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神流町 サスの峰から栗原山へゴジラの背のようなサス尾根を歩く     Sasunomine in Kanna, Gunma

Wednesday, November 30, 2016
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群馬県神流町には東福寺渓谷という村人も入ったら迷って出られないと言われる険悪な谷がある。 サスの峰はその東福寺渓谷を囲む山稜の東側最奥の峰である。 そしてサスの峰から東西に連なる岩稜がサス尾根と呼ばれる稜線で、ゴジラの背のようにいくつもの岩峰が栗原山まで続いている。
半世紀ぶりという11月の降雪の後、この静寂の地に足を踏み入れた。 表面上はすでに雪は無いが、雪解け水は落ち葉の下で凍結している。 思った以上に日陰の巻き路などはコンディションが悪くスリップが怖い。




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<マイカーの場合>
上信越自動車道の藤岡ICから県道13、41号線とつなぎ国道462号線に合流して西へ走る。 
神流湖(下久保ダム)を過ぎ道の駅万葉の里から4.5kmほど走ると中山神社があるので、その手前の林道を右に入る。 
林道の大福峠を過ぎると林道支線の分岐がある。 
支線入口には鉄の円柱が立ち、山火事用心の看板と、小さな “サスの峰” の道標がある。(写真左) 
ここに2台くらいのパーキングスペースがある。 
私たちは2台の車で行き、1台を下山口となる2km先の船子川の支流との出合にデポしたが、歩いても30分くらいだろう。




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支線に入って300mほど坂を登り右手の尾根末端から雑木林に入る。 踏み跡は限りなく無いに等しく、適当に自然林と植林の境界線あたりを目指して尾根を登る。 急斜面をひと登りすると平坦になり、右側の窪地のような地形を見ながら左の植林帯を行く。 070.gif




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やがて岩塊が現れだし急傾斜となる。 右側に前衛鋒の岩壁が見えたら左にトラバースして少し登ればサスの峰 (1,173m)だ。 登山口から40分とあっけなく着いてしまった。 066.gif サスの峰のピークは広々していて北西方向に栗原山が見える。 063.gif




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サスの峰からは北西に伸びるサス尾根を行く。 サスの峰をP1とし、栗原山まで17ものピークス(ピークと呼ぶにはお粗末な尾根のコブ)が続く。 P4 周辺からは西側に西上州の山々、御座山とその奥には雪を付けた八ヶ岳も見える。 072.gif




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ヤセ尾根ではあるが、P5くらいまではさほど危険な個所も無く行ける。 実際、春のアカヤシオが咲く頃は結構ハイカーも入っているようだ。




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P5を過ぎると四つ足で登るような岩場も増えてくる。 P8への登りには役にたちそうもない古い残置ロープがある。 




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P8周辺から右側の谷(船子川支流)にはツインの三角の岩壁が見える。 005.gif




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P1からP8まで約20分。 思っていたより簡単に着いてしまった。 が、サス尾根の本番はここからだった。 008.gif




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P8を下降して岩壁を振り返る。 藪岩であるが勾配は結構ある。 ブッシュを頼りにフリーで下降も可能であるが、枯れた木なども多く、うっかり掴んでしまうと滑落の危険が大いにあるのでロープを使用した。 045.gif




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P9の前方にはP10~P11の岩峰。




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Ⅲ級くらいの岩場がばんばんお目見えだ。 岩場好きならワクワクするね。 060.gif




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P10の西側は絶壁なので直には降りられない。 ここは右側から巻くのだが、巻き路への下り3mが悪い。 008.gif  万が一ミスれば奈落の底なので、バックアップにロープ確保して下降した。 045.gif



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P11の岩峰を直登する。 右のナラの木に右足をバックステップして岩場に取り付く。 




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P11の登りは、岩場から松の木の生えたかなりの急傾斜を登るのだが、松の葉が滑りそうで岩場よりも嫌らしい。 




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各ピークには青いプレート(写真左)が吊るしてある。 また、細めの標石(写真右)も置かれているピークが多い。 




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P11の下りも落ち葉の下の地面が凍結していて、浮石も多く気が抜けない。 続くP12の下りも急傾斜で悪いのでロープを使った。 045.gif




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左側(西側)にもゴジラの背のような岩稜が見える。 秩父の名峰、両神山の八丁尾根だね。 その手前には赤岩尾根大ナゲシ宗四郎山。 そしてバックに見えているのは甲武信岳に三宝山のようだ。




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右側(東側)には谷を挟んで1,168m峰(栂の頭)の岩塔が見える。 ぜひ立ち寄りたいポイントだ。




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P14のピークでジャスト12時となりランチ休憩とする。 P8から2時間もかかった。 P14は4人が座って休める広さしかない小さなピークだ。 063.gif




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P15への登りも極めて悪い。 右側が崩れた崖でⅢ級+くらいの岩場には落ち葉が詰まり、ホールドが乏しい。 落ちたらアウトなのでロープ確保して登る。 安全第一だからね。 034.gif 045.gif




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30mで区切って、さらに20mほどの湿った急斜面を登る。 071.gif




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P15から藪尾根を歩きP16の岩場の基部に到着。 ルートは右かな?左かな?と迷う。 039.gif




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左側のハングした岩壁の下を基部に沿って登ることも可能なようだ。 が・・




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私達は右側から中間バンドに這い上がり・・




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狭い中間バンドを慎重に左にトラバースして、岩の間から尾根に攀じ登った。 008.gif




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P16のピークから振り返れば、歩いてきたサス尾根が圧巻だ。 005.gif 072.gif




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サス尾根の肩越しには、南に顕著な岩峰が見える。 フリークライミングのゲレンデで有名な二子山だ。
 



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サス尾根の左奥には、天空の里、持倉集落を見守るように赤久縄山がそびえる。 眼下には車をデポした林道の橋(船子川支流)が見える。




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岩場はP16で終わる。 その後は緩やかな尾根を歩きピークらしくない栗原山(1,310m)に到着。 066.gif 山名板がなければピークだとは思わないだろう。 044.gif




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栗原山からはアセビの群生地を通り持倉越まで10分の下降。




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持倉越からは尾根通しに北に登れば南小太郎山である。 ルートは右の山腹を東方向へトラバースして行く。 途中、崩壊地を巻き、涸れ沢を横切り薄暗い植林地帯に入る。




