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戸隠連山 八方睨から蟻の塔渡を下降    Nishidake in Myōkō Togakushi renzan National Park

Friday, September 30, 2016
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P1尾根から西岳に登り八方睨まで縦走して、蟻の塔渡を下降するルートの後編。 予想外に長かった第1峰(P1)から西岳、本院岳、八方睨へのアップダウンの縦走路だった。 そして、ようやくたどり着いた八方睨から蟻の塔渡を下降する。 071.gif
ここまでの登高はこちらから → “戸隠連山 P1尾根から西岳を登り八方睨への縦走路   Nishidake in Myōkō Togakushi renzan National Park”




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360度の展望がある八方睨(1,900m)からは、西に白馬連峰、鹿島槍ヶ岳や穂高連峰、東に八ヶ岳や浅間山、そして間近に飯縄山の大パノラマが広がっている。 072.gif




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北側には、日本でハイキングを始める2年前までその存在さえ知らなかった高妻山がそびえている。  072.gif




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そして下降路である南の尾根には、身体をくねらした蛇のような蟻の塔渡のナイフエッジが見えている。  005.gif



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さて、その下降路であるが、最初はチムニー状の岩場をクサリを頼りに降る。




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そして、砂まじりのガレ場を降っていけば、戸隠表山の核心部、蟻の塔渡が始まる。 いきなり幅が50㎝もない “剣の刃渡” のナイフエッジだ。 怖いと思えば馬乗りで渡る方が安全だ。 008.gif 034.gif




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そのまま直進すると、両サイドが150mもの絶壁になっている “蟻の塔渡” 20mだ。 風の強い日や岩が濡れていたりしたらかなりビビるだろう。 エスケープルートとして東側の壁をトラバースできるクサリがあるので、バランスの悪い人や高所が苦手なハイカーは無理をせずにそちらを行こう。 え? 高所が苦手なハイカーはそもそもこんな所には来ないって? Exactly! 041.gif




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私は2014年にここを登っているが、蟻の塔渡を下降ルートにするのは、登高ルートにするより怖い。  008.gif



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蟻の塔渡は最後はクサリで下降する。  071.gif



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北には、戸隠表山のメインルートである戸隠山から九頭龍山を経て一不動のコルまでの縦走路がのびている。
蟻の塔渡の登高の様子と戸隠表山のメインルート縦走はこちらから。 → “戸隠表山は登山のおもちゃ箱  Mount Togakushi in Myōkō Togakushi renzan National Park”




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蟻の塔渡を終えると、連続するクサリ場が始まり。 070.gif




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斜度70度(ほとんど垂壁に感じる)の “胸突き岩” の15mのクサリを降りる。 060.gif




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クサリが続く。 060.gif




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眼下にはダケカンバの紅葉が広がり、鏡池が反射している。 072.gif




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またもクサリ場。




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束の間、平坦地で振り返り最後の西岳の展望を楽しむ。 072.gif




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続く10mのクサリ場を降りる。 071.gif




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続く湿った岩場をクサリでトラバースして “天狗の露路” へ降る。 071.gif




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そして最後の凹角状のクサリ場を終え、やれやれだ。 042.gif




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最後のクサリ場を終えた所で一休みして行こう。 063.gif 近くには10mの垂壁の上に “西窟” と呼ばれる洞穴がある。 洞穴の中には2人が横になって寝られるくらいの祠?が設置されている。 登ってみますか? いえいえ、もう今日はクサリはお腹いっぱいよ~ 修験者じゃあるまいし・・ 046.gif




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って、登るんかい! 005.gif 最後のお遊びでザックを置いて空身でトライ! クサリが末端まで届いていないので、まずクサリまで左壁をフリーで登らなくてはならない。




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絶妙なバランスでトラバースして、クサリをゲット! クサリさえ得てしまえば後は大きなスタンスをひろって足を上げて行けばよい。 でも、垂壁なので高度感は結構あるよ。 034.gif




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最後は祠の下のリップを乗り越せばOK! 066.gif




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西窟からは飯縄山と、そのすそ野に広がる戸隠高原が一望できる。 しばし修験者になった気分。 
なお、岩場は登るより降りる方が難しいので、くれぐれも岩登りに自信の無いハイカーは真似しないでね。 034.gif




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西窟からは、小沢を横切り “百間長屋” のオーバーハングした岩壁の下を行く。 070.gif




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百間長屋を東へ進むと、今度は “五十間長屋” に着く。 両方ともオーバーハングしているので雨露をしのぐには最適である。 057.gif  でも、修験者じゃあるまいし、こんな所で雨露をしのぐスチュエーションにはなりたくないね~ 046.gif 041.gif




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岩場のセクションが終わり下部尾根に入る。 ブナ、ミズナラ、トチノキなどの広葉樹林帯を降って行くと、枯れかけたブナの木に群生するキノコがあった。 005.gif ツキヨタケという毒キノコで、シイタケやヒラタケと誤食されることがあるらしい。 008.gif ここのツキヨタケの形態は気持ち悪い! 020.gif




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下部の急な尾根を降りきると奥社の社務所脇にある登山口に着く。  042.gif




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奥社から石段を降りて行くと、参道には樹齢約400年というクマスギの並木が続く。 005.gif 072.gif




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同行者から、この参道で吉永小百合がロケしたとかいう雑学を聞きながらしばらく行くと、赤門と呼ばれる随神門に着く。




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随神門から参道を離れ、右(南)の戸隠森林植物園へ入る。 070.gif




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戸隠森林植物園は、71万平方メートル(ってどんだけ?)という広さの(とにかく広い!)大自然公園で、野鳥の森と言われるほど多くの野鳥が棲息している。
そういえば、2年前にここを早朝に歩いた時は、私の足音で野鳥が一斉に飛び立ち、目の前で旋回してまた私の元に戻ってくるという光景を見た。あれには感動したな~ 043.gif




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森林植物園を15分ほど歩き、天明稲荷の境内を横切り、午後5時過ぎに何とかヘッドライトを使わずに鏡池に戻ってこられた。 静まりかえった鏡池の上に今日歩いた稜線が夜のとばりにくっきりと浮かんでいる。

登りも降りもクサリの連続で面白いルートだった。 第1峰(P1)から八方睨までの稜線は体力勝負のセクションなので、心肺機能の弱い私には最も手ごわい部分だった。 体力と技術の両面が要求される実に歩きごたえのある5★ルートである。 072.gif


このルートのマップ: yahoo! map
私のこのトレイルへの評価: 5★ 上級者向け
行程距離: 約11.5km(鏡池パーキング~西岳登山口~天狗原~P1尾根~第一峰~西岳~本院岳~八方睨~蟻の塔渡~戸隠奥社~森林植物園~鏡池パーキング)
累計標高差: 約1,200m
実動時間: 約11時間 (鏡池パーキング~第一峰までの登り 約4時間30分、第一峰~八方睨までの縦走 約4時間30分、八方睨から鏡池パーキングまでの下降 約2時間、休憩込み)

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by dream8sue | 2016-09-30 23:28 | 妙高戸隠連山国立公園 | Trackback | Comments(0)

戸隠連山 P1尾根から西岳を登り八方睨への縦走路    Nishidake in Myōkō Togakushi renzan NP

Friday, September 30, 2016
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戸隠連山は、北の乙妻山から高妻山の五地蔵山までを裏山、五地蔵山から八方睨までを表山、八方睨から南に位置する一夜山までを西岳と呼ぶらしい。
戸隠山の一般的な登山ルートは、奥社から蟻の塔渡、八方睨経由で戸隠山、九頭龍山を経て一不動、そして戸隠牧場へ下るルートである。 八方睨から西岳方面へのルートは一般ハイカー向けではない。 046.gif
地質のことは分からないが、群馬にも戸隠連山によく似た凝灰角礫岩からなる妙義山がある。 妙義山を含む西上州は私の好きなエリアなので、戸隠連山も好きなタイプだ。 すでに上記した一般ルートは登っているので、今回はP1尾根から西岳を登り八方睨まで縦走して、蟻の塔渡を下降ルートとする。 070.gif




