飯豊連峰 残雪と花ロードの朳差岳 Day1     Mount Eburisashi in Iide Region in Bandai-Asahi National Park

Monday, June 3, 2019
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飯豊連峰の山開きにはまだ早い2019年6月上旬、花好きな同行者に誘われて、磐梯朝日国立公園の飯豊エリアへ花見山行に行ってきた。

目的の場所は、飯豊エリアの北西に位置する(新潟県側)朳差岳(えぶりさしだけ)周辺。
高山植物が咲き始めるこの時季は、カタクリやイワウチワ、イワカガミ、シラネアオイなど多くの花が見られ、特にハクサンイチゲの群落が見事である。



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<マイカーの場合>
関越、北陸、日本海東北自動車道と乗り継ぎ、中条ICから国道7号線、追分十字路を右折して県道53号を25km。
胎内川に沿って、途中に胎内川ダムを右手に見ながら山道を走れば、モダンな感じの奥胎内ヒュッテに着く。

ヒュッテは、まだこの時季は営業していないが、公衆トイレは外にあるので使用可能。
また、奥胎内ヒュッテと足ノ松尾根登山口を結ぶ、乗合タクシーは季節限定(2019年は7月6日~10月14日)で、
朝と午後3便だけなので、利用する場合は時間等の事前チェックが必須。



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奥胎内ヒュッテからトレイルヘッド(足ノ松尾根登山口)までは、頼母木川に沿って、林道を3.5kmほど東へ歩く。
林道歩きは、満開の タニウツギ が咲くウツギロードで始まる。  



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北側の大樽山の斜面にはいくつもの雪渓があり、頼母木川へその雪解け水を注いでいる。



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奥胎内橋を右に分けると、いよいよダート道となる。 



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雪解け直後の路肩には染み出し水と共に 可憐なスミレの花が咲いている。 ミヤマツボスミレ かな?



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圧倒的なウツギの群落に中に、ふわふわの絹毛の木もある・・・ミヤマヤナギ かな?



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林道を歩くこと約1時間、足ノ松沢の豪快な渓谷を眺めながら橋を渡れば、足ノ松尾根登山口はすぐである。
足ノ松尾根は文字通り、足ノ松沢と頼母木川を分け、北東に伸びた尾根のトップは大石山である。



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足ノ松尾根の登高は、木漏れ陽の森から始まった。 そして、そこには小さな生命がいっぱい芽吹いていた。 



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種から発芽した子葉(下)と本葉(上)が見られるのはブナの幼木。 って、知らなかった!
森の王様のような大木のブナも、初めはこんな小さな存在からなんだね。



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チゴユリ。 好きな花だな~



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見事に成長したブナの森を行く。



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足ノ松尾根登山口から1時間半、ひと汗かく頃に 姫子ノ峰(780m) と呼ばれる小ピークに着く。



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そこには ヒメサユリ が咲いていた。 姫小百合が咲くから姫子ノ峰なのかな?



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その後、尾根は徐々に急峻となり、両サイドの谷の高度感を増していく。 
トレイル脇には ヤマツツジ の群落が続くツツジロードとなる。 



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登高は辛いが、新緑の森の美しさを堪能できる山路である。



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ナイフリッジの岩場にはフィックスロープが張られているが、足を踏み外せば大事故になるので慎重に。



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でも、そんな岩場にも “こっちを見て” と言わんばかりに可愛らしい花々が誘惑する。



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アヤメに似た花は ヒメシャガ というらしい。 初めまして。



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ツクバネウツギ かな?



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タムシバ かな?  とにかく次々と花が現れるので楽しい。



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そうこうしているうちに 尾根の北側を流れる足ノ松沢にかかる大滝が見える 滝見場 に着く。



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滝は遥か下なのでズームアップ。



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滝見場の先で 英三ノ峰(940m) を通過する。



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ヤマツツジ や オオカメノキ の花などが咲き誇る尾根を登って行くと、残雪地帯にさしかかる。
関東地方ではツバキまたはヤブツバキと呼ばれる花も多雨地域では ユキツバキ というらしい。  



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そして、雪解け後の斜面には カタクリ の群落が現れ、しばらくの間カタクリロードが続く。  



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蕾は・・・バルタン星人みたい。 037.gif 



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イワウチワ も混生している。 



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標高が低くてもこんなに残雪がある。



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残雪地帯をトラバースして行くと、そこは ヒドノ峰(1080m)。



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ここにも目覚めたばかりの カタクリ や イワウチワ がたくさん咲いている。



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白い イワウチワ も美しい。



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ヒドノ峰の少し先に 水場 の標識がある。 豊富な残雪は、夏にはハイカーのオアシスである水場となるようだ。



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水場付近から振り返ってみれば残雪期の山風景。 う~ん、これが飯豊か~



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白い イワカガミ。 東北の色白美人は植物もしかりかな?



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このブナ林を登り切れば、そろそろ森林限界。 それにしても・・・What a beautiful beech forest.



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ブナの林床には ツバメオモト の可憐な花が咲き・・



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カタクリの群落に混じって ショウジョウバカマ が咲き・・



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2枚のハート形の葉をつけた マイヅルソウ も咲き始めている。



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ブナ林をぬけると視界が開けて イチジ峰(1265m) に到着。



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北側には足ノ松沢を挟んで、アゴク峰から、翌日登る予定の 鉾立峰 の尾根が横たわる。
グリーンの山肌に残雪の白が織りなす美しい模様は、息をきらせながら登る私達の目を喜ばせてくれる。



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眼前には ムラサキヤシオ の鮮やかなパープル色が残雪に映えている。



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山の標高こそ低いが、登高の標高差は約1300m。 しんどいですわ~
ひたすら足元だけ見て、後ろをふり返る余裕もないけれど・・・バックには飯豊連峰の展望台と言われる 二王子岳 がそびえている。



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蒸し暑さに身体をヒートアップさせないように、心拍数を上げないように ゆっくりと足を運ぶ。
そして、やっと 西ノ岳(1525m) までたどり着く。 大石山まではあと一息。



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 相変わらず花ロードは続いている。 ノウゴウイチゴ の花に、イエローのスミレは オオバキスミレ かな? 



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そして、気品を感じる シラネアオイ もお目見え。



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奥胎内ヒュッテをスタートしてから約7時間、ようやく大石山分岐(1562m) に到着。 

ここから北へ伸びる尾根を進めば朳差岳である。
しかし、私達が選んだ今夜のねぐらは、大石山から1kmほど東にある 頼母木小屋 なので分岐を右へ行く。



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大石山の南側には、飯豊連峰の無数の白い雪のヒダが輝く壮観な景色が展開している。
遮る物の無いここからは、どこにカメラを向けても残雪の山が入る。



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分岐から東の尾根に進むと、笹原の中に咲く タカネザクラ(ミネザクラ) を見る。
サクラがこんな低木になっているのを初めて見た。 これも豪雪地帯という環境ならではだね。



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そして、いよいよ始まった ハクサンイチゲ の群落。 Wonderful!



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まるで人工的にイチゲ畑を栽培しているかのような群生に歓喜の声が上がること間違いなし! 



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ハクサンイチゲに圧倒されてしまうけれど、このイエローの花(ミヤマキンバイかな?)にも準主役賞をあげます。



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ハクサンイチゲ畑の次に現れたのはスキー場のような雪畑。



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左に雪畑を見ながら尾根筋を登って行く。 
おや、この樹木は何かしら? 若葉のガクの部分が赤くて綺麗~ 157.png



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1623mピークの上に建つ頼母木小屋が青空をバックにくっきりと見えるようになった。 
今日はあそこまでだ~もう少しだ~ガンバレ!



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タカネザクラの木の下を通って ひと登りすれば、今夜の宿泊小屋である頼母木小屋に到着。
バイオトイレと豊富な水が水道から流れている快適な小屋で、週末は管理人が在中するようだ。(使用料:2000円)



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夕刻までの束の間、荷物をほどき、小屋の前で仲間との楽しい語らいが始まる。 
頼母木山へ続く、小屋の東側の尾根に夕日が当たってきた。 



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日本海に沈む夕日と紅に染まりゆく飯豊の山々は、1日の疲れを癒すには十分すぎるほどの光景だ。

そして、長い1日が終わった~。  
明日は大石山まで戻って、朳差岳を往復して、足ノ松尾根を下山するのだから、もっと長い1日になりそうだ。  Good Night!


