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佐久市 佐久の岩場でクライミング     Rock Climbing at Saku-Siga Rock in Saku,, Nagano

Sunday, February 11, 2018
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2018年になってから3回ほど長野県佐久市方面にクライミングに通っている。
佐久の岩場は、知る人ぞ知る、いわば地元ご用達の岩場。

そんな岩場へ、よそ者がのこのこ行くのは気が引けるが、
実は開拓者の清水博さんとは顔見知りで、その昔、手書きのTOPOをいただいた経緯がある。

地元集落との摩擦もあるらしく永久非公開の岩場なので、
アクセスの詳細は伏せるが、備忘録として簡単に記録する。

岩質は凝灰岩で、岩の全面に横筋が入ったような模様が特徴的である。
この横筋は、一見カチホールドに見えるが、実は指のかかりが悪いスローパーが多いので、
見た目に騙されて取り付くと痛い目にあうよ。



【ひなたエリア】
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いくつかあるエリアの中で、冬場の日当たりの良いのが、その名の通り【ひなたエリア】である。
陽当たり良好だが、風が通るので、風の強い日は要注意かも。
5.9~5.10くらいの比較的易しいルートが多く、いつも数パーティーが取り付いている人気エリア。



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そんな ひなたエリアにあり、 “ネクスト・ウィーク(5.11b)” は、下部のハング越えが難しい5.11台のルート。



【黄昏2エリア】
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黄昏エリアは、1と2があるが、2の方が午前中の陽当たり抜群で冬場にはお勧めだ。
黄昏2エリアの初めの一歩は、 “道しるべ(5.10a)” からっしょ!



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道しるべの右隣にある “万華鏡(11a)”



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万華鏡の上部ハングを登る同行者。



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道しるべの左隣にある “天使の誘惑(10a)” の核心は上部のフェイス。



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比較的新しいルートで、“登竜門 (5.11a)” は被り系ルート。 



【奥の奥の院エリア】
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【奥の奥の院エリア】と【奥の院エリア】は、1日中陽当たりが良く、
風当たりも少なく、周辺に雪が残っていても暖かかった。

しかし、ルート名もグレードもはっきりしない。
佐久の岩場の特性を知ったうえで、ルートを見極めて取り付くこと。



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奥の奥の院にあるつるつるのフェイスの岩。



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ボルト3本くらいの短いルートのあるフェイス。



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中間にクラックのある5.10cくらいのルートは、中間のクラックと上部のフェイスが難しい。
ザラザラの岩で、ジャミングすると痛い!痛い!



【奥の院エリア】
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奥の院エリアの比較的すっきりした10cのルートは面白い。
核心は終了点周辺のフェイス。



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その右横のクラックと側壁を登る5.11aのルート。
見栄えがするね~いつか触ってみたいな~



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5.11台が3本横並びにあるフェイス。

・・と言った具合に、TOPOがあって無いようなもの(一応、手書きのTOPOが岩場に置いてあるようだが・・)なので、
TOPOをあてにしてはいけない。

佐久の岩場は、5.10 ~5.11のルートが多く、初級から中級のクライマー向けである。
エリアは他にも【一本杉エリア】、【けやきエリア】、【大天社エリア】などがある。

前記した通り、この岩場は地元の承認が得られていない私有地にあり、
利用者のマナーが問われるセンシィティブな岩場なので、利用に際しては下記厳守でお願いします。

                          ・林道への車の出入り禁止!
                          ・ガスコンロなどの火気厳禁!
                          ・ゴミの持ち帰りなどの環境への配慮をすること。
                          ・無事故への絶対的な安全対策をすること。
                          ・地元の方への挨拶など、摩擦軽減への姿勢をとること。


利用者は、マナーを守って、いつまでも登らせてもらえるように心掛けましょう。


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by dream8sue | 2018-02-11 02:04 | Rock Climbing | Trackback | Comments(2)

足利市 石尊山から猪子峠を経て仙人ヶ岳を歩く     Mount Senningatake in Ashikaga, Tochigi

Saturday, February 3, 2018
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2018年になって関東圏に2度目の降雪があった2月上旬、
栃木県足利市と群馬県桐生市の県境にある仙人ヶ岳を歩いてきた。

アプローチは足利市側からで、仙人ヶ岳の南側にそびえる石尊山と深高山からの縦走である。
深高山から猪子峠へ150mほど降り、仙人ヶ岳へ登りかえした後、
さらに南西へ伸びる尾根を白葉峠まで歩くという長いルートである。

