タグ:ハイキング ( 10 ) タグの人気記事

前橋市 赤城山 静かなトレイル鈴ヶ岳     Suzugatake in Mount Akagi, Gunma

Friday, August 26, 2016
f0308721_2103474.jpg
赤城山は、カルデラ湖の大沼を取り囲む外輪山である黒檜山、駒ヶ岳、地蔵岳や、小沼の東にある小地蔵岳や長七郎山、少し離れて位置する鈴ヶ岳、荒山、鍋割山などの総称である。
そして、今回訪れた鈴ヶ岳は、大沼の西に位置し、他の外輪山に比べ地形的に孤立しているので、訪れる登山者も少なく静かな山行を楽しむことができる。




f0308721_2111768.jpg


f0308721_2113427.jpg<公共交通の場合>
JR両毛線の前橋駅から路線バス(関越交通)で富士見温泉行きに乗り、赤城ビジターセンター行きに乗り換え、新坂平バス停下車。 
週末は赤城山直通バス(4/1~10/31土日祝運行)もあるので、それらをうまく利用しよう。

<マイカーの場合>
マイカー利用の場合は、国道17号線で渋川方面に向かい、市街の “住吉町交番前” の交差点を右折、その先3つ目の交差点で県道4号線を左折する。
県道4号線は通称 “赤城県道” と言われる道なのでこの道をひたすら赤城山に向かって走れば観光案内所のある白樺牧場を経由し、大沼の湖畔に至る。
鈴ヶ岳登山口の新坂平は、白樺牧場の南端にある。
白樺牧場の西にはこれから登る鍬柄山などの尾根がそびえている。




f0308721_2125963.jpg
鍬柄山まではツツジと白樺の森を進むこのトレイルは、この時期はササの中を歩く印象だが、新緑やツツジの開花時季ならさぞかし気持ちの良いトレイルかと思う。 ハイキングにおいて、トレイルへの印象は歩く季節で大きく変わるからね。
登山口から少し登ると、途中で2つに分かれる路が数ヶ所あるが、基本的に尾根筋に沿って北に進む。 ずうっと有刺鉄線の柵が設置されているのが気になるが獣避けだろうか?




f0308721_2134848.jpg
30分ほどの登りで1,4987mの小ピークを越える。 その先にある見晴らしの良い露岩にたち寄り、早速展望を楽しむ。 072.gif
眼下には白樺とレンゲツツジの群落である白樺牧場が広がっている。 まだらな樹木はツツジの木で、5月~6月にかけて辺りを紅く染める光景は一見の価値がある。 ちなみに毎年6月上旬にはツツジ祭りが開催されている。
見えている赤い屋根は、赤城山総合観光案内所だ。 赤城山の情報やハイキングマップなどを得ることができる。




f0308721_2142813.jpg
鍬柄峠からやや傾斜のきつい尾根をひと登りで鍬柄山に着く。




f0308721_21455172.jpg
鍬柄山のピークは、それほど広くはないが展望は素晴らしい。 東側には電波塔の建ち並ぶ地蔵岳が県道4号線を挟んで対岸にそびえている。 
地蔵岳ハイクはこちらから → “前橋市 赤城山 霧の地蔵岳と大沼一周   Jizodake in Mount Akagi”





f0308721_21232710.jpg
北側には大沼を取り囲む外輪山、とりわけ赤城山最高峰の黒檜山から駒ケ岳の山並みが一望できる。
晴れていれば、上毛三山の他の2座である榛名山と妙義山をはじめ、浅間山や八ヶ岳、上州武尊山や尾瀬の至仏山や燧ヶ岳なども見えるようだが、この日は雨上がりの雲の多いスカイコンディションで見えなかった。
黒檜山から駒ケ岳ハイクはこちらから →  “前橋市 赤城山 雨あがりの黒檜山から駒ヶ岳   kurobisan & Komagatake in Mount Akagi”





f0308721_21234424.jpg
鍬柄山でしばし展望を楽しんだら、鈴ヶ岳への縦走を続けよう。 鍬柄山直下はガレたヤセ尾根なのでスリップ注意。 034.gif 木立の間から姿をのぞかせる鈴ヶ岳が、思った以上に大きく高く感じる。




f0308721_2124818.jpg
ヤセ尾根を降りきった鞍部が大ダオだ。 南北には渋川市の赤城キャンプ場から周回するルートが交わっている。北回りと南回りがあり、いずれもこの大ダオで私たちが歩いてきた新坂平ルートと合流する。 




f0308721_21242669.jpgf0308721_21244145.jpg
ツツジの咲く初夏とは違い、この時期の鈴ヶ岳は華やかさに欠けている。そんな中で見つけたのがアキノキリンソウ(写真左)とミヤマママコナ(写真右)。今年も会えたね。 043.gif 056.gif




f0308721_212673.jpg
鈴ヶ岳へは、大ダオを直進して北西の急な尾根を進む。フィックスロープがセットされた岩場が出てくる。




f0308721_21263362.jpg
岩場を越えると南面が切れ落ちた尾根上に出る。南東に歩いてきた鍬柄山方面の稜線が見える。 072.gif




f0308721_21282841.jpg
さらに自然林の尾根を登っていく。 大きな石が露出したトレイルには、側らに石碑が現れる。山頂はもうすぐそこだ。




f0308721_21284763.jpg
ようやくたどり着いた山頂には、かつての信仰の山にありがちな大きな石碑が祀られている。 




f0308721_21291291.jpg山頂でランチ休憩の際に帰路ルートについて話し合う。
大ダオの登り返しを避け、大沼から流れている沢筋のルートを戻ることにした。
が、このルートは地図上には残っているが、あまり歩かれていないルートのようだ。
万が一、通れなくてもすぐ隣にりっぱな関東ふれあいの道があるので、それを歩けば良いと軽く考えていたのだが・・
鈴ヶ岳から大ダオまでは往路を戻り、大ダオで左に折れ、北回りルートに入る。




f0308721_2130537.jpg
北面に入るやいなやキク科の花が出迎えてくれ、気分はルンルンだ。 056.gif




f0308721_21302921.jpg
やがてシダの森となる。




f0308721_21305167.jpg
どんどん標高を下げて涸れ沢をトラバースする辺りは、日照の少ない北面らしく苔に覆われたしっとりした雰囲気の森となる。 043.gif




f0308721_21311577.jpg
鈴ヶ岳一帯は、 “鈴ヶ岳県自然環境保全地区(特別地区)” に指定されていて、ミズナラなどの自然林からなる優れた自然環境を維持している・・らしい。素晴らしい! 049.gif




f0308721_21314034.jpg
ひとしきり降ると関東ふれあいの道に飛び出る。左に行けば渋川市の赤城キャンプ場へ続く。 ここは右へ折れ大沼方面に進む。




f0308721_213265.jpg
山腹を巻き降り木橋のかかる顕著な沢(沼尾川)に行き着く。 この沢の左岸にルートがあるわけなのだが、案の定あまり踏まれていない。 039.gif




f0308721_21323046.jpg
それでも行けるところまで沢筋に沿って上流に進んでみた。途中の木に古い赤テープが一カ所だけあった。渡渉して右岸に渡ったあたりまでは地図通りなのだが、右岸の踏み跡が消えてしまっている。沢歩きになってしまったので30分ほど歩いた辺りで引き返した。 070.gif




f0308721_21331034.jpg
木橋まで戻り、そのまま大沼まで関東ふれあいの道を行く。 始めはカラマツ林の中のなだらかな登り坂を行く。 そのうちに自然林に変わり、木段の急な登り坂となる。 予想外の急登に、大沼はまだかまだかと思いながら息を切らせて登ると、大沼の北側に連なる出張山~薬師岳~陣笠山への縦走路の分岐に着く。これらの山は他の外輪山とは異なり標高も低く地味な存在だ。大沼湖畔へは分岐を縦走路から外れて右に進む。 042.gif




f0308721_21343738.jpg
分岐からは、ほぼ水平移動の巻き路で建物の並ぶ舗装道路に出る。




f0308721_21345849.jpg
舗装道路を5分ほど東に行けば大沼湖畔の周遊道路に合流する。 ここからは舗装道路の歩きとなるので、ちょっとかったるいので、昔イタリアでよくやったヒッチハイクをやってみたら、1分もしないで車が捕まった。老夫婦の車にドライバーだけが同乗させてもらい新坂平のパーキングまで車を取りに行く。残りのメンバーは、歩いて青木旅館前で車を待ち、午後4時には帰路についた。




f0308721_21383983.jpg赤城山周辺のハイキングトレイルは、どこも良く整備されていて迷うことはない。 
今回は下山に余りにマイナーなルートを選んでしまったため、1時間ほど時間をロスしてしまった。
しかし、あくまで私の中では想定内のことであり、遭難レベルの遅れでは全くない。 
今回、途中で引き返した沼尾川沿いのルートは、ほぼ廃道のようだが、いつか機会があったら探索してみたいルートである。


このトレイルへの評価: 4★ 初級~中級者向け
行程距離: 約8km(新坂平パーキング‐鍬柄峠‐鍬柄山‐大ダオ‐鈴ヶ岳‐大ダオ‐関東ふれあいの道分岐‐出張山分岐 - 大沼北岸)
標高差: 約150m (累計高低差 約600m)
実動時間: 約7時間 (沼尾川沿いのルート探索、休憩込み)





【ハイキングパートナー選びについて思ったこと】
今回、同行メンバーの2人(ご夫婦)が下山後に用事があるとのことで、下山予定時間に遅れてしまったことに対して、1人のメンバー(Aさん)からひどくお叱りを受けた。
リーダーだからといってすべてのトレイルを知っている訳ではない。経験値のある登山者ならこの辺りの事情は分かってもらえるのだが、登山経験の浅いAさんは遭難でもしたかのようなパニック状態になってしまって、Aさんの取り乱しようにこちらのほうが驚いてしまった。
ちなみに、用事とは孫の保育園へのお迎えで、これも孫の母親(Aさんの娘)が行けるので、結局は母親が迎えに行った。
同ルート往復ではなく、ループトレイルに変更したのが悪いと責められ、リーダーであった私への怒りがとまらない様子で、この日を境に絶縁状態になってしまった。下山時間が少し遅れただけでここまで険悪なムードになるとは思ってもいなかったので、私も戸惑ってしまった。

Aさんとは過去にも何度か西上州などのもっと難しい岩山を登っており、多少のトラブルも私の機転で切り抜けてきたし、Aさんもここまでテンバる様子もなく着実に実力をつけていたと思っていたのだが、甘かった。
面倒を見てやったと思っていたのは、どうやら私の一人よがりだったようだ。最後は私のことを自分勝手で危険な人物とまで公に言っていた。
今後はケツカッチン(時間制限のある人)と、短気で冷静さに欠ける人、自分では努力もしないで、すべてリーダーに依存し、何かあればリーダーを責めるような人とは同行したくないと思った。
何が起こるかわからないのが登山やハイキングなどの自然を相手にする遊びである。100%のギャランティーをリーダーに求めるなら、この手の登山者はお金を払ってガイド登山をするべきだ。

また、今後は向上心と協調性の無い、ハイキングを始めたばかりのド素人とは同行しないと決めた。楽しいはずの、そして気分転換のはずのハイキングで嫌な思いをしたり、ストレスを感じるのでは本末転倒だからね。 生死を共にするクライミングのパートナー選びからみれば、ハイキングのパートナー選びはイージーだと思っていたが、これはこれで色々と人選が必要なようだ。2013年からハイキングを始め、こんなに気分の悪いハイキングは初めてだ。改めてパートナー選びの重要性を感じた。やれやれ疲れるね~

f0308721_21403413.jpg

この情報は役にたちましたか? 下の画像をクリックしていただけたら嬉しいです。 ヽ(゚∀゚)メ(゚∀゚)メ(゚∀゚)ノ
↓ Thanks for reading my article. Please click the photo below, so that your access can be counted.

