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南牧村 立岩ループでみる一条の滝と霧の滝     Tatsuiwa in Nanmoku, Gunma

Wednesday, April 29, 2015
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毛無岩、烏帽子岩に引き続き西上州の立岩にハイキング。

立岩は、西上州のドロミテとも呼ばれるらしいが、ドロミテに行ったことがないので本当かどうかはわからない。  041.gif

でも、西上州は秩父古生層と荒船火山群が混在する地質のため岩尾根が多いのは事実だ。

そしてその岩質は脆く、しいて言うなら 泥みて~(ドロミテ)だな。 041.gif




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<マイカーの場合> 国道254号線を佐久方面に走り、下仁田町から南牧村方面へ。

県道45、県道93と走り、羽沢バス停で右折。その先の吉祥寺の手前を左折し、県道201(星尾羽沢線)の終点が登山口だ。

詳しくは、途中まで毛無岩と同ルートなので、そちらも参照してほしい。

途中の大上集落から仰ぎ見る立岩は、屏風のように立ちはだかっている。が、近年トレイルが整備されているので見た目ほど危険箇所は無い。





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登山口のパーキングから100mほど戻った公衆トイレの脇から沢筋に下りるトレイルをたどれば、落差35mの線ヶ滝がある。まさに一条の線のようだ。 005.gif 043.gif

鉄製の螺旋階段を下れば、滝壺まで行けるよ。 034.gif




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星尾川を渡り右岸を進むと案内板があり、すぐに路が二手に分かれる。左は星尾峠を経て荒船山への路だ。 070.gif

右に進み再び川を渡りスギ林の中を少し行けば、威怒牟畿(いぬむぎ)不動滝へ行く路と、立岩へ直接登る路(立岩直登コース)の分岐が現れる。

ここは右へ進み、反時計周りではじめに立岩に登り、威怒牟畿不動滝には下山で寄ることにしよう。




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分岐を右に折れ、しばらくスギ林を行けば、やがてあたりは自然林に変わる。 072.gif




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やがて長い階段状のトレイルを登る。  042.gif

日当たりのよい雑木林の中には、ムラサキケマンやキケマンの花が咲き春色の西上州を演出している。 056.gif




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あら~、ここにもいらっしゃいましたか工藤静香さん、じゃなくて、ヒトリシズカだ。 056.gif

光沢のある四つ葉の真ん中からブラシのような花をつけるこの花が私は好きだ。

美しい、可憐な花がたくさんある山野草の中で、美しいとも可憐とも少し違うような・・あえて言うなら個性的。うん、人間も花も個性的な存在が気になる私です。 037.gif




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足元の草花に心を躍らせていると、間もなく大岩壁の基部を進むようになる。




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左手が広いルンゼ状のガレ場になる。

威圧的に迫る二つの岩峰の鞍部を目指して、クサリが設置されたガレ場の急登を登る。 

とにかく石がたくさんゴロゴロしていて、とても歩きづらい。 008.gif

浮石も多いので、先行者がいる場合は落石に注意が必要なところだ。 034.gif




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ガレ場の先で20mほどの外形した急な右上バンドをクサリを頼りに登って行く。 042.gif




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右上バンドをこなし、右に回り込むと東立岩(東峰)の肩(稜線鞍部)に出る。




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稜線鞍部の周辺には、ミツバツツジが満開で、奇岩がニョキニョキと乱立している。

ふと足元を見れば、ヤブレガザの三兄弟が背の高さ順に並んで生えていた。 043.gif




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稜線鞍部から東立岩へは、藪に覆われたトレイルを東へ20分ほどだ。

この間は地図に載っていないトレイルだが、踏み跡は比較的しっかりしている。

小さな岩場を登りナイフリッジに立つと、西上州の山脈が重畳と波打っている風景が目に飛び込んでくる。

眼前の若葉をつけた樹木が淡黄色に輝いている。 072.gif




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ナイフリッジ上には、ミツバツツジが太陽をさんさんと受け眩しいくらいに咲き誇っている。 058.gif 056.gif




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ナイフリッジの先で小さな岩尾根のギャップを越え、右に行けば南側が切れ落ちた絶壁のピーク、東立岩(東峰)に行き着く。

絶景だ! 072.gif 043.gif

でも、空中に浮かんだかのような頂上広場では、写真を撮るのも要注意! 034.gif

あまり先端まで寄ってはいけない。っていうか、怖くてエッジには近づけない。 008.gif




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でも、一歩、前に出て撮影。ドキドキです。 008.gif

なにせ麓の集落から見上げた、あの絶壁の上に立っているのだから・・

あれ? ズームすればいいんじゃないの?  041.gif




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展望を楽しんだら、西立岩(西峰)に向かおう。 070.gif

東峰から同ルートを稜線鞍部まで戻り、道標に従って西立岩へのトレイルを進む。




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西立岩の手前の小さなとんがりピーク。南側はすごい絶壁だ。 005.gif 大上集落から見えていた絶壁の一部だ。




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そのとんがりピークは、南西面の眺めがとても良いので寄っていこう。 049.gif




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稜線から西立岩の肩へは、東面の沢寄りに巻き路を行く。 071.gif




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巻き路から短い岩場を登ってヤセ尾根に出ると、木彫りの地蔵尊があり、その先が西立岩山頂(1,266m)だ。 066.gif

山頂にはピクニックテーブルもあり、遠く浅間山から、手前には荒船山の最高峰、経塚山などが望める。 072.gif




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経塚山の手前には高岩(恩賀高岩とは違うので混同しないようにね。)の岩峰が見える。 

写真では分かりづらいが、結構切り立った岩峰である。 005.gif




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そして私の眼前にはクリーム色したヒカゲツツジが咲いている。 056.gif

このヒカゲツツジという花は、赤やピンク色の鮮やかなツツジが多いなかで、名前の通り地味な花だ。

だからかな?意外性が人気で、ヒカゲツツジのファンって意外と多い気がする。 003.gif

でも私はやっぱり、パープル色のミツバツツジ派かな。一番セクシーなツツジって感じがするのは私だけ? 041.gif




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西立岩の山頂から少し東行った場所(西立岩の肩?)からは、歩いてきた東立岩や稜線上の小ピークが良く見える。 新緑の淡い感じが何とも言えなくいいな~ 045.gif




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急な下り坂を慎重に降り、左に回りこむように荒船山方向の縦走路に入る。




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降りきると眼前にジャンダルムが現れる。これは左(西面)を巻いて行く。 070.gif




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歩きながら、ふと目に留まった若葉が美しい。 072.gif こんなグリーンのブローチがあっても良いかもと思わせる一品だ。 003.gif




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ジャンダルムの先の7mの岩場には2列のクサリが設置されている。登りきればナイフリッジに乗る。 066.gif



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振り返れば、西立岩のピーク(右)とジャンダルム(左)の岩峰が目の高さに聳える。 西上州の岩山らしい眺めだ。 045.gif 072.gif




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最後の稜線の眺めを楽しんだら、コルまで淡い新緑の雑木林の中を駆け降る。

いえ、特に駆け降る必要はないのですが・・下りは皆な足が速い! 041.gif

コルで、北上する経塚山へのトレイルから離れ、左に曲がり威怒牟畿(いぬむぎ)不動滝へ向かう。

健脚ハイカーなら、直進して経塚山を登り、星尾峠に下り立岩登山口に戻るループトレイルも充実感があるだろう。 049.gif

     


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コル周辺には春の定番、黄色の花がいっぱい咲いている。 056.gif ネコノメソウとツルキンバイかな? 039.gif




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コルから針葉樹林帯を西に降り、露岩の尾根に出たらミツバツツジが咲く山腹を南西にトラバースする。再度、針葉樹林に入れば、威怒牟畿不動滝までは近い。




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威怒牟畿不動滝の流れは静かだ。それもそのはず、極めて水量が少ない。 頭上から霧となって舞っているという感じだ。




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しかし、その流れが落ちる圧倒的な大岩壁には息を飲む。 005.gif




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滝の中間レッジに造られた不動は、今は崩壊している。 002.gif

しかし、この不動は、何と1750年の創設で、大正初期までは参詣者も多かったらしい。 027.gif




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見た目では分からないが、滝の裏に廻ってみると、滝口から滝壺までは10mくらいハングしていて、流れ落ちる霧状の水がまるで雨のカーテンのように目の前を落ちていく。 057.gif

冬季にはこの霧状の水が空中で凍り、かき氷のように滝壺に堆積されるらしい。その光景もぜひ見てみたいものだ。 045.gif




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何とか全景写真にトライしたが、残念ながら滝壺まで入らない。

50mはあるように思われる。これで水量があれば、かなりの迫力だろう。

でも、こんな滝壺に届く前に霧になってしまうミスティーな滝があってもミステリアスでいいなぁ~。 003.gif




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滝の下流には東屋があって休憩にはもってこいだ。 063.gif ここから登山口までは1時間とはかからない。