本ルートのマップ は下記のヤマレコのリンクをクリックしてね (^_-)-☆ 


私のこのルートへの評価: 4★   中級者向け
距離:約10km/ 所要時間:休憩込で約9時間
(奥胎内ヒュッテP 6:10‐足ノ松尾根登山口 7:10‐姫ノ峰 8:40/9:00-英三ノ峰 10:20- ヒドノ峰 11:20‐イチジ峰‐西ノ峰 13:20‐大石山分岐 13:30/14:20‐頼母木小屋 15:30)
標高差: 約1300m

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# by dream8sue | 2019-06-03 17:50 | 磐梯朝日国立公園 | Trackback | Comments(0)

日光 見どころ満載の刈込湖から湯滝ループトレイル(後編)     Waterfalls Yutaki in Nikkō National Park

Friday, May 31, 2019
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2019年5月末、中級山岳ハイキングで奥日光の湯元温泉周辺を歩いてきた。 070.gif 

前編では湯元温泉から刈込湖・切込湖、涸沼を経由して光徳牧場までの道のりを記載している。(下記リンク参照)
後編は、光徳牧場周辺から観光地の湯滝や湯の湖をめぐるトレイルを書き残す。




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湯元温泉から刈込湖・切込湖、涸沼をめぐって山王峠から 光徳牧場 に到着した私達は、すでに、ここまでに約9km、5.5時間のハイキングを終えていた。

光徳牧場からは日光駅方面、湯元温泉方面へ行く路線バスの便があるので、ここからバスを利用するのも一考だ。
なお、最寄りのバス停は、牧場の売店から歩いて5分程のアストリアホテルの前にある “光徳温泉” である。



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光徳牧場は、観光牧場として多くの観光客が訪れている。
牧場内にはレストランや売店もあり、絞りたての牛乳や濃厚なアイスクリームなども味わうことができる。 111.png



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新緑に映える青の軍団  037.gif 
ハイキング途中でも大学生の団体とすれ違ったが、この時季は学校の遠足が盛んな時期なんだね。



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初めて見る ヒメイチゲの実。 懐かしいお菓子のコンペイトウみたい。 037.gif 



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光徳牧場の横の 光徳沼 から流れる 逆川。 
当初、私達はバスで湯元温泉へ戻る予定であったが、逆川のあまりの美しさにつられて下流へと歩いていた。



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川の淵に咲く ミヤマウグイスカグラ。 179.png 056.gif 



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橋を渡ってどんどん下流へ行く。 もうワクワクが止まらない。 060.gif 024.gif



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苔生した河原の石には・・



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可憐な花が咲いている。 056.gif  056.gif 



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トレイルの脇にも、スミレ や キランソウ などの野花がたくさん咲いている。 056.gif  056.gif 
岩の上に鹿の白骨などもあり、大自然の摂理を感じる路でもある。



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逆川は、途中の堤防を過ぎると水量が急に少なくなる。



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程なくして “逆川橋” のかかる国道120号に合流。 橋のたもとにはズミの花が五分咲きの見頃を迎えていた。 179.png



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橋の横には “光徳入口” のバス停があるのでバスに乗ることもできるが、ここまで来たら 湯滝 に寄っていこう。



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私達は国道に平行した涸沢から作業道のような路を歩いたが、鹿除けネットに沿った つまらない路だった。
国道から少し西に入り、戦場ヶ原の北側から湯川に沿って歩くトレイルの方がお勧めだ。 049.gif 



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国道わきに咲く ウワミズザクラ。



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逆川橋から1.5kmほど歩いて 湯滝 に到着。 
落差50m、幅25mにわたり白い飛沫を散らしながら流れ落ちてゆく様は圧巻! 



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脇の階段トレイルを登って滝の落口へ行こう。



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落口から覗き込んだら2段になっていた。



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カエデの花かな? 葉と同じグリーン系なので地味だけどとっても綺麗。



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湯滝の水源は 湯ノ湖



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その湯ノ湖の水源は、日光白根山からの水と湯元温泉からの湯も流れ込んでいる。



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腰まで水に浸かって釣りをするフィッシャーマン。 冷え性の私には無理だな~



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湯ノ湖の東岸を歩くハイキングトレイル(木道)にはQアンドAの木版が設置されているので楽しく歩ける。

Q: トレイルで鹿を見かけたらどうする。  
A1: どこまで近づけるか試してみる。  A2: おせんべいをあげる。  A3: 静かに観察する。

この質問、うけたわ~ 爆笑



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それに、たくさんのミツバツツジが満開を迎えているラブリーな路だ。 



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湖面に写るミツバツツジもいいね~



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結局、バスに乗らないで湯元温泉まで歩いてしまった。 でも、歩いて正解。

逆川、湯滝、湯ノ湖と、どれも変化に富んでいて、心躍る楽しい場所だった。
前半で歩いた刈込湖・切込湖と合わせて、今回は水がテーマのトレイルであったが、やはり水のある風景って好きだな~


本ルートのマップ は下記のヤマレコのリンクをクリックしてね (^_-)-☆ 


私のこのルートへの評価: 4★   初級者向け(光徳牧場から湯滝を通って湯元温泉までの間は初心者向き)
距離:約14km/ 所要時間:休憩込で約8時間(湯元温泉 6:30‐小峠 7:30/7:40‐刈込湖・切込湖 8:20/9:00‐涸沼 10:00‐光徳牧場バス停 12:00‐湯滝‐湯元温泉 14:30)
標高差: 約350m (累積標高差:約800m)

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# by dream8sue | 2019-05-31 23:25 | 日光 国立公園 | Trackback | Comments(1)

日光 見どころ満載の刈込湖から湯滝ループトレイル(前編)     Lake Karikome in Nikkō National Park

Friday, May 31, 2019
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2019年5月末、中級山岳ハイキングの2日目は、
奥日光の湯元からスタートして刈込湖・切込湖を通り観光地である光徳牧場や湯滝をめぐるループトレイルを歩く。 070.gif 

前日の 日光 青い中禅寺湖とシロヤシオ満開の社山ハイキング (下記リンク参照)のような好天とまではいかない曇り空の下でのハイキングとなった。 175.png
しかし、湖、川、滝の三点セットに加え、樹木や花も多く見どころ満載で、まさに “自然の箱庭” を感じるハイキングとなった。




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<マイカーの場合>
国道122号で群馬県みどり市から栃木県日光市へ入り、国道120号に合流し、いろは坂を越える。
中禅寺湖の湖畔に沿って走り、竜頭滝、戦場ヶ原などの観光スポットを見ながら北上すれば、やがて湯ノ湖が左側に見えてくる。
その先にある “湯元温泉←” の標識に従って左折すれば温泉街である。 ビジターセンタや公衆パーキングもある。



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まずは、温泉街の北側にある 湯ノ平湿原 からスタート。

案内板によれば、湯ノ平湿原は、温泉が湧出しているので冬でも凍結しないため、多くの動物が訪れるらしい。
また、かつては湯ノ湖とつながっていたらしいが、土砂の堆積などで切り離され、
現在は温泉の他に周囲からの伏流水や湧水などによって湿原の水が供給されているそうだ。



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湯ノ平湿原の中にある湯元温泉の源泉地を通って、北側のハイキングトレイルに入る。 070.gif 
湿原から温泉がポコポコ湧いているのが見られるよ。



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10分ほど階段状のトレイルを登れば、温泉街がもう眼下になっている。



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一旦、国道120号に出て、湯元光徳線歩道 と名付けられたトレイルに入る。 070.gif 



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トレイルは、三岳のすそ野をぐるりと巻いていく路で、広葉樹と針葉樹の織りなす景観が素晴らしい。



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左の対岸に生えるダケカンバの新緑と幹の白いコントラストが素敵!



