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伊豆 城ヶ崎海岸でハイキング     Jogasakikaigan in Fuji-Hakone-Izu National Park

Wednesday, December 31, 2014
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寒波が接近しているとは思えないほど暖かく穏やかな伊豆の城ヶ崎海岸。前日には数人でクライミングを楽しんだ。が、さすがに大晦日のこの日はメンバーは帰宅し、私だけが残り1人ハイキングを楽しむこととなった。 070.gif 前日のクライミングシーンはこちらから→ 伊豆  城ヶ崎海岸でクライミング Rock Climbing Jogasaki in Izu National Park
城ヶ崎海岸は約4000年前に近くにある大室山の噴火で溶岩が流れ、溶岩流と海の侵食作用でできた小さな入り江が連続している。門脇崎灯台や門脇吊橋などの観光名所もあり見所満載だ。海岸線に沿って“城ヶ崎ピクニカルコース”と“城ヶ崎自然研究路”の、合わせて全長9kmの遊歩道が整備されている。私の1人ハイキングは、この2つのコースを北から南にたどる、のんびりぽかぽかハイクだ。 058.gif




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ハイキングの起点は、ログハウス調の作りの “城ヶ崎海岸駅” だ。

前橋、高崎から電車で5時間くらい(新幹線や特急を使えば3時間くらい)で来れるだろう。

“城ヶ崎ピクニカルコース” は全長3kmで、城ヶ崎海岸駅よる県道を20分ほど東に行った “払” というバス停から海岸に沿って南下し、ぼら納屋(現在は磯料理が味わえる休憩所)、門脇吊橋、門脇崎灯台を経由して海洋公園まで行くコースである。




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私は門脇吊橋までは、駅前の道を真っ直ぐ南に向かい、県道を横切り、桜並木に沿って閑静な別荘地を1.5kmほど行く道をたどった。 “城ヶ崎ピクニカルコース” のハイライトである門脇吊橋・灯台にダイレクトに行くことができる道だ。




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別荘地を過ぎ、海岸方面に行けば駐車場の先に、半四郎落としと呼ばれる門脇吊橋がある。高さ23m、長さ48mの吊橋だ。 072.gif




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門脇吊橋の周辺は、目もくらむような断崖絶壁が多く、TVドラマなどのロケ地にもなっているようだ。 005.gif




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絶壁に砕け散る白い波を見ていると、青い海に吸い込まれそうになるので、あまり岩壁の際に立たないほうが良さそうだ。怖~! 008.gif




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吊橋を渡ると門脇崎(かどわきざき)灯台がある。 灯台の展望台には自由に登ることが出来る。




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灯台の基部から、これから歩く城ヶ崎海岸の入り江が一望できる。 072.gif




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さて、灯台に登って展望を楽しんだ後は、伊豆四季の花公園などがある海洋公園を目指そう。駐車場の脇から石段を降っていく。 071.gif




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このトレイルは日当たりも良く、緑がいっぱいだ。群馬の冬は寒く、冬枯れの木々や雪山ばかりでいささかうんざりしていた。やはり緑の樹木や明るい色の花を見れるのは嬉しい。ハイキングはこうでなくっちゃね。 058.gif 060.gif
葉がフキに似ているツワブキは、マルバダイブキに似ているが、やや小ぶりで葉に光沢があるのが特徴だ。白く縁どられたように見える葉をもつのが、磯に咲く菊から命名されたイソギクだ。どちらも秋から冬にかけて咲く、城ヶ崎海岸を代表する花だ。もちろん、私はこれらの花を観るのは初めてで心がはずむ。 056.gif 056.gif 060.gif




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波の音を聞きながら、海岸沿いのトレイルを行くと、美しいマツ林にでる。そこに “穴口(あなぐち)” と書かれた標識があったので矢印の方向に寄ってみた。 026.gif




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穴口は溶岩の中に出来たトンネルが陥没したもので、のぞき込むと海水が打ち寄せるのが見える。 005.gif




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“城ヶ崎ピクニカルコース” のトレイルは観光客用のプロムネイドなので、よくメンテナンスされた歩き易いトレイルだ。 072.gif 070.gif




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城ヶ崎海岸駅から歩き出して約2時間、フラワーガーデンやダイビングスクールなどがある伊豆海洋公園に着く。

休憩するには最適な場所だ。 063.gif

私は売店で “やんも” というピンク色のソフトクリームを買って食べた。

“やんも” はヤマモモという温暖な地域に生える樹木の実で、城ヶ崎一帯はこのヤマモモの群生地らしい。
イチゴよりもやや酸味があり、乾いた喉にはとても美味しかった。 011.gif




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伊豆海洋公園から、しばらく舗装道路を西にたどり、蓮着寺というお寺の境内を横切る。お寺の公衆トイレの脇に “城ヶ崎自然研究路” の入口がある。自然研究路は蓮着寺から八幡野漁港までの全長6kmのコースで、自然が造成した景観を満喫できる。観光客も少なく、私はピクニカルコースよりも自然研究路の方が好きだな。 045.gif




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研究路に入ってすぐに “石食いのモチの木” という案内板があり、寄ってみると木が石を食べていた! 005.gif 頻繁にハイキングをしていると、こういう木を時々見かけるよね。 045.gif




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トレイルも素朴な感じでいいね~ 072.gif 043.gif




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すぐに日蓮崎に着く。日蓮が流罪になったという “俎岩” や大正年間に作られた篠海灯明台跡などが見られる。 その先からは溶岩が流れ出て作られた地形が良く分かる。多くの小さな岬には、それぞれ “いがいが根” “田中磯” “とよ” “あかねの浜” “はしがかり” “おおばい” “こばい” “大淀・小淀” などと名前が付けれている。




