中部山岳 八峰キレットを越えて Day1 八方尾根から五竜山荘     Mount Goryu in Chūbu-Sangaku National Park

Monday, August 20, 2018
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2018年8月下旬、私は中部山岳国立公園に属す南岳から北穂高岳の大キレット越えを終えたその足で長野県北安曇郡白馬村へ向かった。
五竜岳から八峰キレットを越えて鹿島槍ヶ岳、爺ヶ岳へ縦走するために、白馬駅で同行者と合流した。

今回の縦走は、初日の五竜、3日目の種池はテント泊で、2日目のみ八峰キレットに建つキレット小屋に宿泊とする。

夏山の、しかも有人小屋が営業している人気ルートは、お金さえ払えば何でも手に入る。  
それを当てにして軽量化に徹して極力荷物を減らしたつもりであるが、体力の衰えた今の私には3泊4日のテント装備がずしりと重い。 144.png

一抹の不安はあるものの、どんな景色が、どんな出会いが、どんな体験が待っているのか楽しみである。 o(*゚∀゚*)oワクワク! 



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八峰キレットを越える山旅の初日は、乗り物を乗り継いでお手軽に取り付ける八方尾根から五竜岳キャンプ場を目指す。

白馬駅からタクシーかマイカーでケーブル山麓駅(八方ゴンドラリフト“アダム”乗場)まで10分足らず。
私達は白馬駅から1.6kmほど西にある八方の湯の西側パーキング(無料)に車を停めた。
そこからケーブル山麓駅まで民宿やホテルが建ち並ぶ集落の中心地を抜けて約20分(約1km)ほど歩いた。


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ケーブルカー(ゴンドラ)が昇るにつれて、白馬連峰が迫り、眼下には白馬村の町並みが広がる。
すぐ下では牛の群れが草を食んでいる。 う~ん・・アルプスみたいだね~  101.png



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そして、ケーブルカーは標高1700mの黒菱平まで一気に上がる。
白馬三山を背景にした、そのアルペンチックな景色に思わず歓声が上がるだろう。  060.gif  



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黒菱平でリフトに乗り継ぎ、村営八方池山荘(公衆トイレ、登山ポストあり)まで昇る。
標高差で1000m以上を汗もかかずに上がれてしまうのだから、 “アダム”ちゃん(八方ゴンドラリフト)さまさまだ。 041.gif 



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さて、リフトを降りたら、いよいよ自分の足で歩かなければならない。

なだらかな尾根を少し登れば、前方(北西方向)には白馬三山(鑓ヶ岳・杓子岳・白馬岳)、
小蓮華山に乗鞍岳などの北アルプスの山々が展開する。  177.png



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ふり返り東側に目を向ければ、雨飾山、妙高山、戸隠山(下記リンク参照)、高妻山、飯綱山などの、
どれも登ったことのある北信の山々が一望でき、おのずとエキサイトしてしまう。  060.gif 




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そして、前方左手(南西方向)には、これから向かう五竜岳と鹿島槍ヶ岳が高く、そして遠くにそびえている。
ォ━━ヾ(o・∀・o)ノ゙━━オ!!  



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八方尾根には、第1、石神井、第2、八方、第3、丸山ケルンと、いくつかのケルンが作られていて、悪天候時の水先案内となる。



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なだらかな草地には高山植物がたくさん咲いている。 056.gif  056.gif  056.gif  



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気の早い植物は、早くも紅葉を始めている。 146.png



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歩きだして1時間30分ほどで八方池に到着。 多くの観光客やハイカーで賑わっている。



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特に変哲の無い小さな池であるが・・



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白馬連峰が水面に映る景観は素晴らしい。  177.png 177.png 177.png
まさに、この絵はがきのような景色を見たくて、多くのハイカーが訪れるのだろう。 045.gif 



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池の畔は雲上の花園である。  056.gif  056.gif  056.gif 
季節的にクガイソウ、タムラソウ、タカネマツムシソウ、ワレモコウ、カライトソウ(写真)などのパープル系色の花が多い。



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ハッポウタカネセンブリ という、私が初めてみる花は八方尾根特産種らしい。  056.gif 
センブリという名前に聞き覚えがあったので、後で調べてみたら、ドクダミやゲンノショウコと共に民間薬の薬草なんだね。



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八方池から稜線に戻り、振り返れば、八方池のまわりにいるハイカーが砂糖に群がる蟻のようだ。  037.gif 



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その後、ダケカンバの灌木帯を抜け、尾根の左側(南側)を巻きながら丸山ピークを目指す。  070.gif



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樹林帯から陽当たりの良い南の斜面に入ると、ここもお花畑。  056.gif  056.gif  056.gif 



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勾配がきつくなる頃に、左手に “扇雪渓” と呼ばれる残雪がある。 
涼を求めて寄ってみたが、今年の猛暑で雪渓は小さくなっていて、それほど涼しくはなかった。  (ノω=;)ぅぅ…

扇雪渓でオランダから来たというカップルと、彼らの日本列島の旅話で盛り上がった。
彼らは、この後に沖縄に飛ぶらしいが、ぜひ日本での旅を楽しいものにして帰ってほしい。



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扇雪渓から程なくケルンの立つ丸山に到着。 大パノラマに時を忘れてしまう。



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丸山を過ぎると、灌木類は無くなりハイマツとなる。

そして、八方尾根と言えば、やはりこの眺めだろう。
右手に連なる白馬連峰から不帰嶮(不帰ノ嶮)は、まさに八方尾根のハイライトだね。 049.gif  049.gif 



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左には五竜岳の雄姿が迫り、バックに控える鹿島槍ヶ岳。



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今までの広い尾根からヤセ尾根になってくると、右手の不帰嶮がどんどん大きく見えてくる。



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白馬三山から天狗ノ大下り、キレット、不帰一峰、二峰の針峰、そして唐松岳。 
昔、登山を始めたばかりの頃に軽装備で歩いた懐かしい思い出がよみがえる。 ふぅ~今日の装備は重いな~   042.gif 



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やがて、脆そうな岩稜に作られた階段トレイルを登りきれば国境稜線である。



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国境稜線に出た所に唐松山荘があり、唐松岳までは20分の距離。 
時間と体力があれば唐松岳を往復したいところであるが、両方とも持ち合わせないので・・登らない。 041.gif 



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唐松山荘のテラスは剣岳の展望台だ。 黒部渓谷を隔てて、剣岳や立山連峰の眺望が素晴らしい。 177.png 177.png
これで充分満足、ここで帰ってもよいのだが、それでは何もために重荷を背負ってきたのか分からない・・ってことで、先へ進もう。



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本日は五竜岳の基部にある五竜山荘を目指す。 まずは目の前にある牛首岳の岩場をこなさねば・・  070.gif



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見るからに脆そうな赤茶けたガレ山の牛首岳は、クサリの連続で降る。



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クサリ場とガラ場を終えると威風堂々とした五竜岳が迫る。 五竜岳って、こんなに大きかったんだね~。 146.png



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大黒岳との鞍部に差しかかると、午後になり霧が湧きてきた。 140.png



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朝からの疲れも出てきて、大黒岳への登りがとても長く感じた。 042.gif 

歩くのが辛くなった、ちょうどその時、周辺をパトロールしている長野県の職員と思われる男性と出会った。
この先のトレイルコンディションなどについて教えてもらったり、励まされたりして元気をもらう。



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余裕が戻ると、シラタマノキ や トリカブト など高山植物にも目は向く。

紅葉を始めた ウラシマツツジ の中に、コバノコゴメグサ(写真) が咲いている。 
この2つは一緒にあることが多いけれど仲良しなのかしら? 

