国立公園 | Trackback | Comments(0)

尾瀬  やっと登れた燧ケ岳   Mount Hiuchigatake in Oze National Park

Saturday, October 11, 2014
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尾瀬大好きっこの私、今年5回目の尾瀬訪問。今回は台風の接近に伴い計画が2転3転して最終プランとして浮上したのが、御池登山口(福島側)からの燧ヶ岳往復だ。070.gif
燧ヶ岳には7月に登っているが、雨で展望が無かったので、どうしても好天時にもう一度登っておきたかった。7月の燧ヶ岳はこちら→ “尾瀬 霧の燧ヶ岳と尾瀬沼に咲く花たち  Mt. Hiuchigatake and Ozenuma”

ちなみに、燧ヶ岳は至仏山と並ぶ尾瀬を代表する山であり、福島県の最高峰であるばかりか、東北地方最高峰でもある。知らなかった! 005.gif
燧ヶ岳に燧ヶ岳というピークは無い。柴安嵓(しばやすぐら、2,356m)、俎嵓(まないたぐら、2,346m)、ミノブチ岳、赤ナグレ岳、御池岳の5つのピークからなる。034.gif



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前橋、高碕からのアクセス:北関東自動車道~東北自動車道と乗り継ぎ、西那須野塩原ICで降りる。国道400号で西に向かい、途中で国道121号線/日光街道に合流し北西に向かう。国道352号線に合流したら大きく方向を変えて南西~西に走る。国道352号線が“上の原”で沼田街道に当たったら左折して更に南西に走る。七入を過ぎるとやがて山道になってきてモーカケの滝のパーキングを過ぎ、少し行けば左手に御池ロッジが隣接する御池登山口がある。
シーズン中はこの駐車場が一杯になることも多く、七入駐車場(880台)に車を停め、シャトルバスまたは路線バスで御池に向かう。

群馬側の燧ヶ岳に登るトレイルは、登山口から尾瀬沼や尾瀬ヶ原を経由しなくてはならないのに対し、御池登山口は登山口から燧ヶ岳(俎嵓)に直接登れる唯一のルートである。
御池登山口は、駐車場の西側にある美しい白樺林の中を立派な木道に沿って行く。500mも行けば左(南)に燧ヶ岳へと続くトレイルの分岐がある。
ちなみに、西に伸びるトレイルは燧裏林道と呼ばれる、燧ヶ岳のすそ野をぐるっと巻いて尾瀬ヶ原に行く路だ。尾瀬通なら1度は歩いておきたいトレイルだ。 034.gif




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燧ヶ岳へのトレイルは紅葉した林の中の平坦な木道で始まる。が・・



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すぐに、湿った雑木林の中の大石がゴロゴロする急登になる。 042.gif 苔むした大石は滑りやすく神経を使う。 008.gif 所々に木段も設置されている。



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いきなりの急登ですでに私の心臓はキュンキュンいい出した。立ち止まりゆっくり呼吸を整える。振り返れば木立の間から対岸の大杉岳の紅葉が目に飛ぶ込んでくる。しばしの紅葉観賞。 072.gif




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急登に喘ぐこと1時間強、傾斜が緩やかになり、視界が開けてきたと思ったら、そこは広沢田代の湿原が広がっていた。 072.gif
池塘もあり癒される。小休止しながら好天に恵まれた幸せをかみしめる。043.gif




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広沢田代の湿原の先にはこんもりとした尾根が続いており、斜面に生えたシラカバ?ダケカンバ?の白い幹が美しい。 072.gif あさ、あの尾根を越えて行こう! 070.gif




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紅葉といえばモミジだけど、ツツジ科もいい仕事してます! 003.gif  1枚1枚の葉が宝石みたいに綺麗で、苦しい登行を癒してくれる。




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キモセラピーで心機能が弱っている身体には燧ヶ岳への高低差はきつい。心臓がキュンキュン言いっぱなし。042.gif でも、この景色が後押ししてくれる。先ほど通ってきた広沢田代の池塘が輝いている。 072.gif



