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北秋田市 森吉山麓の天国の廊下をたどる赤水渓谷と兎滝     Usagi falls in Kitaakita, Akita

Thursday, October 5, 2017
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秋田県の森吉山麓で滝を見るハイキングの2日目は、奥森吉の代表的な渓谷歩き、桃洞渓谷にある桃洞滝(とうどうたき)と赤水渓谷の兎滝を見てきた。
メインは “天国の散歩道” と言われる赤水渓谷の沢歩きである。
火砕流大地が200万年かけて浸食された一枚岩盤のU字谷と、沢床にいくつも出来たおう穴はとてもユニークだ。

しかし、 “天国の散歩道” などという甘い言葉に騙されて、ハイキング気分で行くと痛い目にあう。
おう穴は場所によっては2m以上あるものもあり、転落事故も起きているので、沢登り経験の無いハイカーは、経験者との同行かガイドをつけたほうが良いだろう。 

専門用語になるが沢登りの記事では、右岸、左岸と言った場合は、自分が向かう方向とは関係なく、必ず川下に向かって書かれていることを留意しておこう。 
ハイキング記事などでは、沢筋を登っていようが降っていようが、書き手から見て右側を右岸、左側を左岸と表記している人もいるので、
読み手が気をつけて読解しなければならない。



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赤水渓谷へは、森吉山野生鳥獣センターからノロ川遊歩道をたどる。
約1時間(2.8km)で桃洞渓谷と赤水渓谷の分岐に着く。
分岐から遊歩道をそのまま右に進むと桃同渓谷だ。

なお、森吉山野生鳥獣センターまでのアクセスや、アプローチのノロ川遊歩道の様子は、前項での桃洞滝と同じなので、そちらを参照してほしい。
ノロ川遊歩道は、湿潤地のブナ林を歩く、それはそれは素敵なアプローチである。





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赤水渓谷へは分岐から入渓し、桃同渓谷を対岸に渡る。



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桃洞渓谷と赤水渓谷の合流地点から道標に従ってブナ林の歩道を約20分(1km)ほど赤水渓谷に沿って進むと、やがて視界が開け渓谷の瀞が見えてくる。



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川床へは、左岸の樹林に張られたフィックスロープと、スラブに刻まれたステップを使って降りる。



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ここから、いよいよ天国の散歩道の沢歩きが始まる。
Here we go!   GO!!GO!!ヾ(>∇<*)o!!



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最初に出会うおう穴の滝は、落差は3m足らずだが沢幅一杯(直径6m)のおう穴のプールである。



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その先からは早速、U字谷の渓谷美を楽しみながらの遡行となる。  177.png



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水深20㎝前後の起伏のない一枚岩盤の流れが続く。
前日が雨だったこともあり、例年よりも水量が多いようだ。 176.png



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10月の赤水渓谷の水は思っていたよりも冷たい。 
でも、清流は美しく魚形も見られる。  177.png



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入渓から1㎞程で左岸からヤスミバノ沢が合流する。
U字谷の上部では灌木が色づき始めている。 177.png
天を突く針葉樹は秋田スギ。



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まるで舗装道路のような廊下である。 146.png



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しかし、落とし穴のように足元には岩盤のエグレやおう穴が潜んでいる。
入渓から約2km、この辺りが一服ノ小滝かな?



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この小滝の左岸には、岩の下から水が湧き上がる場所があり面白い。 146.png



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U字谷がカーブするあたりから、おう穴や小滝が多くなる。
ここが一番悪いと感じた右岸のヘツリ。 微妙なバランスでこなす。 119.png



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太陽光が反射して流水がキラキラと輝く。
とても綺麗なのだが、足元に隠れたおう穴の存在を隠してしまう。 135.png
何故こんな易しい沢で転落事故?と思ったが、その要因が分かった気がする。



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うっかりしていると、天国の散歩道で本当に天国へ行ってしまう。
この日も後続パーティーの男性4人組の1人がおう穴に落ちた。 150.png 
怪我はなかったようだが、水が冷たいので、そのままでは低体温症になりかねない。 140.png



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その後、おう穴の滝などをこなしながら遡ると、再び穏やかな流れとなる。



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渓谷には所々でブナ林が迫り出しているので、ブナや灌木の紅葉も楽しめる。  177.png