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“城ヶ崎自然研究路” に入って、約1時間強、“かんのんの浜” を過ぎて、 “いがいが根” に到着。城ヶ崎海岸で180°の展望がきく最も広い溶岩広場である。




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“いがいが根” から0.2kmほど内陸に入れば、伊豆高原駅からアクセス可能な駐車場もあり、マイカーやタクシーでここにピンポイントで訪れることも出来る。 ハイキングはしたくないけど、海岸散策したい観光客にも手ごろな観光スポットになっている。 072.gif




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“いがいが根” から “なが根”“田中磯” などの磯釣りファンの多い岬を過ぎる。 日当たりの良いトレイルには花だけでなく、こんな実を付けた樹木もたくさん見かける。 マサキの実から赤色の種子が出て美しい。青い実はブルーベリーかな?




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小さな岬や入り江は前記したもの以外にもたくさんある。

全部の岬に立ち寄ることは時間的に難しいだろうが、メイン・トレイルからさして離れていないので、休憩場所を兼ねて自分のお気に入りの岬を探してみるのも面白い。 034.gif

私は “てんぐのはな”という、あまり人が立ち寄っていなそうな(踏み跡がはっきりしていない)岬に寄ってみた。トレイルから3分ほど踏み跡をたどれば、そこは岬の突端である。

誰もいない、正にプライベート・ケイプである。う~ん、幸せ!043.gif

いるのは眼前の岩場で羽を休めている海鳥たちだけだ。 003.gif




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あまりにも暖かくて快適なプライベート・ケイプで休憩しすぎてしまった。先を急ごう。

赤いケープを掛けたお地蔵さんが出迎えてくれる “とよ” でトレイルは二俣に分かれる。 右に行けば伊豆高原駅への近道となる。 ここでは左に行こう!この先にある絶景を見ない手はない。 034.gif 070.gif




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“とよ” からさらに海岸線を行くと、緑の樹林帯の中に葉を落とした木々が現れる。この左手には “あかねの浜” がみえてくる。




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またまた、ここでも寄り道。磯は楽しい! 060.gif




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枯れたイソギクなか? 赤い星みたいで綺麗だな~ 072.gif 045.gif




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“あかねの浜” を過ぎると、登り坂になり、断崖絶壁を眼下に見ながら歩くようになる。 ハイキング終点の八幡野漁港まであと3kmくらいだ。 この後半のトレイルが実に素晴らしい!




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しっとりした風情のトレイルには興味深い樹木がたくさん生えている。古い葉が新しい葉に場所を譲るという意味のヒメユズリハや、葉は細長くお団子のような実をつけるイヌマキなど、庭木としても人気のある樹木に会える。おや?この木はどうしたことか、たくさんのミミズ腫れ? 005.gif




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植物鑑賞をしながら、しばらくトレイルを行くと、ひと際目立つ標識で“はしがかり”と書かれた道標がある。木々の間から自然が自ら設計施工したのかと思われる石橋が見える。5分くらい踏み跡をたどって先端まで行ってみると、何と、これまた自然が作りだしたペンタゴン模様のファンディーション(基礎?)があるではないか!005.gif




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トレイルに戻り、振り返れば実に興味深い光景が・・!ペンタゴン模様のファンデーションは波に砕けてしまった柱状節理の石柱の跡だ。 072.gif




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木々の間から、湾曲した柱状節理の石柱が打ち寄せる波を受け止めているのが見える。 072.gif




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ハイキングも終盤、西日に光る海が美しすぎて物悲しくなるのは私だけ・・? 037.gif




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八幡野漁港へは、コンクリートで施工された対馬川を横切り、このコースのもう一つの吊橋、橋立吊橋を渡ることになる。なお、八幡野漁港まで行かず、対馬川に沿って内陸に10分ほど行けば伊豆高原駅に着ける。
対馬川を渡る少し手前に川の水が海に流れ落ちている “対馬の滝(たじまのたき)” があるので立ち寄ると良いだろう。北から歩いてくると、この滝の入口は見落としやすいので注意が必要だ。対馬川の橋を渡る手前の “かさご根” の岩場からよく見える。




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“かさご根” の岩場から岩壁の下を覗き込む。 あまりに波紋が綺麗なのでしばし見つめてしまう。072.gif




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対馬川を渡り、マツ林のトレイルを少し進めば、水原秋桜子の句碑がある広場の先に、橋立吊橋がある。




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橋立吊橋は、高さ18m、長さ60mの吊橋だ。橋の上から海岸の絶壁でクライミングを楽しみクライマーたちが見下ろせる。 “ファミリークラック” というクラック・クライミングのエリアである。 066.gif




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橋立吊橋を渡り、 “じょうせんが根” を過ぎれば、そろそろ “城ヶ崎自然研究路” も終わりだ。 右にお墓をみて民家の前を通り石段を降れば八幡野漁港に出る。 070.gif




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石仏が3体ある所から右に急坂を登り、ガードをくぐり、国道135号線に出る手前を右に曲がれば、伊豆高原駅へは20分くらいで着くだろう。

伊豆は暖かくて最高だ!035.gif
久しぶりにオーシャン・ビューとグリーンの植物を見ることが出来てとても楽しかった。 060.gif
良い年越しとなった。
そして、翌日の元旦も私は富士山の見える矢倉岳へと向かった。  070.gif

私のこのルートへの評価:5★
行程距離:約10km(城ヶ崎海岸駅‐門脇吊橋・灯台‐海洋公園‐いがいが根‐対馬川‐橋立吊橋‐八幡野漁港‐伊豆高原駅)
行動時間:約6.5時間(休憩、いくつかの岬への寄り道込み)

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by dream8sue | 2014-12-31 23:00 | 富士箱根伊豆 国立公園 | Trackback | Comments(0)

伊豆 城ヶ崎海岸でクライミング     Rock Climbing at Jogasaki in Fuji-Hakone-Izu NP

Tuesday, December 30, 2014
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Came the first winter from I got back to Japan. Since my home town is really cold, I wanted to escape from a cold weather. I miss southern California where people can live comfortably even in winter. So, I decided to spend in Jogasaki in Izu, Shizuoka Prefecture for a few days of the end of this year since my friend invited me. Izu is much warmer than my home town (Gunma Prefecture)
Jogasaki is famous seaside area, which has small capes and coves made of erosion. This area has many sport climbing and trad lines right on the waters edge.

