<   2018年 06月 ( 8 )   > この月の画像一覧

檜原村 南秋川渓谷の小坂志川で沢登り     Stream Climbing at Kozakashigawa in Hinohara, Tokyo

Saturday, June 30, 2018
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1年ぶりの沢登りは、お手軽な南秋川渓谷でと思い、小坂志川の本流を歩くことにした。
小坂志川は、南秋川の支流のひとつで、笹尾根の連行山を源とし北流して南秋川に合流する。
これと言った大きな滝も無く、沢登りとしては易しい沢である。

しかし、本流は詰めで大きく蛇行し、退屈なゴーロ歩きが長くて閉口した。
加えて、私達はマイカー利用だったため、林道の入渓ポイントへ戻るために登山道から作業道に入ったのだが、
この作業道が複雑に入り組み、トラップにはまったマウスのように迷走してしまった。



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<マイカーの場合>
関越自動車道~首都圏中央連絡自動車道のあきる野ICで降りて、 都道7号線~33号線(檜原街道)を西に走る。
檜原村役場の先 “橘橋” の信号を左折し、南秋川渓谷にそって33号線をさらに6kmほど走ると “笹平” バス停がある。
笹平バス停を左折し、小坂志川林道のダート路を5kmくらい走ると、小坂志川に架かる橋の先で車止めのロープで通行止めになっている。


入渓は、この橋のたもとについた踏み跡を追って沢に入る。 
すると沢幅いっぱいに張られたロープに写真のワーニングが貼られていた。
なるほど~こんな警告もあり、入渓者が少ないのかな~



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入渓から20分くらいは平坦な流れの沢歩きである。



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やがて、大きな釜をもつ3m程の滝が現れる。



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いきなり濡れるのは避けたいので、右岸(川下に向かって右側)のフィックスロープの張られた巻き路を登る。



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その後、左にトウノ木沢の支流を分け、すぐに右から3:1の支流(キットウ谷沢)が入る。 ここにもワーニングが貼られていた。



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構わず本流を遡行する。 木漏れ陽が水面をキラキラと輝かせる。 う~ん、美しい!



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沢筋に生えるツリバナの花が落ちて苔の上で咲いている。 う~ん、風情があるな~



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しばらくして幅が1mくらいのミニゴルジュとなる。 ゴルジュと言っても水深は浅いので問題ない。



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その後も美しいナメ滝が続く。



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おっと、倒れた大木が沢筋を遮っている。



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続いて、倒木ジャングルをくぐる。 
近年の秋川渓谷を含む奥多摩エリア、奥武蔵の沢では、倒木ジャングルは避けられないようだ。 143.png



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その後しばらくは小滝が続く。



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釜をヘツって小滝を登る。



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右岸にフタバアオイの群落に覆い隠された炭焼き跡があった。



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炭焼き跡から少し上流で1:1の二俣となるが、本流は右の流れなので右俣へ進む。



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すると、この本流では最大の7m滝が現れる。
難しくはないが、流れが強いので念のためにロープ確保して登る。



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続く3段10m滝は、水流通しに容易に登れるが、高さがあるので慎重にね。



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そして、おおむね滝が終わると沢が左方向へ直角に曲がり、最後の5m滝がある。
この滝は左からも巻けるが、直登も可能。

ということで、遡行開始から4時間が経過。 ここから同ルートを下降するのが一番楽しいだろう。
私達は、連行山を目指して本流の遡行を続けたのだが・・それが良くなかった。



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地図上では直角に角度を変えてから連行山までは1kmくらいなのだが、詰めの1kmは長い。
右に湾曲しながら徐々に高度を上げ、水流がなくなり歩きづらいゴーロ―となる。



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赤い杭のある二俣を右に行くと、藪が現れたので、右の尾根に取り付き四つ足で泥斜面を登る。

ちなみに、この二股を左に行くと、藪もなく笹尾根の連行山少し東側に出られたようだ。



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足場の悪い急登を10分くらいこなすと連行山から北にのびる万六尾根(一般トレイル)に飛び出た。
連行山のピークは目と鼻の先であるが、時間が押していたので、そのままトレイルを降った。



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バス、電車でのアクセウならば、このままトレイルを柏木野まで降ればよいのだが、
私達はマイカー利用なので、入渓点の林道まで戻らなくてはならない。
そこで、情報の少なさが危惧されたが、湯場ノ頭の先から作業道を降りることにした。



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ところが、作業道は地図に無い新しい路などもありルートファインディングに苦労した。
作業道に固執しないで、尾根を直下すればよかったのだが、迷路のような作業道に頼り過ぎてしまった。
あげく作業道が途中で無くなっていて、急尾根を降り再び小坂志川本流に下りるという間抜けな事になってしまった。
まあ、遡行したばかりの沢なので下降は問題なく、日没前には入渓点の林道に戻った。

反省点はいくつかあるが、まず、この沢へは電車とバスでアクセスした方が良い。
マイカーで林道奥まで入ってしまうと、下山コースが厄介である。
マイカー利用の場合は、最後の5m滝から同ルートを下降することを強くお勧めする。 


本ルートのマップ は下記のヤマレコのリンクをクリックしてね (^_-)-☆ 

私のこのルートへの評価: 3★ 沢登り初級者向け (沢グレード1級)
距離:約10km/ 所要時間:休憩込で約9時間(林道車止めポイント 9:30‐二俣 13:00‐登山道 15:00‐作業道‐小坂志川入渓17:00‐林道車止めポイント 18:30)
標高差: 約550m


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by dream8sue | 2018-06-30 14:43 | Stream Climbing | Trackback | Comments(2)

上信越 強風の東篭ノ登山と池の平湿原半周     Mount Higashikagonoto in Jōshin'etsu-kōgen National Park

Friday, June 29, 2018
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夏山シーズンを前に、高原ハイキングが楽しい季節となった。
下界では早い梅雨明けの気配、まずまずの天気だったので、湯の丸高原の籠ノ登山に出掛けたのだが・・ 103.png

上信越高原国立公園に属す籠ノ登山(かごのとやま)には東西の2つのピークがある。
また、その籠ノ登山の登山口(兎平)の南側には池の平湿原があり、その周りには三方ヶ峰などのいくつもの丘が湿原を囲んでいる。

2000mほどの標高でありながら内陸性気候ということから昼夜の気温差、年間の気温差が大きく、
その特徴的な気候条件により亜高山、高山帯の植物が咲き競う高山植物の宝庫(約1200種)となっている。 056.gif 056.gif



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籠ノ登山は、西側の湯の丸高原と、東側の高峰高原という2つの高原の中間に位置している。
なので、籠ノ登山登山口(兎平)へは、湯の丸高原の地蔵峠経由と、高峰高原の車坂峠経由の2つのルートがある。

地蔵峠と車坂峠の間は “湯の丸高峰林道(通行時間 7:00-17:00 夜間閉鎖)” でつながっているが、
車坂峠方面からは高峰温泉を過ぎると未舗装の山岳ドライブとなる。

