カテゴリ:茨城県エリア( 3 )

大子町 奥久慈男体山から紅葉の縦走路を歩き月居山へ     Mount Okukuji-Nantaisan in Daigo, Ibaraki

Wednesday, November 21, 2018
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日本三大名瀑のひとつ袋田の滝で有名な茨城県大子町と常陸太田市の郡境に奥久慈男体山という山がある。

前日に、袋田の滝から北西にある生瀬富士の山稜を歩いた私達は、
翌日、生瀬富士とは反対側にある、この奥久慈男体山から袋田の滝方向へと歩いた。 070.gif 

縦走路に点在するモミジ谷や紅葉スポットに、期待していなかっただけに、その美しさに感動の嵐だった。 005.gif 038.gif 



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<マイカーの場合>
奥久慈までのアクセスは、前項を参照してほしい。

今回のルートは point to pointの縦走なので、マイカーを袋田駅にデポして、タクシーを利用して登山口の大円地まで向かった。
タクシーは、袋田駅から国道118号を南下し、西金駅近くの信号 “湯沢入口” を左折して県道を大円地パーキングまで。
(袋田駅=大円地パーキングまでのタクシー料金:4150円)

なお、袋田駅から西金駅まで電車利用の場合は、西金駅から登山口まで約4.5km、登り坂なので1時間強はかかるだろう。



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大円地パーキングから県道を少し戻り、大円地山荘という蕎麦屋の方へ進む。
県道からは、奥久慈男体山の高さ300mの岩壁が朝日に照らされて圧巻である。 005.gif



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蕎麦屋の先で、一般コースと健脚コースの分岐があるので、左の健脚コースに進む。 070.gif



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茶畑を右に見ながら、左方向の針葉樹林帯に入り、しばらく薄暗い森の中を登る。



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標高を上げるにしたがって、カエデやイヌシデ、シラキなどの広葉樹が増え、周辺はいつの間にか岩壁帯となる。



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そして、最初のクサリ場を登りきったところに展望岩があり、西側の眺望が見渡せる。



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北の空には奥久慈男体山が、岩壁の胸を広げて待っている。 “今、行くからね~”   101.png



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展望岩から先は紅葉の尾根にクサリ場が連続して現れる。 いくつものクサリ場をこなし・・・ 042.gif 



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最後にクサリ場という名のザレ場のような長い岩場を登れば東屋のある稜線に出る。



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東屋は日陰で寒そうだし、山頂まではすぐなので休まずに行く。 070.gif



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程なく、大きな石祠のあるピークに到着!



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ピークの先端は足がすくむほどの絶壁で、眼下にはモコモコした森と地平線のような山並みが広がる。



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石祠ピークの左に電波塔と、一等三角点がある奥久慈男体山(654m)のピークがあり、石祠ピークの絶壁を側面から見ることができる。



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男体山のピークでしばし休憩した後は、月居山までの長~い縦走路へと進む。  070.gif
東屋周辺では見事なブナの木が見られ、その美しさに1人感動するSue。  ブナっていいよね~ I love beechwood trees. 113.png



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トレイルは、奥久慈男体山から北へ伸びる尾根(大子町と常陸太田市の郡境)をたどる。



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山頂から0.5kmも歩かないで東側の持方登山口への分岐を右に分ける。



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トレイルはよくメンテナンスされていて、広葉樹の尾根は明るく落葉のクッションが心地よい。 060.gif 



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こんな可愛い植物の案内板が所々に付いている。 地元民の愛を感じるな~  037.gif 



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紅葉もまだまだ見られる。 



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 彼女が見上げているモミジは・・・こんな感じで青空に映えて、とっても素敵!



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小さなアップダウンを繰り返して辿り着いた分岐が、洋風居酒屋の白木屋・・じゃなくて~白木山との分岐。 041.gif  
ここから郡境稜線を離れて、左の谷間のトレイルへ降る。  070.gif



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谷間なので陽は当たらないが、落葉の季節の落ち着いた情趣が感じられて、これはこれで私は好きだな~   101.png



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そして、看板のある広い鞍部を通過する。 まだまだ先は長そうだ・・ふぅ~  042.gif 



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そして、また明るい尾根路となると、そこは紅葉祭りだ。 024.gif



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こんなにもモミジの木が多い山だとは思っていなかった。 005.gif 



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これは紅葉ではなく何かの実だと思うけど・・



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尾根の東側を巻きながら行くと、いくつものモミジの群落に出会う。



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奥久慈男体山からこの辺りまで約3時間、この辺りで紅葉を見ながらランチタイムにするのも良いだろう。 063.gif 