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赤水渓谷と左沢の分岐に近くなると、渓谷美もマックスである。  177.png



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この辺りの渓相が実に美しい。 177.png 177.png



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紅葉と水面に浮かぶ落ち葉がいいね~  177.png



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入渓から3kmほどで左沢との分岐、二俣に着く。
左沢は、赤水峠を経て林道を4kmほど降れば玉川温泉に出る。
左沢には、大小24個のおう穴があり、小滝が連続するらしいので時間があれば寄ってみるのも良いだろう。 165.png



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左沢の分岐を右へ曲がり、赤水渓谷本流へと進む。



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すると、川幅が狭くなり、水かさも増して膝上まで濡れる。 149.png



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カーブしているので水の流れが緩やかな瀞で透明感が半端ではない。 Soooo beautiful!!!!!!  177.png  177.png



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深みの瀞をぬけると、ブナの倒木が沢に横たわっている。
右岸の薮に逃げて、ついでに一休み。  181.png
渓水が冷たいので、沢から足を出して休める場所は有り難い。 102.png



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箱庭のような流れの中を歩く気分は、まさに天国の散歩道である。  107.png
そこにいるだけでウキウキしてくる。  169.png



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小滝も素敵!



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やがて、一際深い大きなおう穴が現れる。  落ちれば完全に泳ぎの世界だ。 140.png
この深みを越えれば兎滝までは10分とかからない。  左岸の浅瀬から上手く越えて行く。 



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前方のスラブの先に、本日のゴールである兎滝がある。



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沢歩きは、やはり陽が当たる日に決行したいね。  174.png 172.png
そうでなくても谷に陽が当たる時間は短いので、太陽光のもたらす恩恵は計り知れない。 174.png



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兎滝のすぐ手前、右岸の支流にも3段15mくらいの滝がある。
この滝は、傾斜は緩くフリーで登れそうだ。



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本流に戻り大きな釜へ近づけば、大岩と兎滝が眼前に迫る。



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兎滝の左岸にはマタギが削ったというステップ(だからマタギステップというらしい)があるので、沢登り経験者なら上流部への遡行も可能である。
そのまま桃洞渓谷の左ノ沢に下りる周回コースもあるので、多くの沢登りクライマー達が遡行している。
私達も歩いておけばよかったと若干の心残りがあった。

私たちはこの後、赤水渓谷を同ルートで赤水渓谷・桃洞渓谷の分岐まで戻り、遊歩道で桃洞滝を見に行った。
まあ、いずれにしても2日間の森吉山麓でのウォーターハイキングを堪能することができた。
翌日は、秋田駒ヶ岳でお手軽ハイキングをして、みちのくハイキングの最終日とする。


本ルートのマップ は下記のヤマレコのリンクをクリックしてね (^_-)-☆ 

私のこのトレイルへの評価: 5★ 沢登り初級者向け

距離:約14.5(兎滝往復だけなら12km)/ 所要時間:道誤りロスタイム、桃洞滝込みで約8時間(森吉山野生鳥獣センターP 8:40‐道誤り後遊歩道合流 9:40‐赤水渓谷分岐(遡行開始)‐左沢分岐‐兎滝13:00‐左沢分岐‐赤水渓谷分岐(遡行終了)15:00‐桃洞滝15:30‐赤水渓谷分岐- 野生鳥獣センターP 16:30)

標高差: 約70m

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by dream8sue | 2017-10-05 20:45 | Stream Climbing | Trackback | Comments(0)

北秋田市 森吉山麓の秀渓に鎮座する神秘の滝 桃洞滝     Todo falls in Kitaakita, Akita

Thursday, October 5, 2017
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みちのくハイキングの旅は、宮城県の栗駒山から秋田県の森吉山麓へと北上した。
森吉山も近年ではハイカーに人気があるようだが、私達は森吉山には登らず、その東面にいくつもある渓谷を散策することにした。
前日の阿仁地区にある安の滝(やすのたき)と幸兵衛滝(こうべえたき)に引き続き、滝を見るハイキングである。

この日は奥森吉の代表的な渓谷歩き、桃洞渓谷にある桃洞滝(とうどうたき)と赤水渓谷の兎滝を見に行く。
赤水渓谷は沢歩きになるので沢登り経験のないハイカーは、経験者との同行かガイドをつけたほうが良いだろう。 
しかし、桃洞渓谷のほうは遊歩道が整備されていて、ブナの原生林の中を歩くラブリーなトレイルなので一般ハイカーにもお勧めだ。



