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奥多摩の岩場訪問 越沢バットレス     Rock Climbing at Koizawa Buttress in Chichibu-Tama-Kai National Park

Sunday, November 19, 2017
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越沢バットレスは高さ80メートル、幅70メートルを誇るマルチピッチ主体のゲレンデである。
本チャンのトレーニングの場所としての色合いが強く、冬を前にした今頃は、アイゼントレーニングで登るクライマーの姿も珍しくない。

岩質はチャート?で硬く、部分的に鋭いエッジを持っているため、過去にロープ切断事故が起きているらしい。
リードに際しては、当たり前であるが、他の(フリーの)ゲレンデとは違い、残置のブロテクションなどの信頼度は低いのでカムなどで自作できる技術が必要だ。



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<公共交通の場合>
JR青梅線の鳩ノ巣駅から多摩川に架かる雲仙橋を渡って、林道を大楢峠方向に登る。
2kmほどで左に展望台があり、ここから越沢バットレスの全容が見える。
(マイカーの場合は、林道工事のため展望台の手前で通行止めとなっているので要注意)

展望台の左脇から越沢へ下るトレイルがあり、降りきった所に閉鎖された越沢バットレスキャンプ場がある。
キャンプ場から渓流沿いに吊橋などを渡ながら0.5kmほど下流に行けば右手にバットレスが頭上高く覆いかぶさるように現れる。

注意)2017年11月現在、上記の越沢バットレスキャンプ場からのアプローチは、法面崩壊で通行止めとなっているため、
下流にあるガーデンキャンプ場方面からの迂回路を利用となっている。




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越沢はとても美しい渓流なのでアプローチ路も楽しい。 177.png



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しかし・・迂回路となっているガーデンキャンプ場からのトレイルはメンテナンスがされていないらしく、
強度に不安を感じる怖い丸太橋などもあるので慎重に歩いてね。 149.png 



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迂回路からのアプローチで約20分、越沢バットレス基部に到着。
基部には東屋などもあり、バットレスの各ルートが一望できる。 150.png



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さて、登攀装備を身に付けたら、まずは一番人気の “第2スラブルート Ⅳ+(3P)” を登る。
基部から見上げた時に、一目で分かる滑り台のような外形斜面である。



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1P、登りだしていきなり、見ためよりも傾斜があることにビビる。
足裏に感じる岩の感触も、 “あれ、チャートって滑るのか!” って感じで、岩に馴染んでいない身体に緊張がはしる。



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2P 第2スラブルートというルート名ではあるが・・ “これってスラブではなくフェースでしょう!” って思ったのは私だけ?
(ここで、先行パーティーが詰まっていたので、待ち時間で第2スラブルートの左にあるルートを先に登った。)



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3P 2P目同様のフェース。 



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終了点には石仏?がいた。



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下降は、バットレス右端より50mラペル1回で降りられるようだ。



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第2スラブルートの渋滞待ちで登った “左ルート Ⅴ級” 
私はトップロープでトライしたが、上部の垂直のクラック部分が難しかった。 140.png



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第2スラブルートの右に平行して同じような滑り台傾斜の、その名も “第1スラブルート Ⅳ” がある。 177.png
今回はトライできなかったけれど、次回の機会があれば、ぜひ登ってみたいルートだ。



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ラペルラインの左を登る “右ルート Ⅳ+” もバットレスでは人気のルートである。 177.png
この日も多くのクライマーが取り付いていた。 
ラペルを2回に分けると、右ルートのアンカーをシェアしなくてはならないので、混雑時は要注意。 118.png



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本チャン(アルパインクライミング)の岩場というだけのことはあり、
ラペルしているクライマー(弱虫ペダルの坂道君似の笑顔の可愛い青年)を見ればアイゼンと手袋という冬壁登攀のいでたちである。

アルパインクライミングは、オリンピック種目の華やかなフリークライミング(スポーツクライミング)とは違って生死をかけたハードコアなクライミングである。
今時の草食系男子ばかりの日本で、こんな気骨な若者がいるなんて頼もしい限りである。
可愛い顔して、坂道君、素敵! 私も応援してるからね、頑張れ!  
ガンバ━━ヾ(o・∀・o)ノ゙━━ガンバ!!  

越沢バットレスは、プチ・アルパイン気分を味わえる、どこか懐かしい岩場だった。


アプローチのマップ は下記のヤマレコのリンクをクリックしてね (^_-)-☆

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by dream8sue | 2017-11-19 22:59 | Rock Climbing | Trackback | Comments(2)

奥多摩の岩場訪問 つづら岩     Rock Climbing at Tuzura Rock in Chichibu-Tama-Kai National Park

Sunday, November 5, 2017
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つづら岩は奥多摩の大岳山から南東にある馬頭刈尾根上の小さな岩場だ。
古くからロッククライミングのゲレンデとして利用されてきたが、アプローチが1時間半と、ゲレンデとしていささか遠い。

私は前日に、喧騒の御岳山参道から大岳山を越えて、つづら岩の下見をしている。




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<公共交通の場合>
JR五日市線の武蔵五日市駅より藤倉行きバス(西東京バス)で千足バス停(西多摩郡檜原村、都道205号線)下車。
バス停のすぐ北の林道に入り、御霊檜原神社の前を通り、そのまま林道を1kmほど登れば舗装道路の終点となる。 
マイカーの場合は、この林道終点に数台パーキングが可能である。



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そこから山路に入り、千足沢に沿って10分くらい登れば “天狗滝” がある。
天狗滝は、落差約40mと大きいが、流れが静かで滝壺は浅い。



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天狗滝からスギ林のトレイルをさらに15分くらい登れば “綾滝” の休憩ベンチに着く。



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綾滝は約20mの美しい滝で、休憩するにはもってこいの場所である。 



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滝見物の後は、地獄の急登がまっている。 O(*≧д≦)oキツイッス!!  