写真は高峰温泉周辺から見た小諸市街



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<マイカーの場合>
湯の丸高原の地蔵峠経由のアクセスは前回(2014年8月)と同じなので下記リンク参照のこと。。
“上信越 湯の丸高原 池の平湿原は花の宝石箱     Yunomarukōgen in Jōshin'etsu-kōgen NP” 


地蔵峠から湯の丸高峰林道を上がっていくと、湯の丸スキー場のゲレンデを横切る。
そこからは湯の丸山と、烏帽子岳(下記リンク参照)の両座がよく見える。




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籠ノ登山登山口は兎平パーキング(500円/普通車)の入口の前にある。



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下界の好天が嘘のように、パーキングに着くと辺りは濃霧が垂れこめていた。 
すっかりテンションが下がってしまったが、ここまで来たのだから東籠ノ登山まで行ってみることにする。 140.png



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それでも、さすが花の宝庫と言われる山だけに、トレイル脇にはたくさんの花々が見られる。
おや、ツツジ科の樹木のようだが、この赤い小さな花は何かな?



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ナナカマドも蕾がいっぱい。 110.png



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カラマツやツガの林床にはシダ類が。霧に濡れて生き生きしている。



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その葉の下に隠れるように咲いているイチヨウランを発見。 113.png
葉だけは何度も見たことがあるが、やっと花を見ることができた・・初めまして。



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これはこれは、いつも・・また・・毎回お会いしています・・マイヅルソウ。
でも、霧に濡れて一段とお美しいことで。



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樹林帯をぬけ、ハイマツの生える岩っぽい斜面に出た。が、霧で何も見えないし風力も強まってきた。 143.png



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ハイマツの根元にはツガザクラ?やクロマメノキがびっしりと覆っていた。



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クロマメノキの花がイヤリングみたい。 056.gif



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コケモモの花 056.gif



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岩の斜面からひと登りで東籠ノ登山に着いた。 登山口から40分ほどの登高であった。 166.png

山頂には元気な小学生たちが飛ばされそうな強風の中で記念撮影をしていた。
この強風と霧で何も見えなくて、がっかりしている私とは対照的に、子供たちは強風を楽しんでいるかのようだ。
そんな子供たちの様子を見ているうちに私も少し楽しくなってきた。 037.gif

でも、やはり強風の中を西籠ノ登山にも水ノ塔山にも行く気にはならない。 149.png
長居は無用と、さっさと下山する。 128.png



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再び兎平のパーキングに戻ると、別グループの小学生軍団がランチタイムを楽しんでいた。 180.png 063.gif
本当は山頂の大展望を見ながらのランチだったのだろうな~



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さて、天気はイマイチであるが、時間があるので池の平湿原を軽く歩くことにした。

通常は、コマクサなどの花と展望が期待できる外輪丘経由で湿原へ行きたいところであるが、この天気ではモチベーションが上がらない。 130.png
観光客に混じって、まっすぐ兎平から池の平湿原へ続くチップ舗装のトレイルを10分ほど降る。

池の平湿原に入り、木道を直進するとの鏡池に着く。
しかし、今回も霧でぼやけた鏡池であった。 どうも池の平湿原とは相性が悪いようだ。 145.png



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池の平湿原は、高層湿原で今の時季はハクサンチドリが咲いているくらいで、思ったほど多くの高山植物は見られなかった。



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湿原を半周して、放開口から木道を離脱し北東方向に続く “東歩道” を通って兎平へ戻ることにする。
山路に入ってすぐに、ネバリノギランの群落に出会う。



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さらに薄暗い樹林帯を行くと、密集して咲くハクサンシャクナゲの群落があたりを明るくしていた。 056.gif



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奥秩父などでアズマシャクナゲはよく見かけたが、久しぶりに見る白いハクサンシャクナゲも新鮮だ。
蕾はこんなライトピンクで綺麗だったんだね~。 005.gif 113.png



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湿原よりも、こちらのトレイルのほうが多くの高山植物がみられる。
象の鼻みたいな雌しべが面白い グンナイフウロ。



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マメ科のシャジクソウ。 
私は、このエリア(湯の丸高原)でしかこの花は見たことがなく、他の山域ではあまり見ない気がする。



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また、この周辺には天然カラマツが自生していて、全国的にも貴重な存在らしい。
確かに、カラマツ林と言えば植林された森というイメージだよね。



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そのカラマツ林に咲くレンゲツツジは、盛りは過ぎているが、まだ十分に見応えのある美しさだった。 



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カラマツ林をぬけ、最後の兎平へのササ藪の上り坂で見かけたのがカラマツソウ



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よく見るアヤメだけど、模様をまじまじ見たことが無かった。 こんな立派な王朝柄(複雑な綾目模様)なんだね~ 005.gif


兎平登山口(パーキング)から東籠ノ登山は所要1時間。 西篭ノ登山まで往復しても2時間弱。
池ノ平、三方ヶ峰の周回コースは1時間半。 
高峰温泉から水ノ塔山経由の籠ノ登山縦走でも2時間から3時間とお手軽なルートがチョイスできる。
何より花を愛でる目的のハイキングにはお勧めのエリアである。 049.gif


本ルートのマップ は下記のヤマレコのリンクをクリックしてね (^_-)-☆ 

私のこのトレイルへの評価: 4★ 初心者向け
距離:約4km/ 所要時間:休憩込で約2時間(池の平P 9:30‐東籠ノ登山 10:10‐池の平P 10:30‐池の平湿原‐池の平P 11:30)
標高差: 約200m


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by dream8sue | 2018-06-29 22:35 | 上信越高原 国立公園 | Trackback | Comments(2)

那須 ドウダンツツジに彩られる那須三山(後編)     Mount Nasu in Nikko National Park

Monday, June 25, 2018
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栃木県の那須ハイキングの2日目は、三斗小屋温泉から大峠を経由して三本槍岳、朝日岳への稜線散歩である。 060.gif

初日の弁天温泉から高雄口登山道を登り、姥ヶ平を経由して三斗小屋温泉までは下記リンクより。




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三斗小屋温泉には、大黒屋と煙草屋の2軒の温泉宿がある。
ハイキングの途中で温泉に浸かれるのは実に有難い。 



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ちなみに、大黒屋の前にはヤマオダマキが群落となっていた。 056.gif  056.gif
 


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さて、大峠へは、大黒屋の西側から2手に分かれる右(北西)のトレイルに進む。 070.gif 
この先からは、湯川の支流である赤岩沢、中ノ沢、峠沢という3本の沢の渡渉をこなしながら大峠まで登る。 



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雪のせい?で曲がった樹木の生命力にしばし感動!  146.png



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最初の赤岩沢を飛び岩で渡ると、その先にクサリのセットされた岩場が行く手を遮る。
いよいよアップダウンの始まりだ。



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すぐに2つ目の沢、中ノ沢が現れる。 



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水のある所には花も多い。
これはコケイランのようだ。 目立たない花だが、ひとつひとつの花をよく見ると、やっぱりランの花。



