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飯能市 棒ノ嶺へ人気の渓流トレイルから     Bōnomine in Hannō, Saitama

Sunday, November 30, 2014
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埼玉県の秩父市と飯能市を結ぶ西部秩父線周辺の山々は、秩父多摩甲斐国立公園からは微妙に外れているのだが、奥武蔵自然公園と言われる自然豊かな山域だ。都心からもアクセスし易く奥多摩の山々同様にポピュラーなエリアである。
が、群馬県に住む、しかもハイキング歴2年の私には馴染みが無い。そこで、今回は奥武蔵の入門ルートとして人気が高い白谷沢から棒ノ嶺(棒ノ折山:ぼうのおれやま)に登るトレイルを歩いてきた。 070.gif 



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前橋、高崎からのアクセス: 高崎駅からJR八高線で東飯能経由で西武鉄道に乗り換えて飯能駅下車。または池袋経由で西武池袋線で飯能駅下車など、アクセス方法は何通りかあるだろう。飯能駅からバス(国際興業バス)に乗り “河又名栗湖入口” で下車。

マイカー利用の場合は、関越自動車道から首都圏中央連絡自動車道(圏央道)に乗り継ぎ狭山日高ICで下り、国道299号線で飯能駅方面を目指す。“飯能駅前” の信号を右折、次の “東町” を左折で県道70に入り名栗渓谷に沿って上流に向かう。道路は途中で県道53号に合流し北に走る。左に名栗川を渡る橋が現れる。入口には “名栗湖” “さわらびの湯” などと書かれた総合案内板が建っている。橋を渡たった左に広い駐車場がある。

飯能駅から県道70号線を走りながら、何となく見覚えのある風景だな~と感じてくる。そして、橋を渡り道路脇のコンクリート壁に特徴的な絵が大きく描かれている場所がある。そこで昔の記憶がよみがえる。 005.gif そうだ、ここは “河又の岩場” という薄被りの石灰岩の岩場の近くだ。やたらと滑り易い岩場で5.10レベルでもとても悪く感じたな~ 039.gif
駐車場には寒桜が満開だった。



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白谷沢登山口は有間ダム(名栗湖)の南側から入る。まずは有間ダムまで東に0.5kmの車道歩きだ。
有間ダムは、埼玉県が建設したロックフィルダム(コンクリートでは無く岩石や土砂を積み上げて建設する型式)らしいが、ロックフィルダムと言えば長野県大町の高瀬ダムが有名だ。冬の唐沢岳幕岩を登るために20kgの荷物を背負って、高瀬ダムを登ったことを思い出す。 039.gif 



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この日は前日が雨だったせいか堤防の下流に霧が発生し幻想的な雰囲気を作り出していた。 005.gif 043.gif



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有間ダム(名栗湖)の堤防を渡り、さらに0.5kmほど湖畔に沿って湖の南端まで行く。
白谷沢登山口はこの湖の南端から始まる。
雨に濡れたカラフルなモミジの葉が美しい。 072.gif
登山口の標識の奥には “白谷の泉” という湧き水があるが、残念ながら涸れていた。 021.gif



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登山口からしばらくは針葉樹林の薄暗い中を行く。左下には渓谷が見え隠れし、右側はシダ植物が群生しているトレイルだ。急ではないが、コンスタントに標高を上げて行く。



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ツタのような植物が絡みついた苔むした樹木。何だか人間の血管を連想してしまうのは、抗癌剤の副作用で血管痛に悩む私だけかしら? 041.gif



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トレイルはだんだんと沢筋に近づいていく。この白谷沢には上流から “白孔雀の滝” “天狗の滝” “藤懸の滝” と名付けられた3つの滝がある。どれも5~10mくらいの小さな滝だ。



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早速、2つの流れをもつ “藤懸の滝” が現れる。 072.gif



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沢筋は緑の植物が元気でいいな~ 043.gif やっぱり水のあるトレイルって好きだな~ 049.gif



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藤懸の滝から先は沢の中を行く。限りなく沢の中に付いたトレイルって感じだが、これも “沢登り” といえるのかな?



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紅葉はもう遅い感があるけど、渓流美とのコンビネーションが最高だね。 072.gif 060.gif



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やがて、両岸に2つの塔のように奇岩が立ちはだかり何だかワクワクする。 060.gif この2つの塔を越えた先には何が待ち受けているのだろう?



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そこには “天狗の滝” があった。 041.gif



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天狗の滝からしばらく河原を行くと、突然、両岸が狭まったゴルジュ帯に入る。



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ゴルジュから左岸に着いた階段状のトレイルを登る。
ここで復習しておこう。 右岸/左岸というのは沢登り用語である。左岸と言った場合は下流に向かって左側と言うことだ。従って自分が川の上流に向かって登っている場合は沢筋の右側を指す。ガイド本などで単に右側、左側と言う時は進行方向に向かって言う言葉なので混同しないようにしよう。 034.gif



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階段状のトレイルから振り返って見るゴルジュ帯。こう見るとさほど長いゴルジュ帯ではないね。



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そして3つ目の滝 “白孔雀の滝” が左側の落ち葉の詰まった沢筋を流れ落ちていく。 072.gif



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さすがに小さいながらも滝を3つも越えると標高もかせぎ、源流部に近づいてくる。



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源流部からは左岸の木段を登りいったん林道に上がる。
木段は林道を挟んで先の尾根に続いている。
ここにはベンチが設けられてあるので、休憩するには最適な場所だ。 063.gif



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林道からはガラリとトレイルの様子が変わる。急な木段を直登してリッジに出て、そこから尾根を東に巻いて行く。 071.gif



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やがて “岩茸石” という大岩のある滝ノ平尾根に合流する。ここで右に曲がり “権次入峠(ごんじり峠)” を目指す。



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岩茸石から20~30分ほどの急登をこなせば権次入峠に着く。
ここから稜線を右に行き、さらに20分ほど侵食でえぐれた歩きずらい木段と木の根の階段状のトレイルを登れば棒ノ嶺の山頂に着く。



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棒ノ嶺(棒ノ折山 969m)の山頂は500人以上収容できると思われる広々としたピークだ。 この日も山頂には50人以上のハイカーの姿があった。 005.gif
西上州のマイナーな山ばかり登っている私には、ここはまるで街中の公園のようで何だか落ち着かない。 やはり私には、1人静かに自然と対峙できるマイナーな山の方が似合っているようだ。 041.gif



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下山は権次入峠~岩茸石まで戻り、滝ノ平尾根をそのまま尾根通しに北東に進む。トレイルはこの岩茸石の左側をすり抜けて行く。



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短い針葉樹林帯をぬけると、ここでもいったん林道を横切る。再度尾根に取り付きススキが生茂る “白地平” に着く。立派な案内板と見晴台がある。



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白地平からさらに尾根沿いに下降する。この尾根は右側が針葉樹の植林で、左側が雑木の自然林だ。そしてまたまた林道と交差する。