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登攀具を背負っての急登はこたえる。 綾滝から40分くらいで、つづら岩に到着。

高さ約40mの壁で、横幅50mくらいだろうか。 岩質はチャート?
ルートにもよるが、おおむね2ピッチくらいで終了点にぬけられる。



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私達は、壁の中央より右寄りの “一般ルート Ⅳ級” をメインに登った。 
一般ルートより右の “右クラック Ⅳ級” で中間の立ち木まで登る。



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立木から左にトラバースして一般ルートに合流。 
一般ルートは、さらに左にトラバースしてクラックを登る。 

ここから直登すれば、“残業ルート Ⅴ級”。 同行者は残業ルートを見事に登っていく。 114.png



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終了点は、この様に傾斜しているので、腹ばいになって下部をのぞき込める。 
もちろん、セルフビレイはお忘れなく!

ちなみに、この終了ポイントまでは、壁の東側の凹角から尾根を回り込んで達することができる。



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終了点の陽当たりは抜群で、見晴らしも良い。
終了点からの眺め・・奥多摩は植林地帯が多いので紅葉は期待できないが、そこそこ綺麗だね。



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下降は40mのラペル1回で基部に着く。

アプローチの遠さもトレーニングだと思えば、美しい滝を見ながらの楽しいルートだ。
ちなみに、この日、岩場で会った初老の男性が、アンカーのメンテナンスやルート整備を行っていた。
こういったボランティアによって古くからゲレンデは維持されてきたんだね。 有難いことです。


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by dream8sue | 2017-11-05 17:26 | Rock Climbing | Trackback | Comments(0)

奥多摩 人混みの御岳山から大岳山を越えて     Mount Mitake in Chichibu-Tama-Kai National Park

Saturday, November 4, 2017
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よせばいいものを魔が差して連休の混雑時に奥多摩の御岳山から大岳山へ行ってきた。 

今回のハイキングは、翌日に予定している馬頭刈尾根にあるつづら岩でのクライミングの下見も兼ねたもので、
どうせなら未だ登ったことがない御岳山から大岳山を歩こうと計画した。

何はともあれ人気のルートなので、今更ルートガイドは必要ないだろう。 備忘記録的に簡単にまとめておく。



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<公共交通の場合>
JR青梅線の御岳駅からバスで御岳山ケーブルカー乗場(ケーブル下)まで移動。
ケーブルカーを利用して山頂駅に降り立つ。

連休とあって、ハイカーや観光客で賑わう山頂駅前では、警視庁山岳救助隊がハイカーに安全登山のキャンペーンをしていた。
山頂駅から舗装道路を南に少し歩けばビジターセンターがあるので、立ち寄って情報収集していこう。



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ビジターセンターから道標に従って宿泊施設の多い参道をゆるやかに登っていく。
神代ケヤキの大木をみて、日の出山へのトレイルを左に分け、土産屋の建ち並ぶ商店街をぬけて行けば御岳神社の前に着く。
神社には興味が無いので、鳥居の前から左のトレイルに進み、長尾平展望台方面へ進む。



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御岳神社を過ぎてもまだまだハイカーは多く、喧騒から逃れるように長尾平分岐でロックガーデンへ降る。
坂道を御岳沢まで降りて、渓流に沿って南へ行けば、 “七代の滝” である。
七代の滝は、大きな滝ではないが、上段と下段の間が広い岩盤になっているので、滝を見ながら休憩するハイカーが多い。



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七代の滝の左岸(下流に向かって左側)の階段トレイルを登りつめた所に “天狗岩” がある。
ちなみに、案内板に寄れば、ロックガーデン(岩石園)は、この天狗岩から上流の綾広の滝までの約1kmの、渓流と露岩を利用して作った遊歩道のことらしい。



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天狗岩は、北側からでは、ただの大岩にしか見えないが、南側から見た天狗の鼻のような岩塔に、天狗岩という名称に納得する。



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さらに南へ進み、沢を渡る。
トレイルは、日本庭園のようにメンテナンスされていて歩き易いが、いささか人の手が入り過ぎている感がある。



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左にサルギ尾根方面へのトレイルを分け、広葉樹林の中を行けば、トレイのある立派な休憩所に着く。
私は、あまりのハイカーの多さに目まいを感じ、休憩することなくその場を行き過ぎた。 105.png



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休憩所から沢に沿って西へ進めば、一筋に流れ落ちる “綾広の滝” がある。



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綾広の滝の30m下流にある、樹齢300年のカツラの高木も見事である。 177.png



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綾広の滝から0.2km上流にある東屋でロックガーデンの遊歩道が終わり、長尾平展望台からのトレイルに合流する。



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そこから大岳山へ続く芥場峠へは、スイッチバックの急登をしばらく登る。



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芥場峠からは右へ緩やかな路が続く。



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紅葉した広葉樹林の山腹を絡めて行けば、右から御岳山の奥の院のトレイルが合流する。
その先から、やや露岩の多い路になり所々でクサリ場が現れる。



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あたりは落葉樹の森で紅葉が見頃である。



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やがて、大岳山荘(休業中)と大岳神社の鳥居の前の広場に出る。



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大岳山へは大岳神社の左横の急な斜面と岩場を登る。



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登りつめた大岳山のピークからは西側の展望が開け、御前山や鋸岳が鎮座している。
思わず予定変更して、鋸岳から御前山まで歩きたくなる。が、今回は東へルートを取り、富士見台から馬頭刈尾根へ行く。