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持倉越から約15分で支尾根に合流し、さらに北東へ登ると、突然、緑のササ原の尾根(大栂尾根)に出るので、この尾根を右(東)に進む。 070.gif




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尾根が一際広くなり、さらに進むと二重山稜となる。 ルートは左の尾根だが、サス尾根から見えていた1,168m峰(栂の頭)へ寄りたいので右の尾根へ進む。




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ルートを外れて10分弱で栂の頭に着く。 先端にある岩塔(お一人様用)からは、谷を挟んでサス尾根が一望できる。 072.gif




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ゴジラの背のようなサス尾根のピークスを確認しながら最後の展望を楽しむ。 072.gif




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栂の頭から大栂尾根に戻り、まるで植樹でもしたのかと思えるようなアセビの群生地を南東に進むと、廃作業路に飛び出る。 



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廃作業路をたどり林道まで降っても良いが、大きく迂回しているので、最短距離を読図してそのまま尾根を南に直進することにした。 踏み跡は皆無で林道に降りるポイントが難しい。 最後はやや左寄りに進み、林道上の崩れたような急斜面を後ろ向きで降りる。 林道から車をデポした川の出合はすぐである。

このルートは、相対的には岩登りよりも藪岩尾根の縦走という要素が強いのでクライミングのカテゴリーには入れなかった。 しかし、ロープなどの登攀用具は携行した方が良いだろう。 加えて踏み跡も薄いので読図やルートファインディングのできる上級者ルートとして認識してほしい。 サス尾根にはアカヤシオなどのツツジの木が多かったので、歩くなら春の頃が良いかもしれない。 049.gif

本ルートのマップ: yahoo! map
私のこのトレイルへの評価: 4★ 上級者向け
行程距離: 約5km(林道支線分岐~サスの峰P1 ~P16~栗原山P17~持倉越~大栂尾根~栂の頭~船子川支流出合)
標高差: 約400m
実動時間: 約7.5時間 (栗原山まで登り 約5時間、栗原山から栂の頭経由での下降 約2時間、休憩 約0.5時間)

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by dream8sue | 2016-11-30 21:29 | 群馬県 西上州エリア | Trackback | Comments(2)

生坂村 北アルプス対岸の岩稜 京ヶ倉と大城     Kyogakura and Ōjou in Ikusaka, Nagano

Tuesday, November 22, 2016
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信濃川の支流、犀川は長野県の中央部を貫通して流れる川で、両岸には1000m前後の山が連なっている。 その中の2座、京ヶ倉と大城は “馬の背の道” などの岩稜を持つ山である。 北アルプスに目を奪われてしまい、その存在は目立たないが低山ながら味わいのあるトレイルである。 半世紀ぶりという11月の降雪予報に山行予定日を繰り上げて、晩秋の両山へ訪れた。 TOP写真は上生坂集落から見た両山(右が京ヶ倉、左が大城)




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登山口は、長野県東筑摩郡にある山間部の小さな村、生坂村にある。 時間的には上信越自動車道から長野自動車道へ繋ぎ麻績ICを降りて麻績村から国道19号へ抜けるのが早いようだ。 麻績村から国道403号線、県道55号線とつなぎ国道19号に合流したら南下して生坂村に入る。 私達は北陸新幹線上田駅から車利用だったので、上田駅から国道143号線で青木村を経由し麻績村へぬけた。
生坂村役場前(または、村の特産物などを売っている “かあさん家” )から坂道を上がり生坂小学校の前を通って万平集落へ進む。 集落の南端にある獣避け柵(写真左)の横に草地のパーキング(2~3台可能)がある。 獣避けの柵は開閉できるので、約1km先の こや城跡登山口(写真右)まで車で入ることもできる。 パーキングスペースは登山口の方が広い(約10台可能)。 詳しくはこちらから → 生坂村公式サイト(トレッキング情報)




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登山口から尾根を登り、アカマツの林を行く。 070.gif



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尾根が傾斜を増してくると、片側が浮いている怖いハシゴをフィックスロープにつかまりながら登る個所などもでてくる。 008.gif




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紅葉は終わっているが、足元は落ち葉でいっぱいだ。 サクサクと落ち葉を踏みしめて歩く楽しさは秋のハイキングならではだね。 おや、このカエルの足型のような葉は何かな? 植物に詳しい同行者によれば、ダンコウバイの葉のようだ。 可愛い形だね。 037.gif




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さやに進むと、光沢のある大きな葉の群落が続く。 オオイワカガミかな?




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尾根通しにぐんぐん高度を上げると、 “おおこば見晴台” に着く。 
犀川の眺めが素晴らしい。 
でも高所が苦手な人は、 “おおこば” だけに、お~怖!(おおこわ・・) 041.gif 
Sky conditionが良ければバックに北アルプスが一望できるはずなのだが・・この日はNGで実に残念だ。 002.gif 




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やがて山腹を横切るように左方向に進む。と・・




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砂岩の岩壁が右手に迫るので、基部を左上する。 




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この辺りにはクリーム色のヒカゲツツジが咲いていた。 ツツジは暖かい場所ではよく季節外れの開花を見るね。 赤いサクランボみたいな実は、植物に詳しい同行者によれば、ソヨゴというモチノキ科の常緑小高木らしい。 056.gif 056.gif




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縮物観賞をしながら、左側が切れ落ちた急坂を息を切らせながら登ると、左奥に京ヶ倉が姿を現す。 露出した下部岩壁がすごい! 稜線が近づくにつれ傾斜も強くなりトラロープなどのフィックスが増えてくる。 




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登山口から1時間ほどで稜線に出る。 手作りの道標に従って稜線を左に行く。 ちなみに右に行けば剣刷山であるが、一般的なトレイルではないようだ。 




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稜線をいくと程なくして馬の背と巻き路の分岐が現れる。 迷うことなく馬の背へ行く。 070.gif




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“馬の背の道” は両サイドが切れ落ちていているので慎重に通過する。 




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馬の背のどん詰まりは、この岩壁に行き着く。 アイゼンで歩いたような跡が岩肌に残っているが、ここを直登するには要ロープだろう。 一般ルートはこの岩壁の左を巻く。