共存できる対象があるって、実はとても幸せなことだと1人ぼっちのSueは実感する今日この頃である。 037.gif 



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尾根の様子が変わり、白岳への広く開けた砂地の登りとなる。 
最後の登りで一息つきながら、長かったトレイルを振り返る。 よく歩いたな~  042.gif



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白岳のピークの手前から右(西側)の巻き路に入り、ひと下りすれば、待望の五竜岳山荘(五竜岳キャンプ地)がある。
ふぅ~長かった~ 初日のこの日が4日間の中で一番長い距離を歩いた。 042.gif 

さて、翌日は五竜岳を越えて、岩場の続く八峰キレットまでの岩稜帯を行くよ。 070.gif  


to be continued ・・・


本ルートのマップ は下記のヤマレコのリンクをクリックしてね (^_-)-☆ 


私のこのトレイルへの評価: 5★ 初級~中級者向け
距離:約16km/ 所要時間:休憩込で約10時間(八方の湯P 7:00=八方池山荘 8:00/8:15‐第2ケルン下公衆トイレ 9:45/9:15‐扇雪渓 10:50/11:20‐丸山ケルン 11:45‐唐松山荘 13:00/13:30‐大黒岳 15:30‐五竜山荘 17:00)
標高差: 約800m (ケーブルカー山麓駅からは約1870m)


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# by dream8sue | 2018-09-22 15:35 | Trackback | Comments(0)

奥秩父 笛吹川東沢鶏冠谷右俣で沢納め     Stream Climbing in Tosakadani, Chichibu-Tama-Kai National Park

Monday, September 17, 2018
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今年2018年の5月に奥秩父の鶏冠尾根を登った際に、尾根取り付きに流れる鶏冠谷の美景にふれた。
その時に、夏の陽射しのもとで、この沢を登ってみたいと思った。

1度は計画するもメンバーが集まらず流れてしまい、夏の陽射しの弱まる初秋になってようやく実現した鶏冠谷の遡行である。

新緑や紅葉シーズンには多くのハイカーで賑わう笛吹川の西沢渓谷であるが、
西沢渓谷遊歩道の二俣吊橋から分岐して北上しているのが東沢である。
鶏冠谷は、その東沢に注ぐ沢のひとつで、同じ流域の釜ノ沢と並んでナメの美しい沢である。


専門用語になるが沢登りの記事では、右岸、左岸と言った場合は、自分が向かう方向とは関係なく、必ず川下に向かって右側が右岸、左側が左岸と書かれている。
ただ、ハイカーが書くブログなどでは、上記の意味ではなく(知らずに)書かれている記事も見受けられるので留意しておこう。
 



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西沢渓谷へのアクセスや、東沢鶏冠谷出合までのアプローチは、下記の鶏冠尾根の項を参照してほしい。

東沢の河原で渓流シューズに履き替えて東沢に入渓し、鶏冠谷出合(鶏冠尾根取付き)に向かう。
木の幹に付けられた “鶏冠谷出合” の標識の奥には、薄暗い鶏冠谷が口を開けている。

奥秩父 鶏冠山から木賊山へシャクナゲロードを行く     Mount Tosaka in Chichibu Tama Kai National Park




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出合から鶏冠尾根に登るトレイルを左に分けて、いきなり連続して現れる小滝を越えて行く。



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程なく 魚留の滝10m が現れる。 魚留の滝の右壁を登っているレポートもあるが、落口あたりが手ごわそうだ。 



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ここは左岸を小さく巻く。 フックスロープがあるが、足元が滑り易いので要注意。 034.gif



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小滝を越え、しばらくゴーロが続くと右岸から涸れた 飯盛沢 が出合う。



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やがてゴルジュとなりナメと小滝が連続するようになると、右岸から細い流れの 奥飯盛沢 が落ちている。



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すぐに 3段12mの滝 が現れるので右側から越えて行く。



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その先には、核心部となる 逆くの字滝15m が現れる。
降雨の後だけに水量は多めで、屈折点で跳ね上がる水が迫力ある流れとなって落ちている。



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支点は取付きも終了点も残置のハーケンが乏しいので、ハーケンやカムで補強して支点構築した。

私は、この滝はロープ確保してもらって、お助け残置スリングのお陰で、やっと越えられた。
この残置スリングが無かったら、こんなツルツルの滝は登れません!   O(*≧д≦)o No way!! 



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Oh My Gosh!  逆くの字滝の上流は、見るも無残な土砂崩れの現場と化していた。
ザレた斜面は、さらなる土砂崩れを起こしやすいから、いずれ流れが変わるほどの土砂で埋まってしまうかもね。 140.png



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その後は、二俣手前までゴルジュ帯に美しいナメや小滝、淵が続く。



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Y字というかV字の滝は、釜が深そうだったので(真夏なら釜に入って突破するが・・)左壁のバンドから巻いて越える。



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滑り易い小滝を越えれば・・・



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・・やがて二俣に到着。 左俣出合に陽射しが当たっている。 陽射しが嬉しくて、しばし休憩する。 063.gif 



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さて、いよいよ鶏冠谷右俣の始まりであるが、いきなり険悪なゴルジュの中にかかる25m滝はとても登れそうにない。 046.gif

左右どちらからでも巻けるようだが、右岸はかなりの大巻きになるようなので、左岸を巻くことにする。
前衛小滝の前から左岸の薄い踏み跡を追って、滝の落口を目指し左方向へ急斜面を登れば、(懸垂下降の必要はなく)滝上に降りられる。



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その後、右俣は狭いゴルジュ帯に小滝がかかる美しい渓相となる。



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ゴルジュの上部には、右壁に倒木が立て掛けられた滝がある。



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この滝の右壁はすこぶる滑り易いので、支えになる倒木がありがたい。 
“死んでも君を離さないぞ” という愛のささやきと共に、倒木に思いっきりしがみつく。 037.gif



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そして、その先に現れたのが ゴーゴーと雄叫びを上げて流れ落ちる30mの瀑滝。 005.gif  



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滝の右側に回り込み右壁を登る。 横顔が美しい。



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しかし、滝下のトラバースは、もろに放水射撃を受ける。 ヒィィ((ll゚゚Д゚゚ll))ィィ!!!



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中段のブッシュでセルフを取り、草付きの右壁をロープ確保して登る。 途中に残置ハーケンあり。



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30mの瀑滝の上流域は、明るい雰囲気のナメと小滝の連続。



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陽射しが当たるようになったので、全身に水を浴びてナメ滝を登り、去り行く沢シーズンをちょこっと楽しむ。 060.gif 



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一枚岩のナメ床はユニークな模様とカラーに変化して、遡行の楽しさを2倍にしてくれる。  060.gif 



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陽当たりの良い上流域には、ダイモンジソウ(写真) や トリカブト の花も咲いている。 056.gif 



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尾根がだいぶ低くなってきたが、まだまだ小滝が連続して現れる。



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やがて、前方が開け戸渡尾根のザレ場が見えてくる。 

左に支流が入っていて、奥には12mくらいの滝が見える。 
左の沢の方が川床が低いので本流かと勘違いしてしまったが、本流は水量の多い右沢で良いようだ。 034.gif 



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さらにいくつかのナメ滝を越えて行くと、沢が大きく左にカーブしている。 
この先に40m大滝があったようだが、私達はカーブの手前で遡行を打ち切り、尾根に取り付き戸渡尾根を目指した。



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戸渡尾根への詰めは、シャクナゲの藪漕ぎと聞いていたが、思ったほどの藪漕ぎにはならなかった。
薄い踏み跡を探しながら、右(東)へ右へとトラバース気味に登っていったら、30分程で尾根にでた。

この間もキノコがあちらこちらに顔を出していて、踏み跡を探しながらもキノコ撮影に忙しかった。 102.png



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戸渡尾根を15分程降って徳ちゃん新道の分岐に着く。 今回は徳ちゃん新道ではなく近丸新道を降る。



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近丸新道は、始めはシャクナゲの尾根で、次第にブナやナラの木などの生える自然林の中の急下降となる。



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約1時間の急下降の末に、ヌク沢の二俣に降り立つ。 



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ここでヌク沢本流の橋が流されていたため、渡渉ポイントを探し廻った結果、堤防直下を飛び石で渡った。

ちなみに、こんな大きな堤防がかかるヌク沢ではあるが、上流に大きな滝があり沢登りの対象となっているようだ。



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渡渉ポイントには、こんなに美しい バライチゴ の花がしぶきに濡れながら咲いていた。 056.gif 



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渡渉後、山腹を巻くようについているトレイルには、
倉庫のような小屋跡があったり、鉱車が転がっていたりして、昔はここに鉱山があったことを忍ばせる。



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近丸新道は荒れている。  008.gif 



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小沢を2つほどトラバースすると、突然、古いレールが現れる。 採石軌道の廃線跡だろう。 034.gif 



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延々と続く廃線跡と、ザレた斜面のトラバースを繰り返しながら下降する。

そして、徳ちゃん新道分岐から約1時間40分、ようやく近丸新道登山口に到着。  042.gif 
後は、西沢渓谷の遊歩道を約20分歩けばパーキングである。


鶏冠谷右俣は、ナメと小滝が連続する美渓で、ほどほどに難しい大滝もあって楽しめた。 060.gif 
この日、巻いたのは、出合の魚留の滝と、二俣先の25m滝の2つ。
核心は、逆くの字滝の残置スリング帯だった。


本ルートのマップ は下記のヤマレコのリンクをクリックしてね (^_-)-☆ 


私のルートへの評価: 4★ 2級
距離:約14km/ 所要時間:休憩込で約9.5時間(西沢渓谷P 6:00‐鶏冠谷出合 7:00‐二俣 9:30‐30m滝上 10:45‐戸渡尾根展望地11:40/12:15‐尾根取付き 12:50‐戸渡尾根 13:20‐徳ちゃん新道分岐13:30/13:35‐近丸新道登山口 15:15‐西沢渓谷P 15:35)
標高差: 約850m

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# by dream8sue | 2018-09-17 20:08 | Stream Climbing | Trackback | Comments(0)

那須 桜沢でスッカンブルーの沢登り     Stream Climbing in Sakurasawa, Nikkō National Park

Wednesday, September 12, 2018
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この滝が見たかった! 
青い滝壺に流れ落ちる白い流水の おしらじの滝。