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不動からスギ林を降る。

途中に、まさかこんな所に・・ と思えるスギ林の中に、 “普通” に美味しい湧き水が湧く場所がある。(案内標識あり) 003.gif

何故 “普通” なのかって? だって、普通すぎるほど普通の水なんです。 003.gif

興味のある方は、立ち寄って試飲してみてね。 037.gif




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トレイルが星尾川沿いになれば登山口は近い。  070.gif




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オレンジ色のヤマブキが、薄暗いスギ林の中で灯りをともしたように輝いていた。

やがて、沢筋のトレイルは立岩直登コース分岐に出合うので、後は登山口まで5分である。




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立岩からの素晴らしい展望と、新緑のハーモニー。

そして、一条の滝、線ヶ滝と、霧の滝、威怒牟畿不動滝という個性的な2つの滝を繋ぐ今回のトレイルは、滝好きの私には文句なしの5★トレイルだ。 049.gif


私のこのトレイルへの評価: 5★ 初級者~中級者向け

行程距離: 約6km(立岩南登山口‐線ヶ滝‐東立岩‐西立岩‐経塚山分岐‐威怒牟畿不動滝‐立岩南登山口)

標高差: 約640m

実動時間: 約5時間 (休憩込み)

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by dream8sue | 2015-04-29 23:59 | 群馬県 西上州エリア | Trackback | Comments(2)

上野村 花の天狗岩から展望の烏帽子岳を歩く     Tenguiwa & Eboshidake in Uenomura,Gunma

Sunday, April 26, 2015
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先週の毛無岩に引き続き、今週も行ってきました西上州。 070.gif

天狗岩という名は各地にあるけれど、上野村にある天狗岩は春にはアカヤシオが咲き、ニリンソウの群生地でもある。 056.gif

天狗岩のループだけでも楽しいトレイルだが、さらに、展望の良い岩稜ルートを歩き烏帽子岳まで繋げれば充実感も増す。 049.gif




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前橋、高碕からのアクセス: 途中までは毛無岩へ行く道と同じ。国道254号線で下仁田方面に向かう。下仁田の街に入り “下仁田” の信号を左折して県道45で南牧川に沿って南西に向かう。

または、上信越自動車道の下仁田ICを下りて西に向かった最初の信号 “上ノ谷戸” を左折し鏑川の右岸の道を走っても県道45に合流できる。

県道45を南牧川に沿って西に走る。県道45号線は南牧村の途中(県道が93号線に変わる所)で直角に左折して川を横ぎり “湯の沢トンネル” を越えて上野村に入る。

トンネルの先で左折し、右側の国民宿舎 “やまびこ荘” を過ぎてから左の川を横切り、山に向かってwinding road を登る。大きなカーブの手前で目の前に “天狗岩” がそそり立つ姿が現れる。

道がカーブし、大栃沢の左俣を横切る橋がある、そこが登山口である。登山口の看板を越えて少し行くと、仮設トイレ付きの10台くらいが駐車可能なパーキングがある。 下仁田ICから登山口まで30~40分。 059.gif




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登山口から沢の左岸(右側)を、スギ林の中を行くと、すぐに沢に合流する。

鉄の橋を何度か渡り左岸から右岸に、そしてまた左岸に渡り返す。




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新緑に包まれた水辺のトレイルは、もうそれだけで最高だ。




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スギ林を抜けると、さっそく目に飛び込んできた花はエイザンスミレだ。(写真左) この花は、スミレとは思えない華やかさがある。 056.gif

春の水辺には、たくさんの植物が一斉に芽を出し、花を咲かす。 056.gif 花の形が特徴的なパープルの花は、ヤマエンゴサク。




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春の定番野花、ネコノメソウ(写真左)とミヤマハコべ(写真右)。




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あった、あった、ニリンソウ。 ここは、地図にもニリンソウ群生地として載っている。




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花の観察をしながら沢筋を行くこと約30分ほどで、右側の山がだんだんと岩場っぽくなってくる。




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除々に傾斜の増してきた路を、岩場の基部をぬって進む。 070.gif




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登山口から1時間弱で廃小屋のある “二俣” に着く。

ここから反時計周りのループトレイルに入る。右へ沢と離れて山腹のスイッチバックの登りを天狗岩の肩まで登る。

傾斜のある苦しい登りであるが、可憐なニリンソウやスミレがあちこちに咲き誇っているので、気がまぎれる。 056.gif




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天狗岩の肩から左のルンゼをつめれば、アカヤシオが咲く天狗岩に着く。 042.gif 066.gif 056.gif

健脚なハイカーなら登山口から約1時間で来れるだろう。

道標から左に少し行けば南の展望岩、右に行けば天狗山頂を経て、さらに鉄橋を渡れば “展望台” と呼ばれる西の岩峰に出る。

まずは、南の展望岩へ。見事なアカヤシオに感激の声を上げる。 056.gif




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新芽も素敵です! 072.gif




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淡いグリーンの森はカラマツ林だ。 そして遠くには奥秩父の山並が続く。 072.gif




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小さな祠がある天狗山頂は樹木に囲まれているので展望があまり良くない。




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山頂の西の鉄橋を渡り展望台と呼ばれる西の岩峰へ。




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鉄橋の先には満開のアカヤシオが出迎えてくれる。 056.gif 005.gif 056.gif




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そして、岩峰からの眺めは素晴らしく、北側の西上州の山々が手に取るように眺められる。

四ッ又山や鹿岳、妙義山などの特徴的な山々、遠く浅間山も見える。

もちろん、これから向かう烏帽子岳も見渡せる。 072.gif




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眼前には、烏帽子岳までの岩稜ルートの一歩である西側の岩場がニードルの様に立っている。

本当にこんな岩場を越えて行けるのかしら?と、不安と期待が高まる。 060.gif




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鉄橋を戻り、右へヤセ尾根を降り、鬼の金棒のような岩が立つ鞍部へ降り立つ。

ここで左に“横道”と呼ばれる一般ルートを分け、右の岩稜ルートに取りつく。

ナイフリッジ歩きの苦手なハイカーは一般ルートから烏帽子岳に行くことをお勧めする。 034.gif

この岩稜ルートの取り付きは、一見すると “まさか、こんな汚い岩場を登るの?” と思わせる落葉でスタンスが見えにくい岩場である。 013.gif




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取り付きは分かりにくいが、一旦リッジに乗ってしまえば、よく踏まれたトレイルで迷うこともない。

初めの急傾斜の岩場を登りきって、西へナイフリッジを行けば、シラケ山(1274m)のピークに着く。 066.gif




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シラケ山周辺の稜線からの見晴らしが実に良い。 072.gif  写真は南面の風景。




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東方面に振り返れば先ほどまでいた天狗岩が見える。写真では分かりづらいが鉄橋も見えている。それにしてもあんな大きな鉄橋をよく掛けたもんだ。




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一般ルートからシラケ山へ登る分岐を過ぎると、いよいよ岩稜ルートの核心部が始まる。

先行パーティーの集団が岩稜ルートの岩場を登っている。




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あの岩場を目指して、こちらのナイフリッジをコルまで降る。 071.gif




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岩稜ルートではいくつもの小ピークの上り下りがある。

北側が切れ落ちた狭い(幅20cmくらい)岩棚のへつりなどもあるので慎重にね。 034.gif

やがて小ピークのひとつマル(左)と烏帽子岳(右)が近くに迫ってくる。




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烏帽子岳をズームで見る。 名前の通りの烏帽子形のトンガリ山でカッコいいね。 004.gif

奥に見えている山は、あちらもアカヤシオで有名な三ッ岩岳だ。




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こちらの稜線にもアカヤシオがところどころ姿を見せる。 056.gif 058.gif




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アカヤシオの先に広がる谷間も、淡い新緑の衣をまとい、今まさに冬の眠りから目覚めたばかりといった感じだ。 072.gif




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立木に掴まり、アップダウンの激しいヤセ尾根のピークをいくつかこなした後、“横道コース” の一般ルートに合流する。




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一般ルートに合流すれば、マルのコルまではすぐだ。 

コルからマルのピークまではひと登りで着く。

マルのピークは、南牧村のシボツ沢登山口からのトレイルと、烏帽子岳へのトレイルが合流する三差路だ。

なお、マルのコルから北側に巻き路もあり、マルのピークに登らずとも烏帽子のコルに直接連結することもできる。




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マルのピークからは烏帽子岳がアカヤシオに飾られて見えている。 072.gif




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マルから右(北西方向)に曲がり、烏帽子のコルへ降りきれば、いよいよ烏帽子岳の登りだ。急登だが短いので、ひと頑張りだ。 042.gif
フィックスロープが張られたガレたルンゼを登り、尾根の左側を巻く。




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すると西側の視界が開ける。 072.gif




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そして、アカヤシオの咲き誇る山頂に到着! 066.gif

天狗岩から約1時間30分。登山口から約3時間30分である。 059.gif

山頂からは360度の素晴らしい景色が望める。 072.gif




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眼前には先ほどまで居たマルが、ヤマサクラやアカヤシオに染められたピンク色の山肌を見せている。




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そして、東には歩いてきた岩稜ルートの稜線が見える。

ハイカーで賑わう山頂で、大展望を楽しみながらランチを食べた。 063.gif

岩稜ルートから前後して歩いていたパーティーの人たち、マルのピークで出会った単独の女性と会話しながらゆったりとした時間を過ごした。

基本的に、ハイカーの多い山はNGだが、たまにはこんな一期一会の出会いも良いね。 045.gif




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下山は烏帽子のコルまで降り、巻き路でマルのコルまで戻るのも良いだろう。

この日は、ゴールデンウィークの始まりでもあり、マルのコルにも団体ハイカーがうじゃうじゃといた。 003.gif

マルのコルから、岩稜ルートの分岐まで戻る。




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分岐からは一般ルートの横道を行く。 070.gif 見上げれば、往路で歩いた岩稜ルートの岩場が、頭上にそびえている。




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正直、期待していなかった一般ルートであるが、アカヤシオやミツバツツジが咲く中を行くラブリーなトレイルだった。 056.gif




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新緑も良い! 072.gif 049.gif




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日当たりの良い自然林なので、足元にはスミレがたくさん見られる。このスミレはフモトスミレかな?