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やがてブナの大木が生える森の中を行くと・・



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峠沢の少し手目で三斗小屋宿跡へ通じる分岐と合流する。



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分岐を右へ行けば、すぐに峠沢の流れがあり3度目の渡渉となる。
沢の水の方が、配管を伝わってくる小屋の水よりも格段に美味しいので、ここで水筒の水を沢水と入れ替える。
(胃腸の弱い人は真似しないでね。) 034.gif



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ここにも花がいっぱい。 私の好きなミヤマカラマツが清流に涼しそう。  109.png



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サンカヨウ(写真)やエンレイソウはすでに花期が終わり実を付けていた。



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峠沢を過ぎると、大峠への急登となり、いつの間にか森林限界を越えササ原となる。 042.gif  
そして、タニウツギやウラジロヨウラクの咲き乱れるトレイルを登りきれば大峠である。 



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“峠” への道のりでいつも感じることがある。
古の時代に わらじを履いて峠越えをした旅人と、自分も同じ沢の水を飲み、ブナの木陰で汗をぬぐい、同じ花を見て癒される・・
そんな時空を超えた壮大な時の渦の中にいるような感覚を覚える。

でも、昔の人は、現代のような自然を楽しむためとか、健康のためとかという、どうでもいいことのために峠を越えるのではない。
その時代の人々は生きるために、越えなくてはならない峠越だったのだろうな~
と思うと、尚更、峠越えハイキングが味わい深いものになる・・のは、きっと私だけだろうな~

大峠の地蔵は、時の流れを見守りながら今日もそこにたたずんでいる。



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大峠で休憩した後は、主稜線を目指して右(東)のトレイルに進もう。
ひと登りして振り返れば、花の山として定評のある流石山のどっしりとした山容が広がっている。

ちなみに、大峠のニッコウキスゲはまだ蕾状態だったので、流石山の花もあと1,2週間後が見頃かな? 039.gif



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さて、進行方向はと言えば、お花畑の先に主稜線から三本槍岳までコブのような山並みが続いている。



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また、大峠からは陽にさらされたトレイルとなり、人間の肌にはつらいが、高山植物には天国。
ウサギギクも満開! 056.gif 056.gif 



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他にもネバリノギランやアザミ、ハクサンチドリ(写真)なども見られる。  056.gif 056.gif 



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ウスユキソウも高山植物としてはお馴染みだね。   056.gif 056.gif 



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どちらかと言えば、赤く染まる紅葉や果実が美しいナナカマドであるが、夏には白い花を咲かせる。   056.gif 056.gif 



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そして、何と言っても前日に引き続きベニサラサドウダンの群生がすごい!   056.gif 056.gif 
バックは、裏那須と呼ばれる山々(流石山、大倉山、三倉山)



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大峠から花を見ながら登ること約1時間20分、鏡ヶ沼展望所を経て主稜線にでた。



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稜線からの展望は素晴らしい! 遠くに見えるのは日光の山かな?



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北側にそびえる須高山の方を見ると、水深50mもある鏡ヶ沼が青く光っている。
実はこの鏡ヶ沼に行きたかったのだが、今回は時間的に厳しそうなので断念した。



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鏡ヶ沼には片目の大蛇(なぜ片目?)が美女に化けて潜んでいるらしい。 037.gif
次回はこの沼を含めて裏那須を縦走したいな~ 誰か一緒にいきませんか~



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稜線を南に10分ほど登れば三本槍岳(1917m)である。  066.gif
三本槍は、意外なほどなだらかなピークであるが、那須三山の最高峰らしく一等三角点の標石が置かれている。
藩政時代に、下野、磐城、岩代(会津)の3藩がこの山に槍を立て、領土の境を確認し合ったのが山名の由来だとか。



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三本槍岳は眺望もよいが風も強い! O(*≧д≦)oキャー!!  そうそうに朝日岳に向けて歩き出す。 
トレイル脇は低木の落葉広葉樹が多く、ウラジロヨウラクとベニサラサドウダンの間から会津の山並みが見えるラブリーな路だ。



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足元には見落としてしまいそうな小さな花(コケモモかな?)も咲いていた。  056.gif 056.gif



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左に北温泉からのトレイルを合わせ、緩やかに降って行くと “清水平” と呼ばれる湿地帯に出る。
数は少ないがピクニックテーブルもあるので、休憩ポイントとして利用できる。  063.gif



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清水平から少し登り、熊見曽根の分岐(隠居倉を経て三斗小屋温泉へ至る)までの稜線は amazing !  177.png



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まさに天空散歩の気分。



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前方(南)には、那須岳の異名をもつ茶臼岳(1915m)が雄大なドームとなって横たわっている。



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その左前方には、茶臼岳とは対照的なトンガリピークの朝日岳がグリーンの衣をまとって突き出ている。



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朝日岳へは、熊見曽根から下り、峰の茶屋跡へのトレイル分岐からピストン(往復10分)する。
朝日岳の東斜面を覆っていたグリーンの衣は、クロマメノキなどの落葉低木だ。



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ゴツゴツと岩肌をむき出しにした朝日岳(1896m)の山頂から見た東側の眺望。 
地球はやっぱり青いね~! 美しい惑星だ。 



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茶臼岳方面は那須特有の茶色い山肌が露出している。



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さて、下山はその茶色い山肌の方へ下降する。 すぐにクサリ場のトラバースとなる。



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振り返れば、朝日岳の日本離れした荒涼とした山容が、私にカリフォルニアの山々を思い出させる。



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峰の茶屋跡への下降路は、剣ヶ峰の東側面を巻きながら下っている。 070.gif 



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剣ヶ峰のコルに着くと、カニのハサミみたいな岩が見える。



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コルから剣ヶ峰を左に巻いて行くと、東面に切れ込んでいる沢の右岸に柱状節理の岩場が見える。



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足元にはこんな可愛いらしいベル形の花が咲いている。   056.gif 056.gif
こんな可愛い花を咲かせるのだから絶対にバカ者!・・じゃなくて・・アカモノだね。



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そして、下り終えたコルに建つのが峰の茶屋跡(昔は本当に茶屋があったらしい)の避難小屋。
強風で知られる那須連山では頼りになる避難小屋であるが、今は補修工事らしく鉄パイプに囲われていた。



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峰の茶屋跡からロープウェイ山麓駅までは、東側のトレイルを降り1時間弱である。
左手に朝日岳南面の迫力ある姿を見ながらの降りとなる。



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ゴロゴロした石が多いので、それらを避けながら歩かなくてはならないが、
最後までマルバシモツケなどの高山植物が見られるトレイルだった。



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最後に鳥居をくぐれば、峰の茶屋の売店がありパーキングからは飯盛山、鬼面山がよく見える。



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ロープウェイ山麓駅から黒磯駅の最終バスは16:33 なので要注意。