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<マイカーの場合>
西岳登山口は鏡池の南にある。 前橋方面からは、上信越自動車道長野インターか信濃町インターが利用しやすい。特に信濃町インターは渋滞も少ない。 国道18号を長野市街地方向に進み、 “柏原小学校入口” 交差点を右折、県道36号線で黒姫山山麓を通って戸隠キャンプ場、奥社入口を過ぎたら鏡池へ通じる林道(小鳥ヶ池の手前)を右折する。 林道を3kmほど走れば鏡の様に風景を反映した鏡池に着く。 鏡池は観光地なので、ハイカーは湖畔の南側にあるパーキングを利用した方が良いだろう。 045.gif 
午前6時だか、すでに戸隠山の岩壁に陽が差している。 屏風のようにそそり立つ岩壁が鏡池に映るその神秘的なたたずまいは多くのカメラマンを魅了している。  072.gif




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鏡池から林道を南に5分ほど歩くと、登山ポストが設置された西岳登山口に着く。 必ず登山届を提出して出発しようね。 034.gif




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林道が楠川を横切るところで、楠川に沿って下流に下るトレイルへ入る。 ぬかるんだ沢筋のトレイルにはモミジガサや実を付けたツクバネソウなどがあり、植物観察しながら歩く。 056.gif




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途中で川を3度ほど渡渉しながら左岸の尾根を登る。 




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パーキングを出て約1時間、左岸の尾根を登り切ると天狗原(大平)に到着する。 天狗原にはヨメナのような野菊が咲き乱れていた。 これから登るP1尾根と八方睨までの稜線が眼前に現れる。 写真の左から2つ目の台形のピークが第1峰(P1)である。




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その左側には第2峰、第3峰と続く稜線が見えるが、これらのピークへの登山道は無い。 046.gif




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ここで植物に詳しい同行者がサルナシの実を発見。 熟した実を試食してみたが、まるでキウイフルーツそのものなのには驚いた。 005.gif 011.gif




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天狗原で休憩、サルナシ試食タイムをしたら、いよいよP1尾根の登りが始まる。 070.gif




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下部尾根は美しい自然林の中を行くので、秋を感じさせるたくさんのキノコを見ることができる。 中にはこんな花のようなキノコ(写真左)もあって、キノコ観察もまた楽しい。 写真右はマシュマロ? 041.gif




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やがて、尾根が痩せてきて勾配もつよくなり一気に汗が出る。 ふくらはぎが痛くなるくらいの急登をこなすと展望台のようなリッジに着く。 右側には谷を挟んで本院岳から派生しているダイレクト尾根の側壁がそびえている。 005.gif 072.gif




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展望台の周りにはアカミノイヌツゲが赤い実を付けていた。 まるで赤い真珠のようだ。 花期には白くて愛らしい花をつける。 私はつい数ヶ月前に白砂山でこの花の存在を知ったばかりだ。
アカミノイヌツゲの花を見たい方はこちらから → “上信越 花と展望の白砂山から八間山を歩く  Mount Shirasuna in Jōshin'etsu-kōgen National Park”




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展望台からオオイワカガミの群生するヤセ尾根をしばらく行くと、最初のクサリ場が現れる。 左側(西側)から巻いて足場の悪い10mほどの岩場を越える。




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最初の岩場を越えるとますます傾斜が増し、P1尾根上に洞穴のある岩場がたちはだかってくる。




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先ほどまで霧がかかっていたが、陽が高くなるにつれ視界が明るくなってきた。 やはり天気が良いと気持ちもウキウキしてくるね。 058.gif 060.gif




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草付き交じりの岩場を行くと、 “熊の遊び場” の看板が現れる。
熊の遊び場は意外と狭い。
こんなに狭くて熊が遊べるのかしら? 041.gif
登山口から約3時間、天狗原からここまで約2時間ほどだ。 059.gif




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熊の遊び場を過ぎると、右にトラバースして、ハングした岩バンドが見えたら左にトラバース気味に登る。
右トラバースはさらに右へ迷いトレースがあるので、つられて右に行きすぎないように注意してね。 034.gif




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ハングした岩バンドを越えると、長~い3連のクサリ場になる。




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クサリ3本分を登ると、さすがに高度感が半端ではない。 岩場から左の沢状の草付きを登る。 草付きだけどすごい急傾斜なのでフィックスロープやクサリがセットされている。 登り切れば “無念の峰” の看板が置かれたヤセ尾根に着く。





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無念の峰の先は、P1尾根の核心部と思われるハシゴとクサリの5mの下降ポイント。 ナイフリッジ上の岩壁なので5m以上の高度感がある。しかも足場の悪い垂壁なので精神的に来る。 いやいや・・妙義山の鷹戻しはもっと怖いよ~。 017.gif
ハシゴが岩壁の右側に設置されているので、まず3mほど足場の悪い垂壁をクサリを頼りにトラバースしなくてはならない。 この際、左下に曲がった鉄棒のスタンスがあるのだが,位置が悪いため鉄棒スタンスには乗らない方が良い。 034.gif




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ハシゴのセクションをこなすと、その先に上部岩壁が現れる。




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こちらにもあった蟻の塔渡10mのナイフエッジ。 リッジの脇に適度に踏み跡があるので八方睨コースの本家本元の蟻の塔渡ほど難しくはない。046.gif




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それよりも続いて現れるピナクルの10mのクサリ場の方が迫力がある。 青ラインを登る。 005.gif 008.gif




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“え~これを登るの~!” とビビるが、よく見ればしっかりしたスタンスがあるので大丈夫。 006.gif




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稜線が見えてきた! 072.gif




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結構な高度まで登ってもブッシュや樹木があるのは中級山岳の宿命だ。 でも、こんな藪尾根でもクサリが必要なくらいの急傾斜である。 斜度70度の20mのクサリを登りきる。 042.gif




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そして、ブッシュの生えたヤセ尾根の先に、第1峰(P1)直下の岩壁が見えてきた。 フィックスロープのかかる脆い岩場を登れば、そこは稜線である。 070.gif




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登山口から約4時間30分で第1峰(1,989m)に到着。 眺めは最高だ。 東側には飯縄山が長いすそ野を広げて鎮座している。 この絶景を見ながら早めのランチを食べる。 なんて贅沢な時間だろう。 063.gif 043.gif




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さて、腹ごしらえを終えたら稜線歩きに取り掛かろう。 まずは第1峰から西岳への登りだ。




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稜線では意外にも紅葉が始まっていた。 期待していなかっただけに嬉しい誤算だ。 ナナカマドの実が真っ赤に熟して青空に映えていた。 072.gif




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トレイルの側らにはツツジやオオバギボウシ、タカトウダイ(写真)などが色づき始めていた。




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西岳のバックに戸隠裏山の主峰、高妻山がその頂をのぞかせている。




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高妻山の右奥には黒姫伝説の黒姫山が見える。 そして手前には本院岳がものすごい絶壁を従えてそそり立っている。 005.gif
黒姫伝説の黒姫が乗り移ったSue がどうなったか知りたい方はこちらから → “黒姫山 黒姫を訪ねて天空の池沼へ    Mount Kurohime in Myōkō Togakushi renzan National Park”




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左(西)に目をやれば、白馬連峰がそびえ北アルプスが意外と近いことに驚く。ここは長野県なのだ!って、当たり前ですが・・・ 041.gif




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第1峰(P1)から約30分で西岳(2,053m)に着く。 059.gif 066.gif




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次のターゲットは本院岳だが、向かう稜線上には大キレットが待ち受けている。 本院岳の肩から西面の紅葉が素晴らしい。 072.gif




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西岳からササの生い茂るトレイルを降る。 ササに隠れているが右側は絶壁なので足運びは慎重にね。 特に雨の日などはトレイルもササの葉も滑りやすいので要注意である。 034.gif
やがて垂壁にクサリがセットされた下降ポイントに着く。 長いクサリでルンゼ状の垂壁を降る。 部分的にスタンスの遠い場所があり、クサリに全体重をゆだねることになる。 誰かのサイトに書いてあった “腕力が無いと落ちます” という言葉が頭をよぎる。 ここか~!肩が痛いし、腕力無いし・・落ちるかも・・ 008.gif




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何とか落ちずに下降し、振り返って見たキレットは逆光の中にあった・・ふぅ~・・ 042.gif



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東側の谷に食い込むキレット。 西岳の側壁がヒダの様に折れ連なっている。 005.gif




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キレットからは本院岳への登りとなる。




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急登に足を止め、紅葉を愛でながら息を整える。




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そして、西岳から50分ほどで本院岳(2,030m)に到着。  059.gif 066.gif




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一休みしながら西岳から第1峰の稜線を振り返る。  042.gif 063.gif