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ハイカーで賑わう大岳山を後にして大岳神社まで戻る。
そこから、馬頭刈尾根方面に進むと、トレイルも細くなり、静かなたたずまいの路となる。



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すぐに分岐が現れ、鋸岳・御前山へのトレイルを右(北西)にみて、左(南東)へ進む。



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ミズナラなどの広葉樹の森の中を、落ち葉を踏みしめながら歩く。
途中でベンチのあり展望スポットを過ぎ、秋川渓谷の白倉方面へ下る分岐を右に見送る。
その先で、今度は左へ大岳鍾乳洞方面へ関東ふれあいの道を見送れば、富士見台の休憩舎は近い。



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富士見台を過ぎると露岩が多くなり、露岩帯には急な階段などが設置されている。



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御岳から大岳山までのトレイルとは対照的にハイカーのいない路である。
そして、富士見台から30分程で “つづら岩” に着く。



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つづら岩は、古くからロッククライミングのゲレンデとして利用されてきた岩場らしい。 知らなかった! 101.png



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つづら岩から秋川渓谷の千足集落へダイレクトに降りる南側のトレイルがある。 が、私は、つづら岩からさらに馬頭刈尾根を東に行った。



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つづら岩から小さなアップダウンを繰り返しながら1時間弱で茅倉・千足への分岐(千足尾根分岐)に着く。



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分岐から東にある鶴脚山までは一投足なので、鶴脚山をピストンしてから千足尾根を降った。
本当は馬頭刈(まずがり)山を踏んで、十里木の方へ降りたかったのだが、日没が迫りタイムアウト。 145.png



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千足尾根の針葉樹林帯の路は、日没の時間よりも、暗くなるのが早い。
面白くもない植林のスギ林なので、脇目もふらず千足集落へ降る。
途中、茅倉と千足を分ける尾根あたりでトレイルが判然としなくなるが、道標に従って右へ行けばよい。
最後は人家の脇道から都道に出て、東屋商店前の “千足” バス停に着く。
運よく5分くらいの待ち時間で武蔵五日市駅行のバス(西東京バス)に乗れた。 110.png

案の定、御岳山はハイカーだらけで閉口したが、喧騒の御岳山参道から徐々に静かになり、後半はたった1人のハイカーとすれ違っただけの静かなトレイルとなった。
ちなみに、翌日のつづら岩でのクライミングの様子は事項を参照してください。


本ルートのマップ は下記のヤマレコのリンクをクリックしてね (^_-)-☆ 

私のこのトレイルへの評価: 3★ 初心者、初級者向け
距離:約11km/ 所要時間:休憩込で約7時間(御岳ケーブル山頂駅 10:00‐七代の滝 11:00‐綾広の滝 12:00‐大岳神社‐大岳山 13:00/13:30‐大岳神社 14:00‐富士見台 14:40‐つづら岩 15:10‐千足尾根分岐‐鶴脚山 16:00‐千足尾根分岐‐千足バス停 17:00)
標高差: 約+530m / -970m
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by dream8sue | 2017-11-04 21:40 | 秩父多摩甲斐 国立公園 | Trackback | Comments(0)

奥多摩 払沢の滝から花咲く峠道を歩く    Hosawa falls in Chichibu-Tama-Kai National Park

Tuesday, October 11, 2016
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久しぶりに滝のあるトレイルと峠から峠を繋ぐトレイルが歩きたくなって奥多摩エリアを訪れた。 東京都西多摩郡檜原村にある払沢の滝(ほっさわのたき)をスタートして、時坂(とっさか)峠から人里(へんぼり)峠という秋の野花が咲きほこる峠路を経て、浅間尾根(せんげんおね)から数馬下まで歩いた。 檜原村のカイドマップでもリコメンドしている定番ハイキングルートである。 
また、紅葉シーズンに入る前の最後の野花を愛でるハイキングとなった。 よく見かけるおなじみの野花であるが、私は花の名前に詳しくないので、間違った記載などあればコメントいただければありがたいです。 040.gif 035.gif




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<公共交通の場合>
JR武蔵五日市駅から西東京バスの数馬行きか藤倉行きで “払沢の滝入口” で下車する。 
車道を横切り払沢の滝の看板が架かる狭い道に入る。 浅間橋の手前を左に曲がり小さな払沢橋を渡れば浅間尾根と払沢の滝の分岐道標がある(写真右)。 左に曲がり北秋川の支流のセト沢の左岸(川下に向かって左側)を上流へたどる。




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ウッドチップの敷かれた快適なトレイルを行くと・・あら、こんなところに郵便局が。 “ひのはら郵便館” と表示されているが、郵便局なのかしら? 観光客相手に木工製品の展示や販売をしているようだ。




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その後 “忠助淵” などの渓流をみながら進むと、払沢の滝が現れる。 バス停から20分程だ。 払沢の滝は、セト沢にかかる4段の滝らしいが、上流の滝はよく見えない。が、26mの1段目の滝には階段を登って滝壺まで行ける。 う~ん、やはり滝はいいな~。マイナスイオンに癒されるな~ 043.gif




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そして、水のある所には花も咲く。 花を愛でながら歩くのがもう一つの楽しみだ。 ノブキの花後が金粉をまとったようで何とも美しい。 056.gif




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模様がユニークなホトトギス。 056.gif




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ハナタデも秋を感じさせる花だね。 イヌタデとの違いが分からない! 誰か教えてください。 040.gif




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滝好きの私としては往復30分程の払沢の滝で1時間以上も道草をくってしまった。 さて、滝見物の後は峠歩きの始まりだ。 070.gif 浅間尾根と書かれた分岐まで戻り、坂道を登ると公衆トレイの前にでる。 ここから少しの間、浅間林道の車道歩きをすると、カーブミラーのある所で左の山路に入る。