にほんブログ村

にほんブログ村

by dream8sue | 2016-08-26 20:57 | 群馬県エリア | Trackback | Comments(0)

桐生市 栗生山は赤城山の展望台     Mount Kuryū in Kiryū, Gunma

Friday, April 22, 2016
f0308721_2320574.jpg
栗生山は赤城山の東に位置し、短時間で登れる(栗生神社から1時間強)低山の割には展望が良く、春にはアカヤシオが山頂周辺を彩る。そんな栗生山へ同行者の提案でバリエーションルートである南西尾根から登ることになった。




f0308721_23213195.jpg<マイカーの場合(前橋方面から)>
国道50号線を東へ走り、 “西久保町” の5差路で県道73号線に入り北へ走る。 “大間々町6丁目” で国道122号線に合流したら日光方面に向かって北上する。わたらせ渓谷鉄道の水沼駅を過ぎ、“水沼”の信号を左折して県道257号線に入り上田沢方面に走る。途中 “間々下橋バス停” の先の橋(栗生神社の道標あり)を左折し、村落の狭い道を2.3kmほど北に走れば桐生神社の鳥居前のパーキングに着く。




f0308721_23224188.jpg
栗生神社のパーキングからは、アクセスの車道を戻る。ゴミの集荷場のある三叉路に出たら右へ進む。そこからは村道をくねくねと南方向に歩き、沢を渡ってさらに南下する。




f0308721_23231889.jpgf0308721_2323373.jpg
取付きまで舗装道路歩きであるが、路肩には里の春を満喫できる草花が咲いている。ニリンソウに思わず駆け寄り、カキドオシの美しさに改めて気づく。定番のタチツボスミレやエイザンスミレも盛りである。 056.gif




f0308721_23252283.jpg
Wow! Wonderful! 久しぶりに田園風景を見たような気がする。これぞ正しい日本の故郷風景って感じ。 041.gif 田園風景を過ぎると道が西へカーブする。




f0308721_2326222.jpgバリエーションルートの核心は取付き探しと行っても過言ではない。
取付きが分からず、または誤ったポイントから登って、敗退や余計な労力を費やすことが間々ある。
なかなか現れない取付きにやきもきしながら、歩くこと45分。 070.gif
ついに目印となる標識を発見。
標識には “林業再生緊急網整備事業 わたらせ森林組合” と書かれている。 034.gif




f0308721_23263218.jpg
林道に入り、すぐに表れる尾根の末端から忠実に尾根を詰めて行くとほどなく石祠のある小ピークに着く。 ここからいよいよバリエーションが始まる。始めは植林の針葉樹林帯を行き、やがて雑木林となる。




f0308721_2327175.jpg

f0308721_2328976.jpg雑木林に入ると、西側の見晴らしが良い小さなアンテナが立つ場所に着く。

西側の山腹にはヤマザクラが咲き、淡い新緑と織りなす景色が何とも素敵である。

日本の春を感じるな~ 060.gif




f0308721_23271658.jpg
ツツジが咲く雑木林を抜けると、しばらく植林帯となる。尾根の右側には鹿避けのネットが続いている。




f0308721_2328448.jpg
植林帯の急坂を登り切ると、東側の谷越しに栗生山方面の山並みが見えてくる。




f0308721_2329110.jpg
バリエーションルートではあるが、明るい尾根筋で藪漕ぎもなくとても歩き易い。




f0308721_23291567.jpg
ヤマツツジやミツバツツジの咲く中を、緩やかな登りが続く。ふと足元も見れば、ドングリの発芽が見られてますます楽しくなる。 043.gif




f0308721_23293478.jpg
やがて798mピークに近づくにつれ露岩が現れだす。




f0308721_23295581.jpg
そして、南北に長い798mピークは何処がピークなのかよくわからない。が、一際アカヤシオが咲き乱れる尾根に着く。休憩するには最適な場所だ。 063.gif




f0308721_23301624.jpg
西側の藪越しに赤城山が見えて、ちょっと感動的だ。 005.gif




f0308721_23303062.jpg
798mピークから先は、ヤセ尾根にマツの木が生えて低山とは思えない中高山の雰囲気をかもし出している。




f0308721_23304811.jpg
798mピーク北側の鞍部である高楢峠までは露岩の多い尾根を行く。




f0308721_23312072.jpg

f0308721_23314125.jpg取付きから2時間弱で高楢峠に着く。
高楢峠には古道があったようだ。
小さな石祠が昔を忍ばせる。
峠周辺は新緑とアカヤシオのトンネルだ。 072.gif
秋もきっと見事な紅葉が期待できる場所だ。 045.gif




f0308721_2333587.jpg
高楢峠からは、岩稜の急登となる。左側から巻き気味に登り、適当な場所からリッジに登り上げる。




f0308721_23332788.jpg
岩場と露岩のリッジが続く。マツの木に大きなキノコが・・ 037.gif




f0308721_23334770.jpg
標高もだいぶ高くなってきた。 042.gif




f0308721_2334280.jpg
見晴しの良い岩場の上に出る。 072.gif




f0308721_23342279.jpg
その先も岩稜が続く。




f0308721_23344541.jpg
3mくらいの岩場もあり楽しい。 060.gif




f0308721_2335191.jpg
この辺りがこのバリエーションルートの一番ハイライトだろう。




f0308721_23353278.jpg
岩場を過ぎると、また穏やかな雑木林の尾根が続く。




f0308721_23361130.jpg

f0308721_23364685.jpg穏やかなピークをいくつか越えると、“八九二” と刻まれた石標のあるピークに着く。
地図と照らし合わせると、この “八九二” は標高のようだ。 039.gif
この周辺も新緑が美しい。
このルートを登るなら、藪が濃くならないこの時季か秋が良いだろう。 049.gif




f0308721_23371645.jpg
そして、ここまで北に向かって歩いてきたが、892mピークからは東に角度を変えて進む。 やがて、右側に深い谷を見ながらの岩稜歩きとなる。




f0308721_23374960.jpg
この辺りがまた見事なツツジとサクラの園で、足場が悪いのを気にしつつも写真撮影が忙しい。 041.gif




f0308721_23381172.jpg
登るにつけ展望も開ける。西側の眺望。 072.gif 072.gif




f0308721_23383043.jpg

f0308721_23385124.jpg

東側の眺望。 072.gif 072.gif




f0308721_23393033.jpgやがて、栗生山直下の南尾根の鞍部に着く。

ここは栗生神社へ行くトレイルとの分岐である。

ここから南尾根を北に数分行けば山頂である。

(道標には山頂まで200mとある)




f0308721_23401050.jpg
高楢峠から約1時間40分で栗生山に到着。栗生山のピークは東西に長く、木々に覆われあまり展望は良くない。が、アカヤシオの群落となっている。 また、左方向(西側)に少し降ったとことに眺望のよい展望岩があるのでぜひ行くことをお勧めする。 070.gif




f0308721_23405587.jpg
展望岩からは、すそ野を広げた赤城山が一枚の絵の様に眼前に展開している。 005.gif 普段、前橋市近郊から見ている赤城山とは違う赤城山の姿が見れて新鮮だ。赤城山を見ながらのコーヒータイムはとても贅沢な時間だ。 063.gif そして、この日は気流が不安定で、休憩中にも赤城山にガスがわき上がって、思わぬ天体ショーを見るようだった。 043.gif




f0308721_2341234.jpg
下山は、南尾根鞍部まで戻り、栗生神社コースに進む。植林のスギ林の急坂で石混じるのスイッチバックのトレイルは湿っていて滑り易いので気を付けよう。私は思いっきり転んで尾てい骨直撃の尻もちをついた。 007.gif




f0308721_23421825.jpgf0308721_23423633.jpg
痛くて泣きべその私を癒してくれたのが、暗いスギ林でひっそりと可憐に咲いている花たちだった。 056.gif 056.gif 東国イワシの頭・・じゃなくて、トウゴクサバノオ(写真左)や名前が難しくてマチガイソウ(間違いそう)なワチガイソウ(写真右)に元気をもらう。 041.gif




f0308721_23431785.jpg
やがて簡易舗装された林道に降って行くと、右の沢筋に大きなカツラの木がある。カツラの木といえば、秋に参加した森林セラピーでのレクチャーを思い出す。ハート形したカツラの葉はキャラメルのような甘い香りを放つらしい。
→ “上野村 中之沢渓谷で森林セラピー初体験 Forest Therapy at Nakanosawa valley in Ueno, Gunma




f0308721_23444193.jpg
そして、水場に着くと左側に栗生神社の境内に続く近道がある。境内には県指定天然記念物で樹齢1200年の大スギがある。大スギの前の170段の石段を降ればパーキングに着く。




f0308721_2345730.jpgバリエーションルートと言っても、藪漕ぎなど皆無の明るい尾根歩きだった。
ルートも明瞭でしっかり地図が読めるハイカーなら問題はない。
栗生神社からの往復では物足りないハイカーにぜひ歩いて欲しいトレイルだ。 049.gif


私のこのトレイルへの評価: 4★ 中級者向け
行程距離: 約6.5km(栗生神社パーキング‐南西尾根取付‐798mピーク‐高楢峠‐892mピーク‐栗生神社ルート分岐‐栗生山‐栗生神社ルート分岐‐栗生神社 – 栗生神社パーキング)
標高差: 約500m
実動時間: 約6時間 (休憩込み)


f0308721_2345423.jpg

この情報は役にたちましたか? 下の画像をクリックしていただけたら嬉しいです。 ヽ(゚∀゚)メ(゚∀゚)メ(゚∀゚)ノ
↓ Thanks for reading my article. Please click the photo below, so that your access can be counted.