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バックの景色をズームで見れば、北アルプスの山脈が薄いレイヤー雲の上に頭を出している。 072.gif




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本院岳から八方睨までは長い。 本院岳から気の抜けない縦走路を最低鞍部まで標高差約300mも降ってから八方睨まで登り返す。 下りのトレイルは薮でルートが不鮮明な部分や、フィックスロープがセットされたザレ場のトラバースなどもある。 009.gif




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本院岳から1時間弱の下りで最低鞍部を過ぎ、ようやく八方睨が射程距離に入ってくる。 けど・・まだまだ遠いな~。 008.gif




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登りだしてしばらく行くと紅葉した広葉樹の森に入る。 ずうっとヤセ尾根で緊張が続いていたのでメルヘンチックな雰囲気にホットする。 043.gif




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いよいよ最後の登りだ。頑張れ! 042.gif




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八方睨のピークに近づくにつれ、足元にはダイレクト尾根の複雑な地形と紅葉が広がる。 072.gif




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本院岳から約2時間で、ようやく見覚えのある八方睨(1,900m)に着く。 059.gif 066.gif 他のピーク同様、素晴らしい展望である。 072.gif




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北にはいつか登ってみたい高妻山の雄姿がそびえる。 この角度から見る高妻山は実にかっこいいな~! 004.gif 016.gif




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西には歩いてきた西岳の稜線がのびている。 長かったな~ 042.gif




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東の尾根に目をやれば、蟻の塔渡の岩稜がまるで蛇のように背をくねらせている。 005.gif
さあ、一休みしたら、あそこを下降するぞ!  070.gif

P1尾根まで登ってしまえば楽勝かと誤った認識をしていた。 本当に苦しいのは稜線に上がってからの西岳、本院岳、八方睨へのアップダウンの縦走路だった。 天気が良くて素晴らしい景色と予想外の紅葉に助けられてどうにか歩けた。 蟻の塔渡の下降は、登高より2倍怖いよ。 続きはこちらから → “戸隠連山 八方睨から蟻の塔渡を下降   Nishidake in Myōkō Togakushi renzan National Park”


このルートのマップ:
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私のこのトレイルへの評価: 5★ 上級者向け
行程距離: 約11.5km(鏡池パーキング~西岳登山口~天狗原~P1尾根~第一峰~西岳~本院岳~八方睨~蟻の塔渡~戸隠奥社~森林植物園~鏡池パーキング)
標高差: 約1,200m
実動時間: 約11時間 (鏡池パーキング~第一峰までの登り 約4時間30分、第一峰~八方睨までの縦走 約4時間30分、八方睨から鏡池パーキングまでの下降 約2時間、休憩込み)

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by dream8sue | 2016-09-30 16:53 | 妙高戸隠連山国立公園 | Trackback | Comments(2)

南アルプス 尾白川中流域は花崗岩のスラブと美瀑の連続(後編)    Stream Climbing in Ojiro valley

Sunday, September 25, 2016
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南アルプス甲斐駒ヶ岳の北東斜面を流れる尾白川渓谷に、その昔(大正~昭和初期)渓谷に沿って尾白川渓谷道という路が黒戸尾根の五合目まで続いていた。 その尾白川渓谷道の痕跡を求めて、尾白川中流域の沢登りをすることになった。
前日、私たちは尾白川林道終点から入渓し、黄連谷の “千丈ノ滝” までの遡行を終え、旧尾白川渓谷道と思われる路に入り白稜ノ岩小屋で一夜を明かした。 014.gif
前日の尾白川渓谷の遡行はこちらから → “南アルプス 尾白川中流域は花崗岩のスラブと美瀑の連続(前編)    Stream Climbing in Ojiro valley”





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普段の山行では岩小屋に泊まる機会はなかなかないので興味深いものがあった。 また、東京白稜会によって整備された岩小屋は、南アルプスの山域を精力的に開拓した先人たちの熱い思いを共有できる気がして、元岳人(今はただのハイカーだが・・)の私としてはちょっとしたノスタルジアであった。 岩小屋の下には五丈沢に流れ落ちる水場もある。 063.gif 068.gif




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さて、ここからは黒戸尾根五合目を目指し、かすかに残る踏み跡をたどって急な尾根をひたすら登る。 岩小屋の周辺は奥秩父を思わせるシダの群落や苔生した樹木が多い。 005.gif




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岩小屋からは沢筋を離れ、急な枝尾根をぐんぐんと登る。 踏み跡は有るような無いような・・はっきりしたものではない。 空身でないと越えられないような岩場とも、木登りともつかない部分もあり、かなりの体力勝負だ。 042.gif 008.gif




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それでも、時々、木立の間から甲斐駒ヶ岳の稜線が見えたりするので、立ち止まって汗をぬぐいながら眺める。 072.gif




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黄連谷が甲斐駒ヶ岳に向かって大きなV字谷を描いている。 右のトンガリピークは坊主山かな。




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今年2016年の秋は長雨と台風で悪天続きだ。 久しぶりの青空の下、甲斐駒ヶ岳をズームして見れば山頂周辺では早くも紅葉がはじめっているようだ。 072.gif




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踏み跡は不明瞭であるが、五合目小屋跡へ向けて右方向へトラバース気味に進んでいる。 042.gif




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苔のお布団からは、こんな可愛らしいキノコが顔を出していた。 白いキノコは・・もののけ姫のこだま? こだまの正体は太古の森に住み着く精霊だよ。 うん、確かに精霊が出てきてもおかしくない雰囲気の森の中を私たちは歩いている。 003.gif




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な~んて、メルヘンの世界に浸っていると、いきなりシャクナゲの藪漕ぎになるなどルートファインディング次第で思わぬ時間と体力をロスするので要注意だ。 042.gif 034.gif




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岩小屋をスタートして、約2時間、黒戸尾根の五合目鞍部より少し左(東)のトレイルに飛び出る。 そこから黒戸山を大きく左(北側)に回り込むように進む。 一般トレイルの歩き易さにホットする。 043.gif ここからは黒戸尾根の一般コースの記載となる。 034.gif




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トレイルに出て1時間弱で2つの祠がある刀利天狗に着く。一休みしてから再び樹林帯を下る。




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急なハシゴのかかる岩場を降って行くと、急に視界が開ける。 005.gif 072.gif




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ここは “刃渡り” と呼ばれるヤセ尾根である。




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両サイドが谷に深く落ち込んでいるため、クサリのチェーンが設置されている。 034.gif




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雨上がりなので、眼下には雲海が広がり雄大な景色をさらに印象深いものにしている。 072.gif 049.gif




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右手(南東方向)には鳳凰三山が連なる。 
一昨年の縦走を思い出すな~  039.gif → “南アルプス ドンドコ沢から登る鳳凰三山(前編)   Hōō Sanzan in Minami Alps National Park ”




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そして、眼下には山頂部分が白くハゲたような山がある。あの白い花崗岩の砂地がハイカーに人気の日向山である。 私たちは、昨日の朝、あの山の山腹(尾白川林道)を約3時間歩いて尾白川渓谷に入渓したのだ。 水平線に浮かぶ山脈は八ヶ岳かな。




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刃渡りでしばし展望を楽しんだ後は、笹ノ平まで八丁登りという長い坂を降る。 下りでもとても長く感じられるのだから、登りはうんざりするくらいの登り坂であることは間違いないだろう。 042.gif




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笹ノ平という名前通り、この一帯はクマザサに覆われている。 トレイルの途中には苔むした石像が横たわり昔の信仰路をしのばせる。




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長い八丁坂を降りきると、右から横手駒ヶ岳神社からのトレイルが合流する。 甲斐駒ヶ岳の麓には、竹宇、横手の2つの駒ヶ岳神社があり、そのどちらも登山口となっている。 そして、この笹ノ平で合流している。 行程的には大差はないが竹宇駒ヶ岳神社の方が交通の便が良い点で一般的なようだ。 027.gif




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笹ノ平を過ぎると一転してササは消え、明るい雑木林となる。 060.gif




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ガレ場のトラバースでは、ジンジソウが小さな群落をなしていた。 今年も会えたね。 016.gif 035.gif
初めてこの花を見たのは、昨年の大ナゲシのバリエーションルートの帰り道だった。 → “上野村 路なき藪岩の大ナゲシ北稜     Ōnageshi in Ueno,Gunma”




