南牧村 西上州の人知れぬ岩壁を攀じる ミホガハラのこぎり岩     Rock Climbing at Nokogiriiwa in Nanmoku, Gunma

Sunday, November 3, 2018
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群馬県南牧村と長野県佐久市の県境近くにある ミホガハラ のこぎり岩 に知り合いのクライマーがルートを開拓した。
ルート名は “アニバーサリー35” という2ピッチのルートだ。
西上州が紅葉最盛期の11月上旬、群馬チームでこのルートを登ってきた。



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<マイカーの場合>
関越自動車道、下仁田ICより国道254号で内山峠方向に進み、下仁田の町を抜け、
南牧村を流れる南牧川に沿って県道45号、93号で西へ向かう。

歓能集落で田口峠方面への道を右に分け、左の熊倉川沿いの道を直進すると、川の対岸に碧岩・大岩の登山口(三段の滝入口)を見る。
なおも直進して熊倉集落の三差路を左折し、“なんもく村自然公園キャンプ場” を目指す。

ミホガハラの登山口は、なんもく村自然公園キャンプ場と大上峠との中間くらいにある林道の切通し地点だ。
路肩の広がったスペースに数台のパーキング可能。



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大上峠方向に向かって、切り通しの手前の作業道を左(東)に入って行くと、すぐに左手の紅葉した林間にミホガハラのシルエットが見えてくる。



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ミホガハラのコルからスギ林へ入り直進(右下へ行く路もあるが、その路はNG)すると、作業道は消滅し、岩場(のこぎり岩の端)に当たる。

ちなみに、コルから作業道と分かれ、左の尾根を登ればミホガハラのピークである。 
下山は、ピーク経由でこの尾根を下ることになる。



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岩場の基部にそって、右下へ下降していくと、白っぽい壁の大ルンゼが出てくるので、さらに右下へ下降する。
大ルンゼから崩壊した岩礫が足元に転がった、悪いザレ場の下降となる。



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さらに、のこぎり岩の基部をトラバース。



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途中の岩場のトラバースも悪いので要注意。 034.gif 



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崩れた凹状地形を足場に気をつけながらトラバースすると、右側が切れ落ちてくるので、左からの派生尾根に登り返し、岩尾根の末端を左へ巻き上げる。



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岩尾根を左に巻き、急斜面を立木に伝って四つ足で登れば、右壁が迫った凹角状の岩場がある。
この岩場の左面をⅢ級ほどのクライミングで越える。



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さらにザレた斜面を急登すれば、のこぎり岩が目の前に迫って来る。



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取り付きは、やや左のナラの木が生えているあたり。 ビレイヤーはこの木でセルフビレイ。



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壁の左側を見れば、面白い形状をした岩が露出している。 005.gif 



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さらに、その左に目をやれば、矢沢峠の西側に広小屋山がそびえている。  177.png



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Okay, here we go!  070.gif    1P目: 20m弱 (5.9~5.10a) ボルト4本
取り付きは、右側を立った壁に抑えられた凹角状(それほど顕著ではない)のラインを登る。



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一見、階段状に見える出だしも、いざ取り付いてみると、意外に傾斜が強く、逆層でバランスを要する。  008.gif 
岩質は榛名山の黒岩に似ているから安山岩かな? 西上州の中では比較的固くて快適だ。 049.gif 



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取り付き地点がすでに高いので1P目から かなりの高度感があり、広小屋山などの県境尾根をバックにしたロケーションもなかなか良い。 



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1P目の終了点でセカンドをビレイする、先行パーティーのトップ。



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1P目の核心部は、終了点直下のホールドの乏しいフェイス。 149.png 008.gif 
4本目のボルトの打たれたフェイスを直登すれば10a はありそうだ。 
ボルトのやや左側(ボルト横2mくらい)から登れば5.9 くらいではないだろうか。 039.gif  



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2P目: 45m (5.6~5.7) ボルト5本。



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いや~・・このピッチはグレード以上に怖い。 008.gif
何故かというとボルトが遠い! 45mに5本って・・単純計算で9mに1本! ヒィィ((ll゚゚Д゚゚ll))ィィ!!!



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泣きながらリードするSueを心配そうに見守るビレイヤー。 紅葉が綺麗だね~



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なんて・・余裕はない、なぜなら3本目のボルトが見えない。  右を見てもイワヒバだけ・・ 143.png



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左を見てもドスラブのフェイスには何もない。 149.png



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左上ラインが傾斜が緩く、自然なラインであるが・・ボルトは無い! 143.png 
落ちる気はしないが、落ちれば大フォール・・・う~ん・・う~ん・・しばらく悩んだ末、覚悟を決めて左上に登る。 008.gif

2本目のボルトから5mほど登ったあたりで、ふと右横を見ると、突起した岩の上にボルトが光っていた! 113.png
ラインは直上だったのだ。 あわてて軌道修正を試みる。 008.gif
何とかトラバースできる距離だったので良かったが、もっと登っていたら軌道修正できなかったかもしれない。

2本目のボルトからは、3本目のボルトが見えないので、意識して直上すべし!  034.gif 



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3本目のボルトから上は、さらにスロープとなるが、プロテクションが遠いことに変わりはないので緊張が続く。



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そして、終了点は、マツの木の生えるナイフリッジ。  042.gif 



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このナイフリッジは、ミホガハラのピークから東に伸びるヤセ尾根なので、ミホガハラ側から尾根伝いに歩いて来られる。
そのことを裏付けるように、マツの幹には古い標識板がかかっていた。



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なので、下山は尾根伝いに西へ行けば良いのだが、両サイドがきれ落ちた絶壁なので慎重に!  034.gif 



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恐る恐る下を見れば、大上峠に通じる林道脇の紅葉が綺麗だ。 177.png



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北側へ目をやれば立岩の岩峰(下記リンク参照)を筆頭に、毛無岩や荒船山などの山並みがスカイラインに浮かんでいる。




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東側の近距離には西上州のマッターホルン碧岩と大岩(下記リンク参照)、その並びにはククリ岩の鋭鋒が見える。

幾度となく通った山であるが、こちら側のアングルで見るのは初めてだ。
ククリ岩もあんなに尖った岩峰だったんだね~




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碧岩をズームアップで見れば、南西壁に陽が当たって、明暗を分ける左のラインが碧岩西稜(下記リンク参照)だね。
手前の紅葉の尾根はタカノス岩かな。




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展望を楽しみながら西へ行けば、新しい山名板のあるミホガハラ(1160m)のピークに着く。
このピークから西側のスギ林を降れば、往路に通ったミホガハラのコルから林道へ戻れる。



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落葉を踏みしめて帰路に着く群馬チームの先鋭クライマーたち。

路を探しながらのアプローチに1時間、クライミングに2時間くらいと、半日仕事のルートであるが、
緊張の連続だったので、短い割には満足度の高いルートだった。



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開拓者のT氏より拝借した のこぎり岩の全景写真。
赤線が “アニバーサリー35” のライン。 青線はアプローチのイメージ。

蓼科山麓のトキン岩(下記リンク参照)同様に、今時のアルパインルートと言った感じである。


林道から取り付きまでは、トキン岩のそれよりも近い気がするので、
もう何本かルートがあれば、1日めいっぱい登れるので、出向く価値も出てくるだろう。
岩質も悪くないので、まだまだ開拓の余地はある気がする。

楽しいルートを作ってくれて、ありがとうございます。  040.gif 

本ルートのマップ は下記のヤマレコのリンクをクリックしてね (^_-)-☆ 



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# by dream8sue | 2018-11-09 20:44 | Rock Climbing | Trackback | Comments(2)

川上村 さらなる藪岩を求めて大原平のキレットを越える     Mount Oharadaira in Kawakami, Nagano

Sunday, November 4, 2018
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長野県南佐久郡川上村、ロッククライミングで有名な小川山や甲武信ヶ岳に行く時に通る村である。
今回は、小川山の北東、甲武信ヶ岳の北西に位置する大原平に登る。

大原平と言っても、ピンとこないだろう。
川上村の梓山集落の南に流れる梓川(上流に詰めれば国師ヶ岳)を挟んで、東に五郎山、西に長峰がある。

大原平(大原平ノ頭)は、長峰へ続く岩稜上の小ピークで、長峰の北側に位置する。
大原平へ通じる登山道は無く、藪と岩のバリエーションルートである。


このルートは一般登山道ではありません。   
入山に際しては読図や登攀技術など未整備のルート歩きの経験が必要であることを留意してください。




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<マイカーの場合>
長野県南佐久郡川上村を走る県道68号を甲武信ヶ岳登山口の毛木平方面へ向かい、途中の梓山集落から右(南)へ入る。
集落から右方向に伸びる農道を詰めると、獣避けゲートがあるので、その前に2台くらいパーキング可能。