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または、その先の第2展望台(写真)や第1展望台で景色を見ながらのランチタイムも良いね。 063.gif 180.png



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第2展望台付近で羽根つきの羽根によく似た ツクバネ という植物を初めてみた。 005.gif 



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西側が絶壁の第1展望台への登りは短く、ピークには “鍋転山” と書かれた山名板と、屋根付きのベンチがある。



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その後、国道461号へ下る分岐を左に見送り、なおも尾根を北へ進む(地図の月居トンネル上)。 すると、またまた紅葉祭りとなる。



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ここまでも見事な紅葉スポットを通ってきたが、この周辺(月居山)の紅葉の迫力には思わず歓声が上がる。 024.gif  



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ワ━(〃゚∀゚〃)━オッ♪



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 尾根を登り上げれば、古城跡でもある月居山(つきおれさん:404m)である。
山頂で出合った地元ハイカーに寄れば、今年の紅葉は例年よりも良くないらしいが、初訪問の私達には他のエリアで見た紅葉よりも格段に良かった。



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さて、名残惜しいが下山にかかろう。 月居城跡碑の前を通って、北側のフィックスロープの張られた急坂を降る。



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ひと下りで月居観音堂のある広い路に出るので、左(西)方向へ曲がる。 ちなみに、ここを右へ行けば袋田の滝。



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林道に合流したら右へ曲がり、後は道なりに行けば国道461号に出る。 



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国道に合流する辺りに差しかかると、目線の先に前日歩いた生瀬富士から袋田の滝へ続く稜線が見えてくる。



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国道461号に出て、袋田駅まで歩く。 070.gif  070.gif 



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振り返れば、生瀬富士のある北西尾根と月居山。 この両方の山稜の間に袋田の滝がある。
2日間にわたり歩いた尾根が一望できて、最後にご褒美をもらったような嬉しい気分になった。 060.gif



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国道461号の “袋田の滝入口” の信号を右に曲がり、そのすぐ先で県道324号に入る。 070.gif 
久慈川に沿って南下し、踏み切りを横切って民家の間を抜ければマイカーを停めた袋田駅に着く。


奥久慈には他にも霊山、常葉鎌倉岳、竹貫鎌倉岳、鍋足山、篭岩など気になる岩稜、岩塔の山がある。
特に今回訪れた男体山の南側、大円地越から南へ伸びる奥久慈岩稜には鷹取岩、のぞき岩、小背負い岩、櫛ガ峰などの魅力的な岩峰、岩塔があり心そそられる。 
奥久慈はさしずめ茨木における、群馬の西上州的存在みたいである。 ぜひ再度訪れてみたいエリアだ。


本ルートのマップ は下記のヤマレコのリンクをクリックしてね (^_-)-☆ 


私のこのトレイルへの評価: 4★ 中級者向け
距離:約10km/ 所要時間:休憩込で約7.5時間(袋田駅=大円地P 7:15‐健脚コース分岐 7:25‐男体山 8:50/9:10‐第2展望台 12:10‐第1展望台 12:30‐月居山 13:20/13:30‐袋田駅14:40)
標高差: 450m

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by dream8sue | 2018-12-06 03:03 | 茨城県エリア | Trackback | Comments(0)

大子町 生瀬富士の岩稜からモミジ谷を通って袋田の滝へ     Mount Namasefuji in Daigo, Ibaraki

Tuesday, November 20, 2018
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華厳滝、那智滝(下記リンク参照)とともに日本三大名瀑のひとつに挙げられている袋田の滝。
その滝を見下ろす北西の位置に、生瀬富士と立神山という2つの山を結ぶ山稜がある。
今回は、モミジ狩りを兼ねて袋田の滝まで、その北西尾根を歩く。 070.gif 




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<マイカーの場合>
東北自動車道 宇都宮IC~国道293号で那珂川町に入り、一部県道を通り国道461号へ継続し大子町へ。
大きな “湯の里大橋” を渡り右折し(角に道の駅 奥久慈だいご)、信号 “袋田の滝入口” を左折して1kmほど走ると、
“袋田の滝” の大きな看板が見えるので左折して0.5kmほどで町営の袋田の滝第1駐車場(無料)が右側にある。


トレイルは、県道を挟んでパーキングと反対側の民家の脇に “生瀬富士” の文字がほとんど消えている道標がある。
のどかな雰囲気が漂う住宅地(今時珍しい茅葺の家もある)を北へ向かって行くと・・  070.gif 