日本に帰国して迎える初めての冬。関東は寒い! 007.gif 何処でも良いから暖かな所に行きたい。その思いはもう“避難”に近いほど切実なものだ。冬でも半袖シャツで過ごせる南カリフォルニアの快適さが懐かしい。 045.gif そこで、友人の誘いもあり年末の数日を静岡県伊東市の城ヶ崎海岸で過ごすことにした。 056.gif
城ヶ崎海岸は溶岩流と海の侵食作用でできた小さな岬と入り江が連続し、断崖絶壁となっている。そして、その岩壁には多くのクライミング・エリアがある。




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For going down to the rock climbing practice site, we walked down to the beach from the top of the cliff following a small trail. At some climbing areas, you have to rappel for go down bottom of cliff. There are lot of trees such as pine on top of the ledge. Those are a good anchor of the top rope.
When I did free climbing last time, the rocky place is called "Stoney Point" in California. But, It has wall for face-climbing mainly. so, I did crack-climbing for the first time in decade.

各クライミング・エリアには、断崖絶壁の岩棚の上から海岸に下りる踏み跡をたどって行く。所によってはラッペルしなければ下りられないエリアもある。岩棚の上にはマツなどの樹木が生えていて、トップロープの良いアンカーになっている。
私が最後にフリークライミングをしたのはカリフォルニアの“Stoney Point”という岩場だった。が、そこは主もフェイス・クライミングだったので、クラック・クライミングをするのは数十年ぶりである。




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We visited Funamushi area, which has a lot of easy lines. In spite of the very small area, a lot of climbers was visiting. We climbed in the beginning the short line of "Onigoroshi 5.7" or "Jun 5.8". Those are same as the name of the liquor, I think that person who did naming the line is lovely drinker of Japanese Sake. hahaha

私たちが行ったのは、易しめのルートが多いフナムシ・エリアである。とても小さなエリアにも関わらず、たくさんのクライマーが訪れていた。 005.gif
“鬼ごろし 5.7”“純 5.8”の短いルートでクラック・クライミングの勘を呼び起こす。それにしてもルートのネーミング主はよほどの酒好きと思われる。 041.gif




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Sue is climbing on a three stars line (good line and very popular to climbers) "Purple shadow 5.8" !

三ツ星の好ルート“パープルシャドウ 5.8”を登るSue! 066.gif 058.gif




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"Flashdance 10a" is a little difficult line. It begins with a thin hand crack, and the crux of this line is the wide crack in the middle section. I could not climb it because my forearms were pumped up. 007.gif The fisherman who is beside of us was catching black sea breams. My arms have muscle pain now, but It was a good time for refreshment.

“フラッシュダンス 10a”はシンハンドから途中のワイド部分をどうこなすかが核心。私はもうよれよれであっけなく撃沈した。 007.gif
隣では磯釣りのフィッシャーマンが見事な黒鯛を釣り上げていた。005.gif 暖かな磯で久しぶりのフリークライミングは良い気分転換になった。 043.gif しかし、抗癌剤点滴による血管痛と、クライミングの筋肉痛で私の前腕は、今大変なことになっている。 041.gif



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by dream8sue | 2014-12-30 14:44 | Rock Climbing | Trackback | Comments(0)

下仁田町 じじばばの岩塔は西上州のモンキーフェイス     Midouyama in Shimonita,Gunma

Friday, December 19, 2014
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日本列島に寒波の嵐が到来し、もう群馬県でハイキングは無理かな?と思いつつも、晩秋から初冬における私のハイキングテーマ “気分ワクワク岩塔の山” を追い求めて、前回の鹿岳に引き続き西上州の御堂山(みどうやま)に行ってきた。 070.gif でも、御堂山よりも、アプローチにある奇峰、じじ岩、ばば岩の方が興味の対象であり目的である。




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前橋、高碕からのアクセス: 国道254線で下仁田町へ向かう。上信電鉄下仁田駅を過ぎ内山峠方面に走る。県道51を右に分け、さらに国道を走ると右側にこんにゃく観光センターがあり、さらに走るとコスモのガソリンスタンドの先に県道43(下仁田軽井沢線)が右に分かれる。この分岐の左側に案内板があり5台くらい駐車可能だ。ここは下仁田バスの “藤井入口” バス停でもある。

電車利用の場合は上信電鉄下仁田駅(高崎駅-下仁田駅 片道運賃 1,080円 1時間)で降りて、下仁田駅から下仁田バス、市野萱線に乗り “藤井入口” の一つ手目の “坂詰” で下車するのが良いだろう。登山口の目印である、西牧関所(藤井関所)跡は “藤井入口” と “坂詰” のバス停の中間くらいにある。どちらのバス停からも関所跡は近い。
ただし、バスの便が少ないので事前に時間を調べておこう。 034.gif タクシーを利用するなら駅から関所跡まで約20分(2,600円)くらいだ。→ 下仁田周辺登山口までのタクシー料金目安