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樹林帯をぬけると、小さな湿原に竜の背中を思わせる木段がくねっている。その先に燧ヶ岳が見えてきた!心臓がキュンキュン、胸も違った意味でキュンキュンだ。003.gif




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小さな池塘に生えるフトイ(水草)も紅葉してる。 072.gif




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その小さな池塘を廻り込んだところで視界に入ってきた景色がこれだ! 尾瀬でも屈指の美しい場所といわれる熊沢田代(上池田代)だ。 005.gif 049.gif 072.gif
“Wow!” 歓声を上げる私。“何これ!何これ!”を連発する同行者の歓喜の声。 070.gif




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木道を挟んで2つある池塘の脇には休憩用のテラスも設けられてい休憩するにはよい場所だ。




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ただ、熊沢田代はコル(尾根の鞍部)なので風の通り道でもある。台風の影響なのかこの日は風が強く池塘の水面に波紋が広がり、これもまた美しいと感じたのは私だけ? 072.gif




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ここ(熊沢田代)まで御池登山口から約2時間強。広沢田代と熊沢田代の2つの美しい湿原を見ることが出来てすっかり満足の私だが、燧ヶ岳への登りはこれからだ。燧の頂はまだまだあんなに遠い・・・フゥー・・042.gif




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なごり惜しんで振り返れば、メガネのような池塘を挟んで熊沢田代の湿原を横断する木道がクリアに見える。072.gif




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トレイルは一定の傾斜を維持しながら熊笹の生える雑木林の中を進んでいく。
ふとトレイルの脇の赤い実に目が留まる。 056.gif
幹にトゲがいっぱいだけど何の木だろうか? 039.gif





f0308721_571478.jpg樹林帯を抜けると、石がゴロゴロした歩きづらいルンゼ状のトレイルとなる。傾斜もきつく非常に苦しい登行となる。同行者達とも大きく遅れ、重い足を引きずるように前に出す。何とか速く歩こうと頑張り過ぎると、心臓がオーバーワークですと脳に訴える。とたんに今度はめまいがして一瞬グレイアウトになり、立っていられない。“やばいんじゃない?”とちょっと焦る。 008.gif しばし腰掛けて息を整え、また亀のように歩き出す。今日の燧ヶ岳は遠いぞ~! 042.gif 070.gif




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やがて石ゴロゴロのルンゼを登り切ると、眼下に熊沢田代が見えてくる。そして稜線の先には会津駒ケ岳がでんとした山容で鎮座している。Gorgeous! 072.gif 072.gif 072.gif




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熊沢田代から急な尾根を登ること約1時間、ガレ場のトラバースポイントに着く。トレイルはガラ場を左に横切る。残雪期などはここは迷いやすいらしいので注意しておこう。 034.gif




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ガラ場を過ぎた辺りが9合目で、徐々に傾斜が落ちてくる。 042.gif




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そして右に柴安嵓から北に落ちる尾根が見えてくる。俎嵓と柴安嵓は東西にほぼパラレルに位置しているので、柴安嵓が見えてくれば俎嵓のピークも近い。 071.gif




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登山口から約4時間、最後の気力を振り絞って、やっと俎嵓(2,346m)に着くことが出来た。 066.gif ピークには尾瀬の開拓者である平野長蔵氏が19歳の時に担ぎ上げたという石祠がある。 005.gif
そして眼下には尾瀬沼が広がる。 072.gif そうそう、ず~っとこの景色が見たかったのだ。Amazing!  072.gif トレイルの先にある突起したピークがミノブチ岳だ。雨で田んぼの様にぬかるんだ長英新道の下降を思い出すな~ 037.gif




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山頂からナデッ窪ルート(沼尻に一気に下降するルート)の分岐までのトレイルは、夏には高山植物のサンカヨウの群落の中を行く素敵な路だ。 056.gif



