カテゴリ:群馬県 西上州エリア( 54 )

西上州(下仁田町) 物見山から八風山へ芽吹きの県境尾根を歩く     Mount Monomi to Mount Hapū in West area of Gunma

Saturday, May 11, 2019
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いつでも行ける山、そう思うとなかなか行けない山、そんな存在の山が私にとっての物見山と八風山。

4月の半ばに、この近くの群馬県と長野県の県境尾根を訪れた時は、まだセピア色の山並みだった。
そこで、GW後の5月中旬くらいがちょうど新緑に染まる頃かと考えて、気になっていたこのルートを歩いてきた。



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<マイカーの場合>
神津牧場 :群馬県甘楽郡下仁田町大字南野牧250(下記リンク参照)をターゲットする。
130台収容のパーキング(無料)がある。




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まずは物見山へ登る。 パーキングの脇から階段を登って、樹林の山腹を緩やかに登る。



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樹林帯にはササ原と落葉の斜面が続き、見慣れたスミレの花や、見慣れない可憐な花が咲いている。
この花は何かしら? 分かる方がいたら教えてください。 040.gif 



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車道を横切って稜線に出たら、左(南)へ少し行き 物見岩 に寄っていこう。



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物見岩は、高さ5mくらいの小さな岩塊なのに、不思議と大展望が得られる。 005.gif   



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西側には八ヶ岳連峰、奥秩父連峰、荒船山、西上州の山々が展開している。



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物見岩で遊んだ後は、分岐に戻り物見山を目指す。 
足元にはタンポポやスミレの花が多く、特にスミレは フモトスミレ、エイザンスミレ、タチツボスミレ、名前の分からないスミレが各種咲いていた。



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物見山へ行く途中に、内山無線中継所展望台 があるので寄り道する。



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展望台からは、物見山からキャンプ場が隣接する内山牧場が西側に広がっているのが見渡せる。



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一旦、車道に出て、牧場の柵に沿って登れば一気に展望が開けてくる。
いつも見ている荒船山や西上州の山々を違う角度から眺めるのは新鮮な気分だ。 060.gif 



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車道からひと登りで、電波塔の建つ物見山(1375m)に着く。 



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物見山から北へ降れば、神津牧場の牧草地が広がる。
バックに展開する浅間山や西上州の山並みと合わせて、このコースのハイライトである。



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再度、車道を横切り尾根上の山路に入れば・・・



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志賀牧場の牧草地の先に西上州の山並みが青く横たわる。 う~ん、素晴らしい眺めだ!



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程なく神津牧場への分岐がある 香坂峠 に着く。



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直進して北へ進めば、群馬側(右側)が切立った谷となってくる。



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この辺りから八風山へと続く尾根路の淡い新緑と、しっとり落ちついた雰囲気もなかなか良い。



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オオカメノキの花も美しく咲き誇り、葉もまだ虫に食われ無く新鮮。



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そのまま北上すれば、またまた車道に出る。 
その先の樹林帯には左手に東屋があり・・この辺りが矢川峠かな~・・



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・・と思って歩いていたら、 矢川峠 の標識のかかる林道に出た。 
この矢川峠を右(東)へ下れば 高立一本岩 がある高立集落に至る。



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矢川峠からまた登りが続く。 短いがザレたクサリ場のトラバースもあるので慎重に。 034.gif



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トラバースの先も尾根の左斜面を巻いて北東へ進む。



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この辺りは まだ木立の芽吹きも薄く、白いコブシ?のような花だけが目につく。



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足元にはスミレの他に、地獄の釜の蓋なんて凄い別名をもつ キランソウ が咲いている。



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やがて、山頂直下の長野県側からの分岐に着く。 
長野県側(軽井沢町)の登山口からならここまで何と20分という近さ!



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八風山(1315m)の山頂は、ゴルフ場のグリーンかと思うような円形のフラット台地。
山頂の三角点は一等で、昔は人気の山だったようだ。



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山頂でゆっくりランチタイムを楽しんだ後は、香坂峠まで雑木林に咲くオオカメノキなどを愛でながら往路を戻る。



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香坂峠からの下山ルートは、左へ折れて沢を横切りつつ尾根をからめて緩やかに下る。



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ミヤマエンレイソウ や ヒトリシズカ など春の定番の花だけど、出合えればやはり嬉しい。



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ササ原にたたずむ道祖神や石仏の風情もいいね。



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標高が少し下がったせいか、モミジ や カエデ の新緑が鮮やかになってきた。



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路幅が広くなり、落葉の下に石がゴロゴロ隠れた路を降って行くと神津牧場の牧草地に出る。



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牧草地のバックに広がる芽吹きの山の色合いが、西上州の遅い春を印象付ける。 この時期に訪れて正解だった。 101.png



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廃屋を右手に、牧草地を左手に見ながら降って行くと赤い屋根が並ぶ神津牧場に着く。

ちなみに、神津牧場って、日本で最初(1887年:明治20年)に開設されたの西洋式牧場なんだって。 知らなかった! 005.gif 



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牛舎に立ち寄れば、生まれて間もない子牛のつぶらな瞳にSueはノックアウトされた。 子牛ってこんなに可愛いかったのね~ 113.png



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三分咲きのサクラの木の下では、眠そうな目をしたヤギが気持ちよさそうにうたた寝?をしていた。 037.gif 
神津牧場は観光牧場なので売店や食堂もあり、有料で乳しぼりなどの体験や宿泊もできる。


下界はすっかり初夏の気配であるが、県境尾根は今がまさに春の到来である。
尾根路に平行する林道は興ざめであるが、丈の短いササ原と雑木林の森は明るくて歩き易い。
メルヘンチックな想像をかきたてる神津牧場と合わせて、芽吹きの路を歩く手軽で楽しいハイキングだった。 060.gif 


本ルートのマップ は下記のヤマレコのリンクをクリックしてね (^_-)-☆ 

私のこのルートへの評価: 3★ 初級者向け
距離:約13km/ 所要時間:休憩込で約7.5時間(神津牧場P 7:00‐物見岩‐物見山 9:00‐香坂峠‐矢川峠‐八風山 10:40/11:30‐矢川峠‐香坂峠‐神津牧場 14:00/14:30)
標高差: 約550m

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by dream8sue | 2019-05-11 11:27 | 群馬県 西上州エリア | Trackback | Comments(0)

西上州(神流町) 背筋が凍る怖さに敗退した立処山の鍾乳洞     Mount Tatoro in Nanmoku, Gunma

Thursday, April 4, 2019
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最近はクライミングへ行くことが多くなっているが、クライミングは無酸素運動なので心肺機能の衰えが心配である。

そこで、有酸素運動を兼ねて中央線沿線の山をハイクする予定であった。が、朝寝坊してしまった。💦
実はよくあることで・・そんな時のためにある 行きたい山リスト!
その中から選んだ山が、西上州でかねてから気になっていた立処山(たとろやま) トトロじゃないよ。 037.gif



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<公共交通の場合>
JR高崎線の新町駅から上野村方面行のバス(日本中央バス奥多野線:下記リンク参照)に揺られること何と2時間!
群馬県神流町の国道462号と国道299号が合流する “古鉄橋” のバス停で下車。(1520円/片道)
バスの本数が少ない上に、平日と休日ではバス時刻が違うので事前にチェックしてね。
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バス停の前を流れる神流川の対岸にそびえる山が立処山。



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左側には、年間約200万トンの石灰石が掘り出される叶山。
手前の岩峰はロッククライミングのエリアとなっている天狗岩(天狗山)などである。



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古鉄橋を渡り、道標に従って神流川の右岸を右(西)へ行く。
古い古鉄橋のタワー部分が撤去されずに残っている。 こんなのあるんだね~  005.gif 



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今シーズン初めて見るスミレとヤマエンゴサクが落葉の絨毯から顔を出していた。 056.gif  056.gif  



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畑のあぜ道から獣除けネットを越えてイノモトソウの茂るスギ林に入る。 070.gif



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すぐに自然林に変わり露岩帯になるとトレイルが不鮮明になるので、踏み跡を外さないように注意して歩く。



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あまり踏まれていないトレイルなので歩きづらく、おまけに落葉が積もって滑り易い。 008.gif
一汗かく頃に鍾乳洞が隠れている立処山の北壁が迫ってくる。



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北壁の基部に着くと、鍾乳洞入口の看板があり、その左に大人1人が立って入れる程度の狭い入口がある。



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ヘッドライトを装着して恐る恐る入ってみた。 白いラダーが私を暗黒の世界に誘う。
10m進んでみたが・・真っ暗な洞窟内はヘットライトの灯りだけでは闇も恐怖心もふっしょくできない。 008.gif



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クサリがセットされた洞窟内を20m進んでみたが・・1人では怖くて怖くて・・独り言を言いながら自分をチアアップするが・・闇は強敵だ。
ストロボ撮影で撮った写真からでは分からないが、洞窟内は結構下っており、まさに奈落の底へ降りていく感じ。 008.gif 



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洞窟内は冬でも暖かいとの事だが(確かに快適な温度)何かが(熊とか妖怪とか)潜んでいるかもしれない・・・
30mくらい進んだところで怖さがマックス・・ついにギブアップ!  149.png

地底にあるという地底池が見られなかったことは残念であるが、もうこれ以上は無理!  046.gif 
ここは数人で徒党を組んでライトをガンガンに照らして歩く場所だ。決して1人で入る場所ではない!