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登山口は国道沿いにある西牧関所(藤井関所)跡の右脇の道を北の山に向かって行く。
国道254号線を走ると “姫街道” という標識を見ることがあるが、案内板によると中山道の裏街道として、女性も容易に通れたので姫街道とも言われたらしい。 045.gif




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西牧(藤井)関所跡から100m程で民家の裏に “御堂山登山口” がある。

獣除けネットをまたぎ、スギの木が植えられた薄暗い林道に入っていく。

標高の低い山なので、あわよくば雪も無いかも?な~んて期待もあったが、のっけから雪道である。 002.gif




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しばらくは林道歩きとなり、小川に沿って北東に進む。やがて右側が岩壁になり、岩壁の下にケルンが積んである。何かの道標かな?とあたりを見渡したが他にトレイルらしいものは無かった。 039.gif




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ケルンに惑わされずに、そのまま林道を進むと、だんだんと道幅も狭くなってくる。




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登山口から1時間弱、林道終点からは路は荒れ、石がごろごろした沢状になる。涸れ沢の二俣からは左の沢に入る。石の上に雪が積もって、トレイルもかき消され歩きづらい。 008.gif




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しばらく沢沿いに行くと左に “ミノ滝” 5mが現れる。この滝は右側にフィックスロープがあるので、ロープを使って左岸の側壁を登る。適度にスタンスもあるので問題なく登れるだろう。ミノ滝を越えてからは尾根上のコル(じじばば分岐)を目指して雑木林の中を登る。




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抗癌剤の影響で心肺機能が低下している身体には登りがきつい。心臓に負加をかけない様にゆっくり、そして大きく呼吸をして少しでも心臓に多くの血液(酸素)を送ってやる。 042.gif
どうにかこうにかコル(じじばば分岐)に到着。登山口から約1時間30分、雪道であることも加味すればこんなものだろう。 021.gif
じじばばの岩塔を見るにはコルから南西方向のヤセ尾根を往復する。雪のついた岩稜歩きにトラバースもあるのでここからはアイゼンを着用する。 034.gif




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ヤセ尾根をたどると、すぐに岩場で行き止る。この岩場の基部を西側から巻くように下降する。トレイルは雪で埋まって判然としないが、弱点を見極めてさらに南西方向にトラバースを続ける。 071.gif




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ひとしきりトラバースすると、南西方向が開け荒船山などの山々が見えてきて、大きなアカマツの木がある尾根の末端に出る。 “じじばばは何処?” ここではまだ2つの岩塔は見えない。この尾根の末端から今度は大きく左(東)に山腹をトラバースする。




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すると木立の間からじじ岩が見えてくる。さらに左の岩場(たんす岩)を登れば、ばば岩の全容も見えてくる。どちらも見事な1本岩である。 005.gif 右がじじ岩で、左がばば岩だ。
行けばわかるが、展望台のたんす岩はもとより、じじばばの岩塔周辺は極めて足場の悪いヤセ尾根なのでくれぐれも慎重に行動してね。 034.gif




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じじ岩の遠方には鹿岳などの展望も素晴らしい。じじ岩の基部まではヤセ尾根伝いに接近することが出来る。しかし、じじ岩に登るにはクライミング装備が必要だろう。 039.gif




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ばば岩は正にタワーだ!バックの雪景色が荒涼感を漂わせ日本離れしたものがある。 072.gif 2003年にアメリカのオレゴン州にあるスミスロックという岩場にフリークライミングの修行?で数週間滞在したことがある。その際に見たモンキー・フェイスという岩塔を思い出す。そうだ!ばば岩を西上州のモンキー・フェイスと命名しよう。 本物のモンキー・フェイスに比べたらだいぶちっちゃいけどね。041.gif




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バックの雪景色の中にも、ニョキニョキと奇岩が顔を出している。これぞまさしく西上州の魅力だね。 003.gif




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じじばばの岩塔の左にある岩壁には大きなバケツ(穴のような岩の窪み)がたくさんある。これもスミスロックを思わせる要素だ。スミスロックの岩場には初級者から上級者向けのエリアがあるが、初級者向けのエリアにはこのような穴のあるルートがあり、“Five Gallon Buckets” 5ガロンバケツなどとルート名が付けられビギナークライマーで賑わっていた。




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岩肌には乾燥して小さく縮まっているがイワヒバ(岩松ともいう)が密生している。このイワヒバ、場所によっては絶滅危惧種に指定されているようだ。さすがにこの絶壁では乱獲も出来ないだろう。 003.gif




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あまりにも感動的な景色に見とれて、1時間以上もじじばばの岩塔周辺で時間を過ごしてしまった。 037.gif この景色を見ることが目的だったので、御堂山なんて低山のヤブ山はどうでもよくなった。下山しようかとも思ったが、せっかく荷揚げしたランチを食べるのに御堂山が適当な場所かと思い登ることにした。コル(じじばば分岐)まで戻り反対方向の尾根を登る。コルから高石峠分岐までは約20分ほど植林地帯のスギ林を登って行く。 070.gif




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高石峠分岐で右(北)に曲がる。ここから御堂山へは15分くらいだが、いきなりの急登になり、フィックスロープが張ってある。 042.gif




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周辺は自然林になり、明るくのどかな尾根となる。 毛深い木!005.gif 私は今、スキンヘッドじゃい! 017.gif 032.gif 012.gif




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そして、コル(じじばばの分岐)から40分ほどで御堂山(878m)のピークに到着。 066.gif