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その後、滝ノ平尾根は下部で2つの尾根に分かれる。トレイルは東寄りの尾根(右)に付けられている。完全に植林地帯に入り、木の根っ子が張りだした急坂をどんどん降る。



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棒ノ嶺山頂から3km、約1時間ほど降った場所である。薄暗い樹林帯の中だがベンチが置かれ、この先も急坂が続くので、ここで一休みして行くのも良いだろう。063.gif 低木の黄葉がまるで花を咲かせているかのように、薄暗がりの中で浮き上がっていた。 072.gif



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陽が当たらない針葉樹林帯の中は湿っていて、靴底に泥が付いてだんだん重くなってくる。 002.gif 非常に滑りやすいので気をつけよう。私はハイキングポール(ストック)を常用しているが、久しぶりに “ストックがあってよかった~” と実感させられるトレイルだった。 025.gif



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最後は民家の裏手に出て、有間ダムから注がれる有間川を渡れば寒桜が咲く駐車場はすぐそこだ。



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白谷沢の景観があまりにも素晴らしいので、下降路の滝ノ平尾根がやや見劣りがする。
何より残念なことは一般車が走る林道がトレイルを切断していることだ。 
まあ、それが街に近い山の宿命なので仕方のないことであるが。 002.gif


私のこのトレイルへの評価:4★ 初級~中級者向け
行程距離:約9km(名栗湖入口駐車場‐有間ダム‐白谷沢登山口‐岩茸石‐権次入峠‐棒ノ嶺‐権次入峠‐岩茸石‐滝ノ平尾根‐名栗湖入口駐車場)
高低差:約750m 行動時間:約5時間(休憩込み)

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by dream8sue | 2014-11-30 22:46 | 埼玉県エリア | Trackback | Comments(0)

富士 毛無山から十二ヶ岳へ富士山の展望と歩く     Mount Jyunigatake in Fuji-Hakone-Izu National Park

Friday, November 28, 2014
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群馬や長野のマイナールートが多かったので、今回は世界遺産の富士山の麓でハイキング。河口湖と西湖の2つの湖の北に位置する毛無山から十二ヶ岳を歩くループトレイルだ。
毛無山から十二ヶ岳までの稜線は名前の通り12の岩のコブを越えていくヤセ尾根で、両手の動因を余儀なくされるダイナミックなトレイルだ。 070.gif
加えて、お天気が良ければ富士山を側らに見ながらの雄大なハイキングが楽しめるだろう。この日の朝は、まるでお正月の年賀状にあるような、朝日を浴びた富士山が雲の上に顔をだしていた。しかし・・ 025.gif



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前橋、高崎からのアクセス:中央自動車道河口湖線を河口湖ICで下りて、国道139号線で西に向かう。国道から河口湖畔に付いた県道710に入るには色々なアクセスがあるが、民家の狭い路地に入り込みやすいので少し遠回りになるが比較的大きな道路として、 “大田和” の信号で県道714に右折し、 “小海” で左折すれば湖畔沿いの道路県道710に合流する。しばらく湖畔に沿って北西に走り河口湖の最西端にある長浜の三叉路を左折で県道21に入る。2つ目の大きなカーブの先に霊園があり、路肩に駐車スペースがあるのでそこに駐車可能。ただし霊園訪問者優先と思われるので混雑時は配慮が必要である。少し先には “毛無山登山口” のバス停があり、さらにその先に“文化洞トンネル”がある。登山口は文化洞トンネルの左の柵で仕切られた空地(駐車不可)の北側にある。

電車利用の場合は、JR中央本線の大月駅で富士急行に乗り換えて河口湖駅で下車。駅からは富士急行バスの西湖民宿行きなら “長浜” まで、西湖周遊バスなら前記した “毛無山登山口” まで入れる。が、どちらも本数は少ないのであらかじめ時刻を確認しておこう。毛無山へは長浜からの登山口もあるのでバス利用の場合はそちらも一考に値する。当然のことながら駅からタクシーを利用すれば時間ロスが少なくてすむ。 049.gif



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登山口からすぐの所に現在の文化洞トンネルの前に使用されていたと思えるトンネル跡がある。
そのトンネル跡を左に見ながら山の斜面をひと登りすれば足和田山への分岐点に出る。
尾根の反対側には西湖がすぐ近くに感じられる。毛無山、十二ヶ岳方面は右(北)に向かう。



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はじめは緩やかな雑木林の中を行く。 071.gif



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左に道祖神が現れたら、段々と傾斜が増して本格的な急登が始まる。



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辺りはアカマツ林に変わり、よく踏まれたトレイルを尾根に沿って直登して行く。 070.gif



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途中、四等三角点のある小ピーク?から傾斜が緩くなり、再び登り坂をこなすと、長浜からのトレイルが合流する。
この辺りは秋なら紅葉が綺麗なところだ。



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分岐からは毛無山への最後の急登が始まる。毛無山直下では低木とススキに変わり展望が急に開けてくる。
振り返れば眼下には河口湖と富士河口湖町の市街地が遠望できる。 072.gif



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登ってきた尾根を挟んで右手(西側)には、あまり開発されていない西湖が静かに横たわっている。 072.gif



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登山口から約2時間で毛無山(1,500m)に到着だ。
山頂は広く、南側にそびえる富士山の展望台なので一休みしながら富士の雄姿を堪能しよう。 063.gif 072.gif



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この日は、朝は良かった天気が段々と下り坂にむかい、今まさに富士山には黒い雲が垂れ込め、上からの太陽光線が光のカーテンを作っていた。
写真では上手く写っていないが、思わぬ天空ショーに感激! 005.gif 043.gif




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さて、悪天になる前に先を急ごう。
毛無山から十二ヶ岳までは全長1.6kmとさして長い距離では無いが、岩場のアップダウンが多いので距離感以上に疲れるだろう。
毛無山から西へ歩き出すとすぐに一ヶ岳が現れ、小さなアップダウンをこなせばニヶ岳、三ヶ岳と過ぎる。
四ヶ岳を越えて、ようやく十二ヶ岳のピークが眼前に現れる。
ここまではさほど苦労するようなクサリ場もなく順調に歩ける。



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途中に、こんなカラフルな樹皮の木が目にとまった。迷彩服を連想するのは私だけ? 003.gif 072.gif



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五ヶ岳からやや大きなギャップの登り返しで六ヶ岳に着く。七ヶ岳は大岩の左を巻いて行く。



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八ヶ岳のピークは南側に降って巻き、九ヶ岳の岩峰は北側基部を巻く。
ンディションが悪い時はスリップ予防にフィックスロープにセルフビレーを取りながら降るのも賢明だろう。 049.gif



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十一ヶ岳の登りからは結構きつくなる。フィックスロープやクサリ場も増えてくる。