たった30m上の地上に這い上がった時のサバイバル感は半端ではなかった。  042.gif
あ~怖かった! 暗黒の世界に負けたSueでした。  148.png 041.gif 



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プチ探検を終えたら、立処山の山頂に行こう。
鍾乳洞入口から稜線まではザレた斜面と落葉で滑ること滑ること。 張られたフックスロープが実にありがたい。 040.gif
“明家” 方向(右)へ行く尾根分岐を左に5分くらい行けば立処山の山頂である。



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立処山も叶山や二子山同様に石灰岩の山なので、石灰岩特有のナイフエッジのようなホールドがたくさんある低い崖を一段登ったところが山頂。

おや、こんな狭いクラックの隙間から花を咲かせている植物がある。 強いな~



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標高735mの低い山にも関わらず素晴らしい展望の立処山である。 南東方向には叶山。



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南方向には両神山。



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南の稜線をズームアップで見れば、西上州の 焼山や宗四郎、  赤岩岳から赤岩尾根、  両神山の八丁尾根 などがゴジラの背のように横たわっている。
眼下に見える鉄塔が建つ尾根が、これからたどる明家方面の尾根である。



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そして、北側に目をやれば、こちらも岩峰がニュキニュキしている。

正面には西上州の険谷と言われる?東福寺渓谷の全景が広がる。 
右側の岩峰三兄弟(城山・はさみ岩南峰・はさみ岩北峰)が圧巻! 次はあそこだな!



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バックの稜線は、サスの峰から栗原山まで17もの小ピークをもつサス尾根(下記リンク参照)




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私の 行きたい山リスト に載っている高反山が大きく、その西側にも上野村から上信越の山々が連なっている。



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さて、ゆっくりとランチと展望を楽しんだ後は、オバンド峠のある明家まで、植林帯と自然林がミックスの稜線をたどる。 070.gif
展望のない樹林帯歩きで面白さに欠けるが、途中で露岩まじりのヤセ尾根などがあるので気を抜いてはいけない、



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ヤセ尾根にはダンコウバイ?の良い香りが漂っていた。 101.png



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フィックスロープの掛かったリッジを登り上げれば、何の標識も展望もない669mピーク。



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しばらく行くと、国道299号へ下る路を左に分ける。



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その分岐からオバンド峠までの間に3つの鉄塔の下を通る。 興ざめだね。 142.png



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1つ目の鉄塔の先で林道が尾根道と分かれて迂回している。 ここで林道を行くか尾根路を行くかは It’s your choice! 034.gif 



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地図を確認したら尾根筋を行く方が最短ルートだと思ったので尾根路を行ったら、獣ネット沿いだった。 143.png



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一旦、林道と交わるが尾根筋を直進。 070.gif 



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やがて、2つ目の鉄塔の下を通り、右の尾根に直進したら908mピークだった。  070.gif 



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908mピークをひと下りすれば3つ目の鉄塔が現れ、その先でオバンド峠に出て林道と合流する。



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小祠があるオバンド峠。    ちなみに、峠から林道を西へ辿れば明家の廃村がある。



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峠からは、道幅のある大きくえぐれた道を左(東)へ下って行く。 やがてスイッチバックの下り坂となり小沢沿いの路に出る。



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小沢沿いの路は国道299号が大きくカーブするあたり(清吾園という釣り堀があるあたり)で国道に合流する。
ここから古鉄橋バス停までは約3km の国道の歩きとなるので退屈か・・と思いきや・・

ムラサキハナナの咲き乱れる陽当たるの良い国道を少し行けば、恐竜の足跡が刻まれた さざ波岩(瀬林の漣痕:県指定天然記念物)がある。
この岩壁の穴が恐竜の足跡だって発見?見抜いた考古学者ってすごいね~



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さらに、1km弱歩くと間物沢川に架かる 逢瀬の滝 が勢いよく滝壺に落ちていくのが見える。
綺麗な滝なのに、手前の薮に遮られてよく見えないのが残念である。 134.png



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その後も間物沢川に沿って国道を歩く。 間物沢川の流れに新緑が映えて美しい。  177.png



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集落に近くなったあたりで、国道の側壁に何やら倉庫?のような穴があるのを発見。
何かしら? どうして残っているのかしら?  039.gif
こんな発見は、車で通過してしまっては気づかないわけで、ハイキングならではの面白い発見だね。



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古鉄橋バス停に戻って10分後に16時のバスがきた。 
ここではまだソメイヨシノは一分咲きだけど、山桜は満開でセピア色した西上州の山々にピンク色のパッチワークみたいだった。 179.png 

朝寝坊したけど、静かな西上州のトレイルと怖~い鍾乳洞探検ができて楽しかった。 060.gif 


本ルートのマップ は下記のヤマレコのリンクをクリックしてね (^_-)-☆


私のこのトレイルへの評価:3★ 中級者向け
距離:約10km/ 所要時間:1時間のランチ休憩込で約5時間(古鉄橋バス停 10:50‐立処山 11:40/12:45‐オバンド峠 14:30-瀬林の漣痕 15:00/15:10-古鉄橋バス停 15:55)
標高差: 約500m

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by dream8sue | 2019-04-04 20:58 | 群馬県 西上州エリア | Trackback | Comments(4)

西上州(南牧村) 黒滝山と九十九谷偵察記     Mount Kurotaki in Nanmoku, Gunma

Sunday, March 31, 2019
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春だというのに、西上州の山々はまだセピア色に覆われていた。
3月末日の朝は厚い雲に覆われていたが、登山口についた頃から天気が良くなってきた。
しかし、それも束の間で、やがて強風となり、岩稜歩きをするにはいささか手ごわいものとなった。

西上州の南牧村に位置する黒滝山には、2015年の秋に訪れているので今回は2度目である。
秋の黒滝山の紅葉は下記のリンクを参照のこと


黒滝山の西面に食い込んでいる谷が、いくつもの谷が重なるという意味の九十九谷(くじゅうくたに)である。
西上州最後の秘境と言われる?九十九谷にはいくつかのマイナーなクライミングルートがある。
今回は黒滝山ハイキングと合わせて、それらのルートの偵察山行である。



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不動寺登山口へのアクセスは下記のリンクを参照のこと




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不動寺の境内にある県天然記念物の大スギは見事!  005.gif  038.gif
 


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鐘つき堂のバックに広がる西上州の山々。 
山脈に飛び出た三角お山は、小ぶりだけど360度の展望が得られる 稲含山

     

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境内の西側の樹林帯をぬけて五老峰のトレイルに入れば、すぐに馬の背のナイフリッジが現れる。



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鉄ハシゴとクサリをたどって高度を上げれば、早くも眼下には不動寺と日東岩。



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稜線を南にたどり、見晴台の小岩峰を左から巻くと九十九谷への分岐になるが、尾根を直進して観音岩に寄ろう。
おや、これは何の繭かしら?



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観音岩の北側には四ツ又山と鹿岳物語山などが展開し、バックには妙義山のゴジラの背のような岩峰が見える。



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南側は上野村を挟んで秩父の山並みが横たわる。



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分岐に戻り、九十九谷へ岩場混じりの急な左岸尾根(南西尾根)を降りていくと、右下に九十九谷の絶景が広がる。



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眼下にはカーテンのような岩壁が横たわる。 これが谷を分ける中間尾根かな? 