ピークには三等三角点がある。 063.gif




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北側に見える表妙義の岩峰群が圧巻である。 072.gif




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帰りは往路を戻った。

高石峠分岐から西に行き高石峠を経由して根小屋の集落に下山するトレイルもあるが、不明瞭なところもあるのでルートファインディングに注意が必要だ。 034.gif


私のこのトレイルへの評価: 4★ 中級者向け
行程距離: 約6km (西牧関所跡登山口‐林道終点‐じじばば分岐‐じじ岩ばば岩‐御堂山‐西牧関所跡登山口)
高低差: 約600m
実動時間:約5.5時間 (休憩込み)

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by dream8sue | 2014-12-19 04:34 | 群馬県 西上州エリア | Trackback | Comments(0)

南牧村 個性的な2つの奇峰   四ッ又山と鹿岳     Yotsumatayama & Kanadake in Nanmoku, Gunma

Sunday, December 7, 2014
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晩秋から初冬にかけての私のハイキングテーマは “気分ワクワク岩塔の山” と言うわけで、大月市(山梨県)の岩殿山に始まり、富岡市妙義町(群馬県)の筆頭岩でのクライミング。さらに安中市松井田町(群馬県)の山急山、富士河口湖町(山梨県)の十二ヶ岳と登ってきた。

そして、今回も地元群馬県の西上州と呼ばれるエリアにある四ッ又山(900m)と鹿岳(1,015m)の縦走だ。

トップの写真は現地に向かう途中の道路から見た四ッ又山(左)と鹿岳(右)だ。

同行者いわく、ピークが4つあるので四ッ又山で、鹿の角に似ているので鹿岳とのこと。言われてみれば妙に納得である。 045.gif




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四ッ又山と鹿岳はネギとこんにゃくで有名な下仁田町と、60歳以上の高齢化率が日本一の南牧村の境にある山である。が、ハイキングトレイルは南牧村側についている。

<マイカーの場合> 国道254号線で下仁田町に入り、そこから県道45で南牧川に沿って南西に約6km走れば南牧川に架かる “小沢橋” が現れる。橋を渡り車道を左に進み大塩沢川に沿って大久保集落まで細い車道を走る。大久保集落に入ると下の写真にある四ツ又山/鹿岳登山口の道標が現れる。パーキングは大久保集落を通り越し橋を渡り、上流に少し走った左側にある。道標より0,5kmほど北にある。上下段あわせて10台くらい駐車可能と思われる。四ツ又山から鹿岳を縦走し、下高原の鹿岳登山口に下山するならこのパーキングが良いだろう。

<公共交通の場合> JR高崎駅から上信電鉄で終点の下仁田駅まで行く。駅前から南牧バスに乗り “小沢橋” 停留所下車。この場合は野々上登山口から風早尾根に取り付き四ッ又山の南のコル、天狗峠を目指すトレイルが選択できる。
ただし、南牧バスは本数が少ないうえに、土、日、祝日は運休される便が多いので事前に時刻表を調べておこう。→ “なんもくバス料金 時刻表”




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駐車場の側らを流れる大塩沢川ののどかな風情が郷愁を呼び起こす。 043.gif




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走ってきた車道を戻り、大久保集落の四ッ又山/鹿岳登山口の立派な道標を山に向かって進む。集落の民家は山と谷のわずかなスペースに建っている。民家の裏山に登らせていただきますという気持ちで、地元の方とはフレンドリーに挨拶を交わそう。 035.gif 029.gif

民家を過ぎ、舗装道路からやがて谷沿いの山路となる。ここにも木製のユニークな道標が置かれている。もしかして南牧村のゆるキャラ? 041.gif

もし、四ッ又山だけを登るのであればこの道標の脇にも3~4台が駐車可能だが、ここは私有地である。オーナーの好意で駐車場に提供してくれていることを忘れないでほしい。




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トレイルは正面にある大きな砂防堰堤の右岸を大きく迂回して堰堤の上流に出る。広葉樹林の森は葉が落ちて沢筋に連続する小滝が良く見える。200m程進むと、四段ほどに分かれて流れ下るナメ滝を見ることが出来る。“滝坂”という名が付いた滝である。 072.gif 南牧村にはたくさんの滝があるので滝めぐりドライブも楽しそうだ。 060.gif




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トレイルは渓流から針葉樹林帯に入り、程なく四ッ又山と鹿岳の鞍部である “マメガタ峠” への分岐が現れる。

反時計回りで四ッ又山から鹿岳へ縦走するので、ここは右のトレイルに進み、四ッ又山の南に位置する “天狗峠” を目指す。

右のトレイルに入ったところに地下水の湧き出た水場がある。まろやかで美味しい水が飲めるよ。 063.gif




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西上州の山の特徴は、岩山であり、ヤブ山である。それゆえルートファインディングの難しい山が多い。

そんな中で四ッ又山は “下仁田富士” と愛称されるくらいポピュラーな山だけに道標が整備されていて登りやすい方である。 070.gif




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霜柱を踏みしめながら針葉樹林帯を登れば、やがて自然林の急登へと変わる。落ち葉のラッセルをこなせば大天狗峠まであと少しだ。 042.gif




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大久保集落から約1時間、大天狗峠の広いコルに着く。 066.gif 休憩するには良い場所だ。 063.gif

左へ進むと小さな石碑があり、ここから急登になる。 042.gif

ちなみに、大天狗峠のコルから右(南)に行けば小沢橋のバス停がある野々上登山口へ続くトレイルだ。 034.gif




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大天狗峠から雑木林をひとしきり登れば傾斜も緩くなり小ピーク出る。