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下山から約1時間で、天狗岩の分岐に着く。  分岐からは、天狗岩の南側を巻くようにカラマツ林の中を行く。





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しばらく進むと、左に “天狗の岩洞(おこもり岩)” への分岐が現れる。

トレイルからさほど離れていないので、寄っていこう。 070.gif




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“順路” と書かれた標識に従って行けば、左手に大きな岩が見えてくる。 005.gif 天狗岩の南の展望岩の真下に当たる場所だ。




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一段高くなった岩場の基部には、ミツバツツジが門松のように両サイドに咲いている洞穴がある。




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中は結構広く、小さな石祠が置かれている。




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おこもり岩の探検を終えたら、トレイルに戻る。

トレイルはカラマツ林から、急なスイッチバックの路になり、往路と同じ沢筋に下りていく。

沢を渡れば廃小屋に着くので、ここからは往路を戻る。

小屋周辺にはハシリドコロがたくさん群生している。





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登りでは気づかなかったが、ミヤマエンレイソウ(別名:シロバナエンレイソウ)も咲いていた。 (写真左)005.gif 043.gif

雪のように白い花を咲かせるユキザサも、まだこんな可愛いつぼみの姿だ。(写真右) 056.gif




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ニリンソウが咲く沢筋のトレイルは実に美しく、快適だ。

このトレイルは沢の流れを聞きながら、最初から最後までたくさんの花が見られる。 056.gif 056.gif

天狗岩から烏帽子岳までの岩稜ルートも楽しい。 024.gif

そして、シラケ山、烏帽子岳からの展望は素晴らしい。 072.gif

天狗岩のループだけなら2時半~3時間もあれば歩ける。現に私たちが下山中(午後2時くらい)も続々とハイカーが登ってきた。 005.gif




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私のこのトレイルへの評価: 5★(春秋限定)中級者向け / 天狗岩のループだけなら初級者向け

行程距離: 約6km(天狗岩登山口‐廃小屋‐天狗岩‐シラケ山‐マル‐烏帽子岳‐天狗の岩洞‐廃小屋 - 天狗岩登山口)

標高差: 約300m

実動時間: 約6.5時間 (休憩込み) / 天狗岩のループだけなら約3時間

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by dream8sue | 2015-04-26 18:26 | 群馬県 西上州エリア | Trackback | Comments(2)

南牧村 アカヤシオ咲く毛無岩     Kenashiiwa in Nanmoku, Gunma

Sunday, April 19, 2015
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西上州が大好きな私の中で、絶対に外せないトレイルが毛無岩だ。険しい岩峰の多い西上州にあって、ひと際その険悪さを放っている。

そして、そこは期待通りに私をシビレさせてくれた。 003.gif




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午後から降雨の予報が出ているなか、ただでさえ急峻な岩場のルートで雨でスリップし易くなるのでは・・と、一抹の不安を抱えながら南牧村に向かう。

前橋、高碕からのアクセス:国道254号線で下仁田方面に向かう。下仁田の街に入り “下仁田” の信号を左折して県道45で南牧川に沿って南西に向かう。

または、上信越自動車道の下仁田ICを下りて西に向かった最初の信号 “上ノ谷戸” を左折し鏑川の右岸の道を走っても県道45に合流できる。

県道45を南牧川に沿って西に走ると、鹿岳、四ッ又山の登山口へ通じる “小沢橋” を右に見る。

県道が93号線に変わり、南牧川の “蝉の渓谷” の美しい渓流を左手に見て、しばらく走れば南牧村資料館が建つ羽根沢集落に着く。

ここを右折し吉祥寺の二俣を右に行く(左に行けは立岩の登山口)。民家の先の橋の手前で右に曲がれば毛無岩の登山口である道場(どうじょう)神社がある。

駐車スペースは、神社の先の路肩に2~3台と、さらにダートの林道に入った路肩に3台くらいが可能だ。




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今の時期の南牧村は、ソメイヨシノやシダレサクラ、桃の花などが満開で、水彩画のようなピンクのグラデーションがとても美しい。 056.gif

正に桃源郷という言葉がぴったりだ。 072.gif

そして、登山口に向かう途中の集落からは毛無岩が良く見える。

それはまるで村を見下ろす山城のようだ。すでにシビレてきた。 003.gif




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道場神社からは、毛無岩のほほ真南に伸びる尾根をピストンするのが一般的のようだ。

一般的と言っても全ルートが細心のルートファインディングを必要とするルートであるのだが・・

道場神社の境内からは、尾根ルートの登山口である赤い鉄橋が見える。




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私たちは、登行は尾根の左の沢ルートから登り、下山路に尾根ルートをつかうことにした。

道場神社の舗装道路を100mほど行くと浄化場があり、その先からダートの林道を少し行けば、すぐに道場川の渓谷に入っていく。




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ハイキングトレイルとは言えないような、沢登り要素の強い路である。




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沢筋に咲くヒトリシズカやスミレなどの草花が気持ちを和ませてくれる。




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沢ルートとなれば、やはり滝も期待してしまう。 045.gif ありました、ありました、こんな美しい滝が。 072.gif




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沢ルートと言っても、沢の右岸や左岸の山腹を歩いたり、また沢の中に戻ったりと多様にルートを変える。

こんなガレた斜面も行くのでルートを良く見定める必要がある。 034.gif




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ガレた斜面で見つけた産毛いっぱいのヤブレガサ。

すぐに成長して熊手みたいになってしまうけど、これくらいの大きさは可愛いね。

このヤブレガサ、食べれる山菜だって・・知らなかった! 005.gif 012.gif




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この沢ルートは、2007年の台風で崩壊し、その後修復されたらしい。が、限りなく自然に近い状態で、人工的な措置を感じるのは木の枝に巻かれた小さなテープくらいだ。 003.gif

そのテープも注意深く探さないと見落としてしまうので、目を皿にして探そう。 003.gif




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右岸に目をやれば、こんな穴だらけの壁がある。

赤テープなんかよりも、よほど良い目印になるので覚えておくと良い。 034.gif





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登山口から約1時間、右に “前橋山遊会” の道標が現れる。

ガイド本には、ここで沢から離れて右の樹林帯に入り、林業の作業小屋の前を通り、再び沢の右股に入るとある。

しかし、ここで無理に樹林帯に入らずとも、沢伝いに歩き右股に入っても問題ない。というより、むしろその方が楽だと思う。 039.gif




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右股に入ってからも、ほぼ沢の中、または左岸の踏み跡をたどる。 小さな滝を左手に見ながら、右の本流をつめる。




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右に黒い岩壁が見えてきたあたりから、一段と沢が荒れた様子になる。




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そんな沢の中にも草花を発見。今回初めて知ったこの花は、食べどころ? 飲みどころ? 頑張りどころ? いえいえ、 “ハシリドコロ” という花だ。

釣鐘状の可愛い花であるが、全草に毒がある有毒植物なので、食べても飲んでもいけない! 046.gif

食べると錯乱して走り回るらしいよ。 060.gif えらいこっちゃ、えらいこっちゃ、よいよいよい。 060.gif





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f0308721_1653387.jpg登山口から沢歩きすること約2時間弱、沢の水量が減り、前方の沢筋に絶壁にかかる一筋の滝が現れる。

その手前から、いよいよ沢と分かれて尾根に入る踏み跡がある。

おや、何か見つけたのかな?