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黄金色のカラマツの下を気持ちよくスタート・・・と、行きたいところであるが・・・
登攀具に慣れていないメンバーも多く、1時間ほど講習会をしてからの出発となる。

まあ、本来こんな藪岩ルート(バリエーション)は大人数で歩くようなルートではないのだが、
藪岩好きなんて物好きもけっこういるもので、総勢7人の大パーティーになってしまった。 105.png



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始めは藪岩とは思えない穏やかな ナラ や シラカバの雑木林を行く。
仕事路が山腹に薄っすらとあるが、始めから尾根通しに歩く方が良いだろう。



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ひと登りすると右側に1720m付近の岩峰群と思われる2つの岩峰が見えてくる。  005.gif 
こんな所で予想外の岩場のお目見えに、岩場好きメンバーの歓声が上がる。  060.gif



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やがて、尾根上に岩稜が現れたと思ったら、その下は穴空きだらけの洞穴状だった。

まるで原住民の住処だったかのような洞穴を、童心にかえって探検する。 
でも、遊ぶのは良いが、岩稜周辺は極めて脆い岩場なので、崩壊などの危険があることはお忘れなく。 034.gif 



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その先に進むと岩稜にシャクナゲなどの薮が出てくる。 藪をかき分けて急登をこなすと展望の開けた岩稜上に出る。



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川上村の田園風景が見え、梓川の対岸にせり立った五郎山が、カラマツの紅葉をまとっていた。  177.png



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西側の山腹に植えられたカラマツの紅葉が、まるで東山魁夷の画のようだ。  146.png 177.png



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そして、シャクナゲの薮をかき分け、次にマツやツガの薮をかき分けて登った先は・・  042.gif 



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10mほどのキレットになっていてフリーでは降りられない。 149.png
藪岩のトポでは迂回ルートを取っているが、できれば稜線をつなげて歩きたい。

ということで、両サイドを岩に挟まれて、左右は切れ落ちたコルにラペルで降りる。



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しかし、コルに降り立った目の前の岩場は脆い絶壁で直登は難しい。 
うまい具合に倒木が岩場の右端まで横たわっていたので、それを利用して右端のカンテ側に活路を探す。 



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心もとない細い立木にランニングビレイを取りながらカンテを登る。(Ⅲ級くらいの岩登り)



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上部は緩傾斜のナイフリッジ。 このリッジのトップに生えるマツの木にロープをフィックスする。



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振り返れば、カラマツの大海原のバックに、先ほど見た2つの岩峰が白い南壁を見せている。



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遠望には、川上村を取り巻く山並みが広がり、どこか日本離れした砂漠の大地のようにも見える。 005.gif 



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標高もだいぶ上がってきて、登ってきた岩稜が足下に伸び、目線の先には長野、群馬、埼玉を分ける県境尾根が波打っている。



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そして進行方向(南側)の目の前には、これから登る大原平への更なる岩稜(写真では分かりづらいが・・)が立ちはだかっている。 008.gif 



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が、その岩稜は見た目ほど悪くはなく、急な藪尾根ではあるが立木をホールドにしてフリーで登れる。 166.png
岩稜の上部には、真っ白な ハナゴケ? が足元に生えていて、まるで雪のようだ。



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そして、シャクナゲの薮を越えた先には展望の良い岩峰(大原平北峰?ジャンダルム?)に出た。
バックにそびえている山群は御座山(おぐらやま)だろう。




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大原平の三角点ピークはもう目と鼻の先。 ピークの手前には岩好きなら登りたくなるようなピナクルが立っている。



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・・・って、登ってるし!  005.gif
このピナクル、登るは易しだがクライムダウンが結構怖いので、岩登りに自信が無い人は登らない方が身のためだ。 
落ちたらまず助からない高さである。 149.png



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ピナクルは左(東側)を巻いて行ける。



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ピナクルの先の樹林の間を登れば大原平ノ頭(1970m)である。
山名板は無いが、枯れ木が石のファンデーションに固められて立っている。



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ピークからは、眼下にジオラマのような風景が広がっている。



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川上村のシンボルのような男山と天狗山(下記リンク参照) 雲の切れ間から、ときどき八ヶ岳の稜線も見える。




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まるでグランド・キャニオンのミニチュア版のようなブラウンの大地だ。
・・・って、グランド・キャニオン(下記リンク参照)に行ったことがあるのかって・・うふふ、それがあるんだな~ 037.gif 




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驚いたことに、大原平から先(南側)の千平、長峰まで、まだまだ鋭い岩稜帯が続いているではないか!  005.gif 
出来ればこのまま長峰まで岩稜通しに行ってみたいものだが、今回は時間切れだ。



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東に目を転ずれば、五郎山(下記リンク参照)の山頂部の岩場も顕著に見えるようになった。 
五郎山の山麓には 幻の滝 という滝もあるので、滝と岩山の両方が楽しめる良い山だ。




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さらに北東方向には、県境尾根のバックに両神山の山塊が頭をのぞかせている。



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山頂で展望を楽しんだ後は、ジャンダルム(北峰?)まで戻って、ランチ休憩。 063.gif 
壮大な景色を見ながらの休憩はあっという間に時間が過ぎる。 024.gif 059.gif  

ランチ後は、重い腰を上げて下山にかかるが、もちろん下山も路なき路のバリエーションである。



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ジャンダルムから5分ほど戻って右(東)へ伸びる支尾根を探す。
尾根と呼べるほどはっきりしたものは無いが、東へ降れそうな緩斜面を見つけトラバース気味に下って行く。

すると、ザレた脆い尾根上に乗るので、浮石に気をつけながら岩稜をコルまで降る。
コルから左へ回り込み、落葉が岩礫を隠し、足を取られる悪い斜面をひたすら降る。
うっかり握った枯れ木が折れてバランスを崩す、厄介な急斜面である。



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悪い急斜面と格闘すること約30分、古い道形に降りたった。
やれやれと思ったのも束の間で、道形も倒木の多い悪路である。 008.gif 



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この道形は、昔、この奥にあった木材加工場へ通じていた馬道らしい。
時たま現れる石垣が、かろうじて昔、ここに道があったことを偲ばせている。



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あら、タンポポンの種みたいな このモコモコは・・・マルバダケブキの種かしら?  



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やがて、行く手に岩稜が立ちふさがり道形は消える。 岩稜の基部に沿って右下へ右下へと降ることになる。



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岩稜が終わると ナラ や シラカバ の美しい雑木林となる。



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やがて、山麓の農道が見えてくるが農道には出ずに、左方向の支尾根に登り返し、最後は獣避けの柵に沿って農道終点のゲートまで戻る。


久しぶりの藪岩バリエーションに加え、7人という大パーティーでどうなるかと心配であったが、
蓋を開けてみれば足並みのそろった楽しい山行であった。 060.gif

また、このあたり一帯はカラマツ林で、ゴールドに色づいたカラマツが織りなす景色は見事としか言いようがない。
秋の日の低山ハイキングは、バリエーションが面白い! 049.gif 


本ルートのマップ は下記のヤマレコのリンクをクリックしてね (^_-)-☆ 

私のこのトレイルへの評価: 4★ 上級者~熟達者向け
距離:約4km/ 所要時間: 1時間のトレーニングと1時間のランチ休憩込で約8 時間(農道終点の獣避けゲート前 7:40‐岩穴‐展望岩‐キレット‐ジャンダルム(北峰)‐大原平ノ頭‐ジャンダルム‐東の支稜‐古い道形‐農道終点 15:40)
標高差: 約470m


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# by dream8sue | 2018-11-04 23:08 | 長野県エリア | Trackback | Comments(0)

日光 細尾峠から中禅寺湖の紅葉めぐり(後編)     Lake Chūzenji in Nikkō National Park

Thursday, November 1, 2018
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日光国立公園内にある中禅寺湖の紅葉狩り山行は、いろは坂の渋滞を避けて国道122号(旧道)の細尾峠から登るルートとした。

細尾峠から茶ノ木平に登り、中禅寺湖の東湖畔に降り、歌ヶ浜のパーキングまでの様子は前編に記載した。
後編では、歌ヶ浜からさらに半月山の登山口がある狸窪まで行き、半月山に登って茶ノ木平へ戻る。



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歌ヶ浜のパーキングから見る男体山。



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歌ヶ浜のパーキングからは、県道と並行して作られた遊歩道を歩く。
パーキングから狸窪までの間はイギリス、イタリア大使館の別荘公園があり、本日第2の紅葉ポイントである。



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湖畔の紅葉のバックに、対岸の紅葉も見えてダブル効果で美しい。



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太陽に輝く紅葉。 174.png 177.png



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あっという間に英国大使館別荘記念公園に到着。



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湖面のブルーと紅葉のコントラストが美しさを際立たせている。