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京ヶ倉直下の岩場は左側(西側)が切れ落ちているので要注意だ。 034.gif




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岩場をこなして生坂山脈の最高峰、京ヶ倉(990m)に立つ。 京ヶ倉だけなら登山口から2時間弱である。 山頂標識によれば、このピークは、戦国時代は見張り場でのろし台だったそうだ。 確かにのろしを上げるには最適な場所だろう。 展望も素晴らしい。 072.gif




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歩いてきた南の稜線の先には剣刷山の鋭鋒がそびえている。




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反対の北側にはこれから向かう大城が見える。 台形の山頂部が特徴的だ。




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京ヶ倉のピークでランチ休憩の後、樹林の急坂を降り、大城への縦走路を進む。 こちらにもやせた岩稜がある。 




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東側には樹林帯が広がっている。 




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そして、足元には寒気の到来にも負けずに咲いているママコナ。 翌々日の降雪でどうなってしまっただろう・・ 056.gif 039.gif




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やがて “天狗岩” などの岩塊が現れるので、左(西側)から巻く。 




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すぐに “双子岩” の岩塊と続く。 直進できそうな岩場にも思われる。 樹木に囲まれているので高度感は無い。が、岩山なので無理は禁物だ。 ここも左から巻き路を行く。




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京ヶ倉から30分弱で大城(980m)へ到着。 
山頂は山城の跡で、北側の一段低くなった場所にも “大城二のくるわ” と書かれた城郭跡がある。
あまり人工を加えた様子はなく、自然の城壁だったようだ。 
こういった戦国時代の史跡に触れると “夏草や兵どもが夢の跡” という松尾芭蕉の句を思い出すのは私だけ? 003.gif




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山頂からは東側の展望が得られる。 足元はスパッと切れているので、はしゃぎすぎて落ちないようにね。 037.gif




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東側の岩殿山から続く対岸の山脈がよく見える。 支尾根には蟻の塔渡りのようなナイフリッジも見え興味をそそられる。 013.gif




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下山は京ヶ倉から往路を戻る。 ヤセ尾根の歩行は元より、急な樹林帯のトレイルも落ち葉が滑るのでpay attention だよ。
ちなみに、大城から縦走して眠り峠登山口へぬける場合は車2台でカーシャトルした方が良いだろう。 そうでないと国道を6kmも歩かなくてはならない。  034.gif

急峻で岩稜もあるが、岩場好きなハイカーには楽しいだろう。 眼下の生坂ダムや犀川の流れも美しく、晴れていれば北アルプスをはじめとする素晴らしい展望がある。 もっと近ければ季節を変えてもう一度歩いてみたいトレイルだ。 049.gif

本ルートのマップ: yahoo! map
私のこのトレイルへの評価: 4★ 初級~中級者向け
行程距離: 約6km(京ヶ倉登山口~おおこば見晴台~京ヶ倉~大城~京ヶ倉~おおこば見晴台~京ヶ倉登山口)
標高差: 約400m
実動時間: 約5時間 (京ヶ倉までの登高 約2時間、京ヶ倉から大城ピストン 約1時間、京ヶ倉からの下山 約1.5時間、休憩 約0.5時間)

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by dream8sue | 2016-11-22 03:31 | 長野県エリア | Trackback | Comments(0)

上野村 山火事で失われた天丸山北稜から大山北尾根ループ   Mount Tenmaru and Ōyana in Ueno, Gunma

Monday, November 14, 2016
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埼玉県と群馬県の県境にある帳付山と天丸山を、ちょうど1年前の2015年の同時期に登った。 その時に天丸山のピークから北に伸びる起伏のある尾根(北稜)を見て機会があれば登ってみたいと思った。 また、天丸山のすぐ東に位置する大山の顕著な岩峰も登ってみたかった。 今回はその2つの北尾根のループトレイルと、大山よりさらに東にある焼山へもピストンする欲張りルートである。 TOP写真は名栗沢集落から見た大山。登行意欲を掻き立てられるね。 060.gif




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<マイカーの場合>
登山口は帳付山と全く同じなので、そちらを参照してほしい。 → “上野村 西上州の秘峰 帳付山と天丸山     Mount Chotsuke & Tenmaru in Ueno, Gunma”
私達は、今回も昨年同様、2台の車で天丸橋と社壇乗越の間をカーシャトルした。 049.gif

路肩駐車した(写真の白い車)林道のヘアピンカーブの南側の尾根が北陵なので、林道の切通し法面の際を登って尾根に取り付けばよい。 山の紅葉は終わっていたが、名栗沢集落から登山口までの林道沿いの紅葉が実に見事であった。 072.gif




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北稜を南へ急傾斜を登れば、20分もしないでP1(1,307m)に着く。 あまりに早いP1の出現に、はじめはP1とは気づかなかった。 039.gif 北稜の西側には馬道という名の巻き路があり、超付山と天丸山との鞍部(馬道のコル)へと続いている。




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その後程なくして現れるフィックスロープのセットされた凹角状の岩場を登り上げればP2(1,330m)である。




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P2からの下りは左側から巻き、薄いトレースを追い現れた岩壁の右側を登る。
途中でメンバーの1人が鳥の骸骨を見つけた。 005.gif
直径1㎝くらいのとても小さな骸骨なのにちゃんと口ばしの形が分かる。
 


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登りだしから1時間強でP3(1,400m) に着く。 P3ピークは広く平らで3本のマツの木に赤丸印がある。 もっと険しい尾根を想像していたので、あまりにもあっけないP1~P3にややがっかり・・と思いきや・・ 044.gif



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P3からの岩稜のアップダウン、特に下りは急な岩場のクライミングダウンが数カ所あり緊張させられた。 008.gif




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P3先の岩稜から天丸山のピークが見えてきた。 20年以上前の山火事で焼けたと思われる白い枯れ木が特徴的だ。 005.gif




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P3から20分ほど尾根をたどれば天丸山本峰の基部に着く。 この辺りは顕著に山火事の影響が残っており、すこぶる荒れている。 002.gif




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倒木が多く、炭化した木片なども横たわっていた。 踏み跡も薄くルートファインディングに苦戦する。 008.gif