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また、程よく陽の当たる雑木林には、赤や黄色のキノコたちがあちらこちらに顔をのぞかせていた。 こんなキノコの群生にびっくり! 005.gif 蟻の目線になって見上げる大きなキノコタワーに2度びっくり! 005.gif




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やがて、左に尾白川渓谷遊歩道(周遊路)が分かれる。




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さらにスイッチバックの急坂を降ると、尾白川に架かる吊橋が現れる。 吊橋のたもとで左に不動滝まで続く尾白川渓谷遊歩道が始まっている。 先ほどの周遊路とは不動滝との中間にある神蛇滝あたりで合流している。 次回はこの遊歩道から不動滝を経由し日向山までのループトレイルを歩いてみたいな。 039.gif 070.gif




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吊橋を渡れば竹宇駒ヶ岳神社で、パーキングまでは5分くらいだ。 吊橋の上から尾白川渓谷を見下ろし、2日間の山行を振り返る。 曲がりなりではあるが、旧尾白川渓谷道の痕跡を感じることができた。 しばらくは廃道探索がマイブームになりそうだ。 003.gif

本ルートのマップ : yahoo! map
私のこのルートヘの評価 : 5★ 沢登り初級者向け
行程距離: 約15km(尾白川渓谷パーキング~尾白川林道~黄連谷二俣~黄連谷千丈ノ滝~白稜岩小屋~黒戸尾根五合目~笹ノ平~竹宇駒ヶ岳神社~尾白川渓谷パーキング)
標高差: 約1,450m
実動時間: 約9 時間(パーキング~林道~尾白川遡行~白稜岩小屋/休憩込)5.5時間 (白稜岩小屋~黒戸尾根~パーキング/休憩込)

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by dream8sue | 2016-09-25 14:06 | Stream Climbing | Trackback | Comments(6)

南アルプス 尾白川中流域は花崗岩のスラブと美瀑の連続(前編)    Stream Climbing in Ojiro valley

Saturday, September 24, 2016
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南アルプス甲斐駒ヶ岳の北東斜面を流れ落ちる尾白川渓谷は、鋸岳との中間地点にある三ッ頭付近を水源とし、鞍掛山や日向山などの北側の山々と、甲斐駒ヶ岳黒戸尾根との間を流れる美しい渓谷である。 072.gif
そして、その昔(大正~昭和初期)に、この渓谷に沿って尾白川渓谷道という路が黒戸尾根の五合目まで続いていた。この尾白川渓谷道は、昭和の度重なる台風被害で現在は完全に廃道になっている。 今回の尾白川中流域の沢登りの事の初めはこの尾白川渓谷道を歩いてみたいというものだった。
尾白川渓谷道は、いくつかのポーションに分けられる。 竹宇駒ヶ岳神社から “不動滝” までの下流部約3.5kmは遊歩道が整備され観光化されている。 そのため、尾白川渓谷道というと、この部分のみをイメージするハイカーが多い。
不動滝から上流は沢登りで無いと行けない。 沢登りとなると源流まで詰めたくなるのが人情であるが、今回はあくまで廃道の面影を求めて尾白川渓谷の中流部分のみを歩くことにする。 しかし、色々と調べていくと不動滝から尾白川林道終点付近である “曲り淵” 辺りまでは極悪のゴルジュがあり簡単には遡行できないことが分かった。 そのため普通はこの間はパスして、林道終点から入渓するのが一般的なようだ。
私達も尾白川林道終点から入渓し、黄連谷の “千丈ノ滝” までの中流域のみを遡行し、千丈ノ滝から左の尾根路(旧尾白川渓谷道)に取付き、白稜ノ岩小屋でビバークして五合目を目指した。




f0308721_0544190.jpg<マイカーの場合>
前橋市からだと混雑が予想される中央自動車道よりも長野県小海町経由(国道141号線)で南下して、登山口のある北社市白州に入るのが良いだろう。
県道32、617号線から国道20号線に合流し、 “白州農協前” の信号を左折して県道614号線に入る。
中学校を過ぎたら右折し、尾白の森名水公園 “べるが” を左に見ながら西に5分ほど走れば尾白川渓谷パーキングに着く。
パーキングは広く約100台収容でき、トイレや売店もある。




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入渓点の尾白川林道終点までは、2つのアプローチが考えられる。 1つは尾白川の北側に位置する日向山の登山口から林道を1時間以上歩くもの。 もう1つは、上記した竹宇駒ヶ岳神社からの遊歩道 “尾白川渓谷道” をたどって不動滝の吊り橋を渡り林道の途中に合流して終点へ至るルートだ。
私たちは前者の日向山登山口(矢立石登山口)から林道を歩いた。 パーキングから竹宇駒ヶ岳神社へ行く途中に日向山登山口へ登る尾根路があるので、道標に従って右の尾根を1時間ほど登れば日向山の矢立石登山口に着く。
花崗岩の砂地が美しい日向山もハイカーには人気がある。 私も計画したことがあるが悪天でキャンセルしたので、機会があればいつか登ってみたい山だ。 070.gif




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日向山登山口の前のゲートを越えて、林道を西へ進む。 林道の左手には尾白川を隔てて黒戸尾根が天高くそびえている。




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日向山登山口ゲートから歩くこと約40分、休憩舎のある “錦滝” に着く。 水量も多く落ち口からジャンプするように降り注ぐ滝に歓声を上げる。 005.gif
錦滝でしばし滝見物をした後は、2つ目のゲートを越えて、さらに荒れ果てた廃林道をたどる。 




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しばらく行くと、尾白川渓谷道(不動滝)からの遊歩道が左から合流する。 林道をさらに南西へ進むとトンネルが現れる。 日本でハイキングを始めて約2年であるが、いたるところで林道が廃墟と化している光景を見る。しかし、ここまでひどい林道を見るのは始めてである。 樹林帯の中に突然現れるトンネルは、異次元の世界への入口のようで何だかミステリアスでさえある。




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林道には唐音沢などの枝沢が横切っている。 水域の近くにはヨメナやツリフネソウなどが群落となり咲いている。 こんな可愛い双子のキノコも生えていた。 003.gif

追記 :climbingrose さんからコメントをいただき、このキノコはワタカラカサタケではないかということです。 綿帽子のようなツバ付きの形が愛らしいね。




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2つ目のトンネル周辺は崩壊が激しい。 きっといつかは破壊されてしまうであろう自然の迫力を感じさせる存在だ。 005.gif 008.gif




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3つ目のトンネルを越えた先で、尾白川へ急下降する。 踏み跡は明瞭であるが、長雨で斜面はヌルヌルでコンディションがすこぶる悪い。フィックスロープを頼りに降る。 008.gif




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パーキングから約3時間、尾白川の左岸に降り立ち、沢歩きの身支度をして遡行開始。 入渓点の河原は穏やかな渓相であるが、案の定、川は増水している。 水もいささか濁り気味であるが、それでも十分美しい。 さすが南アルプス天然水の水源である。 072.gif




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入渓して最初の大きな釜の4m滝。 晴れていれば泳ぎたいところだが、ここは右壁から簡単に越える。
注意: “右岸、左岸” という場合は、川の下流を向いて右側が右岸、左側が左岸である。 滝の “右壁、左壁“ というような場合は、本人から見て右側あるいは左側の壁となるので混同しないように




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尾白川の奥深い懐に入って行くと、 “女夫滝” 10mが爆音をたてて流れ落ちている。 凄い勢いでしぶきが辺り一面に飛び散っている。 迷わず右岸を巻く。




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鞍掛沢出合を過ぎると見事な滝が続く。 花崗岩の一枚岩の窪みを流れ落ちる滝のその造形は美しく雄大である。




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続いて “ハシゴ滝” が現れる。 写真の中央に1本のワイヤーがかかっているのが見えるだろうか? このワイヤーも旧尾白川渓谷道の名残である。




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私は、右岸の巻き路で越えたが、同行者達はワイヤーの下を直登している。 038.gif




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ハシゴ滝のすぐ上には、深くグリーンの釜をもつ5m滝がある。 左岸に巻き路がある。




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同行者達はこの5m滝をバンドから右壁を登ろうと試みるが、バンドからガバホールドまでが遠くて苦戦している。




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続く2段10mの滝。




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“遠見滝” は右岸を巻く。 巻き路の踏み跡に、おそらく旧尾白川渓谷道と思われる幅の広い路が所々にある。




