山北町 西丹沢 ミツマタの花咲くミツバ岳     Mitubadake in Yamakita, Kanagawa

Saturday, March 28, 2015
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私にはあまり馴染みのない西丹沢に、ミツマタの花が咲くミツバ岳という山がある。和紙の原料らしいが、見たことが無いこの花に誘われて電車に揺られ行ってきた。 070.gif
Wow! 本当に枝が三つに分岐している!だからミツマタね~ 005.gif 045.gif




f0308721_5235418.jpg<公共交通の場合> JR新宿駅から小田急線に乗り換え新松田駅まで行き、そこからは小田急湘南バスで西丹沢自然教室行きに乗り、丹沢湖畔の “浅瀬入口” で降りる。
バスは1時間に1本程度の便しかない(平日に至ってはさらに少ない)のであらかじめ時間のチェックをしておこう。 → 小田急湘南バス時刻表

<マイカーの場合> 関越自動車道~首都圏中央連絡自動車道~東名高速道路と乗り継ぎ、大井松田ICでおり、国道246号線に入り西に約30kmほど走る。“清水橋” の信号で右折し県道76で北に走る。道の駅山北の前を通り過ぎ、しばらく走ると丹沢湖を渡る。すぐ左に県道729のトンネルを分ける三差路の所が“浅瀬入口”のバス停である。
駐車場はバス停から県道76を北に少し行った “城山” の信号を右折し、郵便局の先の左側にある。またはトンネルをくぐり県道729を西に走り、滝壺橋までの間の路肩にある。




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トレイルはミツバ岳と権現山を通るループトレイルなので、どちらの方から登っても同じ路を歩くのだが、バス停で降りたほとんどのハイカーがミツバ岳から登るべく丹沢湖の湖畔を西に向かって歩いていった。ならば私たちは集団の喧騒を避けるべく逆ルートの権現山から登ることにする。トンネル脇の階段を登り、鉄塔の脇を抜け植林帯に入って行く。 070.gif




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トレイル脇には、マムシ草やスミレなどの春を感じさせる草花が出迎えてくれる。 056.gif 043.gif




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f0308721_5271147.jpgいきなりきつい登りであるが、30分ほど登ると尾根上に出る。

そこは標高661mの滝ノ沢ノ頭と思われる。

そこから権現山方向(北西)に尾根伝いに行く。

周辺はツバキの木が目立つ。

中にはまだ花をつけている木もある。 056.gif




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やがて明るい自然林の雑木林になる。キブシ?の花もあちこちに見られる。




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木立の間から、丹沢湖が見え隠れする標高になると、いきなり目の前に黄色い球状の花が現れる。ミツマタの群落である。 056.gif




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一見、蜂の巣のように見える球状であるが、球状の中の一つ一つの花はウツギのような円錐形の小さな花が集まっている。遠くに富士山が見えている。富士山とミツマタの花、お約束のショットだね。 003.gif




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ミツマタの群落を過ぎ、権現山まで0.8kmの標識にたどり着く。 001.gif “いよいよ1kmをきったぞ” と喜んでいたが、実はこの道標から山頂までが一番きつい登りだ。 042.gif




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f0308721_5301137.jpg常緑樹のトンネルから傾斜がきつくなる。

20歩歩いては止まって呼吸を整える。

まるでヒマラヤ登山みたいに登高が苦しい。 042.gif

ついつい下ばかりを見て歩いてしまう。

ふと顔を上げると、目の前に白い綺麗な花が目に入った。

葉はよく見かける常緑樹であるが・・シキミかな? 039.gif

初めて見る花に感動、こんなに綺麗な花を咲かせる木だったのか! 056.gif




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やがて傾斜が緩やかになり、権現山まで0.3kmの道標が現れる。 “もう少しだ、頑張れ!山頂は近いぞ~!” 070.gif




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登山口から約2時間30分、権現山(1,019m)に到着だ。 066.gif 山頂は東西(南北?)に長く、落葉樹林に囲まれているので、葉を落とした今の時期はとても明るいピークだ。 060.gif 063.gif