同行者達が見つけた宝物は、とっても綺麗なカケスの羽根でした。 043.gif




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沢筋から離れてからは、急な尾根登りだ。

この標高(約1,000m)になるとまだ新緑も少ない。

左手には、地図にイデミ(1,294m)と記された変わった名前のトンガリ山が見える。

今度はあの山に “いっでみぃ” 041.gif m(_ _)m 040.gif 041.gif 平謝りです。 040.gif




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と、バカな話をしているうちに、登山口から約3時間ほどで、毛無岩の西方の鞍部である “相沢越” に着く。

ここからは稜線通しに東に進む。

すぐに毛無岩の巻き道(縦走路)を右に分け、その先の尾根上で千ヶ平(1,158m)への分岐に着く。

千ヶ平への踏み跡は判然としない。




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千ヶ平分岐から、やや南東に向きを変え雑木林からカラマツの樹林帯に入る。

カラマツの木立の間から毛無岩が姿を現す。

OH~! It looks great! 005.gif 049.gif 004.gif




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ワクワクしながらカラマツ林の中を進む。

おや、毛無岩西稜の基部に、赤と黄色のジャケットを着たハイカーが見える。

こんなお天気の日に、こんなマイナーな岩場に来る人がいるなんて!

何だか親近感をおぼえるね。 035.gif 051.gif




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やがて、我々も西稜の基部に到着。 見上げると首が痛くなるような急なリッジを四ッ足で登る。 042.gif




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振り返えれば、千ヶ平分岐から千ヶ平方面の稜線が見える。

写真では伝わらないと思うが、セピア色した森の木立にも、微妙に春の息吹が感じられる。

南西方向には “西上州のドロミテ” といわれる立岩がみえる。 来週はあそこに行くぞ! 070.gif




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ナイフリッジから “毛無岩1290m” と書かれたプレートのあるピークに着く。 066.gif

そこからさらに50mほど東に行くと南西面が300mの絶壁となっているピークに着く。 066.gif

ここからは360度の大展望が広がっている。 072.gif




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山頂プレートの奥(北西方向)にはテーブル状の荒船山と、その手前に経塚山も見える。 072.gif




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こんなナイフリッジの稜線だが、北側のブッシュの中にはアカヤシオがピンクのつぼみをつけている。 056.gif




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良く見れば、アブラチャンの淡黄色の花も咲き始めている。 056.gif




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下山は、毛無岩のピークから東へ向かい、切り立った足場の悪い岩稜を注意深く降り、さらにいくつかの岩峰を越える。 042.gif




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振り返れば、毛無岩の北東面が良く見える。 072.gif




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ナイルリッジがようやく終り、緩やかな雑木林の鞍部(東のコル)に着く。 042.gif

山頂に着く少し前から、ポツリ、ポツリと雨が降り出した。  057.gif

が、高曇りの空は降ったり止んだりで、核心部を無事に通過した安堵感もあり、ここで大休憩を取ることにする。 063.gif




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東のコルから、トマ山方面に行く路を分かれ、大きく右(南西)に曲がる。

膝まで沈む落葉のラッセルをしながら尾根ルートの取り付きに向かう。 070.gif




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尾根ルートの取り付きは、毛無岩の巻き路との分岐でもある。

ここの道標はプレート部分がズタズタの状態で横倒していた。

いくら台風の威力が大きかったとはいえ、こんな状態になるものなのか? 039.gif

それとも何かの意図があって人為的にやられたのかな? 039.gif

それとも森の熊さんが食べたのかな? 003.gif




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さて、日当たりの良い尾根ルートに入ってからは、あちこちにアカヤシオの開花が見られる。 056.gif

ただ、相変わらず岩稜帯は続いているので、よそ見歩きは禁物だ。 034.gif




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巻き路との分岐から尾根ルートを降りこと15分くらいで “展望岩” と呼ばれる岩頭に着く。

ここからの毛無岩はすごい迫力だ。 It's so cool!!!! 005.gif 072.gif




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なんて、感動したのもつかの間。

“あれ?下山路が無いよ!”

あっちかな?こっちかな?

“何処も絶壁で降りられない!どうしよぅ~!”  008.gif

・・と、焦りは禁物。 034.gif

展望岩から、来た路を戻り、良く見れば左に展望岩の巻き路があるではないか!

やれやれと思った矢先に、地図に記された“危険なハシゴ”が現れる。

が、横板の無い、ただの2本の棒。ハシゴじゃ無いじゃん! 002.gif

何とかハシゴのセクションをこなし、さらに行くと、今度は今にも切れそうな細~いロープが掛けられた、いやらしい逆層の岩場だ。

個人的にはこの岩場が一番嫌だった。 007.gif




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続いて現れるアカヤシオに囲まれたナイフリッジはリッジ通しには行かず、西面を巻くこと!

あまりにも美しいアカヤシオの群落に見とれてしまって、この巻き路を見落としてしまった。

またも、“あれ?下山路が無いよ!”

あっちかな?こっちかな?

“何処も絶壁で降りられない!どうしよぅ~!”  と、なった。 003.gif




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正規ルートさえ分かれば、ルンルンだ。 003.gif

そうだね、迷ったときは深入りしないで、原点に戻ること。 これ原則だね。 034.gif




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毛無岩へは、沢ルートと尾根ルートのほかに、東に三又ピークを経由するもう1本の尾根ルートがある。

こちらも、見るからにヤセ尾根の稜線歩きを強いられるルートのようだ。 025.gif




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岩稜を交えた路は、急な下りで高度を下げる。

またまた、ナイフリッジの通過だ。 巻き路は無く、ここは直進だよ。 034.gif




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尾根ルートに取り付いて約1時間で、 “赤松の休み場” に着く。 042.gif




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赤松の休み場には、名前の通り数本のアカマツの木が立ち、あたりはミツバツツジの群落になっている。

雨に濡れたミツバツツジが、いっそう鮮やかなパープル色を放っていた。 056.gif 072.gif




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赤松の休み場からは、尾根を直進せずに、左に外れ山腹を沢筋に向かって下降して行く。

だいぶ標高が下がってきたので、このあたりは、新緑がとても綺麗だ。 072.gif 072.gif




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やがて、沢床がグリーン色した沢に下り立つ。




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沢周辺も、こんな大きなボルダーもグリーンの苔に覆われている。




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沢筋から左岸の踏み跡を追えば沢を渡り鉄橋に至るはずなのだが、私たちは左岸の踏み跡に気づかず、沢の中を下ってしまった。




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でも、沢な中にもケルンや、石に赤い丸印があるので、まんざら間違いでもないようだ。 045.gif

すぐに堤防に行き着き、往路に歩いた道場川の左俣が右から合流していた。




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堤防のすぐ右には浄化場が見える。

浄化場を目指して、右岸の竹薮の中をひと登で、往路の舗装道路にとび出る。

浄化場から道場神社までは目と鼻の先だ。




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全体的にルートファインディングが難しいトレイルであるが、ハイキングに慣れた上級者には手ごたえのある楽しめる山だろう。 049.gif

正に “これぞ、西上州!” という感じのトレイルだ。 001.gif

同行者がヤマレコに書いた記録も、参考にしてね。
→ とってもデンジャラス! 毛無岩 沢コース~尾根コース


私のこのトレイルへの評価: 4★ 上級者向け
行程距離: 約6km(道場神社‐沢ルート‐相沢越‐千ヶ平分岐‐毛無岩‐東のコル‐尾根ルート‐赤松の休み場 - 道場神社)
標高差: 約600m
実動時間: 約7時間 (休憩込み)

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by dream8sue | 2015-04-19 00:17 | 群馬県 西上州エリア | Trackback | Comments(0)

世界遺産 熊野古道の旅 丸山千枚田と那智の滝     Kumano Kodō in Yoshino-Kumano National Park

Saturday, April 11, 2015
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熊野古道の旅の前半は三重県熊野市にある松本峠から名勝地の鬼ヶ城、獅子岩を見て歩いた。→ “世界遺産 熊野古道の旅 松本峠から桜の道を歩き鬼ヶ城へ Kumano Kodō in Yoshino-Kumano NP”

宿を熊野市駅の近くにとり、翌日はレンタカーで丸山千枚田(まるやませんまいだ)を見てから、和歌山県那智勝浦町へ走り、那智の大滝を見に行った。 070.gif




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丸山千枚田は、熊野市紀和町丸山地区にある白倉山(標高736m)の南西斜面を利用した、日本最大規模の棚田群である。

熊野市から七里御浜に沿って国道42号線(熊野街道)を南下し、 “立石南” の信号で国道311号線に入り西に向かう。 風伝トンネルを過ぎた先で県道40号に入り北上する。熊野市から約20km、30分くらいで丸山千枚田に着く。




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高低差160m(標高90-250m)の谷合に約1,340枚(7ha)の棚田がある。 005.gif

400年程前には2,240枚もあったそうだが、その後530枚にまで減少。

現在は “丸山千枚田条例” により復田が図られている。 034.gif

Wow!  ヨーロッパアルプスみたいな風景だ!




