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桐生市 栗生山は赤城山の展望台     Mount Kuryū in Kiryū, Gunma

Friday, April 22, 2016
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栗生山は赤城山の東に位置し、短時間で登れる(栗生神社から1時間強)低山の割には展望が良く、春にはアカヤシオが山頂周辺を彩る。そんな栗生山へ同行者の提案でバリエーションルートである南西尾根から登ることになった。




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<マイカーの場合(前橋方面から)>
国道50号線を東へ走り、 “西久保町” の5差路で県道73号線に入り北へ走る。 “大間々町6丁目” で国道122号線に合流したら日光方面に向かって北上する。わたらせ渓谷鉄道の水沼駅を過ぎ、“水沼”の信号を左折して県道257号線に入り上田沢方面に走る。途中 “間々下橋バス停” の先の橋(栗生神社の道標あり)を左折し、村落の狭い道を2.3kmほど北に走れば桐生神社の鳥居前のパーキングに着く。




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栗生神社のパーキングからは、アクセスの車道を戻る。ゴミの集荷場のある三叉路に出たら右へ進む。そこからは村道をくねくねと南方向に歩き、沢を渡ってさらに南下する。




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取付きまで舗装道路歩きであるが、路肩には里の春を満喫できる草花が咲いている。ニリンソウに思わず駆け寄り、カキドオシの美しさに改めて気づく。定番のタチツボスミレやエイザンスミレも盛りである。 056.gif




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Wow! Wonderful! 久しぶりに田園風景を見たような気がする。これぞ正しい日本の故郷風景って感じ。 041.gif 田園風景を過ぎると道が西へカーブする。




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バリエーションルートの核心は取付き探しと行っても過言ではない。
取付きが分からず、または誤ったポイントから登って、敗退や余計な労力を費やすことが間々ある。
なかなか現れない取付きにやきもきしながら、歩くこと45分。 070.gif
ついに目印となる標識を発見。
標識には “林業再生緊急網整備事業 わたらせ森林組合” と書かれている。 034.gif




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林道に入り、すぐに表れる尾根の末端から忠実に尾根を詰めて行くとほどなく石祠のある小ピークに着く。 ここからいよいよバリエーションが始まる。始めは植林の針葉樹林帯を行き、やがて雑木林となる。




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雑木林に入ると、西側の見晴らしが良い小さなアンテナが立つ場所に着く。

西側の山腹にはヤマザクラが咲き、淡い新緑と織りなす景色が何とも素敵である。

日本の春を感じるな~ 060.gif




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ツツジが咲く雑木林を抜けると、しばらく植林帯となる。尾根の右側には鹿避けのネットが続いている。




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植林帯の急坂を登り切ると、東側の谷越しに栗生山方面の山並みが見えてくる。




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バリエーションルートではあるが、明るい尾根筋で藪漕ぎもなくとても歩き易い。




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ヤマツツジやミツバツツジの咲く中を、緩やかな登りが続く。ふと足元も見れば、ドングリの発芽が見られてますます楽しくなる。 043.gif




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やがて798mピークに近づくにつれ露岩が現れだす。




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そして、南北に長い798mピークは何処がピークなのかよくわからない。が、一際アカヤシオが咲き乱れる尾根に着く。休憩するには最適な場所だ。 063.gif




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西側の藪越しに赤城山が見えて、ちょっと感動的だ。 005.gif




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798mピークから先は、ヤセ尾根にマツの木が生えて低山とは思えない中高山の雰囲気をかもし出している。




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798mピーク北側の鞍部である高楢峠までは露岩の多い尾根を行く。




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取付きから2時間弱で高楢峠に着く。
高楢峠には古道があったようだ。
小さな石祠が昔を忍ばせる。
峠周辺は新緑とアカヤシオのトンネルだ。 072.gif
秋もきっと見事な紅葉が期待できる場所だ。 045.gif




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高楢峠からは、岩稜の急登となる。左側から巻き気味に登り、適当な場所からリッジに登り上げる。




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岩場と露岩のリッジが続く。マツの木に大きなキノコが・・ 037.gif




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標高もだいぶ高くなってきた。 042.gif




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見晴しの良い岩場の上に出る。 072.gif




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その先も岩稜が続く。




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3mくらいの岩場もあり楽しい。 060.gif




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この辺りがこのバリエーションルートの一番ハイライトだろう。




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岩場を過ぎると、また穏やかな雑木林の尾根が続く。




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穏やかなピークをいくつか越えると、“八九二” と刻まれた石標のあるピークに着く。
地図と照らし合わせると、この “八九二” は標高のようだ。 039.gif
この周辺も新緑が美しい。
このルートを登るなら、藪が濃くならないこの時季か秋が良いだろう。 049.gif




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そして、ここまで北に向かって歩いてきたが、892mピークからは東に角度を変えて進む。 やがて、右側に深い谷を見ながらの岩稜歩きとなる。




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この辺りがまた見事なツツジとサクラの園で、足場が悪いのを気にしつつも写真撮影が忙しい。 041.gif




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登るにつけ展望も開ける。西側の眺望。 072.gif 072.gif




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東側の眺望。 072.gif 072.gif




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やがて、栗生山直下の南尾根の鞍部に着く。

ここは栗生神社へ行くトレイルとの分岐である。

ここから南尾根を北に数分行けば山頂である。

(道標には山頂まで200mとある)




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高楢峠から約1時間40分で栗生山に到着。栗生山のピークは東西に長く、木々に覆われあまり展望は良くない。が、アカヤシオの群落となっている。 また、左方向(西側)に少し降ったとことに眺望のよい展望岩があるのでぜひ行くことをお勧めする。 070.gif




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展望岩からは、すそ野を広げた赤城山が一枚の絵の様に眼前に展開している。 005.gif 普段、前橋市近郊から見ている赤城山とは違う赤城山の姿が見れて新鮮だ。赤城山を見ながらのコーヒータイムはとても贅沢な時間だ。 063.gif そして、この日は気流が不安定で、休憩中にも赤城山にガスがわき上がって、思わぬ天体ショーを見るようだった。 043.gif




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下山は、南尾根鞍部まで戻り、栗生神社コースに進む。植林のスギ林の急坂で石混じるのスイッチバックのトレイルは湿っていて滑り易いので気を付けよう。私は思いっきり転んで尾てい骨直撃の尻もちをついた。 007.gif




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痛くて泣きべその私を癒してくれたのが、暗いスギ林でひっそりと可憐に咲いている花たちだった。 056.gif 056.gif 東国イワシの頭・・じゃなくて、トウゴクサバノオ(写真左)や名前が難しくてマチガイソウ(間違いそう)なワチガイソウ(写真右)に元気をもらう。 041.gif




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やがて簡易舗装された林道に降って行くと、右の沢筋に大きなカツラの木がある。カツラの木といえば、秋に参加した森林セラピーでのレクチャーを思い出す。ハート形したカツラの葉はキャラメルのような甘い香りを放つらしい。
→ “上野村 中之沢渓谷で森林セラピー初体験 Forest Therapy at Nakanosawa valley in Ueno, Gunma




