奥多摩 峰谷川坊主谷で爽快沢登り     Stream Climbing in Bozudani, Chichibu-Tama-Kai National Park

Monday, July 2, 2018
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2018年は異例の早さで梅雨明けを迎え、連日30℃越えの暑さが続いている。 174.png 
こんな気候では尾根路なんて歩いている場合ではない! 沢登りっしょ!  045.gif 

ということで、2日前から南秋川渓谷で沢登りをして、足慣らしは済んでいる。
そこで、締めの沢は昨年行きそびれた奥多摩の石尾根南面に位置する峰谷川坊主谷に決定!  070.gif



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<マイカーの場合>
日帰りで峰谷川の沢をやるならやはりマイカー利用が便利だろう。

東京都奥多摩町を走る国道411号(青梅街道)を奥多摩湖方面(西)へ走り、湖に架かる峰谷橋の手前を右折する。
約4km走ると峰谷川と入奥沢が合流する三沢の三叉路に突き当たるので、左のダート道(峰谷林道)に進む。
2kmほどで峰谷林道が最初に交差する沢が坊主谷である。
橋を渡った所に1~2台のパーキングスペースがある。

なお、峰谷林道(茂窪林道?)は、けっこう荒れた悪い道なので、ダートに強い車でないと侵入は無理かもしれない。 039.gif  



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パーキングの脇から沢に下りて、最初の堤防を左岸から越える。

沢登りで “右岸、左岸”  という場合は、川の下流を向いて右側が右岸、左側が左岸である。 
滝の “右壁、左壁“ というような場合は、本人から見て右側あるいは左側の壁となるので混同しないように。




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堤防の上は穏やかな流れで始まる。



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だが、すぐに倒木の障害物が横たわる。 



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そして、3mCS(チョックストーン)滝で始まる最初のゴルジュが現れる。



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まだ濡れたくないので、右岸から滝3本を一気に高巻き、堤防上にクライムダウン。



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続く5m幅広の美滝で徐々に濡れていく。



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ナメ滝が綺麗だね~  177.png



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と思いきや・・またもや倒木ジャングル。 しかも妙にグリーンが美しい。 104.png



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ツゥインのような2条が美しい小滝。



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沢登りあるあるの光景。 沢には屍(しかばね)がよく落ちている。 137.png



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やがて谷間が開けると、差し込む陽射しに滝の水しぶきがキラキラと輝く。 174.png



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同行者たちは、7m滝くらいはフリーでガンガン越えていく。  114.png
私は、まだ今シーズンは沢登りのエンジンがかかったばかりで、同行者のペースについて行くのがやっとである。 042.gif



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木の根が垂れた滝は、木の根に捕まって右壁を越える。 060.gif



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水に濡れても、濡れなくても、各自で思いのままに小滝を越えていくのは楽しい。 060.gif



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トイ状(滑り台)の2段滝は上部がツルツルでけっこう手ごわかった。 008.gif  



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そして、意外と早くに坊主谷の核心部である5連瀑が現れる。 下部の3連瀑は右岸バンドから巻く。



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そして、12m大滝の基部に降り立つ。



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けっこう悪そうに見えたので巻いてしまったが、釜をヘツって右壁を登るのが正解のようだ。



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巻き路は、新しいTOPOでは右岸を巻く、古いTOPOでは左岸を巻くようになっている。
女の第六感は左岸かな~ということで、左岸の立木混じるの側壁を登ることにした。

ところが、この側壁がアンサウンドの浮石地獄だった! 008.gif  
リードは落石を落とさないように神経を使いながらのセンシィティブなクライミングを余儀なくされた。
1P目は50mいっぱいのばして立木でビレイ。



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2P目は20mの滑り落ちそうな斜面のトラバース。 ロープが無ければけっこうヤバイね。 008.gif  
そのまま、尾根を少し降って、立木を使って沢床へ25mのラペル。
ふう~、なんとか核心をクリアした。 042.gif  女の第六感・・鈍ってます! 105.png



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滝上もゴルジュが続くが、シビアな滝はなく楽しく通過。
左から中ノ谷の出合いを見て、その後も6m、5m滝などを直登する。 060.gif



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やがて、沢筋にワサビ田の跡と思われる石垣や石畳が見られるようになる。



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石積みの堤防も現れる。



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石積み堤防を越えると、あたりは苔むした雰囲気になる。 
苔の絨毯からイエローの花が咲いていたりしてホッとする場所だ。 



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源頭部の手前で現れる “5mの美滝” は残念ながら今は倒木に侵された汚い滝になってしまった。 145.png



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やがて滝も終わり、石積みを越えると水流も細くなって源頭部がはじまる。



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左岸に赤テープとケルン、黒い送水管が見えたら、そこが水源巡視路の取付きである。
面白い部分は終わったので、詰めはパスしてここから下山にかかる。



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水源巡視路は、山腹をトラバースしながら、浅間尾根まで徐々に標高を下げていく。 が、けっこう長い。 135.png



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しかも現在は使われていないのか? コンディションは非常に悪く、気が抜けない。 008.gif  



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崩壊した鉄パイプ橋の廃墟感が半端ではない。 ちっとしたディズニーランドのアトラクションを見るようだ。 005.gif



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後半は、明るいスギ林をぬけ・・



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一般トレイルのある浅間尾根に合流。



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一般トレイルには進まず、鳥居の前から、そのまま浅間尾根を下降する。
始めは緩やかな尾根通しに降るので “これなら楽勝じゃん” と思っていたら・・
林道との高度差100mあたりですごい急斜面となりビビった。  008.gif  



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踏ん張りのきかない急傾斜に苦戦しながらも、何とか林道に降り立つことができた。 
ちょうど資材置き場?のような広場がある場所にでた。 

坊主谷出合のパーキングまで、林道を10分くらい歩いて戻った。
沢登りに慣れた同行者たちのリードで、下山も含めて4時間半という短い時間で登れた。


坊主谷は、沢慣れした人には中流域の大滝(あるいは高巻き)さえ慎重にこなせば、他はそれほど難しくはない。
水量も多く、暑い夏には良いだろう。 
ただ、昔は美しかったであろう沢も、残念なことに現在は倒木も多く荒れた感じがするので星3つかな。


本ルートのマップ は下記のヤマレコのリンクをクリックしてね (^_-)-☆ 


私のこのルートへの評価: 3 ★ 沢登り初級~中級者向け (沢グレード1級上)
距離:約9km/ 所要時間:休憩込で約4.5時間(林道坊主谷出合 7:30‐大滝の上 10:00/10:20‐取水槽 11:20/11:30‐浅間神社鳥居‐ 林道坊主谷出合12:00)
標高差: 約500m

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by dream8sue | 2018-07-02 10:53 | Stream Climbing | Trackback | Comments(0)
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