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It’s soooooo gorgeous! 005.gif  177.png



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英国大使館別荘記念公園のすぐ隣がイタリア大使館別荘記念公園。
欧州の大使館って避暑地に別荘があるんだね。 海外の日本大使館も別荘とかもっているの? 039.gif



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湖面に浮かぶ落葉効果で湖畔も紅葉している。



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別荘記念公園までは観光客で賑わっているが、公園を抜けて狸窪へ向かうトレイルに入ると途端に静かになる。



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177.png この周辺は、絵画のように美しい。 177.png



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やがて、湖畔の1軒屋を過ぎると遮断機で車両止めとなる。 



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湖畔の紅葉は、中禅寺湖の南側にある八丁出島と呼ばれる半島まで続いている。



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このあたりが狸窪(むじなくぼ)で半月峠への登山口がある。 半月峠への登高の前に湖畔でランチタイム。 063.gif 111.png



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静かな湖畔に腰を下ろせば、目の前には男体山。 

湖に遊覧船が行き交う光景を見ながらのランチタイムはなんて贅沢な時間だろう。
湖畔からは時々、冷たい風が吹いてくるが、防寒着と暖かな飲み物があれば大丈夫。 063.gif 



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あまりにも素敵な場所なので、ついつい長居をしてしまった。 ランチタイムの後は、本日2度目の登りが待っている。



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狸窪の道標に従って、湖畔の南側の明るい雑木林のトレイルに入る。



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始めはゆるやかなトレイルも、徐々に勾配を増しスイッチバックの急登となる。 042.gif 



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やがて林床がササ原となり荒れた沢をトラバースしながら登りつめれば、そこは半月峠である。 042.gif 066.gif 



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半月峠から半月山の展望台までは30分程の登高である。 042.gif 
この30分の間に素晴らしい景色が展開する。 中禅寺湖と湖を取り囲む山々の眺望。



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半月峠を挟んだ反対方向へ目をやれば、阿世潟峠の先に大きくそびえる社山がカッコいい!

2015年の秋に社山の南稜(下記リンク参照)というバリエーションルートを登ったのだが、
12時間のロングルートで、つるべ落としの秋ということもあり、下山途中で日没をむかえてしまった経験がある。




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その登山口である足尾方面の山々に、雲の切れ間から太陽光線が差して、天使の階段を創っている。



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足場の悪いトレイルに息をきらせて登って行くと、右手(南側)に赤倉山へ続く尾根と、半月山パーキングが見えてくる。



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そして、ハイカーで賑わう半月山展望台に着く。  066.gif  お約束のショット。



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細長く突き出た八丁出島に陽が当たっている。 174.png



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中禅寺湖の北側の日光連山から頭を出している雪山は日光白根山(下記リンク参照)のようだ。




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写真をとったら混雑する半月展望台からは早々に降りて、半月山への縦走路に進む。
5分程の登りで半月山(1753m)のピークに着くが、展望の無い針葉樹林の中に三角点だけがある残念なピークだ。 141.png



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半月山から北東尾根のアップダウンを繰り返し、県道に隣接する中禅寺湖展望台まで降る。
右手(南側)に見える夕日岳方面の山ヒダが美しい。



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半月山から1時間弱、草付きの急坂を降りきれば、県道脇の中禅寺湖展望台に出る。 
午後になり、男体山に雲がかかってしまった。 137.png 175.png



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展望台からひと登りで、電波塔が建つ狸山(1622m)に到着。 
時間はすでに15時、時間が押しているのでどんどん先へ進む。 070.gif



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狸山からは歩き易いササ原尾根となり、15分程で県道の横断ポイント(茶ノ木平遊歩道入口バス停)に出る。



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県道を横断して登り上げた1495mの台地にも展望台があるので、最後の休憩をとる。 063.gif

昨年2017年の初夏に、中禅寺湖畔から半月山(下記リンク参照)を今回と逆回りのルートで歩いたが、
その日はあいにくの天気で、この展望台も含めて、まったく眺望が無かった。 




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しかし、今回は男体山の山麓に西陽が当たる素晴らしい景色を見ることができた。



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山麓の紅葉をズームアップして見れば、自然の織りなす芸術作品に目が釘付けとなる。 146.png 177.png



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さて、のんびりしてはいられない。 展望台から茶ノ木平への最後の登りに取り掛かる。
この間はカラマツ林の中のササ尾根を、背中に西陽を受けながらの登りである。



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カラマツの黄葉もいいね~



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やがてササの生い茂る平野に出れば、そこは茶ノ木平である。



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ササ原の中の分岐を右へ右へ(東方向)と行けば、往路で通った明智平との分岐に着く。
明智平へは次回の機会にして、細尾峠までのトレイル(前編を参照のこと)を一路降る。

紅葉狩り山行” という穏やかな言葉とは裏腹な全長約20km、累計高低差約1300mのハードなルートである。
しかし、素晴らしい景色と、歩きごたえのある充実した山行だったので星5つ!


本ルートのマップ は下記のヤマレコのリンクをクリックしてね (^_-)-☆

 

私のこのトレイルへの評価: 5★ 中級者向け
距離:約20km/ 所要時間:休憩込で約10時間(細尾峠 7:20‐茶ノ木平 9:30‐茶ノ木平登山口 10:20‐歌ヶ浜P 10:50‐狸窪 11:35/12:25‐半月峠13:30‐半月山 14:10‐狸山15:00‐茶ノ木平 15:30‐細尾峠 17:10)
標高差: 約500m(累計高低差 約1300m)


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# by dream8sue | 2018-11-01 11:58 | 日光 国立公園 | Trackback | Comments(0)

日光 細尾峠から中禅寺湖の紅葉めぐり(前編)     Lake Chūzenji in Nikkō National Park

Thursday, November 1, 2018
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毎年、紅葉の時期になるとニュースになる日光国立公園のいろは坂の渋滞。
中禅寺湖の紅葉は観たいが、渋滞は避けたい。
そんな願いを叶えるハイキングトレイルが、今回私達が歩いた、国道122号(旧道)の細尾峠から登るルートだ。

このルート・・ “紅葉狩り山行” なんて言葉に騙されてはいけない。
登って、降って、また登って、また降るという、けっこうハードなトレイルである。

しかし、その甲斐あって、今が見頃の紅葉と日光の山々が織りなす風景は絵画のようであった。



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<マイカーの場合>
群馬県みどり市から渡良瀬渓谷に沿って国道122号を北上し、栃木県日光市に入る。
全長約3kmの日足トンネルの1kmほど手前から旧道に入り、つづら折りの旧道を細尾峠まで走る。

日光には何度も行っているが、国道122号に旧道があるなんて知らなかった!



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細尾峠から北側の尾根を登る。 (ちなみに、峠の南東尾根には夕日岳へ行くトレイルがある)
背の低いササ原と自然林の気持ちの良い尾根路を行くと、程なく1つ目のパワーラインの鉄塔の下を通過する。



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尾根の左手(西面)の斜面に陽があたり、ダケカンバの幹が白く輝いて綺麗だ。 177.png



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このあたりのモミジが調度いい感じに紅葉している。 101.png



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2つ目のパワーラインの鉄塔が建つあたりが1285mの台地で、ここから本格的な急登が始まる。



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秋色の山模様は素敵だけど・・けっこうな急登に汗をかく。  042.gif



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標高1400mあたりはツツジの群落なので、花期はきっと綺麗だろう。



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細尾峠の登山口から約1時間30分、大石が転がる “篭石” に着く。 
この先の尾根をひと登りすると1618mのピークだが、休憩するにはここの方が良いだろう。



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ササ原の中に三角点があるだけの1618mのピークを越えて、さらにササ原を行くと、華厳の滝の展望台駅などがある明智平へのトレイルを右に分ける。



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明智平の分岐を左(西)へ曲がり、茶ノ木平までカラマツやダケカンバ、ツガなどの雑木林の中を行く。



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茶ノ木平のササ原の中の分岐を右(北西)へ行くと・・



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あら、こんな所に小川が流れてる。



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小川を渡り右へ少し行くと、視界が開けた台地があり、そこは男体山(下記リンク参照)の展望台だった。




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男体山の右後ろには女峰山(下記リンク参照)の長く伸びる東尾根のスカイラインが見える。




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男体山の前には中禅寺湖の青い湖面と、そのバックには白根山群の山々が雲の帽子を被っている。
この展望が見れただけでも、登ってきた甲斐があった。 が、お楽しみはこれからだ。 



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まずは、展望台地から湖畔まで北側のトレイルを降る。 紅葉した樹木の間から湖畔がちらちらと見える。



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南西方向には遠く庚申山や皇海山のシルエットも見える。



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そして、標高をどんどん下げて行くと・・



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突然、目の前が黄金色に染まり、歓声が上がる。 005.gif 



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イエローも鮮やか!  177.png 177.png



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紅葉とブナの白い幹とのコラボも素敵!