2日間の那須ハイキングは、全体的にドウダンツツジ満開の路であった。
那須周辺を歩くなら、やはり花の咲くこの時期か紅葉シーズンが良いだろう。


本ルートのマップ は下記のヤマレコのリンクをクリックしてね (^_-)-☆

 
私のこのトレイルへの評価: 4★ 中級者向け
距離:約10km/ 所要時間:休憩込で約7.5時間(三斗小屋温泉 7:30 ‐峠沢 8:30‐大峠9:20-/9:45‐稜線 11:00‐三本槍岳 11:30‐熊見曽根 12:45/13:00‐朝日岳 13:30‐峠の茶屋跡‐那須ロープウェイ山麓駅 15:00/15:08バス=黒磯駅 16:25)
2日間の本ルート標高差: 約700m (累計高低差:約1400m) 


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by dream8sue | 2018-06-25 18:22 | 日光 国立公園 | Trackback | Comments(0)

那須 ドウダンツツジに彩られる那須三山(前編)     Mount Nasu in Nikko National Park

Sunday, June 24, 2018
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日光国立公園に属す栃木県那須町の茶臼岳(那須岳)には、ここ数年に2回ほど訪れている。
しかし、茶臼岳と合わせて那須三山と呼ばれる朝日岳、三本槍岳にはまだ登ったことがない。

そこで、今回は兼ねてから訪れてみたかった姥ヶ平と、朝日岳、三本槍岳を登ることにした。

入山は弁天温泉から高雄口登山道というマイナーなルートで牛ヶ首に出る。
そこから姥ヶ平を経由し、こちらも兼ねてから入ってみたいと思っていた三斗小屋温泉に泊まる。



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<公共交通の場合>
JR両毛線、東北本線と乗り継ぎ9時に黒磯駅に着く。(新幹線利用の場合は東北新幹線,那須塩原駅下車)
駅前より路線バス(東野バス)那須ロープウェイ山麓駅行きで1時間弱、“休暇村那須(弁天温泉)”バス停で下車。(片道1,250円)

<マイカーの場合>
国道50号線、または北関東自動車道から東北自動車道に乗り那須ICで栃木県道17号(那須街道)に乗る。
那須ICから那須ロープウェイ山麓駅までは30~40分くらい。
休暇村那須の少し手前にパーキングがある。または、ロープウェイ山麓駅か峰の茶屋の那須岳登山口パーキングを利用する。



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休暇村那須の建物に向かって右手の路から那須温泉ファミリースキー場を目指す。
私は、地図に従って、県道を少し戻ってから10分くらい森の中を歩いてみたら、結局スキー場に出たのでがっかりした。
迷わずスキー場へ向かうべし!



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で、スキー場のゲレンデの中に立つ道標に従って、藪に覆われた左の山腹へ分け入る。
正直、この道標が無ければ登山路はわからなかっただろう。



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始めは藪漕ぎか~と心配になるが、すぐに明瞭なトレイルとなり、南西方向へ降って行く。

いきなり下りですか~! と思いながら10分ほど降ると “晴清水” という沢を横切る。
更に降って行くと殺生石方面からくる高雄口登山道に合流する。



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そこからは、古道を思わせるような路を南西へ進む。
小沢を2つくらい渡り終えるとトレイルが北西方向に角度を変えて尾根路となる。



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尾根路には、柵に囲われた貯水槽のような施設が何カ所かあり、トレイルには古い配管がそのまま残されている。



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登山口から約1時間30分、標高も上がり視界が開ける場所にでると不動沢の源頭部が左手に見えてくる。



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このあたりからは、ウツギの群落となり、赤花や白花のウツギがたくさん咲いていた。



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そして、右側に岩壁が迫ってくるトレイルを行くと、突然、石積み跡の湿地帯に出る。
案内板によれば、ここは “飯盛温泉跡” と呼ばれ、大正時代から昭和初期にかけて温泉があった跡地らしい。



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そして、飯盛温泉跡を過ぎると、ドウダンツツジ(特にベニサラサドウダン)の群落となる。



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散ったドウダンツツジがトレイルを真っ赤に染めていて、そんな中にタニギキョウの白い花が可憐に咲いていた。



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ドウダンツツジは、小さな鈴形の花であるが、見上げれば、まさにドウダンツツジが鈴生り状態。
今年は、ツツジの花が当たり年なのかな?



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そして、ようやく(スタートから約2時間30分)森林限界を超えると、眼前に茶臼岳が現れる。
何かの計量装置のようなものが置かれた場所に出て、那須ロープウェイからの路と合流する。



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装置のすぐ西側には、もくもくと火山ガスの蒸気が湧き上がっている。
地球の大地は生きているんだな~と感じる。



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茶臼岳周辺だけは、植生が変わる。 一番よく目につくのがマルバシモツケという花。



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全体的にはあまり美しい花ではないが、よく見ると雄しべがとても長くて綺麗だね~。



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そうそう、このウラジロタデ(ウラジロイタドリ)も多い。 
初めて茶臼岳(下記リンク参照)を登った時が8月だったのだが、ほとんどこの植物しか目につかなかったな~




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あと、このガンコウランだね。 直径1cmくらいの黒真珠のような実(可食)を付ける。



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茶臼岳は、過去に2回登っているので今回は登らない。



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牛ヶ首の分岐(十字路)から姥ヶ平へ向け、西側のトレイルを降る。



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こちら側もドウダンツツジの群落が続く。

那須の紅葉の美しさには定評があるが、紅葉の正体見たり! ・・それはツツジだったのか!
ツツジの葉は真っ赤に紅葉するからね。



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姥ヶ平はフラットな下地で、庭園のような造形美が感じられる場所だ。
ピクニックテーブルやベンチなどもあるので、休憩にはもってこいの場所である。



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案内板によれば、かつてはここも樹林帯であったが、1881年(明治14年)の茶臼岳大噴火でほとんど枯れてしまったそうだ。



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姥ヶ平の西側には “ひょうたん池” があるので、寄っていこう。

トレイルから北へ200mほどの木道が続き、木道の脇にはドウダンツツジのトンネル。 
他にはナナカマドやダケカンバなどの落葉樹も多い。

 

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ひょうたん池の水面に映った空の色が、実際の空の色より青い!



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そして、池の畔もドウダンツツジに彩られている。



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Wow! ふわふわの絹毛・・・ミヤマヤナギかな。



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立ち去りがたい ひょうたん池を後にして、三斗小屋温泉へ向かおう。
緑が美しい自然林の中を緩やかに降って行く。



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おや、初めてみる花・・・オノエランのようだ。



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そして、姥ケ平から20~30分程で、やたらと道標が多い沼原分岐(左へ行けば沼原池)に着く。



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姥ヶ平下(沼原分岐)を右(北)へ進む。  



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コバイケイソウが見事に咲いていた。 



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花が梅に似ているので名が付いたらしいが、似ているかな?