にほんブログ村

にほんブログ村

by dream8sue | 2016-04-22 23:15 | 群馬県エリア | Trackback | Comments(2)

沼田市 動物がいっぱい隠れてる三角お山の戸神山        Mount Tokami in Numata, Gunma

Sunday, April 10, 2016
f0308721_2023767.jpg
新潟方面に向って関越自動車を走り沼田ICあたりにさしかかると三角のトンガリお山が見えてくる。そのあまりにも見事な円錐形は、白い頂をもつ谷川岳や上越の山々のような雄大さこそ無いが、何故か心に残る一座だ。




f0308721_2033188.jpg<マイカーの場合>
登山口となる虚空蔵尊へは、関越自動車道沼田ICから側道に沿って走り県道266号線に合流し北(玉原高原、迦葉山方面)へ行く。関越の高架をくぐり “岡谷上バス停” の三叉路を左に曲がる。 0.8kmほど西に走れば “戸神山入口” と書かれた青い道路標識が左の路肩にあるので、そこを右折し狭い住宅地の道を0.3kmほど北へ走れば墓地のパーキング(20台無料)が右側にある。

<公共交通の場合>
JR沼田駅より関越バス迦葉山行で約20分(約6km)岡谷上バス停で下車。西に徒歩15分(約1㎞)で虚空蔵尊。




f0308721_2041190.jpg
虚空蔵尊周辺はまだ桜が満開である。ハイキング・トレイルは虚空蔵尊の石段を登っても、右から林道を巻いても石段の上に出る。




f0308721_20103299.jpg

f0308721_20104677.jpgおや?林道の道端に転がっている切り株に何やら動物が乗っかっている。

まあ、可愛いネズミさん。 005.gif 016.gif




f0308721_2012842.jpg
その先にも直立不動のウサギ?がいる。ここは、木彫りの動物があちこちに点在している山のようです。 024.gif




f0308721_20123389.jpg
登山口から20分ほど林道を行くと、鉱山跡経由で戸神山に登る分岐がある。こちらのトレイルは急登で岩場もあるが林道を行くより短いコースである。




f0308721_20125940.jpgf0308721_20131119.jpg
日当たりの良い山肌には春の野花が顔を出している。定番のシュンラン(写真左)とセンボンヤリ 056.gif 056.gif




f0308721_20141352.jpg
木の根元をよく見れば、石の洞窟に隠れているのはモグラ君。他にも周辺を探すとカエルやカタツムリ、馬も隠れていた。 何だか宝探しをしているようで楽しい。 060.gif 037.gif




f0308721_20155997.jpg

f0308721_20164652.jpg段々と勾配が増してくると、木祠が安置されている場所に着く。
ここにも2匹のリスがいる。
祠の横にあるのは白い鏡餅?・・・じゃなくて、白蛇じゃぁありませんか!




f0308721_2017503.jpg
祠を過ぎると岩場へと続く急登となる。トレイルの脇に不自然な石垣がある。戸神山は、明治時代あたりから、金の採掘などが行われていた。山中のあちこちにある石垣は廃坑の名残のようだ。 027.gif
 



f0308721_2018976.jpg
鉱山跡を過ぎると、いよいよ本格的な岩場が現れる。




f0308721_20231433.jpg
四足で登るような岩場にはクサリも設置されている。




f0308721_20235034.jpg
振り返れば、いつの間にか平野が見下ろせるほどの高さに登っていた。バックのシルエットは上州子持山だ。その後ろでちょこんと3つのピークをのぞかせているのは小野子三山かな?どちらも登りごたえのある良い山だ。
→ “渋川市  上州子持山で獅子のタテガミに登る Komochiyama in Sibukawashi,Gunma
→ “群馬の駅からハイク vol.1 : 渋川市小野子 小粒でも登りがいたっぷりの小野子三山




f0308721_20301995.jpg
クサリ場が終わると林道分岐に合流する。そこから山頂までは、最後の露岩帯を右に巻いて行けば程なく着く。




f0308721_20304777.jpg
下界から見ての通りのトンガリ山なので、標高こそ低いが展望は360度の素晴らしい景色だ。頂上にあるパノラマ案内板では戸神山は “石尊山” となっている。地元ではこちらの名前のほうが親しまれているようだ。




f0308721_20322059.jpg
戸神山は、登山口から1時間強で登れる山なので、戸神山から北に位置する高王山まで往復することにする。北に尾根をたどれば・・・ここにもいました、木彫りの鷹?鷲?
バックのテーブル状の山容をした山は三峰山。何処にでもある名前の三峰山、なのであえて “上州三峰山” と呼ぶこともある。山中には神秘的な三峰沼もあり面白い山である。
→ “群馬の駅からハイク vol.2 : みなかみ町 上牧から登る上州三峰山




f0308721_20342181.jpg
北には沼田市発地町の平野が広がり、その奥には武尊山(ほたかさん)が白い頂をのぞかせている。
→ “みなかみ町 武尊神社から登る紅葉の上州武尊山 Hotakayama in Minakami, Gunma




f0308721_2034978.jpg
ひとしきり急な尾根路を降れば、緩やかな雑木林となり、下発地町へ下るトレイルを右に分ける。




f0308721_20344033.jpg
分岐を過ぎると、トレイルはやや北西に角度を変え、緩やかなピークを2つほど超える。植林されたアカマツの林が美しい。




f0308721_2035641.jpgアカマツの林を降ると、北西方向からのびる林道の終点(パーキング)にでる。

高王山へのトレイルは、この林道のパーキングを挟んだ反対側の尾根に続いている。





f0308721_2036071.jpgf0308721_20361368.jpg
パーキングから高王山へはマツ林の中を20分も登れば到着する。トレイル脇にはスミレが満開で何度も立ち止まって植物観察してしまう。 056.gif スミレは種類が多くて同定がとても難しいね。 039.gif




f0308721_20372726.jpg
高王山は古城跡らしいが、今はテレビの電波塔が建つだけの展望の無い山だ。戸神山から往復1時間30分をかけて登るほどの山ではないような・・・ 039.gif 015.gif




f0308721_20375435.jpg
高王山でランチをとり、同じルートで戸神山へ戻る。公共機関でのアクセスならば途中の分岐で下発地町へ降り、集落(下発地バス停)からバスで戻るのも良いだろう。 034.gif




f0308721_2038976.jpg
戸神山への登り返しをこなし、戸神山ピークに戻ると、山麓から白い煙が立ち昇っていた。野焼きというやつでしょうか? 最近では森林法や条例などで禁止されている地域が多いと聞く。そういえばこのような光景を見たのはいつが最後だったか思い出すこともできないほど遠い昔のような気がする。里山ハイキングで思わぬ春の風物詩を見ることができた。 043.gif




f0308721_20383922.jpg
山頂を後にして、往路の岩場方面へ降る。岩場は登りよりも下りの方が厄介なので、クサリ場の上の分岐で岩場を避け林道方面へ降りることにする。




f0308721_2039723.jpg
砂利の乗ったトレイルは、砂利が石車の様になって滑り易いので足元に注意しながら降りる。急な尾根をひと下りすれば、ベンチが置かれた林道に合流する。 042.gif




f0308721_2039391.jpg
平坦な林道歩きで、戸神山の南面を東から西に向かって巻いて行く。 070.gif




f0308721_20402567.jpg
同行者が林道脇の立ち木にキツツキを発見! って、よく見ればこちらも木彫りのキツツキではないか。 005.gif しかもハシゴでもかけて登らなくては届きそうもない高い場所に作ってある。サービス精神どんだけあるの?! 003.gif 




f0308721_20405318.jpgf0308721_2041634.jpg
他にも茂みの中にフクロウやウサギが隠れている。焼け焦げた木肌の中で目を光らせているのは何と、昇り龍?ではないか。 これって、もうりっぱな芸術作品ですよ! 041.gif
林道は鉱山跡経由の分岐に戻るので、そこから往路の路を行けばパーキングまで15分くらいだ。 070.gif




f0308721_2311883.jpgハイカーを楽しませようとするホスピタリティ満載の里山だ。
楽しませていただきました。 060.gif
地元の皆さん、ありがとうございます。 040.gif
岩場を除けば、小さな子供たちのハイキングコースにも利用できるのではないだろうか? 049.gif

私のこのトレイルへの評価: 3★ 初級者向け
行程距離: 約5km(虚空蔵尊パーキング‐鉱山跡分岐‐林道分岐 ‐ 戸神山‐下発地町分岐‐高王山‐下発地町分岐‐戸神山‐林道‐鉱山跡分岐 - 虚空蔵尊パーキング)
標高差: 約400m(累計高低差約620m)
実動時間: 約4時間 (休憩込み)

f0308721_2043087.jpg

この情報は役にたちましたか? 下の画像をクリックしていただけたら嬉しいです。 ヽ(゚∀゚)メ(゚∀゚)メ(゚∀゚)ノ
↓ Thanks for reading my article. Please click the photo below, so that your access can be counted.

にほんブログ村

にほんブログ村

by dream8sue | 2016-04-10 20:00 | 群馬県エリア | Trackback | Comments(2)

渋川市 榛名山 春の水沢山でスノーハイク    Mizusawayama in Mount Haruna

Saturday, March 12, 2016
f0308721_2315422.jpg
私が昔、国体の山岳競技の選手だった頃に何度となくトレーニングで走った山、それが榛名山系の一座、水沢山(浅間山/1,194m)である。なので、ハイキングの対象として考えたことは無かったのだが、思わぬ3月の名残の雪に誘われて犬2匹を引き連れて歩いてきた。  070.gif




f0308721_23153857.jpg
<マイカーの場合> 今回のトレイルは、一般的な登山口 “水沢観音” から入山し、伊香保温泉街に下るPoint to Pointである。前橋から水沢観音へは、県道15号線を北西に走れば30分程で着くだろう。下山後は水沢経由高崎行きのバスかタクシーで登山口に戻る。

<公共交通の場合> JR渋川駅から伊香保温泉行のバス(関越交通/群馬バス)にのり、ビジターセンター前で下車。水沢経由高崎行きのバス(群馬バス/渋川市コミュニティーバス)に乗り換える。本数が少ないので事前に時刻をチェックしておく必要がある。 034.gif




f0308721_23203715.jpg
観音堂の左手にある急な石段を登る。




f0308721_23205682.jpg
階段を登り上げ、さらに左の木立ちに入って行く。 3月にしてはサラサラのパウダースノーなので思ったほど身体は濡れない。




f0308721_2321115.jpg
薄暗いスギ林を横切るとパーキングから直接登る路と合流するので左に進む。スギ林はすぐに終わり雑木林にさしかかると右の尾根に進む道標があるので尾根に取り付く。




f0308721_23212995.jpg
いきなり急な階段状のトレイルとなり、ひと登りするとベンチがあり、右側の奥には石碑がある。




f0308721_23215071.jpg
木段が整備され、昔のザレて、えぐれた沢状の歩きづらい路とは全く違っていた。気のせいか勾配も緩やかに感じられる。もっとも昔は20㎏の荷物を背負ってこのトレイルを駆け登っていたのだから、傾斜もきつく感じたのだろう。 041.gif




f0308721_23221052.jpg
やがて、 “休み石” と書かれた標識があるスポットに着く。ここには鳥の巣箱が設置されているので、たくさんの小鳥が飛んでいた。 043.gif




f0308721_23223051.jpg
休み石からは、さらに傾斜がきつくなる。石ころが多いトレイルとなり歩きづらくなってくる。 008.gif




f0308721_23225586.jpg
胸突き八丁の急登をこなし稜線に出ると、横並びになった石仏群が出迎えてくれる。




f0308721_23233424.jpg

f0308721_23235195.jpg石仏群からさらに0.4kmほど西に行けば、360度の展望が得られる水沢山のピークに着く・・はずなのだが、残念ながらこの日の展望は全く無し!  002.gif