雑木林の中には、咲く季節を間違えたヤマツツジが赤い花をつけていた。寒々とした森の中で、そこだけ暖かな空気を漂わせていた。 056.gif




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小ピークから東に少し行った所に四つあるピークのP1である四ッ又山(900m)に着く。

山頂からは東面に下仁田町の町並みや上毛三山(赤城山、榛名山、妙義山)が見渡せる。

西側には鹿岳の岩塔が見える。




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稜線を西にたどればP2.P3と続く。どちらもさほど大きなギャップではないので簡単に登れる。

そして驚くことは、どのピークにも人間の背丈ほどの石像が置かれていることだ。よくぞこんな重たいものを運び上げたものだと感心する。005.gif




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P4へはフィックスロープが設置された急な山腹を西に回りこんで、ヤセ尾根を登り返す。 034.gif




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四つのピークの中でP4が最も展望が良い。松ノ木の向こうに、西上州の山々を背にした鹿岳がその奇峰をのぞかせている。 072.gif




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Oh~!何と上毛三山が見事に横並びに一望できるではないか!こんな展望台はなかなか無いぞ。 072.gif

四ッ又山のピークで腰を下ろして休憩するならP1かP4だろう。P2,P3はとても狭いピークなので足元に注意してね。 034.gif




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鋸の歯のような四つのピークを踏んだら、次はあの鹿の角を登ろう。

まずは四ッ又山と鹿岳のコルであるマメガタ峠へ降る。急な下りだが、フィックスロープや木の幹に捕まりながら一気に駆け降りる。 071.gif




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200mくらい降っただろうか?マメガタ峠は広いコルで南に大久保集落に至るトレイルがついている。

降りた分、今度は鹿岳側の登り返しがある。落ち葉で滑る急坂を小ピーク(展望台?)まで登る。

Wow!鹿岳の南壁と東壁がすごい迫力だ! 005.gif 072.gif It brings back wonderful memories that climbed the south wall with my partner. 043.gif




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小ピークからは鹿岳の基部を目指しヤセ尾根を行く。

この尾根の周辺にはツツジの木がたくさん生えている。 072.gif 春にはアカヤシオやミツバツツジが咲くらしい。さぞかし美しいことだろう。やっぱり春に来ればよかったかな~? 039.gif

 


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マメガタ峠から1時間足らずで鹿岳の岩壁基部に着く。




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岩壁の基部を凍りついたフィックスロープを使いながら慎重に登る。滑る斜面はロープがとても助けになる。




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もう少しで鹿岳の一ノ岳とニノ岳のコルだ。 042.gif 陽当たりの悪い東壁にはたくさんのツララが垂れ下がり寒々しい。 002.gif




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鹿岳のコル(一ノ岳とニノ岳のコル)から東にあるのが一ノ岳で西側が二ノ岳である。

鹿岳のコルは、駐車場に近い鹿岳登山口(下高原登山口)への下降ルートの始まりでもある。

また、ニノ岳を越えて北面に位置する木々岩峠方面の下降路もある。

私たちは鹿岳登山口へ降るので、鹿岳のコルにザックをデポし二つのピークをピストンする事にした。




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ますは標高の高いニノ岳へ。ニノ岳の岩峰基部を西に行くと、すぐに頼りない木製のハシゴが現れる。

大丈夫かな?と心配したが、これが意外にもしっかり補強された頑丈なハシゴで、よくあるアルミ製のハシゴなんかよりも登りやすかった。 045.gif




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ハシゴに続いて長いクサリ場。傾斜はあるがスタンスは大きくて安定している。しかし、所々氷結した部分もあるのであなどれない。 034.gif




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クサリ場を越えるとニノ岳の肩に出る。一気に高度感が増し、岩壁の向こうに小さな集落が見える。

西上州の山は里山である。村々の間に岩塔の山がニョキニョキと突起している。まあ、正確には山々の懐に村々が点在していると言うことになるだろうか。 003.gif

西上州の山には、里山の魅力である “ぬくもり” がある。1人でふらっと訪れても温かく迎えてくれる雰囲気がある。

だから、交通の便が悪く訪れるハイカーは少ないものの、訪れたハイカーのほとんどがこの山域のリピーターでありファンである。そして私もその1人である。 045.gif




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肩から急な稜線をたどればニノ岳のピーク(鹿岳:1,015m)に到着だ。

今日のピーク(四ッ又山の4つと鹿岳の2つのピーク)の中で一番の展望台だ。

東面には赤城山とそのすそ野に広がる街並み・・ 072.gif




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北東にはゴジラの背のような妙義山、と右奥に榛名山・・ 072.gif




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北西には軍艦にも似たテーブルマウンテンの荒船山・・と白く雪をまとった浅間山




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そして、南面には登ってきた四ッ又山と、これから登る鹿岳の一ノ岳が眼下に大きく見える。

左遠方のピークは稲含山かな? 写真では見ずらいが四ッ又山と一ノ岳の間に見える秀麗な三角錐の山は小沢岳だ。どっちもハンサムだね。そそられちゃうわ~。いつか登らなくっちゃね。 041.gif

ニノ岳で展望を楽しんだら一ノ岳を登りに行こう。クサリ場は登りよりも降りが危険なので慎重にね。 034.gif




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鹿岳のコルに戻り、一ノ岳に取り付く。

ちなみに “高原” と書かれた方面が鹿岳登山口(下高原登山口)へのトレイルだ。




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短いが、とても急な尾根をひと登りすれば一ノ岳のピークに着く。しかし、縦走も後半戦になり疲れがでてきて、このひと登りが結構きつかった。 042.gif