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やがて、山頂直下の岩場へと導かれ、お助けのトラロープで脆い岩場を越えていく。 042.gif




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岩場の上から振り返れば、歩いてきた北稜のP3が見える。  005.gif




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岩場終了点から50mくらいの薮歩きで天丸山へ到着。 P3から約1時間、登山口から約2時間強と意外と早く着いてしまった。 066.gif 063.gif




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山頂から西側には帳付山がよく見える。 072.gif




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その右奥には八ヶ岳。 北側には浅間山。  072.gif




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そして、東側の目の前には、これから向かう大山や、県境尾根に位置する倉門山が望める。




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天丸山からの下降は、南側のフィックスロープのある50mほどの岩壁をクライミングダウンする。 傾斜が急なのでゆっくりと三点支持で降りてね。 034.gif 




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岩場を降りきって、県境尾根に登る。 県境尾根に出たら左(東)へ進み、ピークらしくない倉門山(1,572m)を経て、大山分岐に着く。 時間に余裕があったので大山の東にある焼山まで往復することにした。 059.gif 070.gif




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大山の分岐から焼山の岩稜帯までは左側(北側)が深い谷になった尾根を行く。 冬でも緑の葉をつけるツツジ科のアセビの低木と、カラマツの林の中を東に進む。 途中で南側へ張り出した尾根へ行かないように注意すること。 034.gif




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やがて左の谷に焼岩の岩塔が見えてくる。 この焼岩を県境稜線まで登りつめたポイントが焼山だ。  焼岩ルートに興味のある方はこちらから → “上野村 シャクナゲ咲く焼岩から宗四郎山     Yakeiwa to Mount Soshiro in Ueno, Gunma”




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大山分岐から20分ほどでナイフリッジの岩稜帯が始まる。 071.gif




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岩稜通しでも行けそうだが、右側(南側)から岩壁基部を巻いて焼山手前のコルまで行く。 この巻き路も不明瞭なのでルートファインディング能力が必要。 034.gif




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若干、迷いながらも大きな時間ロスもなく岩稜帯の東のコルに登り上がることができた。 042.gif




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コルからは東の岩場を登れば、見覚えのある焼山のピークに着く。 焼山はピークらしくない稜線上のコブのような場所で、北側の展望は乏しいが、南側の展望は良く、両神山などの秩父の山々が一望できる。 072.gif



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西に大山が良く見える。 右の急峻な尾根が北尾根。 005.gif  焼山でゆっくりランチ休憩をしてから大山分岐まで戻る。 063.gif




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焼山から大山へ戻るルートは、来る時に巻いた岩稜帯が面白そうなので直進することにする。 070.gif



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焼山から降ったコルからⅢ級-くらいの岩場を登る。 ホールドもスタンスも大きいが傾斜があるので慎重に登ろう。  034.gif




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まさに気分爽快、岩塔の山である。 049.gif 016.gif 060.gif




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岩場を登った後もナイフリッジが続く。




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焼山から大山分岐までは40分くらいで戻れる。 059.gif 070.gif




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大山分岐から樹林の中の急斜面を降れば、左に天丸沢へ続く一般ルートを分ける。 ヤセ尾根の岩稜を直進し、岩場を登れば大山山頂だ。 

ちなみに、ゲスト出演の彼女は登山ガイドのYukky! 山女日記の工藤夕貴など足元にも及ばないベテランガイドです。 041.gif  初心者の皆さん、ステップアップしたい登山者の皆さんの頼もしい見方です。 → Happy's Mountain Guide   

Yukkyと歩いたカリフォルニアのトレイルはこちらから → “秋色のビショップ周辺ハイキング ― Baboon Lake via Blue Lake in John Muir Wilderness ―”




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大山分岐から約20分、焼山から約1時間で大山(1,540m)に到着。 066.gif




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岩峰なのでそこそこ展望は良い。が、意外と樹木に覆われている。




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東側は大ナゲシ赤岩岳両神山などの県境の山々の眺望が得られる。 072.gif 072.gif 072.gif




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西側には登ってきた天丸山が低く、その奥には昨年登った帳付山が見える。 右奥には諏訪山、そして昨日登った御座山が霧の中にうっすらと浮かんでいる。 → “北相木村 御座山は八ヶ岳の展望台     Mount Ogura in Kitaaiki, Nagano”




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大山ピークで展望を楽しんでいると、あっという間に霧がわいてきた。 005.gif




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大山ピークから北尾根の下降はかなりの急峻な斜面となる。 008.gif




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赤テープなどのマークを頼りに踏み跡を追う。  042.gif




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北尾根上部は右側(東側)が切れ落ちた尾根を行く。 急な岩場にはフィックスロープが要所要所にある。 034.gif




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徐々に左の山腹寄りに行くが、踏む跡は不明瞭だ。 008.gif




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ようやく傾斜が緩やかになり、左の支尾根にトラバースして、歩き易い支尾根を降る。 043.gif




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短い植林地帯を抜け天丸沢の支流に降り、荒れた沢筋を下流に向かえば右手に大岩壁が迫る。 




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岩壁基部を行き天丸沢右俣本流に合流すれば天丸橋まではすぐだ。 070.gif

今回のルート周辺は、西上州の中でも最も登られていないエリアである。 天丸山北稜は現在は廃道となっている。 また、大山北尾根もとても急峻な尾根である。 焼山への縦走路もヤセ尾根が続き、巻き路は不明瞭である。 上級者ルートなので初心者同志では絶対に行かない方がよいだろう。 しかし、連続する岩稜歩きは適度な緊張感があり上級ハイカーには楽しいルートだと思う。

本ルートのマップ: yahoo! map
私のこのトレイルへの評価: 4★ 上級者向け
行程距離: 約5km(社壇乗越~P1~P2~P3~天丸山~倉門山~大山分岐~焼山~大山分岐~大山~天丸橋)
標高差: 約+400m/-560m
実動時間: 約6.5時間 (社壇乗越~天丸山 約2時間、天丸山~焼山 約1.2時間、焼山~大山 約1時間、大山~天丸橋 約1.5時間、ランチ他休憩 約0.8時間)


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by dream8sue | 2016-11-14 20:27 | 群馬県 西上州エリア | Trackback | Comments(0)