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足元に咲く カタバミ や マムシグサ などの花を見ながら歩いて行く。
所々に設置させている鳥や植物の案内板を読むのも楽しい。 



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やがて、東の三岳と西の金精峠から伸びる温泉ヶ岳(ゆせんがたけ)の尾根がぶつかる 小峠 に出る。
温泉街から約1時間、ベンチも置かれているので休憩するにはちょうど良い。 063.gif



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小峠からは三岳の北西尾根の麓に広がる アスナロ の森に入って行く。



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アスナロは、ヒノキ科の常緑針葉樹でヒノキの葉よりも葉が大きいのが特徴。
アスナロって名前は聞いたことがあるが、ヒノキの仲間だとは知らなかった。   046.gif 



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巨木が生えるアスナロとコメツガの原生林に圧倒される。 005.gif



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林床では、胞子を出した苔が静かに生命の営みを行っている。 



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古木は苔の住処。 



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アスナロの森をぬけると、いつの間にか三岳の北側へ回り込んでいた。 
目の前に、三岳の噴出物が沢をせき止めてできたという刈込湖が現れる。



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ビーチのような湖畔は、歩きたくなること間違いなし! ってことで軽く散策する。



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刈込湖にそそぐ沢はあるが、不思議なことに流れ出る沢は無い・・・じゃあ、水はどこに行くの?!
答えは・・・後で教えてあ・げ・る。 037.gif



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湖畔は植物がいっぱい。 このグリーンの大葉は バイケイソウ かな?



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群生する可愛らしい花はミツバオウレンかと思ったけど・・もしかして サンリンソウ? お初です。



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1輪だけ咲いていた キバナノコマノツメ。  頑張れ!



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こんなに豊富な湖水の行先は・・? 流れ出る沢が無いので、おそらく地底に吸収されているらしい。 地球の神秘だ!  005.gif  



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さて、トレイルに戻って、切込湖のほうへ行ってみよう。 
湖畔には、花は終わっているが ヤマザクラ の木がたくさん見られる。 179.png



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刈込湖と切込湖は地図上では細い水路で繋がっているが、実際の水路は土砂で埋まって分断されている。



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切込湖へは、この道標から100mほど東へ行った所から湖へ降る踏み跡がある。



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切込湖には、鏡のような湖面に北側の1971mピークが逆さまに映っていた。 177.png 177.png



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静寂に包まれた湖畔は、新緑と白い砂地が美しい。



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2つの湖で遊んだ後は、約1.5km東にある涸沼をめざし、コメツガやアスナロの森を右に見ながら進む。



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そして、少々急な下り坂を降りきれば涸沼が現れる。 涸沼は名前の通り、水の流れていない凹状地(草原)である。



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涸沼には高山植物も多く咲くが、近年は鹿の食害でだいぶ減ってしまったそうだ。 137.png



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涸沼の南東を巻くように 山王峠 まで登る。 

涸沼の北側にそびえる山は2020mの 於呂倶羅(おろくら)山。 
ゴロ合わせに来年(2020年)この山に登っちゃう? って、登山道ないじゃん! 041.gif 



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オオカメノキ が満開の山王峠を越えて、道標に導かれながら林道の横のトレイルに入る。 070.gif



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ササ尾根についた木道歩きが終わると、光徳牧場までひたすら階段状の下り坂を南下する。 070.gif 042.gif



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標高が下がると、あたりは ミズナラ とササ原の森となる。   このあたりは紅葉シーズンになれば黄金の森だろうな~



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山王峠から約1時間(約2km)の下降で、光徳牧場に到着! 

湯元温泉をスタートしてからここまで約9km、5.5時間のハイキング。

光徳牧場から湯元温泉までは路線バスがありので、ここからバスを利用して戻ることも一考だ。
私達も当初はバスで戻る予定であったが、光徳牧場の下流を流れる 逆川 のあまりの美しさにつられて歩いてしまった。 070.gif  041.gif

逆川から観光地の湯滝、湯ノ湖の様子は (後編) に続く。


本ルートのマップ は下記のヤマレコのリンクをクリックしてね (^_-)-☆ 


私のこのルートへの評価: 4★   初心者、初級者向け
距離:約14km/ 所要時間:休憩込で約8時間(湯元温泉 6:30‐小峠 7:30/7:40‐刈込湖・切込湖 8:20/9:00‐涸沼 10:00‐光徳牧場バス停 12:00‐湯滝‐湯元温泉 14:30)
標高差: 約350m (累積標高差:約800m)

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# by dream8sue | 2019-05-31 13:40 | 日光 国立公園 | Trackback | Comments(0)

日光 青い中禅寺湖とシロヤシオ満開の社山ハイキング     Shazan in Nikkō National Park

Thursday, May 30, 2019
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5月も末ともなると初夏の気配、ハイキングも中級山岳に出かけたくなる。
そこで、近年よく訪れている日光エリアに今年(2019年)も出かけることにする。

初日は奥日光の湖、刈込湖あたりを計画したのだが、あまりの好天なので展望の良い社山に登ることにした。
登山口は、手っ取り早く稜線に立てる半月山パーキングから。



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<マイカーの場合>
国道122号で群馬県みどり市から栃木県日光市へ入り、国道120号に合流し、いろは坂を越える。
“立木観音入口” の信号を左折して県道250号を約9km走れば終点の半月山パーキングに至る。

なお、この県道はローリング族対策のため夜間は閉鎖される(17時には閉まるので要注意)



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半月山パーキングの標高は既に1600mなので展望も良い。
南側のザレた尾根は、近年ハイカーに人気がある 中倉山 の稜線のようだ。



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そして、東側にはこれから登る社山や奥日光の山々がそびえている。



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半月山展望台へのトレイルヘッド(ハイキング路入口)は県道のどん詰まりにある。 



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ダケカンバとササ原の明るい路をしばらく行き、展望台近くの山腹を巻けば、ちょうど見ごろをむかえた シロヤシオ が出迎えてくれる。



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稜線に合流した所に半月山展望台がある。 男体山 と中禅寺湖に突起した八丁出島のお決まりのショット。



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半月山展望台で景色を楽しんだ後は、社山方向(西)へ向かい半月峠まで130mの下降。



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半月峠から小ピーク(中禅寺山)を登り返した後、今度は阿世潟峠まで240mの下降。



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稜線上は シロヤシオ が満開で、シロヤシオのトンネルをくぐり西へ向かってアップダウンを繰り返す。



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右手には男体山と中禅寺湖。



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左手に足尾を流れる久蔵川源流部を眺めながら社山をターゲットする。



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源流部の斜面には鮮やかなパープル色をした ミツバツツジ の群落がある。



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 そして、本ルートの シロヤシオ賞 は、阿世潟峠近くに生えるこの木に決定! 見事な花付きです。



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阿世潟峠を通過して、社山までの長い稜線を見る。 
まだまだ・・というか・・ここからが本ルートの核心、400mの登高だ。



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でも、展望は最高に良い稜線なので、晴れた日なら苦しいながらも楽しく歩けるだろう。



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 シロヤシオ に映える中禅寺湖。



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 男体山の左に目をやれば、太郎山 から日光白根山までの山々が一望できる。 Wonderful!



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シロヤシオ に映える 日光白根山



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素晴らしい展望に何度も立ち止まりながら歩いているうちに、社山への最後の登りとなる。



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そして、右側に針葉樹が生える稜線をひと登りすれば社山(1826m)に到着。



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山名板のあるピークの少し先に眺望のきく気持ちの良い場所がある。

南に伸びる尾根が、バリエーションルートである 社山南稜ルート である。
私は2015年の秋に歩いているのだが、12時間のロングルートで、つるべ落としの秋ということもあり、
下山途中で日没をむかえてしまった苦い経験がある。



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北面には アズマシャクナゲ が花盛り。



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社山で晴朗な気分に浸りながら、ゆっくりランチ休憩した後は、ポストカードのような景色を見ながら往路を阿世潟峠まで戻る。



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そして、どうせなら湖畔歩きも楽しもうと、阿世潟峠から湖畔側へ降りることにした。



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始めは山腹を巻きながら降って、やがて森中に響き渡るセミの声を聞きながら沢沿いの広い路を行く。



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阿世潟峠から15分ほどの下降で湖畔の阿世潟に出る。 



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足元の落葉の中に、こんな花?をたくさん見かけた。 この植物の名前を教えてください。 040.gif 



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湖畔に咲く シロヤシオ が湖面のブルーをバックに映える。



