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Old Mt.Baldy Trail からの Mt.Baldy (10,068feet/3,068m) 登山

Saturday, September 21, 2013
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LA周辺で一番高い山にSan Gorgonio Mountain(11,499'/3,500m)という山があるが、San Gorgonio が日本の富士山とするなら、Mt.Baldyボールディー(別名 Mt.San Antonio サンアントニオ)は北岳という感じだろうか。
Mt. Baldyにはスキーリフトを使って肩まで登れるコースもあり、気軽にアプローチできるせいかSan Gorgonioより高い人気を誇っている。
何本かあるルートのなかで、今回私がトライしたトレイルは一番長く、一番傾斜がきついコースだ。
13マイル(21km), 高度差5,744フィート(1750m), 垂直度?900 vertical feet per mile
ってどんだけ???よくわからないけど、私の感覚では日本3大急登のひとつ甲斐駒ヶ岳の黒戸尾根あたりかな??しかも高所だから、とにかく疲れた~!これはハイキングというより、立派な登山だ。


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下界のお天気が朝から曇りがちだったので、出発を躊躇したが、山際に着くとすっきりとした好天だった。
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このトレイルはBaldyタウンのビジターセンターの裏手から、Mt.Baldyの南側にある尾根をいきなりがんがん登りだす。
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登山口から1.8マイルで”Bear Flat”。ここは高い背丈の草原が松ノ木の樹林帯の合間に群生している。


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トレイルはすぐに長い長いスイッチバックになり、登山口から2.5時間くらい登ったところで、ようやく尾根道が始まる。
昨日は朝から午後まで眼下に雲海が広がっていた。こんな雄大な雲海を見るのは久しぶりだ。


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傾斜はどんどんきつくなり、私のふくらはぎはすでに悲鳴を上げている。042.gif 008.gif
植生も高山独特の大きな松の木と、低いブッシュのコントラストになってくる。



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トレイルの3分の2くらい登ったところに 狭くもないのに、幅が狭いという意味の”The Narrows”というリッジが現われる。
誰が命名したか知らないが、戸隠山の蟻の戸渡りのほうがよっぽど狭いわい!あたしゃ冬にアイゼンはいて渡ったけど、サーカス団員になれるかもって思うほどのバランス感覚の持ち主よ!
ちなみに、この英語 Narrow は”ナァロー”とは発音しない、ネイティブスピーカーは”ネェロー”と発音しまーす。034.gif


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バランス感覚抜群の私も、このあたりから高度の影響がてき面に現れ、私の心臓は悲鳴の連発だ。
そんな私の横を、足の長~い金髪のお姉ちゃんが涼しい顔をして通り過ぎていく。
情けなや、アジア人のちっちゃいおばさん・・と自分を卑下しそうになる。。
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 が、こんな時いつも思い出すのは、山岳会の先輩の言葉。

“ピークのない山はない、諦めずに高みを目指して歩いていればいつか必ずピークに立てる。今お前が対峙すべきは山ではない、内なる自分だ”

と、今にして思えば、ずいぶんと臭いせりふだか、20歳そこそこの若きクライマーSue は瞳を輝かせて先輩の言葉にうなずいていたのだ。045.gif
先輩!私はおばさんになった今でも、貴方の言葉を胸に山を登っていますよ~。
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そして山頂まで3分の1を残すあたりから、100m進むごとに姿を変える雄大な景色。その展望にしばし疲れを忘れる。


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これらの景色に背中を押されながら、内なる自分と対峙して歩いていると、だんだん傾斜が緩くなってきた。
そして、何やら賑やかな声が聞こえた、と思ったら突然だだっ広いMt.Baldyの山頂が現れた。071.gif 056.gif
山頂から東に伸びている尾根がリフトで肩まで登降可能な最も短いコースBaldy Notch and Devels Backbone Trailだ。


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山頂では小麦色に日焼けしたカルフォルニアガール達がワインでメンバーの誕生日を祝っていた。私の誕生日に友人が誕生日ハイキングを企画してくれて、やはり山頂でワインとプチケーキを堪能したことを思い出した。綺麗な景色の中で楽しい仲間と祝う誕生日は最高の思い出だ。Happy Birthday!
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春が満載の誕生日ハイキングはこちらでチェックしてね→― Micholas Flat via Malibu Spring Trail in Malibu ―


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さて、帰りは西に大きくそびえるWest Baldy(西岳)を登ってから下山するとしよう。
見た目は結構遠く感じたが、15分の登りで登れてしまった。
そして、いつも下山では思うことだが、こんなに長かったのかーと、トレイルの長さを改めて認識する。


そして、最後のスイッチバックの下りで、またまた人生で初めての体験。なんと野生のタランチュラに出くわした。
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こいつ、でかいです! 005.gif