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“要注意!!”(何とエクスクラメーション2つ!! 041.gif  )の看板の先には足場がカットされたナイフエッジ!
恐る恐る覗き込んだ谷の右側には岩稜群が連なる。



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その岩稜は、ブルーマウンテンで見た砂岩同様に、表面にユニークな形の凹凸を形成している。 
登ったら楽しそうだけど、きっと脆いんだろうな~



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左岸尾根のどん詰まりは鷹ノ巣山で南側に下底瀬集落を見下ろす。



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稜線上のピークは強風にあおられるので、九十九谷の上底瀬集落に降りて河原でランチ。
ランチ後、九十九谷の登攀ルートの取付きを探して3人で1時間半くらい谷の中を動き回る。



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九十九谷の地形は地図では判別できないような小尾根と岩稜が入り組んでいて、取付き探しも難しい。
いたる所にピナクル状の岩塔のような岩稜があるが、地図上には表記されていない。



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左の沢に進むと程なく二俣となり、正面に中間尾根と思われる藪尾根が現れる。写真は左俣沢。



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中間尾根ゴリラルートの取り付きは、尾根の末端からではなく左俣沢を少し登った所から右へトラバースしたほうが楽に取り付けるようだ。
右俣沢の偵察はできなかったが、右俣にある中央岩稜ZOOルートなども面白そうだ。



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上底瀬集落から不動寺へは、黒滝山登山口の道標に従って車道(現在工事中)を北東へ登り返せば1時間弱で不動寺に着くだろう。



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写真は、九十九谷の上底瀬集落側からみた九十九谷。 
九十九谷の南東側に食い込んだ数本の岩稜がノコギリの刃のように切立っているのがよくわかる。

薮が濃くなる前に九十九谷の登攀ルートをいくつか登ってみたいな~


本ルートのマップ は下記のヤマレコのリンクをクリックしてね (^_-)-☆ 


私のこのトレイルへの評価:4★ 中級者向け
距離:約6.5km/ 所要時間:休憩込で約5.5時間(不動寺下パーキング 10:00‐不動寺‐五老峰入口‐観音岩‐鷹ノ巣山‐九十九谷登山口-
九十九谷偵察‐上底瀬黒瀧山登山口-五老峰入口-不動寺-不動寺下パーキング)
標高差: 約230m

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by dream8sue | 2019-03-31 23:00 | 群馬県 西上州エリア | Trackback | Comments(0)

安中市 妙義山塊の最高峰 谷急山北稜と柱状節理     Mount Yakyu in Annaka, Gunma

Monday, December 10, 2018
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初冬の低山ハイキングは、バリエーションが面白い!
ということで、今回は群馬県の西エリアにある、妙義山塊の最高峰、谷急山に登ってきた。

妙義山といえば、表妙義の相馬岳や白雲山などが思い浮かぶだろうが、実は最高峰は北西に位置する谷急山なのだ。
しかし、位置的な問題やアプローチの長さなどから、その存在は意外と地味で不遇の最高峰とも言える。

谷急山へ登る一般的なルートは、妙義湖のある東側から巡視路か女道で三方境を経由するルートである。
北側の入山から並木沢に沿って三方境まで登る並木沢コースもあるが、あまり歩かれていないようだ。(今回、私達はこのルートで下山)
どちらも三方境付近を中継してから、さらに西へ進みV字キレットなどを越えて行く長い道程となる。

今回は、そんな長い道程を倦厭して、谷急山へ登る最短ルートとも言える谷急山の北稜を登る。
谷急山北稜は、別名を大岩尾根と言って、昔からアイスクライミングなどで裏谷急沢を登るクライマーが下山に使うルートである。


このルートは、一般登山道では無い部分があります。  
入山に際しては読図や登攀技術など未整備のルート歩きの経験が必要であることを留意してください。




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 <マイカーの場合>
国道18号線を軽井沢方面に向かい、JR横川駅を過ぎて4kmくらい走り県道92に入る。
入山川に架かる入牧橋を渡って100m程先が並木沢コースの入口である(登山口標識は無い。ゴミ収集BOXあり)

並木沢コースの入口にマイカーをパーキングして、谷急山北稜の取付き(裏谷急沢出合)まで県道を約2.5km歩く。 070.gif 
ガードレールの切れた場所(脇の電柱に “恩賀38” の表示)から入り、入山川を渡渉する。



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入山川を渡って川下に行くと、すぐに裏谷急沢のFIが黒い川床を光らせている。
昔、何度も登った裏谷急沢であるが、無残にも今のF1は倒木で覆われていた。 137.png



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裏谷急沢の出合いから右岸(川下に向かって右側)の尾根に取り付く。 
この時季の冷え込みで、落葉の下はアイゼンやピッケルが欲しくなるほどの凍結した急斜面となっていた。 008.gif
ひと登りで、ミニ丁須の頭みたいな岩が現れる。



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その後はヤセ尾根が続き、大きな板のような岩が縦に重なった急尾根となる。



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尾根に取り付いて1時間弱、右手の沢の中に柱状節理の岩峰が見えてくる。 005.gif  
下ばかり見ていると見落してしまうほどの小さな存在であるが、近年の藪岩ブーム?で一躍脚光を浴びているらしい。 本当??? 039.gif



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ならば、せっかくなので登ってみようと思い、柱状節理とほぼ同高度から、柱状節理に向かって大トラバース。
スラブの小さな沢を2カ所トラバースするのだが、意外と急勾配で落葉がのったスラブは滑りそうで怖い。 008.gif



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トラバース後は、柱状節理岩峰の左肩に向けて急斜面を四つ足で這い上がる。 042.gif 
肩からは岩の間を浮石に気をつけながら登れば、すぐに岩峰の最高地点に立てる。 066.gif 



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両サイドの切れ落ちた狭い岩の上なので、慎重に行動しよう。 034.gif 

また、柱状節理自体が極めて不安定で脆い岩なので、ホールド、スタンスを確保する際は入念に確認してから荷重すること。 034.gif 
まあ、これって基本中の基本だけどね~



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最高地点からは、西側にそびえる高岩が近く、桜堂山から碓氷峠方面に続く県境尾根と、バックには浅間山の眺望が素晴らしい。 177.png



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高岩と上信越自動車道をズームアップ。 道路上にクレーン車が見える。
それにしても、こんな岩山にトンネルを掘ってハイウェイを造ってしまう日本の土木技術ってすごいね~ 038.gif 



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反対側(東側)を見れば、これから歩く北稜のナイフリッジの側壁が圧巻! 005.gif 



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そして、その北稜へ戻るのにナイフリッジの西側へダイレクトに上れそうな藪尾根があるので登ってみることにする。
藪岩尾根は一部に脆い岩場が有るものの、上手い具合に北稜に合流していた。 049.gif  



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北稜からナイフリッジへは、まず手前の岩稜を登る。 



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この辺りの標高になると、一段と展望が良くなり八ヶ岳や北アルプスも見えるようになる。 060.gif 



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浅間山にはそれほど雪は無いが、すそ野の山が霧氷で白くなっている。 005.gif 



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北側の眺望も見えるようになり、谷急山の北側にある山急山(下記リンク参照)と五輪岩がよく見える。




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そして、クライマックスのナイフリッジの通過は・・・あれ? 意外とあっけなかったな~。 039.gif



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ナイフリッジの通過で北稜の面白い部分は終わり、後は藪尾根を谷急山までひたすら歩くだけ。
偽ピークが2つくらいあり、山頂までが意外と長く感じられる。 042.gif 



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そして、ようやく360度の大展望の谷急山(1162m)に到着。  066.gif 
山頂は、陽当たり良好で風もなく、あまりの居心地の良さにいつもより長いランチタイムとなった。 063.gif  174.png



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東側には相馬岳から星穴岳までの表妙義と・・



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丁須の頭などのある裏妙義の山塊と、バックは榛名山と赤城山。



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裏妙義縦走路の3つの岩峰。



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西大星(下記リンク参照)が見下ろしているのは上信越自動車道。




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谷急山からの下山は、三方境から並木沢コース。 
まずは、東へP6、P5を越えて、P4の悪場にはフィックスロープがある。



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P3とP2の間にはV字キレットがある。
残雪期の谷急山(下記リンク参照)に登った時は、このV字キレット前後の斜面が悪かった記憶がある。




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P2で振り返って見る谷急山。



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妙義全山の展望が見られるのは、このP2が最後なので足を止めて楽しむ。  177.png
裏妙義の丁須の頭の前衛にある大岩壁は御殿(下記リンク参照)である。




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横にも岩塔が・・・こんな岩塔がニョキニョキあるのが妙義山である。



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P2の下部は短いクサリ場で、滑落すれば谷底まで落ちるので慎重に! 034.gif 



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その後、木立に囲まれたP1から急坂を降れば、女道分岐である。

この辺りはモミジ谷と呼ばれる紅葉スポットで、つい数週間前まで紅葉狩りを目的とするハイカーがたくさん訪れていたようだ。
・・・が、さすがに今は一葉のモミジも残っていない。 119.png



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女道分岐から大遠見峠を越えて10分ほどで三方境に着き、ここから北側の並木沢コースに進む。



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おっと・と・と! 並木沢コースは、半廃道状態でトレイル・コンディションは極めて悪い。 008.gif  
国土地理院のマップの路とは異なるので要注意。 034.gif 



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尾根から一気に沢に降り、その後、山腹を延々と巻く路である。
この山腹を巻く路がザレた斜面なうえに、落ち葉がトレイルを隠しているので思うように足が出せない。 008.gif 



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いくつもの枝沢を巻きながら、悪いトラバースを繰り返す。 008.gif 



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“十三曲り” と呼ばれる急坂の手前では、あまりの悪さにトラバース不可と判断し、右の尾根を登って迂回した。 008.gif 
悪いトラバースはここが最後で、この後は十三曲りのスギ林の中の作業道となり、並木沢の下流部分へ接近していく。



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並木沢にかかる牛名滝の下流で右岸から左岸へ渡り、並木沢沿いの林道に出る。