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楽しい湖畔歩きは1.5kmで終わり狸窪に着く。 ここから半月展望台まで450mの登り返しとなる。

狸窪から半月山展望台までは、2018年の秋にも歩いているので、 秋色の半月峠 の様子は下記リンクを参照のこと。




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道標に従って雑木林のトレイルに入り、徐々に勾配を増すスイッチバックの路を登る。  



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やがてネコノメソウが咲く荒れた沢をトラバースして、ササ原の急登を登りきれば、そこは半月峠である。



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半月峠から、さらに100mほどの登りで半月山展望台に着く。 
再度、展望台に寄り、最後に中禅寺湖を囲む山々の眺望を楽しんでからパーキングへ降ろう。


今回のルートは、スタート地点の半月山パーキングが1600mと高く、簡単に稜線に立てることから油断してしまうが、
社山までに2つの峠に下ってからの登り返しということなので、思いの他ハードである。

加えて、湖畔まで下ってしまったので、半月峠までの登り返しの辛いこと辛いこと・・・累計標高差は1000m越えだった。💦
でも、満開のシロヤシオは、期待していなかっただけに、嬉しいサプライズだった。

ちなみに私達は翌日、湯元温泉からのループトレイルで、刈込湖・切込湖の湖巡りと湯滝の観光遊歩道を歩いた。


本ルートのマップ は下記のヤマレコのリンクをクリックしてね (^_-)-☆ 

私のこのルートへの評価: 5★   初級者向け(ただし、それなりの体力は必要)
距離:約10km/ 所要時間:休憩込で約7時間
(半月山P 9:30‐半月山展望台‐半月峠‐阿世潟峠 11:00‐社山 12:10/13:10‐阿世潟峠‐中禅寺湖畔‐半月峠‐半月山展望台 15:40/16:00‐半月山P 16:20)
標高差: 約500m (累積標高差:約1100m)

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# by dream8sue | 2019-05-30 00:27 | 日光 国立公園 | Trackback | Comments(0)

高崎市 薮をかき分け竜ヶ岳から笹塒山へ     Ryugatake to Mount Sasatoya in Takasaki, Gunma

Saturday, May 25, 2019
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群馬県高崎市の西の端に位置する竜ヶ岳は、多数のハイカーが訪れる 浅間隠山 から北東にあり登る人も少ない地味な山だ。
中腹には群馬県指定天然記念物の “笹塒山のヒカリゴケ及びウサギコウモリ生息洞窟” がある。

竜ヶ岳から笹塒(ささとや)山へ続く稜線の東側には70mの絶壁があり、ルート取りが難しい。
竜ヶ岳、笹塒山ともに登山道は地図に記載されていないので地図とコンパスは必携だ。
ちなみに、今回は藪岩バリエーションのトレーニングも兼ねているのでGPSの使用は禁止。 037.gif


このルートは天然記念物の洞窟までは道標があるものの稜線縦走の登山道は不明瞭です。   
入山に際しては読図や登攀技術など未整備のルート歩きの経験が必要であることを留意してください。




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<マイカーの場合>
群馬県高崎市の市街から国道406号を西へ向かい、倉渕町 “権田” の信号で左折し県道54号(長野原倉渕線)に入り北軽井沢方面へ。
登山口の “新開” までは、権田の信号から約6.5km走れば天然記念物の標識がある。
標識の横と、道路を挟んだ向かいにもパーキング可能スペースがある。
林道入口には車止めのゲートがあり、一般車は入れない。 



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ゲートから林道を進み、20分程で分岐があり、洞穴へ2.7kmの道標がある。
ちなみに、下山は右の林道を下るループトレイルとなる。



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分岐を左に進むと烏川の支流、滑川へ流れ込む沢を交差して行く。 沢筋のハナウツギが満開。 056.gif  



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ゲートから歩くこと約1時間、洞窟への道標に従って右へ。 070.gif 



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沢の右岸(下流に向いて右側)沿いにしばらくスギ林の路を チゴユリ や クワガタソウ などの花を愛でながら歩く。 070.gif  056.gif  



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右手に沢へ降る踏み跡(荒れていて見落とし易いので注意)があり、沢を横切ると、そこにも道標があった。



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緑の広葉樹の森の中には、イースター島のモアイ像を彷彿させるような岩が見える。



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モアイ像のすぐ先で、トレイルの右上に鉄柵に囲まれた “笹塒山のヒカリゴケ及びウサギコウモリ生息洞窟” が見えてくる。
ここにも標識が設置されてるが、倒木などもあり維持メンテナンスはあまりされていない様子だ。



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保護柵越しにエメラルドグリーンに光るヒカリゴケが見えるが、さすがにウサギコウモリを見ることはできない。
案内板に寄れば、大きな折れ曲がった特徴的な耳を持つコウモリらしい。



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洞窟の先でゴーロになりトレイルが消えるので、右の尾根に取り付く。



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尾根上に出ると、“群教員” “文化財境界” と刻まれた石標がある。 
こんな石標もあるんだね~  初めて見たかも・・



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これも初めて見るキノコ!  う~ん・・アミガサタケか?類似種だね。
これは春キノコで、内部は頭部から柄まで空洞になっている。



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雑木林の長いスイッチバック “十八曲がり” を大汗をかきながら登り、その後、湿った小沢からザレたササ尾根を詰めれば稜線に出る。 042.gif 



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新緑とササの稜線に飛び出せば、雪が残る草津白根山方向の山々を樹間に望むことができる。



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竜ヶ岳へは、明るい尾根筋を左(南西)へ ツクバネソウ や ミヤマエンレイソウ などの春の花を見ながら進む。 070.gif 056.gif   



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トゲのある低木には、よく見ると可愛らしい花が咲いている。 この植物の名前は何かしら?



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山頂近くにはシダの群落と、鮮やかなイエローの花(ツルキンバイ?)が落葉樹林の下一面に生えひろがっていた。 056.gif  056.gif  



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そして、地図上に名前の無い1410mの倒木が横たわる広い山頂に到着。 
そこが竜ヶ岳(地元では岩岳と言うらしい)で、まだ開花には早いヤマツツジの群落の中にある。



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さて、竜ヶ岳でのランチ休憩後は笹塒山へ向けて、稜線を北へとたどる。
登ってきた洞窟からの合流点を通り過ぎ、さらに北へ行くと、右(東)側が切り立ったヤセ尾根となり、藪が開けた所(北峰)からは笹塒山への稜線が見える。



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そして、北峰から先は猛烈な藪と絶壁で歩行不可能となる。



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それでも、巻き路を探すことなく、絶壁の先に活路を見いだすために藪に突入! 070.gif 
数メーター下に展望のきく岩場があったので、藪をかき分け、藪に捕まって岩場に降りて偵察。



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右に笹塒山への稜線が見え、岩壁基部の様子も見える。 
左に見えるピナクルと岩壁の間の薮ルンゼを50mほどラペルすれば岩壁基部まで降りられそうだ。



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そうと決まれば行動するだけ! 
立木に捨て縄をセットして、まず20mのラペルし、ルンゼ側壁に生える立木をアンカーにする。
その立木にまたがって、2度目のラペル支点をセットする。 (写真はその立木アンカーから笹塒山方向を見たもの)



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2回目のラペル25mでどうにか岩壁基部へ到着。 
ルンゼ内には浮石や剥がれそうな岩片もあるので下降中はそれらを墜とさないことはもちろん、基部に着いたら岩壁から離れて待機した方が良い。



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巻き路と思われる薄い踏み跡に合流して北東へ進む。 下降した北壁を振り返って見る。 
木立でよく見えないが、その壁の斜度は強くロープ無くしては降りられないだろう。



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その後も、地図を見ながら、踏み跡など皆無の稜線をひたすら直登。 070.gif 



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やがて、傾斜がゆるやかな尾根となり、笹塒山の西峰へと続く。 



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笹塒山は東西に長い山で、新緑とコラボレーションするかのようにツツジが咲く尾根を西から東へと進む。  056.gif  070.gif 



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トレイル脇にポツリポツリと咲いている ワチガイソウ や ユキザサ に足を止める。 056.gif  



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笹塒山の西峰は縦走路の途中のようなピークなので、尾根の左右に付けられた山名板に気づかなければ、それとは分からないだろう。