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そして、水場に着くと左側に栗生神社の境内に続く近道がある。境内には県指定天然記念物で樹齢1200年の大スギがある。大スギの前の170段の石段を降ればパーキングに着く。




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バリエーションルートと言っても、藪漕ぎなど皆無の明るい尾根歩きだった。
ルートも明瞭でしっかり地図が読めるハイカーなら問題はない。
栗生神社からの往復では物足りないハイカーにぜひ歩いて欲しいトレイルだ。 049.gif


私のこのトレイルへの評価: 4★ 中級者向け
行程距離: 約6.5km(栗生神社パーキング‐南西尾根取付‐798mピーク‐高楢峠‐892mピーク‐栗生神社ルート分岐‐栗生山‐栗生神社ルート分岐‐栗生神社 – 栗生神社パーキング)
標高差: 約500m
実動時間: 約6時間 (休憩込み)


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by dream8sue | 2016-04-22 23:15 | 群馬県エリア | Trackback | Comments(2)

南牧村 大津から三ツ岩岳へツツジ街道を縦走        Ōtsu to Mitsuiwadake in Nanmoku,Gunma

Wednesday, April 20, 2016
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岩峰が多いことで知られる西上州には、アカヤシオで有名な三ツ岩岳という山がある。・・って、私はハイキングを始めるまで全く知らなかったのだが・・041.gif  そして、その三ツ岩岳から南西に位置する岩峰が大津だ。大津なんて山らしくない名前だが、針峰のかたまりのような山で、中央峰を筆頭に北西峰、北峰、東峰とある。アカヤシオ咲くこの時期に大津から三ツ岩岳へ縦走することは、まさにツツジ街道を爆走するような素晴らしいルートである。ただし、この間は急峻な岩稜帯なので要ロープである。  034.gif




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<マイカーの場合(前橋方面から)>
国道254号線(上信越自動車道下仁田IC下車)で下仁田町に向かい、県道45号線に合流し南牧村に入る。
道の駅なんもくを過ぎ、左に上野村へ通じる湯の沢トンネルへの道を分ける。県道は93号線に変わり南牧村の中心地へと進む。JAや役場のある三叉路(小さな郵便局がある)で左へ曲がれば大仁田集落まで1本路だ。集落から大仁田川に沿った林道を走れば立派な大仁田ダム基部に着く。

路肩駐車も含め30台は停められるパーキングはウィークデイだというのに満車状態だ。恐るべしアカヤシオの山、三ツ岩岳!005.gif が、しか~し、我々が向かう大津へはハイカーは誰もいない。 041.gif




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三ツ岩岳登山口のトイレ横の木段から大仁田ダムに上がる。




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ダムサイトを新緑と野花を愛でながらルンルン気分で歩く。 060.gif 056.gif




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ダム周辺でもアカヤシオと思われるピンクの花が山肌を彩っている。 056.gif

“えぼし橋” を渡り車道の終点から大仁田川へと入って行く。




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大仁田川沿いに佐久へ通じていた“大仁田越”の古道がある。渓流沿いのこの古道は、小鳥が多く、まるでダンスでもしているかのような小鳥の舞を見ながら歩ける素敵なトレイルだ。 060.gif 016.gif




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渓流沿いということは、もちろん花もたくさん咲いている。ハシリドコロ、ネコノメソウ、トウゴクサバノオ、ニリンソウ、ヒトリシズカ、クワガタソウ、キケマン、そしてスミレ各種。もう楽しさが止まらない。 041.gif




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やがて渓流の中から左岸(川下に向かって左)のトレイルを行くと、ケルンが積まれた大岩が現れる。文字が消えてかすかに赤ペンキの跡だけが残っている。ここが大津の稜線に登る支尾根のようだ。一般的にはこの尾根を登るのが近道のようだが取り付きからして汚く、急登らしいので私たちはさらに上流に登り、標高差の少ない “鷲頭ルート” と呼ばれるルートをたどることにした・・のだが・・ 008.gif




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私的には、この “大仁田越” の古道を歩くのが楽しい。 060.gif




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沢歩きの好きな私としてはこのまま大仁田越まで歩いて行きたいくらいだ。 070.gif




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登山口から1時間30分ほどで中洲に着く。 059.gif ここで北側へ進む訳なのだが、取付きが良く分からない。念のためにさらに上流へ様子を見に行くが、行けども行けども美しい渓流が続くばかりで、それらしい踏み跡が見つからない。結局45分ほど時間をロスして中洲に戻る。 059.gif




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稜線へは中洲から北に入る涸れた沢を詰めるのが正解だ。踏み跡は、はっきりしないが、緩やかな沢なので適当に地形をよんで登る。約20~30分でコルに登る上げる。 042.gif コルの北側は南牧川の支流のひとつ砥山本谷の源流である。昔はここにも山道があったようだ。 027.gif




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コルから東の尾根をたどるとワイヤー(伐採作業時の残置物か?)のループが残された小ピークに着く。




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ここからは、さほど大きなアップダウンも無く大津の中央峰まで行ける。明るい自然林にはミツバツツジやアカヤシオが咲いている。沢とは違う尾根歩きの楽しさが感じられるルートだ。 056.gif 060.gif




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30分ほどの稜線歩きで樹林に覆われた大津中央峰に着く。中央峰から北西峰と思われるピークが見えているが藪が多く踏み跡も判然としない。 039.gif




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北西峰のピークハントを諦め、主稜線を東に進むと北峰のピークに着いてしまった。北峰は3人が座れる程度の狭い針峰である。が、その展望は見事である。眼前にはアカヤシオが咲き、西上州の山々が一望できる。




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北側には、これから向かう三ツ岩岳が鎮座している。




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そして、東側には登るのを諦めた北西峰が手の届きそうな距離にある。アカヤシオに彩られた北西峰を見下ろしながらのランチタイムは我々だけのプレミアム指定席だ。Amazing! 072.gif 024.gif 063.gif




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さて、腹ごしらえが終わったら、三ツ岩岳への縦走の鍵となる大津東峰へ向かおう。東峰も岩峰だね~ 005.gif




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北峰から東峰へは、空中に太いワイヤーが張られたナイフエッジのようなヤセ尾根を歩く。 005.gif




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東峰の東面は絶壁だ。 072.gif




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東峰の岩壁基部は左のルンゼを岩登りする。




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ルンゼを登ると東面の景色が広がってリッジにでる。




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振り返り、大津の北峰、北西峰と、中央峰を見る。 042.gif




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大津東峰には山名標識がある。

東峰に立って、はじめて大仁田ダムが見えた。

あのダムサイトを歩いてきたのか~ 042.gif




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さて、東峰で展望を楽しいんだ後は、三ツ岩岳への縦走に取りかかろう。本コースの核心部である北側のギャップは、切れ落ちていてクライミングダウンするにはちと怖い。足元の心もとないツツジの木でラッペルしている人もいるようだが、こんな細い樹木に命を預ける気にはなれない。 008.gif




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近くにある太いマツの木にオレンジの8mm丸スリングを残置して15mのラッペルをする。低山は支点になるブッシュが何処にでもあるのがいいね。 045.gif




