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日光 二度と歩きたくない庚申山から皇海山縦走     Sukaisan in Nikkō National Park

Sunday, May 29, 2016
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古き良き時代の正攻法、庚申山から縦走する皇海山の2日目。週末ということで庚申山荘はフルハウス。午前3時くらいから身支度をする音で私達も目覚める。天気も上々、さあ、長い一日の始まりだ。
前日の庚申山荘入りと、お山巡りのショート・ハイクはこちらから → “日光 庚申山 奇岩がいっぱいのお山巡 Kōshinzan in Nikkō National Park




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日光 二度と歩きたくない庚申山から皇海山縦走     Sukaisan in Nikkō National Park_f0308721_331797.jpg4時過ぎに庚申山荘を出発。 “一ノ門” と呼ばれる奇岩までは前日歩いたお山巡りと同じルートだ。

庚申山荘から裏手の山路に入り湿った滝状のハング帯の下を行く。

まるで大きな口を開けている怪物みたいだ。 気をつけて!可愛い娘は飲み込まれちゃうよ。 037.gif

さらに、 “初ノ門” 、一ノ門と登り、お山巡りコースへの分岐を右に見て “大胎内” という穴空き岩壁の前を通過する。




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その先のルンゼの中につけられたトレイルを登り尾根に出る。




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コメツガなどの針葉樹林帯になり、シロヤシオが咲くササ原を行く。




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急登の途中で右側の岩壁への踏み跡を20m程行けばコウシンソウが見られる。 先が長いルートではあるけれど、寄り道してコウシンソウと戯れること約15分。 056.gif




日光 二度と歩きたくない庚申山から皇海山縦走     Sukaisan in Nikkō National Park_f0308721_335626.jpgコウシンソウ自生地から樹林帯をひと登りすれば庚申山に着く。 066.gif

その寄り道時間も含めて、庚申山荘から庚申山まで約1時間30分かかった。 059.gif




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庚申山ピークから少し西に行ったところにシャクナゲが咲くビューポイントがある。今日のターゲットである皇海山が、その美しいシルエットと共に姿を現わす。美しい・・でも遠いな~ 025.gif
これから向かうルートも一望できる。庚申山から皇海山までには、険悪な鋸山も含めて12座のピークがある。当然であるが、悪天候や体調が良くない時はここから引き返した方が賢明だ。 034.gif




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ビューポイントから降り御岳山(第2峰)という小ピークを越えると、ダケカンバなどが生えた自然林になる。




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しばらくはアップダウンの少ない穏やかなトレイルを行く。




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実際には第3峰から第5峰までのピークを越えるのだが、この辺りはシロヤシオの群落地で、昨日に引き続きシロヤシオ観賞に忙しくて、これらの小ピークには気づかなかった。 003.gif




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シロヤシオのシャワー! 005.gif 043.gif




日光 二度と歩きたくない庚申山から皇海山縦走     Sukaisan in Nikkō National Park_f0308721_3374931.jpg庚申山から1時間強、樹林に囲まれた薬師岳(第6峰)に着く。

このピークを過ぎるとヤセ尾根になってくる。




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薬師岳から降ったコルには(写真では分かりづらいが)サクラソウ?の様な花がたくさん咲いていた。 056.gif




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オオカメノキ?の花も風景に溶け込むように咲いている。 056.gif




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日光 二度と歩きたくない庚申山から皇海山縦走     Sukaisan in Nikkō National Park_f0308721_3394233.jpg続く第7峰である白山からは、いよいよ岩稜帯になる。

シャクナゲの咲く野猿谷を通過して登り切れば第8峰の蔵王岳だ。

ピークからは、これから向かう皇海山の北稜が一望できる。 072.gif




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続く熊野岳(第9峰)、剣の峰(第10峰)への斜面はすさまじい懸崖になっている。その登行路である岩場にはフィックスロープが懸かっている。そこを(赤印の先)登っている登山者が見える。 005.gif




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本ルートの核心部と言ってもいいだろう。 まずはクサリで岩場の基部に降りる。 071.gif




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ほぼ垂壁であるが、かかりの良いスタンスがあるのでしっかり足を使って降りよう。 034.gif




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岩場の基部からササの生えたトレイルをトラバースして、先ほど登山者が登っていたフィックスロープのあるフェイスを登る。急勾配でスタンスも細かいのでちょっと緊張するが、中級以上のハイカーなら慎重に登れば大丈夫だろう。




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尾根に這い上がり、両サイドが切れ落ちた稜線を行くと・・




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鋸山へのヤセ尾根が眼前に現れる。




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鋸山へは、いったん “蟻地獄の剣” と呼ばれる鞍部へ、怖~い垂直のハシゴとクサリで下りる。 008.gif




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ハシゴでコルに降りたら、岩場を登り返し、連続して現れる岩場を今度はクサリを使って降りる。 042.gif