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見上げればブルースカイに描かれた黄金の絵画。 146.png



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こんな所に予想外の紅葉鑑賞ポイントがあったとは知らなかった。



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紅葉を楽しみながら降っていくと、墓地の脇にある湖畔の登山口(茶ノ木平登山口)に降り立つ。



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中禅寺湖の湖畔は何やら工事をしているようで騒音に包まれていた。



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湖畔の登山口からリゾートホテルの裏道を抜け、中禅寺湖の東湖畔の車道に出る。
ここから歌ヶ浜のパーキングまで車道を左(南)へ進む。 



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観光客で賑わう立木観音の前を通って、歌ヶ浜のパーキングでトイレ休憩。



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紅い男体山を見るのは初めてかも・・



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パーキングのベンチで物思いにふける後姿の美人。 山も湖も後姿も美しいな~ 037.gif 

私達は、さらに半月山の登山口がある狸窪まで湖畔の遊歩道を歩いた。
この間はイギリス、イタリア大使館の別荘があり、本日第2の紅葉ポイントである。


紅葉が実に良いので、後編もチェックしてね。 049.gif 060.gif 


本ルートのマップ は下記のヤマレコのリンクをクリックしてね (^_-)-☆ 


私のこのトレイルへの評価: 5★ 中級者向け
距離:約20km/ 所要時間:休憩込で約10時間(細尾峠 7:20‐茶ノ木平 9:30‐茶ノ木平登山口 10:20‐歌ヶ浜P 10:50‐狸窪 11:35/12:25‐半月峠13:30‐半月山 14:10‐狸山15:00‐茶ノ木平 15:30‐細尾峠 17:10)
標高差: 約500m(累計高低差 約1300m)


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# by dream8sue | 2018-11-01 01:51 | 日光 国立公園 | Trackback | Comments(0)

魚沼市 奥只見の秘峰 未丈ヶ岳の紅葉と山頂草原     Mount Mijogatake in Uonuma, Niigata

Friday, October 19, 2018
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前日に新潟県魚沼市の荒沢岳を登った私達は、翌日、未丈ヶ岳を登るべく麓で夜を明かした。 152.png

奥只見シルバーラインなどの交通手段がない頃は、魚沼の湯之谷村から奥只見方面へ行く時に、この未丈ヶ岳を越えて行ったそうだ。
この路は山菜取りや狩猟のためによく踏まれた、いわば生活の路だったのだろう。

そんな忘れられた山路を、ブナの紅葉に包まれて、先人たちの思いを偲びながら歩いた秋の一日だった。



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<マイカーの場合>
関越自動車道を小出ICで降り、国道352号を走り折立で奥只見シルバーライン(県道50号)に入る。
シルバーラインの途中にある “泣沢待避所” の左の待避スペースに車を止め、自分でシャッターをあげて車を入れる。

この扉が知る人ぞ知る秘密の?扉。 このバックサイドにシルバーラインが走っている。

シルバーラインは、ほとんどがトンネルの中(全長22kmのうち18kmがトンネル)なので、案内標識を見落とさないように走ること。
なお、奥只見シルバーライン(冬期閉鎖)は二輪車、歩行者の通行はできないので要注意。 034.gif    



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ゲートの前にもパーキングできるが、200m先にあるゼンマイ小屋周辺の広場(トンネル工事の砂利置き場跡)まで車で入れる。



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広場から三ツ又口までは、泣沢(オソノ沢)沿いのトレイルに入り、3回ほど泣沢を渡渉する。
始めの渡渉ポイントは、広場から北東のトレイルに進み、早々に沢へ降り、左岸(川下に向かって左側)から右岸へ渡る(フィックスロープあり)



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すぐに右岸から左岸へフックスロープを使ってターザンのように渡るポイントがある。



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しばらく左岸の草付きトレイルを行くと、左に水場があるので水筒を満たしておこう。



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沢沿いの草付きトレイルは、沢側へ滑り落ちそうな悪路で所々に補助ロープがかかっている。



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三ツ又口の手前で再び右岸へ渡るのだが、幅広の沢は増水時には靴を濡らす渡渉となる。 008.gif
私は登山靴を脱いで裸足で渡った。 148.png

なお、沢の両岸はクサリで登下降を要する岩場である。



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泣沢口のゲートから約1時間強、厄介なヘツリ路が終わり黒又川の鉄橋にでた。

高度感満点のこの鉄橋・・超怖い!  149.png
いや~手すりが無いだけで心理的にこんなにも怖いもんなんだね~   ヒィィ((ll゚゚Д゚゚ll))ィィ!!!



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ここは西から泣沢、東から水頭沢が本流と合わさるので三ツ又口と呼ばれている。
本流の黒又川の渓流もなかなか美しい・・が、手すりの無い橋の上からの撮影はドキドキする。 008.gif 



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ちょっとしたアトラクション気分で鉄橋を渡った対岸の台地には、山仕事の路がいくつもあるので、迷い込まないように道標に従って歩こう。



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そして、未丈ヶ岳から西へ張り出した尾根に取り付けば、後は迷うことの無い一本道である。



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いよいよ未丈ヶ岳への登りが始まる。
右手には、前日に12時間かけて登った、越後の穂高岳と呼ばれる荒沢岳(下記リンク参照)のシルエットが横たわっている。




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右方向(西)へ目をやれば壮麗な越後駒ケ岳が頭を出している。



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大きなマツやヒノキの茂る尾根を行くと、やがて岩の露出した急な登りとなる。
尾根の左側(北側)は水頭沢の絶壁、右側はミカグラ沢の流れに向かって、所々の斜面がガレているので要注意。 034.gif



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意外と長い尾根を登ること2時間弱、974mの小ピークに着いた。 
荒沢岳や越後駒ケ岳、中ノ岳の眺望を楽しみながら休憩する。 063.gif 



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前方には目指す未丈ヶ岳が “早くいらっしょい” と呼んでいる。 037.gif



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おや、この花は・・雪国の春一番に咲くイワウチワかしら? 暖かいので季節を間違えたようだね。 056.gif 037.gif



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974mピークから北東にゆるく降った所が、大きなマツの木が枝を広げる “松の木ダオ” である。
見事なマツの大木が並んだ素敵な場所だ。



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・・が、残念ながら立ち枯れした木も多い。



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トレイルはだんだん急になりブナの原生林へと変わる。 倒木がトレイルを塞いでいる場所も数カ所ある。 143.png



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根元が曲がったブナの木が雪国の森らしい。 101.png



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徐々に高度を上げ、標高1200mあたりを登っていくと、坂道の途中に三角点があった。 
私の中では三角点は見晴らしの良いピークなどにあるものという認識だったので、
見晴しの良くないこんな場所にあるのは不思議だな~と思ったら、ここは地図上に表記されている1204mの場所だった。



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このあたりから紅葉が一段と鮮やかになってくる。



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勾配のきつくなった路をひと登りすると、ブナ林は灌木帯に変わり前方が開けてくる。



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尾根の南側を巻く路からは、ミカグラ沢源頭部へ張り出した支尾根の紅葉が陽に照らされて美しい。 177.png 177.png



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北側の紅葉のバックには大鳥岳などの郡境稜線が見える。



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北側に突起した岩峰が見える。 



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ブナ林を抜けても急登は続く。 いつの間にかトレイルに同化した倒木の路は、滑り易い露岩まじりの悪場でもある。



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でも、ゴールドに輝く路は秋ならではの心躍るシーンを見せてくれる。 177.png



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やがて、未丈ヶ岳の山頂部が現れ、ササやツツジなどの灌木が生える崩れやすい尾根をなおも急登する。



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頭上に見えていた岩峰が目線の高さになり、その横顔が怖い顔をしたトトロみたい。 037.gif 



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越えてきた小ピークの紅葉。 177.png



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そして、ササ原のトレイルを登りきれば、そこは未丈ヶ岳(1553m)である。

西には越後三山から荒沢岳、燧ヶ岳や上越国境の山々が一望でき、奥只見湖の手前には丸山のスキー場も見える。
北側の湖は只見川の水をたたえる大鳥ダムで、その東側にもカッコいい山々が連なっているが、その山域に登山道は無い。

また、以前は山頂の反対側、大鳥池を通って大烏口へ下るトレイルがあったようだが、今は完全な廃道である。
先人たちが生活路として使っていた路は今や跡形もないようだ。



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山頂から西へ少し下った所には、休憩するにはもってこいの草原がある。 063.gif
草紅葉に腰を下ろせば、自分が秘峰の山にいることを忘れて、どこか別の空間に身を置いているような不思議な感覚になる。  



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この山頂草原は、夏まで残雪をとどめ、ニッコウキスゲなどの高山植物が咲くラブリーな場所のようだ。



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下山は、ブナ林が西陽に輝く往路を戻る。

登山地図に “マムシ等の蛇が多い注意” とあるが、
まさかこの時期に蛇はいないだろうと思っていたら、なんと下山途中でマムシをみた。  ヒィィ((ll゚゚Д゚゚ll))ィィ!!!