里山ではあるが、猪子峠を境に北と南に分かれる2つのルートを繋げた形で、
アップダウンも多く、見た目以上に消耗するルートである。



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<公共交通の場合>
JR両毛線の小俣駅で下車。
駅の西側にある踏切から線路を横断して、 “小俣小学校前” の信号より県道218号線をひたすら北上する。
約1時間(約3.5km)ほど歩けば、のどかな田舎風景の中に石尊山が見えてくる。

なお、石尊山登山口までは、足利市生活路線バス(アッシー)が運行しているが、小俣線のダイヤが非常に少なくハイキングには使いにくい。


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登山口の石尊不動尊には、県道に大きな案内板があるので見落とすことはないだろう。
しかし、0.4kmほど手前にも春日神社があるので間違えないように・・神社ではなく寺のほうなので。
針葉樹林に囲まれた石尊不動尊には、境内に5台くらいはパーキングが可能で、トイレや水道もある。

マイカー利用なら、この石尊不動尊に駐車してループで歩くことができ、
駅からの往復2時間の里歩きがなくなるので、時間的に余裕ができる。



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薄暗い樹林帯を登っていくと、大きな“女人禁制”の石塔が置かれている。
まあ、信仰の山などではありがちなことではあるが、ここまで大きな女人禁制は初めて見た。
足利市は、全国の女性登山者を敵にまわしたな! 108.png 104.png



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また、信仰の山らしくトレイル脇には丁目石がいくつも現れる。



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1時間あまり急登をこなすと、露岩が多くなり、高度もだいぶ上がってくる。



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“釈迦岩展望” 周辺の見晴台からは、北側を流れる小俣川に沿って点在する集落と、仙人ヶ岳から白葉峠の山々が開ける。 177.png



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見晴台の先には、石尊神社奥宮があり、眼下には(南側)石材の採掘場やゴミ処理場の煙突が見える。
ソーラー発電施設のソーラーパネル群が凄い!  146.png



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石尊神社奥宮の前を通り、石尊山の主稜に登り上げる。
ピクニックテーブルの置かれた休憩場の広いピーク(尾根)は、前日に降った雪で覆われていた。 



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休憩場から石尊山までの稜線は緩やかで、ヒノキ林と広葉樹の尾根を行く。
雪を被ったヒノキが、やけに美しくて、どこにでもあるヒノキなのに、何だか違う樹木のようにも思われた。 169.png



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やがて、ピークらしくない、展望のない石尊山(486m)に着く。
標高500m前後の低い、セピア色した枯れ山を、白い雪が綿のように包んでいる。



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降ったばかりの雪はふかふかで、歩くたびにキュッ、キュッという小気味よい音をたてる。 169.png



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そんなスノーハイクを楽しみながら、石尊山から30分ほど歩けば、広場のような深高山(しんこうさん:508m)に着く。



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そして、深高山から猪子峠まではやや急な傾斜を交えながらの、標高差150mの下降となる。
雪と落ち葉で非常に滑り易くなっているので、手がかりとなるフィックスロープが有難い。

ちなみに、雪山をやめて久しい私であるが、念のために持参したアイゼンもスパッツも、今回の出番はなかった。



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尾根を降り、東の松田町や南の栗谷町へ向かう三叉路を見送り、北へ降れば林道に出る。
猪子峠周辺は、林道と古道が錯綜していて若干分かりづらい。
林道の脇をかすめながら樹林帯へ入って行く。



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猪子峠から仙人ヶ岳にかけては、スギやヒノキに混じってアカマツが見られるようになる。



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道標を探しながら、鉄塔の横を通って行くと、ようやく仙人ヶ岳への登山口(十字路)に着く。
ここからが、仙人ヶ岳への長くて面白いメインルートの始まりだ。



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落葉樹の森に生えるアカマツ群を通って、急な斜面を30分ほど登れば、
仙人ヶ岳から南東に伸びる長い尾根の末端(東のピーク?)に登り上げる。
そこからは、北側の眺望が開け、眼下には藍色の湖面をたたえる松田湖(松田川ダム)が見下ろせる。 177.png



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東のピークからは、露岩とマツの風情が素晴らしいヤセ尾根が続く。



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また、東のピークから仙人ヶ岳までには、いくつもの小ピークが連なっている。
顕著なピークには、猪子山、惟の岳、宗の岳、知の岳などの名がついている。



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ルートの半ばには “犬帰り” と呼ばれる岩場があり、クサリを頼りに高さ約10mの垂直の岩を登る。
岩登りの苦手なハイカーは、巻き路をまわるほうが安全である。