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この路にもお花がいっぱい。 秋の野花の定番、キバナアキギリ。 056.gif




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お初にお目にかかります、ミゾソバの蕾。 形が牛の額にも見えることからウシノヒタイという別名があるらしいが、牛の額ってどんな形だっけ? 039.gif 056.gif




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こんなに可愛い花なのに名前が可哀そうハキダメギク。 037.gif 056.gif




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こちらもお初のマツカゼソウ。 こちらは爽やかな名前だね。 056.gif




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ハイキングトレイルは浅間林道を何度も交差している。
舗装道路に出たかと思うと、またまたショートカットのような脇道に入る。
脇道は民家の間を巧みにぬって行く。




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足元の草花についつい時間を忘れて見入る。 おやまぁ!夏草の定番ツユクサがまだ咲いているとは。 005.gif 056.gif




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この花も初めて見るキツネノマゴという面白い名前の花だ。 056.gif




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このマーガレットのような菊科の花はカントウヨメナ? シロヨメナ? 039.gif 056.gif




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ゲンノショウコは花もあれば、実になっているものもある。 この実の形が神輿に似ているのでミコシグサとも言われる。 本当に御神輿みたいだね。 045.gif




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トレイルは登り坂となり公衆トイレがある場所で浅間林道にまたも合流する。 
こんなトレイルにもちゃんと公衆トイレが設置されているとは、さすが国立公園だね。 
時坂峠へは林道を横切り石段のトレイルに入る。




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こちらには奥秩父の五郎山ではじめて見たヤクシソウがたくさん咲いていた。 五郎山ではカラマツの森に咲く小さな株だったが、ここのは高さが1mくらいある大株である。 こんなに大きくなる植物だったのか~。 → “奥秩父 五郎山で岩山歩きとキノコ狩り     Mount Gorō in Chichibu-Tama-Kai National Park”





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やがて坂の上に鳥居と祠がみえてくる。 ここが時坂峠だ。 ここからまたまた舗装道路の林道歩きとなる。




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退屈な林道歩きではあるが、路肩には見慣れないワイヤー状の花が・・こんな花見たこと無い。 後で調べたらクサボタンの実のようだ。 初めてクサボタンを見たのは妙義山の石門めぐりの時で、あの花と同じ花とは思えない。 → “下仁田町 妙義山 石門めぐり     Mount Myōgi in Shimonita,Gunma”





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こちらはナギナタコウジュ。 この花も場所によってはこんなに大きな株になるのだね~。 




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時坂峠からの林道が浅間林道と合流したら西へ向かう。
御前山登山口への分岐を右に分け、少し行けば峠の茶屋がある。
峠の茶屋の西側の展望台から大岳山や御前山が大迫力で見られる。




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峠の茶屋の先で、林道から外れて左の古道に入る。 
かつて甲州中道と呼ばれ、甲州の塩山方面と五日市を結んだ歴史を偲ばせるトレイルだ。




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古道に入るとセト沢の源流を渡り尾根を登る。 
カタクリ観察路を過ぎると小岩への分岐を右に分ける分岐に着く。 
直進すれば休憩所のある浅間広場へ行く。 
ここは左の山路に進み桜の疎林を抜け、展望台へ寄って行こう。




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払沢の滝から3時間30分ほどで浅間嶺の東にある展望台に到着。 ここに “浅間嶺” の標柱があるが誤りのようだ。 展望台からは晴れていれば北に御前山、大岳山方向の展望が望める。 南には富士山や丹沢山系が見渡せるらしいが、この日は残念ながらあまり良い天気ではなかった。 002.gif




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でも、展望台周辺にはアキノキリンソウやアザミ、菊科の花などがいっぱい咲いていた。 特に目についたのはサラシナショウマの大きな白い花だ。 056.gif




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展望台から西に降った所に浅間嶺休憩所がある。 トイレもベンチもある林の中の広場(浅間広場)だ。




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浅間嶺休憩所から西の尾根を登ると、富士浅間神社の小さな祠がある。 その先の小高いピークが浅間嶺(小岩浅間)である。




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浅間嶺を過ぎ、右側が刈り込まれた見通しの良い尾根を行けば、静かな人里峠に着く。 人里峠を過ぎるとスギ林の起伏の少ない尾根路を行く。 路肩には馬頭観音や石仏が多い。 




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浅間嶺休憩所からおよそ1時間、930.2mの三角点ピークの南を巻いて行けば、一本杉(一本松)に着く。 




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一本杉の標柱の根元にコウヤボウキという面白い花が咲いていた。 高野山で茎を束ねてほうきにしたのでこの名がついたとか。 056.gif




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一本杉の先で藤倉方面へぬけるトレイルが北に伸びている。
しかし、現在は崩壊工事のため通行止めになっている。 034.gif




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やがて、 “サル石” と書かれた大岩の前を通る。 サル石は猿の手形がついた岩らしいが、手の形は分からなかった。




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サル石から少し西へ行くと風張峠方面の分岐に着く。 ここが数馬分岐である。 直進するのが浅間尾根登山口に行くポピュラーな路のようだ。 私はあえて分岐を右に曲がり風張峠方面へのトレイルに進んでみた。 サラシナショウマの咲くスギの植林を行けば林道(横倉林道?)を横切り数馬峠(藤原峠)へ至る。




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ここにも、初めましての花を見つけた。 セキヤノアキチョウジという花のようだ。 056.gif




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地蔵のある分岐に着く。 ここが数馬峠(藤原峠)なのかな~? 
ここに “浅間登山口バス停” と書かれた白い小さな道標がある。
この道標を信じて南に降る。 
あまり歩かれていない路とみえて荒れている。
最後は廃屋の横を通りぬけ民家の裏から車道に出た。