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巻き路から本谷に戻ると大岩が川床の真中に横たわっている。 さすがにここまで大きな岩は激流でも流すことはできないようだ。 大岩の後ろには深い釜をもつ滝が隠れている。





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大岩の横を通り、フィックスロープを使って左岸から深い釜をもつ滝を巻き、上流へと進む。




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大岩の上流で、地図の1733m付近からの枝沢が合流している。




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そして本流に目をやれば、何やら前方に白い波が・・ 039.gif




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噴水? 005.gif 039.gif




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“噴水滝”だ! スラブを流れ落ちる水流が釜のところで空中に飛び上がる珍しい滝だ。 長雨で増水していることもあり、見事に水面から湧きだす噴水の様に見える。 043.gif




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噴水滝も見事であるが、横の岩壁も実にユニークだ!  004.gif 072.gif




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噴水滝の上流に小さな滝が続くが、増水しているのでさながら小さなナイアガラの滝状態だ。 072.gif




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小滝の先にはナメ床の穏やかな渓相が続く。 043.gif 




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そして、ナメ床の先には、右岸に支流の滝を掛け、本谷にも何やら滝の気配・・ 009.gif




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それは “三丈ノ滝” である。そして、上を見上げると左岸高くに “獅子岩” が霧のベールをまとっていた。




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三丈ノ滝は流水の右壁に残置スリングがあるが難しい。 右岸から巻いて階段状になっている左壁を越えた。 071.gif




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二俣下の6m滝は何て深いグリーンなのだろう。 エメラルドグリーンというよりダークグリーンかな? 043.gif




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二俣(黄連谷出合)までもう少しだ。 042.gif 070.gif




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やがて、また大岩が現れて、それを過ぎれば二俣の黄連谷出合いに到着。 右が尾白川本谷である。




f0308721_1144250.jpg二俣の右岸にはビバークに適した平地がある。
午前中は青空ものぞいていたが、午後にはすっかり太陽は雲に隠れてしまった。
休んでいると濡れた身体が寒い。 008.gif
ここでビバークしたい衝動に駆られるが、時間はまだ早い。 059.gif
予定通り今日中に岩小屋まで登っておこう。
黄連谷は、無雪期は沢登りグレード3級の手ごわい沢であるが、冬期はアルパインクライミングのクラシックルートとして有名である。 
特に黄連谷右俣は、甲斐駒ヶ岳山頂直下につめ上げる、言わば黄連谷本谷である。
アルパインクライミングを志すクライマーなら1度は登っておきたい古典中の古典ルートだ。  049.gif
私も2004年の冬に右俣を単独で登っている。 066.gif




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黄連谷に入って最初に現れる8mの滝は登れそうもない。 大釜の左端ルンゼから登っているレポートもあるが、とても取り着く気にならない。  008.gif




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この滝は左岸から、大きくも小さくも巻くことができる。 小さく巻く路は途中からフィックスロープが張られているが、苔生した一枚岩の嫌らしいトラバースを今にも切れそうなフィックスロープでこなさなくてはならない。 大きく高巻く路は、小尾根へ登ってから右へ高巻くこと。 小尾根上から左下へ小さく巻く路に合流する踏み跡があるが、フィックスロースの張られた場所まで降るのが非常に悪いので下降しない方が良い。 034.gif




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そして、8m滝を越えた後はしばらく河原歩きとなる。中洲のような場所を過ぎると、目の前に中尾根を挟んで一際大きな滝が2つ現れる。 左が “千丈ノ滝” である。




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増水しているせいなのか? 右の傾斜を流れる支流も美しい。 005.gif 072.gif




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千丈ノ滝は4段の大きな滝で、下からは全景を見ることはできない。 下部の緩傾斜の段々になった滝を越え、中間部(2段目上)から左の樹林帯に入り旧尾白川渓谷道の踏み跡を追う。




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下部の緩傾斜の段々になった滝も増水していて悪そうなので、私は左岸の草付き帯の薮を漕いで2段目の滝上へ登った。 2段目の滝の上はほぼフラットに近く容易にトラバースできる。 写真は2段目の滝の上から下流を見る。




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同行者は、下部の滝の濡れた左壁をきわどいバランスでじりじりと登っている。見ている私の方がハラハラしてしまう。 025.gif




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千丈ノ滝3段目30mの滝を見上げる。 005.gif 072.gif




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千丈ノ滝2段目の上から、右岸の樹林帯へ入り、かすかに残る踏み跡(旧尾白川渓谷道)を登る。




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路は五丈沢沿いに進むが、踏み跡は極めて不明瞭である。 008.gif




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樹林帯を20分ほど登ると、白稜ノ岩小屋に着く。 その昔、甲斐駒ヶ岳の岩と谷を開拓した東京白稜会によって整備された岩小屋である。 普段の山行では、岩小屋に泊まる機会がほとんどないので、是非とも泊まってみたいと思っていた。 長雨のせいで湿っていたので、岩小屋の下にテントとツエルトを張って寝たが、乾いていれば焚き火を囲んで星空を見ながら快適な一夜が過ごせるだろう。 024.gif
翌日はここから黒戸尾根の五合目を目指して急な尾根を登った。 → “南アルプス 尾白川中流域は花崗岩のスラブと美瀑の連続(後編)    Stream Climbing in Ojiro valley”

尾白川は、花崗岩の明るい谷にいくつもの名瀑がかかり、それらの滝を身近に感じながら爽快な沢登りができる渓谷である。 欲を言えば太陽がさんさんと照りつける中をお魚になりながら遡行したかったかな。058.gif って、Sueは泳げないのでお魚にはなれないけどね。 041.gif

本ルートのマップ:yahoo! map
私のこのルートへの評価: 5★ 沢登り初級者向け
行程距離: 約15km(尾白川渓谷パーキング~尾白川林道~黄連谷二俣~黄連谷千丈ノ滝~白稜岩小屋~黒戸尾根五合目~笹ノ平~竹宇駒ヶ岳神社~尾白川渓谷パーキング)
標高差: 約1,450m
実動時間: 約9 時間(パーキング~林道~尾白川遡行~白稜岩小屋/休憩込)5.5時間 (白稜岩小屋~黒戸尾根~パーキング/休憩込)

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by dream8sue | 2016-09-24 00:47 | Stream Climbing | Trackback | Comments(0)

上信越 雨上がりの湯ノ丸山から烏帽子岳       Mount Yunomaru&Eboshi in Jōshin'etsu-kōgen NP

Wednesday, September 14, 2016
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秋雨前線と台風到来ではっきりしない天気が続く日本列島。 思い立ったらいつでもハイキングができ、ウェザーチェックなど必要なかった南カリフォルニアの気候が懐かしい。 と、無いものをねだっても仕方がない。 “Fu・・ Weather!” と心の中で悪態をつきながら、束の間の好天をみつけ、上信越高原国立公園に属す湯の丸高原へハイキングに行ってきた。 その名のとおり、まん丸い山容の湯ノ丸山と、秀麗な山姿の烏帽子岳を縦走した。




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<マイカーの場合>
湯の丸高原へのアクセス方法はいくつかあるが、今回は長野県側から行くことにした。
上信越自動車道の小諸ICから県道79号線に合流して西へ走り、信号 “別府” で右折し県道94号線で北上する。
群馬県との県境である地蔵峠が登山口である。
群馬県側からは嬬恋村方面から国道144号線の信号 “田代”(田代鹿沢温泉口)から県道94号線に入る。
地蔵峠には広いパーキングにトイレや売店もある。
なお、国道18号線で碓井峠を越えるローカルなアクセスは、同じく湯の丸高原、池の平ハイキングに記載してあるので参考にしてほしい。→ “上信越 湯の丸高原 池の平湿原は花の宝石箱   Yunomarukōgen in Jōshin'etsu-kōgen National Park ”






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地蔵峠パーキング横にあるロッジ家紋(登山者カード提出所)から湯の丸キャンプ場を目指す。 070.gif  道幅の広い林道を10分も行けば立派な炊事設備やバンガローの建ち並ぶキャンプ場に着く。




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キャンプ場の先には、白窪湿原が広がっている。




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湿原には季節ごとに多くの草花が咲くが、この時期はエゾリンドウ、オヤマリンドウ、マツムシソウ、ノハラアザミ、アキノキリンソウなどが目立っていた。 056.gif 056.gif




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白窪湿原でさっそく植物観察を楽しんだ後は、カラマツなどの針葉樹林の森を “中分岐” と呼ばれるトレイル交差点まで行く。