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ラッペルが終わっても、急なヤセ尾根が続くので気が抜けない。リッジ通しには降りられないので右側の凹状の岩をクライミングダウンする。ちょっといやらしいので気をつけよう。 034.gif




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そんな神経を使う岩場であるが、東面の岩壁の下に一際色の鮮やかなアカヤシオが咲いていた。 056.gif




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そして、その先には三角形の特徴的なピークが見える。あちらもアカヤシオが咲くことで人気の烏帽子岩である。その右の丸いピークは、名前もそのまんまのマル・・かな?
→ “上野村 花の天狗岩から展望の烏帽子岳を歩く     Tenguiwa & Eboshidake in Uenomura,Gunma




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西面の日陰には、ヒカゲツツジがひっそりと咲いている。遠くに見える切れ落ちた薄いシルエットは大岩・碧岩の大岩だろうか?
→ “南牧村 碧岩・大岩は天使のランディングスポット     Midoriiwa & Ōiwa in Nanmoku,Gunma




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さてさて、ツツジや風景に見とれている場合ではない。三ツ岩岳はまだまだ先に大きく立ちはだかっているのだから。。GO! GO! 070.gif




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でも、西の山腹が淡い色に染まって何とも幸せな景色に気分は上々。 060.gif




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岩場からの急な斜面もやがて緩やかな尾根に変わる。




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そして、三ツ岩岳の一般ルートである南西鞍部の分岐に出る。ここまで来ればもう迷うことも無いだろう。




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南西鞍部から北の尾根を登る。まさにミツバツツジとアカヤシオの街道だ。 072.gif




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西側の斜面は、新緑の並木道状態だ。 072.gif




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やがて岩場に突き当たるので、右側を巻き、さらに続くフィックスロープのセットされた上部の岩場は左側から四足で登る。 042.gif




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リッジに登り上げて西側を見れば、バックにはハンギング・ロックとも思える岩壁がアカヤシオに彩られて圧巻である。 072.gif 072.gif




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急登が終わり、山頂に近くなると、右から竜王大権現からのトレイルが合流する。この辺りはもうアカヤシオの花園状態だ。 005.gif 056.gif




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ヤセ尾根もピンク色に染まっている。




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稜線を北西に少し行ったところに三ツ岩岳(1,032m)ピークがある。三ッ岩岳の訪問者数は1年の中で4月だけが群を抜いて多い。それは逆を返せばアカヤシオ以外の季節は価値が無いともいえるのか?笑。。いえいえ、展望も抜群で西上州の山々は元より、浅間山なども見渡せる。紅葉シーズンもお勧めです。
山頂の北西方向には、中岩と北岩があり、山頂(三角点峰)を含むこの3つをもって三ツ岩岳と言われている。次回は、中岩、北岩へも行ってみたいな~。




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下山は、竜王大権現経由で下る。南東尾根に進み、岩場を巻きながら標高を下げていく。山頂方向を振り返ると、ピークがアカヤシオで覆われていた。こんなピンクの山、見たことがない! 005.gif 049.gif




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まるでサクラの花のようだ。



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日陰に咲く、ヒカゲツツジが地味に美しい。  003.gif




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道標に導かれスギ林に降りていく。スギ林の中腹に大きな岩塔があり、基部には壊れた木祠がある。これが竜王大権現のようだ。




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祠を過ぎると、急斜面を一気に降る。滑り易い砂地なのでフィックスロープがありがたい。 042.gif




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やがて右から、沢に沿って南西鞍部へ続くトレイル(沢コース)と合流する。




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分岐から堤防がいくつも設置された沢沿いのトレイルを5分も降ればダムサイトに着く。




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ラブリーな大仁田川沿いの古道歩き。 070.gif
針の山のような大津の岩峰群。
ミツバツツジ、アカヤシオが咲き誇る三ツ岩岳の岩稜歩き。 060.gif
両者を繋ぐ豪快な縦走ができた。 066.gif
春の西上州って最高だね。 049.gif 049.gif


私のこのトレイルへの評価: 4★ 上級者向け
行程距離: 約5km(大仁田ダム‐大仁田古道中洲‐鷲頭ルート‐大津中央峰‐大津北峰‐大津東峰‐三ツ岩岳南西鞍部‐三ツ岩岳‐竜王大権現 – 大仁田ダム)
標高差: 約400m
実動時間: 約7時間 (道迷いロスタイム45分・休憩込み)

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by dream8sue | 2016-04-20 19:31 | 群馬県 西上州エリア | Trackback | Comments(2)

安中市松井田町 妙義山の名ルート相馬岳北稜     North ridge of Sōmadake in Mount Myōgi

Saturday, April 16, 2016
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妙義山の相馬岳北稜は妙義のバリエーションルートの中でもピカイチだろう。地図を見れば一目瞭然、岩壁マークに沿って登るこのルートは藪岩好きの岳人ならば登っておきたい1本だ。巻き路に逃げることも可能であるが、忠実に尾根をたどれば部分的にⅣ級くらいの岩登りあり、何度もラッペルをするルート取りなどクライミング要素の強い秀作である。 049.gif




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標準コースタイム12時間のロングルートだけに早発ちは必須だ。日の出を待って出発。取付きはダムの下流にかかる橋を渡り、0.5kmほど行った小さな沢(橋を渡ってから2つ目の沢)が入り込んだところだ。沢の右岸の尾根に取付き、最初から急登の尾根を登る。 042.gif




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登りだしていくらもしないうちに、小さな岩場が現れる。岩場を越えると木々の間から町並みが見え始める。 “あたご社” と書かれた手作りの標識があり、左の岩壁に御宮の旗が見える。こんな熊しか通らない尾根にもお宮を置いてあるのかしら? 039.gif




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春のど真ん中ということもあり、北稜下部の標高ではミツバツツジの花が満開だ。




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朝陽に裏妙義の岩壁が紅く色づく。スカイラインは丁須の頭に突き上げる御岳ルートだ。
私は、昨年の早春にこのルートを登っている。→ “群馬の駅からハイク vol.6 : 安中市 妙義山 御岳から登る春霞の丁須の頭  Chosunokashira in Mt.Myōgi




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P1に向けて、200mの急登をこなす。踏み跡もそこそこあるので、心配していたほどルートファインディングは困難ではない。 043.gif




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東面が切れ落ちた岩尾根、P1に出ると目の前には、早くもP2が現れる。 005.gif 072.gif




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P1~P5 まではさほど難しい場所もなく高度をかせげる。登るほどに視界が開けていく。




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P2は右を巻き、2つのコブのような岩の間を行く。




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東面は絶壁なので、基本的に右側(西面)を巻く。P4辺りの西壁と新緑のコントラストが綺麗だ。 072.gif




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P1~P5までは、新緑のシャワーを浴びながらルンルン気分で歩ける。 060.gif



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時々、露岩が出てくるが、このくらいならプレーシャーも無く楽しい。 060.gif



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東面に朝陽が当たり、新緑が一段と美しい。 072.gif  072.gif




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ヤセ尾根にも春の息吹が・・この花は何でしょうか?