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四季折々にその表情を変える千枚田の風景は観光地としても人気がある。

春のこの時期は、何と言っても菜の花とのコラボレーションが見事だ。 056.gif 043.gif




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千枚田の中にある展望休憩所からは棚田と南側の山並みが一望できる。 072.gif




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スズランも可愛いね。 056.gif 056.gif




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最も小さい田は、1枚で0.5㎡しかないらしい。 005.gif 027.gif




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棚田には早くも稲作にむけて水が張られていた。 072.gif




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棚田の石垣は、自然石をそのまま積み上げる野面積み(のづらづみ)という方法で、石同士がかみ合っていないので隙間や出っ張りができ、排水性に優れていて頑丈らしい。 027.gif




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農道?を歩き、棚田の基部まで来ると、ヤマザクラが水面に反映してなんとも牧歌的だ。




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春の農地といえば、やはりスミレとタンポポだろう。 期待を裏切らない日本の春の花だ。 003.gif 056.gif




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棚田の基部から見上げる白倉山。  こうして見上げてみると、まさに山の斜面であることが良く分かる。 045.gif

農耕民族である日本の原風景のような丸山千枚田を見た後は、国道42号線に戻り、那智の大滝のある和歌山県那智勝浦町へ向かう。 070.gif




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国道42号線で南下し和歌山県に入る。

途中、三重県との県境近くにある、熊野三山のひとつ熊野速玉大社(和歌山県新宮市)の近くを通るので、時間があるなら寄ってみるのも良いだろう。

勝浦町に入り県道43号線を北西に8kmほど走れば、那智大社に繋がる大門坂が車道の左手に見えてくる。

“大門坂” は熊野那智大社へ続く熊野古道を代表する参道だ。

30分くらいで表参道に行き着くので歩いてみよう。

大門坂の入口手前に無料のパーキングがある。




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大門坂へは、はじめは小さな集落の中を行く。 路肩には春の山野草がたくさん咲いている。056.gif056.gif

私の目に留まった小さな花は、ムラサキサギゴケ(写真左)と、マツバウンラン(右)だ。どちらも地味に可愛い。 043.gif




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集落を過ぎ、樹齢800年といわれる “夫婦杉” の巨木が、門のように参道の両サイドに立ち我々を出迎えてくれる。




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その大きさに思わず頭上を仰ぎ見てしまうことだろう。 005.gif




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大門坂は全長600m、高低差100m程で、苔むした石畳がつづく。




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すぐ隣には一般車道が並走してはしっており、昔と現代の二つの道を見ることができる。

なので、大門坂を歩かなくても那智大社、那智の大滝へは車で行ける。が、せっかく古道歩きの気分を味わえるのだからぜひ歩いておこう。 049.gif




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大門坂を登りきると、 “那智山バス停” 近くの車道に出る。

那智の大滝に寄る前に、熊野三山のひとつ熊野那智大社に寄っていこう。

車道を横切り表参道の階段を登り鳥居をくぐる。




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那智大社の境内を東に行けば、戦国時代に創建されたという那智山青岸渡寺に出る。

境内には樹齢700年のタブノキ(和歌山県指定天然記念物)が、花を咲かせていた。 056.gif

そういえば、前日の鬼ヶ城跡へのトレイルにも赤い若葉をつけたタブノキを見た。

若葉のあまりの美しさに花だと思ってしまったが、こうして花を見ると確かに違いが分かる。 045.gif




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那智山青岸渡寺から東側の下り坂を降りれば、三重塔の奥に那智の滝が見えてくる。




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三重塔の前を通り、車道を横切り、シャガの咲く竹林の階段を降る。 シャガの花も綺麗じゃが!  ヾ(o≧∀≦o)ノ゙




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短い区間ではあるが、熊野古道の風情が、ここでも味わえる。 049.gif




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坂の途中から那智の大滝が見える場所がある。

那智の滝は、高さ133m、毎秒1トンの水量が絶壁から落下する見事な滝だ。 072.gif 049.gif

石畳の階段を降りきると “那智の滝前バス停“ に出る。

那智の大滝へは、バス停から見える石の鳥居をくぐって、スギの大木に覆われた石段を降りきれば滝前広場に着く。




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那智の大滝は、那智大社の別宮、飛龍神社のご神体だそうだ。

岩でも滝でもなんでも神にしちゃう自然崇拝ってところがいかにも日本人らしい。 003.gif

私にとっての自然は、神よりもっと大切な存在だ。 032.gif

言わば空気や水に近い必要不可欠のものだ。

神の存在(必要性)は人に寄って見解が分かれるけど、空気や水は生命維持に絶対欠かせない無くてはならないものである。

そう、自然が無くなったら私は生きてはいけない・・って、これって自然崇拝かも? 私も日本人じゃん! 041.gif




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滝前広場から左手奥の階段(ここからは有料:¥300)を登ると、瀑風が気流のように渦巻くお滝拝所という一段高くなったテラスに行ける。

良く見ると、滝の落口の岩壁にクラックが走っていて、三筋に分かれて流れ落ちている。それゆえ “三筋の滝” とも呼ばれているらしい。

まあ、自然崇拝はどうであれ、滝の雄大さは体感した者勝ちだ。考えるな、感じろ! 041.gif 




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ということで、瀑風体感第2弾で、熊野市への帰り道で三重県紀宝町にある “飛雪の滝” へ寄り道。

熊野速玉大社から北山川の左岸を西に走ること1時間弱でようやく到着。 042.gif

滝の前にはキャンプ場もあり、滝の上流にはプロムナードも整備されていて軽いハイキングが楽しめる。

時間が無くてハイキングできなかったのがとても残念だ。 002.gif




f0308721_2123858.jpg熊野古道の旅の後半は、レンタカーによるドライブ観光になってしまったので、一点集中のハイキングではなかった。

その分、広範囲に渡って、美味しい所とりの贅沢な観光ができた。

2日間という短いハイキング&観光だったが、変化に富んだ楽しい2日間だった。

春の熊野古道、最高! 049.gif 024.gif 060.gif


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by dream8sue | 2015-04-11 19:25 | 吉野熊野国立公園 | Trackback | Comments(0)

世界遺産 熊野古道の旅 松本峠から桜の道を歩き鬼ヶ城へ    Kumano Kodō in Yoshino-Kumano NP

Friday, April 10, 2015
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1ヶ月以上前になるが、4月上旬に世界遺産に登録されている紀伊半島の熊野古道周辺を歩いてきた。  070.gif

熊野古道と一口に行っても、熊野三山(熊野本宮大社、熊野速玉大社、熊野那智大社)へと通じる参詣道であるから、ほぼ紀伊半島の全土に及び、三重県、奈良県、和歌山県、大阪府にまで及んでいる。

なので、熊野古道をじっくり歩くとなればゆうに1~2週間はかかってしまう。

そんな時間もお金も気力もない私たちは、なんちゃって熊野古道ということで、南紀エリアの観光と那智大社周辺をメインに歩いてきた。

南紀エリアとは、熊野三山に通じる5つの道の中の伊勢路(伊勢神宮から南下する紀伊半島の東海岸沿い約160km)の熊野市周辺を言う。

南紀エリアに絞り込んでみたものの見所がたくさんありすぎて、とても一日二日では歩けない。

そこで、初日は、熊野市駅に近い松本峠に登り、世界遺産の七里御浜が望める桜の道から名所地の鬼ヶ城、獅子岩、花の窟(3ヵ所とも世界遺産)を見て歩くことにした。


前橋、高崎から名古屋まで、新幹線を使えば3時間ほどで行けるので朝出発でも良いのだが、コストが安く名古屋駅着の時間が早いというメリットを重視し、池袋から夜行バスで名古屋に向かった。

名古屋駅から熊野市駅までは、JR紀勢本線、特急ワイドビュー南紀号で約3時間かかる。 019.gif




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名古屋駅発8時の特急ワイドビューに乗れば11時には熊野市駅に着く。

熊野市駅を出て、左(北)に商店街を10分ほど歩き第三銀行を過ぎてから右に曲がり路地に入ると、 “南紀ツアーデザインセンター” がある。

名前は現代風であるが、明治時代に建築された古い建物を利用したビジターセンターである。熊野古道や観光地の情報などが無料で得られるので寄っていこう。

訪れたこの日はあいにくの雨模様で、出されたお茶が、身も心も温めてくれた。 063.gif

熊野古道の風情が残る松本峠へは、センターの東側の狭い路地を北に向かい、小さな川を横切った先の山手の石段を登る。




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熊野古道の特徴として、舗装に用いられた石畳が有名だが、石畳が用いられた理由は、紀伊半島が降雨量の多い地域だからだそうだ。 057.gif

そう聞くと、雨の熊野古道歩きも味わい深いものに思えてくるから不思議だ。 003.gif

石段を登りきると小さな集落にでる。集落の車道を横切り山間に進む。 070.gif




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山間を進むと苔むした石畳の側面に石垣が積まれた、いかにも古道という感じの路になる。 043.gif