展望が無いので、暖かなお茶を沸かして一休みした後は、さっさと下山にかかる。 063.gif




f0308721_23242116.jpg
山頂から水沢観音側にピストンするハイカーが多いとみえて、ピークから西側へはトレースも少なく積雪も多い。




f0308721_23243642.jpg
おまけに急な下降ポイントやヤセ尾根もあって、雪山気分全開だ。ワンワン 060.gif 003.gif




f0308721_2325366.jpg
ヤセ尾根の先は1,194mの小ピークで、そこにはアンテナ塔が建っている。




f0308721_23252255.jpgアンテナ塔からさらに西に降ると、林道上野原線にでる。林道を横切り林道と並行して作られたトレイルを(または林道を)右に行けば “つつじヶ丘展望所” がある。




f0308721_2326973.jpg
つつじヶ丘展望所周辺からは、西側に風穴がある二ツ岳の双耳峰が見える。この山は真夏の暑い時でも風穴効果で涼しく、麓に広がるオンマ谷にはイワタバコやタマガワホトトギスなど多くの花が見られるのでお勧めです。 049.gif




f0308721_23274268.jpg
東側には、歩いてきた水沢山とアンテナ塔が見える。




f0308721_23281238.jpgつつじヶ丘展望所から林道に降り、そのままカーブの所から木段を降り、再び山路に入る。

すぐに右側に “憩いの森研究館” への分岐を分ける。

この憩いの森コースを降り、県道に出て20分も歩けば水沢観音のパーキングに戻れる。

ちなみに、このコースは野外施設の一部なので草木が芽生えた頃に野鳥の声を聞きながら歩きたいトレイルだ。




f0308721_2328599.jpg
憩いの森コースの分岐を直進して尾根を降ると再び林道にでる。




f0308721_23294496.jpg
ここで “上の山公園” に入る。右奥には見晴台もあり、お天気が良ければ谷川方面まで見渡せる・・らしい。




f0308721_2330448.jpg
見晴台の西にあるロープウェイとスケートリンクの間を行き、長い階段の遊歩道を降れば、伊香保神社の境内に降り立つ。



f0308721_23302517.png
伊香保神社からは、観光客で賑わう石段街をバスターミナルまで降りる。 場違いな居心地の悪さを感じながらも、石段の左右に軒を並べる土産屋や射的ゲームなどの温泉街の雰囲気を楽しみながら歩く。
時間があれば、伊香保神社の近くにある源泉地(露天風呂や飲泉所あり)に立ち寄ってお湯につかるのも良いだろう。




f0308721_23305453.jpg
バスターミナルからは、正面に小野子三山の山群が綿帽子のような雲を被って鎮座していた。 072.gif




f0308721_10572374.jpg犬連れではバスにもタクシーにも乗れないので、1人がタクシーで水沢観音に戻りマイカーを運んでくる作戦で我々のスノーハイクは終わった。

私的には、まさかの水沢山ハイク、まさかのスノーハイクであった。が、トレイルも整備されていて、まるで初めて歩く山のような気がした。今度は新緑か紅葉シーズンのお天気の良い日にもう一度登ってみたいな。

私のこのトレイルへの評価: 4★ 初級者向け
行程距離: 約5.5km(水沢観音‐石像群‐水沢山‐アンテナ塔‐林道出合‐憩いの森分岐‐上の山見晴台 –伊香保神社- バスターミナル)
標高差: 約620m
実動時間: 約4時間 (休憩込み)


f0308721_23335387.jpg

この情報は役にたちましたか? 下の画像をクリックしていただけたら嬉しいです。 ヽ(゚∀゚)メ(゚∀゚)メ(゚∀゚)ノ
↓ Thanks for reading my article. Please click the photo below, so that your access can be counted.

にほんブログ村

にほんブログ村

by dream8sue | 2016-03-12 23:13 | 群馬県エリア | Trackback | Comments(2)

南牧村 大屋山で西上州のジオラマをみませんか     Ōyasan in Nanmoku, Gunma

Sunday, January 17, 2016
f0308721_11475889.jpg
今年初めての寒波が来るという前日、(実際、翌日の関東圏が大雪だったことは周知の事実)雪が降る前に最後の西上州を歩こうと西上州の南牧村にある大屋山に行ってきた。大屋山は岩峰の山であるが、六車集落からアプローチするトレイルは、植林と藪の東面をたどるものなのでさほど険しくはない。  049.gif




f0308721_11512499.jpgf0308721_11514573.jpg
<公共交通の場合> 上信電鉄の下仁田駅からバスに乗り “六車” バス停で下車する。バス停の先で緑色の六車大橋を渡り、底瀬川沿いの車道を20分ほど行くと住吉橋がある。この橋を右に行けば “黒瀧山登山口” のある九十九谷である。住吉橋からも黒滝山の鷹ノ巣岩がよく見える。(写真左)。大屋山へは住吉橋から左に進み “ひとぼし山登山口” のある山仲集落へ進む。私は大屋山の後、時間があったのでこのひとぼし山にも登った。→ “南牧村 ひとぼし山は里山の中の里山     Hitoboshiyama in Nanmoku, Gunma”

山仲集落の中をぬけて再び車道に出たところに蓼沼集落へと上がっていくトレイルの入り口(大屋山の下の登山口)がある。車道は山腹を迂回して蓼沼の登山口(大屋山の最奥の登山口)へと延びているが、マイカー利用の場合でも長く歩きたいハイカーはここから歩くことも一考だ。沢筋につけられたトレイルには、車道が延びる前に蓼沼集落への物資運搬用に使われていたモノレールが並行している。集落の歴史を物語る石碑などを見ながら沢筋のトレイルを行けば蓼沼の登山口に着く。




f0308721_11525259.jpg
<マイカーの場合> マイカー利用なら、六車バス停から蓼沼登山口までの時間(片道、約80分)が省略できる。
上記の公共交通利用の場合とほぼ同じ。 南牧川に沿って県道93号線を西に向かい、六車大橋を渡り底瀬川に沿って北上する。住吉橋の三叉路で橋を渡らずに直進し山仲集落に入る。集落を過ぎ上手橋の先で林道“道場線”(案内板あり)に合流し西に走れば蓼沼登山口(写真左)に着く。パーキングは路肩に3台くらい可能。




f0308721_11534435.jpg
登山口の蓼沼(たでぬま)は、斜面に2軒の民家が建つ山上集落であるが、それも今は空き家となっている。

上の民家の庭先(本当にお宅の玄関前)から裏手にまわって段々畑の中を横切る。道標が無ければ “え!こんな所でいいの?” と思うようなトリッキーなトレイルだ。 039.gif




f0308721_11543524.jpg
畑を廻り込んで沢沿いのススキの原を登る。鉄塔の近くから左に進み沢を渡り植林地帯へと入って行く。 070.gif




f0308721_1155948.jpg
しばらく植林の中を、倒木をまたいだり、くぐったりしながら進む。小尾根に上がった所に “清水有ります” の標識が現れる。 標識の先には小さな流れの湧水がある。が、メンテナンスがされていない沢筋はとても飲む気にはなれない状態である。 002.gif 050.gif




f0308721_11554144.jpg
植林の中でトレイルが右(北)に曲がり、霜柱を踏みしめながらしばらく登って行くと蓼沼という沼地への分岐となる。




f0308721_1156773.jpg
蓼沼は分岐からすぐなので立ち寄っていこう。クヌギやマツの木に囲まれた蓼沼には明神宮の石祠と、傾きかけた東屋がある。




f0308721_11562893.jpg
残念ながら渇水期の冬場には池沼は消滅している。そのたたずまいは “ここは西上州のウノタワ” といった感じの窪地である。




f0308721_11574032.jpg
蓼沼から北の尾根をたどれば、右側の木立ちの間から鹿岳や四ツ又山が見え隠れする。 小ピークを越えると両サイトが切り立ったナイフリッジとなり、その先でフィックスロープの張られた小岩峰を越える。




f0308721_1158393.jpg
傾斜の増したヤセ尾根をひと登りで三角点の埋まる大屋山に着く。 

山頂は2二人様用の小さなピークで、灌木に囲まれ展望もあまり良くない。 002.gif

かろうじて南西側に西上州のマッターホルンと呼ばれる大岩と碧岩の岩峰が見える。

ピークというより稜線歩きの通過点にすぎないような小さな起伏である。ということで、休まず通過した。 041.gif




f0308721_1214169.jpg
山頂から西にある展望台までは10分ほどのリッジ歩きだ。ナイフリッジに寄り添うように生える広葉樹の2本の木の間をすり抜ける。葉が枯れている時季だから容易にすり抜けられるけど、葉が生い茂ったら通れるのかしら? 003.gif




f0308721_1221943.jpg
すぐに岩塔が現れる。西岳?う~ん・・踏み跡があるので登ってみたが、ブッシュが多く展望はイマイチだ。 044.gif




f0308721_123122.jpg
展望台へは、北西方向にとにかく尾根を行けるところまで進む。すると、 “もうこれ以上は行けません” という絶壁帯に行き当たる。 008.gif そして突然目の前に大パンラマが広がる。 005.gif 043.gif

眼前の岩の上までは行けそうなので、左の踏み跡から少し岩場を降って最先端の岩の上へ登ってみた。




f0308721_12482.jpg
西上州の山並みがすごい!眼下の集落は立岩の登山口がある大上集落かな。

視界が良い日には、西上州の山並みの奥に八ヶ岳や蓼科山も見えるようだが、残念ながらこの日はよく見えなかった。




f0308721_1244595.jpg
そして目の前には、2つの岩峰をもつ立岩が威風堂々とした山容を見せている。そして立岩とそれを取り巻く深い谷が、まるで地形模型のジオラマのようにみえる。 005.gif




f0308721_125022.jpg
北に延びる岩稜は結構手ごわそうだ。次回はロープ持参で挑戦するのも面白そうだ。




f0308721_125301.jpg
そして、北の稜線上には昨年(2015年)の春に登った毛無岩の300mの岩壁が西に切れ落ちている。

その左の三角お山がイデミで、さらに左端の尖ったピークは荒船山の最高峰である経塚山だろう。




f0308721_126841.jpg
さらに東に目をやれば、こちらも西上州を代表する四ツ又山鹿岳(かなだけ)が特徴的な山容を見せている。




f0308721_1263312.jpg
西上州の岩場には、アカヤシオなどのツツジの木が多い。春にはツツジ目当ての花見ハイカーが多いが、冬の大屋山は訪れる人も少ない静寂の山である。