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一枚石橋を渡りバス通りの県道に出たら右に100mほど行けば “浅間尾根登山口” のバス停である。

低山の峠路ということで、林道との交差が多く山歩きというより里歩きといった感じだ。 今回は初めてみる草花もあり花の多さには驚いた。 時坂の集落で会った地元の方が言うには、今年はこの周辺で5頭の熊が確認されているとの事だった。 里山なのに熊の出没が懸念されるのも奥多摩らしい。

本ルートのマップ:yahoo! map
私のこのトレイルへの評価: 3★ 初級~中級者向け
行程距離: 約11km(払沢の滝入口バス停 8:00 ~払沢の滝往復 9:00 ~時坂峠~浅間嶺展望台 12:30-12:50 ~人里峠~一本杉 14:00 ~猿石~数馬峠~浅間尾根登山口バス停 15:40)
標高差: 約630m
実動時間: 約8時間 (休憩込み)

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by dream8sue | 2016-10-11 05:16 | 秩父多摩甲斐 国立公園 | Trackback | Comments(0)

奥多摩 海沢川で泳げない私の刺激的な夏   Stream Climbing in Unazawa, Chichibu-Tama-Kai NP

Sunday, July 31, 2016
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奥多摩の沢登り2日目は、前日の惣岳渓谷シダクラ沢とは比較にならないほど水量豊かな海沢川を遡行することになった。 泳げない私はめったに沢登りはしない、ましてこんな泳ぎの多い沢なんて・・もし私一人だったら、海沢で10回くらい死んでいた! 008.gif トップ写真も、何だか救助されている遭難者みたい。 041.gif でも、めちゃ楽しかった! 060.gif 003.gif
惣岳渓谷シダクラ沢遡行はこちらから→ “奥多摩 梅雨明け沢登りは惣岳渓谷シダクラ沢   Stream Climbing in Shidakura in Chichibu-Tama-Kai NP”




f0308721_16425059.jpg<マイカーの場合>
国道411号線(青梅街道)を西に向かい白丸駅を過ぎ、 “海沢大橋” を左折してアメリカキャンプ村方面に走る。
アメリカキャンプ村へ通じる林道をそのまま南東に20分くらい走ると林道が大きくへアピンカーブする。
そこに海沢園地の休憩舎がある。
パーキングはこの周辺の路肩に数台停められる。




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海沢は大岳山につめ上げる沢であるが、今回は、本来のピークを目指す沢登りでは無く、大人の水遊びよろしく海沢園地下流のゴルジュと上流のメインの滝の部分だけを遡行する。 070.gif
まずは下流部分の遡行に向かう。 海沢園地の休憩舎から車道を下流に向かって歩く。 路肩にはタマアジサイや夏を感じる草花が生い茂っていた。 056.gif




f0308721_1645105.jpg車道を15分くらい戻ると、ガードレールが切れた個所に入山禁止案内板と、“水利へ” という標識がある。

ここから沢に下り、木橋を渡って入渓となる。




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入渓すると、清流と樹木のバランスが美しい河原歩きではじまる。 072.gif 071.gif




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すぐに、大きな淵をもつ小滝が現れる。淵は深く、さっそく泳ぎとなる。 “え~・・もう泳ぎですか!こ・こ・心の準備が・・・”  008.gif




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泳げない私の為に仲間がロープで引いてくれる。 躊躇すること数分、死ぬ気でトライするSue !  “ぷっはー!死ぬかと思った!” 008.gif




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何とか初めの淵を越えるとゴーロ歩きとなる。 沢の中にも、タマアジサイ、イワタバコ、モミジハグマ、タマガワホトトギスなどの水を好む植物が生い茂っている。  056.gif  056.gif




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程なくして、またも泳ぎの淵が現れる。




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ここも命綱を引いていただきました。感謝、感謝です。  008.gif 040.gif




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その先の小滝を越えて行くと、水流でえぐれた滝の造形美が美しい。 ここは左のカンテを登る。




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その先もいくつかのウォータープール(釜や淵)をヘツって行くと、とても大きな釜をもつ滝が現れる。ここには左の尾根に上がるハシゴが掛けられているので巻くこともできる。が、我々は滝を直登した。泳ぎの釜から滝に取り付くポイントがスタンスが乏しく厄介だ。流水の右側の方が易しいが、中段に登るまでが難しい。 008.gif




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リーダーは流水の左側の極めて細かいホールドとスタンスで越えていく。お見事! 038.gif  ちなみに、私はここで何度も滝壺に落ちて滝にもみくちゃにされた。ロープの助けが無かったら3回くらい溺死していたかも。 008.gif 042.gif




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大釜の先は、苔むした雰囲気が素敵なゴルジュ帯だ。  072.gif




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淵を流れる清流のあまりの美しさに時々足を止めて見入ってしまう。 そうしては時に腰まで浸かって淵をヘツったり、水しぶきを浴びながら小滝を快適に越えて行く。




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やがて沢が細くくびれた個所があり、左岸の岩壁を登り、残置のフィックスロープを使って川床へクライムダウンして戻る。 034.gif (注意:川の下流を向いて右側が右岸、左側が左岸である。滝の “右壁・左壁“ というような場合は、本人から見ての右あるいは左となるので混同しないように。)  034.gif




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沢筋に戻り、少し行くと左にチョックストーンのある小滝を激流に逆らって攀じ登る。  066.gif




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そろそろ下流部は終わりかと思いきや、ここに来てまたも深い淵が現れ、Sue はロープで引かれることとなった。 008.gif




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さらに緑のゴルジュの中を進む。 070.gif




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やがて左上に林道の橋桁が見えてくると・・  005.gif




