沖縄の旅 Day6 やはり見ずには帰れない ひめゆりの塔と首里城     Solo Trip in Okinawa Mainland

Tuesday February 20, 2018
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沖縄本土の旅の最終日は、本島南部周辺の観光地めぐり。
ひめゆりの塔や首里城などといった、お決まりの観光地、まさに修学旅行コースだ。

この手の観光地は観光客が多く落ち着かない。
自然派の私には苦手な場所であるが、沖縄初回ビジターとしては、やはり見ないで帰るわけにはいかないだろう。



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前日にガンガラーの谷などを観て、本島南部に着いていた私は、糸満市にある ひめゆりの塔の無料パーキングで車中泊した。

ひめゆりの塔 は沖縄戦末期に沖縄陸軍病院第三外科が置かれた壕の跡に立っている。 
敷地は24時間オープンで公衆トイレもある。



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ひめゆりの塔の前にある、このガマ(自然洞窟)に100人もの軍医、看護婦、ひめゆり学徒たちが避難していて、
うち80余名がアメリカ軍の攻撃によって亡くなった。 

う~ん、リアル過ぎて平和ボケした私には直視できない。   

敷地内に建つ ひめゆり平和祈念資料館 の入館は9時~17時(入場料310円/大人)
修学旅行コースとバカにしないで・・って、それは私か! (-_-;)
見学時間に余裕をもって、ぜひ平和祈念資料館をゆっくりみてほしい。

館内には、当時の陸軍病院の一部を再現した模型やジオラマが展示されている。
何よりも、生き残った戦争体験者の証言映像や、戦渦の様子が書かれた証言本などが心を打つ。
涙が止まらなくて困りました・・・ (ノω=;)ぅぅ…


“勝ったほうも、負けたほうも たくさんの人が死んだだけで何も得をすりことはない 何と愚かな事をしたものか”
という戦争体験者の言葉に、戦争は人類最大の愚かな行為 であることを再認識した。

それと同時に、軍部の(日本国の)戦略の結果として、沖縄という地が戦禍に巻き込まれ多くの犠牲者が出たという事実、
言ってみれば沖縄が本土の盾になった事実を、実は知らない、忘れている日本人は多い。(私も含めて)

戦争を知らない世代に、そのことを認知させるだけでも、この資料館の意義がある。
修学旅行コースの一押しスポットであることに納得! 102.png



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さて、お次は 沖縄観光に来た観光客なら必ず訪れるという那覇市の 首里城公園 へGO!
下道で約20km北上し、那覇市の市街に入る。 

マイカーの場合は、首里城周辺の道路は非常に狭くて分かりづらいので要注意だ。
専用パーキング(有料 320円)からエレベーターで敷地内に入る。

首里城は、琉球王朝の王城で沖縄県内最大規模の城であったが、正殿などは沖縄戦で完全に崩壊している。
世界遺産に登録されたのは、わずかに残った城壁や基礎などの “首里城跡” である。

正殿は1990年代に復元されたもので、世界遺産ではない。
正殿を外から見るだけなら入場料を払わなくても見られる。



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正殿内に入って観覧するには、入場料(820円/大人)を払う。
世界遺産の首里城跡も他の遺跡同様 “琉球王国のグスク及び関連遺産群” のうちのひとつに過ぎないのだが、
他の遺跡よりも人気が高いせいか? 復元に経費がかかったせいか? 入場料も他の遺跡の倍ほどする。

正殿内は確かに豪華な造りで、琉球王国の繁栄がしのばれる。
しかし、これも復元されたものなので、高い入場料の割には・・・

歴史好きな人は、無料ガイドなどもあるのでチェックしてみると良い。
私は、とにかく人混みから脱出したい思いで、さっさとまわって静かな場所へ移動。



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ということで、前日に行けなかった世界遺産のひとつ、斎場御嶽 へGO!

首里城から国道331号線を南東に1時間弱のドライブで、南城市の知念岬に着く。
斎場御嶽(せーふぁうたき)には一般車は入れないので、パーキングは南城市地域物産館前および知念岬公園に停める。

物産館の前の自動販売機でチケット(300円/大人)を買ってから、斎場御嶽の入口、緑の館まで0.5km、10分ほど歩く。



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そもそも斎場御嶽(せーふぁうたき)って何? っていうか、 さいじょうおんたけ としか読めないし!o(*≧д≦)o

斎場(せーふぁ)は “最高位” を意味し、御嶽(うたき)は聖地や拝み所という意味。
ここは15~16世紀の琉球王国の時代の最も聖なる拝所で、国家的な祭事にも使われていたらしい。

聖地とか信仰地とか、パワースポットとか、神がかった場所は苦手なので、正直、私には価値はわからない。
しかし、しっとりとした森林環境は、散策するには気持ちが良い。



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おや、この蕾は何の花だろう?