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十一ヶ岳周辺は緑の樹木が多い。



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季節的に花や実は少ないが、唯一この樹木が赤い蕾をつけていた。 056.gif 何だろう?アセビかな? 039.gif



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ようやく十一ヶ岳に到着。ここからいよいよ核心部に突入! 070.gif 066.gif



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いきなり、十一と十二ヶ岳の鞍部への下り。ロープ1本分、約40mくらいはあると思われる傾斜の強い凹角。
クライミングダウンと言うこともあり、私はこのセクションが一番緊張したな~。 008.gif



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先に下りた人は、万が一、後続のハイカーが落石した場合に直撃されるので、鞍部についても気を抜かず周囲に注意を払っていよう。 034.gif



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長い凹角を降りきるとアルミの吊橋を渡る。
ヒマラヤのクレパス帯に掛けられたラダーを強化したような橋で結構揺れる。 008.gif



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吊橋を渡ってからも急登は続く、時にフィックスロープを頼りに登り・・



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最後のクサリ場は、クサリを使わずに右側の足場の良さそうなところを三点支持で登るほうが楽である。
Sueは思いっきり足を開いて登っているね。全然楽そうに見えないじゃん!041.gif



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すべてのクサリ場をやり終え最後の急登に入る。
途中で古木に生えた貝殻のような青いキノコに思わず足を止める。 072.gif




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やっとの思いで急登を登りきる。山頂に着いたと思ったら、そこは桑留尾(くわるび)登山口に続くトレイルとの分岐だった。十二ヶ岳の山頂へはここから100mほどヤセ尾根を西に行ったところだ。
登山口から約3時間半、毛無山から約1時間半で十二ヶ岳(1,683m)に到着!  066.gif あまり広くない山頂には石祠などが置かれ、晴れていれば南に富士山が見えるはずなのだが、残念ながらすでにガスで真っ白である。 007.gif 西には金山を経て鬼ヶ岳へのトレイルが続いている。 060.gif
群馬県にも小野子三山と呼ばれる連峰があり、その中の一峰に十二ヶ岳という同名の山がある。そちらの山もツツジの咲く頃に行くと実に美しいトレイルなのでお勧めだ。→ 群馬の駅からハイク vol.1: 渋川市小野子 小粒でも登りがいたっぷりの小野子三山



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山頂は狭いので分岐まで戻り休憩しよう。晩秋のハイキングでは暖かなお茶や食べ物が身体を温めてくれる。 063.gif
一休みしたら霧が雨にならないうちに下山に取りかかる。
桑留尾登山口は十二ヶ岳登山道とも呼ばれ、十二ヶ岳への最短ルートである。
はじめはフィックスロープがベタ張りの急な下りが続く。斜度20度くらいの滑り台のような足場の悪いところが何箇所かあるので、ロープを上手く利用してスリップしないように降ろう。 034.gif



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しばらく進むと樹林帯に入り “地蔵” と呼ばれる平坦地を過ぎる。さらに降り薄暗いツガ林に入る。



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すぐにアカマツ林へと植生が変わり、ぐんぐん高度を下げていけば文化洞トンネルへの分岐が現れるので左(東)に曲がる。
直進して西湖の桑留尾登山口にでて、バスを利用し文化洞トンネルに戻ることも可能である。



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分岐を東に進むと緩やかに下る水平路になる。途中にイノシシの暴れた?と思われるような跡があった。
そういえば登山口の近くにイノシシの捕獲装置が設置されているので注意を促す看板があった。
イノシシ、鹿、熊、猿と日本のトレイルは獣公害、獣遭遇注意報がたくさんあるね。 021.gif



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やがて標高が下がり、右下には西湖の気配を感じられるようになる。



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途中 “旧根場通学路” と書かれた標識があるので右に進む。こんな山路が通学路?昭和36年に西湖北岸道路が開通するまで使われていた通行路らしい。 045.gif 最後は集落の中に出るので、集落から湖畔の周回道路に合流する。キャンプ場の前を通り東に行けば文化洞トンネルが見えてくる。トンネルをくぐれば霊園まではもうすぐそこだ。



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集落の中で見たモミジの大木。周りはすでに葉を落としているのに、この木だけが紅葉真っ盛りだった。
まるでロウソクが燃え尽きる直前に大きく炎を上げるかのような晩秋の炎のように感じた。 072.gif



f0308721_10524656.jpg私のこのトレイルへの評価:5★ 中級~上級者向け
行程距離:約7km(文化洞トンネル登山口‐毛無山‐十二ヶ岳‐十二ヶ岳登山道‐旧通学路‐文化洞トンネル登山口)
高低差:約800m 行動時間:約6時間(休憩込み)


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by dream8sue | 2014-11-28 19:51 | 富士箱根伊豆 国立公園 | Trackback | Comments(2)

安中市松井田町 静かな山急山で大展望を独り占め     Mount Sankyu in Annaka, Gunma

Sunday, November 16, 2014
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晩秋のハイキングテーマは“気分ワクワク岩塔の山”と言うわけで、西上州の山急山(991m)に登ってきた。でも、実はこの山はセカンドアイディアの山だったのだ。 021.gif
前日に妙義山の筆頭岩で久しぶりのクライミングをしたので、勢いに乗って単独で静かな岩塔でちょっとスリルを味わおうと恩賀の高岩に向かった。ところが、登山口でマイクロバスで乗りつけた集団に会い、逃げ場の無いチムニーや岩稜帯を集団と前後して登るのは倦厭した方が良いと思い、急遽近くにある山急山に変更したのだ。 021.gif 007.gif

山急山(さんきゅうざん)とは、英語のThank you みたいで実に呼び名が良い。(やまきゅうやま となっている地図もある) 国道18号線で軽井沢方面に向かうと、左に聳える妙義山が目をひくが、右(北側)にも見事な岩塔がある。それが山急山である。妙義山麓の最高峰は谷急山(やきゅうざん:1,162m)であるが、山急山はその山の真北に位置している。その名前といい、まるで張り合っているかのようだ。 003.gif




f0308721_3252477.jpg<マイカーの場合>
国道18号線を軽井沢方面に向かい、JR横川駅を過ぎて3kmくらい行くと上信越自動車道の高架が18号線の上で交差するところがある。そこで右に鋭角に入る道が小柏集落への入口だ。道なりに進んでいくと道が大きく左にカーブするところで、右に遮断ロープの掛かる林道が合流している。この分岐に2台くらい駐車可能なのでここから登山口まで徒歩で行くこともできる。
遮断ロープを外し登山口まで林道を走ることも出来るが、道は細くなるので大きな車はブッシュで車体を擦ることになるだろう。外した遮断ロープは通過後に元に戻すことを忘れないように。
登山口は、林道が右にカーブするところに写真のようなテープがたくさんある所だ。車で通過すると見落としやすいので注意のこと。カーブの先に2台くらい路肩駐車が可能。
古い地図では、林道終点(4~5台駐車可能)の鉄塔がある地点から入る登山口もあるようだ。034.gif

