南アルプス 白峰三山縦走 Day3 農鳥岳から大門沢     Mount Nōtori in Minami Alps National Park

Friday, August 31, 2018
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南アルプスの白峰三山縦走3日目は、農鳥小屋からスタートする。
前日に北岳から間ノ岳(下記リンク参照)を越えた私達は農鳥小屋で足止めをくらった。 143.png

前日は悪天から徐々に好転し、夜半には甲府市街の夜景も見れたのだが、朝を迎える頃にはまたまた強風と濃霧に包まれてしまった。 149.png
台風が接近している中の山行なので、目まぐるしく変わる天気は仕方ないと、覚悟を決めて強風の農鳥岳に登りだす。 008.gif




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東西2つのピークをもつ農鳥岳であるが、まずは西農鳥岳を登る。
いきなりの急登を1時間ほど頑張れば西農鳥岳(3051m)である。 
さらに30分ほどで農鳥岳(3026m)であるが、この間が強風マックスで身体が飛ばさせそうだった!  149.png
ヒィィ((ll゚゚Д゚゚ll))ィィ!!! I will be blown away!

“だから、やはり前日のうちに農鳥岳を越えておけばよかったのに!” と心の声。 033.gif
結果的には、前日に農鳥小屋で泊まったこと(半強制的な足止め)がアダになった!



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霧で視界の無い農鳥岳を後にして、大門沢下降点(広河内岳分岐)へ向かう。
農鳥岳から稜線を外れ、東面の凹状地を行くトレイルでは嘘のように風が納まる。が、稜線に出ると強風との闘いとなる。 008.gif 
小さな岩場のセクションをいくつかこなしながら、鐘付きのイエロー鉄塔の立つ大門沢下降点に着く。 

晴れていれば塩見岳や荒川三山も見え、3000m級の山々とお別れで後ろ髪をひかれる場所であるが、
この悪天では、 “やれやれ・・これで強風から逃れられる” と、安堵し、さっさと下降に取りかかる。 129.png



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下降点からハイマツ帯のスイッチバックを降っていくと、ガレて岩が露出した悪いトラバースにはフィックスロープが張られていた。



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やがて、シラベやツガなどの針葉樹林帯に入り、木の根や石ころが露出した歩き難い急坂が始まる。 



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1時間ほど降って針葉樹林帯が終わり、左側が開けて大門沢の源流部が現れる。



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ザレた尾根から植物の群落となっている河原に出る。



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大門沢に流れ込む支流を渡渉しながら、大門沢右岸についたトレイルをひたすら、ひたすら降る。 



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大門沢小屋はまだか、まだかと思いながら歩くうちに なだらかなシラビソの森となる。 177.png



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森にはキノコがいっぱい。 
先ほどまで強風に痛めつけられていた気持ちは、いつの間にかキノコの森に夢中になっていた。 037.gif 



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そして、大門沢下降点から、ひたすら降ること約2時間30分、ようやく大門沢小屋に到着。 042.gif

一気に標高を下げたが、大門沢小屋から奈良田まで、まだ4時間弱の道のりがあるので、ここでしっかり休憩をしておこう。 063.gif  
なにせ、稜線から奈良田までの標高差は2000m以上もあるのだから。 ヒィィ((ll゚゚Д゚゚ll))ィィ!!!



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さて、大門沢小屋から(奈良田まで)は、勾配は無いが長距離であることを覚悟しなければならない。
まず、小屋から河原に降りて、大門沢を渡り返しながら行く。



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やがて右岸(川下に向かって右側)のトラバース路に入ると、浸み出しの多い悪路となる。 144.png



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大門沢小屋を出て、ちょうど1時間。 小尾根を巻きながらの長い山腹歩きとなる。 042.gif



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この間は広葉樹のとても綺麗な林相で、鼻歌でも歌いたくなるような気持ちの良いトレイルだ。  113.png 060.gif 



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そんな広葉樹林の森も、このドラム缶地点で終わり、その後は小尾根の急坂から再び河原に降り立つ。



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大門沢へ流れ込む支流(大コモリ沢)を渡るが、支流の流れも大きくなり、いよいよ下流域に降りてきた感じがする。



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さらに広河内と名を変えた大門沢の右岸を、小尾根を越えながら行く。



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支流の小コモリ沢を飛び石で渡り、ようやく本流を吊橋で渡れば・・



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・・そこには発電所の沈砂池があった。



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沈砂池の先で登山道はブロックされていて、迂回路でパイプ手すりのある急坂を降りれば、砂防工事現場から林道に出る。



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林道が幅広の歩き易い路で “ムジナ坂休み場” の東屋がある。  063.gif 
ゴールは近いが、朝からの疲れが出てきて足が勝手に止まって、身体が勝手に腰を下ろしてしまう。  105.png



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東屋から20分で山梨県営南アルプス林道(旧南アルプススーパー林道) 第一発電所のバス停に出る。 
“ふぅ~・・長い下りだったな~” 042.gif

バス停でバスを待っても、運よくバスが来ることはまず無いので、車道を奈良田まで(約30分)歩く。



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奈良田パーキングまで行き交うトラックに気をつけながら車道を歩いて行くと、路肩にキモイくらいの大きなキノコが群生していた。


3日間の白峰三山縦走はピーカンとはいかなかったが、間ノ岳と農鳥岳を始めて歩くことができた。

ちなみに、白峰三山縦走を北から南に歩く場合は、北岳肩ノ小屋を早朝に出発できれば、1日で大門沢小屋まで下れることが分かった。
問題は農鳥小屋の関所 041.gif をいかに早い時間に通過するかである。

The end.


本ルートのマップ は下記のヤマレコのリンクをクリックしてね (^_-)-☆ 


私のこのトレイルへの評価: 4★ 上級者向け
距離:約13km/ 所要時間:休憩込で約8.5時間(農鳥小屋 5:00‐西農鳥岳‐農鳥岳 9:30‐大門沢下降点 7:10‐大門沢小屋 9:40/10:10‐第一発電所バス停 13:00‐奈良田P 13:30)
標高差: 約2200m


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by dream8sue | 2018-08-31 15:17 | 南アルプス 国立公園 | Trackback | Comments(0)
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