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<マイカーの場合>
関東からなら東北自動車道でも日本海東北自動車道からでも大差はない。 
私達は宮城県の栗駒山からの移動だったので、田沢湖の西を走る国道105号線で北上して北秋田市へ入った。
国道105号線でアクセスした場合は、通過ポイントとして県道309号線沿いにある森吉山ダムをターゲットするとよい。
ロックフィルダム構造の森吉山ダムには広報館もあり、東北訛りのおばちゃんが親切に案内してくれる。

滝見ハイキングの起点となる森吉山野生鳥獣センターまでは、森吉山ダムからさらに県道309号線を東へ15kmほど走り、国民宿舎森吉荘の先で林道へ右折する。
野生鳥獣センターまでは林道を11kmほど走るが、途中に親子キャンプ場などの分岐があるので、道路標識を確認して走ろう。



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野生鳥獣センター(6月~10月)は、貴重な野生鳥獣の保全を目的に作られ、その生態系に関する情報を得ることができる。
クマゲラ(日本最大のキツツキ)のハイビジョン映像は必見!



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野生鳥獣センターから桃洞滝までは、4.2kmの桃洞滝散策路を歩く。
ブナ林の中を歩く起伏の少ないトレイルなのでファミリーハイキングにもお勧めだ。 165.png

桃洞滝のある桃洞渓谷は、水系的には米代川水系>阿仁川>小又川>ノロ川>桃洞沢である。
この桃洞滝散策路は、主にノロ川に沿って歩く “ノロ川遊歩道” である。



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野生鳥獣センターの裏手からすぐに原生林へ入る。
左手に立川を渡る飛び石が置かれてあるので、これで立川を渡る。

原生林の中には立川に沿って西へ行くトレイルもあるが、立川沿いに行ってはいけない。
私達は立川をノロ川と思って立川上流へ行ってしまいタイムロスした。 140.png



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立川を渡ると、すぐに路幅の広い立川遊歩道に合流する。



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立川遊歩道は、親水ゾーンとして川沿いに巡らされた車椅子対応のバリアフリー(一周800m)の路である。



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立川遊歩道を400mほど歩き、立川橋を渡れば、そこからノロ川遊歩道となる。



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立川橋から200mほど歩き、コンクリートの石段を登れば黒石川登山道分岐に出る。
黒石川登山道からの森吉山登山は結構長そうだ。

また、右折して黒石川登山道を1時間ほど歩き、2.5km先の黒石分岐を左に入ればノロ川遊歩道に周回できるので、
往路で黒石川登山道を歩き、帰路でノロ川遊歩道を歩くのも良いだろう。



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分岐を直進してノロ川に平行して遊歩道をしばらく行く。
途中でキノコ採取の地元民とすれ違った。



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キノコと言えば、間違って行ってしまった立川沿いのトレイルにも、ホコリタケやクリタケなど、たくさんのキノコを見た。
中でも見たことがない、モコモコのこのキノコが面白い。 



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柄のオレンジ色が特徴的なこのキノコは、アカチシオタケかな?



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このオレンジハットのキノコも可愛いね。 
秋は花が少なくなるけど、その代わりにユニークな形のキノコを鑑賞できるので楽しい。



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ノロ川遊歩道周辺は湿潤地である。



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湿地帯に巨木が生えている光景は、日本ではなく、どこか海外の森を思わせるものがある。 150.png



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ブナ林に静かに存在する水溜まりや小池って好きだな~  177.png



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トレイル脇にはマユミの実。 179.png



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遊歩道周辺は、鳥獣特別保護地区であるが、旧ヤチダモ遺伝子保護林でもあったようだ。
ヤチダモは、落葉広葉樹で硬質で弾力性に富んでいることから野球のバットの素材などにも使われていたそうだ。
また、根が冠水しても生きられるのでこのような湿潤地でも生育するらしい。



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ありました、ヤチダモ。
初めて見るヤチダモの木であるが、群馬県上野村で見たシオジに非常によく似ている。





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美しいブナ林が続く。
もう少し紅葉しているかと期待していたが、ここはまだ紅葉には早かったようだ。



