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新城市 山全体が天然記念物の鳳来寺山     Mount Horaiji in Shinshiro, Aichi 

Sunday, February 19, 2017
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仕事で愛知県に滞在して、早2ヶ月が過ぎた。 社員寮という名のお城に閉じ込められたお姫様状態。 これは自力で城から脱出して自然の野山へ向かうエピソード2である。 006.gif
豊田市の猿投山(さなげさん)に引き続き神社仏閣に由来する山である鳳来寺山(ほうらいじさん)へ行ってきた。 鳳来寺山は、大河ドラマの舞台になっている三河(愛知県東部)に位置する標高684mの宗教色の強い山である。 このタイプの山は好きではないのだが、山全体が国の名勝であり、天然記念物に指定されているということなので一見の価値があるのではないかと思い訪れた。 (Top写真は新城市のポスターより)




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<公共交通の場合>
名古屋方面からJR東海道本線(豊橋行き)で豊橋駅まで行き、JR飯田線に乗り換えて、本長篠駅にて下車。 本長篠駅前バス停から豊鉄バスの “田口” 行き(田口新城線)で鳳来寺バス停降車。
土日祝日はバスの便が少ないので事前に時刻表を確認しておいた方が良い → 豊鉄バス時刻表
バス停の隣は無料パーキングになっているので、マイカー利用の場合はこちらに駐車可能だ。




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バス停横の三叉路を右に進むと、門前町の風情を残す参道が続く。 鳳来寺山は、 “声の仏法僧” と言われるコノハズクが生息することでも有名らしい。 登山口(表参道石段下)の手前にある鳳来寺自然科学博物館ではコノハズクの鳴くビデオが見られる・・と案内板に書いてあった。 003.gif




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この日は、天気は良いものの風の冷たい日であった。が、参道には白梅や蝋梅が咲き、気持ちをほっこりさせてくれた。 056.gif 043.gif




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バス停(パーキング)から1.2kmほどで登山口ともいうべき、樹林帯の中に続く石段の下に着く。 061.gif




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まずは1425段の石段を鳳来寺本堂まで登る。 1425段!長ッ! 005.gif 008.gif




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右手の樹林帯の奥に岩壁が見えてくると、やがて徳川家光が1630年に着工したという仁王門が現れる。 仁王門は国の重要文化財に指定されているらしい。 027.gif 045.gif




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仁王門を過ぎても、いや、むしろ過ぎてから延々と石段が続く。 008.gif




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仁王門からさほど離れていない場所に、日本一高いとされる樹齢800年以上の “傘杉” がある。




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高さ約60m! 大きい! 005.gif




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さらに進むと、城壁を思わせる石の壁が現れる。 石壁の上から左(西)へ馬の背岩展望台へのトレイルを分ける。下山はこちらの馬の背岩展望台を経由して登山口まで戻ることにしよう。 045.gif




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休むことなく石段を登って、パーキングから約1時間で鳳来寺本堂に到着。 本堂のバックにそびえる大岩壁がすごい! 1425段の石段を登らないと本堂まで来れないのか?といえば、そんなことはない。 東側に鳳来寺山パークウェイという車道があるので、一般参拝者も容易に来られる。 
ちなみに、土日祝日には鳳来寺山パークウェイのパーキングまでアクセスするバス便があるので、石段登りを避けたいハイカーはバスを利用する方法もある。 034.gif




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さて、本堂からは、本堂の西側バックサイトの石段を登り山腹に着いたトレイルを行く。 石段とスチールの階段を交えながら急登をこなして不動堂の前を通る。




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“六本杉” を過ぎて西方向に尾根を廻り込むように奥の院へ向かう。 奥の院の手前には “清浄水” という井戸?がある。 水源など無さそうなドライな地形なので “え!こんな所に?” と驚く水場だ。




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朽ち果てた奥の院から尾根を北に10分ほど行くと、木立に囲まれた展望の悪い鳳来寺山頂である。 066.gif




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鳳来寺山頂から5分ほど北へ行った所に、展望の良い瑠璃山(695m)があるので寄って行こう。 瑠璃山の小さな岩塔に立てば北側には宇連山などの奥三河の山々が連なっている。 そして、その山々へは良く整備された東海自然歩道が続いている。 また、遠方には南アルプスの白い頂も望める。 072.gif 