那須と表記したが、正確には日光男体山と那須岳の中間にある高原山の北東面に位置する。
おしらじの滝がかかる桜沢は、栃木県那須塩原市を流れる箒川の支流、鹿股川の源流である。

鹿股川は矢板市との郡境尾根を挟んで二俣に分かれる。
高原山から郡境尾根の北を流れる沢がスッカン沢で、矢板市側を流れるのが桜沢である。

なお、桜沢の源流域(高原山の東北部の裾野)は “八方ヶ原” と呼ばれ日光国立公園に属す。



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<マイカーの場合>
東北自動車道 矢板ICから北へ25km。
矢板市街地を通過して塩原方面へ走り “泉” の信号を左折し県道56号(下塩原・矢板線)を進む。
八方ヶ原エリアの山間部を走り “山の駅たかはら” のある学校平パーキングに駐車。



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桜沢にもスッカン沢にも遊歩道(という名のハイキングトレイル)が沢に沿って作られている。
入渓点の “咆哮霹靂(ほうこうへきれき)の滝“ まではその遊歩道を降る。



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ササ原と落葉樹の森は、平坦な路から桜沢の下流に向かって標高を下げて行く。 
トレイルが桜沢に接近する場所では眼下に桜沢の清流が見下ろせる。



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季節的に草花に代わってキノコが花盛り?  
赤いキノコは、タマゴタケかな?



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青いキノコは、ムラサキ・・何とか・かな?



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黄色いキノコは・・・?



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キャー! トゲトゲが痛そうなキノコは・・アラゲホコリタケかな?  005.gif 



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キノコに魅せられながら下降していくと、沢の音が聞こえて来る。
桜沢へ流れ込む支流とも呼べない小さな沢をいくつか渡る。



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そして、パーキングから1時間ほど下降すると、トレイルが桜沢本流に接近する。
そこには “雷霆(らいてい)の滝” がかかっている。 
これを登る訳だが、入渓ポイントの咆哮霹靂の滝はもう少し下流にある。



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“雷霆の吊り橋” を渡って桜沢の左岸(川下向かって左側)へ渡る。



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Wow! こんな大きなキノコを発見! ・・しかも自然のものとは思えない重量感のある色合い。  005.gif 
このキノコの名前が分かる方がいたら教えてください。 040.gif 



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“雄飛の滝” の道標を見れば、咆哮霹靂の滝は近い。

ちなみに、雄飛の滝はスッカン沢にかかる美滝の1つで、他に “仁三郎の滝(別名:舞姫滝)” と “素簾の滝” というのがある。
ここからスッカン沢の上記3本の滝の部分だけ(往復約2km)を遡行し、遊歩道で戻って桜沢へ継続することも十分可能である。



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そして、 入渓ポイントの “咆哮霹靂(ほうこうへきれき)の滝“ に到着。
こんな漢字読めない!ってか意味知らないし・・晴天の霹靂の霹靂と、咆哮は獣などの叫び声という意味らしい。 



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さて、入渓して早速、ゴーゴーと雄叫びを上げる読めない漢字の滝に突入するのかと思いきや・・



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細い中間リッジを挟んだ右側の斜度は無いが高さがある滝を登る。
この滝の濡れた部分は非常に滑り易いので、左寄りの乾いた部分を慎重に登る。



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登りきって、咆哮霹靂の滝の落口に立てば、中間リッジの頭がキノコ岩のように見える。



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咆哮霹靂の滝の上流には、何段もの幅広のナメ滝が横たわっている。 005.gif 



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幅広の滝は、右側から簡単に越えて中段の滝上に乗れる。



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その先の幅広の滝も、まるで人工的に作ったダムのようだ。 005.gif 
昨年いった秋田県の森吉山麓にある桃洞滝(下記リンク参照)へのアプローチでみた横幅20mの “横滝” を思い出す。




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その上流に広がる一枚岩のナメが見事だ。



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ナメが終わるとすぐに、見事な連滝をかけた支流が右岸より合流している。 005.gif 



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美しい小滝やナメを遡上していくと、早くも先ほど渡った雷霆の吊り橋の下をくぐる。



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桜沢も隣りのスッカン沢も高原山の火山成分や鉱物の影響で水が青い。  スッカンブルーだ! 005.gif 



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一枚岩の川床とは対照的に、沢の中には大きなボルダーがたくさん転がっている。



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ボルダーの隙間をぬいながら遡上していくと、桜沢の大物滝である雷霆の滝に到着。



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下段から見上げる雷霆の滝は迫力がある。



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中段までは右側から容易に登れるが、上段部分は高さもあり滑り易いのでロープ確保して登った。
リードは、2条の流れの中間部分の水量の少ないラインに、キャメロットをセットして越えた。



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雷霆の滝の上流にかかる滝も、右側の乾いた壁を登って越える。



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続いて現れる小滝も快調に越えて、大きな倒木をくぐる。



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倒木に生える可愛いキノコ。 113.png



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倒木を過ぎたあたりから、苔生した雰囲気に包まれ一層美しい渓相となる。  177.png



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このあたりには ダイモンジソウ もたくさん咲いているので急がずにゆっくり雰囲気を楽しみたい所だ。 060.gif 



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深い瀞もあり、一休みしてスッカンブルーの沢登りを満喫する。 060.gif 
真夏なら泳ぎたくなること間違いなし!  045.gif 



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ボルダーと広葉樹の森に囲まれた沢は明るい雰囲気が続く。



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“スッカンブルーって、ラムネのビンのような色だね” という同行者の言葉にうなずく。  045.gif 



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上流に行くと、苔のグリーンと白い流水のコントラストが絶品!



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と・・気を良くしていたら・・あらら・・突然、流れが消えた・・!
そう、桜沢は おしらじの滝 の下流あたりで伏流となるのだ。



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だが、しばらくすれば水流は戻る。



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そして、おしらじの滝の近くになると、この半端ない透明感に歓声が上がる。 ワ━(〃゚∀゚〃)━オッ♪
限りなく透明に近いブルー!・・・そんなタイトルの小説があったような・・ 037.gif 



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そして、桜沢のハイライト、おしらじの滝に到着。

この滝の存在を知ってから、長年ずっと見たかったので感無量。 101.png
しかも下流から沢を遡行して見られるなんて・・改めて同行してくれたメンバーに感謝である。  040.gif 

なお、この滝へは県道56号線から5~10分ほどで来れる踏み跡があり、カメラマンの人気スポットになっている。



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そんなスッカンブルーに魅せられて、同行者が滝壺で泳ぎ出したではないか! 005.gif 

こんな美しいブルーの滝壺で泳げれば一生の思い出になるだろう。
いいな~いいな~・・泳げない私は羨ましい限りだ。 106.png



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滝壺で遊んだ後は、遡行を続けよう。
おしらじの滝は直登できないので、左岸の踏み跡から桜沢に戻る。

すぐに深い淵が出てくるが左から巻ける・・なのに・・きわどいヘツリで越えようとする同行者・・



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で・・ドボン! やっぱり落ちた・・期待通りのリアクション、ありがとう。 041.gif 040.gif 
全身ズブ濡れでも、震えるほど寒い陽気では無くてよかったね。 037.gif 



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きわどいヘツリの淵を過ぎると、両岸がスレートを重ねたような岩質となる。

“これだけのスレートがあれば何軒の家が建つかしら?” と問う同行者。
う~ん、この岩を屋根に乗せたら家がつぶれるんでないかい? おそらく1軒も建たないでしょう。 037.gif



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最後に3mの滝を越えれば・・・



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今回の遡行の終了点である県道56号に出合う。 
ここで渓流シューズを履き替えて、車道歩き20分で学校平のパーキングへ戻る。



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最後はやはり路肩のキノコに夢中。 
チョコレートをコーティングしたお菓子みたいで美味しそ~ (毒キノコかもしれないので本当に食べちゃダメだよ)

キノコ鑑賞に始まり、おしらじの滝などの美滝とスッカンブルーの清流に身をゆだねての楽しい沢登りだった。


本ルートのマップ は下記のヤマレコのリンクをクリックしてね (^_-)-☆ 

私のこのルートへの評価: 4★ 沢登り1級下くらい
距離:約7km/ 所要時間:休憩込で約6時間(学校平P 8:30‐桜沢出合・咆哮霹靂の滝10:00‐県道合流‐学校平 14:30)
標高差: 約330m

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# by dream8sue | 2018-09-12 16:15 | Stream Climbing | Trackback | Comments(2)

茅野市 蓼科湖から横谷渓谷と御射鹿池へ(後編)     Yokoya valley and Mishakaike Pond in Chino, Nagano

September 9-10, 2018
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蓼科湖から横谷渓谷(下記リンク参照)の滝を見ながら “おしどり隠しの滝” のある明治温泉まで歩いてきた。
“御射鹿池(みしゃかいけ)” は、明治温泉から徒歩10分くらいのところにある。