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湯川の支流である御沢に架かる木橋を渡り、両サイドがクマザサに覆われたトレイルを登りかえせば・・



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姥ヶ平下の分岐から約30分で、峰の茶屋跡からのトレイルに合流する。
ここまで来れば三斗小屋温泉までは30分もかからない。



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ミズナラやシラカバの生える広い路の水平移動なので楽チンだ。



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トレイル脇にはササバギンランがたくさん咲いていた。
先ほど姥ヶ平下でみたオノエランに似ているが、葉がササ葉に似ているササバギンランだね。



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そして、本日の宿は三斗小屋温泉に2軒ある温泉宿の1つ煙草屋。
疲れた身体に温泉は実にありがたい。 
私が泊まった煙草屋は、内風呂は時間制限があるが、露天風呂(混浴)は何時でも入れる。


那須ハイキングの初日は、弁天温泉から高雄口登山道を登り、姥ヶ平を経由しての三斗小屋温泉までの、いわば山麓ハイキングであった。
そして、そのルートが予想外のドウダンツツジ街道であることに、驚きと嬉しい発見があった。

さて、翌日は大峠を経由して三本槍岳から朝日岳への稜線散歩である。 


本ルートのマップ は下記のヤマレコのリンクをクリックしてね (^_-)-☆ 

私のこのトレイルへの評価: 4★ 中級者向け
距離:約8km/ 所要時間:休憩込約5時間(黒磯駅 9:30バス=弁天温泉口 10:20/10:45‐高雄口登山道分岐 11:15‐飯盛温泉跡 12:30‐牛ヶ首 13:30/13:45‐姥ヶ平 14:15‐ひょうたん池‐姥ヶ平下 15:00‐沼原分岐 15:35‐三斗小屋温泉 16:00)
2日間の本ルート標高差: 約700m (累計高低差:約1400m) 
 

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by dream8sue | 2018-06-24 18:38 | 日光 国立公園 | Trackback | Comments(0)

富士見町 ケーブルカーで登る入笠山と湿原めぐり     Mount Nyukasa in Fujimi, Nagano

Friday, June 22, 2018
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梅雨の晴れ間をぬって長野県の富士見町と伊那市の郡境にたつ入笠山に登ってきた。
周辺には入笠湿原と大阿原湿原という2つの高層湿原があり、多くの高山植物が見られる。
今回はケーブルカー(ゴンドラ)で楽チン観光ハイキング。



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<公共交通の場合>
JR中央本線の富士見駅下車。
新宿発の “特急あずさ” なら富士見駅に停まるが “特急スーパーあずさ” は停まらないので注意。

富士見駅からは、シーズン中は富士見パノラマリゾート(下記リンク参照)の無料バスが、ケーブルカー(ゴンドラ)駅まで運行している。
ただし、1日1便(富士見駅発10:00)だけ。

マイカー規制(2018年4月27日~11月4日)があるので、マイカーでのアクセスでもケーブルカー利用する人が多いようだ。




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ケーブルカー(ゴンドラ)は往復1,650円/大人。
バックに八ヶ岳の山並みが広がるビューは素晴らしい。  ヾ(o≧∀≦o)ノ゙♪♪♪



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ケーブルカーの山頂駅を出たところが、入笠すずらん山野草公園で150種類の山野草が植えられている。
公園の林道を左に行くと、入笠湿原の分岐があるので左折してカラマツ林に入る。

すぐにカラマツ林の先に入笠湿原が現れ、東西に長い木段が続く。 
その両サイドにはスズランがびっしりと自生している。



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二ホンスズランって可愛いね~



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草原をイエローに染めている花は・・



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ウマノアシガタだった。



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入笠湿原を横断して、木段を登り上げると公衆トイレと山彦荘が建つ林道に出る。
林道を行っても良いが、公衆トイレの前から沢筋に着いた山路へ下る。
沢筋に咲くクリンソウが涼しげでとても素敵!



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ヤグルマソウもまだ蕾だね。



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入笠山登山口の手前の花畑にはクリンソウの群落。



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入笠山登山口では、この鉄柵を開けて花畑に入る。



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アヤメやレンゲツツジの咲く花畑の中をスイッチバックの木道に沿って登り、途中から右側の尾根に合流する。



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オオアマドコロ



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尾根路は、ダケカンバやカラマツの混成林を登っていく。 やがてトレイルが二手に分かれる。



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右が岩場コースで入笠山まで10分、左は迂回コースで15分。
何事もまわりくどいのは嫌いで直球勝負なので、5分速い右ルートへGO!



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登りだしてすぐに後悔、めちゃくちゃ急登じゃん!
でも、岩場コースというほどの岩場はない。



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ひたすら急登で、最後はレンゲツツジが咲く中を登りきれば、この展望が待っている。
東には北アルプス連峰から乗鞍岳、御嶽山、中央アルプスの大展望が広がる。



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南には南アルプス。



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言うまでもなく、北には八ヶ岳連峰。
入笠山(1955m)の山頂で大展望をおかずにランチタイムを楽しみ、食後は大阿原湿原へ向かう。



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入笠山のピークから南東へ、まだ新緑のカラマツ林の中を降る。
所々で見かけるズミ(コナシ)は、花は終わっていた。
足元にはシロバナノヘビイチゴやオオヤマフスマなどの花が咲いていた。
この花は何だろう?



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20分ほどの下降で舗装された林道に合流する。



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林道を右(南)へ行けば、すぐに “首切清水” という物騒な名前の小川がある。
案内板によれば、その昔、金奉行が山賊に襲われた清水だとか。 ヒィィ((ll゚゚Д゚゚ll))ィィ!!!



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首切清水からさらに1kmほど林道を南下すると・・



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右手に大阿原(おおあはら)湿原が見えてくる。



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湿原を囲むように木道が設置されているので、反時計廻りで1周(約30分)する。



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大阿原湿原は、3万年前に形成された高層湿原で、乾燥度が高くすでに老年時代に入っている湿原だとか。
人間も湿原も歳をとるとカサカサになるんだね。 
おっと、今夜はパックして寝ようかな~ お肌のお手入れお手入れ ( ◠‿◠ )クスクス



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大阿原湿原から流れ出る小川(テイ沢)に架かる木橋を渡ればシラビソのしっとりした森となる。



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岩に付着したコケと自然林の美しさが眩しい。



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大阿原湿原を1周した後は、林道を北ヘ戻る。
途中の入笠山への登山口をやり過ごし、そのまま林道を北へ進めば、入笠山を巻いて入笠湿原まで戻れる。
舗装道路のつまらない林道であるが、路肩に生えるベニバナイチヤクソウの群生には驚いた。



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入笠湿原に戻ったら、湿原の中の十字路を、今度は北側に行く木道へ進む。



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薄明るいカラマツの森には、ササバギンランやコバノイチヤクソウなどが見られる。



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坂路を登り上げた所は、入笠すずらん公園の一角で、たくさんの山野草が咲いている。
柵に囲われて保護されている絶滅危惧類の 釜無ホテイアツモリソウ も見られる。