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山頂で会った地元男性は、この山のことを熟知していて、この日もキノコ狩りのついでにピークまで登ってきたという健脚ハイカーだった。
その方に美味しそうなクリタケをいただきました。 ご馳走様でした。 040.gif 


本ルートのマップ は下記のヤマレコのリンクをクリックしてね (^_-)-☆ 

私のこのトレイルへの評価: 4★ 中級者向け
距離:約11km/ 所要時間:休憩込で約10.5時間(泣沢口P 6:10‐鉄橋 7:20‐三ツ又口 7:30/8:00‐974ピーク 9:50/10:00‐松ノ木ダオ‐未丈ヶ岳11:45/12:15‐松ノ木ダオ‐974ピーク‐三ッ又口‐泣沢口P 16:30)
標高差: 約1000m


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# by dream8sue | 2018-10-19 22:31 | 新潟県エリア | Trackback | Comments(0)

魚沼市 上級者限定 期間限定のハードな荒沢岳     Mount Arasawa in Uonuma, Niigata

Thursday, October 18, 2018
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昨年、越後三山の縦走(下記リンク参照)をした際に、中ノ岳から見えた荒沢岳がとても格好よかった。
そこで、紅葉シーズンを迎えた2018年の10月、新潟の奥只見(銀山平)から荒沢岳と未丈ヶ岳を登ってきた。 070.gif


初日に登った荒沢岳は、ロングルートなので、ある程度のスピード(健脚)で歩けることと、
何と言っても岩場の処理に慣れているハイカーでないと痛い目にあう。(私達は痛い目にあいました 105.png )

どちらか1つではだめで、健脚であることと、岩登りに慣れていること、
この2つのアビィリティーを有するハイカーのみに許されるルートだと思う。

また、荒沢岳(特に前嵓)にはクサリの連続する岩場があるが、毎年10月下旬(2018年は10月20日)には、そのクサリが撤去されてしまう。
従って、自分たちでロープワークができれば別であるが、通常はクサリの設置されている間だけの期間限定ルートである。 034.gif  


“登山はすべて自己責任です” Exactly!



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<マイカーの場合>
関越自動車道を小出ICで降り、国道352号を走り折立で奥只見シルバーライン(県道50号)に入る。
シルバーライン入口(旧料金所)から約14km、トンネルの中に銀山平へ行く三差路があるので右折し、
橋を渡り国道352号に合流し、右へ500mほど走れば、荒沢岳登山道入口のパーキング(公衆トイレあり)である。

シルバーラインは、ほとんどがトンネルの中なので、案内標識を見落とさないように走ること。
なお、奥只見シルバーライン(冬期閉鎖)は二輪車、歩行者の通行はできないので要注意。 034.gif  



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登山口から登り初めて5分くらいの小沢に蛇口付きの水場があるので、水は十分に補充していこう。
約1時間、自然林の急坂を一気に前山まで登る。



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霧に包まれた前山ピークには NO.1 のプレート。 
遭難対策協議会により、ここから荒沢岳まで9つのプレートがセットされている。 040.gif 



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前山からは、ブナの尾根通しに前嵓下まで緩やかな登りが続いている。



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ゴールドに紅葉したブナや、真っ赤に染まったモミジなど、この間(標高1200m~1500mくらい)は紅葉の最盛期である。



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朝霧の漂うミスティーな空気に朝陽が乱反射する中を歩くのは、自然とウキウキした気分になる。 060.gif



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一際、白い幹が美しいブナの大木に感動! 005.gif 101.png



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青空に映えるブナの紅葉に、またまた感激! やはり越後の山は秋がいいね~。 101.png 



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東面の谷は雲海に覆われ、その雲海が朝陽に照らされて輝いている。 神々しいまでの美しい光景に息をのむ。 146.png  177.png



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前山から、緩やかな登りであるが小ピークを越えるたびに確実に標高を上げる。
陽も当たってきたので、本日、最初の休憩タイムを取る。  063.gif



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目の前(北側)には紅葉の尾根と・・



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東面の幻想的な雲の帯・・



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後方の青い山並み・・素晴らしい! 177.png 177.png



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そして、進行方向(南)には、紅葉の尾根から前嵓の急峻な尾根が立ち上がっている。



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西面にも秋色に染まった山のヒダと・・



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その後方には、壮麗な越後駒ケ岳が姿を現す。



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さて、休憩しながら景色を堪能したら、これから待ち構える前嵓の難所へ向かおう。 070.gif



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前嵓下までは結構長い。 背後には、この翌日に私達が登った未丈ヶ岳も見える。



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そして、いよいよ前嵓の前衛峰のような岩場に行く手を阻まれる。
日陰で湿った感じの尾根は、、いきなりのクサリ場で始まる。



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ラダーもセットされている。



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出だしの岩場を越えたところに、NO.4 のプレートがあり、その先で湿ったルンゼの中に続くクサリとハシゴを登る。



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さらにクサリ場をトラバースして、ゴヨウマツの茂る急な岩場を登り切れば、前嵓の中間尾根に出る。



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目の前には鋸歯のような 前嵓の険 が現れる。 “え!まさかこれを登るの?” と一瞬焦る。 ヒィィ((ll゚゚Д゚゚ll))!!!



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が・・トレイルは、東面の中荒沢側の岩場を下っていた。 ホッ・・😉



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そして、岩場の基部から草付き交じりの岩場を登りかえす。
始めの数メートルと、長いクサリ場までの間には、フリーで岩場を登る部分があるので、岩登りに慣れていない人には怖いセクションだ。



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そして、50mくらいあるかと思われる長いクサリ場は、傾斜が強く濡れているので緊張する。 008.gif



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スリップ厳禁のクサリ場を登りきり、降ってきた中間尾根を見れば、紅葉の絶壁だった。 Amazing!!! 101.png



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さらにトラバースして前嵓の肩に出て、急な尾根に続くクサリ場をこなす。



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最後は、10mくらいの凹角をクサリで越えるのだが、この凹角は急勾配で足場も悪くクサリ頼りのクライミングとなる。 008.gif
この凹角には巻き路もあるので、自信が無ければ巻いた方が無難である。  034.gif 
私達も登高時はクサリを使ったが、下降時は巻き路を降った。 



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そして、最後の短い岩場を登りつめれば、ようやく前嵓のピークに到着。 066.gif 
ヤセ尾根の前嵓からの展望は、まさに天空の城にいるような素晴らしい眺めだ。  177.png 172.png 



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前嵓まででテクニカルな核心部は終わったが、ここからは体力を要する長い尾根が始まる。
荒沢岳は遥か遠くの高みにそびえている。 まだまだ遠いな~ (*_*;

前嵓だけでも登りごたえあり、体力と時間によっては、ここで引き返すことも考慮しなければならない。 059.gif 039.gif 
私達も先に進むか、ここで断念するか判断に迷うタイミングであったが、行けるところまで行くことにした。



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前嵓の東面(中荒沢側)の見事な紅葉。  177.png



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尾根は概ね歩き易いが所々にクサリやロープのある露岩が現れる。 
また、斜面が崩れたザレ場などもあるので気を抜かないこと。 034.gif 



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NO.8 のプレートを見るあたりは、ダケカンバやツガの灌木帯である。



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このあたりの紅葉は終わっていたが ナナカマド の真っ赤な実がトレイルを飾っていた。



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雲海が隠していた奥只見湖もすっきりと晴れて、その長く碧い湖面を横たえている。



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湖面を行き交う遊覧船を見ながら、こんな山深い湖には似つかわしくないと思いながらも、
大自然に抱かれながら湖面を進む船に1度は乗ってみたいという矛盾した思いが脳裏をかすめる。



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そして、息を切らせながらマツの幹にセットされた NO.9 のプレートまで登れば稜線はすぐそこだ。
振り返れば、前嵓がもうあんなに下方になって、銀山平を挟んで、バックには新潟の山々が展開している。



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稜線上は チシマザサ が生え、視界が開ける。 東に連なる花降岳や本城山などのピークを左手に見ながら、右(西)へ進む。



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荒沢岳へは第1、第2の岩峰をからんで行く。



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第1岩峰の狭い岩棚を慎重にトラバースする。



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足下には紅葉した中ノ岐川の源流部が広がる。



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そして、荒沢岳直下の第2岩峰の短いクサリ場を登る。



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最後は、奥只見の雄大な景色をバックに左斜面を巻く。



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前嵓からひたすら登ること約2時間強、越後の穂高岳と呼ばれる荒沢岳(1969m)にやっと着いた!  066.gif 024.gif 
177.png 177.png  山頂からの360度の展望は申し分ない。 177.png 177.png  
西側には越後駒ヶ岳から中ノ岳に連なる稜線。 荒々しく切れ落ちた北側には銀山平の建物も見える。



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荒沢岳から灰ノ又山、兎岳方面へ続く尾根も藪が濃く上級者向けの縦走路である。

そういえば、昨年、越後三山の縦走をした際に中ノ岳の避難小屋で会った男性は、
1日で荒沢岳を登り中ノ岳まで縦走してきたと言っていた。  スーパー健脚者だね~  \( ゚Д゚) ス、スゲー!