案内板によれば、御射鹿池は農業用のため池で、日本画家の東山魁夷画伯の “緑響く” やテレビCMなどで有名になったらしい。
酸性度の強い水質のため魚は棲息できないが、透明度が高く鏡のように周囲の風景を映し出す。




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明治温泉から一般車両通行禁止の車道を10分ほど歩き、湯みち街道と呼ばれる県道191号に出れば、そこに御射鹿池のパーキングが隣接している。
また、便数は少ないが茅野駅からのバス便もある。



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御射鹿池は、県道の東側にあり、県道と並行した歩道からしか見られない。
歩道には柵があり、立入禁止になっているので池の近くには近づけない。
そうなると、池の東側の景色をズームで撮るしかなく・・ つまり・・高性能のカメラ勝負ってことかい! 141.png



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ちょうど夕方で、西陽を背にして池の東側の湖面が輝いている。 本当にピカピカの鏡みたい! 146.png
私の安いカメラでは、これが限界・・



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湖水が流れ出る水路が池の西端にある。 
水に触れてみたが本当に温かい。 ため池効果ってすごいんだね~。 174.png



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写真は朝の光の中が良いらしいので、今夜はパーキングに野宿して(・・といっても簡易テントはある)朝を待つ。
周辺の山にもキノコがいっぱいあるので、暇つぶしにキノコも撮影。



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翌日は曇りで、朝方はパラパラと小雨も降った。 朝の光は・・残念ながら期待できない。 145.png



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朝霧が流れていく・・ まあ、これはこれで幻想的でいいんじゃない?
写真ではなく日本画の絵のように見えてくるから不思議である。



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水鳥が朝の湖面を静かに滑るように泳いでいく、その光景が実に美しい。 
東山魁夷画伯はこの光景をみて、水鳥の代わりに白い馬を描いたのではないだろうか・・と思った。



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パーキングの案内板に表示されている 東山魁夷画伯の “緑響く”   



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さて、何時間待っても、この日の天気は晴れそうにないので、帰るとしよう。
・・と言っても、御射鹿池(明治温泉入口)から茅野駅行きのバスは昼近くまでない。
なので、前日に歩いた王滝と横谷観音堂と明治温泉の三差路まで戻り “横谷観音入口” バス停まで行くことにする。



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分岐までは、広葉樹林の中のほぼ水平道である。

前日には気づかなかったが、この路にも鑑賞するに足りるキノコがいっぱいだ。
イエローのフリルが可愛らしい、まるでオレンジのパラソルのようなキノコ。



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くどいようだが、私は採取目的ではなく、キノコを鑑賞するのが好きなのだ。
高さ数センチの小さなキノコの撮影は、自分が小人になったかのような別世界が見れて楽しい。 060.gif 



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ホウキタケ系のキノコは、サンゴ礁のように美しいと思うか、グロいと思うか意見の分かれるところだ。



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三差路を直進して、次の分岐を右へ進めば、横谷観音堂への登り坂となる。



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三差路から20分くらいで “横谷観音展望台” に到着。



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茅野市街が一望でき、スカイコンディションが良い日なら日本アルプスの展望も得られる。



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眼下に落葉樹に囲まれた王滝の上段の滝がみえる。 白い流れが美しいね~。
紅葉時はさぞかし素晴らしいことだろう。 049.gif 



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横谷観音堂。 

観音堂に向かって右側のトレイルを行けばパーキングがある。
マイカーの場合は、ここから横谷峡入口まで歩き、バスかタクシーで戻る観光客、ハイカーが多いようだ。



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私はバスの時間待ちがあるので、観音堂の北にある “大瀧神社” まで行ってみた。

針葉樹林帯の中を、神社への長い階段(約10分)を登る。
なお、パーキングから、この階段路ではなく神社を往復できる別の路もある。



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ここでもキノコ祭りだ!



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キャー! トゲトゲ頭のちょっと怖そうなキノコ。 149.png ほこり生成中のホコリタケかな? 039.gif  



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Wow! キノコの周りも秋色で素敵~・・今回のキノコの写真の中で私が一番好きな1枚がこれ。 110.png



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大瀧神社。 ご神体は石!  129.png



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ところで、周辺の針葉樹林はカラマツかと思いきや、こんな細長い松ぼっくりがたくさん落ちていた。 005.gif 
後で調べてみたら オウシュウトウヒ(別名:ドイツトウヒ)というマツ科の針葉樹だった。



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パーキングへのトレイルを左に見送り、北側の広い路へ進んでみた。
どうやら別荘地に迷い込んだようだが、シーズン終わりの静かな別荘地を歩くのも悪くない。



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ほら、こんな可愛いキノコに会えた。



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キノコの横に転がったドングリもいいね。




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Wow! よく見かける典型的な ツルタケ?だよね~?



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別荘地から国道299号(メルヘン街道)に出た所が “渋川口” バス停だった。
メルヘン街道バスは渋川口には停まらないので、国道を15分ほど下って “横谷観音入口” のバス停まで行く。

横谷観音入口にある公衆電話ボックス。 
めっきり見なくなった公衆電話だが、こんな場所に残っていたとは・・ 110.png



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キノコばかりに目がいってしまうが、やはりこの花の存在感は半端ではない。 
悪魔の花 トリカブト。



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ウィークデイは3便(土日祝日は4便)しかないバスの始発10:20 の茅野駅行に乗る。


マイカー利用か、朝着の電車で来れば十分に日帰り可能なコースであるが、
御射鹿池の朝夕の撮影目的で1泊2日にして、御射鹿池と横谷渓谷の滝めぐりを楽しんだ。
紅葉にはまだまだ早い、高原の夏の終わりを感じさせる1人歩きだった。 070.gif 


本ルートのマップ は下記のヤマレコのリンクをクリックしてね (^_-)-☆ 


私のこのトレイルへの評価: 4★ 初級者向け
距離:約11km/ 所要時間:休憩込で約6時間(茅野駅11:55=蓼科湖前バス停 12:26‐蓼科湖‐石遊の湯入口‐横谷峡入口 14:00‐乙女滝‐霧降の滝‐一枚岩15:00‐王滝‐おしどり隠しの滝 16:00‐御射鹿池 16:30/8:30‐横谷観音展望台9:10/9:30‐渋川入口バス停‐横谷観音入口バス停10:00/10:20=茅野駅11:00)標高差: 約450m


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# by dream8sue | 2018-09-10 02:46 | 長野県エリア | Trackback | Comments(0)

茅野市 蓼科湖から横谷渓谷と御射鹿池へ(前編)     Yokoya valley and Mishakaike Pond in Chino, Nagano

September 9-10, 2018
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このところ北アルプスや南アルプスの高山ハイキングが続いたので、好きな滝を見ながらの癒し系ハイキングがしたくなった。

カリフォルニアに暮らしていた時に友人に誘われて始めたWaterfalls Watching Hikeであるが、
日本では名瀑といえば、どこも観光地化されていて、パーキングから10分で滝が見れる・・みたいなのが多い。

そんな中で、私が今回選んだ場所は長野県茅野市の横谷渓谷(川の名前は渋川)である。
北八ヶ岳の西面、蓼科高原の観光地であるが、サンダル履きで歩けるような遊歩道ではない。

横谷渓谷だけでは物足りないので、横谷渓谷から3kmほど北にある蓼科湖と、
渓谷の南東に位置する人気のフォトジェニックスポットの御射鹿池をつなげて歩くことにする。 070.gif


横谷峡遊歩道のマップは蓼科中央高原観光協会のHPから。

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<公共交通の場合>
群馬からだとお隣の長野県なので北回りの方が距離的には近い。
しかし、公共交通機関を駆使していく場合は長野経由よりも東京経由の方が早い。
私は青春18きっぷで各駅電車に揺られること6時間で茅野駅に到着。

茅野駅からのバス路線もいささか複雑で、地方路線にありがちな少ない便を考慮しなくてはならない。
横谷渓谷に焦点を合わせるなら、メルヘン街道バスで国道299号(メルヘン街道)の “横谷観音入口” か “横谷峡入口” バス停下車となる。
横谷観音からスタートした方が下り坂になるので楽である。 私は逆回りだったので、ずっと上り坂だった。 042.gif

御射鹿池にピンポイントで行くなら、奥蓼科渋の湯線の “明治温泉入口” で下車すれば、御射鹿池のパーキングに降り立つ。
ただし、特定日運行など運行日の期間があるので要注意。

私と同じく蓼科湖をスタートにするなら、北八ヶ岳ロープウェイ線の “蓼科湖前” で下車。 
野駅から約30分(810円)

茅野駅のバス乗り場にアルピコ交通の案内所があるので、自分のプランにあった路線を窓口で相談すると良い。



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蓼科湖は灌漑用に作られた人造湖であるが、スワンボートの浮かぶ典型的な観光地で茅野市の観光資源の一つとなっている。



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隣接する “彫刻の森公園” に寄ってみた。
人工芝かと思わせるほどメンテナンスの行き届いた公園であるが、綺麗過ぎてどうも落ち着かない。



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芸術作品よりも芝生の中から頭をのぞかせている飴色のキノコの方が私の感性にはグッときた。  106.png



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蓼科湖の湖畔を東に向かってぶらぶらと歩けば、ゲンノショウコウ や ツユクサ が足元を埋め尽くしていた。



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水辺には ツリフネソウ が咲き乱れている。



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蓼科湖から離れ、さらに東側へ進めば路が2手に分かれる。
左へ行けば “蓼科散策路” で横谷峡への近道である。 が、私は右の “信濃路自然歩道” に進み石遊の湯を経由して横谷峡へ行く。



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標高1200mくらいなので、植物は季節的に ハギ などの定番の花くらいであるが、
ユニークな形のキノコたちがニョキニョキと生えていて楽しい。 060.gif
分岐付近の針葉樹の根元に大きなキノコを発見!