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左岸から井戸沢の滝が出合う。 井戸沢の滝は2段の大きな滝であるが、川床からは下部の滝しか見えない。




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井戸沢の滝を過ぎると、下流部分の終了点となる石垣の堤防が現れる。 左側の土手から林道に戻って海沢園地の休憩舎でランチタイム。 063.gif




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f0308721_16544786.jpgランチ後に上流部の滝に向かう。

海沢探勝路のハイキングトレイルを行くと、すぐに “三ッ釜の滝” が現れるので、ここで入渓する。




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三ッ釜の滝は左の壁をロープ確保しながら登る。苔の生えた壁は滑り易いので慎重にスタンスを探す。




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三ッ釜の滝上部には、ウォータースライダーにもってこいの滝がある。 この日もキャニオ二ングを楽しむ団体が入っていた。




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三ッ釜の滝上流の薄暗いゴルジュには、二段の “ネジレの滝” がかかっている。 072.gif この滝は下部左壁をトラバースして上部の滝の右壁を登れるようだが、悪そうなので右岸を高巻く。 008.gif




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小滝を越えていくと、トヨ状に流れ落ちる20mの “大滝” が現れる。圧巻だ! 005.gif 下からは見えないが、この滝の上流には10mの “不動滝” がかかっている。 049.gif




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大滝と不動滝は、右岸を大きく巻く。50mくらい左にトラバースすれば赤テープのついた踏み跡があったようだが、トラバースも悪そうなので脆い岩場を登り、途中から赤テープの踏み跡に合流した。そして、急な斜面を右にトラバースして、不動滝に流れ込んでいる枝沢(岩茸石沢)を横切り、不動滝の上から15mくらいのラッペル1ピッチで川床に戻る。 034.gif




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大きな滝は終わったが、その先に現れる小滝も部分的にテクニカルなクライミングが続き油断がならない。




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苔に覆われた5mほどの滝も滑り易く、お助けスリングを垂らしてもらって何とか越えられた。




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二俣手前で、右手の尾根側にフィックスロープが現れる。 メインの滝は終わったのでここから探勝路に上がる。 とても滑る泥斜面をフックスロープを使って尾根に上がり、15分ほど尾根を登れば探勝路に合流する。 下山は30分ほどで海沢園地に着く。 059.gif

ようやく梅雨明けしたばかりの関東で、思っていた以上に楽しい水遊びができた。 016.gif 今年は何だか刺激的な夏になりそうだ。 037.gif 060.gif

私のこのルートへの評価: 5★ 沢登り中級者向け (沢登りグレード Ⅱ級?)
行程距離: 約4km(海沢園地‐海沢園地下流部遡行‐海沢園地(ランチ)‐上流部遡行‐二俣手前で探勝路へ‐海沢園地)
標高差: 約260m
実動時間: 約6時間 (下流部2時間、上流部遡行と下山3時間、1時間ランチ休憩込み)

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by dream8sue | 2016-07-31 16:38 | Stream Climbing | Trackback | Comments(4)

奥多摩 梅雨明け沢登りは惣岳渓谷シダクラ沢   Stream Climbing in Shidakura, Chichibu-Tama-Kai NP

Saturday, July 30, 2016
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今年2016年の梅雨明けは遅かった。遅すぎた梅雨明けで計画していた北アルプスには行けず、もう8月に入ろうかという7月最終週末にようやく晴天が訪れた。   058.gif
何処へ行ってもハイカーだらけの奥多摩エリアは倦厭していたが、このエリアは小ぶりだが水流豊かな沢が多いので、凉を求めて惣岳渓谷シダクラ沢でプチ沢登りをしてきた。




f0308721_2131319.jpg<公共交通の場合>
JR青梅線奥多摩駅から西東京バスの奥多摩湖行きバスで “惣岳” バス停下車。




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惣岳バス停の脇から石段を川筋に向かって降りると、旧青梅街道(奥多摩むかし道)の小社前に出る。 旧道を右に行き公衆トイレの前を通り左に吊り橋を見る。 バス停からこの吊り橋(しだくら橋)まで約10分。 059.gif




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吊り橋(同時に渡れる人数は3人まで)を渡り対岸へ。 吊り橋の上から見た惣岳渓谷(多摩川)。 う~ん、なかなか美しいなぁ~  043.gif  072.gif




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橋を渡りきった尾根の下に見える小さな枝沢がシダクラ沢である。 沢登りの身支度をして入渓。 沢へ下りる踏み跡は2カ所あり、右(東側)へ行けば石垣の滝へ行く。 タマアジサイが咲く沢の中を歩き出すと、すぐに石垣の滝が現れる。




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ちなみに、尾根の左(北側)の踏み跡から入渓すると、石垣の滝の下流にある、かぶりぎみの滝が現れる。が、ここは手ごわそうなので左岸(川下に向かって左)から巻いた。沢登りのトポでも、この滝は省略されていて石垣の滝からスタートしている。




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石垣の滝(石垣の堤防の間を流れる4mのナメ滝)を直登する。足元の石の上に大きなカエルがじっと動かずに居座っていて、魚じゃなくカエルだが “ギョ” とした。 041.gif




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石垣の滝の上流の3m滝は流水の左ラインを登る。




f0308721_2135561.jpg3m滝を越えると右に東京電力の取水路が現れる。

ここを過ぎると水量が増えてくる。





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ナメ滝と小滝を越えて行くと、2段5mの2条の滝が現れる。 2条といっても、滝の双子みたいに、ここまでそっくりな2条滝は珍しいかも。 う~ん、思わずイイネボタンをクリック! 049.gif 003.gif





f0308721_2136486.jpg夏の沢登りではよく見かけるイワタバコの花。 056.gif
葉がタバコの葉に似ているらしい。
タバコの煙と毛虫が嫌いなので、両者とも世の中から抹消されれば良いと思うけど、抹消される前に本物のタバコの花はみてみたいな~ 003.gif