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白窪湿原から10分ほどで中分岐に着く。 直進すれば烏帽子岳方面だが、ここは右(北)に曲がりつつじ平方面の “鐘分岐” に向かう。




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緩やかな山腹を10分ほど登れば、風見鶏のある鐘分岐に着く。 東側にスキー場からのトレイルが合流している。 北側の牧柵内はつつじ平(レンゲツツジの大群生地)である。




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鐘分岐で一休みしたら、湯ノ丸山を目指しササ原と低木のトレイルを北西に進む。 070.gif




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この斜面は陽当たりも良いので多くの高山植物がみられる。 ツリガネニンジンやシャジクソウ(写真左)、イワインチン、ウメバチソウ、シラタマノキの白い実(写真右)や、コケモモの赤い実など秋が満載だ。 056.gif 056.gif




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やがて、トレイルに石ころが多くなり、植物の保護柵ロープが現れれば、山頂は近い。




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登山口から1時間強と、意外と早くに湯ノ丸山(2,101m)へ登ることができた。 066.gif 湯ノ丸山は湯の丸高原の中心的存在で、山頂は広々としていて展望もとても良い。 山頂から北へは、北峰を経て角間峠、角間山方面への縦走路が続く。




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東側にはつつじ平が広がっている。初夏のつつじ平に咲くレンゲツツジの群落(約60万株)は有名で国の天然記念物にもなっている。 6月の開花時に一帯がオレンジ色に染まる光景は一見の価値がありそうだ。 049.gif




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湯ノ丸山のピークで早いランチを食べてから、西側の烏帽子岳への縦走路に進む。 070.gif




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急斜面を20分ほど降ると、眼前に烏帽子岳の稜線がそびえてくる。 “え~・・あそこまで登り返すのか~”と、心の声。 002.gif 042.gif




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降りきった鞍部は、中分岐からのトレイルが合流している。 ベンチもあるので一休みしてから烏帽子岳への登りに備えたい。 063.gif




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鞍部から尾根を南に巻きながら登る。




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中腹まで登ると地蔵峠の東側にそびえる籠ノ登山や湯の丸スキー場が姿を現す。 072.gif




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さらに登ると、先ほど登った湯ノ丸山が大きくそびえ、西側半面に雲がわいていた。 005.gif




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トレイル脇にはリンドウはもちろんのこと、ヤナギランやゴマナ、ヤナギタンポポ(写真左)やヤマハハコ(写真右)など、こちらも秋のてんこ盛りだ。 056.gif 056.gif




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鞍部から30分ほどの登りで烏帽子岳から続く尾根に飛び出る。 烏帽子岳へは尾根を右(北)へ進むが、左(南)側へもかすかなトレースがある。 私たちは下山時に30分ほど南側の稜線も探索した。




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尾根を北へ5分ほど登れば小烏帽子岳である。




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小烏帽子岳の西側の谷からは、雲がまるで生き物のようにモクモクとわいてくる。 005.gif




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小烏帽子岳の先には本峰の烏帽子岳が霧に見え隠れしている。 稜線の先から何やら青の軍団が降りて来る。100人くらいの小学生とすれ違い、 “こんにちは~!” 攻撃にあい参った。でも、皆な元気で可愛いね。 037.gif




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烏帽子岳周辺は貴重な高山植物の保護区になっている。 この時期のメインフラワーはやはりオヤマリンドウかな。ほとんどのリンドウが蕾の状態であったが、陽当たりのよい稜線に咲くオヤマリンドウは蕾を開きかけていた。 すかさず蜂?が蜜を求めていた。オヤマ~ 056.gif 003.gif




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ピークに近づくにつれ大岩が現れる。 霧も濃くなってきて残念ながら展望はない。 007.gif




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しかし、トレイルにはクロマメノキが多く、ちょうど実が黒く熟して食べごろだった。011.gif  山頂直下ではイワインチンの花が群生していた。 056.gif




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岩に覆われた烏帽子岳(2,066m)山頂は、案の定、深いガスの中だった。 002.gif  湯の丸山から縦走しても3時間、直接、烏帽子岳だけを登っても2時間もあればピークに立てるだろう。 059.gif




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山頂の北側は、太古の火山壁の名残で切り立っている。 005.gif 霧に包まれた山頂では、長く休んでいると肌寒いくらいだった。




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下山は、同ルートで鞍部まで戻り、三叉路を右へ進む。そして、湯ノ丸山の南面を巻くように東に進み中分岐まで行く。 070.gif




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南面の山腹はダケカンバなどの自然林であるが、秋の長雨の後だけにジメジメした感じがする。




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ところで、よく似た広葉樹のシラカバとダケカンバであるが、この2枚の葉はどちらがどっちの葉かわかるかしら?  039.gif
植物に詳しい同行者によれば、左がシラカバ、右の葉脈の多い方がダケカンバだそうだ。勉強になるね。 045.gif 040.gif




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往路で通った中分岐に着く。

ここからは右に折れ、 “ドウダンツツジの小道” というカラマツ林のトレイルに進む。




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地図では白窪湿原を見ながら歩くように思われたが、実際には湿原から離れたカラマツ林の中を腰丈ほどあるササ原をかき分けて歩く。 しかもドウダンツツジの小道?とあるがドウダンツツジと思われる樹木が見当たらない。 これってドウダン?(どうなん?) 041.gif
そして、最後は100人の小学生が夕食の支度をしている湯の丸キャンプ場を通って、パーキングへ戻った。




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山頂での展望はイマイチであったが、秋雨前線の中休み天気でのハイキングとしては、まずまずの内容であった。
お手軽なハイキングと思っていたが、2つのピークを縦走するので、意外と登り甲斐のある充実したトレイルだった。
次回はツツジの咲く時期に、群馬側の鹿沢温泉からツツジ平あたりを歩いてみたいな~


私のこのトレイルへの評価: 4★ 初級者向け
行程距離: 約9km(地蔵峠パーキング‐湯の丸キャンプ場‐中分岐‐鐘分岐‐湯ノ丸山‐鞍部‐烏帽子岳‐鞍部‐中分岐 – ドウダンツツジの小道‐湯の丸キャンプ場‐地蔵峠パーキング)
標高差: 約370m (累積高低差580m)
実動時間: 約5.5時間 (小烏帽子岳から南側の尾根の探索、休憩込み)

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by dream8sue | 2016-09-14 00:06 | 上信越高原 国立公園 | Trackback | Comments(4)

奥秩父 五郎山で岩山歩きとキノコ狩り     Mount Gorō in Chichibu-Tama-Kai National Park

Saturday, September 10, 2016
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台風シーズンで大きな山、遠い山には行く気にならない。 天気図とにらめっこで晴天日をみつけ日帰り山行が関の山。とはいうものの、残暑厳しきおり低山はNGだ。 最低でも標高が2000m以上はほしいな~・・ということで、高原レタスの産地で有名な長野県川上村にある五郎岳(2,132m)に登ってきた。 070.gif
五郎山周辺は奥秩父北西部に位置し、瑞牆山や金峰山、国師岳、甲武信岳などの名峰が連なっている。 そんな中で五郎山は知る人ぞ知るという不遇の岩山である。 037.gif




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<マイカーの場合>
前橋、高崎方面からは長野県佐久市を経由し141号を南下。 海ノ口を過ぎカーブの多い急坂を登り切り、“市場” の信号を川上村方面に左折。 川上村に入り県道68号線を東に走る。 梓山集落の入口から梓川の上流にある “せせらぎの里 町田市自然休暇村” を目指す。 68号線から右に曲がる三叉路には休暇村の案内板があるのでわかるだろう。 045.gif
右折して3kmほど走ると休暇村の建物が左手に現れるので、そのまま林道(梓久保林道)を直進して、その先の二俣を左折し梓川本流に架かる橋を渡る。 橋の先に休暇村のバンガロー(キャンプ場)があり、その先で林道は再び二俣になるので左へ進む。 バンガローを過ぎるあたりから林道が荒れてくるのでダートに強い車以外はあまり奥まで侵入しない方が良いだろう。 034.gif パーキングは橋の周辺とバンガロー先の二俣周辺に数台可能である。