ビジターセンターでもらったリーフレットによれば、明治元年に地元の漁師たちが水揚げに関する騒動を起こし、代官所が罰として彼らに築かせたものらしい。 027.gif




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松本峠入口から30分弱で松本峠に着く。 071.gif

竹林に囲まれた峠には、建ったその日に妖怪と間違えられて鉄砲傷をつけられてしまったという大きな地蔵(高さ170cm)が立っている。 005.gif

 


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峠からは石畳の古道から離れ、右(東)に曲がり鬼ヶ城跡を経由して名勝鬼ヶ城海岸へ下る。

まずは、針葉樹と竹が混在する森から東屋のある展望台へ進む。

森の中にはタケノコやシダ類、コケ類が雨に濡れ、生命観があふれている。 056.gif




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松本峠から10分ほどで、東屋のある展望台に着く。

雨の日の東屋は有難い。テルモスのお茶と駅前で買った熊野名物のお菓子で一服する。 063.gif




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展望台からは、熊野速玉大社がある新宮まで25kmも続く世界遺産の “七里御浜” が見える。

この日の七里御浜は、残念ながらミストの中だった。 057.gif 007.gif




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展望台から鬼ヶ城跡に向かう。 小雨が降る森は緑の絨毯を敷き詰めたように大型シダ類に覆われて、まるで原生林に迷い込んだ小人のような気分になる。




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森の中で出会った不思議な植物。これって花なのかしら?葉なのかしら? 039.gif どうやらタブノキというクスノキ科の常緑高木の若葉のようだ。 027.gif




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展望台から道標に従って歩くこと約20分で鬼ヶ城跡に着く。 042.gif




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城跡と言っても遺跡は無く、ただの広い野原であるが、熊野灘が見渡せる気持ちの良い高台である。




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南の丘に植えられた桜は散ってしまったようだが、散った桜の花びらがピンクのカーペットのように地面を覆っていた。 072.gif





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城跡周辺には2000本の桜が植えられている。 056.gif 056.gif 056.gif

霧でかすむ入り江の手前には、遅咲きの桜が静かにたたずんでいるように見えるのは、きっと春の雨のせいだろう。 057.gif




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鬼ヶ城海岸へは、入り江に向かって東側の桜の道を下る。

ピンクのカーペットと新緑が水彩画のような風景を織り成している。 005.gif 日本って本当に美しい国だな~。 072.gif




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ドウダンツツジの葉の上に桜の花弁が舞い落ちて、釣り鐘のようなの白い花からは雨の滴が落ちようとしている。 057.gif 056.gif




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熊野古道から桜の路を降りきれば、そこは鬼ヶ城から七里御浜へと続く熊野灘である。




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桜の道を降りきった場所は、鬼ヶ城センターのパーキングで食事処や土産店が隣接している。

“鬼ヶ城” は、ここから南に約1kmにわたり奇景が続く国指定名勝天然記念物であり、世界遺産登録地でもある。




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海風蝕と数回の大地震で隆起した凝灰岩が作り出す奇岩は一見の価値がある。




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奇岩には階段や手すりが設置されているので歩きやすい。 070.gif




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岩にあいた穴の先に穴が見える。




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岩肌には月面のクレーターのような無数の窪みがある。 005.gif




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トレイルの途中にはこんな大スラブもある。 005.gif




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大小無数の奇岩や洞窟には、 “千畳敷” から始まり、 “奥の木戸” “猿戻り” “鬼の風呂桶” “犬戻り” “神楽岩” “木喰岩” などの呼び名がつけられている。




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岩場のトレイルにも何種類かの植物が見られる。  056.gif

海無し県の群馬ではあまり見られないこのパープルの花は、浜辺には良く咲といわれるタツナミソウという花のようだ。

光沢のある緑の葉をもつ海浜植物、ハマボッス? の葉が雨に濡れて一層つややかだ。 072.gif

それにしても、よくぞこんな岩だらけの場所に自生できるものだと感心してしまう。 045.gif




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なんだか鬼の口に食べられそうに見えるのは私だけ? 003.gif




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雨は止んだけど、岩壁から滴が流れ落ちてくる。 057.gif




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次々と形を変えて現れる奇岩は、とてもユニークで飽きることがない。




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“水谷” と命名された奇岩には、まるで掘ったような樋状の溝から雨水が滝のように流れている。 その先の水流のあるルンゼは “鬼の洗濯場” 057.gif




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西に進むにつけ、トレイルは海面に近くなってくる。  波が高い日に歩くと危険かもね。 023.gif 045.gif




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天井がクレーター状態の洞窟は、 “蜂の巣” という見たままの名前だ。 005.gif 003.gif




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上から垂れ下がる薄い岩が鬼ののど仏に見えるのは私だけ? 003.gif




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トレイルの後半には二子山のクライミングを思い起こさせるコルネ(石灰岩に特有な岩の形状で、鍾乳石が岩から垂れ下がったようなもの)もある。

思いの他楽しい鬼ヶ城奇岩めぐりであった。 070.gif 060.gif




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さて、鬼ヶ城から獅子岩へは、国道42号線の陸橋下をくぐり本町通りを南西に歩く。 070.gif

本町通りの商店街にも、築130年の古民家を改修した “おもてなし館” (月曜定休) があるので休んでいこう。 063.gif

おもてなし館では無料のお茶やリーフレットがもらえる他に、熊野特産品の販売もしている。

私たちは、翌日の行動食用に熊野の郷土料理の “めはり寿司” を買った。 011.gif


本町通りから左に折れ、国道42号線にでる。

熊野古道といっても、すべてが山間部の風情のある古道ではない。

紀伊半島は、際立った高山こそないもののどこまでも続く山々と谷に覆われていて、古来より交通開発が困難であり、交通路に適する場所は限られている。

そのため、現在の国道や市街地のルートと重複したり、古道に平行して国道が作られていたりする。

JR紀勢本線にそって走る国道42号線もその一つだ。

国道42号線を渡り堤防の歩道に上がり、海を見ながら南西に進むと、獅子岩らしき岩が見えてくる。

七里御浜に下りて、獅子岩に向かって歩く。

七里御浜は、日本一長い砂礫海岸で、美しい色の玉砂利で埋め尽くされている。

植物の新緑と相まって何とも fantastic である。 043.gif 072.gif




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七里御浜沿いの巨岩 “獅子岩” は海に向かって吠える獅子のように見える高さ25mの国指定名勝天然記念物で、世界遺産となっている。

でも、おかしいな~? 獅子には見えないぞ~ 039.gif 046.gif




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あ、獅子だ! 005.gif  獅子岩の基部をぐるっと西にまわって見ると確かに獅子に見える。  結構、怖い顔の獅子だね。 008.gif

熊野市山中の大馬神社の狛犬にもされているため、元宮には狛犬は無い。   日本一大きな狛犬だ! 003.gif




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獅子岩から約1km弱ほど南に行くと、日本最古の神社と言われる “花の窟(はなのいわや)神社” に着く。




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ここは、高さ約45mの巨岩そのものを御神体としているので社殿はない。 自然崇拝の原形のような場所だ。 027.gif




f0308721_34994.jpg夜行バス、特急と乗り継ぎ、ちょっと忙しい観光ハイキングかと思いきや、山歩きの部分は少なく町歩き的なハイキングだったので、意外と身体は楽であった。

雨の古道歩きも味わい深い趣があって素敵だった。 鬼ヶ城の自然が創り出した芸術は必見だね。 049.gif

そして、熊野古道の旅後半は、丸山千枚田と那智の滝、飛雪の滝を訪れた。 → “世界遺産 熊野古道の旅 丸山千枚田と那智の滝   Kumano Kodō in Yoshino-Kumano National Park”


私のこのトレイルへの評価: 5★ 初心者向け
行程距離: 約8km(熊野市駅‐松本峠‐桜の道‐鬼ヶ城‐獅子岩‐花の窟‐熊野市駅)
実動時間: 約6時間 (休憩込み)

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by dream8sue | 2015-04-10 03:17 | 吉野熊野国立公園 | Trackback | Comments(0)

群馬の駅からハイク vol.8 : 富岡市 ミツバツツジの咲く破風山で西上州の春を先取り

Sunday, April 5, 2015
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曇り時々小雨降る春の週末、お天気を懸念しながらも西上州の玄関口である富岡市と下仁田町の境にある破風山(450m/はふうさん)に出かけた。 070.gif

破風山という名の山は、群馬県内には高山村とみなかみ町の境にもある。そちらは、標高1,068mの破風山(はふやま)なので混同しないようにね。 034.gif

TOP写真は上信越自動車道、下仁田IC付近から見た破風山とみかさ山。




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ハイキングの起点駅は、2両編成のローカル線、上信電鉄の千平駅である。