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かなりグロいキノコであるが、その大きさには驚いた。 005.gif 



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信濃路自然歩道と言ってっも、舗装された道路で自動車も走れる道である。
しかし、自然林に囲まれた静かなトレイルなので、ゆっくりと歩ける。



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路肩の落葉の中にもキノコがいっぱい。 

採取目的ではないので、あくまでビジュアル的に美しい形のキノコに目がいく。
 キノコの名前にも詳しくはないが・・これ・・ ハナオチバタケ?だよね~  039.gif



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毒キノコも含めて、今が旬のキノコ祭り!  



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ゴルフ場のフェンス横を通って南下していくと、開けた伐採地となって石遊の湯への分岐に出る。
伐採地では、クルミの大木の下にグリーンの実を付けた植物が群生していた。何の実かしら?



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“石遊の湯”は、露天風呂のみの野趣満点の立ち寄り湯。 049.gif
マイカー利用ならハイキングの後にぜひ寄ってみたいスポットだ。



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石遊の湯の入口の前を右(東)へ曲がり、民家の脇を南東方向へ行くと “楢ノ木池” という ため池がある。
ため池のまわりでは、たくさんのトンボが短い命を謳歌していた。



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ため池の南側をまわって別荘地みたいな林の中を10分ほど歩けば国道299号線の “横谷峡入口” に出る。

横谷峡入口のバス停前には公衆トイレや土産屋などもある。
マイカーの場合は、国道から渓谷側へ少し入った所にパーキングがある。



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バス停横の 遊楽庵 の中に観光案内所があるので、ハイキング前に立ち寄っていこう。



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さて、いよいよ横谷渓谷の滝めぐり(乙女の滝~おしどり隠しの滝まで約3km)スタートである。
横谷峡入口から5分ほどで “木戸口神社” があり、神社の右側のトレイルに進み、渓谷側に少し降れば “乙女の滝” である。



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乙女の滝は、崖の上からしぶきをあげて落ちてくる豪快な滝だ。

ここまではパーキングから近いこともあり、観光客が多い。
いつまでも滝の前を占領していちゃついているバカップルが邪魔だ! 
皆な写真を撮りたいんだからさ~本当に邪魔なの! ・・決してうらやましい訳ではないからね! 128.png



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乙女の滝からトレイルに戻って少し先の脇道へ入ってみる。
脇道は川岸まで下っていて、まあまあ綺麗なナメ滝があった。
沢登りをしていると綺麗な滝をたくさん見るので、この程度の滝には感動が薄い。 



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しばらく川音を聞きながら渋川に沿って行くと・・
ほのかに甘い匂いのする木(おそらくカツラの木)の下は、落葉で地面がイエローに染まり、側らにはキノコが生えていた。 う~ん、秋を感じるね~ 045.gif



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やがて、一旦、渓流から離れてヘアピンカーブの坂道を登り “横谷温泉旅館” の玄関先を通って、敷地内の通路から旅館の裏側に廻り込む。



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北側の山腹からも湧水が流れていて、オタカラコウ の群落をみる。 056.gif 



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その後、トレイルは再び渓谷に接近し “霧降の滝” が現れる・・が、流れが少なく、たいして綺麗な滝ではない。



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続いてお目見えの “鷲岩” は、なかなか見事な岩だと思う。 紅葉の時がいいだろうね~



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紅葉には早いけど、私はこのキノコの山?渓谷?が気に入った。 こんな可愛いキノコにも会えたよ。



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穴空きキノコは ホコリタケ かな? 



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屏風岩の案内板に寄れば、鷲岩の先の左岸(川下に向かって左側)岩壁は冬季には氷瀑群となるらしい。



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おそらく、このあたりの岩壁かな・・夏はグリーンの岩壁だね。 



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“一枚岩” は40mくらいの一枚岩盤であるが、これも沢登りをしてると、どうってことの無いナメだ。
でも、岩盤が赤渋で茶色?赤?っぽいのがいいね。



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ふぅ~・・見どころ満載でちょっと疲れた。

滝場やベンチの置かれた休憩場所には、マイナスイオンを数値化した標識がある。
これって必要かな~? 充分気持ちが良いのだから、数字で表してしまうと、なんかな~・・ 039.gif



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さて、お次は “王滝” であるが、東屋のある展望台まではちょっと登り坂なので汗がでる。
おまけに、渓谷側の高い巻き路も荒れている。 絶対にサンダルやヒールの靴では無理だよ。 046.gif 



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Wow! 2段に落ちている王滝、いいじゃん! 049.gif
王滝展望台まで登ってこないと見られない、横谷渓谷での一押しの滝。 spectacular!



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王滝からさらに尾根をひと登りで観音堂と明治温泉との分岐に出る。
観音堂は帰りに寄るので、まずは右へ進み、明治温泉にある “おしどり隠しの滝” へ行こう。



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おしどり隠しの滝へは、水平にカットされた山路を30分ほど歩く。 
途中のザレた斜面には、このトレイルの規模にしては立派過ぎるような鉄橋が架かっている。



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やがて、尾根から渓谷へ階段状の路を降って行くと、おしどり隠しの滝に降り立つ。 
左岸に建つ建物が、一軒宿の明治温泉で、創業120年だとか。 (゚д゚)!



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おしどり隠しの滝の下流を鉄板橋で渡り、階段を登れば明治温泉の前に出る。 公衆トイレもある。
一般車両の通行禁止の車道を10分ほど歩けば、御射鹿池のある県道に合流する。


御射鹿池の美しさは後編をチェックしてね。
紅葉にはまだ早い横谷渓谷であったが、変化に富んだ滝や奇岩、たくさんのキノコ鑑賞が楽しめた。 060.gif 

to be continued ・・・


本ルートのマップ は下記のヤマレコのリンクをクリックしてね (^_-)-☆ 


私のこのトレイルへの評価: 4★ 初級者向け
距離:約11km/ 所要時間:休憩込で約6時間(茅野駅11:55=蓼科湖前バス停 12:26‐蓼科湖‐石遊の湯入口‐横谷峡入口 14:00‐乙女滝‐霧降の滝‐一枚岩15:00 ‐王滝‐おしどり隠しの滝 16:00‐御射鹿池 16:30/8:30‐横谷観音展望台9:10/9:30‐渋川入口バス停‐横谷観音入口バス停10:00/10:20=茅野駅11:00)
標高差: 約450m


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# by dream8sue | 2018-09-09 20:36 | 長野県エリア | Trackback | Comments(2)

蓼科山麓 東トキンの岩場でクライミング     Rock Climbing at East Tokin in Mount Tateshina

Sunday, August 26, 2018
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マルチのクライミングは今年2018年5月の上州子持山の獅子岩以来。
その後、フリークライミングで肩を痛めてしまって、久しくクライミングは休んでいた。
久しぶりの、しかもマルチ・・・一抹の不安をいだきながらも、初めての岩場に期待感が高まる。

東トキンの岩場は蓼科山麓、双子山の東約1kmに位置する小さな岩場である。
昔から細々と登られてはいたようだが極めてマイナーな岩場で、クライマーの間でも知る人はあまりいない。

近年、諏訪山岳会によりフリークライミングルートとしてリニューアルされたという情報のもとに、
久しぶりに顔を合わせた妙義山(西上州)西大星チーム(下記リンク参照)で登りに行ってきた。




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<マイカーの場合>
群馬からは国道254号で佐久市に入り、県道145線に継続し、“野沢西”の信号を左折。
次の国道141号臼田バイパスの交差点 “洞源湖入口” を右折し大河原峠までひたすら山道を走る。
入山は、大河原峠の少し手前にある大河原峠線というダートの林道からである(一般車通行禁止)

パーキングは、林道入口付近の県道沿いに広い路肩がある。
車止めゲートの前は、許可車の出入りがあるので邪魔にならないように駐車すること。



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Wow! 林道入口のコンクリート溝の中からオコジョが顔を出してる。 
何度も出たり入ったりしている姿が、何とも愛くるしい。 ワ━(〃゚∀゚〃)━オッ♪