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バンガロー先の二俣を過ぎれば迷うような分岐はない。 

私達は、林道がシボコリ沢を横断する辺りに車を停めた。 

五郎山登山口までは、この林道を1時間弱ほど歩く。 070.gif 




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途中に “幻の滝” があるので寄り道して行こう。 林道の途中に案内標識があるので右に入る。 滝までは5分くらいなので是非立ち寄ると良いだろう。 049.gif




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“キケン” と書かれたプレートとロープが張られたザレた沢筋が現れ、上流に幻の滝が見えてくる。 滝は20mくらいの緩傾斜、3段の滝で、緑に囲まれたロケーションと相まってなかなか清涼感のある滝である。 043.gif




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滝が大好きなSueは、マイナスイオンのシャワーに身をゆだねるポーズ。 057.gif 037.gif




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足元の岩は苔の絨毯に覆われている。その苔の中に丸いキノコが顔を出している。棒で突くとトップの穴から胞子が飛び出してくる。 ホコリダケというキノコらしい。 005.gif 027.gif




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幻の滝の分岐に戻り林道を登って行くと、もう一つの水流のある沢(シボコリ沢)を渡る。 この辺りにもキノコがたくさん見られる。




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不味そうなプリンアラモードを思わせるキノコ(写真左)や美味しそうなビックファミリーのキノコ(写真右)




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沢を渡り、食用のキノコが無いかキョロキョロしながら林道を歩いていると、ツル植物のイケマが実を付けていた。 白くて可愛い花は知っていたが、実を見るのは初めてだ。 何だかオクラに似ているね。 003.gif




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やがて、林道が二俣に分かれる分岐に小さな手づくり道標がある。 道標に従って右へ進む。 おや、何か見つけたのかな? 039.gif




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カラマツと白樺などの雑木林には、鹿が幹を食べたと思われるリョウブの木や、熊の爪痕と思われる古木などが横たわっていた。 008.gif




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そんな野生の気配の中、何やら素敵な気配も・・ 043.gif
カラマツの落ち葉で覆われた林道には、ハナイグチという主にカラマツ林に発生する食用のキノコがあちらこちらに生えていた。 キノコに詳しい同行者によれば汁物にすると美味しいらしい。 027.gif




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また、ヤナギのような広葉樹の古木にも何やら生えている。 サルノコシカケとは明らかに違うヌメリスギタケモドキという、こちらも食用キノコらしい。 高い位置に発生する事が多いので見る人が見れば発見できるようだ。 027.gif




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そんなキノコ狩りに時間を忘れ、ゆっくり歩いてようやく五郎山の登山口に到着。 ここからは左の山腹に取付き、カラマツ林の急な登りが始まる。 009.gif




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キノコは多いが、花は夏から秋への端境期であまり見られない。 アキノキリンソウがちらほらと咲き、ハナニガナ?と思いきやヤクシソウというイエローの花がカラマツの根元に咲いていた。 056.gif




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この標高のカラマツはまだ緑一色だ。でも、すご~く綺麗~  043.gif だけど、すご~く急登です! 008.gif




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おや?また何か見つけたのかな? 美味とされるタマゴタケもあったよ。 011.gif まだ私は食べたことが無いけど・・ 039.gif




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カラマツ林の急登をひとしきりこなすと、突然、美しいシラカバ林に変わる。 043.gif 072.gif そして、さらに傾斜がきつくなっていく。ふぅ~ 042.gif




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自然林の中は陽がさしていて明るい。そんな林床でスクスク育っているキノコには毒キノコの代表ベニテングタケ(写真左)もある。まるでキノコ図鑑の見本のような卵型だ。 005.gif  全身真っ赤なキノコ(写真右)は何だろう? 自然界で見る赤色は警戒色である。生物的な直感で言うならきっと毒キノコだろう。 041.gif Don’t touch me! If you touch me, you will not forget me. うふふ・・ 037.gif
追記:climbingrose さんより、写真右の赤いキノコはカラマツベニハナイグチという食用キノコではないかとのコメントをいただきました。 私の生物的な直感もあてにならないな~ 003.gif すっかり文明人に成り下がっちまった! 044.gif 041.gif




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前方に大岩が見えてくると、傾斜はさらにきつくなり息も上がってくる。 幸い風がひんやりとしていて汗だくの身体に心地よい。 042.gif 043.gif




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岩場帯から、いかにも奥秩父といった苔むした樹林帯になる。 木の根を掴んで四足で急登をこなせばマキヨセノ頭まではもうすぐだ。 このセクションは急傾斜で、湿っていて木の根が滑り易いので登行よりも下山時が危険だ。 034.gif




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ようやく樹林帯を抜けだし岩稜の末端に飛び出せば視界も開けてくる。 石標があるけれどここがマキヨセノ頭かな? 039.gif




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痩せた岩稜を慎重に東へ登る。特に右側(南側)は絶壁なので岩場の巻きは左側からが無難である。




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微妙に色づき始めているカラマツが岩場に根を下ろしている。 久しぶりにカラマツの葉を間近でみたが、こんなに美しかったのだね~ 043.gif 072.gif




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見晴しの良い岩稜にまたも石標が現れたが、P1かな? (or ここがマキヨセノ頭かな?) 039.gif 国師ヶ岳が一際高くそびえ立ち、朝日岳、金峰山、小川山の展望が雲の切れ間に見え隠れしている。




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マキヨセノ頭の東側には、これから向かうP2 と五郎山の岩峰が、その威圧的な姿を霧のベールに隠している。 005.gif




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ふと脇に目をやれば、秋も近いというのに、まだミヤマホツツジが可憐に咲いていた。束の間、緊張感を忘れさせてくれる。 043.gif 056.gif




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P1からの下りは右側がザレた崖になっているので要注意。 降りきったコルから右側へうっすらと踏み跡があるが迷い路なので進まぬようにね。 034.gif




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P2の岩峰は北側へ回り込み、湿った岩場の細いバンドをトラバースする。 071.gif




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バンドの途中に1カ所、谷側が切れ落ちた嫌らしい岩場のトラバースがある。 お助けの真新しいトラロープが嬉しい。 040.gif




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トラバースを終え小リッジに登り上げると、眼前に五郎岳の南壁?(西壁?)が倒れ掛かるように迫り圧倒される。 005.gif  ルートはこの南壁の中間部に生える樹林の中についているのだが、見る限りでは、 “本当に登れるの?” って懐疑的になってしまう。 008.gif ワクワク、ドキドキがとまらない。だから岩稜歩きは止められない。 003.gif




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P2と五郎山とのコルへは岩峰の基部に沿って急で湿ったヤセ尾根を降ればすぐだ。 070.gif




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鞍部から南壁側の小リッジを登る。振り返ればP2がかっこいい~! 005.gif 004.gif




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そして、南壁を見上げれば、ゴツゴツした岩質で洞穴やクラック、オーバーハングのミックス壁だとわかる。 005.gif




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絶妙な南壁のトラバース路に、よくぞこんな弱点をついたルートを見つけたものだと先人のルートファインディングに舌を巻く。 038.gif 樹木が生えているので露質感が薄れているが、ここは落ちたらアウトのまぎれもない南壁のド真中なので足元には十分な注意を払おう。 034.gif




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南壁を東側に回り込むと、左の草つき斜面につけられた急な踏み跡があるので、それをたどって尾根に這い上がる。尾根を左(西)に少し登れば三角点のある五郎岳(2,132m)ピークに着く。 066.gif ピークは狭く、北側は樹木に囲まれ展望はイマイチだ。 西側に少し行くと足元が切れ落ちた露岩があり、歩いてきたP2とマキヨセノ頭が眼下に見える。 北西側には川上村を挟んで右に男山、天狗山、御座山も見える。 どの山もいつか登ってみたい山ばかりだ。 視界が良ければ八ヶ岳や北アルプスも見えるらしいが残念だ。




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山頂で1時間のランチ休憩を楽しんだら、登山口まで往路を忠実に戻る。 私達は登山口を過ぎて林道の二俣を右(幻の滝と逆方向)に行き、道幅が狭くなったところから適当に斜面を降りシボコリ沢右岸の林道に出た。こちらの方が若干近道であるが、林道が荒れていて踏み跡も分かりづらいので、素直に幻の滝入口を経由する方が良いだろう。




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私のこのトレイルへの評価: 4★ 中級者向け

行程距離: 約5km(林道とシボコリ沢出合付近パーキング‐幻の滝‐林道分岐‐登山口‐マキヨセノ頭‐P2‐五郎山‐P2‐マキヨセノ頭‐登山口 - 林道分岐‐林道とシボコリ沢出合付近パーキング)