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2条滝の上流には、大きな釜をもつナメ小滝がある 。ここは左から越える。 071.gif




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しばらくナメ滝や小滝が連続し、左岸の樹林の中にはカツラの木と思われる大木がある。 自生しているカツラって、写真のような細い支枝がたくさんあるのをよく見かけるけど、これもカツラの木の特徴のひとつなのかしら? 039.gif




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沢は徐々に狭まってきて、倒木がうるさくなってくる。 008.gif 021.gif




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倒木を避けながら遡行を続けていくと、倒木帯の先に一際大きな滝(2段6~7m滝)が現れる。 005.gif




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大岩を挟んで二股に分かれている左の滝をほぼ水流通しに越える。 滑り易い滝なのでロープで確保した方が安心だろう。 滝を避けたければ左に巻き路もある。 034.gif




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その後は小滝が続き、幅広の6mくらいのナメ滝を越えると、再び倒木が沢を覆っていた。右側から流れ込んでいる細いガレ沢を過ぎると大岩が前方に現れる。 これがトポに記された大岩の滝か?と思ったが違っていた。 046.gif




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勘違い大岩の後も3mくらいの滝が連続して現れる。 小気味よく越えられる小滝登りは楽しい。 060.gif




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やがて本物の大岩の滝(横を5mの滝が流れている)が現れる。




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この滝は流水ラインの左側から越える。滝の上部に流木がスタックしていたので、その下をくぐりながらの岩登りとなった。




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続く4m幅広のナメ滝は左右どちらからでも登れるが、中段から左の流水ラインに良いホールドがある。




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そして、遡行を開始してからおよそ3時間弱で二俣に着く。 066.gif 二俣の門番のような大きなコブ付きのトチの木?が生えている場所だ。
左俣へ進めば惣岳山につめ上げる。 右俣は惣岳山から奥多摩湖へ続く北西尾根(大ブナ尾根)の途中に登り上げる。 ピークにこだわらないなら右俣をつめたほうが下山が早い。 ということで、二俣で素麺をゆでてランチを楽しんだ後は、迷わず右俣をつめる。 003.gif 063.gif 




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右俣に入るなり傾斜のつよい小滝が現れる。 傾斜はあるがホールドもスタンスも豊富で登り易い。




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あたりは苔むした雰囲気が良い感じである。足元の低いギャップにも苔が生え、苔伝いに流れる水が、まるでミニチュワ版の白糸の滝だ。 005.gif 072.gif
なぁ~んて感動していたら、不用意に苔の上に置いた足が、苔ごと剥がれて転倒してしまった。 007.gif Oh, dear! I could kick myself! I should have payed attention on my step! 002.gif




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前方の中央岩壁まで登り、岩壁の左の尾根に登り上げる。 後はひたすら尾根を登れば大ブナ尾根に出る。




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二俣から1時間30分くらいだろうか、ようやく惣岳山、御前山へ続く大ブナ尾根の登山道に飛び出た。 042.gif
沢靴を履き替えて、よく踏まれたハイキングトレイルを降る。 070.gif




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尾根の途中のサス沢山を過ぎたあたりから、木立の間にチラチラと奥多摩湖が見え隠れする。  途中、フィックスロープの張られた急坂が続くのでスリップしないように注意してね。 034.gif




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約1時間の下降で奥多摩湖に着いた。 梅雨明け直後の週末ということで、奥多摩湖は観光客で賑わっていた。帰りの奥多摩駅行きの小さな路線バスも満員だった。 015.gif




f0308721_4522594.jpg夏は沢歩きが涼しくて良い。 045.gif
ちなみに、翌日も私は、泳げないくせに泳ぎまくる梅沢川の沢登りに行き、刺激的な夏を体感することになった。 016.gif



私のこのルートへの評価: 3★ 沢登り初級者向け (沢登りグレード Ⅰ級)

行程距離: 約6.5km(惣岳バス停‐石垣堤防‐取水口‐7m滝‐大岩の滝‐二俣‐大ブナ尾根‐サス沢山‐奥多摩湖バス停)

標高差: 約680m

実動時間: 約6時間 (休憩込み)


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by dream8sue | 2016-07-30 21:25 | Stream Climbing | Trackback | Comments(0)

奥多摩 新緑の高水三山     Takamizuyama in Chichibu-Tama-Kai National Park

Tuesday,May 6, 2014
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雪の八ヶ岳から帰った翌日、都会のハイカーに人気の高い奥多摩に行ってきた。雪に覆われた北八ヶ岳はまだまだ春には程遠い気配であったが、ここ奥多摩は正に春真っ盛り!
春の草花が咲き誇り、目に染みるような新緑のトレイルを満喫できる。 049.gif


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山の奥にある群馬県のトレイルとは違って、登山口も下山口も駅から駅につないでハイキングできるのが奥多摩の良さの一つである。
今回の高水三山(高水山・岩茸石山・惣岳山)の起点駅はJR軍畑駅。この駅名は“いくさばた”と読むらしいが、日本語は英語より難しいかも。 025.gif
軍畑駅からは、線路沿いに東に少し行ってから線路を渡り、舗装道路を北に向かって行く。


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山の麓までのこの舗装道路歩きが結構長い。でも、道路脇には春の草花があちらこちらで咲き誇り、単調な歩道歩きも苦にならない。 056.gif


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歩道と民家の間には水路が流れている益々楽しい気分にさせてくれる。 070.gif