下山は往路を戻る。ゆっくり降っても1時間もかからずに蓼沼登山口に着く。




f0308721_126575.jpg
マイカー利用なら2時間で西上州の大パノラマが楽しめる穴場的存在の山だ。 049.gif

余談だが、南牧村は高齢化日本一の村であるが、登山口へ至るまでの集落では、おじいちゃんとおばあちゃんが仲良く散歩する姿を見かける。道端の石垣に座りながら会話を楽しんでいる姿は実に微笑ましく素敵だ。シングルの私にはとても羨ましい光景だ。いつまでも元気で余生を楽しんでほしいと願う気持ちになるのは私だけだろうか? 043.gif

私のこのトレイルへの評価: 4★ 初級~中級者向け
行程距離: 約3.5km(蓼沼登山口‐蓼沼分岐‐蓼沼‐大屋山‐展望台‐大屋山‐蓼沼分岐‐蓼沼登山口)
標高差: 約350m
実動時間: 約3時間 (休憩込み)

f0308721_1273959.jpg

この情報は役にたちましたか? 下の画像をクリックしていただけたら嬉しいです。 ヽ(゚∀゚)メ(゚∀゚)メ(゚∀゚)ノ
↓ Thanks for reading my article. Please click the photo below, so that your access can be counted.

にほんブログ村

にほんブログ村
by dream8sue | 2016-01-17 11:45 | 群馬県 西上州エリア | Trackback | Comments(0)

飯能市 ウノタワ伝説と白岩の廃虚を行く     Unotawa in Hannō, Saitama

Tuesday, November 17, 2015
f0308721_22123955.jpg
私にとって埼玉県飯能市周辺の奥武蔵と呼ばれるエリアは馴染みが薄い。入門ルートとして親しまれている白谷沢から棒ノ折山へのハイキングと、今年の3月に奥武蔵の大縦走をした程度だ。

そこで、久しぶりに奥武蔵に出かけることにした。目的地は、知り合いの地元ハイカーお勧めの “ウノタワ” という場所。昔、そこには神の化身の鵜が住む沼があったという伝説の地らしい。




f0308721_222044100.jpg
<公共交通の場合>高崎駅からJR八高線で飯能駅まで行く。

飯能駅より名郷行きのバスに乗り、1時間ほど揺られ “名郷” で下車。(片道:810円)




f0308721_2221189.jpg
バス停から入間川に沿って舗装道路を上流に進む。 集落を抜けると河原沿いにキャンプ場が現れる。




f0308721_22223322.jpg
キャンプ場を過ぎると流れが二分する。

ここが大場戸の分岐で、林道も分かれる。

橋は渡らずに右の妻坂峠方面(山中林道)へ進む。




f0308721_2223020.jpg
林道を山中入沢に沿って進む。




f0308721_22232038.jpg
林道周辺は植林地帯であるが、水源が豊富らしく、たくさんのパイプを使って地層から湧き水が排水されていた。




f0308721_22235092.jpg
入間川起点の碑を過ぎ、右に妻坂峠への分岐(山中分岐)を分ける。




f0308721_2224829.jpg
山中を過ぎると、林道はナギノ入(横倉入)沢にそって西にカーブする。右側は植林帯であるが・・




f0308721_22242514.jpg
左側は自然林が残り、2カラーの紅葉が美しい。 072.gif




f0308721_22245841.jpg
この時期は舗装道路も落葉で埋まり、とても素敵な林道歩きとなった。 072.gif




f0308721_22252391.jpg
バス停から林道を歩くこと1時間30分ほどで林道の終点に到着。 

ここからウノタワへの山路が始まる。




f0308721_22255984.jpg
山路に入るとすぐにナギノ入(横倉入)沢の源流部の流れに出あう。その流れに沿って上流へ進む。 070.gif 060.gif




f0308721_22263689.jpg
山腹にはまだ紅葉が見られた。




f0308721_22265676.jpg
苔むした石ころの中の流れが実に美しい。




f0308721_22271599.jpg
やがて沢は伏流となり、ここでもパイプで排水されていた。




f0308721_22274332.jpg
沢の流れが消え、石垣の残る落葉の斜面にかかると、傾斜も徐々にきつくなってくる。




f0308721_2228340.jpg
振る返れば、最後の紅葉が森の中にアートを描いていた。 072.gif




f0308721_2228328.jpg
ガレた急坂を息を整えながら登る。 042.gif

ウノタワ東面の斜面にはたくさんの苔むした石ころがあり、こちらも自然のアートを見るようだ。 072.gif




f0308721_2229122.jpg

f0308721_22292162.jpg
落葉だらけの中に、緑の葉が目をひいた。モミジの葉形をしたこの植物はどうやらトリカブトのようだ。

葉形がモミジに似ている植物にモミジガサというのがあるが、こちらは山菜として食べられている。 新芽の頃にこのトリカブトとよく誤食されるらしい。 025.gif




f0308721_223156100.jpg
そして、稜線と思わしき尾根に登りつめる。そこには “ウノタワの伝説” と書かれた案内板と広大な窪地が現れた。

案内板に寄れば、昔ここは神の化身の鵜が住む大きな沼であった。が、猟師が誤ってその鵜を射ってしまい、鵜もろとも沼も消滅したというお話だ。 “鵜の田” でウノタワというらしい。

名郷バス停からここまで約3時間ほどの登高である。 059.gif 066.gif




f0308721_22323584.jpg
ブナやミズナラの落葉で覆われたウノタワは、山の稜線にありながら開放感のある居心地のよい場所だ。 043.gif

また、ウノタワは大持山や武甲山への通過点のような存在であるが、この伝説の地への山旅の目的地として十分価値のある場所ではないだろうか。 049.gif

という訳で、大持山方面には行かずに、分岐を左に折れ、鳥首峠経由で下山する事にしよう。 070.gif




f0308721_22331678.jpg
ウノタワから南へ、アセビの木が密集する尾根を登る。




f0308721_22335076.jpg
1,059mの小ピークには電線の張られていない、鉄塔が建っている。どうやら解体される鉄塔のようだ。

ピークからは西側の奥武蔵の山々が見渡せる。 072.gif




f0308721_2234123.jpg
小ピークから鳥首峠への下りで、左下に石灰採掘場が木立の間から見える。月に行ったことはないが、白い採掘跡は月面のクレーターを想像させる。




f0308721_2237146.jpg

f0308721_22371961.jpg
ウノタワから30分程で953mの鳥首峠に着く。

峠は4つのトレイルの交差点で、南に直進すれば有間山を経由して奥多摩方面に行く。

西は浦山大日堂へ、東へ進めば白岩を経由して名郷に戻れる。

鳥首峠周辺はまだ紅葉が見られた。




f0308721_2238667.jpg
鳥首峠から左(東)に折れ、植林のスイッチバックを急下降し、荒れた沢筋を横切る。




f0308721_22384437.jpg
白岩入沢の左岸の山腹路を下っていくと、落葉を被った廃屋地帯に行き着く。ここが白岩集落跡である。 005.gif

林業が中心だった集落は、1950年(昭和25年)頃には23軒あった家も1985年(昭和60年)以降は無人となった。完全につぶれてしまった家屋も多く、時代の移り変わりとはいえ、何とも言い表せない感情をおぼえた。




f0308721_22393635.jpg
白岩集落跡からは、薄暗い植林帯に入り、採掘工場のある林道に出る。

植林内になんとローラーコースターがあった! ・・じゃなくて~石灰を運んだレールのようだ。 041.gif




f0308721_22395757.jpg
石灰工場を眼下に見ながら、山腹路を行けば、やがて階段になり林道(白石林道/県道73号線)に出る。




f0308721_22401578.jpg
白岩入沢を右に見ながら林道を30分ほど歩けば、二俣の分岐に行き着く。この先は往路をたどりバス停に戻る。




f0308721_22543838.jpg奥武蔵再訪の今回は、ウノタワ伝説と白岩の廃村を訪れる目的であった。

晩秋のこの時期に歩いたからなのか? どこかノスタルジックな感情を呼び起こさせるものがあった。

そして、奥武蔵野の穏やかさと美しさを認識したハイキングであった。


私のこのトレイルへの評価: 4★ 中級者向け

行程距離: 約10.5km(名郷バス停‐大場戸‐山中‐ウノタワ‐鳥首峠‐白岩集落跡‐大場戸‐名郷バス停)

標高差: 約680m

実動時間: 約6.5時間 (休憩込み)

f0308721_22413712.jpg

この情報は役にたちましたか? 下の画像をクリックしていただけたら嬉しいです。 ヽ(゚∀゚)メ(゚∀゚)メ(゚∀゚)ノ
↓ Thanks for reading my article. Please click the photo below, so that your access can be counted.