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まさに花の園。 ニッコウキスゲもいいね~。



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薄いイエローのキバナノヤマオダマキが綺麗~

もっとゆっくり鑑賞したかったのだが、無料送迎バスの最終(っていうか1日1便だけ)が15時なので忙しかった。

長い山行がプランしづらい梅雨時にはお手頃のハイキングではないだろうか。
子供連れはもちろん、湿原なのにペットもOKっていう珍しい山域だ。
山は山でも観光地だね。 う~ん・・私は・・1度だけでいいかな~



本ルートのマップ は下記のヤマレコのリンクをクリックしてね (^_-)-☆ 

私のこのトレイルへの評価: 4★ 初心者向け
距離:約8km/ 所要時間:休憩込で約4時間(ケーブルカー山麓駅 10:50‐山頂駅 11:10‐入笠湿原‐入笠山 12:00/12:20‐大阿原湿原‐ケーブルカー山頂駅 14:300‐山麓駅 15:00)
標高差: 約220m


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by dream8sue | 2018-06-22 02:08 | 長野県エリア | Trackback | Comments(3)

尾瀬 オサバグサ祭りの帝釈山とワタスゲ咲く田代山湿原     Mount Taishaku in Oze National Park

Thursday, June 14, 2018
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自称、尾瀬フリークの私としては、尾瀬国立公園にありながら尾瀬ほど手垢に染まっていない帝釈山と田代山はとても気になる存在だった。

帝釈山は、オサバグサというケシ科の花が咲く山として、近年にわかに人気があるようだ。
田代山は、平ヶ岳(下記リンク参照)や会津駒ヶ岳同様、山頂部に広大な湿原があるので田代山湿原と言う方が分かりやすい。
今回は、その2つの山を福島県檜枝岐村の馬坂峠から往復するルートである。




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<マイカーの場合>
東北自動車道・西那須野塩原ICから国道400号で上三依、国道121号に合流して早坂へ、国道352号に合流したら左折して檜枝岐村へと走る。
檜枝岐村内の檜枝岐村道、国有林林道への分岐(日帰り温泉、燧の湯看板あり)を左折して未舗装の林道を約40分(14.5km)で馬坂峠登山口駐車場である。

私は前橋から日光、鬼怒川という関東の2大観光地を越えるローカル線(国道120号から121号)で檜枝岐村まで片道200kmを走った。

馬坂峠登山口は、栃木県側の猿倉登山口(関東からはこちらの方が近いかも?)などの他の登山口に比べてまだ新しいトレイルである。
オサバグサ祭りのこの時期は、約25台駐車可能の馬坂峠のパーキングが平日でも満車になる。

なお、オサバグサに関しては、馬坂峠から帝釈山とは逆方向(南側)にある台倉高山の登山路沿いでも、たくさん見ることができるので、時間があれば行ってみるのも良いだろう。



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馬坂峠までの林道のお陰で、帝釈山へは片道1時間ほどと割と簡単に登ることができる。
急斜面には木段も整備されているので歩き易い。  070.gif



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登りだして早くもオサバグサの群落が針葉樹林の根元に延々と続く。 056.gif
オサバグサは、日本だけの固有種で、花期は6月~8月と比較的長いので、これからの時期でも見られるだろう。



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葉はシダ類に似ているけど、オサバグサ(筬葉草)の “筬” って何? ってことで調べてみたら、
くしの歯のようになっている機織り機の付属具のことだった。 知らなかった! 039.gif



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下向きに白色の花を多数つけているが、ひっくり返して確認したら花弁は4弁だった。



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この山の主役は、森の白い妖精オサバグサであることは間違いないが、
ゴゼンタチバナやミツバオウレンなどの定番の花々が名わき役として脇をしっかり固めている。



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あたりはオオシラビソ(アオモリトドマツ)やコメツガなどの混成林で、しっとりした雰囲気に包まれている。



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最後にジャバラの木段と急な岩場を登り切れば帝釈山の山頂である。
本日の最高到達点、帝釈山(2060m)は、たった1時間の登高で大展望が得られる山だ。



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山頂からは北西に会津駒ヶ岳(下記リンク参照)が見渡せる。
会津駒ヶ岳って、こんなにフラットな山容だったんだね~  146.png




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西に福島県の最高峰、燧ヶ岳(下記リンク参照)が一際素晴らしい。




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南に女峰山、男体山、日光白根山(下記リンク参照)などの日光連山が頭をのぞかせている。




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東に見るのは那須岳(下記リンク参照)かな?




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山頂付近にはベニサラサドウダンの木が多く、ちょうど赤いベル形の花が満開の時期であった。
一眼レフの山ガールがかっこいい! 114.png



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帝釈山で展望を楽しんだ後は、田代山へ向けハシゴ(2カ所あり)のセットされた岩場を降る。



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シャクナゲの咲く岩場からは、これから向かう田代山が緩やかな山容を見せている。



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岩場を降りきれば、緩やかな下り坂がダラダラと長く続く。 140.png
逆光に輝くムラサキヤシオツツジが美しい。



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針葉樹林帯に入ると、帝釈山の登り路以上にオサバグサの群落がみられる。 056.gif 056.gif   



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ミツバオウレンの群落も素敵!



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やがて、帝釈山と田代山の鞍部付近になると、雪解けのウエットな下地となる。



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歩くには問題ない程度の残雪もいい感じだ。



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やがて田代山への登り返しとなるが、高低差は大きくない。
トレイル脇にはオサバグサ以外の高山植物、ミヤマカタバミ、ミヤマシキミの花やツルリンドウの赤い実も見られる。
針葉樹林の森ということで、スギゴケなどの苔類も多く、ニョキと立ったアンテナのような胞子が面白い。



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最後の急な坂を越えると、避難小屋としても利用可能な弘法大師堂(中に弘法大師が祀ってある)に出る。
隣には1億円かけて作られたという(本当?! 005.gif  )綺麗なトイレと休憩ベンチがある。



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東へ進めば木道が整備された田代山湿原が広がる。



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一方通行の木道を反時計廻りに進む。



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田代湿原では5月下旬から7月下旬まで湿原植物や高山植物が咲く。
訪れた日は白い綿毛をつけたワタスゲがスゲー! ことになっていた。 041.gif



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こんなメルヘンロードのような木道を歩けば、ウキウキするに決まっている。 060.gif 



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ワタスゲの白い綿毛は花後の種子の集まり。 この種子が風に乗って新たな大地に根を生やすんだね。



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私のこの湿原でのお気に入りは、このヒメシャクナゲ。
湿原では定番の花であるが、ミズゴケの絨毯をピンク色に染めるほどのヒメシャクナゲの群生を久しぶりに見た。 



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タテヤマリンドウも多い。一面がブルーになるほど密集して咲いていた。



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田代湿原は思った以上に広大で南西(弘法大師堂側)から北東方向(猿倉分岐)に広がっている。
中間部分に常緑低木が生え、湿原を2ステージに分ける感じになっている。



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標高も南西側が若干高く、北東側へ行くにしたがってウエット感が増す。