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両サイド絶壁の鞍部はまさにキレットで、北側はV字谷となり松木川へ落ちている。そんな険悪な場所にも白い美しい花が咲いている。絶壁で近づけないがズームして写真におさめる。後で拡大して見てみたら、高山植物の代表種ハクサンイチゲのようだ。 056.gif




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蟻地獄の剣から這い上がり、木立の間を廻り込んで行けば、鋸山はもうすぐだ。




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庚申山から約2時間20分で第11峰の鋸山に到着。 066.gif シャクナゲの咲く山頂からは360度の展望が楽しめる。皇海山の山頂は樹林帯で展望が良くない。 100名山コレクター以外のハイカーが皇海山と鋸岳のどちらか一方を登る選択なら私は迷わず鋸岳をお勧めする。 049.gif




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鋸山のピーク、そして、ここに至るまでの稜線歩きでは日光連山、燧ヶ岳、赤城山、関東平野が一望できる。皇海山の右肩後方(北東方向)に見えているのは日光白根山のようだ。そういえば昨年の今頃に登った日光白根山ではミネザクラ(タカネザクラ)が綺麗だったな~ 043.gif
→ “日光 火山湖に彩られる日光白根山 Mount Nikkō-Shirane in Nikkō National Park




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北西方向に見える雄大な山容は上州武尊山だ。そのバックには谷川連峰をはじめ上越の山々がまだ白い頂を見せている。




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歩いてきた鋸山への稜線、庚申山方向を振り返る。




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さて、展望を楽しんだら、皇海山の全容を見ながら不動沢のコル(皇海山北稜の鞍部)まで下降する。皇海山はまだまだ遠いな~ 025.gif




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不動沢のコルまでのトレイルは悪い。 急なザレた斜面は足場が悪く神経を使う。落石にも注意しながら慎重に降る。 042.gif




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鋸山から皇海山周辺にはシャクナゲの他にも、イワカガミやミツバオウレンがたくさん咲いている。 056.gif




日光 二度と歩きたくない庚申山から皇海山縦走     Sukaisan in Nikkō National Park_f0308721_3514547.jpg鋸山から約40分の急下降を終え、群馬側からのトレイルが合流する不動沢のコルに着く。 042.gif

コルで休憩している大勢のハイカーに面食らう。 005.gif




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不動沢のコルから振り返って仰ぎ見る鋸山の鋭鋒がかっこ良過ぎる! 004.gif 016.gif




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鋸岳の尾根をズームで確認してみれば、小さなピークがいくつも連なり、まさにノコギリの刃だね。 005.gif




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コルからササ原を登り、深山の雰囲気を漂わせるシラビソ、コメツガの森へと入って行く。 フィックスロープの張られた岩場の急登を越えれば、尾根もなだらかになり青銅の剣が立っている。




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木漏れ日が差し込む樹林帯には、ハート型の葉が特徴的な可愛いコミヤマカタバミが至るところに咲いていた。開花した花をよく見るとサクラの花みたい。 056.gif




日光 二度と歩きたくない庚申山から皇海山縦走     Sukaisan in Nikkō National Park_f0308721_354475.jpg不動沢のコルから1時間強、樹林に囲まれて展望の無い皇海山(2,144m)に到着。 066.gif
立派な山名板だけが不釣り合いなほどに大きい。
皇海山は渡良瀬渓谷源流にある秘境の山で、静かな山歩きが楽しめる山域である・・はずなのだが・・
昨今の100名山ブームで山頂は満員御礼だ。
正直登る価値は無いかな~ 015.gif
皇海山は見る山で登る山では無いと確信する。
展望もないし、長い復路がまっているので、ランチを食べたらさっさと下山にかかろう。 063.gif




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鋸山までは往路を戻る。 不動沢のコルから鋸山まで約1時間の登り返し。 鋸山ピークからは六林班峠(袈裟丸山方向)に向かう。




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ササ原の急坂を降り、シャクナゲの咲くヤセ尾根を行く。 070.gif




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鋸山周辺は本当にシャクナゲが見事だ。ここでも、しばしシャクナゲ観賞。 043.gif 056.gif




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西面の谷には、皇海山への最短コースとして群馬県側からアプローチする栗原川林道の登山口がある。 この林道(悪路で有名?)が通行可能となり皇海山へ日帰り登山ができるようになったらしい。 まあ、もう2度と皇海山へ登ることは無いが、アプローチの不動沢には興味があるので、不動沢から鋸山なら登ってもいいかな~  039.gif




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東には、朝から歩いてきた庚申山がもうあんなに遠い。  005.gif




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振り返り鋸岳の南面を見れば、ササ原についたトレイルがはっきりと見える。快適なのも・・この景色が見えるあたりまでだ。 この先から六林班への下りに入ると、ササとの格闘になる。




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背丈以上のササがトレイルを覆い隠し足元が見えない。それに加えて倒木が多く、まるで倒木トラップのように行く手をふさぐ。藪に隠れた倒木をくぐったり、またいだりのオブスタクル越えで体力を奪われる。 008.gif
それに、ササって熊の大好物でしょう? ここって熊のテリトリーではないのか? 最近では、ツキノワグマも人間を襲うらしいから怖いね。 008.gif 必携アイテムに熊鈴だけではなく熊スプレーも用意した方が良いのかな? 039.gif