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さて、俎嵓までの登行で疲れきってしまった私は、俎嵓より10m高く真の燧ヶ岳山頂と言われる柴安嵓(2,356m)はどうでもよくなっていた。が、同行者たちの励ましにあい登ることになった。マップでは片道20分とあるし何とか行けるかもしれないと思ったのだが・・・とんでもなく疲れた! 042.gif “10m低かったら誰も登りたがらないだろうな~、、この10mに何の意味があるんだろ?” などと後悔だらけ。 003.gif




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西に向かって大きな岩の間を降り、鞍部から再び急な斜面を登る。休み、休み、時間をかけて何とか柴安嵓に到着!066.gif そして眼下に広がる尾瀬ヶ原の壮大な景色を見て “人は10mのためではないく、この景色のために登るのか!” と納得。045.gif そして励ましてくれた同行者に感謝です。 040.gif 035.gif 056.gif




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柴安嵓から見た俎嵓のピーク。この光景も柴安嵓に登らなければ見れない景色だ。




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1時間弱かけて柴安嵓を往復して、ようやくランチタイム。 063.gif 念願の “(ちゃんと)尾瀬沼が見れる燧ヶ岳” で食べるランチは最高に美味しい。 043.gif




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下降は3時間かけて御池に下山。途中の広沢田代に西日がさし湿原にロングスカートの魔女が出現しました。 041.gif




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今回の山行で、心機能が低下するキモセラピー中は高低差のあるハイキングはNGだということを悟った。でも、尾瀬は老若男女が楽しめる魔法の国だから、こんな私でも楽しめるトレイルがきっとあるはず。また尾瀬にこよう。♪


私のこのトレイルへの評価:5★ 中級者向け
行程距離:約10km(御池‐俎嵓‐柴安嵓往復‐御池)
高低差:約800m 行動時間:約8時間(休憩込み)






【おまけ】屏風岩
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御池登山口へ向かう国道の途中にある “屏風岩”。美しい渓流に屏風のように立つ岩壁が見事だ。紅葉がすすめばもっと綺麗だろう。他に “モーカケの滝” などもあるので時間があれば立ち寄ると良いだろう。 049.gif


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by dream8sue | 2014-10-11 04:59 | 尾瀬 国立公園 | Trackback | Comments(0)

北八ヶ岳 秋の白駒の池ひと巡り     Shirakomaike in Northern Yatsugatake

Saturday, October 4, 2014
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同日に、近くに位置する雨池をハイキングした後、帰り道の途中にある白駒の池に立ち寄った。
ここはハイキングトレイルのほかに、湖畔に遊歩道があるので観光客も多い。紅葉シーズンなどは非常に混雑するので、早い現地到着を強くお勧めする。




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白駒池有料駐車場に車を停め、コメツガやシラビソ、トウヒなどの原生林の中をよく整備されたトレイルで南に向かう。樹林帯の足元に広がる絨毯のようなコケが美しい。 072.gif




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駐車場から15分も歩けば湖畔にカラフルな紅葉を装った白駒池が現れる。 072.gif




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白駒の池は周囲に遊歩道があり30~40分ほどで一周できので、是非歩いて欲しい。 049.gif 070.gif




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南に向かって反時計廻りで1/4周(池の西岸)ほどに白駒荘がある。ここも紅葉真っ盛りで、訪れるハイカーを迎えてくれる。 035.gif




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白駒荘の裏手にはこんな白い葉が陽に反射して輝いていた。072.gif 072.gif 072.gif “Wow! まるで降りしきる雪のようだ。” と感じたのは私だけ?
白駒荘のすぐ先には “高見石” への登山路分岐がある。白駒の池をはじめ素晴らしいパノラマが見れる展望台だ。時間があるならこのトレイルも登ってみたい。




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そして、左に池を見ながら、更に針葉樹林帯の湖畔を半周ほど行くと、“もののけの森” と名づけられた、ひと際薄暗い原生林が現れる。ムツデチョウチンゴケという種類のコケに覆われた森である。ここまで深いコケの森を見たことがない。一見の価値ありだね。 049.gif