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足元の湿原植物ばかりを見て歩いていたが、気づけば周囲の山岳展望も素晴らしい。



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一番下の湿原では、古くからの登山路である猿倉登山口からのトレイルが右から合流している。
草原と青天井の境を歩く木道は、まさに天と地の狭間を彷徨するような気分である。



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そして、北西へ真っ直ぐのびる木道の先には、弘法沼と呼ばれる池塘がある。



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たっぷりと水を含んだ湿原の流れが弘法沼に行き着く。



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その弘法沼は、田代山湿原にある唯一の池塘。



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池塘のバック(北東側)には会津駒ケ岳の連山が長く横たわっている。



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弘法沼の先で木道がT字路になり、右へ行けば、こちらも古くからの登山路の木賊温泉へのトレイルである。
田代山の山名板が気になるが、平坦な田代山の山頂指定は難しく、湿原を含む一帯を指すようだ。



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T字路を左へ進み、弘法大師堂側の湿原入口へ戻る。



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そうそう、湿原と言えばこの存在を忘れてはいけない、食虫植物のモウセンゴケ。 いつ見てもグロい! 141.png



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低木帯の先でまたワタスゲの園が現れる。
雪のような白い草原と、その中にのびた一筋の木道の平面バランスが美しい風景画を描く。



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湿原を囲む針葉樹林が、まるで湿原を守る兵士のようだ。



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こうなるともうワタスゲの畑状態! 102.png



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湿原を流れる小川?の脇にはチングルマやイワカガミが群生している。

写真を撮りながらゆっくり歩いて、湿原一周に1時間30分もの時間を費やした。
最後に、湿原入口にあるベンチで、広々した湿原を見ながらこの日初めての休憩をとる。 180.png 063.gif

下山は、木漏れ日に白い花を輝かせるオサバグサを愛でながら往路を戻る。 070.gif



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高山の針葉樹林下に可憐に咲くオサバグサと、山上の湿原に咲く高山植物に心が躍るハイキングは、長いドライブをしても来た甲斐があった。

5月の芳ヶ平湿原(下記リンク参照)に続いて今年2度目の湿原散策であったが、
芳ヶ平湿原では時期が早すぎて湿原植物があまり見られなかったので、田代湿原のワタスゲ群には感動した。

尾瀬の喧騒が嫌いなハイカーにはお勧めの南会津の静かな山である。
田代山が草紅葉の湿原になる秋もよいが、やはりオサバグサの咲くこの時期に帝釈山とセットで歩くのが良いのではないだろうか。 049.gif 



本ルートのマップ は下記のヤマレコのリンクをクリックしてね (^_-)-☆ 

私のこのトレイルへの評価: 4★ 初級者向け(オサバグサ開花時期限定)
距離:約7km/ 所要時間:休憩込で約5.5時間(馬坂峠P 6:50‐帝釈山 7:50‐田代山弘法大師堂 9:00‐田代山湿原周回‐田代山弘法大師堂 10:30/10:40‐帝釈山 12:00‐馬坂峠P 12:30)
標高差: 約260m(累計高低差 約500m)


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by dream8sue | 2018-06-14 16:20 | 尾瀬 国立公園 | Trackback | Comments(2)

中之条町 有笠山でクライミング     Rock Climbing at Mount Arigasa in Nakanojō, Gunma

Saturday, June 9, 2018
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2018年5月から6月にかけて群馬県中之条町の有笠山で何度かクライミングをしている。
エリアやルートの印象を備忘録として記載しておく。

有笠山の岩場は、小川山同様に広範囲にわたってエリアが点在しているので、関東周辺の岩場としては大きなエリアである。
開拓は1995年以降のかぶりルート全盛期のため、二子山のような傾斜の強いルートが多い。
インドアジムからクライミングに入る昨今のクライマーには人気が高いようだ。

岩質は流紋岩とのことだが、意外と脆い感じがするし、浮石も多いので要注意だ。 034.gif
また、岩の表面が荒くトゲトゲした感じなので、場合によってはテーピングした方が良いルートもある。



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<マイカーの場合>
関越自動車道渋川伊香保ICから国道353号で中之条町に入る。
中之条町の市街地をぬけ四万温泉方面に向かい、途中から沢渡温泉方面(県道55号)へ左折し天然橋(赤い鉄橋)を渡る。
沢渡温泉入口(晩釣せせらぎ公園)のパーキングには公衆トイレがある。

公園から1kmほど西に走ると眼前に有笠山が見えてくる。
川を渡るカーブの手前を直進して狭い道に入ればアウトドアパークのキャンプ場がある。
ここが(写真)有笠山の2つある登山口、東口と西口の分岐である。



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アウトドアパークから左へ走り、まずは東口のエリア訪問。
林道は、車高の低い車ではちょっと厳しいダート路で、車で入れるのも車止めゲートのある東登山口の前までである。

東口周辺のパーキングは路肩駐車となるが、10台くらいがマックスかと思われる。
大きなエリアの割にはパーキングスペースに乏しいので、複数台の場合は、せせらぎ公園などで乗り合わせて入るのがベストだろう。
なお、東口ゲート前はUターン用のスペースなので駐車禁止。 034.gif



【フェアリーロック】
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東口登山道入口から3分の近さにあるフェアリーロックは有笠山の看板エリアのひとつである。
かぶり系の5.11~5.12のルートが多い。

洞穴の上を越えていく “夢を見る頃5.11a/b” は、星付きのどっかぶりのガバルートである。 177.png 177.png
訪問3度目の日にトライしてみたが、案の定3ピン目でフォールして肩を痛めた。
やはり自分のグレード以上のルートに安易に取りつくものでは無いね。  (ノω=;)ぅぅ…



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広場の奥には三ツ星ルートの “予感 5.12b/c” や “ロマンチック街道 5.12b” などの見栄えのするルートがある。 177.png 177.png 177.png



【東の石門エリア】
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私にも登れそうなルートのある東の石門エリアはフェアリーロックの目と鼻の先にある。
ここって、昔は【JMCCロック】って呼んでなかった?