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右手に並木沢を見ながら林道を15分くらい降れば、山急山の五輪岩などが前方に見えてくる。
民家の庭先を抜けて行けば、マイカーを停めた県道に出る。



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振り返れば、裏妙義の岩峰が西陽に照らされていた。

岩場の多い北稜と柱状節理、大展望の谷急山、コンディションの悪い巻き路の並木沢コース。
やっぱり、初冬の低山ハイキングは、バリエーションが面白い! 049.gif  060.gif 


本ルートのマップ は下記のヤマレコのリンクをクリックしてね (^_-)-☆ 


私のこのトレイルへの評価: 4★ 上級者向け
距離:約8km/ 所要時間:1時間のランチ休憩込で約7.5時間(並木沢コース入口 8:10‐北稜取付 9:00‐柱状節理 ‐谷急山 11:40/12:40‐三方境14:00‐並木沢コース入口15:40)
標高差: 約700m

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by dream8sue | 2018-12-10 16:55 | 群馬県 西上州エリア | Trackback | Comments(0)

安中市 妙義山の奥座敷 寒風の大黒岩から大烏帽子     Daikoku Rock in Mount Myōgi

Sunday, December 9, 2018
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関越自動車道で軽井沢から松井田へ向かう途中に、一際目をひく高岩という切り立った岩峰がある。
その高岩と入山川を挟んだ対角線上に大黒岩という岩塔があることはあまり知られていない。
さらに大黒岩の延長上には大烏帽子があり、南へ小烏帽子、ジャンクション岩稜と続く。

また、裏妙義と言えば丁須の頭を中心としたエリアで、せいぜい妙義山系最高峰の谷急山くらいだろう。
その谷急山からさらに南へ大黒乗越を越えて、まさに妙義山の奥座敷とも言えるこのエリアを歩く発想はなかった。

今回、どうしても大黒岩へ行きたいというメンバーの発案で大黒岩と大烏帽子を登ることになった。
折しも、今年一番の寒気の到来で、上信越国境の山々に寒風が吹きぬける悪いコンディションであった。  143.png


このルートは一般登山道ではありません。   
入山に際しては読図や登攀技術など未整備のルート歩きの経験が必要であることを留意してください。




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<マイカーの場合>
国道18号線を軽井沢方面に向かい、JR横川駅を過ぎて4kmくらい走り県道92に入る。
入山川に沿って南へ約4km走ると、恩賀へ行く手前に下平集落の神社(正八幡大神)がある。
この鳥居の前に2~3台のパーキング可能。



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鳥居から参道に入り、長い階段を登り神社の脇から沢の右岸(下流に向いて右側)を登る。 
途中で鉄橋の架かる林道に出るが、気にせずそのまま右岸伝いに行けば、スタートから30分くらいで二俣に着く。
二俣を分ける尾根(下降はこの尾根)の取付きには崩れた炭焼き跡と、コブ付きの大きなブナの木があるので良い目印となる。



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二俣で左の涸れ沢に進み、上流のスギ林の中から左の尾根に取り付く。



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スギ林の間から大黒岩のシルエットが見えてきた!  005.gif 



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俄然モチベーションが上がる。・・が、急すぎる斜面に足は上がらない。 008.gif 



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息を切らせながら急登をこなし尾根に這い上がる。 熊のフンが散乱するヤセ尾根を大黒岩へ向かってひたすら登る。



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最後は熊のように四足歩行になりながら、根元がえぐれた大黒岩の西側基部にたどり着く。 042.gif 

大黒岩は、大きな地震でもあれば倒れてしまうのではないかと思えるほど脆く頼りない岩塔に見える。
当然、大黒岩自体は岩というより砂礫の塊のような極めて脆い岩なので登攀は不可能。  046.gif 



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大黒岩を左回り(北側巻き)で東側のリッジに乗る。



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リッジの東端は深く切れ落ちていて先へは進めないので、南壁側をラペルして、大烏帽子の北西稜(西稜?)に取りつく。
南壁側の下降ポイントは、いくつかの選択肢があるが、私達は東端から10mくらいの短いラペル(青線)をして、下部は一気に20mの空中懸垂(赤線)をした。



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南壁の下部にはスギの木が生えていてロープが杉の枝に引っかかるのでトップは空中停止してロープをさばいた。  038.gif 
懸垂ポイントをもっと西にとり、杉の木を避けることも一考できるが、上からでは下部の様子を探るのもなかなか難しい。 039.gif  



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大烏帽子の北西稜に取りつき、ラペルした大黒岩を振り返る面々。



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 北には谷急山と大黒乗越方面に立つ針峰が展開している。  005.gif  



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北西稜に進むと、すぐに第1岩峰が現れる。 
ザレザレの浮石だらけの斜面を登って壁の基部から左側の岩場を越えて裏側(北側)へ回り込む。

取り付きのザレ斜面は、極めて悪い浮石帯なので、猫のように静かに、素早く歩く歩行技術が必要。
クライミングのように足先に重心を乗せて地面を刺激しないようにそっと歩かなければならないので、
足首の固い、靴裏全体でドカドカ歩くような登山靴は西上州のような脆い岩場のエリアには不向きかと思われる。  039.gif 



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第一岩峰を登りながら振り返れば、先ほどの大黒岩が目線の先にある。

手前の台座の端は、地面が削げ落ちた断面がむき出しになっている。  008.gif 
あのナイフのようなリッジの上からラペルを開始したことになる。 



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第1岩峰の尾根を越えて続く第2岩峰の北側も悪いので、下手に岩壁をトラバースするより下部のルンゼに降りたほうが安全と思い、ここでも2回のラペルとなる。
第1岩峰のリッジから15mほど斜め懸垂(赤線)してトラバース(青ドット)。 さらにルンゼに20mのラペル。



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ルンゼ内も岩盤の上に落葉の積もった不安定なものなので、
ラペルロープをセットしたまま振り子トラバースして足場を安定させてからロープを外し、対岸の尾根に登り返す。



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続く第3岩峰を左から巻き(ここも悪いトラバースなので念のためフィックスロープを張った)、第4岩峰の基部リッジに乗り上げる。
第4岩峰周辺は岩の要塞! 005.gif   リッジから右(西面)へ短いラペルで下降して、さらに右へ回り込む。



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小リッジから今度は南面をトラバースするが、出だしの一歩が嫌らしいので、ここもフィックスする。



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南面トラバースの先で、ようやく大烏帽子から落ちる西稜に合流する。
西稜も踏み跡皆無の急尾根を立木につかまりながら登る demanding な尾根である。  042.gif 



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息をきらせながら標高を上げ、ちょっとした岩場がでてくるあたりが、このルートの一番の展望台。 177.png  174.png



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眼前には、南面にいくつもの岩塔をもつ谷急山がその胸板を広げている。
ちなみに、私はこの翌日に谷急山を北稜から登っている。



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谷急山の北東には裏妙義の丁須の頭から烏帽子岩(下記リンク参照)などの岩峰が見える。




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展望の良い岩場を越えてヤセ尾根を登ったピークから右(南)へ伸びる尾根が小烏帽子へ続く山稜で、分岐の薮にビールの缶が掛けてある。 167.png
この日は寒くてビールの缶を見ても飲みたいとは思わなかった。 って、いうか~、その前にゴミは持ち返ってね~  034.gif 



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そして、さらにその先のピークが大烏帽子(1072mピーク)である。 が、山頂は藪に覆われていて展望はない。
風下の落葉の斜面に腰を下ろし、本日初めてのまともな休憩を取る。 063.gif 



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休憩後は、第4岩峰からのトラバース地点まで戻り、そのまま西稜を降る。
特に悪いところは無いが、途中で尾根が分かれるので右の尾根にトラバースすること。  034.gif 



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その先のヤセ尾根の途中に大黒岩がよく見える場所がある。  目の前に大黒岩、左に高岩(下記リンク参照)、バックに浅間山の3ショット 




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里を見守る大黒様のようだね。  037.gif 



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最後はやや急な斜面となり足を踏ん張りながら降れば、壊れた炭焼き跡(コブ付きのブナの木がある所)に着く。  042.gif
ここからは、沢の右岸から神社まで往路を忠実に戻る。

冷たい風の吹く中での藪岩ハイキングであったが、葉が落ちたこの時季の方が藪岩は見通しが良い。
たった4kmという短い距離とは思えないほどの疲労感である。 

全身運動だけではなく、一歩一歩の足の置き場まで神経を研ぎ澄まし、ルートを探す面白さはただのハイキングでは味わえない。
先の読めないバリエーションルートでは、日没までの限られた時間内でパーティー全員が効率よく登ることの重要性を考えながら行動しなければならない。