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中峰から下山路の南尾根への分岐がある。



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南尾根の分岐から100mほど東へ行けば、鳥居と石祠のある東峰である。



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南尾根は ミツバツツジ や ヤマツツジ の咲くラブリーな尾根だ。 056.gif  056.gif   



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しかし、途中で(直線距離で300m)尾根が2手に分かれるポイントはあるので、
ここではしっかりコンパスを合わせて方向確認をし、南東尾根の方に進もう。



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分岐から一気に300mほど標高を下げたあたり林道に合流する。
後は、道端に咲くツツジやウツギの花を観賞しながら、疲れた身体を前に進めるだけだ。 070.gif 



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林道の途中から見える、烏川を隔てた対岸の 角落山 や 鼻曲山 の迫力ある山並みに
藪岩好きのメンバーは足を止めて見入っていた。


この標高での藪岩バリエーションをやるには、時期的に少し遅かった。
薮が成長してしまって、見通しのきかない中でのルートファインディングは1グレードアップの藪岩ハイキング?となった。

ちなみに、この日は北海道で死者が出るほどの5月にしては異例な猛暑となった。
私も水分を多めに摂取していたにも関わらず軽い熱中症状態でなり、下山中に頭痛、吐き気、睡魔に襲われた。
これからの季節、暑さ対策を念入りにしましょう!


本ルートのマップ は下記のヤマレコのリンクをクリックしてね (^_-)-☆ 

私のこのルートへの評価: 3★   上級者向け
距離:約13km/ 所要時間:休憩込で約9.5時間(新開登山口 8:20‐林道ヒカリゴケ登山口‐ヒカリゴケ保護地‐竜ヶ岳11:30/12:30‐笹塒山 15:40‐新開登山口 17:50)
標高差: 約670m (累積標高差:約850m)

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# by dream8sue | 2019-05-25 18:47 | 群馬県エリア | Trackback | Comments(0)

塩原 新緑の八方ヶ原で春の宝探しのようなハイキング     Mount Takahara in Nikkō National Park

Friday, May 17, 2019
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日光国立公園に属す高原山の東北部の裾野にある 八方ヶ原 周辺を歩いてきた。  070.gif 

噴火時に流れ出た溶岩によって形成された八方ヶ原は、平坦な階段状の台地を構成していて、
上段から順に大間々、小間々、学校平(がっこうだいら)と名づけられている。

また、八方ヶ原周辺は20万株のレングツツジの群生地でもあり、開花時期にはハイカーのみならず、観光バスで多くの観光客が訪れる場所である。
残念ながら今年は開花が遅れていて、パーキングに建てられた展望デッキから見渡すツツジの園はまだ蕾状態のツツジばかりだった。 134.png



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<マイカーの場合>
登山口の大間々台までは、東北自動車道 矢板ICから北へ約28kmのドライブ。
矢板市街地を通過して塩原方面へ走り “泉” の信号を左折し県道56号(通称:八方道路)を進む。
八方ヶ原エリアの山間部を走り “山の駅たかはら” のある学校平の手前を左折して坂道を登り詰めれば大間々パーキングである。



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八方ヶ原には、いくつもの自然歩道が整備されているので歩き易い。
やしお、青空、見晴、林間と名付けられたハイキングトレイルの好きなコースを繋げて歩こう。

私達は、時計廻りにまず、アカヤシオ、シロヤシオ が期待できる “やしおコース” で標高を下げて ミツモチ山 を目指す。



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よくメンテナンスされた幅広のトレイルを降って、淡い新緑と丈の低いササ原が美しい山腹を行く。



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 トレイル脇には、 朝露に濡れた ワチガイソウ や スミレ が咲いている。 056.gif  056.gif  056.gif 



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いくつかの涸れ沢を巻きながら南下する。 ブナ や カエデ の新緑が実に美しい。 177.png



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あら、この可憐な花は何という名かしら? 039.gif



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やがて イラモミ や コメツガ などの針葉樹の生えた坂道を上ると・・



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左側は湯沢の源流部となり、綺麗に咲いた オオカメノキ(ムシカリ) の下を通って、アカヤシオ群生地へと進む。 060.gif 070.gif 



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 緩やかな斜面には、まだ カタクリ の花が見られ、 ユキザサ の新葉には小さな小さな花芽が付いている。 056.gif  056.gif 056.gif 



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アカヤシオ群生地 は広い窪地状で、道標によれば “大丸” という場所だ。



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終盤を迎えている アカヤシオ に取って代わって ミツバツツジ が咲き始めている。 056.gif 
ピンクとパープルがミックスされた素敵な色空間が楽しめる。 177.png



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足元にはみずみずしい苔のカーペットに根を下ろす若葉。 101.png



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アカヤシオ群生地から さらに南東へ0.7kmほどササ原の路をいけば展望デッキの設置されたミツモチに着く。 042.gif 



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展望デッキで一休み。063.gif    目の前には赤い蕾をたくさんつけた ズミ の木がある。  056.gif 



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展望デッキから南に行き、林道のような “青空コース” に入り、折り返して(右折して)北上する。 



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ミツモチ(1248m)のピークは、青空コースを横切って南へ少し入った所にある。
周囲には、 シロヤシオ(ゴヨウツツジ) の木が多く、今にも咲きそうな蕾をつけていた。



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砂利を敷き詰めたトレイルを歩き、霧が流れる草原を横切って行く。



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時々現れる アカヤシオ の大木を鑑賞しながら、のんびりと歩く。 070.gif



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幅広の平坦なトレイル歩きでは、アカヤシオの花だけではなく、おしゃべりにも花が咲く。
気づけば、八海山神社へ登る “見晴コース” の入口に着いていた。 037.gif  



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ここからは、新緑の広葉樹の中を登る山路となる。



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すぐにゴツゴツした岩混じりのトレイルとなるが、ひと登りで展望が開ける。



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展望の開けた尾根を、左手に権現沢や南に広がる雄大な景色を見ながら、八海山神社まで緩やかな路をたどる。



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西側には釈迦ヶ岳の稜線が見えるが、山頂は雲の中だ。



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八海山神社の直下は、賽の河原みたいな石がゴロゴロした路。



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広々とした八海山神社に到着。 小祠は壊れていた。



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さて、ここから大間々パーキングへ下山となるのだが、ちょっと稜線を見に釈迦ヶ岳と大入道の中間にある 剣ヶ峰 まで往復することにした。



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八海山神社から北西方向へ樹林帯を登って行くと、 矢板市最高点(1590m)を通過する。 070.gif 
その先の小ピークまで行けば北側に剣ヶ峰と、バックに大きな前黒山?が見えてくる。



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シロヤシオの木が多く見られるものの花はまだ咲いてはいない。 
剣ヶ峰との鞍部に降ると タカネザクラ(ミネザクラ) が三分咲きだった。 056.gif  179.png



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剣ヶ峰は、釈迦ヶ岳と大入道の通過点のようなピークでパッとしない。

次回は、必ず釈迦ヶ岳と大入道を歩いてみたいな~。 
“その時にまた来るからね~”と 剣ヶ峰に別れを告げて八海山神社までの往路を戻る。 070.gif 



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矢板市最高点への登り返しで、ヒメイチゲ の群生を発見。 056.gif  056.gif 
枯れ笹の中で可憐に咲くその小さな花は、息せき切って足元だけを見て歩く登高だからこそ見つけることができた。
これは、頑張ってここまで来た私へのご褒美に違いない!   045.gif  060.gif



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八海山神社からは “林間コース” をたどり大間々パーキングへ下山する。 070.gif 
林間コースという名の通り、広葉樹の森からカタクリが咲く針葉樹の森の中を行くトレイルだ。



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オオカメノキが咲く小さな沢を渡り、再びヒノキなどの針葉樹林帯をぬければ、大間々パーキングはすぐである。



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アカヤシオは終盤、シロヤシオにはまだ早いといった感じだったが、
足元に咲く小さな春の花や、はっとするような苔の美しさに度々足が止まる、まさに高原の春を見るけるハイキングだった。
ツツジ一点盛りのお花見山行も良いが、こんな宝探しのようなハイキングも楽しいね。 049.gif  038.gif 