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南には平ヶ岳や尾瀬の燧ケ岳から上越国境の山並みが一望できる。

下山は往路を慎重に戻る。が、鈍足の私達は冒頭で言った通り、時間がかかり過ぎて下山途中で日没をむかえてしまった。 105.png

また、荒沢岳のクサリ場(前嵓周辺)はウエットな草付き岩盤なので、北アルプスなどのキレットよりも悪く感じる。
西上州の妙義山の縦走路くらいを問題なく歩けるレベルでないと難儀するだろう。

久しぶりにがっちり歩いた山行で疲れたが、これに懲りることなく、翌日は奥只見の秘境、未丈ヶ岳を登ったよ。 070.gif


本ルートのマップ は下記のヤマレコのリンクをクリックしてね (^_-)-☆ 


私のこのトレイルへの評価: 5★ 上級者向け
距離:約9km/ 所要時間:休憩込で約12.5時間(銀山平登山口 6:00‐前山 7:00‐前嵓 10:20/10:30‐荒沢岳 12:40/13:00‐前嵓15:00‐前山 17:40‐銀山平登山口 18:30)
標高差: 約1150m

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# by dream8sue | 2018-10-18 18:06 | 新潟県エリア | Trackback | Comments(2)

富士 富士山の展望台 三ツ峠でクライミング     Rock Climbing at Mitsutoge in Fuji-Hakone-Izu National Park

Sunday, October 7, 2018
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2018年10月上旬の連休に行く山行地はなかなか決まらなかった。
海谷三山はメンバーが集まらず放棄、稲子岳南壁は台風の影響で路が通行不可、すったもんだのあげく・・
なんとクラシック中のクラシックの岩場、三ツ峠となった。

三ツ峠(三ツ峠山)は日本のクライミング史の中では古典的な岩場で、今では死語になってしまった “アルパインのゲレンデ” 的な存在である。
・・と、いっても群馬在住の私には馴染みのない岩場で、過去(数十年前)に1度登ったことがあるくらいである。
懐かしさも手伝って、秋の行楽気分、紅葉狩りの旅行気分で出かけてみることにした。 070.gif  060.gif  



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<マイカーの場合>
マイカーでのアクセスだと、三ツ峠山へは裏登山道からの入山が一般的である。

今回は、中央自動車道経由ではなく、秩父の雁坂トンネルを通って山梨県に入り、国道137号を南下して御坂峠に向かった。
御坂トンネルを抜けたところ(三ツ峠入口)を左折し、御坂道(県道708号)をしばらく走り、Y字路を右に行く。
ほどなくしてT字路があるので、左折して川を渡っていけば登山口である。
パーキングは、登山口周辺に数カ所ある。 



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久しぶりのギアを担いでの長いアプローチで足が重い。 042.gif  ゆっくり1時間ほど登ったあたりに、休憩ベンチがある。 063.gif




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2016年7月にハイキングでここを訪れた時は、この辺り一面にテンニンソウが咲いていた記憶がある。
夏の裏登山道(下記リンク参照)は多種多様の花が咲く花ロードであることに驚いた。




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休憩ベンチからさらに20分ほど登り、木無山(1732m)方面に入った所にビューポイントがある。
すでに秋の空で視界はクリア。 雲ひとつ無い青い富士山を見ることができた。 101.png



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三つ峠山荘の前からも、すそ野の長い富士山を一望できる。
やはり、このすそ野の長さが富士山の美しさを創っているんだね~ o(*゚∀゚*)beautiful! 177.png



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そして、右前方(北東方面)に三ツ峠山(開運山:1785m)が見えてくる。
三ツ峠山のピークまでは往復30分程なので、時間があれば登頂するのも良いだろう。 049.gif



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屏風岩は、その開運山のピークの北西から南東にかけて切り立った高さ80m、幅200mの岩壁である。



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屏風岩へは、三つ峠山荘の前から右下へ階段トレイルを降る。
このトレイルは、三つ峠駅方面からの表登山道のトレイルである。



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陽に照らされた紅葉と屏風岩が素敵! 177.png 038.gif 



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頭上に覆いかぶさるかのような屏風岩を見上げる同行者。 005.gif



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表登山道(岩壁の基部に沿って続く路)は広くフラットなので、講習会や集団での岩登りトレーニングもやり易い。 049.gif



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休日ともなると人気ルートはスダレ状態。 146.png



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各ルートの様子を見ながら屏風岩の南端(右フェイスと東面フェイスの間くらい)まで歩いて来てしまった。 
さて、登攀具を身に付けて、まずは2ツ星の “地蔵ルート左 Ⅴ‐” を登る。



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ルートの途中には、笑っちゃうほどのハーケンの固め打ちがあり・・笑ってしまった。 ヾ(o≧∀≦o)ノ゙ 



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屏風岩には第1バンド~第3バンドと呼ばれる大きなバンドが走っていて、格好のテラスとなっている。

“地蔵ルート左” を登り、第1バンドに出て “サンドイッチ Ⅲ級” に継続して・・人間サンドイッチになった!
o(*≧д≦)o はまって動けないよ~!  149.png 008.gif 



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第1バンドのテラスからは、気分爽快なビューが望める。 177.png



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177.png  振り返れば、そこには富士山。 177.png 
こんな素敵な景色のなかでクライミングができることも、古くから飽きることなく継続的な人気がある要因だろう。



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さて、何本かルートを登ってエンジンがかかってきたところで、 “さあてこれから 5.8” を登る。
上部の核心部はボルト位置が低く、リードは怖い。 008.gif 



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“地蔵ルート右 Ⅴ級”(左) と “草溝ルート Ⅳ級”(右)



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東面フェイスの  “草溝ルート Ⅳ級” をリードするSue。  下部はダイレクト(Ⅳ+)に登って、右へトラバース。



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“草溝ルート” の上部は綺麗なクラックで、グランドジョラスの レビュファクラックを10分の1 くらいにした感じ・・・
・・・って、 レビュファクラックを登ったことがあるんかい!・・・うふふ、それが・・あるんだな~  037.gif 



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ォォォオオ(・д・oノ)ノ!!  レトロなアンカー! さすがクラシックな岩場だね~



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テラスからは、そのクラシックなアンカーを使ってラペルする。

最後に、人気ルートでなかなか空かなかった “観音ルート右 Ⅴ-” がようやく空いたので登った。



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午後4時くらいになって霧が湧いてきた。  下山も1時間くらいかかるので、撤収して帰路につく。

おや、左側の岩場(左フェイス)のカンテにクライマーのシルエットが見えるね。 005.gif  



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基部まで行ってみると、そこは4ピッチくらいあるマルチのルートで、数人のクライマーが登っていた。
楽しそうだな~ 060.gif  次回、もし来ることがあれば私も登ってみたいな~ 113.png


三ツ峠の岩場は、ここだけ時が止まっているかのような岩場だった。
リングボルトもハーケンもここでは現役だ。

現代の岩場は、ピカピカのボルトに守られて、落ちながらフリークライミングを習得する岩場ばかりだ。
そんな中で、絶対に落ちてはいけないクライミングを習得する場所が日本に1つくらいあっても良いだろう。
三ツ峠は、まさにそんな “ゲレンデ” だ。 ここは変わらずこのままで良い! 045.gif 


マップ は下記のヤマレコのリンクをクリックしてね (^_-)-☆ 

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# by dream8sue | 2018-10-07 23:06 | Rock Climbing | Trackback | Comments(0)

北八ヶ岳 シャクナゲ尾根でみたキノコたち     Mount Nyu in Northern Yatsugatake

Wednesday, October 3, 2018
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2018年10月上旬、北八ヶ岳の稲子湯からミドリ池とシャクナゲ尾根経由でニュウに登った。 070.gif 
その際にたくさんのキノコを見たので写真を残しておく。