藪岩ハイキングには、本格的なアルパイン登山や冬山に通じるパーティー登山の基本要素が含まれている。
今回の藪岩は、そんなことを実感した登山だった。


本ルートのマップ は下記のヤマレコのリンクをクリックしてね (^_-)-☆ 


私のこのトレイルへの評価: 4★ 上級者~熟達者向け
距離:約4km/ 所要時間:休憩込で約7時間(神社鳥居前 8:20‐二俣 8:50‐大黒岩 9:20‐北西稜第1~第4岩峰‐小烏帽子分岐‐大烏帽子 13:00‐小烏帽子分岐‐二俣‐神社鳥居前 15:20)
標高差: 450m

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by dream8sue | 2018-12-09 14:38 | 群馬県 西上州エリア | Trackback | Comments(0)

南牧村 タカノス岩で藪岩クライミング     Takanosuiwa in Nanmoku, Gunma

Saturday, May 5, 2018
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群馬県南牧村の西には、マッターホルンのようにそびえる鋭鋒、碧岩・大岩がある。
その2座の西並びにはタカノス岩という第3の鋭鋒がある。
登山道は無いが、藪岩好きハイカー&クライマーによって、地味に登られているようだ。

五月晴れの下、タカノス岩北稜を登り、碧岩・大岩の一般トレイルがある居合沢に降った。 070.gif 


このルートは一般登山道ではありません。   
入山に際しては読図や登攀技術など未整備のトレイル歩きの経験が必要であることを留意してください。




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<マイカーの場合>
タカノス岩北稜のトレイルヘッドは、碧岩・大岩の登山口なので、ハイキングルートの項(下記リンク)を参照のこと。

碧岩・大岩の登山口(三段の滝散策路入口)のパーキング(公衆トイレあり)より、県道を西へ200mほど行くと、
赤い鉄骨の階段があるので、川(熊倉川)へ降りて飛び石で渡る。
北稜は対岸の尾根なので、歩き易い斜面を見つけて取り付く。




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踏み跡は無く、落葉の急斜面に足を取られながら、ひと登りする。
尾根上には大岩の転がり、すぐにP1の岩壁に突き当たる。



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岩壁の基部を右から巻いて、ルンゼを這い上がる。
その先は岩と泥の混じる岩尾根の弱点を見極めて登る。



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P1は、取付きから30分程度で登れるだろう。
東の展望が開け、トンガリ山の碧岩、そのバックに大岩が見える。
左下の岩峰はチョッキかな?



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P1はまだまだ低い。
P2へ向けて、さらに急になった斜面をひたすら登る。
ブッシュをホールドにして岩場を登るが、枯れた枝も多いので要注意。



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P1から約30分でP2に到着。
標高も高くなり、北側の眺望も現れる。



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眼下には熊倉の集落、バックのスカイラインには、西上州を代表する山のひとつ立岩(下記リンク参照)の岩峰がそびえている。




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P2は顕著な針峰で、南側にはターゲットであるタカノス岩がよく見える。手前の薮ピークがP3。
P2からの下降は、藪岩なのでブッシュを使ってクライムダウンもできるが、安全を配慮してラペルすることにする。



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ピークのマツの木に色あせた6mmスリングが残置されていたので、手持ちのスリングでラペル支点を補強する。



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短くきって15m、2回のラペルでP2とP3のコルへ降り立つ。
下降しながらP2の側壁を見上げる。 



f0308721_19095814.jpg
本ルートの核心はP3への登高(50m弱)である。



f0308721_19100320.jpg
取付き部分は傾斜も強く、足場も悪いのでロープ確保して登るのが望ましい。 045.gif



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そして、P3の南側へは、踏み跡を探しながら急な斜面を降る。
眼前には、左に碧岩、右にタカノス岩が居合沢を挟んで立っている。 177.png 150.png



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これから登るタカノス岩の全容。
ルートは、まぎれもなく中央の薮尾根である。 045.gif



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その藪尾根の取付きまでは、しばらく緩やかな尾根を行く。 070.gif



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途中でトンネル状になった尾根の上を歩く。



f0308721_19125757.jpg
コルを5つくらい越えると、いよいよ急傾斜となり、タカノス岩への薮岩が始まる。
藪岩をロープ確保して6ピッチほど登る。



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ピーク直下の壁を左から巻いて登ると・・・



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手ごわい岩場(直登すればⅣ級くらいの脆い壁)になる。
よく見れば、右へ巻きルートがあるので今度は右へ巻く。

そして、藪の小リッジに登り上げれば、タカノス岩のピークが右上に見える。




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薮をかき分けて、20mほど行けばタカノス岩のピークである。  066.gif
西端の眺望の良い岩棚に山名が消えた山名板がある。  岩棚で大休憩。 063.gif 042.gif

北に立岩から毛無岩(下記リンク参照)、経塚山(荒船山)への稜線、 南にククリ岩や二子岩などの魅力的な岩峰が一望できる。 177.png 177.png




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タカノス岩から、南の尾根に進むと碧岩がドカーン! 005.gif 
正面のナイフエッジのような藪尾根が碧岩西稜(下記リンク参照)だ。




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タカノス岩から碧岩・大岩の一般路へは、南の尾根を少し下った地点から東のルンゼに降りなければならなかったのだが、
ルンゼの下降点を見逃してしまい、だいぶ先まで歩いてしまった。 070.gif 

仕方なく、南尾根を300mほど歩いた小ピークを越えたあたりの鞍部から居合沢側へ大下降。
ザレザレの急斜面は落ち葉でさらに滑り易くなっているので、始めの2ピッチはロープを掴んで降った。
中間部には黒い小さな滝があるが、右側から巻ける。



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30分程の下降で居合沢に降り立つ。
ヤマブキソウやサワハコベの咲く沢路を下流に進む。



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現在の居合沢にはトレイルは無いが、昔は仕事路があったようだ。
こんな形をとどめた炭焼き釜も残っている。



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沢を降ること20分程で、見覚えのある碧岩入口の分岐に着く。



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ここからは、三段の滝を経由して一般路を1時間ほど降れば登山口パーキングに戻れる。 070.gif 059.gif  



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相変わらず三段の滝は美しい。

藪岩ハイキングと言うには少しハードな内容である。
西上州の藪岩ルートの中では比較的面白いほうだと思う。

本ルートのマップ は下記のヤマレコのリンクをクリックしてね (^_-)-☆ 

私のこのルートへの評価: 4★ 上級者・熟達者向け
距離:約6km/ 所要時間:休憩込で約8.5時間(碧岩登山口 8:30‐P1 9:00‐P2 9:30‐P3 11:00‐タカノスのコル 12:00/12:20‐タカノス岩14:40/15:10‐居合沢‐三段の滝‐碧岩登山口 17:00)
標高差: 約400m


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by dream8sue | 2018-05-05 18:52 | 群馬県 西上州エリア | Trackback | Comments(2)

上野村 十石峠にそびえるカイト山     Mount Kaito in Ueno, Gunma

Sunday, April 29, 2018
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2018年GW前半の4月29日に群馬県上野村の品塩山へ登った帰り、おまけにカイト山も登った。

以前、上野村のマムシ岳(下記リンク参照)を登った際に見えたその山容と名前が記憶に残り、ずっと気になっていた。
クライマーには “十石峠の岩場” でお馴染みの山である。




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<マイカーの場合> 国道299号の十石峠に近い山であるが、登山口は十石峠ではなく、矢弓沢沿いの林道矢弓沢線にある。

群馬県側からは、南牧村と上野村間に “湯の沢トンネル“ が通っているので、
国道254号線(上信越自動車道利用なら下仁田IC下車)から南牧村に入るのが良いだろう。 
湯の沢トンネルを越えて上野村に入り国道299号線に合流したら左折して東に走る。 

神流川を渡り楢原郵便局を右折し県道124号を1、2分(約1.5km)走ると、川の蛇行にそって旧道があるので右折。
神流川に矢弓沢が合流する三叉路を矢弓沢の上流方向に進めば林道矢弓沢線に入る。

林道をしばらく走ると、左の路肩に写真の石仏群がある所が登山口だ。 
その先の路肩に車2、3台のパーキング可能。 パーキングの南側は送電線の鉄塔が建っている。



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始めは石仏群の前の作業道を行く。
左にヘアピンカーブした突き当りの尾根に取り付いても良いが、そのまま作業道の終点まで行っても大丈夫だ。



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作業道にはイバラ(バライチゴ?)の花が満開だった。 179.png



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作業道を10分も行けば、手書きのカイト山への標識があるので、尾根に取り付く。



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斜面をひと登りで、登山口からの尾根と合流する。



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すぐに露岩が現れ傾斜が強くなったかと思えば、小岩峰のある尾根のてっぺんに出る。



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小岩峰を越えてヤセ尾根を行けば、足元には可愛いリンドウが咲いている。 056.gif 



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そして、早くも東西に長いカイト山(白板山:1343m)のピークに到着。
登山口から何と20分! 作業道コースは早い。 059.gif 005.gif 

カイト山ピークに影法師が2つ。 101.png



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夕刻の陽射しなので遠くの山並みは霞んでいる。
が、それでも目の前に横たわるマムシ岳や、両神山、妙義山と言った特徴的な山容は確認できる。