トレイル自体は、観光トレイルの要素が強いので、整い過ぎている点が本格的な自然派ハイカーには物足りないかもしれない。
が、これからハイキングを始めたい初心者、初級者向けのトレイルとしてとらえるならば便利な存在だろう。 045.gif 


本ルートのマップ は下記のヤマレコのリンクをクリックしてね (^_-)-☆ 


私のこのルートへの評価: 4★   初心者、初級者向け
距離:約13.5km/ 所要時間:休憩込で約6時間
(八方ヶ原大間々P 7:10‐やしおコース‐ミツモチ 9:00/9:20‐青空コース‐見晴コース入口 10:30‐八海山神社 11:20‐剣ヶ峰‐八海山神社 12:20‐林間コース‐大間々P 13:00)
標高差: 約300m (累積標高差:約650m)





おまけ:【おしらじの滝】

八方ヶ原エリアにはスッカンブルーで有名な おしらじの滝 がある。
“山の駅たかはら” のある学校平から1kmほど県道56号を北上した所に滝へ行く遊歩道入口がある。

訪れたこの日、沢は渇水時期で滝にはグリーンの苔が生えていた。 
滝壺の色もスッカンブルーでは無く すっかりグリーンだった。 041.gif


しっかりブルーの おしらじの滝 を見たい方は、沢登りの記録 → 
“塩原 桜沢でスッカンブルーの沢登り     Stream Climbing in Sakurasawa, Nikkō National Park” を参照してください。


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# by dream8sue | 2019-05-17 12:45 | 日光 国立公園 | Trackback | Comments(0)

日光市・鹿沼市 細尾峠から登る夕日岳はミツバツツジとアカヤシオの路     Mount Yuhi in Kanuma, Tochigi

Thursday, May 16, 2019
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新緑の頃、栃木県の日光市と鹿沼市の郡境に夕日岳というアカヤシオが咲くピークがある。
この夕日岳がある周辺には、袈裟丸山 や 足尾の中倉山 などアカヤシオで有名な山が多いが、
夕日岳もそれらに負けない素晴らしいアカヤシオロードの山だった。



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<マイカーの場合>
登山口の細尾峠へは、以前 細尾峠から中禅寺湖の紅葉めぐり をしているので下記リンクを参照のこと。
2つの登山口が峠道を挟んで切り開かれている。 




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細尾峠から登り出して5分もしないで、満開のミツバツツジの群落が出迎えてくれる。



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霧に濡れたミツバツツジが、色っぽい!



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ヤマツツジが今にも咲きそうな赤い蕾を膨らませている。



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尾根をひと登りでヤセ尾根となり・・・



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右側がスッパリと落ちた崩壊地を慎重に越える。



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崩壊地には幹の中央に穴が開いた木があった。 どうしてこんな形状に育ったのかしら?
ひとつ目の傘お化けみたい~  037.gif 



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その後は薬師岳の西尾根を詰める。 



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この標高(1200m~1300m前後)ではアカヤシオよりもミツバツツジの方が美しく咲いている。



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1420mの薬師岳に迫るあたりからアカヤシオの群落が現れる。
細尾峠から薬師岳への登りは標高差230mなのだが、山頂直下は意外ときつい斜度である。
西側には足尾方面の山並みが広がる。(往路では霧で見えなかった)



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霧に浮かぶ幻想的なアカヤシオ。



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薬師岳に置かれた石祠にもアカヤシオの花飾り。



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薬師岳山頂はアカヤシオ祭りだった。
薬師岳から夕日岳の分岐(三ツ目)まで約4kmの間はいくつもの小ピークのアップダウンが続く。



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その間も所々でアカヤシオの群落を見るが、すでに花を墜としている木々も多い。
その落ちたアカヤシオの花が、根元のササ原をピンク色に染める様も風情がある。



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1365mピークから1405mピークあたりは新緑ゾーンで、ライトグリーンの森の中を進む。 070.gif 



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ライトグリーンとピンクの素敵な空間模様。 113.png



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花付きの良いミツバツツジの木が、その存在をアピールするかのようにトレイル脇にたたずんでいる。



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その蕾をよく見れば、上向きで帽子?を被っている。



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シロヤシオの蕾は下向きで帽子は被っていないね。



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こちらは苔の帽子を被った石祠。  霧の漂う山路にはよく似合う。



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アカヤシオの花びらを踏みしめて・・・070.gif 



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ようやく着いた夕日岳への分岐、三ツ目。



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分岐で進路を左(東)へ進めば 今まで以上に長いアカヤシオの群落が続く。 まるで街路樹状態。 005.gif  113.png



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分岐から夕日岳までは約1kmで、特に左側(北面)にアカヤシオが多い。



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幻想的なアカヤシオも良いが、やはり青空に映えるアカヤシオが見たかったな~



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やがて、岩場が現れ・・・



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その先に夕日岳(1526m)



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夕日岳のピーク周辺はアカヤシオの園



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彼女の目線にはこんなアカヤシオが映っている。 179.png 179.png



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アカヤシオ狙いなら夕日岳までの往復で充分。 
このエリアを初めて訪れた私達は、三ツ目の分岐から地蔵岳まで足をのばすことにした。 070.gif 



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不思議なくらいにツツジの木が減り、アカヤシオもちらほらとある程度となる。



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すっきりとした地蔵岳(1483m)のピークからは、東に夕日岳のシルエットが見える。



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下山は、往路のツツジロードを通って細尾峠まで戻る。

迷うような尾根ではないが、ゆるやかではあるがアップダウンが多く、距離も13kmと長く思いの他疲れる。
ツツジが咲くこの時季が一押しであるが、全山が広葉樹の森なので紅葉シーズンも期待できるだろう。


本ルートのマップ は下記のヤマレコのリンクをクリックしてね (^_-)-☆ 

私のこのルートへの評価: 春限定で4★   初級者向け
距離:約13km/ 所要時間:休憩込で約7時間(細尾峠 8:00‐薬師岳 9:00‐夕日岳 11:00/12:20‐地蔵岳‐薬師岳‐細尾峠 15:00)
標高差: 約330m (累積標高差:約650m)

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# by dream8sue | 2019-05-16 20:44 | 栃木県エリア | Trackback | Comments(0)

西上州(下仁田町) 物見山から八風山へ芽吹きの県境尾根を歩く     Mount Monomi to Mount Hapū in West area of Gunma

Saturday, May 11, 2019
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いつでも行ける山、そう思うとなかなか行けない山、そんな存在の山が私にとっての物見山と八風山。

4月の半ばに、この近くの群馬県と長野県の県境尾根を訪れた時は、まだセピア色の山並みだった。
そこで、GW後の5月中旬くらいがちょうど新緑に染まる頃かと考えて、気になっていたこのルートを歩いてきた。



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<マイカーの場合>
神津牧場 :群馬県甘楽郡下仁田町大字南野牧250(下記リンク参照)をターゲットする。
130台収容のパーキング(無料)がある。




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まずは物見山へ登る。 パーキングの脇から階段を登って、樹林の山腹を緩やかに登る。



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樹林帯にはササ原と落葉の斜面が続き、見慣れたスミレの花や、見慣れない可憐な花が咲いている。
この花は何かしら? 分かる方がいたら教えてください。 040.gif 



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車道を横切って稜線に出たら、左(南)へ少し行き 物見岩 に寄っていこう。



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物見岩は、高さ5mくらいの小さな岩塊なのに、不思議と大展望が得られる。 005.gif   



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西側には八ヶ岳連峰、奥秩父連峰、荒船山、西上州の山々が展開している。



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物見岩で遊んだ後は、分岐に戻り物見山を目指す。 
足元にはタンポポやスミレの花が多く、特にスミレは フモトスミレ、エイザンスミレ、タチツボスミレ、名前の分からないスミレが各種咲いていた。



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物見山へ行く途中に、内山無線中継所展望台 があるので寄り道する。



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展望台からは、物見山からキャンプ場が隣接する内山牧場が西側に広がっているのが見渡せる。



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一旦、車道に出て、牧場の柵に沿って登れば一気に展望が開けてくる。
いつも見ている荒船山や西上州の山々を違う角度から眺めるのは新鮮な気分だ。 060.gif 



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車道からひと登りで、電波塔の建つ物見山(1375m)に着く。 



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物見山から北へ降れば、神津牧場の牧草地が広がる。
バックに展開する浅間山や西上州の山並みと合わせて、このコースのハイライトである。



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再度、車道を横切り尾根上の山路に入れば・・・



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志賀牧場の牧草地の先に西上州の山並みが青く横たわる。 う~ん、素晴らしい眺めだ!