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犬帰りの岩場を過ぎても、ヤセ尾根が続き、宗の岳という小ピークを越える。
その先に知の岳の展望台と思わしきピークが姿を現す。
そのピークから松田湖方面(東)へ尾根が伸びていて、そのパックには、仙人ヶ岳の真東にある赤雪山が見える。



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知の岳の展望台から、地図には無いが、松田湖畔へのトレイルがあるようだ。



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振り返って、歩いてきた南東尾根を見る。 里山の雪景色も悪くないね。 109.png



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朝からの疲れがでてきたのか、知の岳から仙人ヶ岳までがやけに遠く感じる。 140.png
“熊の分岐” に着いた時は14時を過ぎていたので、仙人ヶ岳を往復して、ここから下山することも考えた。



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熊の分岐から、幾度となく偽ピークに騙されながら、さらに急になった尾根を登る。
赤雪岳への分岐を右に分けて0.3kmほど西へ行けば、足利市で一番高い仙人ヶ岳(663m)に到着。

“ふぅ~ やっと着いた~!”



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ここまで来たなら、やはり白葉峠へ降ろう。
休憩もそこそこに、南西の尾根を降る。

おや、貝殻のようなキノコがいっぱい。 綺麗だね~ 125.png



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仙人ヶ岳から南西に伸びる尾根は、いささか荒れているが、緩やかな尾根なので危険な感じはしない。
北側の展望が開けた小ピークからは、スカイコンディションが良ければ、日光方面の山々や赤城山、浅間山も見える。



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仙人ヶ岳から20分ほどで前仙人ヶ岳への分岐を右に分ける。 
分岐を左(南)に行く。 
すると、このあたりは山火事の跡が色濃く、黒く焼け焦げた樹木の幹が痛々しい。 137.png 



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山火事地帯にあるピークが荒倉山で、山名板のバックには仙人ヶ岳がよく見えている。



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荒倉山のガレた斜面を降ると、尾根はやや西へ曲がりながらアップダウンを繰り返す。
やがて尾根の左斜面が、伐採が終わった裸の斜面となり、尾根には長いネットが張り巡らさええていた。



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その後も、大きな高低差は無いものの、似たような小ピークをいくつも越える。
一色展望台の標識があるピークには、右に踏み跡があるが、ルートは左へ進むので間違えないようにね。



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時々、南北に伸びる支尾根に入りそうになるが、分岐には赤テープや道標があるので、
おかしいと思ったら、深追いしないで、それらの目印を探すか、しっかりコンパスを合わせて進もう。
感覚的には、西へ西へと進む感じである。



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399mピーク周辺では、左斜面の山道を降りたくなる。
しかし、白葉峠へは、あくまで尾根筋を忠実に進む。



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白葉峠はまだか、まだかと思いながら機械的に足だけを前に出していく。
さすがに、白葉峠手前の377mピーク(高萩山)への登り返しには、 “え~・・また登るの~” とうんざりした。 143.png



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そして、377mピークを降り、2つのアルミ梯子で崖を降れば、ようやく白葉峠の車道に降り立つ。

“ふぅ~ 長かった~!”



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後は、のんびりと林道を下るだけである。 
・・が、しかし、上手くすればバスの時間に間に合うかもしれないと、速足で集落まで降った。
そして、何とか最終バス(白葉バス停 17:23)に乗ることができ、小俣駅まではバス利用となった。

前記した通り、低山ハイキングだからとあまくみると痛い目にあう。
このところ、楽チンなクライミングばかりだったので、久しぶりに筋肉痛になるくらいの山歩きであった。


本ルートのマップ は下記のヤマレコのリンクをクリックしてね (^_-)-☆ 

私のこのトレイルへの評価: 4★ 中級者向け(石尊山から猪子峠までは初心者、初級者向け)
距離:約17.5km/ 所要時間:休憩込で約9時間(小俣駅 8:00‐石尊山登山口9:00‐石尊山10:30‐深高山 11:00‐猪子峠11:30‐東のピーク 12:10/12:30‐犬帰り 13:30‐知の岳 14:10‐熊の分岐‐仙人ヶ岳 14:50/15:00‐荒倉山 15:30‐377mピーク‐白葉峠 16:45‐白葉バス停 17:10/17:23のバスにて小俣駅へ)
標高差: 約600m(小ピークが多く、累計高低差は800m以上あると思われる)

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by dream8sue | 2018-02-03 18:24 | 栃木県エリア | Trackback | Comments(2)