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針葉樹林帯がじょじょに明るくなり・・ 072.gif




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突然、白樺の林に囲まれた明るいキャンプ場に着く。白駒の池キャンプ場だ。 072.gif 落ち葉が舞うキャンプ場はとても風情がある。こんなキャンプ場なら泊まってみたいと久しぶりに思った。 045.gif




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ボート乗り場もあり、ボートで池を観察することもできる。




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池の周辺の紅葉が実に美しい。072.gif 072.gif 天候も良く暖かな南カリフォルニアのハイキングは実に快適であったが、紅葉だけは日本のほうが勝ると思う。やはり植生と温度変化の違いだろうな~




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<マイカーの場合(前橋方面から)>
上信越道佐久IC出口を右折、国道141号線に突き当たったら左折して141号線に入り、道なりに約30分進む。 “清水町” を右折し国道299号線(メルヘン街道)に入る。30分程登坂すると左側に八千穂高原自然園の駐車場が現れる。白駒池有料駐車場はそこから更に少し行けば右手にある。

<公共交通の場合>
JR小海線八千穂駅からバス1時間5分
バス時刻表などは 佐久穂町観光協会公式HP に詳しく載っている。


私のこのトレイルへの評価:5★(秋限定) 初心者、初級者向け
行程距離:約2km(白駒池有料駐車場‐白駒池1周‐白駒池有料駐車場)
行動時間:約1時間

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by dream8sue | 2014-10-04 23:51 | 八ヶ岳エリア | Trackback | Comments(0)

北八ヶ岳 雨池で紅葉狩り     Ameike in Northern Yatsugatake

Saturday, October 4, 2014
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日本に帰国して初めて行ったハイキングトレイルが北八ヶ岳の双子池だった。5月のまだ残雪がいっぱいのスノーハイクだった。その時に雪の無い北八ヶ岳もぜひ歩いてみたいと思った。そして今秋、双子池から南に位置する雨池に行くことができた。070.gif 060.gif
雨池へのトレイルはいくつかあるが、麦草峠に駐車可能であれば茶臼山や縞枯山などの縦走と合わせて訪れることが出来る。が、紅葉シーズンの麦草峠は渋滞が激しく駐車スペースを確保することが難しい。
麦草峠に駐車できなかった我々は北八ヶ岳ロープウェイ(ピラタス蓼科ロープウェイ/往復1,900円/片道1000円)からアプローチすることにした。ロープウェイ山麓駅(標高1,771m)から山頂駅(同2,237m)までの高低差466mを約7分で駆け上がり、降り立った山頂には、ハイマツやコメツガなどの低木が溶岩台地を覆う “坪庭自然園” が広がっている。




f0308721_20233542.jpg<マイカーの場合(前橋方面から)>
上信越自動車道を佐久ICでおり、県道141号で南下し “浅間中学西” の信号を右折、県道44号/中山道を西に行く。 “百沢東” で斜め右に折れて県道144号に入り、南に少し行ったら “望月” で左折し県道152号で南下を続ける。 県道40号、192号/ビーナスラインと乗り継ぎ更に南下する。 ロープウェイ山麓駅への曲がり角には立派な案内板があるので、案内板を左折すればロープウェイ山麓駅に至る。

<公共交通の場合>
バスがJR東日本中央線茅野(ちの)駅から出ている。 茅野駅西口アルピコ交通バス乗り場 2番のりば “北八ヶ岳ロープウェイ” 行き(約60分)




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山頂駅を出発して坪庭自然園を左に見ながら、右の平坦な道を行く。10分も歩けば縞枯山荘に着く。さらに縞枯山と雨池山の谷間に付けられた木道を進む。071.gif




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右手に “縞枯れ現象” で有名な縞枯山を見ながら笹が生茂るトレイルを雨池峠に向かって東に進む。071.gif