スカイコンディションが良ければ、この2日間で登った船坂山や品塩山、
過去に登った赤岩尾根、大ナゲシ、宗四郎山、焼山、大山、天丸山、帳付山、諏訪山も確認できるだろう。



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さて、夕刻の時間が迫っているので、明るいうちに下山しよう。
下山は、作業道に下りずに、尾根を直進する。 070.gif



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10分程で尾根の末端に着き、パーキングした場所の真上に至る。が、コンクリートの吹き付けのため林道には降りられない。
左側から巻き下り、作業道側へクライムダウンする。

カイト山を登るために、わざわざ出向くほどの山では無いので、逆になかなか登るチャンスの無い山だ。
けれど、30分足らずで西上州の大展望が得られる山なので、
上野村に行く機会があれば、他のハイキングと抱き合わせで計画してみてはいかがだろうか? 049.gif 



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帰り道の林道脇で餌をあさるアナグマ?を見た。  005.gif

アナグマを見たのは2回目で、前回は両神山の狩倉岳(下記リンク参照)へのアプローチ、石舟沢で見た。


本ルートのマップ は下記のヤマレコのリンクをクリックしてね (^_-)-☆ 


私のこのトレイルへの評価: 3★ 初級者向け
距離:約1.3km/ 所要時間:休憩込で約1時間(カイト山登山口 16:50‐カイト山 17:10/17:30‐カイト山登山口17:55)
標高差: 約150m

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by dream8sue | 2018-04-29 17:50 | 群馬県 西上州エリア | Trackback | Comments(6)

上野村 ミツバツツジ満開の品塩山     Mount Shinashio in Ueno, Gunma

Sunday, April 29, 2018
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新緑の西上州藪岩ハイキングの2日目は、群馬県上野村の品塩山。
前日の船坂山といい、西上州の中でも最もマイナーな山である。



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<マイカーの場合>
品塩山の起点となる県道124号(上野小海線)の群馬県側からのアクセスは、マムシ岳の項(下記リンク)を参照してほしい。

品塩山登山口と、下山口の浜平温泉しおじの湯の間は2kmほどなので、歩いてもさほどではないが、
私達は2台の車で、1台を浜平温泉しおじの湯にデポした(パーキング代は無料だけど、下山したら温泉に入ってね)

登山口は、県道124号をぶどう峠方面に2kmほど走ると、神社入口の先に送電線巡視路標柱が左の路肩に立っている。
日向沢の川底をのぞき込めば丸太橋が渡してあるので、それと分かるだろう。




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しかし、川は意外と激流で、濡れた丸太橋は非常に滑り易く渡渉に苦労した。 008.gif 
どうにか丸太橋を渡り、正面に見える支流の右岸(川の下流を向いて右側)尾根に取り付く。  070.gif   

支流の左岸の尾根から登っても1121mのピークで合流するので、好きな方を登ればよい。



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踏み跡皆無の右岸尾根をガンガン登って行くと、ナイフリッジの露岩があるので、リッジ通しに越える。



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その先で尾根が広がり、幅広の岩場が現れるが、この岩場は左右どちらからでも巻ける。
1121mPが右方向になるので、岩場基部を右側から巻いて行く。
すると、鉄塔巡視路と合流したので、そのまま鉄塔まで登り上げる。



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登山口から約1時間で208号鉄塔の基部に到着。
日向には大きな黒い蜂(クマンバチ?)が飛んでいたので、日陰で一休み。 063.gif



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鉄塔の基部からの視界は開け、左岸尾根の207号鉄塔と、そのバックには前日に登ったぶどう岳や船坂山(下記リンク参照)が見渡せる。  177.png




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208号鉄塔を過ぎると、歩き易い針葉樹の尾根となる。

クルミの木は見当らないのに、やたらとクルミの殻があちらこちらに落ちていた。
森の動物たちが運んできたのかな?  039.gif 



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鉄塔から20分程で1121Pに合流する。  ここから左(南)へ伸びる尾根へ進む。  070.gif 



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露岩が増えてくると、やがて小岩峰が現れる。



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品塩山は全体的に岩っぽい尾根が続き、こんな露岩もちょこちょこと現れる。



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尾根にはミツバツツジやヤマツツジが咲き、花見をしながら急登を登れば、そこは三岐分岐の小ピークだ。
下山は “しおじ温泉→” の案内に従って北東の尾根を降る予定であるが、まずは品塩山を目指し南の尾根を直進する。 070.gif 



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三岐分岐のすぐ先が1204mピークで、品塩山(北峰)が初めて目の前に姿を現す。

う~ん、けっこう立派な山容じゃん!  O(*゚∀゚*)oワクワク! 



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まずは、1204Pと北峰のコルへ急傾斜の岩場を降る。



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コルからは、今度は北峰への登り。 
針葉樹の根が張り出した岩場で、かなりの急登に加えザレザレで足場も悪い。  070.gif 



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足場の悪い岩場にはヒカゲツツジが咲いている。  命がけの撮影?のショット。  041.gif



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急登に息を切らして北峰に着くと、単独峰に見えた品塩山は南峰へと長い峰が続いていた。  042.gif



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北峰と南峰の間はけっこう長い。 ここが中間ピークかな?  039.gif 



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ここまでもず~とミツバツツジが咲いていたが、南峰に向かう途中の群落は特にゴージャスだった。  179.png  179.png  179.png



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花付きのよい株がたくさんあって、山の斜面全体がパープルに染まっている。   005.gif  



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蕾もたくさん付いているので、まだこの先も見られるだろう。  049.gif



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中間ピークの先の岩場では、岩の上に針葉樹の根が張り出し、サルノコシカケが生えていた。
と思ったら、南峰とのコルにも枯れ木に見事なサルノコシカケがあり、この周辺はサル祭りだ。  101.png 024.gif 



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また、コルにはイエローの標識 “神流川線7号に至る” を見る。
このコルを登り上げたピークが品塩山南峰(1282m)であるが、樹林帯で展望はない。  131.png



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南峰の先にある鉄塔周辺は切り開かれていて、確かに展望は良い。  177.png
でも、陽ざしが強く、ここでも大きな黒蜂がいたので、鉄塔の先にある樹林に囲まれた岩稜まで行ってみた。  



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両サイドが切れ落ちた岩稜には針葉樹の木が枝を広げているので、木登りしたり枝をかいくぐったりして抜けていく。  042.gif



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岩稜帯の端まで行くと、そこは明るい木立の中で、足元が苔に覆われたテラスの様なふかふかの尾根となる。
そこは爽やかな風が通りぬける気持ちの良い場所だったので、ここでランチタイム。  180.png 063.gif

思わず昼寝がしたくなるような快適なこの場所を本日の最終到達点とした。 



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苔の絨毯からはツツジのベイビーが葉を出していた。 う~ん、癒される~  110.png



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ランチ後は、同ルートを三岐分岐まで戻る。
品塩山北峰の下りは急なので、スリップしないように慎重に行動してね。  034.gif 



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三岐分岐からは、北東尾根に進む。 
アーチ状に咲いているミツバツツジの門をくぐっての下降だ。 060.gif  070.gif
 


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北東尾根に進み程なくして、枯れた大木が朽ち果てているピークを越える。



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その先の絶壁上からは、東側の眺望が良い。  177.png
ここ数年で登りまくった、赤岩岳、大ナゲシ、宗四郎山、焼山、大山、天丸山(下記リンク参照)、帳付山、諏訪山などの大展望。




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広葉樹の森にツガなどの常緑樹が混ざるラブリーな尾根歩きが続く。  060.gif



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時々現れる小ピークで、北面の景色を見ながら一息つく。  042.gif 



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標高1000mくらいまで下ると、ミツバツツジに代わってヤマツツジが目立つようになる。



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バックのグリーンも濃くなり、ヤマツツジの赤が一層鮮やかに見える。  101.png



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三角点のあるトヤノツムジ(976m)付近では、南の木立ちの間から奥神流湖(上野ダム)がちらちらと見え隠れする。
この時季でもやっと見える程度なので、これ以上、藪が発達する頃は見えないだろう。 046.gif



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トヤノツムジから北へ下る尾根は途中で二重山稜になっているので、この辺りの尾根の選定は要注意。
左に鉄塔が見えれば、鉄塔基部から右へ下り、 “安曇幹線212号” のイエロー標識に従う。



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やがて左右に尾根が分かれ曖昧になるが、右の尾根通しに進み、物置のような小屋があるピークを登る。
小屋の北側の尾根を降れば、ヒトリシズカが咲く雑木林になり里の気配に包まれる。



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雑木林から車道に降りれば、眼下にはゴールの浜平温泉しおじの湯の建物が見える。

三岐分岐から品塩山南峰までの道のりは遠く、アップダウンも多いので思っていた以上に疲れる。
気温が高いことも疲労感を助長した。 
あわよくば、3日目も高反山か、立処山あたりを登ろうかと思っていたが、ギブアップである。