北相木村 御座山は八ヶ岳の展望台     Mount Ogura in Kitaaiki, Nagano

Sunday, November 13, 2016
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御座山(おぐらやま)は長野県の北相木村と南相木村の村界尾根上にある。 メジャーな登山口は南相木村の不動の滝をたどるルートであるが、今回私達が歩いた長者の森コースの登山口は北相木村になる。  八ヶ岳の展望台のような山で、八ヶ岳のすそ野に広がる紅葉の森がまるでグランドキャニオンのようだった。 展望だけなら5★の素晴らしさだ。 その雄大な展望を見るだけでも登る価値のある山だと思う。 




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<マイカーの場合>
北相木村の長者の森登山口ということで、今回は群馬県上野村から県道124号線でぶどう峠を越えてアクセスした。 ぶどう峠から2.6kmほど長野県側に降った三叉路に長者の森入口の案内板がある。 県道124号線は冬季には閉鎖される道路なので要確認。 034.gif
長者の森はロッジやりっぱな宿泊施設もある大きなキャンプ場で、テニスコートの隣に30台くらい収容可能なパーキングがある。 → 北相木村 長者の森 公式サイト



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パーキングから相木川を渡り野外ステージなどがあるキャンプ場の中を南に進む。 やがてカラマツ林のトレイルとなる。 




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さすがに11月の信州は寒い。 落ち葉に霜が降り晩秋の面持ちである。




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カラマツの森には大きなシダがいっぱい。




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カラマツの森から雑木林となる。 トレイルは道幅も広くよく整備されている。 070.gif




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パーキングから1時間強で赤い鉄塔が現れるので一休みしていこう。 063.gif




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鉄塔からは、ダケカンバなどの自然林の明るいトレイルをひと登りすれば、御座山から北に派生している尾根上にのる。 また、ここで白岩登山口からのトレイルが合流している。




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合流点を左(南)へ進み、露岩のある尾根を越えて行けば見晴台への登りとなる。




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コケが元気だ。 多くの植物が枯れていく時期に、青々したコケの存在は嬉しい。 ニョキニョキ出ているのは胞子かしら? 可愛いいね。 056.gif




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やがて植生がツガとシャクナゲへと変わる。




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カラマツの落ち葉はとても滑るので、特に下山時にはスリップに注意しよう。 034.gif




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カラマツで覆われた階段状の木の根を登り上げると、そこは展望台(1,750m)だ。 西側の展望が開けている。 It's a brown forest! 005.gif 072.gif




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進行方向(南方面)には前衛峰が大きく見える。




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御座山の中腹はツガの原生林に覆われているが、そんな中にもダケカンバやナナカマドなどの広葉樹が混在している。 葉を落としたダケカンバの白い枝ぶりが美しい。 072.gif




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シャクナゲのトンネルの中を進み高度を上げていくと前衛峰(1,992m)に着く。 ようやく御座山が見えてきた!




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前衛峰からの下りは、ちょっとした岩場なので気をつけてね。 034.gif




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鞍部まで降りると、 “下新井登山口” への道標がある。 こんな登山口があるのか?と思ったら現在は廃道になっているようだ。




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鞍部を過ぎるといよいよ最後の急登が始まる。 ここもシャクナゲの群落がすごい。 花期の時季はいいだろうな~ 043.gif 072.gif




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最後はツガの森をひたすら登る。 大きな根を張るツガの木には、根っこの部分に空洞がある。 小動物のねぐらかしら? 037.gif




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急登が終わると山頂の避難小屋が現れる。 約20人収容可能な綺麗な避難小屋である。 




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御座山のピークへは、避難小屋の西側の岩稜帯を行く。




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西側面は絶壁で足元からスパッと切れ落ちている。




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その絶壁をのぞき込んでみたが、怖くてこれ以上は縁に近づけない。 Sooooo scary! 008.gif




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すそ野には、紅葉の海が広がっている。 005.gif




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御座山(2,112m)のピークからは、西側に八ヶ岳が一望できる。 その左奥には南アルプス、右には蓼科山や北アルプスの山並みが見える。 072.gif




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ズームで見る八ヶ岳には早くも雪がついている。




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八ヶ岳の手前に2本の角の様に飛び出たピークスは天狗山(左)と男山(右)のようだ。  この2つのピークスもいつか歩いてみたいな~。




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八ヶ岳やアルプスの山波以上に目を引くのが、眼下の岩山と雄大なカラマツの森だ。 072.gif




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まるで戦艦のような眼下の岩山へはトレースがあるようだ。 先端まで行ってみたいな~ そして、遠くに浮かんでいるのは浅間山群かな。 




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東側に目を向ければ西上州の山々が展開している。



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南側には甲武信岳や瑞牆山、さらに両神山まで見える。 まさに360度の大展望で、もうお腹いっぱい。 072.gif 072.gif 072.gif かねてから登ってみたいと思っていた山だけに、登れて大満足。 049.gif  帰路は往路を戻る。

本ルートのマップ: yahoo! map
私のこのトレイルへの評価: 4★ 中級者向け
行程距離: 約10km(長者の森登山口8:20 ~鉄塔9:40 ~白岩コース分岐~前衛峰1992m~御座山12:30 -13:30 ~前衛峰~白岩コース分岐~鉄塔15:10 ~長者の森登山口16:20)
標高差: 約880m
実動時間: 約8時間 (登高約4時間、下降約3時間、休憩約1時間込み)




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おまけ124号線を長者の森から2kmくらい西に行ったところにあるダム湖(加和志沢湖?)の紅葉が綺麗だった。 この時期、長者の森のトイレは閉鎖しているが、このダムサイトのトイレは使用可能だった。 ダムサイトでは、ムラサキツメグサもまだ頑張って咲いていた。 

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by dream8sue | 2016-11-13 17:13 | 長野県エリア | Trackback | Comments(0)

