檜原村 南秋川渓谷 熊倉沢左俣の西沢を遡行し東沢を下降     Stream Climbing at Kumakurasawa in Hinohara, Tokyo

Sunday, July 1, 2018
f0308721_10313253.jpg
2018年の梅雨は、例年よりも異例の早さで梅雨明けを迎えた。 梅雨が無かった?  039.gif
梅雨明けと同時に連日30℃越えの暑さが続いている。 042.gif 

こんな気候では尾根路なんて歩いている場合ではない!
ということで、東京都檜原村の南秋川渓谷に沢登りに行ってきた。  070.gif

三頭山から浅間峠に至る長大な笹尾根上のピークの1つに熊倉山がある。
今回は、その熊倉山のピークを沢と沢で結んで周回するというものである。
技術的な難しさは無い熊倉沢左俣の西沢を登り、熊倉山ピークを越えて東沢を下降する。



f0308721_10313918.jpg
<マイカーの場合>
関越自動車道~首都圏中央連絡自動車道のあきる野ICで降りて、 都道7号線~33号線(檜原街道)を西に走る。
檜原村役場の先 “橘橋” の信号を左折し、南秋川渓谷にそって33号線をさらに南西へ走ると “南郷” の信号がある。
その南郷の信号より200mほど手前の二俣を左に入り、民家の中をすり抜けて矢沢林道に入る。

矢沢林道を1kmほど走れば、車止めロープが張られた落合橋(写真上)に着く。
熊倉沢遡行の場合は、右の車止めロープを外し(通過したらもとに戻しておくこと) 034.gif 
熊倉沢林道のダート路を150mほど行った所に5台くらいパーキング可能なスペースがある。



f0308721_10314447.jpg
ちなみに、落合橋では、橋の名前の通り、熊倉沢(右)と矢沢(左)の2つの沢が合流している。



f0308721_10314917.jpg
パーキング場所から、熊倉沢林道を20分ほど上流に歩くと、
木の枝に赤テープが付けられた場所から熊倉沢へ降りる踏み跡があるので見落とさないようにね。 034.gif 



f0308721_10315577.jpg
熊倉沢(右俣)を渡る木橋を1つ目と数えて、2つ目と3つ目の橋(写真上)が架かっているのが熊倉沢左俣である。
そして、4つ目の橋が架かっているのが、熊倉沢左俣の西沢なので、4つ目の橋から入渓となる。



f0308721_10320045.jpg
沢の出合いなので、橋の上からも何やら滝が見える。 テンションが上がるね。 060.gif
私はテンションが上がり過ぎて、橋の上から落ちそうになった。 008.gif 
橋の上からジャンプなんてしてはいけないよ!  034.gif 



f0308721_10320505.jpg
さて、入渓するなり倒木がスタックした3mほどの滝が2つ続く。 階段状なので容易に登れる。



f0308721_10321107.jpg
その先にあるチョックストーンが詰まった滝越えはちょっとムズイ。 008.gif



f0308721_10375211.jpg
ナメをいくつか登ると、早くも二俣に着く。 本流は右俣であるが・・はい、今回、私達は左俣に入る。



f0308721_10375753.jpg
すると、古い仕事路と思われる木橋の下をくぐるようになる。
その後は、支流ということもあり水が伏流してしまって、水の無いゴーロ歩きとなる。



f0308721_10380503.jpg
“このまま水無しの沢をつめるのかな~?” と落胆しながら歩いて行くと、藪っぽい滝場からチョロチョロと細い流れがはじまった。



f0308721_10382491.jpg
水は少ないが、滝はそれなりに現れる。



f0308721_10383453.jpg
本当に細い流れしかない。 139.png



f0308721_10384223.jpg
ちょっと手ごわそうな5m滝では、ロープ確保して登る。



f0308721_10384844.jpg
f0308721_10385569.jpg
沢が一層細くなり傾斜が増してくると、いよいよ源頭の雰囲気だ。



f0308721_10401058.jpg
頭上に覆いかぶさる広葉樹の大木に感動しながら滝場を終える。 
流れは細かったが、最後まで水流があり涼しく登れた。  107.png 