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道がカーブした所に、生瀬富士への道標がある。
ここから広葉樹林の山路が始まり、すぐにヒノキ林の中に入り、沢沿いの緩やかなトレイルを20分程進む。  070.gif 



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源頭付近で左手の陽当たりの良い斜面を登ると、小さな峠となり視界も開けてくる。 
前方に岩峰が現れ、トレイルも導かれるように岩峰のある山へ向かって伸びていく。



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東側には、翌日登る予定の奥久慈男体山が圧倒的な落差の尾根を従えてそびえている。
“明日はあの尾根を登るのか~! 大丈夫かな~” と、風邪からの病み上がりの体調が心配になる。



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・・と、翌日の心配をしている場合ではない! 
広葉樹林のこちらのトレイルもかなりの急傾斜で、フィックスロープまで現れた。 



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そんな急登にあえぎながらも、鮮やかなモミジの紅葉に足を止めて見入る。  042.gif 



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生瀬富士山頂直下の集塊岩にはクサリがセットされている。



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パーキングから約1時間で生瀬富士に到着。 066.gif 



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山頂は狭い岩塔であるが、展望は素晴らしい。 177.png  



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北側に地図上の岩記号のある北岩稜があるので、岩場好きハイカーは必見である。 049.gif 



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岩稜に上がる部分が少し悪いが、岩稜上は意外に広く平坦なので爽快な岩稜歩きが楽しめる。 060.gif 



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   北岩稜の先端からは、北側の田園風景と紅葉した山麓が一望でき、遠くには日光連山も望める。



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北岩稜から見た生瀬富士。
生瀬富士の北岩稜で遊び、ランチ休憩を楽しんだ後は、いよいよ袋田の滝への縦走路に入る。



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   生瀬富士からは、いきなりの急下降であるが、そこはモミジ谷となっていた。 005.gif 



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そして、下降した高度と同じだけの高度を登り返したピークが、この山稜の最高峰、立神山(420m)である。
立神山からみた生瀬富士。 



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立神山の北側にも踏み跡が続いていたので、少しだけ(0.2kmくらい?)行ってみたら、
山の中に何故か石垣が積んであり、ここも一帯がモミジの庭園だった。



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立神山に戻り、縦走路を東にたどる。 時々、根こそぎ倒れた樹木を避けて行く。



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縦走路の南面は岩壁帯となっていて、木立の間から滝本集落(袋田の滝の下流)が見える。



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立神山からピークをひとつ超えると、左(北面)が植林地(スギ林)になっている斜面を降る。



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   南面は見事な紅葉である。



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黄葉もいいね~



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植林地を降りきった所が “かずま” というモミジ谷のコルで、滝本集落へ続くトレイルの分岐でもある。



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ここのモミジ谷が一際凄い!  005.gif 



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  陽射しが当たると紅葉の色が変わり、真っかっか!  005.gif 



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陽射しの当たらない紅葉も悪くない。 モミジ谷の紅葉に魅了されて30分くらい谷の中をウロウロしてしまった。



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モミジ谷から離れがたい気持ちを振り切って、縦走路をさらに東へ行くと “滝展望” の標識がある。



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足元の切れ落ちた展望台から恐る恐る覗き見れば、眼下には袋田の滝が見下ろせる。 



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対岸には月居山(つきおれさん)かな?



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その後も、小さなアップダウンを繰り返しながら縦走路を南東方向へ歩く。  070.gif 



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明るい尾根路には、これでもかというほどの紅葉が続く。



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やがて、標高がだいぶ低くなり、川岸(というか河原の中)に一軒家が建っている河原に出る。 
ここは袋田の滝の上流で、奥滝と言われる生瀬の滝の上である。



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一軒家の前から再びトレイルに入り、尾根伝いに登れば袋田の滝へ行く遊歩道に合流する。
が、右へ下れば生瀬の滝が見られるようなので、寄り道をして生瀬の滝を見に行く。  070.gif 



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左岸(川下を向いて左側)のトレイルを少し降れば、袋田の滝のミニチュア版のような生瀬の滝を横から見ることができる。



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生瀬の滝から先へはいけないので、尾根路に戻り尾根伝いに登るとコンクリートの遊歩道(袋田自然研究路)に出合う。
これを右に行けば袋田の滝を上流から見ながら降ることができる。



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対岸では、歩いてきた生瀬富士からの縦走路が残照に紅く燃えていた。 005.gif 



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南面の岩壁が見事である。



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コインクリートの階段を降り、途中に出合う三差路を右へ100mほど行けば生瀬の滝を下流から見ることができる。



