遊佐町 鳥海山から鳥海湖を歩く     Mount Chōkai in Yuza, Yamagata

Tuesday, July 24, 2018  
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鳥海山ハイキングの2日目。 
初日は、鉾立(象潟口)から山頂御室小屋まで、ゆっくりと花を愛でながら登り、御室小屋に宿泊。
2日目は山頂を踏んで、御室小屋から鳥海湖まわりで鉾立へ下山する。


鳥海山の花に興味のある方は、初日の 鳥海山の花図鑑(下記リンク)を参照してね。




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ガスガスの霧で展望の無かった前日に引き続き、2日目の朝も山頂付近は濃霧に覆われていた。
最高点の新山の登頂を諦めて下山するツアー客を横目にみながら、どうしたものかと思案していると・・
少しだけ霧がはれて明るくなってきたので、ダメもとで山頂へ向かう。

山頂御室小屋の西側広場からペンキ矢印に従って北側の岩山に取り付く。



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神が戯れに作った積石のようなルートは、ボルダーを四つ足で登る全身運動だ。 
ハイキングストック不要・・というか邪魔だった。



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こんな岩だらけの山にも小さな生命が・・ ツガザクラの実かしら?



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途中で、いったん岩の大亀裂の底へ降る。 



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そして、再び登り返せば、大岩に新山(2236m)と書かれたピークに着く。 
案の定、新山からの展望は無く、残念! 145.png

晴れていれば、北は 秋田駒ケ岳(下記リンク参照)、南は翌日登る予定の月山や朝日連峰が見えるはずなのだが。




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下山は、矢印に従ってループ状に御室小屋へ下るルートへ進む。 途中に胎内潜りのアトラクション?つき。 037.gif 



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さて、御室小屋にデポしたザックを回収して、御田ヶ原まで往路を戻る。
出来れば外輪山コースを歩きたかったのだが、霧が濃くて展望が期待できないとのことで千蛇谷に降った。
でも、途中から外輪山が姿を見せる。



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まあ、前日は全く視界が無かったので、同ルートの下降も良いだろう。



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千蛇谷に降り立つ頃には青空も見えてくる。



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千蛇谷の雪渓から尾根への登り返しは、お花畑の中。



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やはり、天気が良いとテンションも上がるね。  060.gif 024.gif   



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ここでも、山頂付近で見られた チョウカイフスマ や イワブクロ が咲いていた。 
天然の花の寄せ植えみたい。 178.png



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前日に コバイケイソウ の群落だった七五三掛で振り返れば、火口の内壁と外輪山がよく見える。



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西側には、扇子森と、そのバックに稲倉岳が霧の中から姿を出している。



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その右側に目を転じれば、鳥越川の源頭部と鳥海山の北西の山麓が広がっている。



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さて、七五三掛の展望を楽しんだ後は、ハクサンイチゲ や ミヤマキンポウゲ の咲く御苗代の湿原を降って・・



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ハクサンシャジン をはじめとする高山植物が満開の八丁坂の下りとなる。
前日と同ルートとは思えない、光輝く花ロードに歓声が上がる。 038.gif



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八丁坂を降りきった地点が御田ヶ原分岐で、直進すれば扇子森から御浜小屋へ至る。



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私達は分岐を左に折れ、扇子森の南面をトラバースする木道に沿って鳥海湖へ向かう。



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南面には多くの雪渓が残り、草原には ニッコウキスゲ の群落がみられる。



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おや、木道の隙間に咲く白花は・・ シロバナニガナ だと思うけど・・他の山で見るより綺麗。



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木道が北西にカーブした先に見えてきたのが、ドーム形の鍋森。
手前に左へ分かれる木道が見えるが、万助道と二ノ滝道と呼ばれる南面のトレイルへ続く道のようだ。



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そして、それらの分岐をやり過ごした先に、待望の鳥海湖が待っていた。



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コバイケイソウ や ニッコウキスゲ の群落が残雪の湖畔を飾っている。



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湖面の景色が見てみたくてザレ場を降りれば、対岸の稜線に御浜小屋が見える。



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鳥海湖の南面を巻き、御浜小屋への分岐を右に見て、左(西)斜面のトレイルへ進む。
このあたりでは、イワショウブ などの湿原の花が見られる。



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ミヤマリンドウ



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特にこの ヒナザクラ が斜面一面に咲く光景は圧巻だった。



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西面トラバースが終わって合流したのが、長坂道というやはり南面へ向かうトレイルである。  
右へ行けば御浜小屋。



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このあたりも花畑となっている。 青空に映える花たち。



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長坂道の笙ヶ岳方面へ続く尾根は ニッコウキスゲ の群落。



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長坂道を笙ヶ岳方面へ100mほど行った所から、右へ直角に曲がり賽ノ河原方面へ向かう。



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メンテナンスされた石畳のトレイルが大湿原の中に続く。



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右側に御浜方向の大草原と大湿原を見ながらの下り。



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残雪でトレイルが埋まっている個所もある。



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湿原の雪解け水が小川を形成し、このあたりから渡渉と雪渓歩きとなる。



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やがて河原宿の分岐に出る。 分岐を右へ行けばやはり御浜小屋へ行く。
雪渓を渡って左へ行くと、大平山荘のある吹浦登山口である。



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鉾立へ戻るルートは、河原宿周辺に雪渓が残っているとルートファインディングが難しい。
私達は、小川に沿って雪渓の上を北へ歩き、往路の賽ノ河原に合流したけれど、雪渓のコンディションをよく見極めて歩く必要がある。



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雪渓の水は水路のようになって、賽ノ河原から奈曽渓谷にそそいでいる。



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往路では霧で何も見えなかったが、賽ノ河原は思っていた以上に明るい場所だった。



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奈曽渓谷を挟んだ対岸には、登行意欲をそそる稲倉岳が鎮座しているが、現在の登山ルートは積雪期限定のようだ。
積雪期は、蟻ノ戸渡などがある御浜からのルート(南側)ではなく、イージーな北尾根(山スキーに良いみたい)からのアプローチが多いようだ。
登るなら南から攻めたい1本だね。



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そして、往路では何も見えなかった展望台ピークに至れば、鉾立の登山口は目と鼻の先である。



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展望台近くで見かけたこの実は何かしら? ブナの実???


初日は濃霧で展望が無かったが、かろうじて2日目はまずまずの展望が得られたので良しとしよう。
ひと夏分の高山植物を見たような花、花、花の2日間だった。


本ルートのマップ は下記のヤマレコのリンクをクリックしてね (^_-)-☆

 
私のこのトレイルへの評価: 4★ 中級者向け
距離:約11km/ 所要時間:休憩込で約6.5時間(御室小屋 8:30‐新山‐御室小屋 9:30‐千蛇谷‐七五三掛 10:30‐御田ヶ原分岐 11:00‐鳥海湖 11:30‐御浜・鳥海湖分岐‐河原宿‐賽の河原 13:20‐鉾立口15:00)
標高差: 約1080m


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by dream8sue | 2018-07-24 01:04 | 山形県エリア | Trackback | Comments(0)
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