こうして、上野村に滞在しての日帰り2日間の藪岩合宿は終わった。
アカヤシオとミツバツツジ、そして新緑の藪岩、あ~楽しかった!  060.gif


本ルートのマップ は下記のヤマレコのリンクをクリックしてね (^_-)-☆ 

私のこのトレイルへの評価: 4★ 上級者向け
距離:約6km/ 所要時間:休憩込で約7.5時間(県道124号品塩登山口 7:30‐208号鉄塔8:30/8:50‐1121P 9:10‐三岐分岐‐1204P‐品塩山北峰‐品塩山南峰‐鉄塔11:00‐藪岩稜の苔テラス11:10/11:40‐品塩山南峰‐品塩山北峰‐三岐分岐12:35‐トヤノツムジ14:00‐しおじの湯 15:00)
標高差: 約600m (累計高低差+890m/-970m)



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by dream8sue | 2018-04-29 16:23 | 群馬県 西上州エリア | Trackback | Comments(2)

上野村 アカヤシオ満開のぶどう岳と船坂山     Mount Funasaka in Ueno, Gunma

Saturday, April 28, 2018
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今年も始まってしまった、新緑の西上州藪岩ハイキング。 
今回は群馬県上野村の船坂山と品塩山を日帰りで2日間にわたって行う。

初日は、ぶどう峠からぶどう岳を往復してから、2つの岩稜を歩き船坂山へ行く。 070.gif



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<マイカーの場合>
ぶどう峠へ通じる県道124号(上野小海線)の群馬県側からのアクセスは、下記リンクのマムシ岳の項を参照してほしい。
マムシ岳の取付き “キリンテ登山口” “ゲンナイ登山口” を過ぎ、ぶどう峠まで登り上げる。

私達は2台の車で、ぶどう峠へ登る途中(峠より約5km手前にある林道ゲート前)に1台をデポしてカーシャトルした。




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まずは、ぶどう峠の北に位置するぶどう岳を往復する。
県道北側の切通しを登り、枯れたササ尾根を5分ほど行けば、すぐに岩場に突き当たるので、岩場の左側面から登る。

岩場を登る同行者の手の間に、第3の白い手が・・・心霊写真?・・・:;(∩´﹏`∩);:ゾォ~



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岩場はアカヤシオの群落で、展望も開ける。



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西側には青い御座山と、バックには白い峰の八ヶ岳(下記リンク参照)も見える。




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その後も小さな岩場を越えて行く。 
途中の岩場からは、東面に西上州の山々が広がり、山腹をアカヤシオがピンク色に染めている。 179.png 056.gif



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東面をズームアップして見れば、特徴的な山容の両神山と、先日登ったばかりの二子山(下記リンク参照)の両座がよく見える。




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おや、アカヤシオの花びらの上に何か乗っかっているね。



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偽ピークの先のカラマツ林を登りきればぶどう岳である。
カラマツの若葉がいい感じ。 101.png



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ぶどう岳(1622m)は樹木に囲まれた展望の無いピーク。 120.png



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ぶどう峠への下山も、アカヤシオのお陰で楽しいものになった。 060.gif
これ程までにアカヤシオが咲いていると予想していなかっただけに嬉しい誤算だった。

ピクニックテーブルの置かれたぶどう峠からの展望は良く、ドライブでも楽しい場所だ。
ぶどう岳だけなら、ぶどう峠から往復1時間ほどなので、ドライブがてらにアカヤシオ鑑賞のハイキングにもお勧めだ。 049.gif



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さて、ウォーミングアップも済んだところで、今度は反対の尾根(南側)に取り付き船坂山へ向かおう。



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不鮮明な踏み跡をたどり、まだ新緑もまばらな県境稜線を登る。
なかなかの急登で、ふくらはぎが痛くなる。 008.gif



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でも、足元には小さな小さなヒメイチゲがたくさん咲いている。
時々立ち止まって、この可憐な花に癒される。 110.png



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県境稜線は赤火岳に向けて真っ直ぐに伸びている。
船坂山へは、標高1650mあたりで東に派生する尾根へ行かなければならないので要注意。 034.gif

1654mピークの少し手前に “一五七” の標石があるので、これを見たら東の尾根を行くように。
ここからは、小さなアップダウンはあるものの、全体的には下り路となるので身体は楽チンだよ。



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東に進み、程なくしてアカヤシオに囲まれた第一岩稜と思われる岩場に出る。



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左(北側)の稜線には、先ほど登った ぶどう岳が見える。



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第一岩稜は短いが、大きなギャップがある。



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岩稜の上からでは基部が見えないので、念のためにロープをフィックスして下降した。



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岩稜基部からはシャクナゲとアカヤシオの薮尾根が続く。



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ぶどう岳同様に、ここもアカヤシオが見事である。 005.gif 179.png



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花の開花はその年の気候や標高で微妙に異なるが、ここのアカヤシオは今が満開。 179.png 171.png 056.gif



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急な藪岩ピーク(1502m)を南から巻き下るが、南へ伸びる尾根に入りそうになるので要注意だ。 034.gif 
この付近では大きなツガの木?の森を行く。 070.gif 



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徐々に標高を下げ、第二岩稜の手前の小ピーク(1435m)周辺になるとシャクナゲの花もちらほらと咲いている。 056.gif



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アカヤシオとシャクナゲを見ながらのランチ休憩では自然と話が弾む。 063.gif 180.png



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ランチ休憩後は、第二岩稜へ向けて明るい尾根を行く。 070.gif 



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そして、第二岩稜の坊主岩が現れる。 
ここにも鮮やかなアカヤシオが咲いている。 アカヤシオって岩場が好きなんだね~ 045.gif 



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楽しい第二岩稜の始まり、始まり。 060.gif 070.gif    奥に見えるピークが船坂山。



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第一岩稜で身体が岩場に慣れてきたせいか?このくらいの小ギャップはフリーでこなす。 066.gif



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左右とも崖っぷち。 



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あまりの楽しさに調子こいてポーズするSue!



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そのSueの立っている岩稜からは眼下に新緑の西上州の山々が広がる。 177.png



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この淡いピンク・グリーンの感じが好きなのよね~ 125.png



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第二岩稜は長い。 中間には小ギャップの岩場もあるので慎重にアップダウンをこなす。



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こんな崖っぷちでもアカヤシオ。



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サイドはスッパリ切れた絶壁で、岩も脆いのでゆっくり確実に行動しよう。



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そして、第二岩稜が終わるあたりで振り返り軌跡を確認する。



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第二岩稜の最後は木の根のクライムダウン。 042.gif



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第二岩稜から東の薮ピークを登り上げるとシャクナゲの群生した小ピークである。
ここで北と、東に尾根が分かれるので、100mほど東の尾根を行けば船坂山である。

特に印象に残らない船坂山(1446m)のピーク。



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下山は、100m戻って、北側のシャクナゲの薮尾根を降る。 



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シャクナゲの薮をくぐると、明瞭な尾根となる。
しばらくして、鉄塔の建つピークとなれば、尾根歩きは終わる。



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鉄塔ピークからは、日向沢を挟んで対岸にマムシのように波打ったマムシ岳(下記リンク参照)の岩尾根が目の前に迫る。
マムシが多いからマムシ岳?ではないらしい。  039.gif




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鉄塔の下が林道なので、鉄塔の右側から林道へ降る。
林道にカラマツの倒木があり、こんな可愛い実を付けていた。



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春の装いをした林道は、スミレやヤマエンゴサク、ネコノメソウなどの草花を見ながらの楽しい散歩だ。 056.gif



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ハシリドコロの蕾。



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鉄塔から約20分で、県道124号と合流。 
合流地点のゲートの前を流れる小沢の流れが美しい。 177.png



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ゲートの前にデポした車でぶどう峠に残置した車を回収。
Point to Pointの山行なので、車が無いと県道を5kmほど歩くことになる。

GWということもあり、参加メンバーが集まったおかげでカーシャトルでの山行ができたことに感謝。
岩稜歩きが楽しいルートであることに加え、新緑も花も良い時期で爽やかなハイキングができた。

本ルートのマップ は下記のヤマレコのリンクをクリックしてね (^_-)-☆ 

私のこのトレイルへの評価: 4★ 上級者向け
距離:約5km/ 所要時間:休憩込で約7時間(ぶどう峠 9:30‐ぶどう岳 10:05‐ぶどう峠10:45‐第一岩稜‐1435mピーク13:00/13:40‐第二岩稜‐船坂山‐林道終点‐林道ゲート16:30)
標高差: 約+200m/-400m



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by dream8sue | 2018-04-28 23:48 | 群馬県 西上州エリア | Trackback | Comments(2)

安中市 妙義山 新緑の風穴尾根を歩く     Kazaana ridge in Myōgi mountains in Annaka, Gunma

Saturday, April 14, 2018
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日本三大奇景で有名な妙義山には、浸食などによってできた風穴やブリッジがたくさんある。
その代表的なのが、表妙義の石門群であるが、他にも隠れた風穴がいくつもある。