私は今回、初めて上信電鉄に乗った。 世界遺産に登録された富岡製糸場のある上州富岡駅では多くの人が降りていった。

この山は、ハイキングマップにはトレイルが載っていない小さな山だ。

千平駅の東に位置する南西神社から尾根伝いに往復するのが一般的のようである。

しかし、今回は西上州に詳しい同行者の発案で、千平駅のすぐ北側の尾根(トレイルは無い)からループ状に歩くことにした。

小さな低山なので、適当に藪をこげば入山、下山できると思うが、岩場も多いので確かな読図力があるハイカーと歩くことをお勧めする。 045.gif

千平駅から大桁山・鍬柄岳の登山口方向(北)に向かい、線路を横切った先で林道に入る。

この時期、線路脇にはパープルの花、ムラサキハナナが一面に咲いていた。





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林道脇に植えられた満開のサクラが目をひく。  堤防の手前で畑の土手を横切り、沢を越えて左手の尾根に取り付く。




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Oh My God!  いきなりジャングルのような山中に踏み入る。 そして、踏み跡も何もない斜面を尾根まで登りつめる。




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登りつめた尾根にはミツバツツジがたくさん咲いていた。まあ、素敵! 043.gif 072.gif




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ヤマツツジのふっくらとした蕾もいい感じ。 056.gif 043.gif




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f0308721_2394739.jpgあら、白いツバキなんて珍しい。 たくさんの花に出迎えられて上機嫌になる。 060.gif

踏み跡はないが、尾根通しに北西に進む。 070.gif




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一年中温暖で季節感に乏しい南カリフォルニアから帰国したばかりの私には、日本の春の躍動感を味わうのは久しぶりだ。 043.gif

“ミツバツツジってもう咲くのか” と嬉しい驚きを感じながら雑木林の尾根を行く。




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芽吹きも始まっている。遠くから見ると白い花を咲かせているように見える。 072.gif




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小ピークとも言えない小さな尾根のコブを4~5ッほど越える。中にはこんな狭いナイフリッジの通過もある。

ナイフリッジを歩きながら、眼下に咲くミツバツツジの方に、つい足元から目をそらしてしまう。

おっと、危ない!Watch the step carefully! 005.gif 009.gif 034.gif




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ヤマザクラとミツバツツジのコラボレーションに歓喜の声を上げる。 005.gif 056.gif




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このあたりは特にミツバツツジの群落が見事だ。 056.gif 072.gif




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f0308721_2434458.jpg踏み跡は無いけれど、ときどき赤テープがある。ここから進路を東に変える。 071.gif

入山からひたすら尾根のコブを越えながら歩くこと1時間弱、だんだんと大きな岩が出てくるようになると、石祠のあるコブに着く。 042.gif

ようやく少し踏み跡が現れるようになる。





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石祠のあるコブから破風山西壁にあたり、右(西側)からこの壁を巻いて行くと落葉の積もった踏み跡から小さな岩場を登れば破風山の山頂である。




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破風山の山頂は意外と広く、大きな御嶽大神の碑や石祠がある。




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山頂の北側の崖っぷちにはヒカゲツツジも咲いていた。 056.gif




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ブローチのような新芽が美しいね~ 072.gif

破風山から西側の踏み跡への下降は急であるが、樹木を頼りに慎重に下れば問題ない。

しかし、ややルートファインディングが難しいかもしれない。

用心にロープなどあれば何処でも下降できるので安心だね。 034.gif




f0308721_2473828.jpg破風山からは、途中に大岩を右に見ながら雑木林の尾根を東に行く。 070.gif





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尾根はやがて、やせた岩稜帯になる。

みかさ山と呼ばれる岩峰からは、これから進む岩稜が目視できるので方向は見定め易い。

しかし、道標もトレイルもないので、ルート取りは藪尾根歩きに慣れていないハイカーには手ごわいかもしれない。 039.gif

ここは岩峰のせいか展望も良く、西上州の山々や富岡市、下仁田町の町並みが一望できる。 072.gif




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春の低山は山の息吹を感じることができて、とても楽しい。 056.gif




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みかさ山の岩峰は右(西側)から巻く。  振り返って見ると南側は絶壁である。




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やせた岩稜にそって、藪こぎと岩場の登行を繰り返す。




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岩稜帯には二箇所に石祠が置かれている。 一つ目の石祠の左(東側)の藪の中を行く。




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一つ目の石祠の置かれた岩場を通過して、振り返ってみれば、南側はすごい絶壁だ。 005.gif




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二つ目の石祠は、石祠のすぐ下の岩場を登る。

それにしても、この石祠、こんな不安定な針峰の上によく落ちないでのっているものだ。 005.gif




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標高もぐんぐん下っている。振り返れば破風山(写真左)と、みかさ山(右)が霧の中に見えている。




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最後の岩場を下りれば、後は緩やかな雑木林の尾根を南にたどるだけだ。 071.gif




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自然林からやがて植林地帯に入る。尾根を直進せずに右の山腹を降りれば林道に出る。 071.gif




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林道脇の満開の山サクラを見ながら最興寺に向かう。




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林道からは、すぐに最興寺の裏の墓地に出る。ちょうど最興寺のサクラが見ごろであった。 056.gif

最興寺は千平駅と南蛇井駅の中間くらいなので、どちらの駅に行っても20分程度の里歩きで着くだろう。




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私たちは、民家の庭先の花を観賞しながら、線路を越えて起点の千平駅方面に向かった。途中の小川に生えているクレソンを摘んだりしての里歩きも楽しいだろう。 049.gif




f0308721_301240.png前記した通り、破風山は最興寺近くにある南西神社から尾根伝いに往復するのが一般的のようである。

また、破風山の北側にある大桁やすらぎの森方面から登るトレイルもあるようだ。

千平駅からは鍬柄岳・大桁山へのトレイルが人気であるが、両者を登った後に、やすらぎの森からこの破風山に繋げるルートも面白ろそうだ。 045.gif

私のこのトレイルへの評価: 4★ 上級者向け
行程距離: 約2.5km(千平駅‐破風山‐みかさ山‐最興寺‐千平駅)
標高差: 約200m
実動時間: 約3時間 (休憩込み)





 【おまけ:ほたる山公園】
下仁田駅から鏑川を挟んだ南側にほたる山公園という展望の良い公園がある。ここは御岳山(別名:兄倉/576m)の登山口でもある。

下仁田町を一望できる公園にはシダレザクラやヤエザクラが満開であった。 056.gif

展望台や休憩所も整備されているので、ランチをもってゆっくり楽しむのも良いだろう。 049.gif
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by dream8sue | 2015-04-05 22:16 | 群馬の駅からハイク | Trackback | Comments(0)

群馬の駅からハイク vol.7 : 中之条町 石像と岩塔の嵩山  Takeyana in Nakanojō, Gunma

Thursday, April 2, 2015
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車社会の群馬県にあって、駅から歩けるトレイルはなかなか難しい。

駅から登山口までが遠すぎるとマイカーで乗り付けてしまいたくなる。

せいぜい1時間(4km以下)程度で登山口には到着したい。

そんな駅からハイクのコンセプトをぎりぎりクリアしたトレイルがこの嵩山(たけやま)だ。

小さな岩塔をいくつも有する里山で、信仰の山としての存在意義が強く、山の中に石像がいたるところに置かれている。




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ハイキングの始点駅はJR吾妻線の中之条駅である。

中之条駅から登山口となる “道の駅霊山たけやま” までは、いくつかのルートがある。が、分かりやすい道は、中之条駅の北側の国道353号線を西(四万温泉方面)に約20分ほど行き“中之条町”の信号で右折し県道53を3kmほど北に行けばよい。

国道353号線と県道53との合流点には “中之条町歴史と民俗の博物館” がある(円錐の建物、ふるさと交流センターつむじの奥)。

この博物館は明治初期の洋風学校建築の数少ない建造物として、群馬県指定の重要文化財となっている。
時間があるなら、古代から中世、近世に及ぶ資料約6,000点の展示を見るのも良いだろう。

【開館時間】 9:00~17:00【休館日】木曜(祝日は開館)【入館料】 大人200円、子ども100円 (写真は群馬県公式HPより)




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県道53を北に進み、橋を渡ったあたりからだんだんと登り坂となる。道の駅への案内標識が1kmごとに出てくるので道を間違えることは無いだろう。

単調な車道歩きであるが、道路脇に咲く花々に心がはずむ。056.gif 060.gif

まだウメもツバキも咲いてる。桃の花もサクラも一斉に咲き、まさに豪華絢爛。056.gif 056.gif 056.gif

マイカーで通り過ぎてしまっては得られない楽しさかもしれない。 045.gif




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中之条駅から約1時間、左に親都神社表参道の赤い鳥居が見えてくると、右側に嵩山が見えてくる。




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鳥居の前を通り過ぎ、道の駅に向かうと目の前に嵩山の山腹に突起した男岩が迫ってくる。 005.gif




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道の駅の敷地内に表登山道(西側)と東登山道がありループでほぼ同じ場所に戻ることができる。

また、道の駅で手書きのマップ(観音像の配置図であるが)なども無料で入手できるので利用すると良い。




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道の駅でしばし休憩したら、さっそく西側の表登山口から時計周りで歩き出す。 070.gif