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P5が現れる。P5のバックにはハサミ岩がぱっくりと口を上に向けている。




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P4とP5の鞍部からは岩のキレット越しに白雲山の尾根が浮かぶ。




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P5のヤセ尾根を端まで行くと、行く手が深い断崖絶壁となり、とても降りられそうにない。そしてP6と思われる岩峰が谷を隔てて立っている。




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P5からの下降点を探し20mほど戻って右側(西側)につけられた踏み跡を見つける。(ここに新たに赤布を目印に足しておいた)




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下降途中からは、P6の岩壁の向こうにP7が朝陽を受けている。え~!あの壁を登るの?・・と心の声。 005.gif 008.gif



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P5とP6のコルからは、チムニー状の岩(15mくらい)を登る。

下部のクラックから入り、右のフェイスに出る。





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P6の肩にはいあがったら、西側の岩壁バンドを登る。

P6の西壁にはイワヒバ(別名:イワマツ)が群生していて見事だ。

イワヒバの葉状の茎は乾燥すると丸く縮まってしまうが、水分を得ると放射線状に美しい枝葉を広げる。

また、足元にはミョウギイワサクラも群生している。  056.gif





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ミョウギイワサクラを踏みつけないようにバンドをトラバースした先には、ラッペル用の青いスリングとリングの残置がある。

ここでP6とP7のコルへ15mほどのラッペルで降りる。 071.gif




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コルに降り立ち、P7への登高ルートを探る。目の前にある悪そうな凹角はとても登れる気がしない。右側の浮石の詰まったカンテも登れる気がしない。Oh Boy! Where should I climb? 025.gif
目の前の壁にばかり気を取られてはいけない。このコルから這い上がるポイントは、どうやら10m左のルンゼを詰めたところのようだ。出だしは少し被り気味のフェイスであるが、取付きに生える立ち木をうまく使って、大きなスタンスに立ちこむ。後はオッパイのように突き出たホールドがたくさんあるのでⅢ級くらいの岩登りとなる。




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壁は30mくらいであるが、途中から傾斜が増す。ここにもイワヒバが群生している。最後はやや小さくなったホールドをこらえ、立ち木を取れば傾斜も緩くなりP7に着く。ここが前半の核心部と言ってもよいだろう。後続の2人パーティーのリードが大きな落石を起こしたので肝をつぶすが問題は無かったようだ。 008.gif




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P7から続くヤセ尾根の先には、後半の核心部となるP12が見えてきた。




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P7から西側面の岩場をクライミングダウンを交えながら下降する。P8とのコルには、ここにも一際見事なミツバツツジが咲いていた。 056.gif



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P8からP10までは小ピークをいくつも越えて行く。岩場歩きに慣れている者ならさほど問題となるセクションではない。




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東面は相変わらず絶壁である。石碑のような岩塔が立つ小尾根を見下ろす。




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振り返れば、登ってきたP5~P7の岩峰が見える。バックには榛名山が春霞の中に薄いシルエットを見せている。 072.gif




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そして、裏妙義と呼ばれるエリアにある妙義湖と岩尾根。




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やがてP11への登りにさしかかると、東面へ顕著な巻き路がある。急峻な岩壁帯のトラバースから左上に見えるコルに登り上げる。このトラバースが意外と悪いので要注意だ。 008.gif 042.gif




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さて、このルートの核心部とも言うべきP12だ。ブッシュ交じりの20mほどのカンテ状の壁である。急傾斜の泥壁をブッシュの生える中間テラスまで登る。




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中間テラスからクラックの走る壁を左上するのだが、出だしの2mがハングしていてホールドも乏しい。
残置ハーケンと残置スリングがかかっている。ここには赤のエイリアンがばっちり決まる。トップはクラックから左のドロ壁にアイスバイルを打ち込みホールドにして越えて行く。私はフォローで、残置スリングを掴みハイステップに何とか足をのせ、残置してもらったアイスバイルを使って同じくドロ壁に打ち込みホールドとする。もしやと半信半疑で用意したアイスバイルであったが、本当にドロ壁によく効いた。
ちなみに、P12は大きく西側に巻き仙人屈に登りあげるエスケープルートがあるようだ。




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P12 は “つづみ岩” とも呼ばれていて、手をたたくと辺りの岩にこだまの様に反響する不思議なピークだ。そして、P12からは南東にハサミ岩の刃にあたる大小の岩塔が見下ろせる。そこから935mのピークへと続く尾根を目で追う。




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その右(南西)に目をやれば、下降路となる相馬岳コースと、そのバックには表妙義主稜線である鷹戻しや金洞山、そして星穴岳が黒いカーテンのように立ちはだかっている。




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さらに西には、裏妙義の風穴尾根の岩峰や西上州の山々が望める。




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振り返れば、北にP11と、バックに裏妙義の主稜線とも言うべき丁須の頭から谷急山への岩尾根が見える。




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核心部が終わり一息入れたいところであるが、P12は狭いピークなので仙人屈まで行って休憩しよう。それに、ここからの下降もあなどれない。 034.gif




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両サイトが切れ落ちた、まさにナイフエッジ。ここは無理をしないで左側(東面)へ立ち木で短く切って2回のラッペルをする。




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ラッペル後も足場の悪い斜面をトラバースしてハサミ岩の大きい方の岩の肩に出る。




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ハサミ岩の肩からⅢ級くらいのクライミングダウンで降りたったところが岩のアーチになった仙人屈である。 005.gif




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アーチをくぐった西側が大きな岩のルーフをもつケーブで、千人(仙人)は無理だが百人くらいはビバークできそうな大きな洞窟である。 041.gif

取付きからここまで6時間とまずまずの速さだ。トップがフィックスしたロープにセカンドとサードはアッセンダーなどでセルフビレーを取って登るシステムでスピードアップを図った。 034.gif





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仙人屈でしばし休憩したら、先を急ごう。続くハサミの小さい方の岩は右側から巻く。




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岩場が終わったあたりで振り返って見たら、あっちもこっちも岩塔で、まるで岩の森に棲む小人にでもなった気分だ。 037.gif




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仙人屈から30分ほどで幕営敵地と思われる935mの広いピークに着く。この先はもう岩場は無いかと思いきや・・尾根にちょこんと立つボルダーを右から巻く。




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最後の短いナイフエッジを越えて、いよいよ樹林帯の尾根登りとなる。




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緊張感から解放されてただ足を前に出せばよいだけの尾根歩きだ。が、緊張感がなくなった分、朝からの疲れが気になりだす。相馬岳山頂はまだかまだかと何度も偽ピークに騙される。 042.gif




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935mのピークから約1時間、取付きから約7時間で相馬岳に到着!疲れた~! 066.gif ビバーク用にと多めに背負ってきた水をがぶ飲みする。山頂でゆっくりお茶を沸かして互いの労をねぎらい、北稜を無事に完登した喜びに浸る。 051.gif 063.gif




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下山は、1週間前に偵察済みの相馬岳コースなので、そちらを参照してほしい。一般道とはいえ50mのクサリ場やヤセ尾根が続くルートなので、疲れた身体には結構くる。(写真は北稜から見た相馬岳コースのシルエット)
→ “安中市松井田町 妙義山 裏妙義から登る相馬岳   Sōmadake in Mount Myōgi, Annaka, Gunma