f0308721_10401685.jpg
詰めは藪のない樹林帯をひと登りで稜線に出る。

1000mに満たない夏の熊倉山は暑い。 
ランチ休憩はピークではなく、涼風が吹く稜線の木陰が良いだろう。 063.gif 180.png



f0308721_10402222.jpg
休憩後は、稜線を左(東)へ行き熊倉山のピークを越えて、東沢への下降を開始する。

ちなみに、熊倉山(966m)のピークから北へ仕事路があるので、付近の沢を登った場合の下降路として覚えておくと良い。  
ただし、仕事路を下降したメンバーによれば、路は急で踏み跡も不明瞭とのことだ。 034.gif 



f0308721_10402867.jpg
さて、東沢の下降ポイントであるが、熊倉山のピークから三国山方向(東)へ2~3分降り、最低鞍部あたりから思いきって急な泥斜面を降る。
落葉の積もった泥斜面は、雪山並みにふかふかした斜面なので雪山を降る要領で降りられる。

急斜面が終わると、ルンゼ状の岩場が現れるので慎重にルートを探しながら降りよう。
岩の上に生えたコケが滑るのでスリップ注意だよ。 034.gif 



f0308721_10403420.jpg
やがて、石がガラガラした歩きづらいゴーロを降るようになる。
“早く水が現れないかな~” と思いながら下降していくと、ようやく水流が出てきて涼しくなる。  107.png



f0308721_10404015.jpg
ナメ滝をいくつかクライムダウンしていくと、5mほどの直滝が現れる。
右岸(川下に向かって右側)を巻けるようだが、悪そうなのでラペルする。



f0308721_10404698.jpg
さらに下流の5m滝は、右岸の泥ルンゼを巻き降りたが、ザレていて巻きも悪いので積極的にロープを使ったほうが無難だろう。 034.gif 



f0308721_10405210.jpg
その後はクライムダウンで楽しく降りられる小滝が続く。 060.gif



f0308721_10433696.jpg
すると、ここでも古い仕事路と思われる木橋があるので、くぐって沢を降る。
程なくすると、入渓時に渡った2つ目の橋が出合うので、そこで沢の下降を終了する。
あとは林道に上がりパーキングまで のんびり歩いて戻る。


今回のルートは、前日に登った小坂志川(下記リンク参照)の長い詰めとは違って、コンパクトにまとまった短い沢の周回で、
登攀対象というほどの厳しい滝も無く、暑い日に涼を楽しむにはお手軽な沢だと思う。
また、沢登り初心者を連れて行くにも手頃な沢ではないだろうか。


本ルートのマップ は下記のヤマレコのリンクをクリックしてね (^_-)-☆
 

私のこのルートへの評価: 3★ 沢登り初級者向け (沢グレード1級)
距離:約8km/ 所要時間:休憩込で約6時間(落合橋周辺 9:00‐左俣西沢‐熊倉山 12:00/12:30‐左俣東沢下降‐落合橋周辺15:00)
標高差: 約500m

f0308721_10434242.jpg

下の “登山” をクリックしていただけたら嬉しいです。 ヽ(゚∀゚)メ(゚∀゚)メ(゚∀゚)ノ
↓ Thanks for reading my article. Please click the banner below, so that your access can be counted.

にほんブログ村 アウトドアブログ 登山へにほんブログ村

by dream8sue | 2018-07-01 10:08 | Stream Climbing | Trackback | Comments(0)
トラックバックURL : https://hikingbird.exblog.jp/tb/29919017
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
<< 奥多摩 峰谷川坊主谷で爽快沢登... 檜原村 南秋川渓谷の小坂志川で... >>