にほんブログ村

にほんブログ村

by dream8sue | 2015-11-17 22:42 | 埼玉県エリア | Trackback | Comments(0)

南牧村 スリリングな岩稜と展望の黒瀧山      Kurotakisan in Nanmoku, Gunma

Thursday, November 5, 2015
f0308721_10243768.jpg
黒瀧山に黒瀧山というピークは無い。五老峰と呼ばれる、観音岩、幕岩、九十九谷の岩壁、馬ノ背渡り、鷹ノ巣山などの山全体を黒瀧山という。

五老峰のリッジから九十九谷へのループトレイルを歩いても、5km程度、3時間コースである。健脚ハイカーは北にあるトヤ山とセットで歩くハイカーも多い。

我々も、ちょっと欲張って両方の山を歩いた。が、さすがに1日で2本のトレイルを歩くのは結構ハードな山行であった。 042.gif

不動寺までのアクセスなどはトヤ山のレポートを参考にしてほしい。⇒ “南牧村 西上州の隠れた展望台トヤ山   Tomayama in Nanmoku, Gunma”




f0308721_10274715.jpgf0308721_10281222.jpg
無事にトヤ山へのハイクを終え、いったん不動寺への分岐に戻る。そして、さらに西に50mほど進み五老峰入口分岐で左に曲がる。この路を直進すれば上底瀬(かみそこせ)の集落に行く。帰りは九十九谷からの登り返しでここに戻ることになる。




f0308721_10292952.jpg
縦走路に入って、いきなり鉄ハシゴで急な岩壁を一段登る。 005.gif

そこには、どこから集めたのかと思うほどの石が積まれていた。




f0308721_10295620.jpg
そして、まだいくらも登っていないのにこの絶景が待っていた。西側の景色。 043.gif




f0308721_10302158.jpg
東側の景色。 072.gif




f0308721_10304571.jpg
そして、すぐ先には “馬ノ背” が現れる。馬ノ背は幅1mほどのナイフリッジでテェーン手すりが設置されている。その先で長い鉄ハシゴを登る。





f0308721_1032220.jpgf0308721_10321642.jpg
長いハシゴの先にはクサリの岩場がある。

岩場をこなすと、今度は見上げれば首が痛くなるほど急な鉄ハシゴがある。

正直、この鉄ハシゴが一番怖かった。 008.gif

それにしても、よくぞこんな垂壁にこのハシゴを設置したものだと関心してしまう。 005.gif




f0308721_10331912.jpg
ハシゴをひとつクリアするごとに景色が変わっていく。

見渡せば不動寺の上に日東岩、星中岩、月西岩があり、その奥には鹿岳(かなだけ)の岩峰がそびえている。

まるで一枚の絵を見ているかのような壮観な景色だ! 072.gif 043.gif




f0308721_10333963.jpg
ナイフリッジから最後の岩場を登れば、平坦なトレイル(だけどヤセ尾根)となる。




f0308721_1034274.jpg
ヤセ尾根を行くと、すぐに左(北側)に路が続くが、リッジ通しに少し行けば “見晴台” があるので寄っていこう。




f0308721_10365270.jpg
石祠が置かれた見晴台の岩場は、Ⅲ級程度の岩登りなので、岩登りに自信が無い人は登らないほうが良い。 034.gif

見晴台周辺も紅く色づいて綺麗だ。 072.gif




f0308721_10373376.jpgf0308721_10374567.jpg
分岐に戻り、フィックスロープの張られた北側のトレイルに進み、見晴台の岩場を巻く。

ここも左斜面が切れ落ちているので油断は禁物だ。 034.gif




f0308721_1039527.jpg
5分もしないで九十九谷への分岐を右に分ける。まずは石祠のある左のトレイルに進み五老峰の最高地点である “観音岩(870m)” に行こう。



f0308721_10403073.jpg
すぐにフィックスロープが張られた5mくらいの岩場が現れる。その岩場を登れば、九十九谷の源頭部にある観音岩に到着だ! 066.gif

あら、可愛そうに、観音像はどこかに落ちてしまったようだ。台座だけが岩場に残っている。




f0308721_10411586.jpg
観音岩は360度の展望だ。

観音像の台座が置かれた岩峰の先に、切れたギャップをまたいで(足元注意)もうひとつの岩峰がある。

その岩峰に腰掛けてSue が見ている景色は・・




f0308721_10414074.jpg
この燃えるような紅葉だ! This is a superb view!  072.gif




f0308721_1042984.jpg
北側の景色も凄い!西上州の山々が一望できる。




f0308721_10422988.jpg
奥の岩山は妙義山かな?




f0308721_1043143.jpg
こうしてズームで覗けば、やはり妙義山はカッコいい山だね~馬ノ背どころではない。まさにゴジラの背だね。 041.gif




f0308721_10433838.jpg
鹿岳(左)と四ッ又山(右)は、南牧村を代表するハイキングトレイルがある山だ。




f0308721_10482767.jpg
観音岩からは分岐に戻り、南の側壁をたどり、その末端にある “鷹ノ巣山” を目指す。

急下降なので慎重に行こう。所々の岩場にはロープがフィックスしてある。




f0308721_10485220.jpg
次第に谷が見下ろせるようになり、九十九谷の険しくも美しい景観に歓声を上げること間違いなしだ。




f0308721_1049922.jpg
右側はお尻がムズムズするくらいの絶壁だ。高い所大好きな私でも、足元からスパッと切れた絶壁の端には長くは留まりたくないと思った。 008.gif




f0308721_10495081.jpg
絶景ポイントで写真を撮ったら、さらに岩場を降る。  紅葉が青空に映えて実に美しい。 072.gif




f0308721_10501924.jpg
でも、よそ見しながら歩いてはダメだよ。歩く時はしっかり足元を見て歩こうね。 034.gif

九十九谷の岩壁の先には、上底瀬の集落も見えている。




f0308721_10518100.jpg
下底瀬への分岐の手前にある岩場には、 “要注意” の標識がある。

この岩場には足場が切ってあるので慎重に行けば渡れるようだが、見た感じでは危なそうだったので私達は巻き路で岩場を巻いた。だって、要注意だものね。 003.gif




f0308721_10514319.jpg

f0308721_13345252.jpg
“要注意” の岩の上に腹ばいになり、谷を覗き込んでみた。

対岸の岩壁も凄いが、手前のナイフのような薄刃の岩がちょっと素敵! 004.gif

右の写真は、この谷を九十九谷集落から見たもの。薄刃の岩の全形がよくわかる。 005.gif






f0308721_10522560.jpg
下底瀬への分岐を左に分けて鷹ノ巣山へ向かう。




f0308721_10525972.jpg
紅葉の尾根を少し行けば、九十九谷へ降る分岐が現れる。分岐を曲がらず1分ほど直進すれば鷹ノ巣山に着く




f0308721_10533899.jpg鷹ノ巣山(767m)のピークは狭く、藪に覆われていて展望はイマイチだが、ここが絶壁の上だということは分かる。

昔は、このピークから岩壁の縁をたどる下山路があったようだが、余りにも危険なためか?現在はロープが張られ立入禁止になっている。

五老峰縦走をスタートしてから約2時間たつ。 042.gif

ここで大休止してから、九十九谷に降るとしよう。 063.gif




f0308721_10543425.jpg
分岐に戻り、針葉樹と広葉樹の混ざる雑木林を降る。

今までのナイフリッジとは違い緊張はしないが、急傾斜なので膝にくる。 008.gif




f0308721_13354780.jpg

f0308721_105585.jpg
それでも20~30分ほど降ると、沢床に着く。

そこから5分ほど沢筋に沿って下流に行けば、道祖神の立ち九十九谷登山口(上底瀬口)に出る。




f0308721_10555692.jpg
谷が重なり合うという意味で名付けられた九十九谷(くじゅうくたに)は、周囲を岩壁で囲まれた500m程の短い谷だ。 本当に凄い景観だな~ 005.gif




f0308721_10562538.jpg
車道を北に5分ほど歩けば、黒瀧山登山口の立派な道標がある。

気のいい地元のおじさんが “はやく帰らないと日が暮れるぞ~” と話しかけてくる。 003.gif

段々畑で作業を終えたおばちゃんに “こんにちは” と挨拶すれば、 “黒瀧山に登ってきたんかい” と訪ねてくる。 051.gif

地元に暮らす方々と交わりながらの里歩きも楽しい。 060.gif

季節はずれのアジサイも咲いていて、何だか気持ちが温かくなる。 043.gif




f0308721_1057449.jpg
舗装道路はやがてダートの路となり、五老峰入口分岐まで40分ほどの登り坂だ。 042.gif

進行方向には、先ほど歩いた馬ノ背の岩壁が見えてくる。




f0308721_1336313.jpg
さすがに、トマ山からの継続なので足が重くなってきた。 042.gif

途中には、クラック(岩の割目)の中に石像が祀ってある岩壁の下を通る。




f0308721_10582618.jpg
五老峰入口、不動寺分岐と歩き、不動寺に帰り着いた時には、西上州の山々が夕焼け小焼けだった。




f0308721_1635316.jpg
今回、私達はトヤ山と黒瀧山の両方を歩き、約14kmで9時間(鉄塔までの往復も込む)ほどかかった。

日没が早くなる今の時期には、いささかロングルートかもしれないが、朝早めに出て紅葉最盛期のこの時季に歩くことをお勧めする。 049.gif

足に自信のないハイカーは、トヤ山と黒瀧山のどちらか一方を歩いても十分満足のいくトレイルだろう。

また、言うまでもないが、黒瀧山は急なナイフリッジの連続なので雨上がりなどの濡れたコンディションの時は避けた方が良い。 034.gif


私のこのトレイルへの評価: 5★ 中級者向け
行程距離: 約6.5km(不動寺下パーキング‐不動寺‐五老峰入口‐馬ノ背‐見晴台‐観音岩‐鷹ノ巣山‐九十九谷登山口/上底瀬口‐黒瀧山登山口-五老峰入口-不動寺-不動寺下パーキング)
標高差: 約230m
実動時間: 約3.5時間 (休憩込み)

f0308721_1059984.jpg

この情報は役にたちましたか? 下の画像をクリックしていただけたら嬉しいです。 ヽ(゚∀゚)メ(゚∀゚)メ(゚∀゚)ノ
↓ Thanks for reading my article. Please click the photo below, so that your access can be counted.

にほんブログ村

にほんブログ村
by dream8sue | 2015-11-05 10:22 | 群馬県 西上州エリア | Trackback | Comments(0)

鹿沼市 石裂山は長いハシゴのお山     Ozakusan in Kanuma, Tochigi

Sunday, November 1 , 2015
f0308721_1905349.jpg
低山の木々が紅く色づく11月初旬に栃木県鹿沼市にある、石裂山(おざくさん)に登ってきた。 070.gif