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なおも岩壁を見ながら、階段を降って行くと・・  070.gif 



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岩盤を白糸のように流れる袋田の滝を身近にみることができる。



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そして、長いコンクリート階段が、鉄板の階段に変わり、ようやく滝下の吊り橋に着く。



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吊橋から見た袋田の滝と観瀑台。 バックの岩壁が圧巻である。
夕闇が迫っていたので、観瀑台(有料)には寄らずに、川の左岸に沿って土産屋の並ぶ道(県道324号)を歩いてパーキングまで戻った。


思っていた以上に岩稜帯だった生瀬富士と、amazingな かずま のモミジ谷、
袋田の滝をoverlookできる稜線歩き、そして生瀬の滝と袋田の滝でフィニッシュ。
予想外の嬉しい展開に満足度の高い山行だった。


本ルートのマップ は下記のヤマレコのリンクをクリックしてね (^_-)-☆
 

私のこのトレイルへの評価: 4★ 中級者向け
距離:約7km/ 所要時間:休憩込で約6.5時間(袋田の滝第1P 10:30‐生瀬富士&北岩稜 11:30/12:50‐立神山&北尾根 13:00/13:20‐滝展望台‐生瀬の滝‐袋田の滝‐P 17:00)
標高差: 320m

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by dream8sue | 2018-11-30 04:05 | 茨城県エリア | Trackback | Comments(0)

桜川市 筑波山の裏街道はカタクリの小路     Mount Tukuba in Sakuragawa, Ibaraki

Monday, April 2, 2018
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私の中で筑波山は、どうしても歩きたい山という訳ではなかった。
機会があればいつか歩いてみるのもいいだろう・・程度の存在であった。
そして今回、その機会があり歩いてきた。 070.gif

ハイカーの多い南側ではなく、裏街道とも呼ぶべき静かな北側のトレイルからのアプローチで、
おりしも、カタクリやイチゲ、ニリンソウなどの花盛りであった。 171.png 178.png 179.png

筑波山に詳しい同行者のルート設定のお陰で、想像以上に自然豊かなトレイルを歩くことができた。
このルートなら、機会があれば・・ではなく、ぜひ機会をつくって行くべきだろう。 165.png



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<マイカーの場合>
筑波山といえば、つくば市だとばかり思っていたが、北側のトレイルは桜川市に属す。 知らなかった!
登山の起点は、その桜川市が管理する筑波高原キャンプ場(下記リンク参照) をターゲットする。

前橋市方面からは、栃木県結城市まで国道50号線を東へ走る。
結城バイパスの途中で県道に入り、県道を15号、336号、131号、41号線と繋ぎ、県道41号線の角にヨットのある交差点を右折する。
そこから5kmほど山道を走れば筑波高原キャンプ場のパーキングがある。



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パーキングに着くなり、パーキングの土手を白く埋め尽くしているこの花が目にとまる。 178.png
4枚の花弁が特徴的なアブラナ科のユリワサビのようだが、ワサビの名がついていると言うことは食べられる植物なのかな?  111.png



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さて、まずはキャンプ場のパーキングから男の川(おのかわ)の出会いまで20分ほど林道を戻る。
足元には、早くもニリンソウやカタクリが咲き、林道脇にはキブシの木が多い。



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ぷくぷくしたキブシの花がとても綺麗だ。 キブシは雌雄異株らしいが、こちらは雄花かな?



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女の川(めのかわ)出合を過ぎると右側の視界が開けてくる。
淡い春色の山々がいいね~♪  1年で最も生命力にあふれるこの季節が一番好きだな~  177.png  104.png



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裏街道のトレイルは、筑波山の男体山(筑波山は双耳峰で男体山と女体山からなる)を源とする男の川(おのかわ)出合から取り付く。



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植林帯を流れる男の川に沿って上流へ進む。
水辺の近くは花の宝庫である。 
ニリンソウなどに混じってミヤマカタバミが可憐な花を咲かせていた。 179.png



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もちろん、カタクリもたくさん咲いている。



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よく似た2つの植物は、ツクバネソウ(左)とエンレイソウ(右)



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やがて、男の川の主流から離れて右俣方向へ向かって、しばらくスギ林の中を行く。 



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その林床を覆っているのは、蕾をたくさんつけたミヤマシキミと・・



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真っ赤な実をつけた青木のスーツ・・じゃなくて~・・アオキだ。 129.png



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右俣は植林帯から自然林となり、石がゴロゴロする沢筋となる。



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すると、がぜんカタクリなどの花が増えてくる。



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この咲き方はクルマユリを思わせる。 と思ったら、カタクリってユリ科なんだね。 178.png