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東側の展望も素晴らしい。 青い山脈の上空には飛行機雲が空の道を描いていた。 072.gif 043.gif
どこまでも奥三河の山々へ歩いて行きたくなるが、ランチタイムを終えたら、鳳来寺山へ戻り、そこから東に続く自然観察路を周回し本堂へ戻ることにする。 063.gif 070.gif




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鳳来寺山頂からやや下り坂のトレイルを行くと、程なくして天狗岩?かと思われる岩場(実際は名無しの岩場)が現れたので、岩の上に登ってみた。 




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南側の展望が開け、三河湾がはるか遠くで輝いていた。 072.gif




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さらに良く踏まれたトレイルを行くと、壊れそうな休憩舎のある天狗岩に着く。 042.gif




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アルプスの山のような迫力はないが、無数に重なり合う山々が創り出す複雑な地形こそが奥三河の魅力なんだね。 045.gif




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眼下には鷹打場展望台と思われる岩場が見えている。




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では、その鷹打場へ向かって先を急ごう。 緩やかなトレイルは所々で大岩の横をすり抜ける。




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そして陽当たりの良い鷹打場展望台に到着。 鷹打場は展望も良く、石のテーブルもあるので休憩ポイントには最高の場所だ。 063.gif 043.gif




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先端の岩場の先は断崖絶壁なので、はしゃぎすぎて落ちないようにね。 034.gif




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鷹打場分岐に戻り、鳳来寺方面(西)へ進む。 070.gif




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歩き易い緩やかな山路をしばらく降れば東照宮に着く。 東照宮から鳳来寺本堂までは西に300mだ。




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本堂から表参道の石段を降り、石の壁の上から馬の背岩展望台方向へ進む。 070.gif




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辺りは深い森で、樹木の基部には緑の葉が覆っている。  043.gif




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馬の背は短いヤセ岩稜で、岩稜の先には古い休憩舎がある。 そこからは鳳来寺本堂が見える。




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稜線に目をやれば、鳳来寺山方面の岩峰も見えている。 072.gif  この辺りの山は、かつての火山活動の名残りをとどめる火成岩でできているらしい。




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馬の背岩展望台からは、やや荒れた感じのトレイルを仁王門まで下る。 042.gif




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仁王門からは往路でバス停まで戻る。 帰路は馬の背岩展望台へ回ったことで膝に悪い長~い石段の下りを避けることができた。 瑠璃山や鷹打場展望台からは、700mに満たない低山とは思えない素晴らしい景色を楽しむことができた。 何てったって山全体が天然記念物だからね。 049.gif

本ルートのマップ:yahoo! Map
私のこのトレイルへの評価: 4★ 初~中級者向け
行程距離: 約8km(鳳来寺参道入口‐石段下‐仁王門‐鳳来寺‐鳳来寺山‐瑠璃山‐鳳来寺山‐天狗岩‐鷹打場展望台∸東照宮‐鳳来寺‐馬の背岩展望台‐仁王門‐階段下‐鳳来寺参道入口)
標高差: 約500m
実動時間: 約5.5時間 (バス停~鳳来寺 約1時間、鳳来寺~瑠璃山 約1時間、瑠璃山~鷹打場 約1.5時間、鷹打場~バス停 約1.5時間、休憩0.5時間込み)




【おまけ:石雲寺のセツブンソウ】
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マイカー利用なら、鳳来寺山から名号へ移動して石雲寺のセツブンソウを見に行こう。 うめの湯(新城市名号字袋林28‐2)という温泉施設が向かいにあるので、うめの湯をターゲットにするとよいだろう。
私は、初めて見るセツブンソウに大感激。 節分の時季に咲くのでセツブンソウと言うらしい。 節分は過ぎていたがセツブンソウは満開だった! ハクサンイチゲを小さくしたような花だな~と思ったら、同じキンポウゲ科の花のようだ。

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by dream8sue | 2017-02-26 18:41 | 愛知県エリア | Trackback | Comments(6)