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この水路が驚くことに、こんなに人家に近いのに実に綺麗な清流で、ヤマメ(渓流魚)を釣るフィッシャーマンがいたりする。本当に日本は水の綺麗な国なんだなと改めて実感させられる。渓流美が大好きな私ははしゃぎすぎて水に落ちた! 012.gif


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軍畑駅から約2km、トレイルはこの石碑から右に行く。この先で高源寺というお寺を右に見て北東に進むと歩道がだんだんと傾斜を増してくる。


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途中、見事な藤の花が咲いていた。ご近所の人が手入れをしている様子で、何とも嬉しいね。 056.gif


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そして、この砂防ダムを過ぎると、トレイルは舗装道路からいよいよ山道へと入って行く。
このダムの石模様が綺麗だと思ったのは私だけ?こんな良い仕事するのも日本人だよなぁ・・と1人感動していた。


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この日はお天気があまり良くなかったが、その反面露に濡れた樹木がとても鮮やかだった。 072.gif


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砂防ダムから高水山までの約2kmはほとんど展望の無い針葉樹林の中を行く。


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ヒノキと杉の混ざる針葉樹林はきれいに下枝が刈られていてとても美しい森である。 072.gif


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広大なアメリカのトレイルでは考えられないことだが、1kmごとにトレイル標識があり、日本のトレイル案内は実に親切だと思う。しかし、反面過保護すぎてハイカーが自分の五感を駆使して歩く楽しみを妨げているのではないかとも思う。


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展望の無い針葉樹林ではあるが、その分足元の春の息吹に目が留まる。 072.gif


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やがて針葉樹林の急登が終わり、あたりが広葉樹の明るい雰囲気になってくる。


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程なく立派なコンクリートの階段が現れ、その先には常福院という山寺がある。ハイキングトレイルの途中にこんな立派なお寺があるとは、やはり日本は仏教国なんだなぁ~と再認識する。 045.gif


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そして、この高水山から岩茸石山までの間1.2kmのトレイルが実に素晴らしい! 072.gif 049.gif
正に合言葉は“新緑”でしょ! 072.gif


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常福院から高水山までは10分程度のわずかの登りで行ける。


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高水山三山の最初の山、高水山(759m)に到着! 066.gif
そう、ここって東京都なんだよね~。 005.gif


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ルーツが地上に張り出している大木の脇を通り過ぎて行くと・・


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新緑の森の中に入って行く。


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この世は緑一色なんじゃないかと思えるような美しい新緑にテンション上がりまくっているのは私だけ? 012.gif


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トレイルを挟んで、見事なまでに針葉樹林と広葉樹林が左右に分かれて生えている。これは植林された山の姿なんだな~ 005.gif


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足元にはこんな可憐な花も咲いてるよ。 056.gif スミレって春の野山には無くてはならない花って気がするのは私だけ?


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そして、三山の二つ目の山、岩茸石山“いわたけいしやま”(793m)に到着! 066.gif


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山頂からの眺めは、あいにく曇り空で視界がいまいちであるが、淡い緑と濃い緑のコントラストが何とも美しい。
山頂はゴールデン・ウィーク最後の休日を楽しむ沢山のハイカーで賑わっていた。私達もゆっくりとコーヒーを沸かしランチタイムを楽しんだ。 063.gif


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さあ、ランチの後は三山の最後の山、惣岳山“そうがくさん”を目指そう。って、いきなりの急な下り坂なのでゆっくり足元に気をつけて行こう。


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坂を下りきれば、緩やかな尾根歩きが続く。


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所々で片側が明るく開けた視界のよい所があるので、立ち止まって展望を楽しめる。 


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三山、最後の惣岳山へは山頂直下に短い岩場の急登がある。 山頂を経由したくない人は左に巻き路もあるが、せっかくなら三山を登ってから下山しよう。 045.gif


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惣岳山の山頂は展望の無い薄暗い樹林帯の中で、古びたお堂がある。
多くのハイカーは惣岳山からは、御岳駅に下山するトレイルを行くが、私達はハイカーの少ない沢井駅へ降るトレイルに進んだ。


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惣岳山から沢井駅まで約3kmであるが、山の麓までの約2kmはずっと針葉樹林帯を行く。山つつじの赤色が薄暗い林の中で際立っていた。 072.gif


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見なれたシダ類も緑が新鮮で、芸術作品みたいだ。 005.gif


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惣岳山から麓の入山口に出るまで、他のハイカーとはまったく会わなかった。展望が無いから人気が無いようだか静かな山行が好みの人には良いだろう。 049.gif
麓からは、舗装道路を民家の脇道を通って南に行けば、青梅線の線路に合流する。東(左折)に少し行けば沢井駅に着く。


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完全な里山ハイキングである。アメリカのトレイルのような雄大さは無いけれど、日本は水と緑の国であることを実感できるトレイルである。都心から近いことも大きな利点だろう。
三山縦走といっても、三山は近い距離にあり、徐々に標高を上げて行くトレイルなので身体への負担も思ったほどではなかった。前半の2kmの舗装道路歩きがやや興味を削ぐが、春は小川沿いの草花がハイカーの目を楽しませてくれる。

私のこのトレイルの評価は4★
約10km(6mile)、5時間(山頂での1時間休憩込み)、初級レベル


おまけ:沢井駅の近くには沢井酒造という昔からの酒蔵があり、利き酒などもできるので多くの観光客が訪れている。 酒蔵の裏手には美しい川が流れている。南カリフォルニアには美しい海は沢山あるが、あまり川は見なかった気がする。日本でも住宅地ではここまで美しい川は見られない。素晴らしいの一言です! 072.gif 072.gif 072.gif
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by dream8sue | 2014-05-16 02:50 | 秩父多摩甲斐 国立公園 | Trackback | Comments(0)