一ノ岳には鹿岳南壁と言われるロッククライミングルートがある。あった?今は登る人もいないだろうな~・・039.gif 岩質は硬いのに脆い?って、どっちやねん! 047.gif いや、おそらく脆い岩で、先行するクライマーが一抱えもある岩塊を落とし、その落石が私のすぐ横をかすめて落ちていった記憶が今も鮮明に残っている。しかし、いざボルトを打とうとすると、やたらと硬くてジャンピングを打っても打ってもキリが入っていかなかった。まあ、今時はケミカルアンカーしか知らないクライマーばかりで、この手の話が通じるクライマーは少ないだろうな~ 041.gif




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先ほど登ったニノ岳の横顔がかっこいい~! 004.gif 



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さて、時間も午後3時をまわった。初冬の午後はサンセットが早いので明るいうちに下山しよう。

ハイキング通の同行者は鹿岳の急斜面を子鹿のバンビみたいにビョンビョンと駆け降りていった。 003.gif




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急な自然林を降ると、緩やかな植林地帯に入る。この針葉樹林帯が意外と長い。

でも気の合う仲間との会話は楽しく、会話を楽しみながらゆっくり降れば疲れも忘れてしまう。 045.gif 060.gif




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鹿岳のコルから約1時間で鹿岳登山口(下高原登山口)に着く。 071.gif

石垣を積んで畑や家が作られている山村の風景はのどかで郷愁をさそう温かさがある。 001.gif

その反面、若者が去り日本一高齢化率の高い村である訳も納得できる。 025.gif




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温暖な南カリフォルニアでは冬でも半袖でハイキングが出来る。 日本の冬は本当に寒い。002.gif
単独ハイキングが好きな私であるが、さすがに寒くなると1人では腰が重くなる。
そんな寒さの中でも、気の合ったメンバーとのハイキングは楽しい。
私を山に引っ張り出してくれる仲間の存在に感謝した1日だった。040.gif


私のこのトレイルへの評価:4★ 中級者向け
行程距離:約7km(鹿岳登山口駐車場‐四ッ又山登山口‐大天狗峠‐四ッ又山‐マメガタ峠‐鹿岳ニヶ岳‐鹿岳一ヶ岳‐鹿岳登山口)
高低差:約890m 実動時間:約6時間(休憩込み)

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by dream8sue | 2014-12-07 17:21 | 群馬県 西上州エリア | Trackback | Comments(0)

長瀞町 長瀞アルプスから風花舞う宝登山     Hodosan in Nagatoro, Saitama

Saturday, December 6, 2014
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先週の奥武蔵デビュー山行 “飯能市下名栗 棒ノ嶺へ人気の渓流トレイルから Bōnomine in Hannō, Saitama” に引き続き秩父エリアに進出してきた。 070.gif
宝登山 “タカラ登山? ” いえいえ、“ほどさん” と読むらしい。漢字読めない!と、自分の無教養を暴露してしまったが、宝登山は標高こそ497mと低いが“宝の山に登る”という縁起の良い名で、長瀞のシンボルともいうべき山だ。 045.gif

その長瀞町はライン下りで有名だが、私にとっての長瀞の思い出は、長瀞ボルダーという川岸にある岩場である。岩場を登る私にライン下りを楽しむ船上の観光客から “がんばれー” と声援を掛けられた、何とも恥ずかしいような嬉しいような青春のひとコマがよみがえる。 043.gif



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前橋、高碕からのアクセス:何通りかの方法があるが、JR高崎駅から八高線で寄居駅に行き、西武鉄道に乗り換え野上駅まで行くのが安上がりの方法だ。 新前橋駅から野上駅まで1,200円(片道) 065.gif

マイカー利用の場合は、関越自動車道 花園ICで下り、国道140号で西に向かい約30分。



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野上駅から車道を西の山並みに向かって歩きだす。すぐに道は右に(北)にカーブして、のどかな農村風景の中を行く。駅から0.5kmほどでお寺のコーナーに標識があるので左に曲がり、駅からずっと見えている西の山並みに取り付く。 お寺の先に進むと、広いトレイルが左に直進しているが、ここは右の坂を登り尾根路に入ること。 034.gif



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アルプスの名が付いているが、長瀞アルプスのトレイルは広葉樹林に囲まれた穏やかな尾根路である。落葉時の今頃は眺望も良く、カサカサと落ち葉を踏みしめながらのハイキングは楽しい。 060.gif 070.gif
尾根に取り付いて南に進むと、程なくして“御嶽山・天狗山”という分岐が現れる。往復30分くらいなので寄ってみることにしたが、山頂標識も無い尾根の小さな突起部のような山であった。 009.gif



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主稜線に戻り、さらに尾根を西に南にと蛇行しながら進む。コナラの森の中を行くと、正面に宝登山が見えてくる。



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“氷池”の分岐を左に分けて、さらに進むと小鳥峠に着く。秩父は日本でも数少ない天然氷の産地とのことで、冬場に天然氷が作られている。 027.gif



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小鳥峠を越えて少し行くと、林道本山根線に合流する。
舗装された林道を西に約0,5kmほど歩くと左に宝登山への登山口が現れる。
“毒キノコに注意”と書かれた大きな看板があるので見落とすことは無いだろう。 034.gif



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宝登山登山口からは急坂と階段が交互に続く。長瀞アルプスが穏やかな尾根路だっただけに、この宝登山への登りがやけに急勾配に感じてしまう。 042.gif



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しかし、急登といっても、ゆっくり登っても25分で山頂に着く。健脚なハイカーなら15分で登れてしまう程度の小さな山だ。野上駅から2時間強で到着。 066.gif