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程なく神津牧場への分岐がある 香坂峠 に着く。



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直進して北へ進めば、群馬側(右側)が切立った谷となってくる。



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この辺りから八風山へと続く尾根路の淡い新緑と、しっとり落ちついた雰囲気もなかなか良い。



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オオカメノキの花も美しく咲き誇り、葉もまだ虫に食われ無く新鮮。



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そのまま北上すれば、またまた車道に出る。 
その先の樹林帯には左手に東屋があり・・この辺りが矢川峠かな~・・



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・・と思って歩いていたら、 矢川峠 の標識のかかる林道に出た。 
この矢川峠を右(東)へ下れば 高立一本岩 がある高立集落に至る。



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矢川峠からまた登りが続く。 短いがザレたクサリ場のトラバースもあるので慎重に。 034.gif



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トラバースの先も尾根の左斜面を巻いて北東へ進む。



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この辺りは まだ木立の芽吹きも薄く、白いコブシ?のような花だけが目につく。



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足元にはスミレの他に、地獄の釜の蓋なんて凄い別名をもつ キランソウ が咲いている。



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やがて、山頂直下の長野県側からの分岐に着く。 
長野県側(軽井沢町)の登山口からならここまで何と20分という近さ!



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八風山(1315m)の山頂は、ゴルフ場のグリーンかと思うような円形のフラット台地。
山頂の三角点は一等で、昔は人気の山だったようだ。



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山頂でゆっくりランチタイムを楽しんだ後は、香坂峠まで雑木林に咲くオオカメノキなどを愛でながら往路を戻る。



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香坂峠からの下山ルートは、左へ折れて沢を横切りつつ尾根をからめて緩やかに下る。



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ミヤマエンレイソウ や ヒトリシズカ など春の定番の花だけど、出合えればやはり嬉しい。



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ササ原にたたずむ道祖神や石仏の風情もいいね。



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標高が少し下がったせいか、モミジ や カエデ の新緑が鮮やかになってきた。



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路幅が広くなり、落葉の下に石がゴロゴロ隠れた路を降って行くと神津牧場の牧草地に出る。



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牧草地のバックに広がる芽吹きの山の色合いが、西上州の遅い春を印象付ける。 この時期に訪れて正解だった。 101.png



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廃屋を右手に、牧草地を左手に見ながら降って行くと赤い屋根が並ぶ神津牧場に着く。

ちなみに、神津牧場って、日本で最初(1887年:明治20年)に開設されたの西洋式牧場なんだって。 知らなかった! 005.gif 



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牛舎に立ち寄れば、生まれて間もない子牛のつぶらな瞳にSueはノックアウトされた。 子牛ってこんなに可愛いかったのね~ 113.png



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三分咲きのサクラの木の下では、眠そうな目をしたヤギが気持ちよさそうにうたた寝?をしていた。 037.gif 
神津牧場は観光牧場なので売店や食堂もあり、有料で乳しぼりなどの体験や宿泊もできる。


下界はすっかり初夏の気配であるが、県境尾根は今がまさに春の到来である。
尾根路に平行する林道は興ざめであるが、丈の短いササ原と雑木林の森は明るくて歩き易い。
メルヘンチックな想像をかきたてる神津牧場と合わせて、芽吹きの路を歩く手軽で楽しいハイキングだった。 060.gif 


本ルートのマップ は下記のヤマレコのリンクをクリックしてね (^_-)-☆ 

私のこのルートへの評価: 3★ 初級者向け
距離:約13km/ 所要時間:休憩込で約7.5時間(神津牧場P 7:00‐物見岩‐物見山 9:00‐香坂峠‐矢川峠‐八風山 10:40/11:30‐矢川峠‐香坂峠‐神津牧場 14:00/14:30)
標高差: 約550m

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# by dream8sue | 2019-05-11 11:27 | 群馬県 西上州エリア | Trackback | Comments(0)

南牧村 アカヤシオに染まる毛無岩でクライミング 烏帽子岩直上ルート     Rock Climbing at Kenashiiwa in Nanmoku, Gunma

Sunday, May 5, 2019
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自称、西上州フリークと言いながら、毛無岩にクライミングルートがあるなんて知らなかった!     ヾ(o≧∀≦o)ノ゙
そこで、藪が濃くなる前の五月晴れの日に毛無岩南壁、烏帽子岩直上ルートを登ってきた。

毛無岩南壁の岩質は、高立一本岩 や鹿岳南壁、妙義山御殿東壁 よりはましであるが、
子持山の獅子岩二子山の中央稜 ほど快適ではない。

メンバーは4人で2パーティー(A&Bチーム)に分かれ、全員で無線交信しながらワイワイ、ガヤガヤと登る。



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アクセスは、群馬県南牧村の道場集落になる 毛無岩登山口 と同じなので下記リンクを参照のこと。




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登山口である道場(どうじょう)神社から尾根コースの登山道を登る。
最初は右俣沢に沿って進み、途中から左の稜線を目指し樹林帯の急斜面を登る。

スタートから40分ほどで尾根上に出る。 
そこは、大きなマツの木が立つ “赤松の休み場” である。 が・・休まずに進む。 042.gif 



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赤松の休み場からは迷うことの無い一直線の尾根であるが、両サイドが深い谷をもつヤセ尾根なので滑落注意。



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右側の谷にもいくつもの岩壁が見られ、1275mから伸びる岩稜尾根が横たわる。
機会があればこちらの岩稜尾根も歩いてみたいな~



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左側の谷は、すでに歩いたことがある沢コースで、左のピークが イデミ という1294mの岩峰。



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ミツバツツジが咲く尾根を登ること1時間弱、見晴らしのよいナイフリッジに立てば、
ようやく前方に黒い衝立のような毛無岩が頭をのぞかせる。



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この辺りの標高になると視界もだいぶ開けて、左(西側)のスカイラインには 立岩 から 荒船山 まで一望できる。



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直登はできそうもない岩峰(展望岩)は、右側に張られたフィックスロープで越える。



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展望岩へは北側のコルから容易に登れ、毛無岩の全容が見られる。
ここでじっくりと登攀ルートを観察しておくとよいだろう。



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展望岩から毛無岩南壁の基部へ行く分岐(倒れた標識の支柱あり)までは10分とかからない。 



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分岐を左へ5分くらいで顕著なルンゼが現れ、稜線上に烏帽子岩と思われる岩塔が見える。
このルンゼの左側の尾根が烏帽子岩直上ルートへのアプローチである。 



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アプローチの尾根はブッシュと岩のミックスで、2~3ピッチで上部岩壁の下にある松の木テラスに出る。
写真では分かりづらいが、この時季は尾根にアカヤシオが咲いているので、このアカヤシオ尾根を詰めれば良い。



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尾根の取付きから70mくらいはロープ無しで登り、初めに現れた岩場からアンザイレンでも良いだろう。
その後、ブッシュにランニングビレイを取りながら、所々に現れる岩場も登り易いルートを見定めて登る。



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取り付きから1時間弱で、松の木テラスに着く。
目の前に上部岩壁が “かかってきなさい!” と挑発するかのように高く立ち塞がっている。



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上部岩壁1P目:Ⅲ級(写真のAチームの立つテラスまで20m) 

上部岩壁からは、ハーケンやリング、RCCボルトなどの残置が多い。
そして、なんと・・ピカピカのハンガーボルトまで打ちたされてあるではないか!



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1P目をフォローしてくるパートナーのバックには新緑の海が広がっている。 
風もなく気温も適温で、まさにクライミング日和。 060.gif 174.png 



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松の木テラスには、後続パーティー(安中市の地元チーム)が休んでいる。
西上州のボロ壁を登りに来るパーティーが私達以外にもいたなんて・・

細分化された現代のクライミングをスポーツと考えるか、アドベンチャーととらえるかは個人の主観で大きく異なる。
私が思うクライミングとは、自分の身体能力を鍛えて課題をこえていくスポーツであり、
未知のエリア、新たなフィールドに危険を冒して踏み込むアドベンチャーであり、
究極的には流動的な自然の中で自分の命を守りきるサバイバルである。  (^.^)~キッパリ!