電車利用の場合は、JR信越線横川駅からのバス路線はないので、遮断ロープの掛かる林道分岐まで駅からタクシーを利用する。




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“本当にこんな所が登山口?” 039.gif と思える標識も何もない森に入って行く。はじめは薄暗い杉林の中を行く。トレイルとは呼べないかすかな踏み跡だ。杉の木に大蛇が絡んでる! 005.gif あ・・よく見ると太いツタだった。 003.gif




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杉林を抜けると、やがて広葉樹林帯になり右手の涸れ沢を横切る。




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涸れ沢の左岸(川下に向かって左)通しに登って行く。この辺りはまだ紅葉が綺麗だ。 072.gif




f0308721_3282176.jpgすぐに “二又” の分岐に当たる。
二又と言っても標識は無くトレイルも判然としない。 039.gif
山急山の山頂を目指すなら沢通り(左側)の方が良いだろう。
私は反時計まわり(右側)で尾根沿いに行き、まず “五輪岩” と呼ばれる展望の良い南峰を目指すことにした。 070.gif




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もともとはっきりしないトレイルは、落ち葉で埋もれまったく分からない。テープや赤布を頼りに適当に尾根を上へ上へと登っていく。やがて前方に岩壁帯が現れる。岩壁の基部を目指して登るのだが、足場が実に悪い!トレイルは砂礫の上に落ち葉が積もりズルズルと滑る。雨の後などは最悪だろう。傾斜の強い所には虎ロープが張ってある。ありがたい!虎ロープさまさまだ。 042.gif




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ひとしきり虎ロープ地帯の急登と格闘すると、岩場の基部から右手の顕著な沢に行き着く。最後はこの沢通しに写真の大岩の右をつめれば、山急山と五輪岩とのコルに出る。 042.gif




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五輪岩へはコルから右(東)に行く。途中に つくしんぼ のような岩があるので、良い目印になる。それにしても、よくこんな形の岩が立っているね。 005.gif




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稜線からは北側の景色が一望できる。奥に見える山脈は榛名山系かな?




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眼下には紅葉の中にハングした絶壁が見える。 005.gif




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稜線を南に進めば、松の木の生えた五輪岩(南峰)がある。




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ヤセ尾根を慎重に渡り、五輪岩の突端まで行けば、上信越自動車道の先には登れなかった、いや、登らなかった高岩が見える。眼下のピラミドルな山は稲村山だ。




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ズームしてみれば、高岩の背後にはギアナ高地を思わせるテーブルマウンテン、荒船山がホリゾンタルなシルエットを見せている。 072.gif




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そして北に目をやれば、これから登る山急山の岩峰が、下部岩壁を従えてそそり立っている。 そして、荒々しい山急山の岩壁の向こうには、浅間山の柔和な姿が対照的に浮かんでいる。




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眼下に見えている針峰の下部が、先ほど登ってきた虎ロープ地帯だ。上から見るとずいぶん急な斜面であったことがよく分かる。 004.gif




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さて、五輪岩の展望を堪能したら、次は山急山のピークを目指そう。 070.gif




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コルに戻って、再び岩壁の基部を巻いて西に行く。 少し降り、右側から落ちている狭いルンゼに入る。 ここは見落とし易いので気をつけよう。 “こんな汚いルンゼ?” と言うのが私の印象だ。 でも、残置の虎ロープがあるので間違いない。 それらを使って落ち葉の詰まったルンゼを登ればヤセ尾根に出る。




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ヤセ尾根から山急山のピークまでは2級程度の岩登りを交えた岩稜歩きだ。途中、丸い岩が立つピーク(ミニ丁須岩とも言うらしい)があるが、ここは山頂ではなので登らないこと。私はあえて登ってみたが。。003.gif




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丸い岩の岩肌には、盆栽でお馴染みのイワヒバ(岩松ともいう)がいっぱい生えていた。 056.gif




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丸い岩の上からは、眼下に先ほど登った五輪岩が見え、それが圧倒的な絶壁を有する岩塔であったことが良く分かる。 005.gif




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そして、国道を挟んで南側には裏妙義の稜線と、奇岩が見える。 072.gif




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ズームしてみれば、あちらには本家門元の “丁須の頭” がある。




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丸い岩が立つ岩峰の南側を巻いて、藪のヤセ尾根を登り切れば、そこは背丈ほどの灌木に囲まれた山急山(992m)の山頂だ。066.gif 3人も座ればいっぱいになってしまう小さなピークだが、周囲にはそこより高いものが無く、正に天空の城といった感じだ。 043.gif




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先ほど登ったイワヒバの生えた丸い岩のピーク。あの上に立ったのかと思うとちょっと怖いね・・008.gif




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天空の城で雄大な眺めをおかずに1人ランチを楽しんだ。 063.gif 下山は山頂から稜線を少し西に行けば、すぐに下降路が南に向かって切れ落ちている。急な傾斜をフィックスロープとブッシュを使って降りていくと、左に高い岩場がある。その基部を右から巻いて降りれば樹林帯に入る。




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樹林帯に入ると、トレイルは南東に鋭角に曲がるので注意しよう。北西にも顕著な尾根が派生してるので誤ってその尾根に行かないこと。 034.gif 南東に下ればこんなコブ付きの木があり、赤テープもあるはずだ。 ここからはまたズルズルと滑る砂礫と落ち葉の急斜面で、踏み後もわかりづらいので赤テープをよく見つけながら進むと良い。034.gif




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やがて傾斜が緩くなると同時に杉林に入る。 杉林の中を踏み跡をたどって右(西)方向に進む。 顕著な涸れ沢をトラバースしてさらに西に行く。 涸れ沢の脇の大岩に、このルート中で数少ないマーキングがあった。




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杉林をトラバースしていくと2つ目の涸れ沢に当たるので、その沢の左岸に沿って降れば二又に出る。ここからは往路を戻れば10分で登山口に着くだろう。 071.gif



f0308721_3404759.jpg山急山は小さい山であるが、標識もなく、トレイルも不明瞭である。
山頂付近はヤセ尾根と岩場の連続である。
したがって読図力や地形を見ながら歩ける確かな総合力のあるハイカーにお勧めしたい。

私のこのトレイルへの評価:4★(春、秋限定) 中級~上級者向け
行程距離:約3km(登山口‐二又‐五輪岩‐山急山‐二又‐登山口)
高低差:約420m 行動時間:約3時間(休憩込み)


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by dream8sue | 2014-11-16 00:03 | 群馬県 西上州エリア | Trackback | Comments(0)

富岡市 妙義山 寒風の筆頭岩クライミング     Rock Climbing at Hitōiwa in Mount Myōgi,Gunma

Saturday, November 15, 2014
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晩秋のハイキングテーマは “気分ワクワク岩塔の山” と言うわけで、最近は岩櫃山岩殿山など岩場を歩くトレイルが続いている。とは言え、まさかクライミングしちゃうとは・・ひょんなことから妙義山の筆頭岩に登ることになった。8年ぶりのマルチ・クライミングだが、マルチと言っても3~4ピッチの短い岩場なので何とかなるだろと、甘い考えでロープやらハーネスを物置から引っ張り出す。

妙義山は妙義湖を挟んで南東に位置する表妙義と北西に位置する裏妙義からなる。表妙義のメイントレイルは東の白雲山から西の金洞山までを繋ぐ縦走路である。“鷹戻し”などの大岩壁帯を通るこのルートは死亡事故も多く上級者向きのトレイルである。 そのメイントレイルから大きく南に離れた位置に金鶏山がある。筆頭岩はその金鶏山の西端にある標高826mの岩塔である。

I did a rock climbing about 1 week ago. It was for the first time in eight years that I miss rock climbing. I thought I can climb there easily even though I miss rock climbing for long time, because it is easy grade and a short rocky place. I picked out a climbing rope and safety belt etc., from the closet.