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でも、落葉はいっぱい。



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野生鳥獣センターから約3km地点で赤水渓谷への分岐に着く。
ここには休憩ベンチもあるので一休みしていこう。

私達は先に、ここから赤水渓谷の兎滝を見に行って、その帰りに桃洞滝へ立ち寄った。
赤水渓谷のレポートは事項で紹介する。 



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赤水渓谷分岐から桃洞渓谷の左岸(川下に向かって左側)を1.2kmほど行けば桃洞滝である。



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分岐から500mほどで、落差2m、横一条20mの横滝を左に見る。



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さらに流れに沿って行くと一枚岩盤のU字渓谷の中へと導かれる。



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左岸から右岸へ渡ると、自然の物とは思えない遊歩道が付いている。
案の定、この遊歩道は大量のダイナマイトで側壁のスラブを爆破して建設されたものらしい。 160.png



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その側壁に生える灌木林が紅葉し始めている。  177.png



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U字谷の中にかかる小滝を横目に見ながら上流へ進めば、右岸(川下に向かって右側)の支流に六段60mほどの滝が現れる。
本流はここで右に直角に曲がる。



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曲がった瞬間に正面に高さ20mの桃洞滝が突然現れる。
ハイカーはここまでだが、沢登りの心得がある者(またはガイド同行)なら側壁に刻まれているステップを登り上流部の滝を越えて赤水渓谷へ繋ぐこともできる。

桃洞滝は、その造形から女滝とも呼ばれているらしい。
男性諸君の中では、この滝が日本の滝の中で最も素敵な滝と評する殿方もいるとか。
一見すれば男子の本懐!・・だそうです。  ( ◠‿◠ )クスクス


 
私のこのトレイルへの評価: 5★ 初級者向け
距離:約8.5km/ 参考所要時間:約2‐3時間(野生鳥獣センター‐立川橋‐黒石川登山道分岐‐赤水沢分岐‐桃洞滝ピストン)
標高差: 約20m

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by dream8sue | 2017-10-05 13:57 | 秋田県エリア | Trackback | Comments(0)

北秋田市 森吉山麓立又渓谷の名瀑群 幸兵衛滝     Kobee falls in Kitaakita, Akita 

Wednesday, October 4, 2017
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みちのくハイキングで秋田県の森吉山麓にやってきた。
まずは短い滝を見るハイキングとして、阿仁地区にある安の滝(やすのたき)と幸兵衛滝(こうべえたき)を訪れた。

幸兵衛滝は、立又渓谷の最奥部にある落差108mの滝で、幸兵衛滝に至るまでに一ノ滝、二ノ滝がある。
パーキングから幸兵衛滝まで遊歩道があるにはあるが、安の滝のようなしっかりした遊歩道ではなく、沢筋のトレイルは崩壊個所も多く迂回路などが作られている。
入口の案内板には、一の滝まで約10分、さらに30分で二ノ滝、二ノ滝から20分で幸兵衛滝と書かれてあるが、コンディションによって大きく変わるので参考程度と思っておこう。



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<マイカーの場合>
幸兵衛滝へは、“打当温泉マタギの湯” から市道ブナ森線を、前項の安の滝分岐よりさらに2km弱ほど行けば立又渓谷への分岐が現れる。
左折して橋を渡り3.5kmほどダート道を走れば広いパーキングに着く。(簡易トイレあり)

なお、阿仁地区までのアクセスは安の滝と同じなので、そちらをチェックしてください 168.png 109.png





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幸兵衛滝遊歩道入口は立又渓谷の脇にあるので、すぐに渓谷を渡り左岸(川下に向かって左側)のトレイルに進む。
ただでさえ滝を見るトレイルは湿った路が多いのだが、前日からの雨でコンディションが悪いのでスリップには要注意だ。 176.png 116.png



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左岸を歩くことしばしで、今度は急なハシゴで渓谷に降り、滑りそうな木橋で右岸へ渡る。



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右岸の本来の沢筋トレイルは崩壊しているらしく、高巻き路で樹林帯を行く。
こんな可愛い植物?キノコ?が顔を出していた。 110.png
クチベニタケというキノコかな?



