中之条町 有笠山でクライミング     Rock Climbing at Mount Arigasa in Nakanojō, Gunma

Saturday, June 9, 2018
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2018年5月から6月にかけて群馬県中之条町の有笠山で何度かクライミングをしている。
エリアやルートの印象を備忘録として記載しておく。

有笠山の岩場は、小川山同様に広範囲にわたってエリアが点在しているので、関東周辺の岩場としては大きなエリアである。
開拓は1995年以降のかぶりルート全盛期のため、二子山のような傾斜の強いルートが多い。
インドアジムからクライミングに入る昨今のクライマーには人気が高いようだ。

岩質は流紋岩とのことだが、意外と脆い感じがするし、浮石も多いので要注意だ。 034.gif
また、岩の表面が荒くトゲトゲした感じなので、場合によってはテーピングした方が良いルートもある。



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<マイカーの場合>
関越自動車道渋川伊香保ICから国道353号で中之条町に入る。
中之条町の市街地をぬけ四万温泉方面に向かい、途中から沢渡温泉方面(県道55号)へ左折し天然橋(赤い鉄橋)を渡る。
沢渡温泉入口(晩釣せせらぎ公園)のパーキングには公衆トイレがある。

公園から1kmほど西に走ると眼前に有笠山が見えてくる。
川を渡るカーブの手前を直進して狭い道に入ればアウトドアパークのキャンプ場がある。
ここが(写真)有笠山の2つある登山口、東口と西口の分岐である。



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アウトドアパークから左へ走り、まずは東口のエリア訪問。
林道は、車高の低い車ではちょっと厳しいダート路で、車で入れるのも車止めゲートのある東登山口の前までである。

東口周辺のパーキングは路肩駐車となるが、10台くらいがマックスかと思われる。
大きなエリアの割にはパーキングスペースに乏しいので、複数台の場合は、せせらぎ公園などで乗り合わせて入るのがベストだろう。
なお、東口ゲート前はUターン用のスペースなので駐車禁止。 034.gif



【フェアリーロック】
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東口登山道入口から3分の近さにあるフェアリーロックは有笠山の看板エリアのひとつである。
かぶり系の5.11~5.12のルートが多い。

洞穴の上を越えていく “夢を見る頃5.11a/b” は、星付きのどっかぶりのガバルートである。 177.png 177.png
訪問3度目の日にトライしてみたが、案の定3ピン目でフォールして肩を痛めた。
やはり自分のグレード以上のルートに安易に取りつくものでは無いね。  (ノω=;)ぅぅ…



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広場の奥には三ツ星ルートの “予感 5.12b/c” や “ロマンチック街道 5.12b” などの見栄えのするルートがある。 177.png 177.png 177.png



【東の石門エリア】
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私にも登れそうなルートのある東の石門エリアはフェアリーロックの目と鼻の先にある。
ここって、昔は【JMCCロック】って呼んでなかった?



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“有笠中央岩稜5.9” “白雪 5.8” “謎の女 5.10a” などの低グレードがあるので初級者でも楽しめる。
ただ、短いルートが多いので若干物足りない感じもする。
ボルダーからルートクライミングへ転身するクライマーの初めの一歩としてはお手頃だろう。
有笠中央岩稜以外のルートは、下地が斜めで足場が悪い。 140.png



【南国エリア】
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東口のもうひとつの看板である南国エリアへは、有笠山への登山道を東の石門を過ぎ、さらに低い岩壁の基部に沿って20分くらい登る。
南国エリアは、登れるクライマーには “出前一丁 5.12a” や “南の国 5.12a” など楽しいルートがたくさんあるエリアだ。



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このエリアで唯一私が登れそうな “旅館有笠 5.10a” に取り付くが・・・ 149.png 008.gif



【アドベンチャーランド】
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垂壁系を求めて、いっぷくエリアへ行くことにする。
いっぷくエリアはアドベンチャーランドの奥にある岩場なので、まずアドベンチャーランドまで行かなくてはならない。

南国エリアの右端にアドベンチャーランドへ登るためのフィックス・ロープがある。
しかし、この部分が完全にロープ頼みの悪い岩場なので重荷を背負ってのアプローチとしては結構きつい。 008.gif



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南国エリアから5分弱で、取付きに大岩が転がるアドベンチャーランドに着く。
個性的なルートが多く、登れるクライマーには人気のエリアである。
この日も多くの強そうなクライマーがたむろしていた。



【いっぷくエリア】
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そんなクライマー集団を横目に、私達は奥(右)のいっぷくエリアへGO!
いっぷくエリアは小さな岩場でルートも4本(5.9~5.11a)しかないが、貸し切り状態でまったりと遊べた。 060.gif



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さて、日を変えて2度目の有笠クライミングは、西口エリアを訪れた。
アウトドアパークの分岐から右へ未舗装の林道を1km弱ほど走らせれば西登山口に着く。
登山口の前に5~6台のパーキングスペースがある。 



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西口登山口から尾根をひと登りで休憩舎があり、その先の右に西の石門が見える。
石門方向へは進まず、スイッチバックのトレイルを登り切れば大きな広場をもつサンダンスエリアがある。



【サンダンスエリア】
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サンダンスエリアは、圧倒されるようなルーフが印象的な、西口を代表するエリアである。

まずは、ルート取りがポイントとなる左端の “苔の庭 5.10b”でアップ。 
私は一段上のテラスからの一歩が、クラックにあるホールドが上手く使えず難しかった。 008.gif 



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“若葉 5.11c/d” “大地讃唱 5.11b” の星付きルートをパスして、 (;^ω^)
それらと同じ壁の右端にある かぶったガバルート “友よさらば 5,10a” も私が唯一登れそうなルートであるが・・・ 149.png



【サンダンス(右壁)】
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サンダンスエリアの右側壁には、高さのあるルートが3本(5.11b~5.12b)ある。

写真は “マーヤ 5.11d”をRPする同行者。  三( ゚Д゚) ス、スゲー!



【古谷ロック】
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サンダンスエリアから右の尾根を越え2分程のところにある小岩峰が古谷ロックである。
短いが傾斜の強い前傾壁である。
この壁の代表ルート “夢の浮橋 5.11a” を登る同行者。



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その隣の“カシン 5.11b”


有笠山へ行くなら、かぶり系クライミング必須。
エリアは他にも公開されているものとして【ヘルケイプ】、【ささなみエリア】、【偏屈岩】【奥壁】上級者向けの【ジ・アーチ】などがある。
また、周辺には未公開のエリアもいくつかある。
春秋がベストシーズンである。 通年可能ではあるが、夏は結露で湿っていることもある。

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by dream8sue | 2018-06-09 16:01 | Rock Climbing | Trackback | Comments(0)
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