標高差: 約500m

実動時間: 約6時間 (山頂での1時間休憩込み)

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by dream8sue | 2016-09-10 14:00 | 秩父多摩甲斐 国立公園 | Trackback | Comments(4)

尾瀬 滝・滝・滝の会津駒ケ岳下ノ沢(敗退)   Stream Climbing in Aizukomagatake-Shimonosawa

September 2-3, 2016
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台風10号が通り過ぎた直後の9月上旬、沢は増水していて、沢登りとしてはコンディションが悪いであろうと予想される。 しかし、多少の懸念材料をおしても日照時間が長いうちに会津駒ヶ岳下ノ沢を遡行すべく出かけて行った。 結果は、1夜のビバークの末、あっけなく敗退(沢の3分の2まで遡行後、枝沢へエスケープ)することになった。 007.gif




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<マイカーの場合>
東北自動車道、西那須野塩原ICから国道400号線、121号線、352号線を檜枝岐方面へ向かう。檜枝岐集落の少し手前で会津駒ヶ岳の登山道入り口(滝沢口)に入る。 パーキングは会津駒ヶ岳の登山口ではなく、林道の途中から右に鋭角に曲がり(道標あり) “竜門ノ滝” 遊歩道のパーキング(約10台可能)に駐車できる。こちらの方が登山口のパーキングよりも空いている。
竜門ノ滝展望台へのトレイルを15分くらい歩き、下ノ沢を横切る木橋のところから入渓する。




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すぐに大きなウォータープール(釜?淵?)をもつ3mくらいの滝が現れる。 右岸に残置スリングが見えるが手ごわそうなので、迷わず左岸の山腹を高巻き、上流の竜門ノ滝も一気に巻いてしまう。 070.gif
ここで復讐しておこう。 川の下流を向いて右側が右岸、左側が左岸である。滝の “右壁・左壁“ というような場合は、本人から見ての右側あるいは左側となるので混同しないように。
さすがに沢屋やクライマーにはいないが、ハイカーの書いたブログなどではこの辺りを誤認識して書いているものが多々あるので鵜呑みにしないようにね。 034.gif 




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2段からなる竜門ノ滝(下20m+上30m)は見事である。 檜枝岐村の観光名所となっている。 005.gif




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竜門ノ滝の高巻きで1時間を費やす。059.gif 025.gif  高巻きは傾斜がつよくロープを使用したが、ロープを使うとどうしても時間をロスしてしまう。 すべての敗因はすでにこの時点から始まっていた。 このくらいの高巻きはロープ無しでスピードアップを図るべきだった。 045.gif




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途中でロープをしまい、ルンゼ状の草付きを木につかまりながら滝の落ち口に戻る。 しばらくゴーロー歩きが続き3mから5mくらいの滝がいくつも現れる。 




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やがて明るいゴルジュ状になり、小さな滝を直登しながら遡行していくと、前方に下部にトヨ状の流れをもつ10m~15mくらいの大滝が現れる。地図上にある “大滝” はこれかな? 039.gif
大滝は正面を登れるようだが、水量が多く、登れないと決め込み、よく確認もしないで高巻きに逃げてしまった。




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大滝の高巻きは、左岸の薮尾根を藪漕ぎし、小リッジ上から滝の落ち口に15mのラッペルで降り立つ。 




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続く7m2条滝?は、右岸から流水線に巻き降りて直登する。




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再びゴーローとなり、前方のスカイラインに会津駒ヶ岳方面の稜線が見えてくる。  058.gif




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水量を3:2に分ける二俣は、明るく広い渓相である。 沢で幕営するならこの辺りが適地であるが、できれば稜線まで抜けたいので、ここでは一休みして先を急ぐ。 入渓から二俣までは、まずまずのタイムできたのだが・・・ 025.gif




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二俣を左の源六郎沢へ進む。 実質的な核心部はこの沢に入ってからの第2、第3ゴルジュの突破である。 もうここからは、滝、滝、滝の連続で、トポに記された滝がどの滝なのか識別が難しくなる。 滝多すぎ!  005.gif 008.gif




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ゴルジュ帯になってくるので、高巻きもけっこう悪い。 ムム・・また何か潜んでいそうだな~  009.gif




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案の状、直登が難しい滝(トヨ状15m滝+8m滝?)が現れ右岸を高巻く。 高巻きといっても踏み跡は皆無で、ほとんどが藪漕ぎとなる。 藪が濃く、思った以上に体力を消耗する。 042.gif




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沢床に戻り、今度は長い淵をもった8m滝?を登る。 ゴルジュの中はずっとこんな感じの滝の連続だ。




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長い淵をもった8m滝?は、右岸からヘツって流水ラインを横切り左岸の岩場を登る。 071.gif




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12mのスダレ状滝?(水量が多く、スダレではなく2条の滝になっていた。)は、右岸から落ちる枝沢を登って巻く。




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枝沢というより、ほとんど岩壁だ。 005.gif ロープを出して登るが、スタンスが滑りそうで緊張した。 008.gif 20mほど壁を登って、藪尾根を右にトラバースし草付きを降って沢床ヘ戻る。 高巻きの場合、藪漕ぎしながら沢床に戻るポイントを見つけるのも難しい点だ。 高巻き過ぎても疲れるし、早く下降してしまっても滝を巻けない。 034.gif




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第3ゴルジュ手前の10m滝?は左から越える。 トポでは第2ゴルジュ、第3ゴルジュと書かれているが、実際は明瞭な区切りはわからない。しいて言うなら沢が蛇行しだして、右から小さな枝沢が合流している先からが第3ゴルジュになる。が、この枝沢はわからなかった。 039.gif




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第3ゴルジュ始めの10m滝?と思われる滝は左岸を高巻いた。




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この高巻きはササに覆われた足場の悪い泥壁だったのでロープをだしたが、ここでロープを使用したのも良くなかった。 下手にロープをフィックスしようものならササにロープがスタックしてしまって、かえってフォローが難しくなってしまう。 この10m滝をメンバー4人が登りきるのに1時間以上を要してしまった。 008.gif 059.gif




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滝の上から下部の様子を見る。なかなか登ってこない状況に、コールして聞こうにも滝の音にかき消されてしまう。 007.gif




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第3ゴルジュに突入して、10m滝の後も次ぎ次ぎに滝が現れる。 西に向いていた沢がやや北に曲がりだしたあたり(8m滝の下?)でタイムオーバーとなる。 059.gif
食料もツエルトもあるので、4人が座って1夜を過ごせるスペースを何とか見つけてビバークする。 満点の星空を見上げながら夜の寒気に身を寄せ合ってのビバークは、私に忘れていた遥か昔のアルパインクライミングの感覚を思い出せてくれた。 043.gif
翌朝は、源六郎沢の本流を諦め、ビバーク地点(8m滝の下?)の右岸の枝沢を詰めて、駒の小屋から1時間くらい西の登山道(登山道の水場から15分くらい登った所)へ抜けた。 枝沢も傾斜がきつく藪こぎもかなり厳しいので(約2時間の藪漕ぎ)、素直に本流を詰めて駒の小屋を目指しても良かったかもしれない。




f0308721_1546824.jpg滝の半分は高巻いてしまったので、疲れたわりには楽しくなかった。 
トポでは巻き路の踏み跡もしっかりしているとあるが、真っ赤な嘘だ。 046.gif 
踏み跡などは皆無でほとんどが藪漕ぎとなった。  042.gif
やはり滝は直登できるかどうかでスピードも、楽しさの度合いも違う。 
滝をサクッと直登できるレベルの者同士なら楽しい沢であることは間違いないだろう。 049.gif
台風一過直後の水量の多さを言い訳にしたいところであるが、それは根本的な敗因ではない。 
敗因は、3級の沢を登るには単に実力不足だったということだ。 
まあ、肩の具合が悪く腕が上がらない状態での遡行だったことを自分への慰めとしよう。 041.gif

私のこのルートへの評価: 4★ 3級
行程距離: 約9.5km(竜門ノ滝パーキング‐竜門ノ滝‐大滝‐二俣‐右岸に支流をもつ8m滝手前ビバーク‐駒の小屋と水場の間の稜線‐水場‐会津駒ヶ岳登山口 – 竜門ノ滝パーキング)
標高差: 約800m
実動時間: 約18時間 (休憩込み)

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