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パーキングから20分程で、柱状節理を流れ落ちる落差38mの一ノ滝に着いた。



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苔のカーペットから可愛いキノコが滝見物をしていた。  ワ━(〃゚∀゚〃)━オッ♪



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一ノ滝を高巻く?迂回するように右岸の樹林帯を登る。
木立の間から一ノ滝の豪快な流れが見える。 177.png



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高巻き路も崩壊していて、急斜面に新しい迂回路が作られていた。
しかし、まだ踏まれていないその路は、雨で地盤が緩くなっていて緊張させられる。 148.png



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迂回路で尾根に登り、そこから渓谷へ戻る巻き路を行く。



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立又渓谷に合流して、再度左岸へ渡渉する。



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この時期の沢筋には、やはりダイモンジソウが多いね。 178.png 179.png



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左岸のトチの実などがたくさん落ちているトレイルを快適にとばせば、そろそろ二ノ滝があるはずなのだが・・



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OMG! トレイルが無い!  153.png
どうやら左岸についていた木道が崩壊してしまったようだ。 148.png
渡れそうな場所を飛び石しながら何とか渡渉する。



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悪い渡渉をこなせば、その先には階段状の落差20mの二ノ滝が現れる。 101.png



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渓谷の下流からでは遠目にしか見えないので、幸兵衛滝へのトレイルへ進み、すぐに現れる左へ行く踏み跡を追えば二ノ滝下段の滝を見下げながら上段の滝の見晴台に行ける。



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二ノ滝上段の滝は、白い流水がたくさんの段差を流れ落ちる美しい滝だ。 177.png
ホストクラブ名物シャンパンタワーを連想するのは私だけ? 
ホストクラブ行ってみたい!   ヾ(o≧∀≦o)ノ゙♪♪♪



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おや、二ノ滝を見物しているキノコは、マシュマロみたいなこのキノコ?



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二ノ滝を堪能したら幸兵衛滝への分岐に戻り、20分ほど急斜面のブナの樹林帯を登る。



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大きなヒノキ?の大木が数本立つ顕著な尾根に出る。
そこが落差108mの幸兵衛滝の見晴台である。 166.png



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幸兵衛滝の源流域は天然記念物になっている佐渡杉(豪雪高山地に生育する耐寒耐雪品種の美樹)が生える佐渡湿原である。
紅葉には少し早かったようだ。 残念! 137.png
周囲が黄金色に染まった幸兵衛滝を見てみたかったな~   (ノω=;)ぅぅ…



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尾根を少し左へ行けば幸兵衛滝の全形が見える。 177.png
100mのスラブを流れる白いすだれ状の滝は圧巻である。
帰路は、同ルートを戻る。


本ルートのマップ は下記のヤマレコのリンクをクリックしてね (^_-)-☆ 


私のこのトレイルへの評価: 4★ 初級者向け
距離:約2.5km/ 所要時間:休憩込で約2時間(幸兵衛滝歩道入口 10:50‐一ノ滝‐二ノ滝‐幸兵衛滝 12:00‐二ノ滝‐一ノ滝‐歩道入口12:40)
標高差: 約230m


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by dream8sue | 2017-10-04 23:25 | 秋田県エリア | Trackback | Comments(0)

北秋田市 森吉山麓中ノ又渓谷の壮美な滝 安の滝     Yasu falls in Kitaakita, Akita

Wednesday, October 4, 2017
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一昨日、初めての みちのくハイキングで宮城県側から栗駒山を登った。
せっかく東北まで来ているのだから、足を延ばして秋田県の森吉山麓にやってきた。
あいにくの曇り空(時々雨)なので長いハイキングではなく、2時間程度の滝を見るハイキングにした。
森吉山の山麓と呼ぶにはやや離れた、森吉山から南東(阿仁地区)に位置する、安の滝(やすのたき)と幸兵衛滝(こうべえたき)を訪れた。



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<マイカーの場合>
東北自動車道 盛岡IC を出て国道46号線を西へ進み、秋田県へ入ったら田沢湖の北面を県道38号線で抜ける。 
国道105号線 に合流したら右折(北上)して北秋田市方面へ30kmほど走る。
道の駅 “阿仁マタギの里” の手前で右折し、打当温泉方面へ県道308号線 に入る。
“打当温泉マタギの湯” を過ぎると県道が市道ブナ森線に変わる。
マタギの湯から5km程走れば “安の滝” への道標があるので、左折し、さらに5kmほどダート道を走れば広いパーキングに着く。(公衆トイレあり)