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モコモコの笹原に霧がかかり幻想的だ。072.gif




f0308721_20293266.jpgロープウェイ山頂駅から約1時間で雨池峠に着く。

雨池峠は雨池山(北)、縞枯山(南)、雨池方面(東)、ロープウェイ駅(西)への交差点である。




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雨池方面に進むとトレイルは急な下り坂になり、大きな石が出てきて歩きづらい。周辺は深い針葉樹林帯であるが、所々から遠くの紅葉が垣間見れる。 072.gif




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雨池峠から30分も下ると、突然、大石川林道/大河原峠線に合流する。 この林道は現在、ここから双子池までの間(北方面)は落石により危険なため立入禁止となっている。 034.gif

 


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林道を右に折れ、車道のような広い林道をしばらく南に行く。072.gif 071.gif




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林道脇にはクマザサが生茂り、白樺やカエデなどの紅葉が見られる。072.gif




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林道を30分も南に行くと、雨池への標識(迂回登山道)があるので、標識に従ってカラマツなどの針葉樹の森の中を進んでいく。

5分程進むと木立の向うに雨池が見えてくる。




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トレイルは雨池の西岸に飛び出る。針葉樹の森からいきなり湖畔の色とりどりの景色が飛び込んできて、思わず歓声を上げてしまうだろう。って、実際に歓声を上げたのは私だけ?041.gif




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池の北側には水位がある。 057.gif




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池の南側の水は枯れ上がり、湖面は緑の草で覆われている。渇水時と雪解け、梅雨時季とでは池の水位が大きく異なるのがこの池の特徴だ。雨が少ない年は池全体が枯れてしまうらしい。 005.gif 058.gif




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湖畔をズームしてみれば、赤や黄色の紅葉がいっぱいだ。 072.gif




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素晴らしい景色を堪能しながら、湖畔でゆっくりランチタイム。 063.gif こんな贅沢なランチはないね。 043.gif 045.gif
水位の少ない今の時季は、雨池の岸辺(南岸)を歩いて麦草峠への分岐に向かうことができる。岸辺には大きな岩がゴロゴロしている。 005.gif




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雨池南岸で池と離れて、南に向かう。 071.gif なお、湖畔周遊コース(1,4km)もあるので時間が有れば一周してみるのも良いだろう。 049.gif




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雨池南岸から最後の湖畔の景色を楽しむ。 072.gif




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池の西側には茶臼、縞枯山が見える。 072.gif

 


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雨池に別れを告げて木道のある湿地帯を進む。木道の入口にも見事な紅葉が。ナナカマドかな? 072.gif




f0308721_203913100.jpg笹原の中に敷かれた木道を10分も歩けば、再び大石川林道/大河原峠線(麦草峠への分岐)に合流する。

林道を左(南)に行けば麦草峠に至る。

私たちはロープウェイ駅に戻るので右(北)に進み、往路である雨池峠に戻る。071.gif




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雨池峠からロープウェイ駅に戻る途中で、坪庭自然園に立ち寄った。坪庭は横岳と縞枯山の鞍部に広がる約10万坪の溶岩台地だ。遊歩道は1周約1kmで30分もあれば廻れるだろう。




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夏は多くの高山植物が咲き誇る。秋は花は無いが、溶岩台地に生えたハイマツやコメツガなどの常緑針葉樹とのコントラストが楽しめる。 072.gif
晴れていれば眼前に横岳が見えるのだが、この日は残念ながら霧が濃くて見えなかった。 002.gif



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麦草峠に駐車できなかった我々は、このハイキングの帰りに麦草峠に戻り、せめて白駒の池だけでも歩くことにした。 → “北八ヶ岳 秋の白駒の池ひと巡り   Shirakomaike in Northern Yatsugatake”


私のこのトレイルへの評価:5★(秋限定) 初級者向け

行程距離:約5km(北八ヶ岳ロープウェイ山頂駅‐雨池峠‐雨池‐大石川林道麦草峠分岐‐雨池峠‐坪庭-山頂駅)

高低差:約170m 行動時間:約4時間(休憩込み)



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by dream8sue | 2014-10-04 03:07 | 八ヶ岳エリア | Trackback | Comments(0)