今回はその中のひとつ、裏妙義の支稜で、その名の通り大きな風穴があいている風穴尾根を歩いてきた。
風穴尾根は中間部に9つの岩峰を並べ立て、その直下に風穴があいている。

裏妙義の風穴と言えば、昨年登った御殿のアプローチである風穴稜にも風穴があるが、
風穴尾根は、その御殿よりも南西に位置し、899mの鶴峯山から北西に伸びる尾根なので混同しないように。  034.gif


このルートは一般登山道ではありません。   034.gif  
入山に際しては読図や登攀技術など未整備のトレイル歩きの経験が必要であることを留意してください。
また、何が起こっても対応できるように自己責任の概念をしっかりもって登ってくださいね。  




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<マイカーの場合>
トレイルヘッドとなる旧裏妙義国民宿舎までは、 
“安中市 妙義山 篭沢から登る冬の丁須の頭 Mushroom Rock “Chosunokashira” in Mount Myogi” (下記リンク)を参照のこと。

旧裏妙義国民宿舎のバックには、これから向かう風穴尾根の鶴峯山と、ジャンダルム(前衛鋒)がそびえている。  113.png




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ちなみに、妙義山は妙義湖(中木ダム)を境に、南東側の山塊が表妙義、北西側が裏妙義と呼ばれている。

旧裏妙義国民宿舎へは妙義湖畔をドライブしていくが、この時季の湖畔は、ライトグリーンのモノトーンが実に美しい。  177.png



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風穴尾根のようなバリエーションルートの場合、アプローチも、トレースする路もどれが正しいルートというものは無い。
沢を詰めたり、尾根を詰めたち、岩稜通しに歩いたり、岩稜を巻いたりと、各自の判断と好み?によってルートが選択される。

今回、私達がアプローチに使った路は、篭沢登山口、巡視道入口を通り過ぎ、右手の植林地へ入る作業道を詰めた。
作業道はスギ林の中のイバラ路で、登るにつれ眼前に鶴峯山とジャンダルムが見えてきて、早くもテンションが上がる。 005.gif 169.png 



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植林地の最上部まで一気に登りつめると、自然林になるので、左手の薮尾根に乗る。
いきなり、ふくらはぎが痛くなるような急な斜面で、所々岩場も現れる。  008.gif



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足元に気を取られて登っていくと、いつの間にか鶴峯山とジャンダルムが近くなっている。



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この標高(約700m)あたりの新緑が淡くて素敵。 ヤマザクラやミツバツツジのピンク系との色合いもいいね。 177.png



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やがて、鶴峯山の南壁基部と思われる壁にあたる。



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南壁基部から右側(北東)へ側壁の基部を巻いて、鶴峯山とジャンダルムのコルへ突き上げるルンゼの上部を詰める。 



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コルに登り上げると、裏妙義のシンボル、丁須の頭から続く裏妙義の主稜線が見えてくる。  063.gif
こちらから見る丁須の頭は、見なれたTの字ではなく、I の字である。



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コルからは左の藪尾根に取り付き、岩稜がでてきたら左から巻いて、登り切ったところが鶴峯山。  042.gif



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鶴峯山(P1)は、小さなピークであるが一気に展望が開ける。

スカイラインに見えている壁が、昨年登った御殿東壁(下記リンク参照)である。 
御殿東壁も記憶に残る過酷なクライミングだったな~  105.png




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ジャンダルムがもう眼下になっている。



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さて、P1とP2のコルからは巻き巻きルートの予定なのだが、ちょっとだけP2を登ってみよう。

脆そうな短い戸渡りリッジの先が、ピナクルのようなP2の針峰である。
そのP2針峰を左から巻いてみたが、ロープ無しではちょっと怖かった。 (ロープは持参していたがここでは使わなかった)



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そのP2からは、目の前にP3以降の岩峰群が林立し、遠くのスカイラインには裏妙義主稜線に立つ岩峰が見える。

う~ん、このままゴジラの背のような岩稜に沿って歩きたいな~  113.png
風穴尾根を岩稜通しで登るのは、相馬岳北稜よりも難しいらしいが、そう聞くと増々登ってみたくなるな~  070.gif



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でも、今回は巻き巻きルートと決めていたので、この景色をみてP1・P2のコルへ戻り、左側(南側)を巻く。

P2の基部に沿って下巻きするが、かなり深く巻かないと岩壁をクリアできない。
巻きルートのファインディングにもよるが、私達は1ヶ所、悪い下降があり10mくらいラペルした。 106.png



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そして、今度はP3とP4のコルを目指して足場の悪いルンゼを詰める。 008.gif



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なんとかP3・P4のコルまで登ってみた。 右上には先ほど展望を見に登ったP2と思われる針峰が見える。



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コルからは、P4へは登らず、北側の巻きルートも悪そうなので、引き続き南側を巻いた。



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P4の壁沿いに巻くと、ロープ無では登れなさそうな岩場に突き当たる。  140.png



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仕方なく、さらに20~30mほど下降してこの岩壁(おそらくP5の基部)を巻く。
急峻で滑り易い斜面なので神経を使うトラバースである。  008.gif



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廻り込んだ先の薮尾根を登ると、突然、藪の向こうに風穴が見えた。

南側から北側へ風穴尾根のブリッジをくぐって、ひと休み。  063.gif
ここまでの巻き路が一番疲れたかも。 巻き路は疲れる割には、あまり楽しくない。  042.gif  



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岩稜通しに登ると、この風穴ブリッジの真上を歩くことになる。 う~ん、それはそれは楽しそう!  113.png



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が、しかし、今回は風穴の左の岩根沿いに降る。 
とてもガレているのでスリップ注意だよ。  034.gif



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そして、P6~P7を大きく巻いて、突き当たった小尾根を登り、最後は小ルンゼを詰めて、キレット状のP7(右の岩峰)とP8(左の岩峰)のコルへでる。



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P7・P8のコルからP8までは藪尾根通しで行けそうだが、戸渡りのようなヤセ尾根になっているので、
P7・P8のコルから北側の尾根を少し降り、傾斜が緩んだあたりから左へ大トラバースしてP8~P9を巻く。



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P8・P9 の針峰の北側へ回り込み、P9針峰を見上げる。 



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P9針峰の基部はビュー・ポイントなので、しばし岩場に腰を下ろして展望を楽しむ。  177.png 063.gif
南側には表妙義の稜線、西側には妙義山系の最高峰、谷急山も見える。



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P9を過ぎれば、悪場は終わり普通の薮尾根となる。 
ただひたすら風穴尾根の頭を目指して、足を前に出すだけ。

やがて、裏妙義主稜線上の岩峰群が見えてくる。
赤岩と烏帽子岩の間には7人の小人(七人星)がいる。 何だか可愛いね~ o(*゚∀゚*)o 



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そして、ついに稜線に合流。
風穴尾根の頭付近にある見晴し岩の上に立てば、この絶景が眼前に広がる。  177.png
手前から烏帽子岩、赤岩、そして丁須の頭が右端の岩の上にあるのが見えるかな?



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下山は、裏妙義主稜線の一般ルートを三方境まで降り、巡視道をたどる。



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巡視道は、旧国民宿舎まで約3km、風穴沢などのいくつもの沢を横切りながら徐々に高度を下げていく。



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おやま~! 木が道標を食べている。  005.gif  
木に食べられたせいで、プレートが折曲がって、矢印があらぬ方向に向いてしまったので、わざわざ字を消したようだ。



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針葉樹と広葉樹の森を何度も繰り返えす風景で、いささか退屈な路であるが、標高を下げていくと、新緑が鮮やかになりなかなか美しい。  177.png



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あまり新緑が分からない針葉樹林帯でも、よく見れば目にも鮮やかなスギのグリーンと、林床の若葉が美しい。  177.png



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そして、中木川の左岸(川の下流を向いて左側)に出れば、旧国民宿舎まではすぐである。

妙義の沢は夏にはヒルが発生する嫌な沢であるが、まだこの季節の沢にはいないようだ。 149.png
透明で美しい川面に新緑が映って素敵だ。  177.png 
こんなに美しい川なのにな~・・ヒル公害何とかならないかしら?  039.gif


今回は、鶴峯山から先のP2~P9(直線距離で約500m)すべて巻いてしまったので、やや面白みに欠ける感があった。
もう一度行く機会があれば、今度は岩稜通しに歩きたいな~。

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私のこのトレイルへの評価: 4★ 上級者向け
距離:約6km/ 所要時間:休憩込で約7時間(旧国民宿舎 8:20‐前衛峰・鶴峯山コル 9:50/10:00‐鶴峯山 10:10‐風穴尾根の頭14:00‐三方境‐旧裏妙義国民宿舎 15:30)
標高差: 約630m


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by dream8sue | 2018-04-14 10:46 | 群馬県 西上州エリア | Trackback | Comments(2)