ちなみに、国道105号線は、秋田内陸縦貫鉄道(秋田県内陸部を縦貫する約95kmのローカル線)と絡みながら走っている道路で、周辺の景色はまさに日本の原風景である。
運が良ければ可愛い電車が走っているところが見られるかも。



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パーキングから遊歩道を50mほど降れば中ノ又渓谷である。
中ノ又渓谷は、8kmにわたって奥阿仁の最深部を形成する渓谷で、その上流部分に安の滝がある。
左手に清流を見ながら渓谷の左岸(川下に向かって左側)をしばらく行く。



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しっかりしたコンクリートの橋で左岸から右岸へ渡る。



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遅咲きのトリカブトが1株だけ咲いていた。 178.png



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ダイモンジソウは今が盛りとばかりに満開だ。 178.png



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メンテナンスされた遊歩道であるが、場所によっては沢の際スレスレを行くので、増水時は要注意だ。



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右岸のトレイルが、沢を高巻くように高度を上げていくと、やがて前方に安の滝が見えてくる。



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対岸(中ノ又渓谷左岸)にもV字のスラブが黒い岩肌を濡らしている。



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安の滝は、険しい岩壁に懸かる落差90mの2段構成の滝で、日本の滝百選に入っている名瀑である。



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“安の滝” の標柱と、悲恋伝説が書かれた案内板が立つ展望所に着く。
安の滝の左スラブも滝状になっていて、3つの滝が見られる場所はここだけだ。

ちなみに、滝の由来になった安は女性の名で、美しく気だての良い安が男に振られて滝に身を投げたという伝説。
今の時代なら何が悲恋なのか理解に苦しむような理由だ。 (?_?)ha~



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展望所からの3滝の眺めも良いが、やはり滝の基部まで行ってみたい。
展望所から、急斜面の踏み跡を10分くらい登れば上部滝の懐へ入って行ける。
ひと登りで、眼前に滝の全形が見える高台に出る。



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身を投げた安さんが沈んだきり浮かび上がらなかったという滝壺をズームして見る。 
う~ん・・確かに深そうだな~・・ (ノω=;)ぅぅ…



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滝見物の途中から陽が差してきて、滝壺に虹がかかった。 
この日は、私達以外にこの滝を訪れるハイカーや観光客はいなかった。
人恋しい安さんが、私達を歓迎してくれたのかな?
素敵なプレゼントをありがとう。  110.png



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高台から30mくらい降れば滝の基部まで行ける。



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ダイモンジソウやヨメナ菊の咲く基部には、自然のおう穴に小さな鳥居が置かれていた。



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あら・・安さんの恋は実らなかったけれど、素敵なハート形の葉が浮かんでいるじゃない!
私の恋は実るかしら?・・って、相手いないじゃん!   O(*≧д≦)oクヤチーッ!!  



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安の滝の左(右岸)のスラブにかかる滝には名前は無いのかな?



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スラブ滝は渇水期には消えてしまうのかな?
そのスラブに陽が当たり、周囲の紅葉が輝きだした。  174.png 177.png



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安の滝の下に安さん! じゃなくて・・赤ずきんちゃんが現れた!  101.png



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赤ずきんちゃんの目線から見上げた安の滝。 やっぱ、大きいな~  146.png



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安の滝の右(左岸)には大きな洞穴がある。



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洞穴の周辺をズームアップして見れば・・ちらほらと紅葉が始まっているが、全体的には少し早かったようだ。 130.png
でも、壮大で秀麗な安の滝が見れただけでも感動ものだ。



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帰路は、同ルートを戻る。

パーキング近くの沢筋で古木に生えるキノコを発見。
縁のフリルのような模様が可愛い。
まるでパラソルみたい。  ワ━(〃゚∀゚〃)━オッ♪



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こちらは、桜貝を連想させる淡いピンク色のキノコ。
アポロチョコレートにも似てるね。 037.gif 
 
本ルートのマップ は下記のヤマレコのリンクをクリックしてね (^_-)-☆

私のこのトレイルへの評価: 5★ 初級者向け
距離:約3.5km/ 所要時間:休憩込で約2時間(安の滝P 14:10‐安の滝展望台‐安の滝基部‐安の滝展望台‐安の滝P 16:10)
標高差: 約220m

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by dream8sue | 2017-10-04 22:17 | 秋田県エリア | Trackback | Comments(0)