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ロングルートなので、体力と持久力が必要である。が、体力自慢だけでは登れない。
岩登りのテクニックが必要なのは言うまでもないが、テクニック自慢だけでも不安材料はある。
ここは、西上州の脆い岩質を熟知した経験知が必要なルートだと思う。

私のこのトレイルへの評価: 5★ 上級者以上
行程距離: 約7km(ダム下流取り付き‐P1~P5‐P6~P12‐仙人屈‐ハサミ岩‐935mピーク‐相馬岳‐国民宿舎分岐‐相馬岳コース下降 – 裏妙義国民宿舎=カーシャトルにて取付きまで戻る)
標高差: 約720m
実動時間: 約10時間 (取付きから仙人屈まで約6時間、仙人屈から山頂まで約1時間20分、山頂から相馬岳コース下降約2時間、山頂での40分休憩込み)


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by dream8sue | 2016-04-16 00:11 | Rock Climbing | Trackback | Comments(2)

沼田市 動物がいっぱい隠れてる三角お山の戸神山        Mount Tokami in Numata, Gunma

Sunday, April 10, 2016
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新潟方面に向って関越自動車を走り沼田ICあたりにさしかかると三角のトンガリお山が見えてくる。そのあまりにも見事な円錐形は、白い頂をもつ谷川岳や上越の山々のような雄大さこそ無いが、何故か心に残る一座だ。




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<マイカーの場合>
登山口となる虚空蔵尊へは、関越自動車道沼田ICから側道に沿って走り県道266号線に合流し北(玉原高原、迦葉山方面)へ行く。関越の高架をくぐり “岡谷上バス停” の三叉路を左に曲がる。 0.8kmほど西に走れば “戸神山入口” と書かれた青い道路標識が左の路肩にあるので、そこを右折し狭い住宅地の道を0.3kmほど北へ走れば墓地のパーキング(20台無料)が右側にある。

<公共交通の場合>
JR沼田駅より関越バス迦葉山行で約20分(約6km)岡谷上バス停で下車。西に徒歩15分(約1㎞)で虚空蔵尊。




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虚空蔵尊周辺はまだ桜が満開である。ハイキング・トレイルは虚空蔵尊の石段を登っても、右から林道を巻いても石段の上に出る。




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おや?林道の道端に転がっている切り株に何やら動物が乗っかっている。

まあ、可愛いネズミさん。 005.gif 016.gif




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その先にも直立不動のウサギ?がいる。ここは、木彫りの動物があちこちに点在している山のようです。 024.gif




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登山口から20分ほど林道を行くと、鉱山跡経由で戸神山に登る分岐がある。こちらのトレイルは急登で岩場もあるが林道を行くより短いコースである。




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日当たりの良い山肌には春の野花が顔を出している。定番のシュンラン(写真左)とセンボンヤリ 056.gif 056.gif




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木の根元をよく見れば、石の洞窟に隠れているのはモグラ君。他にも周辺を探すとカエルやカタツムリ、馬も隠れていた。 何だか宝探しをしているようで楽しい。 060.gif 037.gif




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段々と勾配が増してくると、木祠が安置されている場所に着く。
ここにも2匹のリスがいる。
祠の横にあるのは白い鏡餅?・・・じゃなくて、白蛇じゃぁありませんか!




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祠を過ぎると岩場へと続く急登となる。トレイルの脇に不自然な石垣がある。戸神山は、明治時代あたりから、金の採掘などが行われていた。山中のあちこちにある石垣は廃坑の名残のようだ。 027.gif
 



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鉱山跡を過ぎると、いよいよ本格的な岩場が現れる。




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四足で登るような岩場にはクサリも設置されている。




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振り返れば、いつの間にか平野が見下ろせるほどの高さに登っていた。バックのシルエットは上州子持山だ。その後ろでちょこんと3つのピークをのぞかせているのは小野子三山かな?どちらも登りごたえのある良い山だ。
→ “渋川市  上州子持山で獅子のタテガミに登る Komochiyama in Sibukawashi,Gunma
→ “群馬の駅からハイク vol.1 : 渋川市小野子 小粒でも登りがいたっぷりの小野子三山




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クサリ場が終わると林道分岐に合流する。そこから山頂までは、最後の露岩帯を右に巻いて行けば程なく着く。




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下界から見ての通りのトンガリ山なので、標高こそ低いが展望は360度の素晴らしい景色だ。頂上にあるパノラマ案内板では戸神山は “石尊山” となっている。地元ではこちらの名前のほうが親しまれているようだ。




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戸神山は、登山口から1時間強で登れる山なので、戸神山から北に位置する高王山まで往復することにする。北に尾根をたどれば・・・ここにもいました、木彫りの鷹?鷲?
バックのテーブル状の山容をした山は三峰山。何処にでもある名前の三峰山、なのであえて “上州三峰山” と呼ぶこともある。山中には神秘的な三峰沼もあり面白い山である。
→ “群馬の駅からハイク vol.2 : みなかみ町 上牧から登る上州三峰山




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北には沼田市発地町の平野が広がり、その奥には武尊山(ほたかさん)が白い頂をのぞかせている。
→ “みなかみ町 武尊神社から登る紅葉の上州武尊山 Hotakayama in Minakami, Gunma




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ひとしきり急な尾根路を降れば、緩やかな雑木林となり、下発地町へ下るトレイルを右に分ける。




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分岐を過ぎると、トレイルはやや北西に角度を変え、緩やかなピークを2つほど超える。植林されたアカマツの林が美しい。




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アカマツの林を降ると、北西方向からのびる林道の終点(パーキング)にでる。

高王山へのトレイルは、この林道のパーキングを挟んだ反対側の尾根に続いている。





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パーキングから高王山へはマツ林の中を20分も登れば到着する。トレイル脇にはスミレが満開で何度も立ち止まって植物観察してしまう。 056.gif スミレは種類が多くて同定がとても難しいね。 039.gif




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高王山は古城跡らしいが、今はテレビの電波塔が建つだけの展望の無い山だ。戸神山から往復1時間30分をかけて登るほどの山ではないような・・・ 039.gif 015.gif




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高王山でランチをとり、同じルートで戸神山へ戻る。公共機関でのアクセスならば途中の分岐で下発地町へ降り、集落(下発地バス停)からバスで戻るのも良いだろう。 034.gif




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戸神山への登り返しをこなし、戸神山ピークに戻ると、山麓から白い煙が立ち昇っていた。野焼きというやつでしょうか? 最近では森林法や条例などで禁止されている地域が多いと聞く。そういえばこのような光景を見たのはいつが最後だったか思い出すこともできないほど遠い昔のような気がする。里山ハイキングで思わぬ春の風物詩を見ることができた。 043.gif




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山頂を後にして、往路の岩場方面へ降る。岩場は登りよりも下りの方が厄介なので、クサリ場の上の分岐で岩場を避け林道方面へ降りることにする。




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砂利の乗ったトレイルは、砂利が石車の様になって滑り易いので足元に注意しながら降りる。急な尾根をひと下りすれば、ベンチが置かれた林道に合流する。 042.gif