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鍾乳石とジャングルのような濃密な緑の空間は、前日に訪れたガンガラーの谷(下記リンク参照)に似ている。
やはり観光客で賑わう首里城跡の史跡よりも、こういった自然の中のほうが落ち着くな~




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ただ、こういった特殊な場所の観光にはマナーが大切。
拝んでいる人がいる場合はむやみに声をかけたり、騒いだり、拝みを遮ってはいけない。写真もNGだよ。

きっと、世界遺産になって観光客が増えたぶん、本来そこで拝んでいた人たちが姿を消してしまうこともあるだろうね。 137.png



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ここは・・二子山の弓状エリア?・・クライマーなら飛びつきたくなるような石灰岩の前傾壁。笑
いえいえ、登ってはダメですよ、ここは聖地だからね。 108.png 

2本の鍾乳石から滴り落ちる水を受けるために、2つの壺が据え置かれている。 この水も聖水らしい。
う~ん、単に炭酸カルシウムを多く含む水だと思うけど・・105.png



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三角の空間を通って行くと、そこにはやはり拝所(三庫理:サングーイ)があり・・・



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左側に久高島が望める。
久高島は、知念半島の東約5kmに位置し、琉球王朝時代から数々の神事が行われてきた、民族的に貴重な島らしい。



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聖地で心を静め、パーキングへ戻る途中、土産店などが並ぶ道端に、オレンジの大きな花を見つけた。
キンレンカという南米原産の花で、花や若葉はサラダなどに入れて食用にできるらしい。
かすかにクレソンに似た苦味があるとか。 食べてみたいな~ 111.png 



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喉が渇いたので何か飲んでいこう。
今回の沖縄の旅では、行く所々で美味しい郷土料理や特産物をいただいた。
それだけでもレポートが書けるほどであるが、味覚や嗜好には個人差があるので、基本的に食レポはしないと決めている。

しかし、サトウキビジュースは、想像とは違う美味しさだったので、
機会があれば是非しぼりたてのサトウキビジュースにトライしてみてはいかがだろうか。

50㎝くらいのサトウキビ2本を専用の絞り機で絞れば、氷を入れただけのカップに1杯のジュースになる。
サトウキビと言うことで、砂糖水のような甘さを連想しがちであるが、爽やかで甘さもくどくないのでゴクゴク飲める。

サトウキビは季節によって若干味が変わり、冬場のサトウキビが一番糖分があって、青臭さもなく美味しいらしい。
思わずお替りしたくなる美味しさだ。  と、初の食レポ? hahaha  106.png 



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さて、6日間(正確には往復のフライトを入れて8日間)の沖縄の旅もフィナーレとなる。
最後は、やはり海を見て帰りたい。 109.png 



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斎場御嶽から海岸線に沿って、国道331号線を西へ向かうと 百名ビーチ という案内板が目についたので寄ってみた。



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百名(ひゃくな)ビーチは、観光客もいなくて静かで、浅瀬が長いので子連れでも安心して遊べそうなビーチ。 165.png



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海水も透明で綺麗。



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浅瀬に大きな石灰岩のボルダーがいくつも転がっている。 このあたりから西側は 新原ビーチ となる。

新原(みーばる)ビーチには、マリンレジャー施設もあり、グラスボートに乗れば水中を泳ぐ魚やサンゴも見られるよ。



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サンゴに根を下ろす海藻。  



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百名ビーチの西側へ1kmほど移動すると、海を見ながら食事ができるカフェがあり、その先の路肩に車を停めて、海岸へ降りてみた。
土手にはグンバイヒルガオ(写真上)や、夕方には散ってしまう1日花のオオハマボウが鮮やかなイエローの花を咲かせていた。 171.png



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ちょうど干潮時だったので、沖合まで歩いて行けるほどだった。



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干潮の浅瀬には天然池があちこちに出現して、リーフに棲む生き物観察が楽しい。



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おやま~! 同一種類の貝が群になって水溜まりに潜んでいた。 
生きてるのかな? 死んでいるのかな? もしかして集団自殺? 150.png



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Wow! こちらは乾いた岩に小さな貝がびっしりと密集している。
ひとつひとつなら可愛い貝も、ここまで密集していると、ちょっとキモイ・・(*_*;



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干潮で全形を露わにした大岩。 沖縄の浜にはこういった根元がえぐれた岩が多い。



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こちらの岩は何かの動物に似てる・・・アリクイ?・・って、まだ一度もアリクイを見たことがないけどね。 106.png 


初めての沖縄の旅は、沖縄本島を遊びつくす旅だった。 169.png 104.png
もし2回目があるなら、今度は石垣島や宮古島などの離島に行ってみたいな。
南国バケーションが、寒い冬の暖かな過ごし方として癖になりそうだ。 129.png 

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by dream8sue | 2018-02-20 14:55 | 沖縄県エリア | Trackback | Comments(0)
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