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そんなササ藪も0.5kmくらいで終わり、開けたササ原となる。藪漕ぎを覚悟していたせいか、意外と短い区間だったので良かった。 026.gif




日光 二度と歩きたくない庚申山から皇海山縦走     Sukaisan in Nikkō National Park_f0308721_402449.jpg鋸岳から降ること、1時間強でササ原の六林班峠に着いた。 042.gif

尾根を南に行けば、袈裟丸山へと続く。

やれやれ・・朝からすでに9時間以上歩きっぱなしで、何だか急に疲れが出てきた。 025.gif

ここからは峠を左(東)へ、庚申山荘まで山腹を巻くように降るだけ・・と、高をくくっていたのだが・・




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トレイルは所々でササ藪に侵食されていて、何度もササにトレイルを分断される。いつまで “ササ” という言葉を発しなければならないのか! お前はサッサ・ナリマサ(佐々成政)の回し者か!って、疲れで頭が混乱してきた。 041.gif




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そして、水量の多い沢、まったくの涸れ沢の違いはあれ、数えるのも嫌になるくらい何度も沢を横切る。 042.gif




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谷の左岸をひたすら歩く。標高がだいぶ下がってきてシロヤシオの群落が現れる。疲れた身体には嬉しい。 043.gif 056.gif




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庚申山荘はまだかまだかと思いながら歩いていると、谷から離れ尾根が広くなってくる。ダケカンバが美しいササ原は樺平(かんばだいら)と呼ばれる高原で、ここから庚申山荘への最後の登りとなる。ここに来ての登り坂はNoooo Thanks! 021.gif 042.gif




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坂道を登りきったところは “天下の見晴し” への分岐である。 どんな景色が見れるのか・・寄ってみたいですか?039.gif では、寄って行くとしましょうか? って、行くわけないじゃん! 033.gif どうぞご自分で行って見てきてください。 041.gif




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山中のあちこちに大きなボルダーが現れるようになれば、庚申山荘はもうすぐそこだ!頑張れ! 038.gif




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庚申山荘が見えてきた!六林班峠から約2時間30分、長い下降路だった。 山荘でお茶でも沸かして飲みたいところであるが、ここから銀山平まで、まだ2時間はかかる。 かじか荘まで急いで降ろう。 071.gif 庚申山荘から銀山平までのトレイルは前日の項を参照してね。 034.gif




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体力以上に、気力が必要な山行を久しぶりにした気がする。 古き良き時代の岳人達はなんと強靭な精神力の持ち主だったことよ。改めて敬意を表します。 040.gif 日本に帰国してこの2年間で、1日の実動時間が最も長い14時間山行だった。もう2度とこのルートは歩きたくない。 007.gif 疲れた~! 042.gif

客観的には、鋸山までの展望が素晴らしく、史跡あり、渓谷や樹海も美しい。新緑や花も楽しめる。秋なら紅葉も間違いなく良いだろう。 049.gif

私のこのトレイルへの評価: 4★ 中級~上級者向け
行程距離: 約19km(庚申山荘‐庚申山‐鋸岳‐皇海山‐鋸岳‐六林班峠‐庚申山荘‐一ノ鳥居‐かじか荘)
標高差: 約1,300m (累計登行高度 約980m、累計下降高度 約1,500m)
実動時間: 約14時間 (庚申山荘-皇海山 約6時間/ 皇海山-六林班峠-庚申山荘 約5時間/ 庚申山荘-かじか荘 約2時間/ 休憩 約1時間込み)

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by dream8sue | 2016-05-29 03:26 | 日光 国立公園 | Comments(2)
Commented by y at 2016-06-17 19:51 x
庚申山荘からのコースやはり長いっすね〜

私は、林道ツーリングも兼ねて(オフロードバイク)沼田側からアプローチしたのですが、こちらは登山口まで無事辿りつければ普通の日帰り登山です(林道は、普通乗用車では大変かなという感じです)

正攻法の庚申山荘からも歩かねば  笑
やはり、遠いアプローチをこなしてこその皇海山ですね
お疲れ様でした
Commented by dream8sue at 2016-06-17 20:52
yさん、コメントありがとうございます。
私は登る山は直感で選ぶ事が多く、ここも以前、庚申山に登った時にカッコ良かったので登りたいと思いました。でも、皇海山は登る山ではなく見る山だと言う事がわかりました。(笑)
アプローチの長い短いよりも、その内容(景色や植物など)に見合ったものかどうかが私の評価基準です。六林班峠からの巻道は昔の林業の為の道なのでハイキングトレイルとしてはイマイチですね。
yさんのような健脚なハイカーは銀座平から普通に日帰りしているみたいです。鋸山は面白いですよ。
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