私はキノコのことは全く分からないが、夏は花を、秋は花に代わってキノコを鑑賞している。
なので、主にビジュアルの美しい、可愛い、時にグロテスクなのもあり~ 041.gif  って感じである。
ただ、花よりもキノコの同定は難しく、名前がさっぱり分からない。 039.gif 

このブログをみて、キノコの名前に詳しい方がいましたらコメントいただければありがたいです。 040.gif  
あ、でもご心配なく、私はお店で売っているキノコ以外は食べないので、採取目的ではありません。 046.gif 
花の名前を知るように、キノコの名前も知っている方が、知らないよりもキノコに親しみがもてるかな~と思うので。 102.png



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ミドリ池へ登る針葉樹林帯の苔の中から顔を出していた、小型のキノコ。 まさに花笠みたいで可愛いね~ 037.gif 



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こちらもミドリ池へ登る針葉樹林帯の苔の中で、見るからに Theキノコ! っていう中型のキノコ。



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同じくミドリ池へ登る針葉樹林帯の苔の中のキノコ。 白っぽい色でニョキっと曲がった柄が面白い。 037.gif 



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しらびそ小屋へ向かう水平路に1つだけ出ていた、キモイやつ。 149.png
キモイから無視しようとしたが、もしかして ノボリリュウタケ というキノコのなれの果てかな?と思い1枚だけ写真に残した。



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この白くて平たいキノコもよく見かけるね。 スギヒラタケかな?



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カラマツ林の林床で見かけた小型のキノコ。 秋色のキノコって感じで良いね~ 162.png



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同じくカラマツ林の林床で見かけた小型のキノコ。 



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Wow! 双子のベイビーみたい。 037.gif 



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これは、ニュウへ向かう途中の林道の脇の広葉樹の落葉の中に埋もれていたキノコ。



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シャクナゲ尾根の比較的明るい広葉樹と針葉樹の雑木林の落葉の中から地上に発生していた赤っぽいキノコ



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キャー! 黒光りしてる!  005.gif 



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なんかクタクタだね~



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こちらは広葉樹の倒木に生えていたキノコ。 ヌメリスギタケモドキに似ているような・・? 039.gif 



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このキノコの柄の部分も乾いていた。



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シャクナゲ尾根のシャクナゲ帯に入り、マツの木の幹から横向きに生えていたキノコ。  113.png



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ゲゲゲ・・大きなゲル状のキモイやつ。 143.png 149.png



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針葉樹林帯の倒木の苔の中から白っぽい傘をさしているキノコ



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この辺りからずっと針葉樹林帯。 肉厚で美味しそうだけど・・ 126.png



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う~ん、これも肉厚でよく見かけるタイプ。



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頭のてっぺんが飛び出ている “イボ” のあるキノコ。



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ライトイエローが綺麗なキノコで、てっぺんだけ黒い。



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針葉樹の根元の苔に花のように広がっていた大型のキノコ。 005.gif 



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針葉樹林の幹に生えていたキノコ。



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Wow! 傘の上に乗った松葉がいいね~ 102.png



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カラマツの落葉の中から・・こんにちは。



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この集団もマツ林の落葉の中。



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北八ヶ岳には苔の絨毯が多いので、苔から生えるキノコもたくさんあるね。



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Wow! 私でも知っている毒キノコ ベニテングタケ。 



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純白で綺麗だが、こいつも毒に違いない! Destroy Angel 114.png



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最後に広葉樹の林道で見つけたキノコ。 ピンボケだけど、傘の下に子供の傘がいる、私のお気に入りの1枚。 162.png



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パープルの傘と黒い柄がシックで美しいキノコ。



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たった今、土から顔を出したばかりの全身イエローのキノコ。


花の少ない時季だけど、こんなにたくさんのキノコに会えて、秋のトレイルも楽しいね。
それにしても、色、形、大きさも様々でキノコの世界も面白いね。


本ルートのマップ は下記のヤマレコのリンクをクリックしてね (^_-)-☆ 


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# by dream8sue | 2018-10-03 23:59 | 八ヶ岳エリア | Trackback | Comments(0)

北八ヶ岳 稲子湯から登る大展望のニュウ     Mount Nyu in Northern Yatsugatake

Wednesday, October 3, 2018
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台風シーズン本番の2018年10月上旬、北八ヶ岳のニュウに登ってきた。
ニュウには白駒池からアプローチするハイカーがほとんどだが、
稲子湯(ミドリ池入口)からシャクナゲ尾根(白駒林道)で登るルートはハイカーも少なく静かだ。

シャクナゲ尾根は、下部は名前の通りシャクナゲ帯で、標高を上げるとともに北八ヶ岳らしい原生林と苔の世界が広がる。
しかし、シャクナゲ尾根の途中で、トレイルの一部が今回の台風で崩壊していた。 149.png
崩壊したばかりと思われる状態で、まだ行政も把握していないだろう。 046.gif

ニュウの展望は聞いていた通りの大展望で、頑張った甲斐があった。 174.png
時間が無かったので、白駒池には寄れなかったが、ニュウの山頂から見る限りでは、湖畔の紅葉が真っ赤に色づいていた。

ちなみに、今回の台風の影響でミドリ池が氾濫し、ミドリ池への登山道も通行不可で、ミドリ池から先の中山峠、本沢温泉方面も通行できない



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<マイカーの場合>
みぢり池パーキングへは、稲子湯へ行く道路の5分くらい手前にあるので、
稲子湯(長野県南佐久郡小海町大字稲子1343)をターゲットして行けばよい。

群馬県側からは国道254号で内山峠を越え、国道141号を南下し “松原湖入口” の信号を右折。
松原湖を右に見ながら県道を9kmほど走ると、稲子湯方面へ行く三差路が交わるので左折する。
約3kmでミドリ池登山口のパーキングが右手にある。

シャクナゲ尾根の登山口は、このゲートの20m手前。



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始めは林道掘削地や伐採地を通り、明るい広葉樹林帯を登る。 070.gif 



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20分ほどで林道にでる。 地図で見る限りでは、この林道は白樺尾根を横切り国道299号線に通じている。

赤テープの代わりに、このイエローのPower Bar のテープが水先案内となっている。
何でかしら? Power Bar のメーカー(パワースポーツ)がスポンサーになっているのかな? 039.gif 



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林道を右に5分ほど行くと左の尾根(シャクナゲ尾根)に入る矢印がある。



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シャクナゲ尾根に取り付いて程なく、良い目印になる大きな岩のある尾根に乗る。
この尾根はシャクナゲ尾根のまだまだ末端であるが、広葉樹と針葉樹が適度に混ざっていてキノコの宝庫だ。



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やがて、ササの林床が終わり、シャクナゲ帯が始まる。



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しばらくは西に向かってひたすらシャクナゲ帯を行く。 070.gif 



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シャクナゲ帯が終わると、ツガなどの生える美しい尾根となる。



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ここからトレイルが右(北)へ曲がって行く。 070.gif 



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山腹を巻き上げていくと、突然トレイルが無くなっている。 どうやら最近の台風で崩壊したようだ。 149.png
シャクナゲ尾根の崩壊地 with Power Bar! 



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Power Barテープが崩壊地の先についているが地盤がゆるんでいて、とても歩ける状態ではない。 008.gif
命が惜しいので、その間(短い距離だが・・)を自主的に迂回、完全な藪漕ぎとなる。 034.gif



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崩壊地を過ぎると、徐々に標高が上がってきて、あたりの雰囲気もしっとりとした針葉樹の森となる。



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足元に顔をのぞかせている たくさんのキノコに気を取られてなかなかピッチが上がらない。
この針葉樹の根元に置かれた道標の場所から、さらに大きく右へカーブして行く。



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すると、あたりは一段と深山幽谷の雰囲気を漂わせる。
苔が一面、木の根や岩を覆い、靴底に柔らかな腐葉土の感触を感じながら歩く。 070.gif  



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“こっちでいいのかな~” 迷路のような薄暗い原生林の中を、踏み跡を追いながら行くので、道標があるとホッとする。



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苔の壁



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苔の中に ワカメ? いや、これも苔なのかな~? 039.gif



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苔の路 with Power Bar!。 



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終始、展望の無いトレイルなので、こんな路は好きではないという人もいるだろうが、私は嫌いではない。 045.gif



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そして、巻き路から突然、涸れ沢(台風の後で荒れた感じ)に出るので、この沢を20mほど登り、右の斜面に続くトレイルに入る。



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広葉樹林の坂路を登ると沢が見下ろせて、いくらか色づいた紅葉が見られる。



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さらに、灌木帯から再び緩やかなシラビソの樹林帯に入るが、けっこう長く感じる。 042.gif 



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そして、ようやく変則十字路の白駒池と白樺尾根の交差点に出た。
右側の2本、すぐ右手の路は白樺尾根経由で稲子湯へ、そのラインからクランク状に左に伸びる路は白駒池へ通じている。