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林道を5分くらい歩き、林道が右にカーブする手前のササ藪につけられた切り開きに入る。
ササ藪が茂っていて、この切り開きを探すのは難しいが、写真の大木の右側なので参考にしてほしい。



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カラマツ林の中のササ藪の切り開き路は意外と長く、帰りは登り坂になる。 
また、ササの切り株が足のスネに当たって微妙に歩きづらい。



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ササ薮を10分ほど行くと、展望の良い稜線に出る。
諏訪山岳会によれば、ここは “惑星のコル” と名付けられているようだ。



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稜線の東側にあるケルンから南へ100mほど降り、岩場の基部に沿って東へトラバースする。
踏み跡は、分かり易いとは言い難いが、赤テープなども所々にあるので、本チャン経験のあるクライマーなら分かるだろう。



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樹林がきれて、東トキンの岩場が現れる。 



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フリークライミングのルートが作られている岩場中央。
ルートは3本あり、右から “ホクト(3P)” “オールド(3P)”  “オールドジャック(3P)”


岩はフリクションも良く、まあまあ硬いのだが、アンサウンドな部分も多く浮石、落石に注意が必要。
特にラペルでの下降時には、かなりの落石が発生するので、ルートの下にいてはいけない。



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岩場の東面。 ルートは無さそう・・



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私達はまず “オールド” に取り付いた。
オールド 1P目:5.10b/25m。 出だしの小ハングを越えてフェイスを登る。

私にとっては、この小ハング越えが核心だった。 え~い、AOだ!
ふぅ~・・何とか越えたと思ったら、掴んだB5判くらいの大きさの岩が剥がれて落下していった。
ヒィィ((ll゚゚Д゚゚ll))ィィ!!!  リードでなくてよかった~



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リードのY氏いわく、“小ハングの上のフェイスの方が悪かった。”

なお、25m登った所のハンガーボルト2本はTR用なので、さらに5m上の、“ホクト” ルート1P終了点のテラスまで行くことを推奨している。



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オールド 2P目:5.9/30m。
TR用のアンカーから、リッジの左を登ってそのままフェイスを直上。 とにかく長い!



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ムーブは難しくは無いが、次々に現れるパズルのようなルート取りに負けない気力が必要。
終了点は狭いガリーの中で、上部からの落石が集中する場所なので要注意。



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オールド 3P目:5.7/15m。 ガリーの左側の易しいリッジを登る。



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中央壁の左側にある “オールドジャック” は手ごわい!
オールドジャック 1P目:5.8/10m。 リッジ状を登る。



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一見、緩い傾斜で易しそうに見えるが逆層で悪い。 おまけに岩の表面に苔が生えていて滑り易い。



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オールドジャック 2P目:5.10c/25m
リッジの右の側面からリッジにでるが、勾配も強くバランスも悪い。

私は、AOでフォローするのが精いっぱいだった。 O(*≧д≦) No way!!  



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オールドジャック 2P目を絶妙なバランスでリードするS氏。 さすがサーティーンクライマー!



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オールドジャック 3P目:5.10c/25m。 フェイスからリッジにルートを取る。
ブルースカイに映える高度感のあるピッチだ。 リードはM氏。



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オールドジャック 3P目をフォローするS氏。 登れるクライマーは楽しそうだな~ 060.gif



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“オールド” “オールドジャック” ともに3回ないしは2回のラペルで取付きに降れる。
ラペルのことを考慮し、ダブルロープの使用が無難である。


諏訪山岳会のレポートでは、フリーとアルパインの性格を持っている岩場と書かれてあるが、
浮石や落石も多く、リングボルトなどの支点もあり、どちらかと言えばアルパインの要素が強い岩場だと思う。

したがって、要求されるクライマーのレベルとしては、人口壁や小川山あたりのフリールートの感覚では登れないだろう。
また、フリーのレベルが、私のような5.10マイナスがやっとという人には難しいルートである。 008.gif  

猛暑の夏であるが、この岩場は標高が約1900mなので、比較的さわやかに登れた。
最後に、今回のクライミングに際し、諏訪山岳会の “東トキンの岩場の開拓整備” を参考にさせていただきました。 
諏訪山岳会の皆様 開拓、整備等ありがとうございました。 040.gif 


本ルートのマップ は下記のヤマレコのリンクをクリックしてね (^_-)-☆



距離:約3km/ 所要時間:休憩込で約7時間(林道入口 9:00‐惑星のコル‐東トキン岩取付10:00‐15:00- 惑星のコル‐林道入口 16:00)
標高差: 約200m

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# by dream8sue | 2018-08-26 18:46 | Rock Climbing | Trackback | Comments(2)

中部山岳 大キレットを越えて 奥穂高岳から岳沢へ下山     Mount Hotaka in Chūbu-Sangaku National Park

Sunday, August 19, 2018
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中部山岳国立公園に属す南岳と北穂高岳の間にある大キレットを越える山行の3日目。
前日に念願の大キレットを越えて(下記リンク参照)北穂高岳と涸沢岳を歩き穂高岳山荘にテント泊した。

本日は奥穂高岳から吊尾根で前穂高岳は・・スルーして(笑)岳沢へ下山する。





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朝陽を受けて輝く奥穂高岳は、穂高岳山荘のすぐ南にあり、山荘のテラスからいきなりの急登となる。
お盆の連休ということもあり、朝一から多くの登山者が登っている。



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致し方ない・・北アルプス名物のハイカー渋滞に身を任せて行列の1人となる。 

30分ほど登って振り返れば、眼下には穂高岳山荘の赤い屋根。
そのバックには涸沢岳と北穂高岳の2つのピーク(北峰と南峰)が、すでに同高度に見える。



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両山の間をズームアップしてみれば、今日も槍ヶ岳の穂先が天を刺している。



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西側には、悠然とした笠ヶ岳がとても近くに見えるのは朝陽マジックだろうか?・・



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前方には特異な山容のジャンダルムが朝陽を浴びて神々しい。



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そして、穂高岳山荘を出てから約40分、日本で3番目の高さを誇る奥穂高岳(3190m)に到着!  066.gif
・・って、4番目の高峰はどこだっけ?

山頂は石祠に占領させていて狭い。 登山者もうじゃうじゃいるので、さっさと通過する。 135.png



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あら、いつの間にか涸沢岳と北穂高岳が低くなってる。 やはり奥穂高岳の方が高いんだな~



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奥穂高岳からトレイルが2手に分かれる。 
南西方向に伸びる尾根は、ジャンダルムから西穂高岳へ続く路だ。

昔、クライミングを始めたばかりの頃に単独で歩いた思い出深いルートである。
出来れば再度、このルートから下山したかったのだが、帰りのバスの時間もあり断念する。



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西穂高岳の先には焼岳や乗鞍岳、遥か遠くには御嶽山まで見える。 Sky Clear!



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本日向かうのはこっち(南東方向) 吊尾根と呼ばれる前穂高岳への稜線。



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吊尾根の途中にある南稜の頭からはクサリなどがセットされた急な下りとなる。



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コルまで降りきって振り返れば、吊尾根もなかなかの絶壁である。



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以前はコルから稜線通しに前穂高岳へ登る路もあったが、現在は廃道のようだ。
紀美子平への巻き路を行き、紀美子平に荷物をデポして往復するのがノーマルらしい。

私は、前穂高岳には無雪期はもとより、冬期に北尾根や、明神岳の南西稜からも登っているので今さら山頂には興味が無い。
ということで、紀美子平で一休みしたら、さっさと下山にかかる。

ちなみに、紀美子さんは、穂高岳山荘の初代主人(今田重太郎)の娘の名前だとか・・知らなかった!



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紀美子平から岳沢小屋までの重太郎新道は、北アルプス屈指の急登である。
紀美子平から、左の奥明神沢側に付けられた長くて急勾配のクサリ場を降る。 042.gif  
ブナ立尾根だの合戦尾根だのよりもはるかに急だと感じるのは私だけ?