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“有笠中央岩稜5.9” “白雪 5.8” “謎の女 5.10a” などの低グレードがあるので初級者でも楽しめる。
ただ、短いルートが多いので若干物足りない感じもする。
ボルダーからルートクライミングへ転身するクライマーの初めの一歩としてはお手頃だろう。
有笠中央岩稜以外のルートは、下地が斜めで足場が悪い。 140.png



【南国エリア】
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東口のもうひとつの看板である南国エリアへは、有笠山への登山道を東の石門を過ぎ、さらに低い岩壁の基部に沿って20分くらい登る。
南国エリアは、登れるクライマーには “出前一丁 5.12a” や “南の国 5.12a” など楽しいルートがたくさんあるエリアだ。



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このエリアで唯一私が登れそうな “旅館有笠 5.10a” に取り付くが・・・ 149.png 008.gif



【アドベンチャーランド】
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垂壁系を求めて、いっぷくエリアへ行くことにする。
いっぷくエリアはアドベンチャーランドの奥にある岩場なので、まずアドベンチャーランドまで行かなくてはならない。

南国エリアの右端にアドベンチャーランドへ登るためのフィックス・ロープがある。
しかし、この部分が完全にロープ頼みの悪い岩場なので重荷を背負ってのアプローチとしては結構きつい。 008.gif



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南国エリアから5分弱で、取付きに大岩が転がるアドベンチャーランドに着く。
個性的なルートが多く、登れるクライマーには人気のエリアである。
この日も多くの強そうなクライマーがたむろしていた。



【いっぷくエリア】
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そんなクライマー集団を横目に、私達は奥(右)のいっぷくエリアへGO!
いっぷくエリアは小さな岩場でルートも4本(5.9~5.11a)しかないが、貸し切り状態でまったりと遊べた。 060.gif



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さて、日を変えて2度目の有笠クライミングは、西口エリアを訪れた。
アウトドアパークの分岐から右へ未舗装の林道を1km弱ほど走らせれば西登山口に着く。
登山口の前に5~6台のパーキングスペースがある。 



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西口登山口から尾根をひと登りで休憩舎があり、その先の右に西の石門が見える。
石門方向へは進まず、スイッチバックのトレイルを登り切れば大きな広場をもつサンダンスエリアがある。



【サンダンスエリア】
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サンダンスエリアは、圧倒されるようなルーフが印象的な、西口を代表するエリアである。

まずは、ルート取りがポイントとなる左端の “苔の庭 5.10b”でアップ。 
私は一段上のテラスからの一歩が、クラックにあるホールドが上手く使えず難しかった。 008.gif 



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“若葉 5.11c/d” “大地讃唱 5.11b” の星付きルートをパスして、 (;^ω^)
それらと同じ壁の右端にある かぶったガバルート “友よさらば 5,10a” も私が唯一登れそうなルートであるが・・・ 149.png



【サンダンス(右壁)】
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サンダンスエリアの右側壁には、高さのあるルートが3本(5.11b~5.12b)ある。

写真は “マーヤ 5.11d”をRPする同行者。  三( ゚Д゚) ス、スゲー!



【古谷ロック】
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サンダンスエリアから右の尾根を越え2分程のところにある小岩峰が古谷ロックである。
短いが傾斜の強い前傾壁である。
この壁の代表ルート “夢の浮橋 5.11a” を登る同行者。



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その隣の“カシン 5.11b”


有笠山へ行くなら、かぶり系クライミング必須。
エリアは他にも公開されているものとして【ヘルケイプ】、【ささなみエリア】、【偏屈岩】【奥壁】上級者向けの【ジ・アーチ】などがある。
また、周辺には未公開のエリアもいくつかある。
春秋がベストシーズンである。 通年可能ではあるが、夏は結露で湿っていることもある。

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by dream8sue | 2018-06-09 16:01 | Rock Climbing | Trackback | Comments(0)

奥秩父 小川山でクライミング 2018夏     Rock Climbing in Mount Ogawa in Chichibu-Tama-Kai NP

June 2-3, 2018
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ここ数年、恒例になりつつある小川山避暑クライミング。
今年は避暑には少し早い、梅雨入り間近の6月初旬に訪れた。 070.gif 

クライミングも楽しいが、キャンプはもっと楽しい・・と言うことで、金峰山荘のある廻り目平キャンプ場にお泊り。 152.png
金峰山荘は宿泊も可能なのでキャンプの苦手な人は山荘に泊まることもできる。

アクセスや料金などは廻り目平キャンプ場のHP(下記リンク参照)で確認してね。
ちなみに、テントで1泊の場合は700円/1人(パーキング料金込)

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2018年、小川山事始めは人気のマラ岩、妹岩周辺へGO!
人気の “レギュラー 5.10c” は順番待ちが当たり前の混雑ぶり。



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私達は “川上小唄 5.8” とレギュラーの下部にある “屋根の上のタジヤン 5.9” で、
久しぶりに花崗岩のスラブの感触を思い出す。



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マラ岩の隣に位置する妹岩には、クラックの人気ルート “カサブランカ 5.10a” が見える。



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見たら触りたいでしょう! と言うことでクラックの得意な同行者がトライ。  私もTRで触らせてもらったが・・ 105.png 



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カサブランカの次はこれ・・とTOPOに書いてあったので、 “ジャックと豆の木 5.10b/c” にもトライ。
私はTRでテンションしまくって、どうにかTOPまでぬけた。 ふぅ~ 042.gif 



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その後は、マラ岩から姉岩方面へ少し登った所にある “センター試験 5.8” と “卒業試験 5.10b” をRPする。



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廻り目平キャンプ場の標高は1500m。 まだこの時季は、夜は冷える。 149.png
周りでは焚き火をして暖をとるパーティーも多い。
私達は、同行者が用意してくれた大テントで暖かな食事と楽しいお酒で・・Let’s enjoy party!  024.gif

そして、小鳥のさえずりと共に 爽やかな朝を迎える。
気だるさの残る身体を無理やり起こし、コーヒーを飲みながらシラカバ林に朝陽が差し込む光景を見つめる。 063.gif 
う~ん、これぞ小川山!  045.gif 109.png



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ちょっと飲み過ぎた翌日は、一気に高度を上げて姉岩まで重いギアを担ぎ上げ汗を流そう。 105.png
姉岩へ登る途中の尾根からは、昨年登った烏帽子岩左稜線(下記リンク参照)が見える。




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妹岩、マラ岩までは相変わらずたくさんのクライマーで賑わっているが、姉岩まで来ると人気がなくなる。
ほぼ貸し切り状態で、自分たちの好きなタイミングで好きなルートに取り付ける。
静かにクライミングを楽しみたいクライマーにはお勧めのエリアである。 049.gif 

まずは、下の姉岩エリアで知り合いの宮寺美穂が作った “うさぎと踊る女 5.10a”  にトライ。
美穂ちゃん、元気ですか?



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“た・タんか 5.10a” をRPしてから、上の姉岩エリアへ移動して “Ka-Ching! 5.10a” 
“大きな松の木のしたで 5.10a” “ジャングルフィールドガイド 5.10a” と5.10a のオンバレード。 060.gif

写真はジャングルフィールドガイドをオンサイトする同行者。



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“ゴールドグリッター 5.10a”を登る同行者。

姉岩周辺は、高い場所にあるのでロケーションが良く、この時季はミツバツツジやサラサドウダンツツジが咲きほこっている。
しかし、アンサウンドな岩も多いので、ホールドやスタンスには注意をはらう必要がある。 034.gif 

今回は初めての姉岩だったので上と下の姉岩しか触れなかったが、
姉岩本峰にも見栄えのするルートがあるので、機会があれば登ってみたいな。 
シーズン始めの小川山は、2日間とも良い天気で最高に楽しかった。  106.png


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by dream8sue | 2018-06-03 04:48 | Rock Climbing | Trackback | Comments(0)