Hitōiwa is a rock tower as an altitude of 826m at the western end of Kinkeizan located in the Mount Myōgi system. Its Kinkeizan is located away to the south from the main trails of Mount Myōgi.




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前橋、高崎からのアクセス: 国道18号で軽井沢方面に向かい、松井田バイパスの先の五料の信号を左折し県道51号線に入り213号線に当たったら右折し、妙義神社方面に向かう。妙義神社から県道は196号線に変わり、カーブの続く山道を登って行くと、筆頭岩のある金鶏山のすそ野を巻いて中之獄神社へと続いている。中之獄神社より1km程手前に“さくらの里”という桜の名所があるので、車はそこに駐車可能である。
上信越自動車道利用の場合は松井田妙義ICで降りれば県道51号線に合流する。

Access from Maebashi, Gunma : You head to Karuizawa district in R18. Turn left at the signal of Goryo of Matsuida, Annaka city and drive on the local road 51.
Next, turn right where you get intersection with local road 213, and toward the Myogi shrine direction. The local road changes the number to 196 from the Myogi shrine, and you should go up the winding mountain road. The road is continuing to Nakanotake shrine. There is a "Sakura no Sato" that has a parking before about 1km Nakanotake shrine.
If you use the Joshinetsu Highway, you can join the local road 51 where get off at Matsuida Myogi IC




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さくらの里の駐車場から見た筆頭岩。ゴジラの背中のように4つのピークが見える。山頂と2つ目のピークとのコルが“剣の刃渡り”と言われるナイフリッジだ。 005.gif

This photo is Hitōiwa that looked from the parking lot of Sakura no Sato. There are four peaks, such as the back of Godzilla. There is a ridge that is called "Turuge no Hawatari" between the summit and the second peak. "Turuge no Hawatari" means knife edge of the sword. 005.gif 008.gif




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さて、皆が迷う岩場の取り付きだが、さくらの里のゲートを出て車道を東に少し戻る。最初のカーブの先の木の生えた左斜面に10段くらいの階段があるので、そこを登り尾根に出る。古い文献では一本杉からのアプローチが書かれているが、現在は路が繋がっていないので一本杉側に行ってはいけない。 034.gif

To the Hitōiwa, you go a little roadway to the east from out of the gate of Sakura no Sato. There is a stair about 10 steps in left slope in the tree where you turn the first curve of roadway . You can climb to the ridge by the stair.




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尾根から筆頭岩を目指し東に行くと、筆頭岩の基部すれすれに踏み跡が付いている。右側は下の車道に一気に斜面が落ちているのでスリップ、落石を落とさないように気をつけて歩こう。 034.gif

Go to the east toward Hitōiwa from the ridge. There is a small trail just along the base of the Hitōiwa. On the right side, the slope is very steep to the below roadway, you must be careful not to drop any falling rocks.




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階段から500mくらいで尾根が北に角度を変えると、そこに赤テープなどの目印がつけてあり取り付きとわかる。樹木もあり傾斜も緩いので、ここで登攀具だけ身につけて上のテラスまで個々に登る。 071.gif

You reach the Hitōiwa about 500m from the stairs. Since there are markings, such as red tape, you will know that it is there the starting point. You should to wear the climbing equipment there. 




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ここからアンザイレンして登り出す。このピッチは途中にブッシュもあり、易しい3級くらいのフェースだ。 061.gif

We scrambled to the terrace of above rock. We were roped up from here. This range is a easy face and there are bushes for protection.




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次のピッチから少し傾斜が出てくる。逆層気味のスラブだが、ホールドは結構ある。リードはその昔、大日岩で腕を磨いたサーティーン・クライマーのY氏(13歳じゃないよ。 003.gif ) 無駄の無い動きでスイスイとロープを伸ばしていく。
ただ、この日は冬型の気圧配置で風が強く、非常に寒い!風音でお互いのコールもよく聞き取れない。 025.gif

Comes into steep incline slightly from the next section. It is a slab of reverse layer slightly, but there are many good grips in the rock face. The lead climber is Mr. Y, who can climb 5.13 grade. (it is not a 13-year-old. 037.gif ) He was climbing easily with smooth movement. However, this day blew cold wind. It was very cold! Also, we were not able to hear well call each other in the strong wind sound.




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赤いジャケットのSueは終始、フォロワーだが・・おいおい、結構な高度感じゃん!癌患者がこんな所を登って大丈夫なのか! 025.gif

Sue who wear a red jacket is follower. I felt I was quite exposed. I am a patient of cancer. Am I all right that climbing such a dangerous place?




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高度感に感動してる間に、早くも最後のピッチ。リードは剣の刃渡りのナイフリッジをこなし、このルートの核心部になる垂壁?に取り掛かっている。 042.gif

While I have been impressed by the great view, the leader had done the ridge of "Turugi no Hawatari", and already began climbing the most difficult section.




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北に白雲山(1081m)が見えて、高度感に拍車を掛ける。 072.gif

Mountain Hakuunzan is visible to the north direction. It makes me feeling more the great sense of hight .




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そして、リードは核心部を見事に登りきって “ビレー・オフ” のコールがかかる。それにしても、本当に岩の塔と呼ぶにふさわしいピークだね。 072.gif 049.gif 058.gif

And, leader shouted to me "belay off " after climbed of the crux section in the rock face. Anyway, this rock tower is really a sharp form for peak.




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さて、赤いジャケットのSueのフォローだ。剣の刃渡りと呼ばれるナイフリッジは幅が1mくらい、長さは10mくらいだろうか?狭いだけならまだ良いのだが、今にも落ちそうな浮石が多く神経を使うセクションだ。 008.gif

I was following this crux section. The knife edge has a width about 1m, length is about 10m. It is not only narrow, there are a lot of loose rocks. I needed to pay attention very carefully.