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平坦な林道歩きで、戸神山の南面を東から西に向かって巻いて行く。 070.gif




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同行者が林道脇の立ち木にキツツキを発見! って、よく見ればこちらも木彫りのキツツキではないか。 005.gif しかもハシゴでもかけて登らなくては届きそうもない高い場所に作ってある。サービス精神どんだけあるの?! 003.gif 




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他にも茂みの中にフクロウやウサギが隠れている。焼け焦げた木肌の中で目を光らせているのは何と、昇り龍?ではないか。 これって、もうりっぱな芸術作品ですよ! 041.gif
林道は鉱山跡経由の分岐に戻るので、そこから往路の路を行けばパーキングまで15分くらいだ。 070.gif




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ハイカーを楽しませようとするホスピタリティ満載の里山だ。
楽しませていただきました。 060.gif
地元の皆さん、ありがとうございます。 040.gif
岩場を除けば、小さな子供たちのハイキングコースにも利用できるのではないだろうか? 049.gif

私のこのトレイルへの評価: 3★ 初級者向け
行程距離: 約5km(虚空蔵尊パーキング‐鉱山跡分岐‐林道分岐 ‐ 戸神山‐下発地町分岐‐高王山‐下発地町分岐‐戸神山‐林道‐鉱山跡分岐 - 虚空蔵尊パーキング)
標高差: 約400m(累計高低差約620m)
実動時間: 約4時間 (休憩込み)

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by dream8sue | 2016-04-10 20:00 | 群馬県エリア | Trackback | Comments(2)

安中市松井田町 妙義山 裏妙義女坂から登る相馬岳      Sōmadake in Mount Myōgi, Annaka, Gunma

Sunday, April 9, 2016
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今春中に相馬岳北稜と、表妙義縦走を行う計画があるので、そのための偵察山行として裏妙義から相馬岳に登ってきた。目的の一つは表妙義縦走の一部である茨尾根(ばらおね)を歩くこと、そしてもう一つは相馬岳北稜の下降路となる相馬岳コースの下見である。
表妙義は最近では、石門めぐりと、星穴探検を行っているが、久しく主稜線を歩いていないので数十年ぶりに歩いた茨尾根は岩の要塞、岩の迷路で楽しかった。  060.gif
→ “下仁田町 妙義山 石門めぐり   Sekimon in Mount Myōgi




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<マイカーの場合> 登山口の裏妙義国民宿舎までは、昨年の2月の丁須の頭ハイクを参照してほしい。 040.gif
→ “安中市松井田町 妙義山 篭沢から登る冬の丁須の頭   Chosunokashira in Mount Myōgi

訪れたこの日は、裏妙義国民宿舎の周辺は桜が満開で裏妙義の岩壁とのコントラストが素晴らしかった。 072.gif
ちなみに、裏妙義国民宿舎は2016年3月末で閉館となった。いろいろな思い出がある宿だったのでとても残念だ。こんなに素敵なロケーションに建つ宿なのになぁ~  007.gif




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国民宿舎から中木川の右岸(川下に向かって右側)の林道を30分ほど上流に歩き、星穴分岐から星穴沢(女坂)に取り付き茨尾根に登る。
1ヶ月前に雪稜の谷急山に登るためにこの林道を歩いているが、この一月で一気に春の息吹が噴き出している。
道端にはキブシやスミレ、マムシグサなどが咲き、単調な林道歩きを楽しくさせてくれる。 056.gif 060.gif
→ “安中市松井田町 妙義山 雪稜の谷急山    Yakyūsan in Mount Myōgi




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星穴分岐のケルン(慰霊碑)の横を通り中木川から分かれ左の星穴沢に続く路を行く。 070.gif




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以前に星穴沢を登っているのだが、まったく記憶が無い。008.gif。。星穴沢出合いには立派な堤防が作られている。こんな堤防あったかなぁ~? 039.gif




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堤防を右の林道から回り込む。現在は廃道となっている星穴新道への登山口を右に見て左へ進めば、星穴沢へと入って行く。




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しばらく沢筋に沿って、沢を何度か渡りながら上流に進む。木立の間から星穴岳の岩稜が見え隠れする。




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星穴沢にはいくつもの小滝がかかり、淡い芽吹きの樹木と白い流筋のコントラストが美しい。沢の風景ってやっぱりいいなぁ~ 043.gif 049.gif




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出合いから30分ほど沢筋を登れば、沢が二俣になる。国民宿舎から約50分歩いたので一休みする。 063.gif




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二俣の中間尾根に取り付く。いよいよ本格的な登りとなる。 042.gif




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針葉樹林帯をひと登りすると892m地点の岩峰基部のトラバースにさしかかる。このトラバースが意外と悪い。湿った岩盤の上に落ち葉が積もり、とても滑りやすく2mほどずり落ちた! 005.gif 足場の悪い急斜面で、なかなか脱出できずに落ち葉の中でしばらくもがく。 008.gif 041.gif




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岩峰基部から茨尾根に続く尾根を東に進む。 070.gif




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この尾根からは西に鬼のような顔をした星穴岳が良く見える。昨年の初冬に星穴岳に登り、2つの星穴探検をした。右の大きな穴が “結び穴” で、左が “射抜き穴” だ。
→ “下仁田町 星穴探検隊が行く初冬の妙義山   Hoshianadake in Mount Myōgi




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星穴分岐のケルンから星穴沢ルート(女坂)を登ること約1時間30分で表妙義の主稜線、茨尾根に出た。 042.gif

ここからは、相馬岳を目指し茨尾根を左(北東方向)へ進む。 070.gif




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ヤセ尾根につけられた東側のトレイルを降ると、右側に要塞のような高い岩壁が出てくる。この岩壁基部をトラバースして行く。 071.gif




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ホッキリに向かう手前の稜線から南側に君臨する “鷹戻し” の岩峰がよく見える。

鷹戻しに登っている登山者がいたのでズームしてみた。

赤丸の中が登山者で、赤破線がルートである。

対岸から見ているせいもあるがほぼ垂直の岩壁だ。 005.gif

よくぞこんな壁にクサリやハシゴをかけたものだ、と感心する。 045.gif




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鷹戻しの岩壁の南側には石門群の岩塔が連立している。そのバックには筆頭岩から続く金鶏山が見える。
→ “富岡市妙義町 寒風の中の筆頭岩クライミング   Rock Climbing at Hitōiwa in Mount Myōgi,Gunma




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さらにヤセ尾根を降りて行くと、ホッキリというコルに行き着く。ここから右に20分ほど降れば中間道と呼ばれる表妙義自然探勝路にエスケープできる。 029.gif




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ホッキリのコルを登り、浮石の多いヤセ尾根を登る。右側(東面)の切り立った絶壁越しに相馬山がその雄姿を現す。 004.gif



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西面の岩場を登り上げ、チョックストーンのトンネルをくぐり東面の絶壁帯に進んでいく。




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チョックストーンをくぐると、眼下に東面の景色が広がる。金鶏山のすそ野を巻く県道や平野が見渡せる。




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その先は、後ろ向きでなければ降りられないほどの急な斜面の下りとなる。 008.gif