スギ林のスイッチバックのトレイルを20分も登ると、早くも五合目の道標が現れる。 現在地が印してある地図付きで、とても親切な道標が全行程に設置されている。




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五合目の先を左に行けば見晴台があり、吾妻八景と言われる嵩山の眺望を手軽に楽しむことができる。 072.gif

トレイルをさらに行けば、左に “休石” が現れる。休石から右に少し下ると “蝙蝠穴(こうもりあな)” がある。穴の下に観音像が置かれている。

観音像は山全体に33体あり、番号が付けられている。




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蝙蝠穴からトレイルに戻り、その後もいくつかの観音像を横目に見て、坂を登りきった所が “天狗の広場” だ。あずまや、展望台がある。

登山口から40分程度で着いてしまったので、休憩するほどでもなく、 “小天狗” を目指して西側のトレイルを進む。 070.gif




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広場から3分で小天狗の岩場に到着!066.gif 

天狗のポスト?天狗が空を飛んで配達してるのかな? 039.gif 037.gif




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小天狗からの眺望はさすがに吾妻八景と言われるだけのことはある。

西に雪の帽子を被った上信越の山々、眼下にはこれから向かう “不動岩” が見える。 072.gif




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東方面には上州子持山、小野子山が、南には榛名山が見える。




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小天狗ピークの石祠の先には中天狗、大天狗方面の稜線。




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眼下には歩いてきた中之条駅からの里の風景が見下ろせる。 072.gif




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不動岩へは小天狗の岩場を戻り、岩場の南側を巻く。

不動岩ピークへ登る岩場は、やや傾斜があるがクサリを頼りにゆっくり登れば問題ない。




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不動岩、だから不動尊ね~。。いや、不動尊があるから不動岩なのかな? 003.gif




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不動岩からみた小天狗。




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クサリ場は登るより、降りるほうが怖い。。慎重に・・慎重に・・ 025.gif

不動岩を降りたら、今度は小天狗の北側を巻いて天狗の広場まで戻る。




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天狗の広場から稜線を東に進むと、大岩の基部に石祠が置かれただけの “三社神社” がある。

そこから六角形のあずまやの右をすりぬけ “胎内くぐり” の洞窟に行く。

洞窟の入口はすごく狭い。 009.gif

おそらくお腹の出たメタボお父さんは、腹がスタックして入れないだろう。 046.gif

もちろん私は大丈夫・・・あれ?入れないぞ・・ 005.gif あ、ザックがスタックしていた。ザックを外して無事に通過! 003.gif

あら、可愛そうに、お腹の出たメタボお父さんは洞窟の中は見られないの? 037.gif




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狭い入口から胎内を覗けば、クサリがセットされたステップがある。




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胎内の中! 005.gif




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胎内から急な斜面にクサリがセットされていて、東登山道に続いている。

クサリの途中から横の岩場に続く別のクサリを使い入口に戻る。つまり、お腹の出たメタボお父さんは、胎内くぐりはできないけど、このクサリを使って洞窟内を見ることはできるのだ。 003.gif




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胎内くぐりで童心に返って遊んだ後は、三社神社まで戻り縦走路を北に行く。

すぐに縦走路から右の尾根に登るトレイルが現れ、 “石尊社” と書かれた標識の下に小さな石祠が置いてあるだけの中天狗に着く。

中天狗を尾根伝いに降りきった所には、71体(数えてないけど・・003.gif )の石像がコの字形に並んでいる “実城の平(みじょうのたいら)” がある。 

Wow!石像スクウェアだ! 005.gif




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実城の平の目と鼻の先に “経塚” の休憩所がある。

ここを右に行けば東登山道、直進すれば大天狗に登る岩場がはじまる。

左のトレイルは “烏帽子岩” “五郎岩” へ通じる路だ。

さっそく大天狗へ登ろう! 071.gif




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長い岩場には長いクサリがセットされている。

傾斜が緩いので、クサリを使わなくても登れるだろう。

むしろ使わないほうが、しっかりスタンスを定めて登るので安全かもしれない。 039.gif 045.gif

長い岩場を登りつめると大天狗(嵩山)の山頂だ。 066.gif

山頂の丸い岩(女岩)の上に登れば360度の展望を楽しめる。 072.gif




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眼下のゴルフ場の先に群馬北部の山々が見える。

そして眼下には、これから向かう烏帽子岩、五郎岩が見え、自然と期待が高まる。 070.gif




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上信越の山々をズームアップ。 高山はまだまだ雪山だね。 072.gif




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遠くの山が良く見えているのに、近くの榛名山は春霞で良く見えない。 002.gif なんてこっちゃ!041.gif




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大天狗で展望を楽しんだ後は、一旦、経塚まで戻り左(西側)の稜線を北に進む。 070.gif

5分ほどで烏帽子岩に着く。この岩のピークには登れないが、基部までなら踏み後がある。




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烏帽子岩からさらに10分弱ほど北に進めば五郎岩に着く。

北側に飛び出た岩場からは、東面の上州子持山、小野子山が良く見えて、昨年の新緑シーズンに訪れた両山の記憶がよみがえる。 045.gif

“渋川市中郷  上州子持山で獅子のタテガミに登る Komochiyama in Sibukawashi,Gunma”

“群馬の駅からハイク vol.1: 渋川市小野子 小粒でも登りがいたっぷりの小野子三山”




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五郎岩から見た、大天狗と烏帽子岩。

岩峰基部の樹林帯はまだ新緑には少し早いようだ。秋の紅葉時期もいいだろうな~。 039.gif 045.gif




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五郎岩の手前から左に進むトレイルは北向観音(31番)までの路でやや荒れている。




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岩場や洞窟の下に観音像が置かれているのがこの山の特徴だ。

岩肌と保護色のような観音像だが、何処にあるか分かるかな?




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こっちはもっと分かりずらいかも・・ 037.gif




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かくれんぼしているような観音像探しを終えたら、経塚の広場まで戻ろう。

往路では気づかなかったが、烏帽子岩のバックにポールの立った大天狗のピークが見えている。 004.gif




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経塚の広場からは東登山道に入る。こちらもいくつかの見所がある。

降りだして程なく “一杯水” のルーフ状の岩場の下に石像が置かれている。

ここは落石のため通行止めとなっているのでこれ以上近づくことはできない。 046.gif




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f0308721_1562659.jpg一杯水を過ぎ、トレイルが階段となるあたりに左に行く踏み跡がある。

この踏み跡をたどれば洞窟の穴の中に弥勒菩薩が祀られた “弥勒穴” がある。

この洞窟の穴へは垂直の岩壁にかかったクサリをたどっていかなくてはならないので、なかなか “みろくさん” にはお会いできません。 003.gif。。。

見たいですか?では、クライミングして撮ってきた貴重な写真をお見せします。 041.gif。。

みろくさんは、ゼッケン20番です。 041.gif

ちなみに、このみろくさんは夫婦円満の神、安産の神らしいので、夫婦仲が冷え切って離婚寸前の方は一度拝みに来ませんか? 003.gif

その時は夫婦仲を修復する為に命がけでクサリ場を登ってくださいね。 041.gif




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さて、弥勒穴でスリルを味わったら東登山道に戻り、緩やかな下り坂を10分も降れば道の駅に着く。




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道の駅の東登山口周辺にはモクレンやレンギョ、ウメなどの花が満開で、無機質な岩山から一気に生命観あふれる里に下りてきた感がある。 056.gif

マイカー利用なら道の駅起点で2~3時間のお手軽ハイクとなる。




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最後におまけとして、群馬県指定天然記念物の “親都神社の大ケヤキ” を見て帰ろう。 道の駅と親都神社の間の道路脇にある、樹齢約700年、県下2位の巨木らしい。 005.gif  ちなみに県下1位は渋川市の早尾神社の大ケヤキ(幹周10.5m/樹齢約1000年)


今回の群馬の駅からハイクは、里歩きの花見ハイクから初まり、洞窟探検、岩塔クライミングとアクティビティー満載のハイキングである。

また、歩けば分かるが、ここのトレイルはハイキングのためのものではなく、観音像を巡るための極めて宗教色の強いトレイルであることを留意しておいてほしい。きっと人によっては好き嫌いがあるトレイルだと思う。が、展望が良いので、宗教に関係なく展望目的で歩いてもよいと思いブログにアップした。034.gif


私のこのトレイルへの評価: 3★ 初級者向け
行程距離: 約12km/うち駅か登山口までの往復8km(中之条駅‐表登山口‐天狗の広場‐小天狗‐不動岩‐中天狗‐大天狗(嵩山)‐烏帽子岩‐五郎岩‐北向観音‐経塚‐弥勒穴‐東登山口‐中之条駅)
標高差: 約230m
実動時間: 約7時間 (道の駅での1h休憩込み)

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by dream8sue | 2015-04-02 02:32 | 群馬の駅からハイク | Trackback | Comments(2)