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葉を落としていると言っても、中にはもう春の息吹を感じさせる樹木もある。山頂周辺が新緑に包まれた頃はさぞかし美しいことだろう。 072.gif




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この日は、汗ばむほどのポカポカ陽気で、ランチタイム後は昼寝でもしたくなる気分であったが、ミツバ岳を目指して下降に取りかかろう。 058.gif 019.gif ここで注意しなければならないことは、ミツバ岳への案内標識は無いということだ。 034.gif うっかりすると北側の二本杉峠(道標あり)へ向かってしまいそうだが、ここは南西に進む。樹木などに赤ペンキがしてあり、踏み跡もあるので注意していれば分かるはずだ。




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下降に入ってからも、一切の道標はないので、踏み跡を見失わないように気をつけよう。コンディションも滑り易く、ハイキングポール(ストック)があれば良いと思うことだろう。標高をだいぶ下げた(約180mくらい)あたりから、ミツマタの木があちこちに現れるようになる。 056.gif 072.gif




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トレイルから離れた山中のあちこちに黄色いボンボン(ミツマタの花)が咲いている。 056.gif




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そして権現山から約1時間弱の下降で、手書きの標識だけがあるミツバ岳(835m)に着く。




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日当たりの良い南側には満開のミツマタの花が咲き、その先には富士山がそびえている。残念ながら午後の光の中なので肉眼では見える富士山も写真には上手く写らない。 強く念じれば見える人には見えるかもしれない。 003.gif




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そして東側には、ミツマタの群落の先に青い湖面の丹沢湖が横たわっている。 072.gif




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周辺はミツマタの畑状態だ。 056.gif 060.gif




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ミツバ岳を後にし、ほどなく植林地帯に入る。スイッチバックを繰り返す路は意外と長く感じる。でも、ここにもミツマタが咲いていて楽しい気持ちにさせてくれる。

日当たりの良い自然林にしか自生できないのかと思いきや、針葉樹林帯の中にもたくさんのミツマタがあり、生命力の強い植物なのかも知れないと思った。生命力に欠ける私としては実にあやかりたいパワーである。 003.gif

西日の差す薄暗い樹林帯に白いミツマタが幻想的に浮かびあがる。青空に映える黄色いミツマタとは別の美しさがある。 072.gif




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そして、ミツバ岳から降ること1時間弱、左の谷底から沢の音が聞こえてくるようになれば登山口は近い。最後の急な斜面を降れば、丹沢湖畔の滝壺橋の脇に飛び出る。橋から見える3段の滝は、滝壺に倒木があり、期待していたよりだいぶ荒れている感じがする。 002.gif




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丹沢湖畔にそって、権現山登山口(浅瀬入口バス停)まで約30~40分ほどの車道歩きである。湖畔のサクラが見れるかと思ったが、まだ一分咲き程度で、ほとんどの木がぷっくらとした蕾の状態だった。 056.gif 072.gif




f0308721_54940100.jpgここのところ植林地帯の奥武蔵縦走や、岩稜帯の西上州のハイクが多かったので、久しぶりの花見山行だ。
初めて見るミツマタの花畑も圧巻であったが、まさに春の陽だまりハイクと言うにふさわしい里山だ。
わざわざ群馬から出かけていくだけの価値があるだろう。 049.gif
少なくとも群馬に野生のミツマタの花が見られる山を私は知らない。
ハイキングトレイルとしては完成度は低く、コンディションはあまり良くない。
ハイカーの少ない西上州なら分かるが、結構な人数のハイカーが訪れている山にしては歩きづらいトレイルだ。

私のこのトレイルへの評価: 4★ 中級者向け
行程距離: 約8km(浅瀬入口バス停‐権現山‐ミツバ岳‐滝壺橋‐浅瀬入口バス停)
標高差: 約700m
実動時間: 約5時間 (休憩込み)

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by dream8sue | 2015-03-28 03:42 | 神奈川県エリア | Trackback | Comments(0)
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