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足元には転げ落ちたら止まらないであろう急斜面が続く。いつものお花見ハイクのようなよそ見歩きはできない。 034.gif




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ハイカー同士のすれ違いもままならないような岩壁帯の通過。




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岩壁帯を越えると、西面の沢へ降りたつ。




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沢からザレた尾根を登る。




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ザレた尾根の先には、30mのクサリ場が現れる。



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相馬岳への登り返しは思った以上にきつく心臓も神経も張りに張っている。が、そんな時に足元の小さなピンクの花が心を和ませてくれる。 “ミョウギイワザクラ” のようだ。きっと以前にも見ているのだろが、以前は花などには全く興味がなかったので認識していなかった。改めて初めまして。 035.gif 051.gif




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クサリ場をこなして、左に今日の下山ルートである相馬岳コースの分岐をみる。分岐の先を東に行けば裏相馬岳がある。裏相馬岳には寄らずに鞍部に降りていやらしい岩場を登り上げれば相馬岳山頂に着く。 066.gif 登山口から約3時間30分の登高であった。 059.gif 山頂からは北西方向にわずかな残雪をつけた浅間山が春霞のなかに浮かんでいる。




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そして、眼前(南西)には鷹戻し、金洞山、星穴岳の岩峰群が威圧的に横たわっている。バックにはテーブルマウンテンの荒船山がその特徴的なシルエットを浮かべている。
→ “下仁田町 西上州のテーブルマウンテン荒船山   Mount Arafune in Shimonita, Gunma




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風もなく暖かな春の陽気だ。

妙義の展望を楽しみながらゆっくりとランチタイムを楽しむ。 063.gif

ランチの後は、今回の目的のひとつ相馬岳北稜を探る。

北稜と思われる踏み跡に進んでみるも、藪で北稜側は良く見えない。 046.gif

山頂からは見えないが、下降路の相馬岳コースから、北稜の全容がうかがえる。

山頂をあとにして相馬岳コース分岐(国民宿舎の目印)へ戻る。




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ザレた歩きにくい尾根路を降っていくと、右側の展望が開け、相馬岳北稜が一望できる岩峰に着く。北稜の東面の絶壁と、一目でそれと分かるハサミ岩、そして右側に続く935mのピーク。
“OMG! あのゲジゲジ(岩壁マークの比喩)の上をいくのか~!あんなところ登れるのか!” と、Sueの心の声。 025.gif 037.gif そのワクワク、ドキドキ山行は来週のお楽しみ! 024.gif 060.gif




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とりあえず、無事に下山せねば・・展望の良い岩峰を降ると、クサリが連打されたルンゼへの下降となる。




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このクサリ場は急傾斜な上に湿っていて、なかなかシビレル。しかも50mくらいある長いクサリ場である。ここは暗くなってから歩くのは危険だと判断する。 008.gif 034.gif




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クサリ場を過ぎてもヤセ尾根が続く。




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ヤセ尾根からは、登ってきた星穴沢コース(女坂)のバックに金洞山や星穴岳が見える。 072.gif




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そして、下降路にも岩塔がニョキニョキと現れる。




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岩塔の基部まで登り、そこからクサリの掛かった岩場をトラバースして、さらにヤセ尾根を降る。 071.gif




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岩塔の基部からは裏妙義の稜線と岩峰群の雄大な景色が広がる。この角度から裏妙義の全貌を見るのはちょっと感動的だ。写真では分かりづらいが、肉眼では裏妙義のシンボル “丁須の頭” もくっきりとスカイライン上に見ることができる。感動的な裏妙義の一大パノラマに疲れた身体も息を吹き返す。 043.gif




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続いて現れる岩場は、西面をクサリと鉄棒のスタンスに足を置いて慎重に降る。行く手には “のぞき穴” のある岩塔が見える。




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岩塔のバックには妙義湖が見える。




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ほどなくして、のぞき穴の岩塔に着く。

のぞき穴からは、相馬岳北稜の核心部P12(つづみ岩)やハサミ岩がまるで絵画のような構図で見えている。

どこかで見たことがあるこの風景。でき過ぎでしょう! 041.gif 049.gif




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その相馬岳北稜をのぞき穴からのぞいて見る。来週はそこに行くからね。待っててね~! 017.gif
→ “安中市松井田町 妙義山の名ルート相馬岳北稜    North ridge of Sōmadake in Mount Myōgi”




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のぞき穴の岩塔のすぐ下に “見晴し” の岩テラスがある。鉄の手すりは危険なので立入禁止のテープが張られている。入るなら自己責任でね。っていうか、手すりも立入禁止テープも、地図上の見晴しなどという案内もすべて撤去してしまったほうがよろしいのでは?登山なんてものはすべて自己責任ですよ。 026.gif 034.gif




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見晴しを過ぎると、トレイルの様子は一転して穏やかになる。




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標高が低くなってきたせいか、辺りはツツジロードへと変わった。 056.gif 043.gif




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“新緑” と言うけれど、新緑の芽吹きは、緑ではなく赤や黄色に近い色あいで秋の紅葉みたいである。 ツツジロードでテンションが上がり、下山の疲れも忘れる。




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そして、自然林から植林に入り、落ち葉の詰まった急な斜面をひと降りすれば、道幅のある平坦なトレイルとなり国民宿舎前の車道に飛び出す。




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中木川に掛かる橋の周辺もサクラや新緑の木立ちが美しい。心地よい疲労感と春爛漫の穏やかな空気に包まれる。何故だか、この美しい景色の中を歩ける健康と、日本の春に感謝したい気持ちになった。 043.gif

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私のこのトレイルへの評価: 5★ 中級~上級者向け

行程距離: 約6.5km(裏妙義国民宿舎‐星穴沢橋‐星穴沢出合‐女坂分岐‐ホッキリ‐茨尾根ピーク‐国民宿舎分岐‐相馬岳‐国民宿舎分岐 -相馬岳コース- 裏妙義国民宿舎)

標高差: 約670m

実動時間: 約6.5時間 (山頂での1時間休憩込み)

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by dream8sue | 2016-04-09 15:13 | 群馬県 西上州エリア | Trackback | Comments(0)

神流町 滝を見て春の野花と遊ぶ赤久縄山     Mount Akaguna in Kanna,Gunma

Wednesday, April 6, 2016
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西上州の春を探しに藤岡市と神流町の境に位置する赤久縄山(あかぐなやま/1,523m)に行ってきた。途中に40mの早滝があるのも滝好きには嬉しい。 016.gif  下山は、山頂から西登山口に降り安取峠を回って塩沢川の左俣を降る。 070.gif




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<マイカーの場合> 登山口の栗木平へは藤岡市方面からでも神流町方面からでも最終的には県道46号線でのアクセスとなる。国道462号線が走る神流町からだと、神流町役場の西にある八幡神社から塩沢川に沿って県道46号線を北西に行く。谷から登り斜面になるカーブのところ(休業中の民宿がある)で左折して林道に入る。塩沢川の右俣に沿って0.3km ほど行けば橋の手前に早滝、赤久縄山両方の道標がある(写真左)。右側には廃屋と登山道の案内板がある。この周辺に5~6台のパーキングが可能だ。
私達は、甘楽町の城下町小幡の桜並木を通り、秋畑那須の集落を経由し、県道46号線を南下した。段々畑が続く秋畑那須集落では桃の花が満開で、谷間にはたくさんの鯉のぼりが見られた。まさに “美しい日本の里” だね。 072.gif 043.gif