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開花直前の蕾。



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カタクリの群生地には、必ずと言っていいほど、イチゲが咲いているね。



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ブルーの色が美しいキクザキイチゲ



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キクザキイチゲに似ているが、こちらはアズマイチゲ。



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ユキザサとカタクリ。 夏には雪のような白い花を咲かせるユキザサも、まだこんな可愛い蕾状態。



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ニリンソウは、蕾の株が多く、これからが見頃のようだ。



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これは?・・ハルトラノオかな?  初めまして。



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花の撮影に興じて、時間を忘れ、登りの苦しさを忘れ、いつの間にか、つくしこ調整池方面へ行く薬王院コースのトレイルに出る。
薬王院コースを左に行き、男体山のすそ野を1周する自然研究路に合流し、御幸ヶ原を目指して南東へ進む。



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自然研究路のトレイルにもカタクリがいっぱい。 
雨にも負けず、風にも負けず、そして笹藪にも負けず、カタクリは群生している。 178.png 178.png



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こんなコンクリート階段の隙間にも・・



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こんな小さくて可愛らしいキクザキイチゲが咲いていた。 178.png



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カタクリやイチゲばかりに目がいくが、 “私もみてよ~” と、タチツボスミレの三姉妹。



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そして御幸ヶ原に着くと、いきなり観光客やハイカーが増える。
まずは、男体山のピークへ大石の転がる急坂を登る。



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男体山山頂には神社と建物とアンテナといった人工物がごちゃ混ぜ状態で、展望もあまり良くない。 137.png



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東側には、穏やかな山容の女体山が見える。 行ってみっか~!



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御幸ヶ原まで戻り、ここでランチタイム。 180.png 111.png
御幸ヶ原は、トラム(ケーブルカー)の山頂駅でもあり食堂や土産店もあり、観光客やハイカーで賑わっている。



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ランチ休憩の後に、女体山のピークへ向かうと、すぐに柵で囲われたカタクリ群生地がある。 178.png 178.png



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カタクリ群生地の先にある “ガマ石” に石を投げこんで遊びながら20分ほど行けば・・・



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見晴しの良い筑波山の主峰女体山に到着。   ロープウエイがつつじヶ丘駅へ向かえて下っていく。



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山頂の絶壁で3ボーイズが、ボーズを決めてくれた。
彼らはビューポイントに座っていながら、景色を見るよりも終始、手元のスマホをいじっていた。 現代っ子あるあるだね。 ( ◠‿◠ )クスクス



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カッコいいシルエットの男体山。



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さて、女体山で展望を楽しんだら下山にかかろう。
女体山の神社の階段下から右(北側)へ降るトレイルがある。



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北側のトレイルに入ったとたんに、喧騒から遠のき静かなたたずまいの路となる。



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北側のわりには、落葉樹の陽当たりの良い尾根である。
落葉の絨毯には、あちらこちらにカタクリが咲いている。 178.png

カタクリの里と言われる場所は各地にあるが、そういったところにありがちな too much なメンテナンスではなく、
まるで放置されているかのような素朴な感じが素敵だ。



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おや、他の株に比べて赤みが強いカタクリを発見。  個体によって微妙に変化があるようだ。



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山頂からキャンプ場まで花が絶えることがなく、下山の辛さなど全く気にならずに、筑波高原キャンプ場に帰り着いた。
当然、キャンプ場の敷地内も花盛り。 178.png 171.png



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キャンプ場の右端の木段を真っ直ぐ降って行けば、パーキングへ直接戻れる。
パーキングの脇には小さな沢が流れていて、そこはニリンソウの群落地だった。



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ニリンソウの蕾は赤みがかっていて、開花したばかりの花はライトピンクで可愛い。

今回のトレイルは初めから終わりまで途絶えることなく、カタクリが咲いている、まさにカタクリロードである。
他にニリンソウとイチゲも多く、飽きることの無い花ロードに心が躍る1日だった。


本ルートのマップ は下記のヤマレコのリンクをクリックしてね (^_-)-☆ 

私のこのトレイルへの評価: 4★ 初級者向け
距離:約7km/ 所要時間:休憩込で約5時間(筑波高原キャンプ場 10:00‐御幸ヶ原 12:00‐男体山12:20‐御幸ヶ原 12:30/13:10‐女体山13:40‐筑波高原キャンプ場 15:00)
標高差: 約380m


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by dream8sue | 2018-04-02 01:32 | 茨城県エリア | Trackback | Comments(0)