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そして、最後の垂壁にはビビった。ホールドは大きいのがあるのだが、いかんせん8年ぶりのクライミングにして、この傾斜、この高度感! 008.gif
フェイスの上部はスタンスが乏しく、左足を腰より高く上げなくてはならないハイステップムーブの部分があり、柔軟性のとぼしい私には結構きつかった。ギャーギャー言いながら何とか登り終える。 傾斜があるのでグレードも4級くらいあるように感じた。003.gif
尚、ルートには古いクサリが残置されているが、相当古い物なので使わないほうが良いだろう。 034.gif

I challenged at the vertical wall. I was very scared, because that portion was very tilted. Also,I was climbing for the first time in eight years. The upper part of the rock face does not have good footholds, I had to raise my left foot higher than my waist. It was tough for me because my body is not flexible. but, I was able to manage climbing someway. Addition, there are old chains on the rock face, it is better that you do not used them because that things are considerably too old.




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最後は屈曲した岩稜を15mくらい歩き筆頭岩のピークに着く。 066.gif ピークからの眺めは素晴らしい。西に金洞山が岩のお城みたいに鎮座している。眼下にはさくらの里の駐車場や、一本杉の建物も見える。 072.gif
日本近代登山の父と言われたあのウォルター・ウェストンも約100年前にここを登っているらしい。そう聞くと、急にウェストンに親近感を覚えるのは私だけ?003.gif

Finally we got to the peak of the Hitōiwa by walk about 15m on the curved rock.  066.gif  The view from the peak is great!!! Mountan Kondozan is sitting like a castle of the rock to the west. Also, a parking and buildings are visible in the "Sakura no Sato".
Addition, Walter Weston who was an English clergyman and Anglican missionary who helped popularize recreational mountaineering in Japan at the turn of the 20th Century,climbed this rock tower almost 100 years ago.




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北東には安中市や高崎市の市街地が広がっている。 072.gif

You can see the town of Annaka city and Takasaki City to the northeast.




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そして、すご東に金鶏山への稜線がのびている。 時間があるなら金鶏山まで縦走(縦走といっても一般トレイルではない)すれば、さらに充実したものになるだろう。   

And, the mountain ridge to the Kinkeizan in east. If you may climb along this mountain ridge to Kinkeizan, it would be more interesting.

 


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南側には、西上州と奥秩父の山々が連なり、眼下には紅葉した広葉樹と緑の針葉樹のコントラストがまるで油絵のようだ。 072.gif

To the south,there are mountains of west side of Gunma. You can see the contrast of autumn leaves such as green and yellow like a painting.




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展望にしばし見とれるも、寒風が吹くピークでは休憩をする気にはならない。さっさと下降することにする。
下降は、ピークの東側をラッペルする。まず約10m下のテラスに降り、さらに南側に50mのラッペルだ。下降支点も残置スリングが太い立ち木にたくさん巻きつけられている。私たちは50mロープ2本なので2回のラッペルですんだが、短いロープの場合は2回目の下降ポイントが東寄りになるようなので気をつけよう。 034.gif
50mロープとはいえ、支点からは基部は見えない。本当にロープが地面に着いているのか?トップはラッペルしながら下部の状態を見定めなくてはならない。強風に流されるロープをさばきながらトップは紅葉の海へと降りていった。 029.gif

 
We began immediately go down without stay longer to the peak, because of blowing strong cold wind. Descent, to rappel down the east side of the peak. First down to about 10m below the terrace, and we have to more rappel down of 50m on the south side.




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しばらくして、テンションのかかっていたロープが緩んだ。どうやら地面に降り立ったようだ。さて、次は私の番だ。どうなることかと思ったが、昔、身体に染み付いたテクニックは一瞬にして私を過去の感覚へと呼び戻す。下部岩壁は少しオーバーハングしているので、下部10mほど空中懸垂になる。

金鶏山周辺は現在は登山禁止になっているようなので、登山、クライミングに当たっては自己責任で対処してください。

私のこのルートへの評価:3★
行程距離:約1.5km  高低差:約120m 行動時間:約2時間(休憩込み)

I had a little anxiety to rappel. But, I recalled that past of sense in a moment, because I had training many times those techniques to the old days. I had to rappel in the air near bottom as 10m because the bottom rock is a little bit overhanging.
Since the Kinkeizan is prohibited to climb currently, you should address in your responsibility when climbing there.

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by dream8sue | 2014-11-15 11:02 | Rock Climbing | Trackback | Comments(0)

青木村 子檀嶺岳は信州の小さな展望台     Komayumidake in Aoki, Nagano

Saturday, Norvenber 8, 2014
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長野県の上田市周辺には菅平高原、湯の丸高原、美ヶ原高原などのメジャーなハイキングエリアがある。 さらに、千曲川に沿って1,000m前後の低山がたくさんあり、どれも個性的な魅力のある山々が点在する。 そんな千曲川左岸地域の長野県小県郡青木村にある、この難読山名の子檀嶺岳(こまゆみだけ:1,223m)に登ってきた。この山名は絶対読めないよね~ 039.gif 名前は難解だけど、ハイキングトレイルは比較的簡単で、主なものは三カ所(田沢、村松、当郷)があるが、それぞれ登山口から1時間半~2時間程度で頂上に登れる。 060.gif
TOP写真は、国道143号線沿いの道の駅 “あおき” から見た子檀嶺岳。 上部に岩壁がそそりたつ山容は立派である。 072.gif




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<マイカーの場合>
国道18号線、(上信越自動道利用なら上田菅平IC)より国道144号線~143号線に継続し西に走る。インターから30分程で青木村に入ると右手に子檀嶺岳が見えてくる。 道の駅 “あおき” の少し手前(国宝大法寺三重塔の入口の看板あり)に当郷登山口に入る道があるので右折する。 道は細くなり当郷の管社地区を進み突き当りのT字路にはバス停と休憩所もある。 T字路を左折して少し行くと右側に数台停まることが出来る駐車場がある。 左側は栗の木畑で、駐車場の前にある柿の木がたわわに実をつけていた。
尚、小さな駐車場なので休日などはすぐに一杯になるので注意のこと。駐車場から50m程先にも2~3台駐車できる。

<公共交通の場合>
長野新幹線で上田駅下車。千曲バス青木線で “当郷” 下車となる。が、午前中のバスの本数は少ないので事前に時刻表の確認が必要。 当郷バス停から登山口までは徒歩約40分。




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駐車場のすぐ先に “獣進入防止用ネット” があるので自分で開け閉めして進む。 この獣進入防止用ネットなるも物、最近の日本の山には多いようだ。こんな物にも軽くカルチャーショックを感じるのは私がアメリカ帰りだからという理由だけだろうか?昔は人間と獣の住み分けがもっと判然としていたと思うが・・ 039.gif
トレイルは林道から離れて右の樹林帯に進み、沢を横切ると小さな竹林に入って行く。 070.gif




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竹林をぬけ、しばらく行くと美しいアカマツ林になる。 こんな綺麗なアカマツ林を見たのは初めてかも。 043.gif 072.gif