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登り6時間、下り3時間、休憩時間1時間、きっかり10時間。実にやり甲斐があり、満足のいくトレイルだ。
間違いなく5★。。ただし、You must be in good physical condition!
この日はとにかく雲海が綺麗で、午後にはまるで墨絵のような幻想的な山々のシルエットが見られた。049.gif


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by dream8sue | 2013-09-21 01:05 | Los Angeles area | Trackback | Comments(0)

アルペン気分満点の3山縦走  ― The 3T's [Timber, Telegraph, Thunder] via Icehouse Canyon ―

Saturday, August 3, 2013
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本当に久しぶりの“縦走”登山。LA周辺の山で縦走をしようとすると、テントや寝袋などの重装備を持ってのパックパッキングスタイルになる。
そんな中でこのコースは数少ない日帰り縦走登山が楽しめるトレイルだ。

場所は人気のMt.Baldyを谷を挟んだ対岸の山々だ。その名もTimber, Telegraph, Thunderの頭文字をとって3T's 。 Mt.Baldy南面の美しいカールを見ながら歩く事ができるこのトレイルは、ハイカーなら1度は歩いておきたいコースだ。

入山と下山口が違うため、通常は車2台で行って、1台を下山口に置いておくカー・シャトルが必要なのだが、私は今年の目標であるLA周辺で一番高い山 San Gorgonio Mountain(11,499'/3,500m)の訓練を兼ねてのハイキングなので、車を下山口に置き車道を歩いて入山口まで行くことにした。これで完全なループスタイル になるが、車道の長さも加わり全長14マイル/22kmになる。
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1時間弱の車道歩きで、Icehouse Saddleアイスハウス・サドルの入山口に到着、ここの駐車場は登山者人口の割りに敷地面積が狭いので常に満杯になってしまうと悪名?高い駐車場だ。
Icehouse Saddleのトレイルはいつも涼しいV字谷に沿っている。19世紀後半にはこの谷で氷作りが行われていたことが地名の由来だ。名前の通りすごく涼しくて歩きやすい。

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谷が細くなる頃、木が化石化した珍しい林(Petrified Forest)に入る。家族連れはここまでならスムーズに入れる。ここから先はスイッチバック(ジグザグ路)になりどんどん高度を上げていく。入山口から2時間強で Icehouse Saddle到着。

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一休みしたらいよいよ3山縦走の始まりだ。まずは0.9マイル先の Timber Mountanティンバー山を目指す。

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Timber山へは、今までの林に囲まれた谷間の登行と違って視界が開け、これからの3山縦走への期待でテンションが高まる。Timber山は主稜線トレイルから少し右にそれたところにある。

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Timber山から、3山の最高峰 Telegraph Peakテレグラフピーク(8985feet/2740m)を望む。
“えー!これを登るのかー!”と、迫力負けしそうになる。奥にはMt,Baldyの美しいカールが見えている。

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やはり Timber山と Telegraphピーク間の登りが一番きつい。
登っても登っても、まだ先に高い尾根が続いている。行きかう登山者と声を掛け合いながら互いをねぎらって頑張ろう。
ちなみに最近日本の槍ヶ岳を登った友人の話では、登山者同士の挨拶?がうるさいくらいに頻繁で閉口したと言っていたが、おそらく槍ヶ岳のような人気エリアだとアメリカの山では考えられないくらいの登山人口になるのだろう。登山者同志の挨拶も良い悪しってことか?


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3山縦走は始めにスキーリフトを使ってBaldy Notchに上がり3山を逆にたどることも可能だ、この方法だとかなりの楽チンコースになる。
だか、しかし私の選んだコースはカンニング無しの真っ向勝負!と、勢いはよいが、登っている最中は“もう歩くの嫌だー”の連発、とんだヘタレ Sue だ。

しかーし、ついに到着!Telegraph Peakからの展望にうっとりだ。
東側にはCucamonga Wildernessなどの雄大な眺めを楽しみ・・・

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眼前にはロサンゼルス・カウンティーの一番人気のMt,Baldyの雄姿がそびえる。
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手目の低い山が3山縦走の3番目の山 Thunderテンダー山だ。
さあ、一気に下って Thunder山を超えて、Baldy Notch に向かおう。

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リフト乗り場のある Baldy Notchへは Thunder山から、冬はスキー場となるスロープを下ればすぐだ。多くのハイカー、観光客がリフトに乗って Baldy Notchまでの空中散歩を楽しんでいる。
そんな観光客を尻目にリフトの下についた林道をとぼとぼ歩いて下山する。カンニング無し!と、ここでも強がる私。。033.gif



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ふと気づけば、へとへとになって歩いている足元に小さな花が咲いている。
疲れた身体にはとても嬉しい山からの Encouragement 励ましだ。
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14マイル、高低差4000feet(アップダウンがあるので実際はもっと)、休憩も含めて9時間。
文句なしの5★コース。。
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by dream8sue | 2013-08-03 00:00 | Los Angeles area | Trackback | Comments(0)