安中市松井田町 妙義山 西大星直登ルート     Nishitaisei in Mount Myōgi, Gunma

Sunday, November 6, 2016
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2015年の春に御岳ルートから丁須の頭を登った時に見た西大星がかっこよかった。 そして、いつかは登りたいと思っていた。
西大星はバリエーションルートであるが、そのピークへのルートはいくつかあるようだ。 ピークハント優先なら鍵沢を上流まで登ってから支尾根に取り付きルンゼやチムニーを登る方が易しいようだ。 が、どうせ登るなら北尾根から極力真っ直ぐに登りたい。 いろいろ調べる中に、 “打田氏の「藪岩魂」の延長のつもりでいくと危険” などとのコメントもある。 う~む・・「藪岩魂」の愛読者としては裏を取らなくてはいけないな~ということで、知り合いのサーティーン・クライマー(13歳じゃないよ)2名と、ツゥエルブ・クライマー(12歳じゃないよ)1名の最強メンバー + 藪岩ハイカーの私で行くことにした。




f0308721_2113913.jpg<マイカーの場合>
国道18号線で長野県方面に走り、横川駅を過ぎたら旧道に入る。 旧道に入って最初のヘアピンカーブの手前を左に曲がる。 左に曲がるとすぐに左へ下る狭い道がある。その道を降りたところに写真の “麻苧の吊り橋” がある。 吊橋を右に行ったところに広いパーキングがあり、公衆トイレもある。 





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西大星北陵の取付きは、始めは鍵沢ルートを行く。 麻苧滝不動尊へ行く“麻苧の吊り橋”を渡り、麻苧滝や御岳ルートとは反対の右へ行く。 2羽のオシドリが仲良く泳ぐ池の西端に鍵沢ルートの登山口がある。 道標に従って山路を行けば、崩壊した旧登山道に代わって作られた急な尾根のクサリ場に行き着く。 2015年春には急場処置でフィックスロープだけだったが、現在はクサリとアルミ製のハシゴが設置されている。 だが、それにも関わらず、一般ルートとは思えないほどの足場の悪い急斜面である。




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いきなりの急傾斜をこなし、左へ山腹トレイルを行き、ガレ沢を渡った先の尾根の右上に石祠と碑がある。 ここが北稜の取り付きである。




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藪尾根を登ればすぐに小さな岩塊が現れる。 妙義の藪岩尾根らしい雰囲気に身体を慣らしながら登っていくと、程なくして紅葉の中にP1、P2と思われる岩塔が姿を現す。 005.gif 004.gif




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岩塊を2つ、3つ巻いて進み、一際大きな岩塔に行き着く。これがP1かな? ここは岩塔の基部を右から簡単に巻ける。




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f0308721_2181481.jpg続くP2?(地図上の712mあたり)の岩塔は左から巻く。
側壁のへツリはスタンスを慎重に探して一歩一歩確実にね。




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やがて、眼前に西大星が現れテンションが上がる。 う~ん、登れるかな~ 008.gif




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はやる気持ちをおさえて、まずは目の前の障害をひとつひとつこなしていこう。 プチ蟻の塔渡りのようなナイフリッジを渡るが、幅が狭く結構怖い。 008.gif




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その先には、短いチムニー状の岩場の下降があるが、スタンスが無く難しい。 でも、クライマー集団はフリーで行っちゃうんですね~。ふぅ~ 042.gif




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お、そろそろ奇岩がちらほらと姿を現す。 017.gif




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Oh!ここが渡り廊下のような岩稜だ。 なかなか見事な自然の造形だね~。 072.gif




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渡り廊下周辺からは右側(北)に山急山の岩山が鉄塔の奥に見える。 以前登っているが、あんなに大きな岩山だったのか~と改めて認識した。 005.gif
山急山に興味のある方はこちらから → “安中市松井田町 静かな山急山で大展望を独り占め   Sankyuzan in Annaka, Gunma”




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左側(南)には鍵沢の紅葉と、御岳尾根が逆光の中に黒く浮かんでいた。 072.gif




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渡り廊下の先に立ちはだかる岩場を右に巻くと、紅葉した樹木の奥に奇岩群が現れる。




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奇岩群の岩塔は右のスラブ帯を巻く。




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巻きながら上を見上げれば、左端の奇岩は宇宙人カネゴンみたいだ。 005.gif 037.gif




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スラブの右側の段差を登れば奇岩群に近づける。  宇宙人カネゴンはキノコ岩だった。 




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f0308721_230563.jpgリッジを乗り越えて、反対側からこの奇岩を見ると、空に向かってたたずむ人のようだ。(誰がよんだか お坊さん岩)このお坊さん、きっと泣いているね。 何故かって? 034.gif

だって、喉のあたりに大きなスズメバチの巣ができているのだ・・Oh My God!  002.gif





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奇岩群から続く岩場は、左の側壁をトラバースして、西大星本峰へ続く尾根へと進む。 




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振り返れば、先ほど歩いてきたP1、P2,渡り廊下の岩稜が紅葉の海に突起して、まるで白波の様だ。 005.gif




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そして、目指す西大星本峰の周辺には、遠くからは見えなかった針峰がニョキニョキと林立しているではないか。 005.gif
西大星北稜を登ったレポートを読むと、針峰や本峰には登らずにこのあたりで下降をしていることが多い。 ここまでなら楽しい奇岩巡りのハイキングとして、 “藪岩魂” レベルのハイカーなら来られるかもしれない。 しかし、ここから先はルートも複雑になり、岩登りの技術が不可欠だ。  034.gif
登山口からここまで約2時間30分。 私達はここまでフリーで登ってきたが、本峰を前にしてここでハーネスを装着して気合を入れる。  045.gif




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いよいよ西大星への登攀となる。尾根を行くと本峰の手前の小岩峰が行く手をさえぎる。 直登できるかと探ってみたが、青いロープが残置されたドスラブで、プロテクションが取れない。 ここはあえて登らなくても良いかと思い左のルンゼに15mほどラッペルして小岩峰を巻くことにした。 が、ここは右から巻く方がラッペルしなくて済んだようだ。  




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急な落ち葉の詰まったルンゼを四つ足で這い上がり、 5mくらいの壁(Ⅲ級くらい)を細かいスタンスをひろって登る。 042.gif



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さらに右か左かルート取りに迷いながらも、右寄りのルンゼを登る。 この辺りが一番ルートファインディングの難しい場所のような気がする。 039.gif




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足場の悪いルンゼを右寄りに登ると、ペツルのボルトが打たれたフェイスがある。 ここが本峰手前の針峰(P5?)へ直登するルートの取り付きのようだ。 Ⅲ級くらいの岩場をロープ確保でカンテに登りあげる。