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アカマツと言えば松茸を連想するが、トレイル脇にきのこ発見!松茸?まさかね~ 003.gif
実はこの一帯は松茸の栽培地で、トレイル脇にはテープが張られて、止山(とめやま)と書いた張り紙が貼ってある。 この止山という言葉は知らなかった。 要するに “権利のある者以外立入り禁止” という意味であるがご当地ワード(方言)かしら? 039.gif




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アカマツ林を抜けると、広葉樹と松の木が混ざる雑木林になる。 足元の低木の秋色も心を弾ませてくれる。 060.gif




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こんな黄葉が散りばめられたトレイルも素敵!日本の秋ってすごいね~ 072.gif




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この白い透明の葉をあちこちの山で見かけるが何だろう? 039.gif 同行者いわくコシアブラではないかと言う。 “え!コシアブラって山菜だよね?” どうやらコシアブラで間違いないようだ。コシアブラは秋の落葉前に、葉の葉緑素が抜けて半透明のような白色になるらしい。 045.gif




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トレイルは、紅葉の森の中を西に東に蛇行しながら徐々に傾斜を増していく。




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水平に岩が重なった “畳岩” を左手に見ながら行くと、ひときわ大きく奇形な松の木が現れる。
この松の木の近くには何か暗号のような字が書かれた奇妙な石もある。 039.gif




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さらに標高を上げると、赤く燃えるような紅葉の下を行く。 このあたりが紅葉限界?で、この標高より高くなるにつけ、枯葉が目立つようになる。




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その枯葉の絨毯だ。 下は秋真っ盛りなのに、ここからは晩秋みたいな風情だ。 072.gif




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やがてトレイルがスイッチバックになり始めたコーナーに “強清水” の案内標識がある。 20m先には美味しい清水が湧いている。 トレイルからは一見、こんな涸れ沢のようなところ?と思えるが、結構水量があるので立ち寄ってみると良い。063.gif




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スイッチバックの登り坂をこなすと広い林道に出る。 ここは右(北)に進む。 071.gif




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林道は針葉樹から広葉樹に変わり、枯葉の絨毯もふかふかだ。 晩秋の風情もなかなか良いね。 072.gif




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やがて左側にベンチが見えてきたら、そこが子檀嶺神社の鳥居の下だ。
登山口から約1時間くらいだろう。 059.gif
林道から離れ、鳥居をくぐれば、いよいよ山頂までの急登が始まる。 070.gif




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トレイルは大きく方向を変えて南に向かう。 周囲はすっかり枯れ枝になっている。




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トレイルの下の方に何やら白いお皿が・・きのこの名前は分からない。 分かる人がいたら教えてください。m(_ _)m




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急登を終えるとヤセ尾根の稜線に出る。少し行くとコイワカガミの群生地がある。 開花時はいいだろうな~ 056.gif




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さらに稜線沿いにヤセ尾根を行けは子檀嶺岳(こまゆみだけ:1,223m)の山頂に到着だ。 066.gif 東西に長い広場といった感じの山頂には、信仰の山らしく石祠と3つの木の祠が並んでいる。




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眼下(南側)には紅葉がパッチワークのような尾根の先に青木村の町並みが見える。 072.gif




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そして町並みの先には、多くの伝説を秘めた夫神岳がピラミダルな山容を見せている。 072.gif




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その左には、いつかは登ってみたいゴツゴツした独鈷山。バックの台地は美ヶ原かな?




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振り返って北側に目をやれば、遠く北アルプスの白い頂が連なっているのが見える。 072.gif




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山頂の西側のトレイルを行けば、すぐ先で田沢登山口、村松登山口へと分かれていく。 063.gif 山頂でゆっくりランチを楽しんだら、帰路は往路を戻る。 063.gif




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コースタイムで往復3時間のルートなので、朝ゆっくり出ても十分明るいうちに下山できるトレイルだ。
標高が低いのでやはり春と秋がお勧めだ。 049.gif
また、近くには島崎藤村が逗留し、「千曲川のスケッチ」の一節を着想したと言われる田沢温泉などもあるのでハイキングの疲れを癒して帰るのも良いだろう。


私のこのトレイルへの評価:4★(秋限定) 初級者向け
行程距離:約4.5km(当郷登山口‐子檀嶺岳‐当郷登山口)
高低差:約550m 行動時間:約4時間(山頂での1時間休憩込み)





【おまけ】修那羅石仏群   
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青木村のはずれにある安宮神社にはたくさんの石仏があり、宗教に関係なくアーツを見る感覚で楽しめる。

国道143号線の道の駅 “あおき” の前を通過してさらに西へ行く、国道がヘアピンカーブになるところから長野県道12号丸子信州新線に入り、坂を登りきったところが修那羅峠(しょならとうげ)である。 右側に大きな駐車場がある。 県道を挟んで反対側の舗装道路を20分ほど登れば安宮神社がある。

この神社のまわりにおよそ800体の石造物が立ち並んでいて、その内230体ほどが石神仏像だそうだ。どれもユニークな像ばかりで時間を忘れて観賞してしまう。人工物なのに自然と溶けあった美しさは、独特の世界を作り出していた。072.gif

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by dream8sue | 2014-11-08 14:36 | 長野県エリア | Trackback | Comments(0)

大月市 岩殿山は史跡の里のSkytree     Mount Iwadono in Ōtsuki, Yamanashi

Friday, Norvenber 7, 2014
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秋も深まり、雪が降る前のつかの間のハイキングを楽しむことにしよう。少し足を伸ばして山梨県大月市にある標高634mの岩殿山に行ってきた。 070.gif 634m!そうだ、Tokyo Skytreeと同じ高さだ。地元では岩殿山を “大月のSkytree” と呼んでいるとか、いないとか? 023.gif 037.gif




f0308721_2211916.jpg<公共交通の場合>
登山の始点駅はJR中央線の大月駅である。前橋からは何通りかの乗り継ぎがあるが、八高線で八王子経由、または新宿から中央線に乗るのが比較的乗り継ぎが少なく早く行ける経路だと思う。前橋から3~4時間。新幹線や特急を使えば2~3時間くらいで行けるだろう。

大月駅を出て左へ行き、少し先のY字路を左に折れ、踏切を渡り突き当りの道を右に曲がれば大月市合同庁舎が右に見えてくる。前方の国道139号線に合流したら左へ曲がり、桂川に掛かった橋を渡り坂道を登って行くと、左手に岩殿山城跡入口と記された岩殿山の登山口が現れる。




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この山の頂にはその昔(戦国時代)岩殿山城があった。山梨県指定史跡になっているのでハイキング・トレイルと言うより、公園のプロムナードといった感じだ。登山口からは階段が続き、綺麗に刈り込みされた樹木が脇を飾っている。 072.gif
山頂までのトレイルにはベンチなどもあり、町並みを挟んだ対岸には九鬼山がよく見える。富士山のビューポイントも豊富であるが、残念ながらこの日の富士山は雲の切れ間にかすかにそのすそ野を見せる程度であった。 007.gif