こんなリスキーなクライミングを好むのは過去のクライミング体験を引きずった中年クライマーだけかと思っていたので
地元の若いクライマー達の存在に若干の驚きと歓喜を覚える。

日本のアルパイン・クライミングも捨てたものではないな~  



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上部岩壁2P目:5.7 (25m)  
傾斜のきつい凹状からスラブを右上し、枯れ木のバンドまで。

さて、ここからが核心のピッチで、出だしをフリーで登ろうとすると手ごわい。  迷わずA0で突破!



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上部岩壁3P目:5.8 (25m)  
浮石を避けて右上し、ハング帯の下のバンドを右へトラバース。

出だしのスラブにはテーブル大の浮石(彼が指さしている岩)があるので要注意。
浮石を左から避けて登るが、浮石の周りにも剥離した岩が今にも落ちそうな状態で浮いているので、それらを避けて登るのに神経をすり減らす。



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その先の10mほどのスラブもホールドが細かく、しかも脆い。

下手にフリーで登ろうなんて思い、小さなホールドに力を入れたとたんに剥離した!
こうなると全てが疑心暗鬼となり、ひたすら残置を使ってのA0クライミングとなってしまった。



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上部岩壁4P目:Ⅲ級 (20m) 
烏帽子岩の基部まで、簡単なフェイスと草付きを左上する。



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上部岩壁5P目:5.7~ (25m)
凹角から右へ1段上がって(そのレッジには落石が多数転がっている)、顕著なクラック~ワイドを直上する。

最終ピッチのこのクラックがハイライトで、傾斜が強くフリーでは手ごわいだろう。
もちろん、私はAチームが残してくれたスリングを掴んでAOクライミング! 

・・て、アドベンチャーだの何だのと語っていた割には情けない・・・(;^_^ アセアセ・・・



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毛無岩の稜線(ナイフリッジ)に飛び出して、クライミング終了。
ブッシュにアンカーを作り、パートナーを確保する。  



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アンザイレンしたまま、ナイフリッジを30mほど北西へ歩けば、山名プレートが置かれた毛無岩山頂。



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登攀具を解きながら西上州の展望を楽しむ。 
テーブルマウンテンの荒船山や雪の消えた浅間山が青く霞んでいる。

荒船山の左(南)には、先日偵察に行った 兜岩山のローソク岩 (下記リンク参照)が突起している。




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さて、山頂での休憩後は尾根コースでの下山となる。 
往路で見た毛無岩基部への分岐までは、稜線を東のコルまで行ってから右折する。

山頂から東のコルまでは、ナイフリッジのアップダウンなので慎重に行こう。
特に下りは “え!ここを降るの?” と、目を疑うような急斜面を木の根に捕まりながらの下降となる。



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そして、この間の尾根周辺にはアカヤシオの群落が続き、まさに今が満開。 
アカヤシオのアーチの先には、1275mピークから続く東の尾根が見え、その尾根もアカヤシオでピンク色に染まっている。 Amazing!



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北側には、下仁田町の道平川ダム(荒船湖)や 千ヶ平 の岩稜が眼下に見え、バックには 妙義山塊 の針峰が連なっている。



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東のコルから、さらに東へ目をやれば トヤ山 付近の尾根もアカヤシオの大群落になっている。 



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飽きることない素晴らしい風景に何度も足を止めながら、アカヤシオの咲き誇る路を下山する。



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そして、支柱が倒れている毛無岩分岐からは、ミツバツツジと新緑を愛でながら往路を下山する。

山頂から登山口まで約2時間の下降であるが、 
途中の “赤松の休み場” から沢へ降るザレた斜面は往路以上に悪く感じるだろう。


典型的な西上州のボロ壁であるが、登っておきたい1本だったので、AOでも何でも登れてよかった。
折しもアカヤシオの開花時期と重なり、予期せぬお花見クライミングとなったこともラッキーだった。


本ルートのマップ は下記のヤマレコのリンクをクリックしてね (^_-)-☆


距離:約6km/ 所要時間:休憩込で約9時間(道場神社7:00‐毛無岩取付 9:00/9:30‐松ノ木テラス -毛無岩山頂 13:30/14:00-道場神社 16:00)
標高差: 約660m

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# by dream8sue | 2019-05-05 17:38 | RC 群馬県の岩場 | Trackback | Comments(6)

千曲市 冠着山の坊抱岩でクライミング     Rock Climbing at Bokodakiiwa in Chikuma, Nagano 

May 3-4, 2019
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長野県千曲市の冠着山(かむりきやま)にある坊抱岩(ぼこだきいわ)でクライミングをしてきた。

冠着山には坊抱岩と涼み岩の2カ所の岩場があり、坊抱岩の多くが清水博氏によって1980年代に拓かれたルートである。 
私も何度か清水氏に案内していただいた遠い日の記憶がある。 



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<マイカーの場合>
坊抱岩のアプローチには2ルートあり、冠木山の北側にある “坊城平いこいの森(キャンプ場)” からアプローチするのが一般的だが、
私達は、南側の林道からアプローチする。 こちらのルートは短いが急登である。 

上信越自動車道、坂城ICより国道18号を長野方面に走り上山田温泉を目指す。 
“戸倉上山田温泉入口” の信号を左折し県道498号線に入り千曲川(万葉橋)を渡る。 
その先の “城山入口” の交差点をそのまま直進して山道に入る。 

澳津神社の前を通って6kmくらい走ると(第26号カーブの標識あり)
道路右手のコンクリート防護壁が途切れた先にフィックスの張られた踏み跡がある。(夏は入口が藪に覆われて分かりづらい)
路肩に2~3台駐車可能なスペースがある。



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いきなり急登でザレた斜面から針葉樹林帯の小尾根を行く。 
少し登るとボルダー群が現れ、右手に涼み岩にトラバースする薄い獣道を見送る。 



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登攀具の入った重いザックを背負っての急登はこたえる。  042.gif 
息を切らせて小尾根を登り詰めれば、稜線(いこいの森方面からの登山道)と合流し、左(西側)に坊抱岩が姿を現す。



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稜線からは北側に千曲市街と北信の山々が展開する。 



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陽当たりの良い稜線を西へ向かうと、足元にはスミレの群落が続く。  056.gif 056.gif 
この稜線は夏にはヤマツツジや、スミレに代わってオオヤマフスマなどが咲き誇る路である。



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そして、程なくして見覚えのある岩場が現れる。 林道から約20~30分。



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坊抱岩にはいくつかのエリアがあるが、まずは下地の良いAボルダーでクライミング。 
短いが5.10台グレードのルートがまとまっているので、初心者の練習にも登れるクライマーのウォーミングアップにも良いエリア。 

ボルダー群はA~E、ツタ、イワタケエリアなどがあり、短いがルート数は多いので、自分にあった楽しいルートを探すのも面白いのではないだろうか。



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坊抱岩の西・南面には “アッサーⅡ 5.11c” や “コズミックワールド5.11b” などの看板ルートがある。

ちなみに、坊抱岩の前にあるヤマボウシの木が夏には満開になる。  056.gif 



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坊抱岩の "ライジングサン10a"  これは見た目以上にかぶったフェイスを登るルートで、
登れるクライマーいわく、 “カバばかりで快適に登れる”・・らしいが・・Sueは・・ ヒィィ((ll゚゚Д゚゚ll))ィィ!!! 



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坊抱岩は、岩場のトップからの展望が素晴らしいので、"ライジングサン10a" から続く上部の易しいフェイス(5.6くらい?)をマルチで登る。



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岩場トップからの景色は最高! (上の写真はBボルダーの上からみた坊抱岩)
ただ、坊抱岩は風通りが非常によい岩場なので強風や気温の低い日に行くと寒い。 天気の良い日に行くべし!  034.gif



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# by dream8sue | 2019-05-04 17:18 | RC 長野県の岩場 | Trackback | Comments(0)