檜原村 南秋川渓谷の小坂志川で沢登り     Stream Climbing at Kozakashigawa in Hinohara, Tokyo

Saturday, June 30, 2018
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1年ぶりの沢登りは、お手軽な南秋川渓谷でと思い、小坂志川の本流を歩くことにした。
小坂志川は、南秋川の支流のひとつで、笹尾根の連行山を源とし北流して南秋川に合流する。
これと言った大きな滝も無く、沢登りとしては易しい沢である。

しかし、本流は詰めで大きく蛇行し、退屈なゴーロ歩きが長くて閉口した。
加えて、私達はマイカー利用だったため、林道の入渓ポイントへ戻るために登山道から作業道に入ったのだが、
この作業道が複雑に入り組み、トラップにはまったマウスのように迷走してしまった。



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<マイカーの場合>
関越自動車道~首都圏中央連絡自動車道のあきる野ICで降りて、 都道7号線~33号線(檜原街道)を西に走る。
檜原村役場の先 “橘橋” の信号を左折し、南秋川渓谷にそって33号線をさらに6kmほど走ると “笹平” バス停がある。
笹平バス停を左折し、小坂志川林道のダート路を5kmくらい走ると、小坂志川に架かる橋の先で車止めのロープで通行止めになっている。


入渓は、この橋のたもとについた踏み跡を追って沢に入る。 
すると沢幅いっぱいに張られたロープに写真のワーニングが貼られていた。
なるほど~こんな警告もあり、入渓者が少ないのかな~



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入渓から20分くらいは平坦な流れの沢歩きである。



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やがて、大きな釜をもつ3m程の滝が現れる。



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いきなり濡れるのは避けたいので、右岸(川下に向かって右側)のフィックスロープの張られた巻き路を登る。



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その後、左にトウノ木沢の支流を分け、すぐに右から3:1の支流(キットウ谷沢)が入る。 ここにもワーニングが貼られていた。



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構わず本流を遡行する。 木漏れ陽が水面をキラキラと輝かせる。 う~ん、美しい!



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沢筋に生えるツリバナの花が落ちて苔の上で咲いている。 う~ん、風情があるな~



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しばらくして幅が1mくらいのミニゴルジュとなる。 ゴルジュと言っても水深は浅いので問題ない。



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その後も美しいナメ滝が続く。



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おっと、倒れた大木が沢筋を遮っている。



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続いて、倒木ジャングルをくぐる。 
近年の秋川渓谷を含む奥多摩エリア、奥武蔵の沢では、倒木ジャングルは避けられないようだ。 143.png



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その後しばらくは小滝が続く。



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釜をヘツって小滝を登る。



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右岸にフタバアオイの群落に覆い隠された炭焼き跡があった。



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炭焼き跡から少し上流で1:1の二俣となるが、本流は右の流れなので右俣へ進む。



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すると、この本流では最大の7m滝が現れる。
難しくはないが、流れが強いので念のためにロープ確保して登る。



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続く3段10m滝は、水流通しに容易に登れるが、高さがあるので慎重にね。



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そして、おおむね滝が終わると沢が左方向へ直角に曲がり、最後の5m滝がある。
この滝は左からも巻けるが、直登も可能。

ということで、遡行開始から4時間が経過。 ここから同ルートを下降するのが一番楽しいだろう。
私達は、連行山を目指して本流の遡行を続けたのだが・・それが良くなかった。



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地図上では直角に角度を変えてから連行山までは1kmくらいなのだが、詰めの1kmは長い。
右に湾曲しながら徐々に高度を上げ、水流がなくなり歩きづらいゴーロ―となる。



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赤い杭のある二俣を右に行くと、藪が現れたので、右の尾根に取り付き四つ足で泥斜面を登る。

ちなみに、この二股を左に行くと、藪もなく笹尾根の連行山少し東側に出られたようだ。



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足場の悪い急登を10分くらいこなすと連行山から北にのびる万六尾根(一般トレイル)に飛び出た。
連行山のピークは目と鼻の先であるが、時間が押していたので、そのままトレイルを降った。



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バス、電車でのアクセウならば、このままトレイルを柏木野まで降ればよいのだが、
私達はマイカー利用なので、入渓点の林道まで戻らなくてはならない。
そこで、情報の少なさが危惧されたが、湯場ノ頭の先から作業道を降りることにした。



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ところが、作業道は地図に無い新しい路などもありルートファインディングに苦労した。
作業道に固執しないで、尾根を直下すればよかったのだが、迷路のような作業道に頼り過ぎてしまった。
あげく作業道が途中で無くなっていて、急尾根を降り再び小坂志川本流に下りるという間抜けな事になってしまった。
まあ、遡行したばかりの沢なので下降は問題なく、日没前には入渓点の林道に戻った。

反省点はいくつかあるが、まず、この沢へは電車とバスでアクセスした方が良い。
マイカーで林道奥まで入ってしまうと、下山コースが厄介である。
マイカー利用の場合は、最後の5m滝から同ルートを下降することを強くお勧めする。 


本ルートのマップ は下記のヤマレコのリンクをクリックしてね (^_-)-☆ 

私のこのルートへの評価: 3★ 沢登り初級者向け (沢グレード1級)
距離:約10km/ 所要時間:休憩込で約9時間(林道車止めポイント 9:30‐二俣 13:00‐登山道 15:00‐作業道‐小坂志川入渓17:00‐林道車止めポイント 18:30)
標高差: 約550m


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by dream8sue | 2018-06-30 14:43 | Stream Climbing | Trackback | Comments(2)
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Commented by y at 2018-07-06 17:52 x
低山の作業林道は、伸びても地図には反映されないことも多くルートファインディングは確かに難しいですね

私は、バイクで林道巡りとかするのですが、無名の林道に驚くこともしばしばです
Commented by dream8sue at 2018-07-06 22:03
> yさん
off road のバイク走行は楽しそうですね。♪

まあ、もともと作業のための路ですから、それを勝手に歩くのですから自己責任、自業自得です。 o(*≧д≦)o!!  

沢登りをする人(私はお遊びなので沢屋ではありません)の中には、ピークにこだわらない人が比較的多く、楽しい滝のセクションだけやって下降するとか、林道に逃げる傾向があります。
今回は、まさにそうすれば良かったな~と思える沢でした。
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