石裂山は、標高1000m前後の低山ながら、岩場やハシゴの多いアスレチック的要素の強いトレイルと聞いている。

また、信仰の山でもあり、登山口には加蘇山神社がある。




f0308721_1914344.jpg
<マイカーの場合>北関東自動車道の都賀ICから県道3号線~177号線~240号線と走って石裂集落に向かう。

市営バスの終点のバス停を通過し加蘇山神社社務所の先を左折する。

細い林道を少し走ると加蘇山神社前にパーキングがある。

パーキング可能スペースは10台くらい。




f0308721_1924755.jpg

f0308721_193634.jpg
加蘇山神社の横の沢沿いの広い路を進むと、右下の川に高さ5mくらいの “清滝” が落ちている。




f0308721_1934464.jpg

f0308721_1935722.jpg
10分も歩くと山路になり、小沢をトラバースした先に “竜ヶ滝” の休憩所がある。

休憩所の一段下に行く踏み跡をたどれば、8mくらいの竜ヶ滝の滝壺まで行ける。




f0308721_1945910.jpg
休憩所から途中に月山への分岐を右に分けながら東に進むと、栃木県天然記念物の千本カツラの大木が現れる。

ここのカツラの木は、すでに葉が散ってしまっているが、カツラの木といえば甘い香りを放出する木であることを先日行った森林セラピーで知った。⇒ “上野村 中之沢渓谷で森林セラピー初体験 Forest Therapy at Nakanosawa valley in Ueno, Gunma”




f0308721_1961748.jpg
千本カツラから湿った沢筋のトレイルを進み、山腹にある中ノ宮の休憩所へ向かう。

沢筋は2014年2月の大雪で倒れたと思われる倒木で埋め尽くされていた。 002.gif




f0308721_1964349.jpg
竜ヶ滝の休憩所から中ノ宮の休憩所までは0.5kmほどであるが、段々と傾斜が増してくる。

中ノ宮の休憩所周辺は、見事なスギの大木に囲まれている。




f0308721_1972143.jpg
中ノ宮の休憩所の先に “行者返しの岩場” と呼ばれるハシゴとクサリが掛かった一枚岩が現われる。

ここから、いよいよ岩場の始まりだが、行者返しの岩場は傾斜が緩いので問題はないだろう。 066.gif




f0308721_198085.jpg

f0308721_198196.jpg
行者返しの岩場を過ぎ、石の階段を登れば、りっぱなハシゴの掛かった “石裂岩” が現れる。

石裂岩のハシゴを登り切れば、洞窟の中に鳥居がある “加蘇山神社奥ノ宮” だ。

登山口の加蘇山神社から1時間くらいで奥ノ宮に来れる。

竜ヶ滝や千本カツラで寄り道しても1時間半くらいだろう。




f0308721_19105948.jpg

f0308721_19111653.jpg
奥ノ宮から石裂山の稜線までは、手すり付き階段が設置された山路を行く。 このあたりは紅葉が見事だった。 072.gif




f0308721_19115576.jpg
“ヒゲスリ岩” の下をトラバースして・・




f0308721_19121968.jpg
山腹のスイッチバックをひと登りで石裂山から南に続く稜線に出る。 071.gif




f0308721_19132123.jpg
稜線から右(北)に進み、小ピークを越えれば “東剣ノ峰” に着く。

東剣ノ峰から鞍部に降り、 “西剣ノ峰” を目指す。




f0308721_19135964.jpg
東剣ノ峰から鞍部に降りポーションには長~いアルミ製ハシゴが設置されている。

今まで岩稜と呼ばれるトレイルをいくつも歩いてきたが、ここまでご丁寧にハシゴが掛かったトレイルは初めてだ。 005.gif

まあ、安全重視の措置なのだろうが、自然とがっぷり四つに組んで遊びたい私としては “なんだかな~” って感じだ。 039.gif




f0308721_19161481.jpg
東剣ノ峰から西剣ノ峰までは、20分とかからない。西剣ノ峰にはトレイルから右に行った所に東側の展望が開けた見晴台がある。 072.gif




f0308721_19164989.jpg
北側には石裂山(879.4m)の岩壁がそびえています。




f0308721_19191113.jpg
西剣ノ峰からコルに降り、20分ほど登れば石裂山のピークに着く。 066.gif

登山口から約3時間ほどである。 059.gif

山頂は狭いが、日光方面の山々が見渡せる。




f0308721_19202062.jpg
ランチを取るなら、石裂山よりも15分ほど北に行った所にある “月山” のピークの方が広いのでお勧めだ。049.gif 063.gif




f0308721_19204181.jpg

f0308721_1920541.jpg
月山ピークには石の鳥居と壊れかけた木製の祠がある。

こちらからも石裂山同様に日光連山が一望できる。 072.gif

春にはヤシオツツジも見られるらしい。 056.gif




f0308721_19213737.jpg
下山は、石の鳥居をくぐり北東方向の尾根に進み、竜ヶ滝の休憩所へ下る周回コースをとる。




f0308721_19215984.jpg
クサリのついた尾根から、針葉樹林のスイッチバックのトレイルとなる。




f0308721_19221391.jpg
途中に小さな岩場の下降をこなし、沢筋のトレイルに入る。




f0308721_19223668.jpg
竜ヶ滝の上流に差し掛かると、ここも倒木が凄い! 005.gif 002.gif




f0308721_19225737.jpg
そして、月山から約1時間弱で竜ヶ滝の休憩所に到着。ここからは往路を加蘇山神社まで戻る。




f0308721_19232253.jpg
←石裂山回遊登山ルートマップ by 鹿沼市観光物産協会


岩場・鎖場の多い面白い山と聞いていたが、実際は岩場はほとんどハシゴの階段歩きだし、クサリ場もクサリが無くても問題ないレベルだ。

自然林の紅葉は綺麗だったが、全体的にはスギなどの針葉樹林の山で、大雪被害で倒木も多く、沢筋も荒れている。

信仰色が強い山という点では、群馬県中之条の嵩山に似ている。⇒ “群馬の駅からハイク vol.7 : 中之条町 石像と岩塔の嵩山  Takeyana in Nakanojō, Gunma”

私のこのトレイルへの評価: 3★ 初級者向け
行程距離: 約6km(加蘇山神社パーキング‐休憩所‐千本桂‐中ノ宮‐奥ノ宮‐東剣ノ峰‐西剣ノ峰‐石裂山‐月山 - 休憩所-加蘇山神社パーキング)
標高差: 約520m
実動時間: 約5時間 (休憩込み)

f0308721_19251119.jpg

この情報は役にたちましたか? 下の画像をクリックしていただけたら嬉しいです。 ヽ(゚∀゚)メ(゚∀゚)メ(゚∀゚)ノ
↓ Thanks for reading my article. Please click the photo below, so that your access can be counted.

にほんブログ村

にほんブログ村
by dream8sue | 2015-11-01 19:26 | 栃木県エリア | Trackback | Comments(0)

上野村 中之沢渓谷で森林セラピー初体験     Forest Therapy at Nakanosawa valley in Ueno, Gunma

Sunday, October 25, 2015
f0308721_14205464.jpg
森林セラピーとは、森林がもつ人間へのリラックス効果に着目し、医学的な証拠に裏付けされた森林浴効果のことをいう。

医学的な証拠が有ろうが無かろうが、ハイカーなら森林浴が好きなのは言わずもがなである。だからこそ貴重な余暇を利用して自然の中に出かけていくわけだが、ハイカーに限らず、ストレスを抱える現代人にとって森林浴は多かれ少なかれ健康に良い影響があると考えられている。 045.gif

森林セラピーは、森林ならどこでも行なえるというものではないらしい。森林セラピーソサエティ(特定非営利活動法人)なるものによる厳しい実地テストを経て、セラピー効果のevidence (科学的証拠)を証明された全国60箇所余りの森で行なわれている。

その一つが、ここ上野村の restricted area “入場制限制度” で入山を規制している “中之沢源流域自然散策路” である。 ハイカーとして、以前からこのエリアが気になっていたことも、私がセラピーに参加する動機であった。

ちなみに、森林セラピーソサエティの役員は、主に医療関係者なのだが、その中に医師で登山家の今井通子氏も入っている。まあ、山と医療の接点を考えれば妥当な人選と言えるだろう。




f0308721_14231998.jpg
受付は上野村の森の体験館(Tel:0274-20-7072/9:00-17:00 木曜休)なので、イベント情報やアクセスに関してはこちらを参照してほしい。 034.gif

希望者には、高崎駅からの送迎もしてくれるので、リクエストすれば足の心配もない。 043.gif
コストは、送迎つき、セラピストのガイド料、保険料、昼食、日帰り入浴つきで¥5,000とリーズナブルである。 065.gif

森の体験館で受付を済ませたら、セラピストの車で中之沢源流域自然散策路に向かう。森の体験館前の楢原郵便局がある三差路を県道124号線に入り、ぶどう峠方面に4km弱走る。
この道は、5月に参加した上野村公募ハイキング “シオジ原生林” や “マムシ岳(1,307m)” に行く道である。

マムシ岳のキリンテ登山口の少し手前のヘアピンカーブのところが、中之沢源流域自然散策路の林道入口だ。入口のゲートは閉鎖されていて、一般車両は入れない。(写真左)




f0308721_14354956.jpg
中之沢源流域自然散策路は、全長12.6kmの林道で、ルート沿いには貴重な自然生態が凝縮されている。⇒ 中之沢源流域自然散策路のマップ

この間の移動は自動車で、途中にいくつかの観察小屋、休憩所、探索基地などの設備が設けられている。ソーラー発電による水洗トイレなどもあり、環境に配慮してある。さすがです! 038.gif

林道周辺の紅葉が余りにも美しいので、セラピーポイントではないけれど車から降りて、しばし紅葉狩りを楽しむ。 072.gif




f0308721_14375941.jpg
道端にはウルシやハゼの葉も見事に紅葉していた。

セラピストからハゼはその昔はロウソクの原料になっていたとの説明を受ける。知らなかった! 005.gif

他にもホウノキとトチノキの違いや、クサギというユニークな実をつけた植物観察などもあり、ハイカー2年生の私にはとてもためになるレクチャーだった。 027.gif 040.gif




f0308721_14405738.jpg
最初のセラピーポイントであるオボロカヤの滝入口(入口ゲートから約5km地点)に到着。




f0308721_1441358.jpg
オボロカヤの滝へは全長170mの階段を降りていく。

標高約1,200mの中之沢源流域は、ブナを中心とするトチ、ミズナラなどの落葉広葉樹林帯である。




f0308721_14421065.jpg
急な階段を降っていくと、やがて右下にオボロカヤの滝が姿を現す。この滝に会いたかったんだよな~

“オボロカヤ” とはアイヌ語で “水の溜まり” という意味らしい。




f0308721_14424661.jpg
オボロカヤの滝の左岸(川下に向かって左側)に展望デッキが設けられている。

そこにマットを敷いて静かに横たわる。

落葉がハラハラと散って落ち葉のシャワーを浴びる。

森林セラピーは5感を使って体験する。 “見る” “聴く” “嗅ぐ” “触る” “味わう”