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山頂までの中間地点には、お城の形をした “ふれあいの館” がある。岩殿山の歴史が分かるビデオや展示室などがあり、入館は無料。
さらに階段を登って行くと、写真の “鏡岩” と呼ばれる岩壁が見える。この岩壁の上が山頂である。




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途中、“稚児落し” 方面に行く分岐を左に分ける。まずは山頂に行き展望を楽しもう。ふと、足元を見ればイナゴが野菊の近くに散歩に来ていた。秋の代名詞みたいな絵だね。 037.gif




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階段を登り切ると、両側に巨石が現れる。ここは “揚城戸跡” と呼ばれ自然石を利用して城門を築いた跡らしい。




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揚城戸跡の先には “番所跡” があり、揚城戸の番人の詰所があったところだ。その先にも “馬屋” とか “馬場跡” とか書かれた標識があり、ここにかつて城があったことを暗示している。




f0308721_23479.jpg大月駅から約1時間、Tokyo Skytreeと同じ高さの岩殿山に到着。 066.gif 071.gif
山頂からの景色をみて、岩殿山城が戦国時代に東国の城郭の中でも屈指の堅固さを誇っていたことに納得した。
岩殿山周辺の地形は、眼下を流れる桂川に沿って平野が東西に長く、それ以外は山々で囲まれている。
人馬の流れが一目で見下ろせる、天然の要塞である。 005.gif 045.gif




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その天然要塞の現在は、山の南側と桂川の間の狭い場所に中央自動車道が通っている。




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山頂には東屋もあり休憩するには最適な場所である。岩殿山は双耳峰で、東屋の東のトレイルを登れば電波塔が建っている東峰に至る。




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山頂で一休みしたら、今回のハイキングの目的地 “稚児落し” へと向かおう。登ってきたトレイルを戻り、指導標のある分岐を西に進む。ここからは階段ではなく、ハイキング・トレイルらしく落ち葉の山路を行く。 070.gif 060.gif




f0308721_2365281.jpg稚児落しへは “兜岩” という岩場経由と林内経由とに分かれる。 039.gif

パートナーはスラブの得意な現役クライマーなので有無をも言わさず岩場方面に向かう。

“Please wait! Don't go to such a dangerous trail!” 008.gif






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天然の柿の木が生えている鉄塔の脇を通り、小さな岩場を越えると、鉄の足場と鎖の付いた7mくらいの岩壁が現れる。 005.gif




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その岩壁を越えるとヤセ尾根に出る。 071.gif




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ヤセ尾根の先には左側(南)が断崖になった岩場があり、虎ロープが設置されているが、スリップしないように慎重に行こう。 034.gif ここが兜岩かな? 039.gif




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水平トラバースの先は垂直のクサリ場だ。最後は木の根が生えたルンゼ状の岩場を乗り越えてヤセ尾根に出る。 042.gif




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アップダウンを繰り返しヤセ尾根をしばらく行くと、鉄塔のある天神山(592m)に着く。トレイルは天神山から北西に角度を変える。少し行くと石祠が置かれた展望の開けた場所がある。




f0308721_241186.jpg晩秋ともなると秋の花もそろそろ終りであるが、バイオレット色したリンドウが1株、日当たりの悪い樹林帯に咲いていた。056.gif
こんな小さな花に出会えるのもハイキングの楽しみの一つだ。 045.gif 060.gif





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石祠から3つ目の鉄塔を過ぎ、しばらく行くと、今回のハイキングのクライマックス、稚児落しが目前に現れる。 005.gif
織田勢に敗れて逃げる岩殿山城の軍勢が、泣き声を恐れて赤子を投げ落したという悲しい伝説の場所だ。 007.gif




f0308721_2432177.jpg左に稚児落しの岩壁を見ながら10分も登れば、右(北)にトズラ峠に行く分岐に当たる。
ここは左(南)に曲がり浅利集落に下るトレイルに入る。
岩殿山ピークからこの分岐まで約1時間30分くらいだが、岩場とヤセ尾根の縦走だったので時間を忘れて楽しめた。 060.gif





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分岐からヤセ尾根を南に少し行くと、再び稚児落しの絶壁が角度を変えて目前に迫ってくる。左奥の双耳峰が歩いてきた岩殿山だ。 072.gif




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稚児落しの絶壁を後にして、トレイルは樹林帯に入って行く。左下に降りるトレイルの分岐を少しだけ直進すると見晴らしの良い岩場があり、そこに奇妙な形をした赤い植物が群生していた。良く見るとピンク色の花が咲いている。これはツメレンゲ?という岩場を生育地とする植物で、準絶滅危惧に登録されているらしい。 034.gif 056.gif




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下降路は樹林帯の中の下りであるが、1箇所だけ滑りそうな岩場があり、クサリが設置されている。




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降りながら木立の間から見える最後の展望を楽しむ。大月市西側の町並みと山並み、ハイウェイの北側にはゴルフ場も広がっている。 072.gif




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30分程の降りで浅利集落にでる。ここからは車道を歩いて大月駅に向かう。 070.gif




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浅利集落の脇を流れる浅利川はとても綺麗な流れで、幼い頃に遊んだ故郷の小川を思い出させてくれる。 072.gif 043.gif




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ハイウェイの高架下をくぐったら左の細い道に進み、民家の路地を通りぬけ橋を渡る。
浅利集落から大月駅までは1時間弱の舗装道路の歩きであるが、民家の軒下に吊るされた干し柿の風情や、庭先で植木の手入れをする家主との会話などを楽しみながら歩く。これも里山ハイキングの “味” の一つだ。 045.gif




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浅利川と桂川が合流する橋を渡れば駅までは近い。川の側壁の紅葉と青い流れのコンビネーションが実に綺麗で、ハイキングのフィナーレを飾るかのようであった。 072.gif




f0308721_375363.jpg終始、眼下に町並みを見ながらの、まさに里山ハイキングである。 060.gif
歴史好きなら、ふれあいの館で岩殿山の資料見学に時間をとるのも良いだろう。 034.gif

私のこのトレイルへの評価:4★ 初級者~中級者向け
行程距離:約7.5km(JR大月駅‐岩殿山‐兜岩‐天神山‐稚児落し‐浅利集落‐JR大月駅)
高低差:約300m 行動時間:約4時間(休憩込み)







 【おまけ】日本三奇橋・猿橋
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大月駅から一駅東の猿橋駅から徒歩30分くらいのところにある猿橋。橋脚を使わず両岸から張り出した四層のはね木で支えられている珍しい構造の橋である。
猿橋の掛かる桂川渓谷の美しい景観も一見の価値ありだ。




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by dream8sue | 2014-11-07 18:22 | 山梨県エリア | Trackback | Comments(0)