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登山口から塩沢川の右俣に沿って進む。出だしは林道が交差するが、道標に従い沢の左岸(川下に向かって左)を行く。しばらく登ると右岸に渡る木橋があり、その先で早くも早滝への分岐となる。




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春の沢沿いルートはお花の宝庫だ。今シーズン初めてみるスミレにネコノメソウが落ち葉の布団の中から顔をのぞかせている。 056.gif 056.gif




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沢筋には必ずある飲み処・・じゃなくて・・ハシリドコロ。 003.gif 056.gif




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いきなりのお花軍団にテンションが上がってしまった。 まずは滝見物だ。早滝への分岐を左に行き木段を登る。




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ちょっとした岩場をトラバースして沢筋に降りれば、早滝までは100mだ。




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足場の悪いガレた斜面に気をつけながら滝を目指せば、落差40mの早滝が太陽の光を受けて輝いている。新緑にはまだ少し早かったが、新緑や紅葉に囲まれたら一層素敵だろうと容易に想像できる。 043.gif 072.gif




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滝周辺にも可愛いらしい花が・・ 056.gif 056.gif 043.gif



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滝見物が済んだら、分岐に戻り右俣の沢へ進む。分岐に戻るのに10分とはかからなかった。
ちなみに、この沢の名前は上流に白鳥岩という岩があるので地図には白鳥岩沢とあるが・・?古い文献にはスギトリ沢となっている。 039.gif




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右俣の右岸を進むと、桧林となる。樹林の間から沢にかかるいくつもの小滝が興味を引く。




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さらに沢沿いを登り桧林から沢を渡渉して、対岸の植林帯に入る。写真の大岩を過ぎると再び沢を渡り本格的な急登の斜面が始まる。展望のない針葉樹林帯であるが、汗ばむほどのきつい登りなので、陽ざしが無くてちょうど良い。




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植林が雑木林に変わると、右前方の斜面に高圧送電線の鉄塔が見えてくる。そこは明るい尾根なので、一休みして息を整えよう。 042.gif



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自然林の尾根は徐々に緩やかになり、塩沢峠分岐に着くと、真横に御荷鉾スーパー林道が走っていた。

この林道を右に1時間も歩けば “みかぼ森林公園” に行く。

今度、機会があったらドライブで行くことにしよう。 045.gif




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塩沢峠分岐から尾根の南斜面のトレイルを行くと、鉄塔(122号鉄塔)の真下に行き着く。

西には赤久縄山が大きくそびえている。

鉄塔基部を潜り抜けると、御荷鉾スーパー林道に飛び出る。

林道を200mほど歩き、すぐに左の尾根に入る。

ここが東コース登山口である。 034.gif




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尾根は緩やかに高度を上げていくが、朝からの疲れも出てきて、山頂までが意外と長く感じる。 042.gif




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ここにきていきなりダケカンバの林が現れる。低山が高原になったみたいで嬉しく感じるのは私だけ? 041.gif




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山頂直下で北登山口への分岐を右に見れば山頂はすぐだ。

早滝登山口(栗木平)から2時間40分ほどで山頂に到着。 066.gif いや~結構きつかった! 042.gif

山頂は一等三角点がある広い平坦地で、南面と東面の視界が開けている。

東方面に見える2つの山は西御荷鉾山と東御荷鉾山だ。

ゆっくりランチを楽しんだら、下山がまっている。 063.gif

同ルートで往復するのが一般的なようだが、それでは面白くない。

ということで、西登山口に降りて安取峠経由で戻ることにする。 070.gif




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山頂から笹の下草に覆われた尾根路を10分も降れば、10台はパーキング可能な広い西登山口に着く。

御荷鉾スーパー林道のお陰で?東、北、西の各登山口から20分~30分で登れる。 071.gif

危険な個所も無くファミリー登山には最適だろう。 035.gif




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西登山口から道幅の広い作業道を降り、すっかり葉を落としたカラマツの森を横断する。横たわる標識にカラマツ8000本云々と書いてあった。8000本も植林したのかな? 005.gif 039.gif




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カラマツの森から赤久縄山の南尾根に合流して、南尾根を東から西に巻いていく林道をさらに降る。




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西登山口から単調な林道を1時間ほど降ると分岐に出る。  015.gif 042.gif

右は天空の里、持倉(そんな里があったのか! 005.gif ) 方面へ行く道なので、左の沢状の山腹トラバース路に進む。




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右側がガレた沢状の急斜面であることに加えて、細い踏み跡には落ち葉が積もり滑りやすい。フィックスロープ帯を慎重にトラバースする。 008.gif




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トラバースが終われば安取峠への広い路となる。 登山口にあった案内板では、安取峠から林道を歩いて1時間とある。が、林道に出る手前から左の沢に沿って下降すれば20分で早滝登山口(栗木平)に戻れる。小さな青い手作り道標を見落とさないこと。 034.gif




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塩沢川の左俣(の支流?)の沢に沿って雑木林の中を行く。

沢に入ったら、このパープルカラーのテープを目印に進めばよい。 045.gif

道標は無くトレースも薄いが、他にも黄色やピンクなどのテープがたくさんあるので歩き慣れたハイカーなら問題なくルートファインディングできるだろう。とにかく沢に沿って下流に進めばよいのだから。 070.gif




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沢ルートとなれば、やはり花も期待できる。

ムラサキケマン? ヤマエンゴサク?やハシリドコロに交じって、とても小さな花を発見。

もしやハナネコノメでは?私の目が猫のように光る、キラ! 017.gif

初めまして!会いたかったわ~! 016.gif 035.gif

1座で、ネコノメソウ、コガネネコノメソウ、ハナネコノメソウと3種のネコノメソウに会えた! 043.gif




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途中、沢を右岸から左岸に、左岸から右岸に渡り返す。 071.gif




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最後の堤防手前で左の土手に這い上がれば林道へ合流する。舗装された林道を左に5分も歩けば早滝登山口(栗木平)に着く。 042.gif




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始めと終わりが私の好きな沢筋のトレイルというのが嬉しい。
4月に入りようやく、春を感じられる野花に出会えた。 056.gif 043.gif
ただ、鉄塔やスーパー林道が山頂近くまで来ているのは低山の宿命とはいえ興ざめだ。 021.gif

私のこのトレイルへの評価: 4★ 中級者向け
行程距離: 約9km(早滝登山口‐早滝分岐‐早滝‐早滝分岐‐塩沢峠分岐‐東登山口‐赤久縄山‐西登山口‐安取峠 - 早滝登山口)
標高差: 約780m
実動時間: 約5時間 (登り2時間40分、下り1時間40分、山頂でのランチ休憩40分込み)

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by dream8sue | 2016-04-06 22:57 | 群馬県 西上州エリア | Trackback | Comments(4)