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この高度感の中でのクライミングとなるわけで・・・ 008.gif




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カンテからは、右の岩場の展望がさらに高度感をもたらす。 008.gif




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そして、左側に本ルートの核心部(Ⅳ級くらい)が待ち受ける。 左手のホールドが無く、右手の一手が遠い。 左手の浮いた草付きを騙し騙し掴んでどうにか登ったが、私はフォローでも怖かった! サーティーン・クライマー達は余裕のクライミングだ。さすがです! 038.gif




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そして、藪岩をもう1ピッチほど登れば針峰のピークに着く。 ピークからは左側(東)に御岳ルートの尾根の全容が見える。




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f0308721_2442452.jpgもちろん、その先頭には丁須の頭が特徴的なハンマー型の岩塔をのぞかせる。 

ズームして見れば、紅葉シーズンの休日とあって丁須の頭もハイカーで大賑わいのようだ。 024.gif 




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さて、針峰からはいったん本峰とのコルへ約40mのラッペルとなる。 残置のスリングが足場の悪い岩壁のエッジ近くの木にあるが、私たちは足場の良い木に青スリングを残置してラッペルした。 




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約40mのラッペルは途中で完全に空中懸垂となる。 008.gif




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ラッペルするSue。




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ラッペルしながら北側の景色を撮影した。 上信越自動車道の高架が見下ろせる。 072.gif




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ラッペルの着地点からルンゼをコルに登り上げ、反対側のⅢ級くらいの岩場を登る。 




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岩場から落ち葉の詰まった急なルンゼを登りつめれば、藪の生えたフラットなピークがある。




f0308721_248895.jpg本峰はさらにその先のピークのようだ。
30分ほどランチ休憩した後に本峰に向かう。
遠そうに見えた本峰は意外と近く5分くらいの歩きで到着。
ランチライムを除いて約5時間で到着だ。
足元に釜飯の釜の破片が落ちていた。 013.gif
往年のクライマーのランチかしら? 039.gif 037.gif





f0308721_2504995.jpgf0308721_251287.jpg
本峰からは北西方面の展望が良い。 浅間山は残念ながら雲がかかっていたが、恩賀の高岩や稲村山が北側の空間にジオラマの様に展開している。 043.gif




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そして、南西方向には、裏妙義の赤岩、烏帽子岩の岩塔が連なり、三方境の峠を越えて谷急山が悠然と鎮座している。




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さて、下降は本峰と針峰のコルまで戻ってルンゼを鍵沢側に下ることも考えられるが、私たちは南峰側から東面のルンゼを降り鍵沢へ下ることにした。 まずは本峰から15mくらいのラッペルで下部尾根に降りる。 071.gif




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尾根から南峰の左側をトラバース(赤線)して、末端のピナクルとのコルの上から30mくらいのラッペル(黒線)で一気にルンゼに降りる。




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ルンゼ内に降り立ちロープ回収。




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急なルンゼを降る途中にも、ボルダーの詰まった小滝がありラッペルで下降する。 ここも5mくらいは空中懸垂となる。 ここでロープの出番は終了。 ちなみに、この小滝は右岸をクライムダウンで降ることも可能のようだ。




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鍵沢を目指して、ホウノキのような大葉で覆われた斜面をかけ降る。 




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本峰から下降を始めて約1時間で鍵沢ルートと合流。 ここからは御岳ルートの下降路と同じなので、そちらを参考にしてほしい。 → “群馬の駅からハイク vol.6 : 安中市 妙義山 御岳から登る春霞の丁須の頭  Chosunokashira in Mt.Myōgi”

鍵沢ルートの第二不動ノ滝は、渇水期とあってだいぶ水量が少ない。 鍵沢ルートと合流してから1時間ほどで登山口にもどった。 059.gif

休憩込みで8時間というスピードは、経験豊かなクライマー集団のお陰だ。 承知のことと思うが、ここは一般ハイキングルートではない。 上級者ハイカーなら可能な藪岩ハイキングとも違う。 登攀要素が強いエリアなので、十分なクライミング経験者か山岳ガイドと同行してね。 034.gif
なにせ妙義山は、群馬県下の山岳事故において、ギネス入りしている谷川岳に次ぐ、県下ワースト2の死亡事故多発山岳だということをお忘れなく。 005.gif 034.gif  

本ルートのマップ:yahoo! map
私のこのルートへの評価: 4★ 上級者向け(岩登り、懸垂下降あり)
行程距離: 約5km(鍵沢登山口7:00~北稜取付き~P1~P2~奇岩群~針峰(P5)~本峰12:30 ~南峰から下降~鍵沢コース合流~鍵沢登山口15:00)
標高差: 約630m
実動時間: 約8時間 (休憩込み)

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by dream8sue | 2016-11-06 01:40 | Rock Climbing | Trackback | Comments(0)

上野村 紅葉のマムシ岳再訪     Mount Mamushi in Ueno, Gunma

Saturday, November 5, 2016
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秋は低山のシーズンだ。 私の好きな西上州の藪岩尾根も歩き頃である。 当初はサスの峰という神流町の針峰に行く予定だったが、諸般の事情で上野村のマムシ岳に変更。 前回、マムシ岳を歩いたのは昨年2015年の新緑の頃だった。 西上州フリークなら誰でも知っている “藪岩魂” の著者である打田鍈一氏の案内であった。 → “上野村 マムシ岳で藪岩ハイキング     Mamushidake in Ueno,Gunma”
同ルートのレポートは避けたいのだが、今回はあまりにも本ルートの紅葉が良かったので秋バーションのマムシ岳ということでレポートしたい。 045.gif




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<マイカーの場合>
南牧村と上野村間に “湯の沢トンネル” が通っているので、国道254号線(上信越自動車道利用なら下仁田IC下車)から南牧村に入るのが良いだろう。 湯の沢トンネルを越えて上野村に入り国道299号線に合流したら左折して東に走る。 上野村ふれあい館の少し手前にある楢原郵便局を右折し県道124号へ。 浜平温泉しおじの湯を左手にみて、そのまま県道124号線をぶどう峠方面に7~8km走る。
マムシ岳の取付きは “キリンテ登山口” であるが、マイカーは下山口である、 “ゲンナイ登山口” (看板の前に2台可能)に停める。 高崎駅からゲンナイ登山口まで高速道路をつかわないで、早朝の交通状況下で約1時間ほどだ。  059.gif