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その小さな山の展望が何とも雄大である。南側には奥秩父の山々が一望できる。 072.gif
宝登山の山頂には麓からロープウェイで登ることも出来て、山頂付近には宝登山神社奥宮や小動物園、梅百花園、ロウバイ園などがある。時間に余裕があるなら、これらの場所とセットでハイキングを企画するのも良いだろう。



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眼下には寒桜が満開である。 056.gif 奥秩父の山々をズームしてみると、秩父の名峰、両神山が寒桜の向こうに鎮座している。何度か計画しつつも今だ登れていない山だ。来年のアカヤシオが咲く頃に登ってみたいな~ 039.gif 045.gif



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宝登山山頂はとても広く、休憩用のベンチも置かれている。ゆっくりランチを楽しむには最適地だ。 063.gif
この日は、強い寒気団に覆われ、とにかく寒い!002.gif  お湯を沸かし温かな飲み物でも飲んで身体を温めるとしよう。“あれ、何か降ってきた! 風花だ!” 005.gif



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先ほどまで良く見えていた奥秩父の山並みがあれよあれよという間に雲に覆われ、武甲山(写真左)の周辺には明らかに雨雲から霧が下りてきているのが見て取れる。 005.gif



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下山は、山頂直下にあるロウバイ園の中を歩き、(ロープウェイには乗らないが)ロープウェイ駅を目指す。



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ロウバイ園の中には、今にも開花しそうなぷっくりとしたつぼみの木がある。早咲きの品種かな? ロウバイは通常1月上旬から2月上旬に咲き、続いて梅の花や福寿草も咲くので、上手くすればトリプルで花を観賞できるだろう。 056.gif
ちなみにロウバイ(蠟梅)って梅の仲間だと思っていたが、まったく別属。って、知らなかった! 005.gif



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ロウバイ園の先には宝登山神社奥宮があり、奥宮から梅百花園をぬけるトレイルに沿って降りれば宝登山ロープウェイ山頂駅に着く。



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ロープウェイ乗場入口の前を通り抜け、ロープウェイの北側の斜面についた道幅の広い林道を降る。 071.gif



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季節はずれのツツジの花が綺麗だ。でも、とっても寒そう。 056.gif
他にも世間では雑草と呼ばれてしまうセイタカアワダチソウやヒメジョオンも咲いていた。
確かにこれらの帰化植物はいったん生えると除草が大変で、除草剤を撒いても撒いても生えてくる。
でも、花を良く見れば、どちらも美しく、外来種というだけで嫌われてしまうのは残念だ。
皆な同じ植物なのにね~。
アメリカではアジア人ということで差別された経験がある。
日本でも封建的な人間は外国人を色メガネでみる。
人間界も植物の世界も皆が共存することは出来ないものだろうか?



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何の面白みもない林道歩きに思えたが、自然のサインに気づけばトレイル脇には小さな生命があちこちにある。そうそう、この青いキノコもこの時期には良く見るね。先日行った十二ヶ岳でも見たが、一枚一枚が貝殻のようで綺麗だったな~。 072.gif



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林道脇に宝登山の植生について書かれた看板がある。それによると、宝登山周辺は“二次林”と言われる、伐採跡地等に自然に生えた林で、コナラやクヌギ等の日当たりを好む樹種で構成されているらしい。戦後の植林で植えられたスギ、ヒノキの人工林に変わって、今後はこのような二次林になって行くのかな? 039.gif



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林道は所々で山腹を行く近道がある。落ち葉は意外と滑りやすいので意識的に小股で歩くと良い。 034.gif 071.gif



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そんな落ち葉の中にも赤い実、青い実の植物が生きている。赤い実はヤブコウジかな?よくお正月の寄せ植えなどにも使われる十両(ジュウリョウ)と呼ばれる縁起物。 056.gif
青い実はジャノヒゲ(リュウノヒゲ)という日陰でよく見かける植物だ。熟した青色の実がとても美しい。 039.gif



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初冬の午後は短い。西日の当たった落ち葉が何だか物悲しく思えるのは私だけかな? 001.gif  トレイルを左に進み、共同墓地の脇を通り過ぎて宝登山神社へと向かう。



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共同墓地に行く手前には、“あなた大丈夫?” って心配になるくらいの巨大な木の根が地面から半分むき出しになっていた。 005.gif



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最後は宝登山神社の大鳥居の前に出る。長瀞駅までは、東に真っ直ぐ1km弱程行き、最後は大鳥居をくぐり国道140号線を横切れば駅が見えてくる。
駅へ続く道沿いには氷池の氷?で作るかき氷が美味しいと評判のお店が何軒もあり、夏には行列が出来るらしい。風花が舞うくらい寒いこの日もかき氷を食べる観光客の姿があった。

長瀞アルプスは、駅から歩いて駅に下山できる、地球に優しい“駅からハイキング”が出来る嬉しいトレイルだ。長瀞駅側からはロープウェイもあるので家族連れや、荷物を担ぎ上げての山頂パーティーも可能な憩いの山である。
ロウバイ観賞にはまだ少し早い時期であったが、自然林に生きる小さな植物や生命の発見も楽しい。終わり行く秋のかけらに “がんばれ!” とエールをおくりたくなるような初冬の1日だった。 045.gif

私のこのトレイルへの評価:3★ 初級者向け
行程距離:約8km(野上駅‐天狗山分岐‐宝登山口‐宝登山‐ロープウェイ山頂駅‐宝登山神社‐長瀞駅)
高低差:約350m 行動時間:約4時間(休憩込み)

ハイキングマップ:西部鉄道発行の “長瀞アルプスから宝登山への道” 参照


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by dream8sue | 2014-12-06 19:15 | 埼玉県エリア | Trackback | Comments(2)