滝の音、風の音、落ち葉を踏みしめる音、鳥の鳴き声などなど。

ハイキングでも聴ける音であるが、こうしてデッキに寝そべって目をつむると、耳に入ってくる音と自分の脳が直接繋がっている感じになる。それはハイキングでは味わえない宇宙が広がる。 043.gif




f0308721_1444153.jpg
しばし、瞑想した後は、滝の下まで行ってマイナスイオンを身体に浴びる。

あ、浴びるのはマイナスイオンだけだよ。滝の水は浴びないからね。 003.gif 夏なら水に足をつけても良いけれど、この日は水遊びには少し寒い日だった。 003.gif




f0308721_14444690.jpg
オボロカヤの滝が流れるこの沢は、オボロカヤ沢で、下流で中之沢本谷に合流する。




f0308721_1445375.jpg
滝周辺には、シオジの木も生えている。

私は、5月のシオジ原生林ハイキングで初めてシオジの木を見たが、滑らかな木脈の模様でひと目でシオジの木と同定できる。 004.gif




f0308721_14462595.jpg
さて、オボロカヤの滝で “見る” “聴く” を体験したら、中之沢本谷周辺(入口ゲートから約8km地点)へ移動しよう。

林道は舗装道路であるが、入場制限制度のため一般車両が通らないので、落ち葉で埋まっている。時々落石などもあって、ドライブ速度は20kmくらいでゆっくり走る。




f0308721_14464965.jpg
中之沢本谷と車道が出合う場所には、教会を思わせる造りの観察小屋(休憩所)がある。




f0308721_14472754.jpg
そして、観察小屋周辺は、何だかとても甘い香りがする。キャラメル?醤油の良い匂い?に似ている。 039.gif

その匂いの元は、頭上からハート型の黄色い葉を散らしているカツラの木だった。

とってもハッピーになる香りだから、もっと街路樹などに取り入れればよいと思うが、きっとメンテナンスが大変なんだろうな~ 039.gif

他にもスギやヒバなどの匂いは血圧を下げる効果があるらしい。 049.gif




f0308721_14482265.jpg
観察小屋の少し東側に谷を挟んで紅葉の綺麗な尾根が見える。

ここはコダマがよく返ってくる場所らしい。皆で “ヤッホー” やりましたよ~ 003.gif




f0308721_1448449.jpgf0308721_14485556.jpg
さて、カツラの香りを“嗅ぎ”、コダマで大声をだしたので、お腹がすいた。

川岸の陽だまりにマットを敷いて、ランチをいただこう。 060.gif

上野村の宿泊施設のひとつ、やまびこ荘提供の、上野村特産のイノブタのステーキと、産地野菜の煮物などのランチボックスだ。 063.gif




f0308721_1453362.jpg
ランチ休憩の後は、周辺を軽く(30分程度)散策する。 070.gif




f0308721_14533194.jpg
中之沢本谷の上流に分け入る。落葉が瀞に溜まって円を描いている。綺麗だな~ 072.gif

ちなみに、中之沢は、国土交通省の水質調査で(平成16~20年度)関東で最もきれいな川として証明された神流川(利根川水系)の源流域のひとつだそうだ。 038.gif 043.gif




f0308721_1455117.jpg
沢の水に “触れ”、 涸れた古木の幹に “触る”。

人間への癒し効果などとは関係なく、自然は太古の昔から繰り返し繰り返し生命を繋げている。




f0308721_14554057.jpg
今回のセラピーはこの地点から引き返した。

中之沢源流域自然散策路のゲートまで戻って、県道124号の途中にある、浜平温泉しおじの湯で温泉に浸かって、セラピーは終了となる。

森林浴のもつ癒し効果には、ストレスホルモンや血圧、脈拍数の減少でストレスが緩和される他にも、抗癌タンパク質が増加したり、免疫能活性が増強し、癌に対する抵抗性が高まるらしい。最近まで癌の治療をしていた私には嬉しい調査結果だ。これからも、ゆっくりハイキングを続けていこう。

時に森林セラピーで身体をいたわるのも良いのではないだろうか。特に仕事や雑事に追われる現代人、インドア系の人などは試してみる価値があると思う。 049.gif


私のこのイベントへの評価: 5★
距離: 往復約16kmの林道を車で移動。歩行距離は1km以下
標高差: 約50m
実セラピー時間: 約4時間 (ランチタイム込み)

f0308721_1457358.jpg

この情報は役にたちましたか? 下の画像をクリックしていただけたら嬉しいです。 ヽ(゚∀゚)メ(゚∀゚)メ(゚∀゚)ノ
↓ Thanks for reading my article. Please click the photo below, so that your access can be counted.

にほんブログ村

にほんブログ村

by dream8sue | 2015-10-25 14:57 | 群馬県 西上州エリア | Trackback | Comments(0)

前橋市富士見町  赤城山のカルデラ湖とツツジの牧場     Mount Akagi in Maebashi, Gunma

Wednesday, June 11, 2014
f0308721_15382386.jpg
群馬県民でありながら、しかも前橋市民でありながら、赤城山に行った記憶がほとんど無い。東京の知人が赤城のツツジを見に行くと言うので便乗させてもらった。 040.gif
しかし梅雨の真っ只中、雨が降ったりやんだりのなか、雨具を着てのハイキングとなった。 057.gif 071.gif




f0308721_1539168.jpg高崎、前橋方面からのアクセス:国道17号線で渋川方面に向かい、市街の “住吉町交番前” の交差点を右折、その先3つ目の交差点で県道4号線を左折する。県道4号線は通称 “赤城県道” と言われる道なのでこの道をひたすら赤城山に向かって走れば観光案内所のある白樺牧場を経由し、大沼の湖畔に至る。

電車利用の場合は、JR両毛線の前橋駅から路線バスで富士見温泉行きに乗り、赤城ビジターセンター行きに乗り換える。ツツジが咲くこの時期は毎日、赤城山直通バスもあるので、それらをうまく利用しよう。(4/1~10/31は土日祝のみ運行)
また、地図が読めない初心者でも、観光案内所でウォーキングマップ(10円)を買えば効率よく歩くことができる。 045.gif




f0308721_15402742.jpg
赤城山は、カルデラ湖の大沼や覚満淵(かくまんぶち)を取り囲んでいる外輪山としての黒檜山、駒ヶ岳、地蔵岳や、火口湖の小沼の東にある小地蔵や長七郎山、少し離れて位置する鈴ヶ岳、荒山、鍋割山などの総称である。 034.gif
視界の悪い日に高い山に登っても展望が無くつまらないし、今回の目的はツツジ観賞なので覚満淵と白樺牧場周辺の散策にした。
最初に訪れたのは大沼の南東にある、周囲約500mの小さな湿原、覚満淵(かくまんぶち)である。 大昔は大沼とひとつの湖であった “小尾瀬” とも称される貴重な湿原である。




f0308721_15415742.jpg
湖の畔に沿って覚満淵を一周するトレイルを歩く。ゆっくり歩いても30分くらいで周れるだろう。周辺は深い霧に覆われていた。 005.gif





f0308721_1542167.jpg
霧が幻想的で、ツツジの美しさを引き立てていた。




f0308721_15423436.jpg
ツツジ以外にもトレイル脇には湿原特有の様々な植物が見られる。 072.gif




f0308721_15432045.jpg
“クサタチバナ” の白い花が目をひく。 056.gif
覚満淵の近くに赤城公園ビジターセンターがあるので立ち寄って行こう。山の成り立ちや生息動物、植物のことなどを知ることができる。 027.gif




f0308721_15442587.jpgそして、ツツジを見るなら何と言っても、ここ白樺牧場から見晴山だろう。

この時期、前橋方面から県道4号線で山道を上って行くと、大沼に下る手前で真っ赤なツツジの原が目に飛び込んでくる。

観光案内所と駐車場が左側にあるので、白樺牧場の広大なツツジの群生を堪能しよう。 045.gif




f0308721_1652885.jpg
白樺牧場というより、まさにツツジ牧場と言った感じである。




f0308721_1654790.jpg
こんなにたくさんのツツジを見たのは生まれて初めてだ。 012.gif その数、10万株! 005.gif 070.gif




f0308721_15461088.jpg
この時季(6月中‐下旬)のツツジの種類は主に “レンゲツツジ” と “ヤマツツジ” のようだ。5月下旬から6月上旬ならアカヤシオ、シロヤシオ、トウゴクミツバツツジなどの品種が見られるらしい。 056.gif




f0308721_15463239.jpg
見晴山へは白樺牧場の駐車場から車道と平行して付けられた遊歩道を500mほど北に行く。 いつもは影の薄いクマ笹も雨に濡れて存在感をアピールしているようだ。 072.gif




f0308721_15464784.jpg
クマ笹とヤマツツジのコンビネーション。Beautiful! 072.gif




f0308721_1547490.jpg
ナラの木とヤマツツジのコンビネーション。Fantastic! 072.gif




f0308721_15471845.jpg
霧のカーテンが上がり、姿を現した白樺の幹がひと際あざやかに見える。 072.gif




f0308721_15473159.jpg
見晴山の南斜面には一面にツツジが生えている。見晴山(1,458m)は山というより丘なので5分で登れるので山頂まで登ってみよう。 049.gif




f0308721_15475829.jpg
時間があれば見晴山から大沼まで降って、 “ミズナラの道” から “句碑の道”を歩き見晴山に戻る2時間程度のトレイルがお勧めだ。
北面にあるこのトレイルは様子が一変して白樺の混ざる雑木林を行くしっとりした雰囲気のあるトレイルだ。 049.gif 072.gif




f0308721_15481427.jpg
白樺とナラの木とツツジのコンビネーション。Excellent! 072.gif




f0308721_15484116.jpg
30分も歩くと視界が開けスキー場の丘の上に出る。眼下に霧のベールをまとった大沼が現れる。 072.gif




f0308721_15485978.jpg
小さなスキー場の斜面にはワラビやフキなどの春の野草がたくさん生えていて実に楽しい。 056.gif 070.gif




f0308721_15492020.jpg黄色いツツジ!




f0308721_155068.jpg
スキー場を降りきったところに青木旅館がある。庭で観光客が地元の人になにやら尋ねている。

このキノコが食べられるかどうかって?

キャー、どぎつい色、無理でしょう!? 005.gif 046.gif

いえいえ、実は食用です!Oh My God! 005.gif 034.gif




f0308721_15512476.jpg

f0308721_1661091.jpg大沼からは始めは湖畔に沿って大洞方面に300mほど行き、 “ミズナラの道” という案内標識に従ってミズナラの樹林帯に入る。
ミズナラの森は梅雨ということもあり、静かで深い海に迷い込んだような気分になる。
短いトレイルだがツツジ牧場の明るさとは対照的で面白い。 049.gif

ミズナラの道が終わり、車道を横切り白樺樹林の “句碑の道 ”に入る。
赤城山ゆかりの文人の俳句が刻まれた句碑が点在するトレイルは2km弱で見晴山に戻る。




f0308721_15524273.jpg
湖と白樺やミズナラの樹林、辺りを鮮やかに染め上げるツツジの群生など、素敵要素が凝縮した赤城山だ。049.gif
都心からもそう遠くなく、春や秋はもちろん、夏も涼しい避暑地なので一度は来る価値ありだ・・って20年以上、前橋に住んでいながら初めて訪れた私が言うなって! 033.gif 041.gif

私のこのトレイルへの評価:5★ 初心者、初級者向け
全行程 約4km、3時間(移動、休憩込み)

f0308721_1553228.jpg

この情報は役にたちましたか? 下の画像をクリックしていただけたら嬉しいです。 ヽ(゚∀゚)メ(゚∀゚)メ(゚∀゚)ノ
↓ Thanks for reading my article. Please click the photo below, so that your access can be counted.

にほんブログ村

にほんブログ村

by dream8sue | 2014-06-11 09:26 | 群馬県エリア | Trackback | Comments(0)