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右手のちょっとした岩を乗越した所が “雷鳥平” で、奥穂高岳から西穂高岳にかけての眺めが素晴らしい。



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上高地の谷間を挟み、右に焼岳と左に霞沢岳(下記リンク参照)が見える。




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急勾配だけに、標高をぐんぐんと下げて行く。 
いつの間にかダケカンバなどの樹林帯となり、長い鉄ハシゴを降れば “カモシカの立場” という見晴台に出る。



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その後も急な岩場と鉄ハシゴが続く。



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やがて奥明神沢側の草付き路になり、お花畑の中をスイッチバックしながら降れば、岳沢小屋のテント場に出る。



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岳沢小屋に着けば、急下降の路から解放されてホッとする。 063.gif 

岳沢小屋が岳沢ヒュッテだった頃に雪崩で全壊したのは、まだ記憶に新しい。
その後、再建が危ぶまれたようだが、2010年より営業を再開している。



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岳沢小屋で一休みした後は、小屋の前から灌木帯に入り、上高地までの坦々とした下り坂となる。
途中、岳沢の険相が一望できる場所がある。



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しばらくは、岳沢にそった明るい広葉樹林の中を歩く。 



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花もたくさん咲いている。 おや、トリカブトに可愛い訪問者がいるね。 037.gif



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しばらくすると、見通しの良い広い河原に出る。 岳沢西面の壮大な展望に思わず歓声が上がる。
 Wonderful!  ♪♪♪ヾ(o≧∀≦o)ノ゙♪♪♪



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やがて針葉樹林に入り、天然クーラーの風穴で涼みながら降れば岳沢登山口に着く。



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岳沢登山口の前には、梓川へ流れ込むいくつもの支流が湿原を形成している。



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美しい流れを見ながら、湿原の木道を河童橋までのんびりと歩く。 う~ん、癒されるな~



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湿原も夏から秋の様相に変わってきている。



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ススキが風に揺れる梓川本流が見えて来れば、観光客で賑わう河童橋は近い。

私の3日間の大キレット越えの山旅も終わりである。 あ~楽しかった。


The End.


本ルートのマップ は下記のヤマレコのリンクをクリックしてね (^_-)-☆ 

距離:約7km/ 所要時間:休憩込で約7時間(穂高岳山荘 6:00‐奥穂高岳 6:40/6:50‐紀美子平分岐 8:00/8:30‐岳沢小屋 10:30/10:50‐岳沢登山口‐河童橋 ‐上高地BT 13:00)
標高差: 約1700m

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# by dream8sue | 2018-08-19 04:14 | 中部山岳国立公園 | Trackback | Comments(2)

中部山岳 大キレットを越えて 南岳から穂高岳山荘へ     Mount Hotaka in Chūbu-Sangaku National Park

Saturday, August 18, 2018
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中部山岳国立公園に属す南岳と北穂高岳の間にある大キレットを越える山行の2日目。
新穂高温泉から南岳(下記リンク参照)まで登り、いよいよ大キレットに突入。 GO!!GO!!ヾ(>∇<*)o!!




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午前11時に南岳小屋に到着。 
小屋の南側の丘に登り北を見れば、たおやかな南岳と、その奥に中岳や槍ヶ岳、眼下には赤い屋根の南岳小屋が見える。



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始めは飛騨側(西側)を急下降する。



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飛騨側の浮石の多いガラガラの岩場を落石しないように慎重に降る。



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クサリや・・



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ハシゴも連続する。



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手前に見える2841mのピークが “長谷川ピーク” と呼ばれる小ピーク。
長谷川は往年の名クライマー、長谷川恒夫氏のことかと思いきや、このピークで滑落して助けられた大学生の名前だとか・・ 
いや~遭難した場所が自分の名前で残ってしまった学生の心中を思うと、似たような経験のある私としては実に複雑な思いである。

いえ、遭難した訳ではなく・・
昔、山岳雑誌に某有名フリークライマーの言動に苦言を呈したところ、マスコミ誘導で私のほうがたたかれてしまったという経験がある。
おりしもフリークライミング至上主義の思想が拡散されていた時代で、エイドクライミングなど時代遅れとされた風潮の中での全国誌での論争であった。

その際に関西地方のクライマーが残置ハーケンを撤去してルートを作り(どこの岩場かは忘れたが・・)
そのルート名に私のイニシャルを使って “YFにささげる”?とか何とかいった嫌味なルート名をつけた。
今もそのルートは存在し、誰かに登られているのだろうか?



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長谷川ピークで振り返れば、降ってきた南壁が圧巻である。



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長谷川ピークのナイフリッジ。 風の強い日の通過は怖いだろうな~



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左手(東側)には蝶ヶ岳~常念岳~大天井岳の山並みが横たわっている。 Sky Clear!



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北穂高岳への道のりが、霧のベールの中から静かに私の前に迫る。



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大キレットの南端、A沢のコルへの下りはツルツルのスラブなのでクサリが有難い。



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A沢のコルに人がいるが・・・



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・・・どうやら事故があったようだ。 
既にレスキュー隊員が付き添って、何やら交信している。
申し訳ないが、うめき声をあげる遭難者を横目に見ながらA沢のコルを通過する。



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さて、A沢のコルから北穂高岳への急登が始まるが、自分も気を引き締めて先の岩場をこなしていこう。



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飛騨側へ回り込むと、足下から岩壁が落ち込み、正面に滝谷の岩稜が迫力を増して迫る。



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クサリや鉄釘を使って垂直の岩場を慎重にこなす。  このあたりが “飛騨泣き” と呼ばれる核心部のようだ。 



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最後は信州側(東側)についたクサリやハシゴを登り、山頂直下の急登をこなせば北穂高小屋のテラスに出る。



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北穂高小屋より大キレットを振り返れば、雲から槍ヶ岳の穂先だけが飛び出ていた。 

北穂高小屋のベンチで長い休憩をとり、この先の行程を思案する。
出来れば穂高岳山荘まで駒を進めておきたいが、涸沢岳の登りも手ごわそうだな~



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北穂高小屋の石段を登ったところが北穂高岳(北峰:3106m)の山頂。



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飛騨側(西側)にはロッククライミングの対象となるドームなどの針峰が見える。 



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さて、北穂高岳山頂から南へ下り、南峰へは東側を巻きながら登る。



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巨岩の多い稜線を涸沢岳とのコルまで降る。



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夏の花は終盤を迎えているが、この シコタンハコベ や イワツメクサ は、まだちらほらと見ることができた。



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涸沢岳も意外と事故が多いので、浮石に気をつけて登る。



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涸沢槍を飛騨側に巻いたあたりから岩稜の急登となる。



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最後のチムニー状の岩場を登りきれば稜線にでる。

振り返れば、飛騨側(西側)から生き物のような雲が槍ヶ岳の基部をはっていく。
手前のピークは先ほどまでいた北穂高岳。



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涸沢岳(3110m)のピークは、稜線を南側へ少し登ったところ。 
さらにその先には、白出のコルを挟み日本で3番目の高さを誇る奥穂高岳(3190m)がそびえている。



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さらに南側に目を転じれば、西陽が前穂高岳(3090m)を明るく照らしている。



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奥穂高岳からジャンダルム、西穂高岳への稜線・・山を始めたばかりの頃にドキドキしながら歩いた懐かしいルートだ。



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夕方になり雲がわいてきた。



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今夜の泊場となる穂高岳山荘が眼下に見える。
さすがに槍平から南岳に登ってからの大キレットと涸沢岳越えはきつかった~! (;^_^ フゥーフゥー

ちなみに、お盆休みの週末ということもあり、穂高岳山荘のテント場は120パーセントの混み具合で最悪だった。  terrible bad! 140.png
また、軽量化でシュラフも火器も持たずの山行であったが、この夜は予想外の寒気に襲われて面食らった。

さて、翌日は吊尾根から前穂高岳へ向かい、岳沢へ下山としよう。


to be continued ・・・


本ルートのマップ は下記のヤマレコのリンクをクリックしてね (^_-)-☆ 

私のこのトレイルへの評価: 5★ 上級者向け
距離:約3.5 km/ 所要時間:休憩込で約7時間(南岳小屋11:20‐北穂高小屋 15:00/15:30‐北穂高岳‐涸沢岳‐穂高岳山荘 18:00)

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# by dream8sue | 2018-08-18 11:52 | 中部山岳国立公園 | Trackback | Comments(2)

中部山岳 大キレットを越えて 槍平小屋から南岳へ     Mount Hotaka in Chūbu-Sangaku National Park

Saturday, August 18, 2018
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飛騨山脈を中心とする中部山岳国立公園に属す南岳から大キレットを越えて穂高岳三山を歩く。
山行の2日目は、滝谷の避難小屋から始まった。
前夜はしっかりと滝谷の幽霊たちと添い寝をし、夜明けとともに蒲田川右俣谷に沿って歩き出した。

滝谷の幽霊 に興味のある方は下記リンクへ




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滝谷を渡り、滝谷の初登攀者である藤木九三氏のレリーフの前を過ぎると、トレイルも徐々に急勾配となる。
一汗かく頃には滝谷上部の急峻な様相が見えてくる。



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やがて南沢のゴーロを横切り、しばらく行くと槍平小屋の前を流れる小川を渡る。



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滝谷避難小屋から1時間ほどで、トリカブトなどが咲くお花畑に囲まれた槍平小屋に到着。

ちなみに、槍平小屋は、昔は右俣谷の右岸(川下に向かって右側)に建っていたが、雪崩で崩壊し、現在の場所(右俣谷の左岸)に再築されたらしい。



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槍平小屋の北側には広いキャンプ場があり、槍ヶ岳へ登るベースキャンプとして利用されている。



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私は、槍ヶ岳ではなく、南岳へダイレクトに登りたいので、小屋の東側に開かれているトレイル(南岳新道)へ進む。 070.gif 



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針葉樹林帯を少し登ると、再び南沢に出るので、河原を横断して南沢左岸の尾根に取り付く。



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河原には パープルの花が群生していた。 ミソガワソウかな?