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左側のトレイルがニュウ経由で中山峠へ通じているはずなのだが・・・ 
何と・・トレイル入口が倒木でブロックされてしまっているので、トレイルが消えているかのように見え、一瞬焦った。 105.png
この倒木の突破が結構厄介だ。 042.gif 



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何とか倒木を越えると、左右をシラビソに覆われた狭い流水溝のようなトレイルとなり歩きづらい。 122.png



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程なく,広い原生林に入って行くが・・ここでも倒木が行く手に横たわっていた。 荒れているね~ まあ、原生林だからね~ 嵐が来れば木も倒れるよね。



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嵐で落ちたシラビソの枝には美しい新芽が・・ 177.png



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深い原生林の中を1人で歩いていると、まるで富士の樹海に迷い込んだ自殺者にでもなった気分になる。 037.gif 
張り綱が無ければ本当に迷子になりそうな雰囲気だ。 140.png



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やがて、頭上が明るく開けた北西方向の尾根に登り上げ、左(南西)へ進むと、白駒池からの良く踏まれたトレイルと合流する。
ここにきて、ようやく何人かのハイカーとすれ違う。 やはり白駒池ルートは人気なようだ。



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そして、ボルダーに木の根が絡まったトレイルを10分ほど登れば東側が一望できるニュウの肩に出る。 038.gif  060.gif 



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ニュウ(2352m)のピークは、南東面が絶壁となっている岩山。



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その岩山へ登るにしたがって北側の展望も開けてくる。



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北八ヶ岳に広がる大樹海が素晴らしい!



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丸山?のバックに浮かぶ山脈は北アルプスの峰々だね。



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眼前には北横岳や蓼科山が鎮座し、大樹海のドレスをまとっている。
その大樹海に抱かれてたたずむ青い池は、紅葉シーズンには多くのハイカーで賑わう白駒池。



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白駒池をズームアップして見れば、湖畔が赤く色づいている。
そうそう、 白駒池の湖畔の紅葉 がいいんだよね~(下記リンク参照)




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東側には尾根続きに稲子岳、その奥には硫黄岳や天狗岳東壁が間近に見える。



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残念ながら午後になって雲がわいてしまったが、スカイコンディションが良ければ富士山も見えるようだ。


シャクナゲ尾根は、北八ヶ岳らしい静かな雰囲気が満喫できるトレイルで、季節柄、キノコがいっぱい出ていた。
キノコ好きな方は合わせて “北八ヶ岳 シャクナゲ尾根でみたキノコたち” もご覧ください。


本ルートのマップ は下記のヤマレコのリンクをクリックしてね (^_-)-☆ 


私のこのトレイルへの評価: 4★ 中級者向け
距離:約8km/ 所要時間:休憩込で約5.5時間(シャクナゲ尾根登山口・ミドリ池入口 10:40‐白樺尾根・白駒池分岐 13:10‐ニュウ 13:40/14:00‐白樺尾根・白駒池分岐 14:30‐シャクナゲ尾根登山口16:10)
標高差: 約760m


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# by dream8sue | 2018-10-03 19:26 | 八ヶ岳エリア | Trackback | Comments(0)

北八ヶ岳 ミドリ池の氾濫     Midori Pond in Northern Yatsugatake

Wednesday, October 3, 2018
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2018年の秋は連続的に台風が発生し、1つの台風が去ったと思えば、すぐに次の台風が日本列島に襲来する。
その結果、台風被害も各地に爪痕を残しているようだ。

今シーズン最後のチャンスと思い稲子岳南壁の登攀を計画し、その偵察を兼ねてミドリ池に行ってきた。
しかし、台風の影響でミドリ池が氾濫し、登山道は崩壊していた。

入山は自己責任です。 認識のあまいハイカーはミドリ池のおばちゃんに説教されます。  041.gif 



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<マイカーの場合>
長野県佐久市方面から国道141号線を南下し、小海町の“松原湖入口”の信号を右折。
県道を9kmほど走ると、稲子湯方面へ行く三差路が交わるので左折。
約3kmでミドリ池登山口のゲートが右手にあり、ゲート前にパーキングスペースがある。



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無雪期のこのエリアへの入山は数十年ぶりの私、登山道の記憶は全く無く、どこが旧道で、どこが新道なのかもわからない。
とりあえずゲート先の橋を渡り、林道にある道標に従って樹林帯に入る。



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カラマツの林床は湿原状態になっている。 う~ん・・これはこれで美しい光景だ。  177.png



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カラマツに絡みつくツタが紅葉している。 



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樹林帯から再び荒れた林道に出るので右へ行く。 
飯場のプレバズ小屋の横を通過して、再度、川(こまどり沢?)を渡るようだが・・



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川に架かる立派な橋の手前の登山道?仕事路?はブロックされている・・ってことはこの橋を渡るのか~



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橋にスタックした倒木をまたいで橋を渡れば、ミドリ池への道標が現れた。
・・が、左岸(川下に向かって左側)の路は倒木地獄になっている。 149.png



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行けるところまで行ってみようとトレイルに入るが、すぐに路は崩壊していて左岸の山腹に追いやられる。



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しばらく、本流沿いに山腹をトラバースように行くが、支流の砂防ダムが見えてきたので、意を決して本流を渡渉する。 
飛び石で何とか靴を濡らさずに渡れた。 008.gif 



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登山路の桟橋と思われる渡し木も流されている。  149.png



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渡渉後、シダの生い茂る樹林帯をひと登りしたら、旧道と思われる軌道跡に出た。



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この軌道跡は、こまどり沢を絡めながら木材を運んでいた軌道(昭和37年に廃線となった渋軌道)のトロッコレールである。

そういえば、西沢渓谷で鶏冠谷の遡行をした時の近丸新道でも軌道跡をたどったな~
軌道跡が登山路になるのは、ある意味、理屈にかなっているよね。 045.gif



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しばらくトロッコ路を行くと、こまどり沢を横切り休憩ベンチのある広場に着く。
ここから軌道跡の路と分かれて尾根路を行く。



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苔生した石の上にはシダの盆栽。  森と苔の神秘、北八ヶ岳って感じ!



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これも苔なのかしら? 
このあたりからキノコがいっぱい。 キノコに興味がある方は下記リンクをクリックしてね。




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OMG! 沢路だけではなく、尾根路も土砂崩れですか~!
大きな落石が路をふさいでいるが、こんなの復旧できるのかな~?



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土砂崩れ現場をささっと抜けて、被害の無かったシラビソの森を抜けて、左の涸れ沢沿いの坂路から再度トロッコ路に出る。



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あとは、歩き易い水平路(おそらく軌道跡)を10分ほど行けばミドリ池である。



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ようやくたどり着いたミドリ池。



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水没してますね~  105.png



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でも、静寂のミドリ池は素敵!  まさに森と湖の神秘、北八ヶ岳って感じ!



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ズームアップして見る東天狗岳

しらびそ小屋のご夫婦は後片付けに追われて忙しそう。
ミドリ池までもこんな状態だし、中山峠方面の様子も分からないというので、ここで引き返すことにした。



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下山は、トロッコ路をたどってみることにする。
水平路を登山路との分岐まで戻り、そこから大きく西側へ伸びるトロッコ路に進む。
トロッコ路は。尾根の形状に沿って西から東へ急カーブして尾根を下って行く。

薄暗い針葉樹林の森に木漏れ陽が差す中を歩いていると、自分が森の妖精になった気分だ。 107.png  060.gif 



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倒木や、小沢の水が浸み込んだウェッティーな原生林は、まさに もののけ姫の世界。  



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このトロッコ路はどこにつながっているのだろうと思いながら急坂を降ると、あらま~・・こまどり沢の休憩ベンチのある広場に着いてしまった。
こまどり沢の激流を再び渡渉したくはないので、この看板から右の作業道?登山道?を行くことにする。



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こまどり沢の右岸尾根についたこの路は、おそらく登山道(新道)と思われるが、深くえぐられた台風の爪痕が何カ所も見られた。



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トレイルはやがて、左にカーブして飯場のプレバズ小屋の前にでる。
そこからは、往路の樹林帯を経由してミドリ池入口パーキングへ戻った。

数十年ぶりに訪れたミドリ池であったが、まさか氾濫した姿を見ることになるとは思わなかった。
また、知らずにいたトロッコ路の存在を知ることができた面白い山行だった。


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私のこのトレイルへの評価: 4★ 中級者向け
距離:約7km/ 所要時間:休憩込で約3.5時間(ミドリ池入口 6:40‐ミドリ池‐ミドリ池入口 10:10)
標高差: 約500m

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# by dream8sue | 2018-10-03 00:58 | 八ヶ岳エリア | Trackback | Comments(2)