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ゲンナイ登山口から県道124号線をキリンテ登山口まで3kmほど歩く。 070.gif




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道路脇には、岩山の沢沿いに生育するというシオジの木々が美しい。  072.gif 




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あたりの山々の紅葉を見ながら林道をのんびり歩くこと約45分、キリンテ登山口に着く。 林道のガードレールの間から、今にも壊れ落ちそうな丸太橋で日向沢を渡る。 008.gif 




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丸太橋を渡り左の踏み跡を行けば、谷側が急傾斜になった山腹のトレイルを右巻きに進む。 10分程でキリンテ尾根に合流して、尾根を左に登れば鉄塔の下に出る。 私たちは、ルートを誤りキリンテ尾根の末端から取り付いてしまって、ひとつ下の鉄塔に出てしまった。 008.gif




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正規の鉄塔から尾根をガンガン登る。 いくつかの岩塊を乗り越え、さらに行くとトラロープが張られた急傾斜の岩場となる。 このフィックスロープ帯が本ルートの核心部だろう。 009.gif 足場も悪く脆そうな岩場なのでフィックスロープがありがたい。 ちなみに、このロープも打田氏が昨年張ってくれたものだ。 打田さん、ありがとうございます。 040.gif




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フィックスロープ帯を過ぎると傾斜も緩み歩き易くなる。




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そして、キリンテの頭(大岩の頭)直下の岩場は左巻きに踏み跡を追う。 この辺りからツツジの紅葉が目立つようになる。 005.gif 072.gif




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キリンテの頭では、右からボンデン山からのトレイル(尾根)が合流している。 南側の展望が良い。 072.gif




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キリンテの頭から稜線を西にたどる。 070.gif




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おや、ツツジの紅葉に混じってパープルの花が・・・咲く季節を間違えたミツバツツジだね。 ラッキー! 紅葉も綺麗だけど、やはり花はいいね。 024.gif 043.gif 056.gif




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東西に伸びる主稜線なので日当たりが良く、紅葉も鮮やかになってきた。




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モミジ! いいね~ 072.gif 049.gif




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紅葉に高揚しながら(笑)歩いていると、いつの間にかマムシ岳直下の凹角の岩場に着く。 ここもフィックスロープをお助けに登る。 042.gif




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凹角の岩場から少し西に行けばマムシ岳(1,307m)山頂だ。 キリンテ登山口から約2時間強。 066.gif 059.gif 南に奥秩父の山々が連なる。 072.gif




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北には十石峠を挟んで西上州の山々が連なる。 072.gif




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ポカポカの秋の陽ざしの中で早いランチタイム。 063.gif  足元にはコメツツジが真っ赤に紅葉している。 秋のマムシ岳、いいじゃん! Two thumbs-up! 049.gif 049.gif




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本ルートのハイライトは、マムシ岳のピークから続く岩稜帯である。  072.gif 070.gif 060.gif




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マムシ岳からツツジの群落の中を降り、岩峰基部の外傾バンドを右から巻き降る。




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小岩峰のアップダウンとなるが、紅葉の美しさのお陰で登行の苦しさは気にならない。 072.gif




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倒木のある脆そうな岩峰を北側から巻くSue。 バックはマムシ岳。




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続く10mの岩峰を正面から登る。 何故かトングが残置されている。 森の熊さんが食事の時に使うのかな? 039.gif 037.gif 035.gif




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この岩峰からの展望は、マムシ岩のピークより良い。 マムシ岳のバック(東)には、西上州の秘峰、諏訪山や、百名山コレクターに人気の両神山が見渡せる。 072.gif




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南の青い山々は、先日はじめて登った日航機の墜落現場の御巣鷹尾根あたりだろうか? → “上野村 昇魂の御巣鷹尾根 高天原山と大蛇倉山    Mount Takamagahara & Daijyagura in Ueno,Gunma ” 




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10mの岩峰からはナイフリッジの下降なので、足元に気をつけよう。  034.gif




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北側の展望は、この辺りが最後の景色となる。  072.gif




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トレイルは樹林帯に入り、ヤセ尾根が続く。 展望は無くても、今度は低木の紅葉が楽しめる。 072.gif




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左右切り立った尾根(特に左側)歩きとなるが、樹林帯なので高度感はさほど無い。  




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日向沢側の紅葉が、尾根の木々の間からのぞく。  072.gif




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目指す峠(マムシのコル)までは、アップダウンを繰り返しながら標高を上げていく。 そう、峠なのにマムシ岳よりも標高が高いので結構長く感じられるかもしれない。 042.gif




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でも、この間も紅葉がすごいよ。 やはり紅葉には青空が似合うね。  006.gif




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黄葉も意外といいね。 おぅよぅよ~(およよ~)  037.gif




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なんて・・紅葉三昧で立ち止まることが多く、ようやく着いた峠(マムシのコル)




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峠からはゲンナイ登山口を目指し、日向沢側へ一気に降る。 始めは整備されたカラマツ林のスイッチバックのトレイルである。 やがて日向沢の支流に至り、下流へ進む。 沢筋に生える樹木はまだ紅葉には早いようだ。 モミジの葉もうっすらと赤い程度だ。 ちょっとセクシーだね。 037.gif




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やがて、沢を何度か渡渉する。  




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最後は、右岸の雑木林を行けば日向沢に合流する。




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日向沢は、イワナやヤマメなどの魚影が多い清流だ。 日向沢を渡れば、そこはもうゲンナイ登山口である。

本ルートのマップ:yahoo! map
私のこのトレイルへの評価: 4★ 中級~上級者向け
行程距離: 約6.6km(ゲンナイ登山口7:45 ~キリンテ登山口~キリンテ尾根上の鉄塔~キリンテの頭~マムシ岳 10:40 ~マムシのコル12:30 ~ゲンナイ登山口13:10)
標高差: 約540m
実動時間: 約5.5時間 (休憩込み)

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by dream8sue | 2016-11-05 22:45 | 群馬県 西上州エリア | Trackback | Comments(0)