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トレイルは急斜面をスイッチバックに登るやや荒れた感じのする路で、一気に高度を上げていく。
早くも右俣谷の流れと槍平小屋の赤い屋根が見下ろせる。



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ハシゴやクサリ場もある。



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この南岳新道は、急登で森林限界までが結構長いので、植物を楽しみながら登ろう。 
この青い実は何かしら?



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この実はツリバナの実かな?



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オオヒョウタンボク



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最後のハシゴを登り切れば・・



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ようやく森林限界で、展望が開けてくる。 



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北には中岳方面の山がそびえている。



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標高2600mあたりの尾根上に救急箱が置いてある。 へえ~こんなの初めて見たな~。



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小ピークを越えて・・



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さらに尾根を真っ直ぐ登るのかと思いきや、左の南沢上部カールの斜面へ下降する。



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中岳と南岳をつなぐ稜線が見えてくる。



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一見、瓦礫だらけに見えるカールの中は意外なほど植物が群生していた。



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高度を上げるにしたがって背の低い植物となる。 トウヤクリンドウのお目見え。



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南岳の南に位置する南岳小屋へは、南岳の西斜面からやや南東に伸びる尾根を詰めて南岳小屋の建つコルへ向かう。
遠くに目をやれば、昨年訪れた黒部五郎や水俣蓮華岳(下記リンク参照)などの黒部源流の山並みが見える。




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かなり露出感のある木橋だな~ ォォォオオ(・д・oノ)ノ!! 008.gif  



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だいぶ高度を上げてきた。 振り返り見る笠ヶ岳には雲がかかってきた。



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ズームアップで見る笠ヶ岳はカッコ良すぎるでしょう! これを見てしまったら登りたくなるよね~ 113.png



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稜線に近づいてきたら、槍ヶ岳も見えてきた。



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そして、ようやく南岳小屋に到着!  1年ぶりの南岳小屋である。
槍平小屋から4時間半もかかってしまった。 
一気に1000mの高低差を登ることもあり南岳新道は思った以上に時間がかかる。 042.gif



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南岳小屋の南の丘からは北穂高岳へ続く大キレットが一望できる。
南岳小屋での休憩後は、いよいよ念願の大キレット越えである。

to be continued ・・・



本ルートのマップ は下記のヤマレコのリンクをクリックしてね (^_-)-☆ 

距離:約4km/ 所要時間:休憩込で約6時間(滝谷避難小屋 5:10‐槍平小屋6:10/6:30‐南岳小屋 11:00/11:20)
標高差: 約1200m

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# by dream8sue | 2018-08-18 00:26 | 中部山岳国立公園 | Trackback | Comments(0)

中部山岳 大キレットを越えて 滝谷避難小屋の幽霊     Mount Hotaka in Chūbu-Sangaku National Park

Friday, August 17, 2018
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中部山岳国立公園に属す、槍ヶ岳も穂高岳も何度も登っているが、何故かこの両山をつなぐ大キレットを歩いていなかった。

ということで、今回は、大キレット狙いで、手っ取り早く飛騨側から南岳に登り、
南岳から大キレットを越えて穂高岳三山を歩いて岳沢に降る山行である。

ちなみに、槍ヶ岳から南岳までは、 “中部山岳 東鎌尾根を越えて槍ヶ岳・南岳     Mount Yari to Minamidake in Chūbu-Sangaku NP” を参照のこと。




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<公共交通の場合>
飛騨側登山口の新穂高温泉は、有名な温泉地なので各地から便利な直通バスなどがある。
私は電車で松本駅まで行き、駅前のバスターミナルからバスで新穂高温泉入りした。 (平湯温泉で乗り換えあり)。

各駅電車と、松本でのバス待ち時間などもあり、新穂高温泉に着いたのは15時を過ぎていた。
翌日の行程を考えると、槍平小屋あたりまで行きたいが・・とにかく、行けるところまで行くとしよう。



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新穂高ロープウェイの山麓駅前を通り、蒲田川の右股谷に沿って、左岸(川下に向かって左側)の林道を行く。
蒲田川周辺は治山工事が行われているため、林道は作業車の出入りもあり、道幅は広くて歩き易い。

猛暑と言われる2018年の夏であるが、早くも秋を感じさせるさわやかな風が吹いている。
林道を快調にとばし、1時間弱で穂高平小屋を通過。



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急ぎ足で進むも、林道の側らに生える植物を見れば足が止まってしまう。



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この辺りの標高(1500mくらい)では、ノブキ や サラシナショウマ、 キツリフネ などといった、どこの山でも見かける定番の花が多い。



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秋の気配をより強く感じさせる要因のひとつが、赤い実を付けた植物たちである。



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木イチゴも美味しそうに実っている。 111.png



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やがて白出沢出合の少し手前で、白出のコル(奥穂岳山荘)へ行く路を右に分ける。



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そして、穂高平小屋から1時間弱で広い河原の白出沢出合に着く。



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白出沢を渡りきれば、いよいよ山路らしくなる。



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あたりは ブナ や トウヒ などが生える森となる。



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樹林帯を行くと、トレイル脇に ヒカリゴケ の生える岩穴がある。



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途中、左岸(右側)からのブドー谷やチビ谷のゴーロを渡ると、左側に右俣谷の流れが迫って来る。



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右俣谷の対岸には中崎尾根が横たわり、その尾根越しに雲のベールをまとったピークが見える。
おりしも台風の接近に伴い、台風の様子をうかがいながらの山行である。 



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足元には ナデシコ科のセンジュガンピ がちらほらと咲いている。



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白出沢出合から1時間ほど ゆるやかに登って滝谷出合に着く。 



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滝谷の奥には雄滝の白い瀑流が見える。



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  さて、日没間近となってしまったが、槍平まではまだ1時間ほどかかる。
ライトをつけてまで歩きたくは無いので、今夜は滝谷出合(滝谷の左岸)に建つ避難小屋に泊ることにする。

ちなみに、この小屋はでるらしい・・・

小さなブロック小屋は、小さな窓が1つあるだけの昼でも薄暗い小屋である。
怪奇現象や幽霊の類は否定派の私であるが、さすがにこの小屋の雰囲気は不気味な感じがする。

まあ、自分も無雪期は元より、厳冬期の滝谷もやっているので、一歩間違えばあっち側にいただろう。
今夜は枕元にあらわれる滝谷で亡くなった往年の名クライマー達の武勇伝を聞くのもいいだろう。



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夕方6時過ぎに湿った空気の漂う避難小屋に入れば、先客はいなく私だけの貸し切り状態。
簡単な夕食を食べれば、することも無いのでさっさとシュラフに潜り込む。
寝付かれないのでワインを少し飲み、酒の力でウトウトと・・やがて浅い眠りに落ちていった。


ふと、人の声に気づき目を覚ますと、いつの間にか隣に同じパーティーと思われる5人が酒盛り中。
時間を確認したら23時過ぎである。
あれ、この人達いつ着いたのかな? ずいぶんと遅い到着だな~と思い、すぐ隣に座っている女性に声をかけた。

“何時ごろに着かれたのですか? 私の後に着かれましたよね?”
すると、その女性は “何言ってるんですか? 私達のほうが先に小屋にいましたよ。 
貴方の方が後から小屋に入ってきたんじゃないですか。” と、いたって真面目顔で言う。

OMG! 逢ってしまった・・ この人達はもしかして・・ 149.png
しかし、幽霊にしては いたって普通の登山者である。 107.png

私は “そうでしたね。” と言って、再びシュラフを被って寝た。 
次に目が覚めたのは深夜2時くらい・・先ほどの5人パーティーの姿はない。 

やはり幽霊だったか~と思い、背筋が寒くなった。
と、その瞬間、入口の階段を登ってくる人の足音がする。 
こんな夜半に誰が・・足音は扉の前で止まった・・が、小屋に入ってくる気配は無い。 

おいおい、またか~勘弁してくれよ~  008.gif 
背筋が凍りつき、怖くてシュラフから顔を出せない。 
いたたまれずに足で床をたたき、大声で “わ~!” と声を上げる。

その後、小屋の中は静寂が続き、また私はウトウトと眠りについた。

翌朝は、台風一過の良い天気で、明るくなるのを待って早々に小屋を後にした。
何とも不可思議な夢をみたものだ・・本当に夢だったのだろうか・・?


さあ、いよいよ大キレット越えであるが、その前に南岳への登り(南岳新道)をやらなくてはならない。

to be continued ・・・



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距離:約7km/ 所要時間:休憩込で約3時間(新穂高温泉 15 :40 ‐穂高平小 16:40‐白出沢出合 17:30‐滝谷避難小屋 18:30)
標高差: 約660m

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# by dream8sue | 2018-08-17 22:08 | 中部山岳国立公園 | Trackback | Comments(2)